JP3225933B2 - インターネット接続装置 - Google Patents

インターネット接続装置

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JP3225933B2 JP32726898A JP32726898A JP3225933B2 JP 3225933 B2 JP3225933 B2 JP 3225933B2 JP 32726898 A JP32726898 A JP 32726898A JP 32726898 A JP32726898 A JP 32726898A JP 3225933 B2 JP3225933 B2 JP 3225933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線を利用し
たダイヤルアップ接続を仲介するインターネット接続装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット接続サービスを提
供するインターネットプロバイダーに対して、電話回線
を利用したダイヤルアップ接続をおこなう際には、例え
ばモデム等によって電話回線に接続されたコンピュータ
等から、電話回線上に設置されたプロバイダーのアクセ
スポイントとされる例えば回線対応装置等に直接、発信
をおこなって接続する方法が知られている。この場合、
インターネットプロバイダーに接続要求をおこなう契約
加入者に加えて、インターネットプロバイダー自身も第
一種電気通信事業者の電話加入者となることによって、
第一種電気通信事業者の保有する交換機を介してダイヤ
ルアップ接続を試みる契約加入者からの着信を受ける。
この着信に対して、インターネットプロバイダー側で
は、例えばモデム等を介したサーバ装置等においてパス
ワード等の認証作業を行い、確認されればインターネッ
ト接続サービスを開始する方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
月額固定料金等の安価な接続料金による電話接続サービ
スが提供され始めたことによって、インターネットプロ
バイダー自身で確保していた着信用電話回線を特定の契
約加入者が長時間にわたって切断することなく占有する
という事態がもたらされた。これによって、他の多くの
契約加入者に平等にインターネット接続サービスを提供
することが難しくなるという問題が生じていた。こうし
た問題を解決して契約加入者に公平なインターネット接
続サービスを提供するためには、例えばインターネット
プロバイダーが電話回線を増設するという方法が知られ
ている。しかしながら、この場合には、電話回線ごとに
接続要求を受け付ける例えば回線対応装置等が必要とな
ることから、電話回線の増設に伴う電話回線の使用料に
加えて、設備費用も増大させる結果となり、インターネ
ット接続サービスによって利益を得ることが難しくなる
という問題が生じていた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、安価な設備投資でありながら契約加入者に平等なイ
ンターネット接続サービスを提供することが可能なイン
ターネット接続装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して係る
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のイン
ターネット接続装置は、契約加入者からの接続要求を受
信し、契約加入者に対してプロバイダーを介したインタ
ーネット接続を行うインターネット接続装置であって、
前記インターネット接続装置は、契約加入者からの接続
要求を受信する加入者線インタフェース部と、前記接続
要求を検出する着信検出部と、前記接続要求から発信者
電話番号を抽出する発信者番号抽出部と、前記接続要求
の着信時間がインターネット接続サービスの許容されて
いる時間内であるか否かの判断を行う時間管理部と、前
記発信者電話番号にインターネット接続サービスが許容
されているか否かの許可情報を得る情報集配制御部と、
前記時間管理部での判断および前記許可情報に基づいて
前記接続要求への応答を行うか否かを制御する応答制御
部と、前記プロバイダーと接続されたプロバイダー接続
インタフェース部とを具備しており、前記インターネッ
ト接続装置は内線端末として構内交換機に収容されてい
ることを特徴としている。
【0006】上記構成のインターネット接続装置では、
例えば会社やホテル、マンションあるいは独身寮等に設
置されているPBX(Private Branch Exchange:構内
交換機)にインターネット接続装置が収容されているた
め、例えば適宜の電気通信事業者との契約によって引き
込まれた複数の電話回線に対して、これらの電話回線よ
りも多くの例えば内線番号をインターネット接続装置に
割り当てることによって、電気通信業者との間の電話回
線を有効に利用して、電話回線の引き込み使用料金等を
増大させることなく、より多くの契約加入者からダイヤ
ルアップによる接続要求を受け付けることが可能にな
る。さらに、夜間帯には例えば就業時間外とされる会社
等のPBXを借用し、昼間帯には例えば独身寮等に設置
されたPBXを借用することによって、それぞれの電話
回線の空き時間を有効に利用し、より多くの接続加入者
からの接続要求を受け付けることができるため、プロバ
イダーへの同時接続数の不足を解消することが可能であ
る。また、プロバイダーを介したインターネット接続で
は、通信は例えばパケット交換方式等によって行われる
ため、インターネット接続装置とプロバイダーとの接続
経路は、PBXを介して接続された複数の契約加入者に
よって共有されており、プロバイダー自身で契約する電
話回線数を低減して設備費用の軽減に資することが可能
である。
【0007】さらに、請求項2に記載の本発明のインタ
ーネット接続装置は、前記プロバイダー接続インタフェ
ース部は専用線で前記プロバイダーと接続されており、
前記インターネット接続装置は、前記プロバイダーから
接続許可者の発信者電話番号を受信して記憶する接続許
可番号記憶部と、前記接続許可番号記憶部の前記発信者
電話番号と前記接続要求の前記発信者電話番号とを照合
する接続許可番号照合制御部とを具備しており、前記接
続許可者と前記接続要求との各発信者電話番号が一致し
た場合に、前記接続要求に対して専用線を介したインタ
ーネット接続を行うことを特徴としている。
【0008】上記構成のインターネット接続装置では、
例えば契約加入者は先ずプロバイダーに直接ダイヤルア
ップ接続を行うことによって、その時点で利用可能なP
BXを提示され、このPBXに収容されているインター
ネット接続装置に再度ダイヤルアップ接続を行うことに
よって、インターネット接続が行われる。この場合に
は、例えば契約加入者からの接続要求に対して、接続許
可を確認してから専用線経由での接続が行われるため、
専用線を効率よく利用することができる。また、契約加
入者による接続要求がなされる時点での最適なPBXを
利用することが出来るために、例えば混雑している中継
路を避けて接続を行うことが可能である。さらに、利用
可能なPBXおよびPBXに収容されている電話番号を
非公開とすることができるため、例えば昼間帯の会社等
や夜間帯の独身寮等に対して、PBXの借用時間外にお
ける間違い電話等を防ぐことができる。
【0009】また、請求項3に記載の本発明のインター
ネット接続装置は、請求項1に記載のインターネット接
続装置であって、前記プロバイダー接続インタフェース
部は、前記プロバイダーからのダイヤルアップ接続要求
を受信する前記加入者線インタフェース部と、前記ダイ
ヤルアップ接続要求を検出する前記着信検出部と、前記
ダイヤルアップ接続要求からダイヤルアップ発信者電話
番号を抽出する前記発信者番号抽出部と、前記ダイヤル
アップ接続要求の着信時間がインターネット接続サービ
スの許容されている時間内であるか否かの判断を行う前
記時間管理部と、前記ダイヤルアップ発信者電話番号が
前記プロバイダーの電話番号に一致しているか否かの制
御情報を得る前記情報集配制御部と、前記時間管理部で
の判断および前記制御情報に基づいて前記ダイヤルアッ
プ接続要求への応答を行うか否かを制御する前記応答制
御部と、前記プロバイダーから前記接続許可者の前記発
信者電話番号を受信して記憶する前記接続許可番号記憶
部と、前記接続許可番号記憶部の前記発信者電話番号と
前記接続要求の前記発信者電話番号とを照合する前記接
続許可番号照合制御部とを具備しており、前記接続許可
者と前記接続要求との各発信者電話番号が一致した場合
に、前記接続要求に対して電話回線を利用したインター
ネット接続を行うことを特徴としている。
【0010】上記構成のインターネット接続装置では、
PBXに収容されたインターネット接続装置とプロバイ
ダーとの接続には電話回線が利用されているため、例え
ば専用線によってインターネット接続装置とプロバイダ
ーとが接続されている場合に比べて設備費用を軽減する
ことができる。また、PBXがインターネット接続サー
ビスを許容する時刻になったときに、プロバイダーから
インターネット接続装置に接続することで、プロバイダ
ーとPBX間の接続料金をプロバイダー側に発側課金と
することが容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1から図6を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施形態に係わるインターネット接続装置を具備す
る通信網の構成図であり、図2は図1に示すインターネ
ット接続装置のブロック構成図である。本実施の形態に
よるインターネット接続装置10を具備する通信網は、
交換機11と、複数のコンピュータ121 ,…,12n
と、プロバイダー制御装置13と、複数の回線対応装置
141 ,…,14n と、PBX15と、複数の構内電話
機161 ,…,16m とから構成されている。なお、
n,mは任意の自然数とする。
【0012】電話回線の交換機11は適宜の電気通信業
者により設置されており、複数の電話回線を介して例え
ば電話機171 ,…,17n 、コンピュータ121
…,12n 、回線対応装置141 ,…,14n 等が接続
されていると共に、例えば回線(電話回線)181
…,18n を介してPBX15と接続されている。コン
ピュータ121 ,…,12n は、例えば電話回線を利用
したダイヤルアップ接続等により、交換機11を介して
インターネット接続サービスを提供するプロバイダー制
御装置13と接続されている。ここで、交換機11とプ
ロバイダー制御装置13との間には例えば複数の回線対
応装置141 ,…,14n が設置されており、コンピュ
ータ121 ,…,12n からプロバイダー制御装置13
へのダイヤルアップ接続の仲介を行う。PBX15は、
例えば会社やホテル、マンションあるいは独身寮等に設
置されており、交換機11から例えば複数の回線18
1 ,…,18n によって接続されていると共に、例えば
回線181 ,…,18n よりも多くの構内電話機16
1 ,…,16m が収容されている。なお、例えばnはm
よりも小さい自然数とする。さらに、PBX15にはイ
ンターネット接続装置10が接続されており、所定のイ
ンターネット接続許容時間になると、例えば構内電話1
1 ,…,16m に割り当てられていた電話番号に対す
る着信は、インターネット接続装置10へと接続され
る。
【0013】インターネット接続装置10は、構内電話
機161 ,…,16m と同様にPBX15に収容されて
いると共に、プロバイダー接続装置13と例えば専用線
19によって接続されている。図2に示すように、イン
ターネット接続装置10は複数の加入者受付部20aと
専用線インタフェース部(プロバイダー接続インタフェ
ース部)27とから構成されている。加入者受付部20
aは、加入者線インタフェース部20と、データインタ
フェース部21と、着信検出部22と、発信者番号抽出
部23と、応答制御部24と、時刻管理部25と、情報
集配制御部26とから構成されている。
【0014】加入者線インタフェース部20は、例えば
コンピュータ121 ,…,12n からの電話回線を利用
したダイヤルアップ接続等の接続要求の着信を受け付け
る。ここで、着信検出部22が着信を検出し、発信者番
号抽出部23は、検出された着信に対して例えば発信者
電話番号通知サービスが許容されている場合に発信者番
号(発信者電話番号)を抽出する。時刻管理部25は、
着信検出部22によって検出された着信を受け取って、
着信時間を抽出する。情報集配制御部26は、発信者番
号抽出部23で抽出された発信者番号を受け取り、専用
線インタフェース部27を介して専用線19で接続され
たプロバイダー制御装置13に対して、この発信者番号
にインターネット接続サービスが許容されているかどう
かの問い合わせを行う。さらに、この問い合わせに対す
るプロバイダー制御装置13からの応答に基づいて、着
信検出部22で検出された着信に対して応答するか否か
の制御情報をデータインタフェース部21を介して応答
制御部24に送る。
【0015】本実施の形態によるインターネット接続装
置10は上述の構成を備えており、次に、インターネッ
ト接続装置10の動作について説明する。先ず、図1に
示すように、インターネット接続サービスを受けようと
する例えばコンピュータ121 は交換機11を介してP
BX15に収容されている所定の電話番号に接続要求の
発信を行う。この時、この電話番号に対してインターネ
ット接続サービスが許容された時間である場合には、コ
ンピュータ121 からの発信はインターネット接続装置
10に着信される。なお、インターネット接続サービス
の許容時間外である場合には、例えば構内電話機161
に着信される。
【0016】図2に示すように、インターネット接続装
置10に対する着信は着信検出部22において検出され
る。着信が検出されると、例えば発信者電話番号通知サ
ービスが許容されている場合には、発信者番号抽出部2
3において発信者番号が抽出される。次に、着信は時刻
管理部25に引き渡されて着信時間が抽出されて、この
着信時間からインターネット接続サービスの許容時間内
であるかどうか情報が得られる。情報集配制御部26は
発信者番号抽出部23から発信者番号を受け取り、専用
線インタフェース部27を介して専用線19で接続され
たプロバイダー制御装置13に問い合わせを行って、イ
ンターネット接続サービスが許容された発信者番号であ
るかどうかの情報を得る。この後、情報集配制御部26
は、着信時間および発信者番号の情報に基づいて、検出
された着信に対して応答するか否かの制御情報をデータ
インタフェース部21を介して応答制御部24に送る。
ここで、検出された着信に対して応答が許可された場合
には、コンピュータ121 はインターネット接続装置1
0を介して専用線19でプロバイダー制御装置13と接
続される。なお、インターネット接続装置10とプロバ
イダー制御装置13との間の通信は例えばパケット交換
方式等によって行われるため、インターネット接続装置
10に例えば複数のコンピュータ121 ,…,12n
接続された場合でも、一本の専用線19を共有して通信
を行う。
【0017】本実施の形態によるインターネット接続装
置10によれば、例えば会社やホテル、マンションある
いは独身寮等に設置されているPBX15にインターネ
ット接続装置10が収容されているため、例えば適宜の
電気通信事業者との契約によって引き込まれた複数の回
線181 ,…,18n に対して、これらの回線181
…,18n よりも多くの電話番号をインターネット接続
装置10に割り当てることによって、電気通信業者との
間の回線181 ,…,18n を有効に利用して、電話回
線の引き込み使用料金等を増大させることなく、より多
くの契約加入者からダイヤルアップ接続を受け付けるこ
とが可能になる。さらに、夜間帯には例えば就業時間外
とされる会社等のPBX15を借用し、昼間帯には例え
ば独身寮等に設置されたPBX15を借用することによ
って、それぞれの回線181 ,…,18n の空き時間を
有効に利用し、例えば多数の接続加入者による同時接続
数の不足を解消することが可能である。また、インター
ネット接続装置10とプロバイダー制御装置13との間
の通信は例えばパケット交換方式等によって行われるた
め、専用線19はPBX15を介して接続された複数の
契約加入者によって共有されており、契約加入者毎にイ
ンターネット接続装置10とプロバイダー制御装置13
との間の通信経路を確保する必要が無く、プロバイダー
の設備費用の軽減に資することが可能である。
【0018】次に、本実施の形態の第一変形例について
図3を参照しながら説明する。なお、上述した実施の形
態と同一部分には同じ符号を配して説明を簡略もしくは
省略する。図3は本実施の形態の第一変形例に係わるイ
ンターネット接続装置10のブロック構成図である。図
3に示すように、インターネット接続装置10は、加入
者線インタフェース部20と、データインタフェース部
21と、着信検出部22と、発信者番号抽出部23と、
応答制御部24と、時刻管理部25と、情報集配制御部
26と、専用線インタフェース部27とに加えて、接続
許可番号照合制御部28と、接続許可番号記憶部29と
から構成されている。ここで、接続許可番号記憶部29
には、プロバイダー制御装置13と例えば回線対応装置
141 を介したダイヤルアップ接続を行っている例えば
コンピュータ121 の発信者番号が保存される。接続許
可番号照合制御部28は、インターネット接続装置10
の加入者線インタフェース部20を介したダイヤルアッ
プ接続に対する発信者番号と、接続許可番号記憶部29
に記憶されている発信者番号との照合を行う。
【0019】次に、上記構成のインターネット接続装置
10の動作について図1および図3を参照しながら説明
する。なお、上述した実施の形態と同一部分には同じ符
号を配して説明を簡略もしくは省略する。先ず、インタ
ーネット接続サービスを受けようとする例えばコンピュ
ータ12 1 は例えば回線対応装置141 を介してプロバ
イダー制御装置13にダイヤルアップ接続を行う。プロ
バイダー制御装置13は、例えば発信者電話番号通知サ
ービス等によってコンピュータ121 の発信者番号を得
て、この発信者番号からコンピュータ12 1 の近傍で利
用可能なPBX15を割り出す。そして、プロバイダー
制御装置13は、専用線19を介して、このPBX15
に収容されているインターネット接続装置10にコンピ
ュータ121 の発信者番号を送出する。インターネット
接続装置10のデータインタフェース部21は、この発
信者番号を受け取って接続許可番号記憶部29に記憶す
る。接続許可番号記憶部29への発信者番号の記憶が完
了したことをプロバイダー制御装置13で確認すると、
プロバイダー制御装置13に接続中のコンピュータ12
1 に対して、PBX15に収容されたインターネット接
続装置10へのダイヤルアップ接続の指示とそれに必要
な電話番号が与えられる。この後、コンピュータ121
は、プロバイダー制御装置13へのダイヤルアップ接続
を解放して、与えられた電話番号によってPBX15に
収容されたインターネット接続装置10にダイヤルアッ
プ接続を行う。インターネット接続装置10は、コンピ
ュータ121 からの着信に対して、例えば発信者電話番
号通知サービス等によってコンピュータ121 の発信者
番号を得る。インターネット接続装置10の接続許可番
号照合制御部28は、着信されたコンピュータ121
発信者番号と、接続許可番号記憶部29に記憶されてい
る発信者番号とを照合して、両者が一致している場合に
は、コンピュータ121 に対してインターネット接続装
置10を介した専用線19によってプロバイダー制御装
置13との接続を行う。
【0020】本実施の形態によるインターネット接続装
置10によれば、予め利用可能なPBX15がプロバイ
ダーから提示されてから、このPBX15に収容されて
いるインターネット接続装置10にダイヤルアップ接続
を行うため、契約加入者が接続要求を行う時点での最適
なPBX15を利用することができる。これよって、例
えば混雑している中継路を避けて接続を行うことが可能
となる。さらに、利用可能なPBX15およびPBX1
5に収容されている電話番号を非公開とすることができ
るため、例えば会社や独身寮等のPBX15を借用して
いる場合には、PBX15の借用時間外とされる昼間帯
の会社や夜間帯の独身寮等に対して間違い電話等を防ぐ
ことができる。
【0021】次に、本実施の形態の第二変形例について
図4から図6を参照しながら説明する。なお、上述した
実施の形態と同一部分には同じ符号を配して説明を簡略
もしくは省略する。図4は本実施の形態の第二変形例に
係わるインターネット接続装置10を具備する通信網の
構成図であり、図5は図4に示す通信網の一部構成図で
あり、図6は図5に示すインターネット接続装置10の
ブロック構成図である。図4に示すように、インターネ
ット接続装置10を具備した通信網では、例えば複数の
プロバイダー制御装置13がインターネット網に接続さ
れると共に、各プロバイダー制御装置13は電話回線を
介してそれぞれ異なる交換機11に接続されている。各
交換機11にはPBX15が接続されおり、各PBX1
5にはインターネット接続装置10が接続されている。
ただし、図5に示すように、インターネット接続装置1
0とプロバイダー制御装置13との間には専用線19に
よる接続経路は設けられておらず、インターネット接続
装置10とプロバイダー制御装置13との接続は電話回
線を利用したダイヤルアップ接続によってなされる。
【0022】インターネット接続装置10は、図6に示
すように、複数の受付機能部30とプロバイダー専用接
続部(プロバイダー接続インタフェース部)31とから
構成されている。受付機能部30は、図2に示すインタ
ーネット接続装置10の主要部をなしており、加入者線
インタフェース部20と、データインタフェース部21
と、着信検出部22と、発信者番号抽出部23と、応答
制御部24と、時刻管理部25と、情報集配制御部26
とから構成されており、例えばコンピュータ121 から
のダイヤルアップ接続を受け付ける。プロバイダー専用
接続部31は、図3に示すインターネット接続装置10
の主要部をなしており、受付機能部30に加えて接続許
可番号照合制御部28と、接続許可番号記憶部29とか
ら構成されており、プロバイダー制御装置13からのダ
イヤルアップ接続を受け付ける。
【0023】このような構成のインターネット接続装置
10においては、先ず、インターネット接続サービスを
受けようとする例えばコンピュータ121 がプロバイダ
ー制御装置13にダイヤルアップ接続を行うと、プロバ
イダー制御装置13は接続されたコンピュータ121
近隣に存在するインターネット接続装置10に対してダ
イヤルアップ接続要求を行う。プロバイダー制御装置1
3からのダイヤルアップ接続要求がインターネット接続
装置10のプロバイダー専用接続部31に着信される
と、プロバイダー専用接続部31のデータインタフェー
ス部21は、プロバイダー制御装置13に接続中のコン
ピュータ121 の発信者番号を受け取って接続許可番号
記憶部29に記憶する。コンピュータ121 にはインタ
ーネット接続装置10へのダイヤルアップ接続の指示と
それに必要な電話番号が与えられ、プロバイダー制御装
置13に対するダイヤルアップ接続が解放された後に、
インターネット接続装置10を経由したダイヤルアップ
接続によってプロバイダー制御装置13に再度接続され
る。
【0024】上述のようなインターネット接続装置10
によれば、PBX15に収容されたインターネット接続
装置10とプロバイダー制御装置13との接続には電話
回線が利用されているため、例えば専用線19によって
インターネット接続装置10とプロバイダー制御装置1
3とが接続されている場合に比べて設備費用を軽減する
ことができる。また、PBX15がインターネット接続
サービスを許容する時刻になったときに、プロバイダー
制御装置13からインターネット接続装置10に接続す
ることで、プロバイダー制御装置13とPBX15間の
接続料金をプロバイダー側に発側課金とすることが容易
となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインター
ネット接続装置によれば、例えば会社等に設置されてい
るPBXにインターネット接続装置が収容されているた
め、適宜の電気通信事業者との契約によって引き込まれ
た複数の電話回線に対して、これらの電話回線よりも多
くの内線番号をインターネット接続装置に割り当てるこ
とによって、電気通信業者との間の電話回線を有効に利
用して、電話回線の引き込み使用料金等を増大させるこ
となく、より多くの契約加入者からダイヤルアップによ
る接続要求を受け付けることが可能になる。さらに、夜
間帯には例えば就業時間外とされる会社等のPBXを借
用し、昼間帯には例えば独身寮等に設置されたPBXを
借用することによって、それぞれの電話回線の空き時間
を有効に利用し、より多くの接続加入者からの接続要求
を受け付けることができるため、プロバイダーへの同時
接続数の不足を解消することが可能である。また、プロ
バイダーを介したインターネット接続では、通信は例え
ばパケット交換方式等によって行われるため、インター
ネット接続装置とプロバイダーとの接続経路は、PBX
を介して接続された複数の契約加入者によって共有され
ており、プロバイダー自身で契約する電話回線数を低減
して設備費用の軽減に資することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わるインターネット
接続装置を具備する通信網の構成図である。
【図2】 図1に示すインターネット接続装置のブロッ
ク構成図である。
【図3】 本実施の形態の第一変形例に係わるインター
ネット接続装置のブロック構成図である。
【図4】 本実施の形態の第二変形例に係わるインター
ネット接続装置を具備する通信網の構成図である。
【図5】 図4に示す通信網の一部構成図である。
【図6】 図5に示すインターネット接続装置のブロッ
ク構成図である。
【符号の説明】
10 インターネット接続装置 11 交換機 13 プロバイダー制御装置 15 PBX 19 専用線 20 加入者線インタフェース部 21 データインタフェース部 22 着信検出部 23 発信者番号抽出部 24 応答制御部 25 時刻管理部 26 情報集配制御部 28 接続許可番号照合制御部 29 接続許可番号記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/00 303

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 契約加入者からの接続要求を受信し、契
    約加入者に対してプロバイダーを介したインターネット
    接続を行うインターネット接続装置であって、 前記インターネット接続装置は、契約加入者からの接続
    要求を受信する加入者線インタフェース部と、前記接続
    要求を検出する着信検出部と、前記接続要求から発信者
    電話番号を抽出する発信者番号抽出部と、前記接続要求
    の着信時間がインターネット接続サービスの許容されて
    いる時間内であるか否かの判断を行う時間管理部と、前
    記発信者電話番号にインターネット接続サービスが許容
    されているか否かの許可情報を得る情報集配制御部と、
    前記時間管理部での判断および前記許可情報に基づいて
    前記接続要求への応答を行うか否かを制御する応答制御
    部と、前記プロバイダーと接続されたプロバイダー接続
    インタフェース部とを具備しており、 前記インターネット接続装置は内線端末として構内交換
    機に収容されていることを特徴とするインターネット接
    続装置。
  2. 【請求項2】 前記プロバイダー接続インタフェース部
    は専用線で前記プロバイダーと接続されており、 前記インターネット接続装置は、前記プロバイダーから
    接続許可者の発信者電話番号を受信して記憶する接続許
    可番号記憶部と、前記接続許可番号記憶部の前記発信者
    電話番号と前記接続要求の前記発信者電話番号とを照合
    する接続許可番号照合制御部とを具備しており、 前記接続許可者と前記接続要求との各発信者電話番号が
    一致した場合に、前記接続要求に対して専用線を介した
    インターネット接続を行うことを特徴とする請求項1に
    記載のインターネット接続装置。
  3. 【請求項3】 前記プロバイダー接続インタフェース部
    は、前記プロバイダーからのダイヤルアップ接続要求を
    受信する前記加入者線インタフェース部と、前記ダイヤ
    ルアップ接続要求を検出する前記着信検出部と、前記ダ
    イヤルアップ接続要求からダイヤルアップ発信者電話番
    号を抽出する前記発信者番号抽出部と、前記ダイヤルア
    ップ接続要求の着信時間がインターネット接続サービス
    の許容されている時間内であるか否かの判断を行う前記
    時間管理部と、前記ダイヤルアップ発信者電話番号が前
    記プロバイダーの電話番号に一致しているか否かの制御
    情報を得る前記情報集配制御部と、前記時間管理部での
    判断および前記制御情報に基づいて前記ダイヤルアップ
    接続要求への応答を行うか否かを制御する前記応答制御
    部と、前記プロバイダーから前記接続許可者の前記発信
    者電話番号を受信して記憶する前記接続許可番号記憶部
    と、前記接続許可番号記憶部の前記発信者電話番号と前
    記接続要求の前記発信者電話番号とを照合する前記接続
    許可番号照合制御部とを具備しており、 前記接続許可者と前記接続要求との各発信者電話番号が
    一致した場合に、前記接続要求に対して電話回線を利用
    したインターネット接続を行うことを特徴とする請求項
    1に記載のインターネット接続装置。
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