JP3225964B2 - 液晶パネルの製造方法 - Google Patents

液晶パネルの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキソ印刷機で均
一な配向膜,絶縁膜を形成する液晶パネル製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、階調表示用及び高コントラストの
液晶パネルの生産が増大する中で、フレキソ印刷機を使
用して液晶パネルの配向膜、絶縁膜形成をする製造方法
がとられている。
【0003】以下、図面を参照してフレキソ印刷機につ
いて説明する。図3は、従来のフレキソ印刷機の構成を
示す。
【0004】フレキソ印刷機は、配向膜液滴下ノズル1
からアニロックスロール2表面へ滴下された配向膜液3
をドクターロール4の印圧で混練,薄膜化し、樹脂型凸
版シートを張付た金属ロールの版胴5を介してガラス基
板6上に加圧転写する装置である。アニロックスロール
2は表面に液を保持するため、1辺あたり50μ〜10
0μの凹四角錐を碁盤の目のように配置してある金属ロ
ールである。
【0005】主要動作としては、滴下された配向膜液3
をアニロックスロール2表面に混練薄膜形成する練込み
運転と、アニロックスロール表面に形成された薄膜を版
胴5を介して印刷ステージ7上のガラス基板6上に加圧
転写する印刷運転から成る。
【0006】初めに、練込み運転について説明する。練
込み誘導モータ8でアニロックスロール2とゴム製のド
クターロール4だけを回転させる。練込み用誘導モータ
8の回転は、その出力軸にキーA9で同期回転する様、
保持されたギアA10、ワンウェイクラッチ11を内蔵
したギアB12を介してアニロックスロール2に伝達さ
れる。さらに、アニロックスロール2から、キーB13
で同期回転する様保持されたギアC14,キーC15で
同期回転する様保持されたギアD16を介してドクター
ロール4に伝達される。ドクターロールについては対ア
ニロックスロール回転速度比1/2〜1/3である。
(ロール2,4はそれぞれ矢印A,Bの方向に回転す
る)アニロックスロール2は、ベアリング18を内蔵し
たハウジングA17(左右1対)を介して側板A19,
側板B20に回転自在に固定されている。カラーA2
1,カラーB22はギアC14,ギアB12の抜けどめ
である。ワンウェイクラッチ24を内蔵したギアE23
は後述される印刷運転の際に、印刷用制御用モータ25
からアニロックスロール2へ動力伝達用である。
【0007】ここでアニロックスロール2は、ワンウェ
イクラッチ11,24により練込み用誘導モータ8また
は、印刷用制御用モータ25による回転のうち矢印B方
向の速い方の回転と同期する。ドクターロール4は、ベ
アリング26を内蔵したハウジングB27(左右1対)
を介して側板A19、側板B20に保持されている。
【0008】カラーC28はギアD16の抜けどめであ
る。練込み用制御用モータ8はブラケット29で側板B
20に横づけされている。配向膜液3の滴下について
は、アニロックスロール2の表面に均一にできる様に、
配向膜液滴下ノズル1を左右に移動させながら行う。そ
のノズル移動台30上には、支柱31に回転自在に固定
されたプーリ32、滴下用モータ33があり、その間に
張られたタイミングベルト35に配向膜液滴下ノズル1
が装着されている。滴下用モータ33はブラケット36
でノズル移動台30に固定されている。
【0009】次に印刷運転について説明する。図2に印
刷運転時の各部の速度状態を示すが、印刷用制御モータ
25で印刷ステージ7,版胴5,アニロックスロール2
が同期運転(ステージ速度及び各ロール周速度が等速)
された際、 0≦(V1―V2)/V1<0.01・・・(数1) なる設定が不可能なため回転振動領域(図2ロ部)が大
きいことがわかる。(但し、ドクターロール4について
は対アニロックス回転速度比、1/2〜1/3であ
る)。
【0010】印刷用制御用モータ25はカップリング3
7,減速機38,カップリング39,シャフトA40,
キーD41,ギアE42,ラックA43を介して印刷ス
テージ7を矢印方向に前進、あるいはその反対方向に後
退させる。シャフトA40はベアリング44(図中にみ
えない)を介してハウジングB45に回転自在に保持さ
れている印刷ステージ7はベース46に固定された2本
のリニアウェイ47上に前進後退自在に固定されてい
る。さらに印刷ステージ7の前進後退は、ラックB4
8,ギアF49,シャフトB50,ギアG51,ギアH
52およびギアI53を介して版胴5を正逆回転させ
る。版胴5からアニロックスロール2へギアI53,ギ
アE23およびワンウェイクラッチ24を介して伝達さ
れる。(但し、印刷制御用モータ25による周速が練込
み用制御用モータ8による周速より速いか、同速のとき
に限る。)ギアF49,ギアG51はキーD54,キー
E55によりシャフトB50と一体回転する。シャフト
B50は、ベアリング56を介してハウジングC57に
回転自在に固定されている。ギアH52は、ベアリング
58を介して支柱59に回転自在に固定されている。版
胴5はベアリング60で回転自在に固定されている。版
胴5はベアリング60で回転自在に保持され、ギアI5
3とはキーF61により一体回転する。版胴5はステー
ジ7が前進して印刷する時アニロックスロール2と接触
し配向膜ステージ7が後退する時、アニロックスロール
2と離れていなければならない。この為に版胴5の軸受
部は矢印Cの斜め方向に上下し下死点でアニロックスロ
ール2と離れる。その構造としては、版胴5はベアリン
グ60で回転自在に保持され、ベアリング60はスライ
ドブロック62に内蔵され、スライドブロック62はク
ロスローラベアリング63を介してガイドブロック64
で矢印Cの斜め方向に上下自在に保持されている。ブラ
ケット65で側板A19,側板B20に取付けられたシ
リンダ66により上下動を行なう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、(1)練込み運転駆動源に誘導モータを
使用していた為に、周速にバラツキがあり、上記(数
1)(V1:印刷運転時のアニロックスロール周速、V
2:練込み運転時のアニロックスロール周速)なる高精
度な設定ができない。したがってアニロックスロール
が、周速V2からV1に同期する過程に衝撃による回転
振動領域(図2ロ部)が長く、不均一な印刷となる。
【0012】(2)また、回転振動(図2ロ部)がある
内にアニロックスロールが印刷領域(図2ロ部)となる
ステージ走行領域設定のために不均一な印刷となる。
【0013】以上、(1),(2)の理由により不均一
な配向膜,絶縁膜の形成となった。しかしながら、かか
る不均一な配向膜,絶縁膜でも、2値表示用でしかも低
コントラストの液晶パネルの製作には問題はないのだ
が、階調表示用、及び高コントラストの液晶パネルの製
作は困難であった。
【0014】本発明はこのような従来の課題を解決し均
一な配向膜,絶縁膜を形成し、階調表示用、及び高コン
トラストの液晶パネル製造方法を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のフレキソ印刷機は、(1)練込み運転駆動
源、印刷運転駆動源に制御モータを使用する、(2)ア
ニロックスロールが版胴側から与える速度に同期する際
の回転振動減衰後に薄膜形成されるようにステージ走行
領域を延長する構成を有する。つまり、練込み運転する
アニロックスロールとドクターロールとを有し、アニロ
ックスロール表面に配向膜液、又は絶縁膜液を薄膜形成
し版胴を介して、ステージ上に設置するガラス基板へ加
圧転写するフレキソ印刷機を用い、フレキソ印刷機の練
込み運転駆動源および印刷運転駆動源としてサーボモー
タを使用するとともに、版胴はステージが前進して印刷
する時にはアニロックスロールと接触し、ステージが後
退する時にはアニロックスロールと離れるように備えら
れ、印刷する時のアニロックスロールの周速がV1で、
練込み運転する時のアニロックスロールの周速がV2で
あるとき、0≦(V1―V2)/V1<0.01の関係
を満たすように制御され、アニロックスロールの周速が
V2からV1に同期する際に発生する回転振動の減衰後
に薄膜印刷されるように、ステージ走行領域を設定する
ことを特徴とする。
【0016】この構成によって、(1)アニロックスロ
ールが周速V2からV1に同期する過程に衝撃による回
転振動領域を低減し、均一印刷できる、(2)回転振動
減衰後に、薄膜形成されるので均一に印刷できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本実施の形態は練込み用運転駆動
源として従来の誘導モータ8にかえてサーボモータ8′
を用いたものである。その他の構成は従来と同じであ
り、図3を参照して説明する。かかる構成のフレキソ印
刷機の動作で従来との差異は、アニロックスロール2が
同期運転(ステージ速度及び各ロール周速が等速)され
る点である。この際、サーボモータ8′を用いているの
で印刷運転時のアニロックスロール周速V1と練込み運
転時との周速差V1−V2(図1(C)のイ)比を上記
(数1)になるよう設定ができ、回転振動領域(図1
ロ)が小さい。また、図1(a)のニの分だけステージ
走行領域を延長することにより、アニロックスロール2
が版胴側から与えられた速度に同期する際、減衰後(図
3ハ部)薄膜形成される。したがって振動が完全に減衰
したのち、印刷動作に入るので、均一印刷をすることが
できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、(1)練込み運
転駆動源、印刷運転駆動源に制御モータを使用する、
(2)ステージ走行領域を延長する、ことにより、均一
な配向膜,絶縁膜印刷ができ、階調表示用及び高コント
ラストの液晶パネルができる優れた製造方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における印刷運転時のフレキ
ソ印刷機の速度状態を示す特性図
【図2】従来のフレキソ印刷機における印刷運転時の各
部の速度状態を示す特性図
【図3】フレキソ印刷機の分解斜視図
【符号の説明】
1 配向膜液滴下ノズル 2 アニロックスロール 3 配向膜液 4 ドクターロール 5 版胴 6 ガラス基板 7 印刷ステージ 8 練込み用誘導モータ 8′ 練込み用のサーボモータ 25 印刷用制御用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1337 G02F 1/1333 G02F 1/13 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 練込み運転するアニロックスロールとド
    クターロールとを有し、前記アニロックスロール表面に
    配向膜液、又は絶縁膜液を薄膜形成し版胴を介して、ス
    テージ上に設置するガラス基板へ加圧転写するフレキソ
    印刷機を用いる液晶パネルの製造方法であって、前記フ
    レキソ印刷機の練込み運転駆動源および印刷運転駆動源
    としてサーボモータを使用するとともに、前記版胴は前
    記ステージが前進して印刷する時には前記アニロックス
    ロールと接触し、前記ステージが後退する時には前記ア
    ニロックスロールと離れるように備えられ、印刷する時
    の前記アニロックスロールの周速がV1で、練込み運転
    する時の前記アニロックスロールの周速がV2であると
    き、0≦(V1―V2)/V1<0.01の関係を満た
    すように制御され、前記アニロックスロールの周速が前
    記V2から前記V1に同期する際に発生する回転振動の
    減衰後に薄膜印刷されるように、ステージ走行領域を設
    定することを特徴とする液晶パネルの製造方法。
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