JP3528170B2 - ダイヤルアップインターネット接続分岐システム及び方法 - Google Patents
ダイヤルアップインターネット接続分岐システム及び方法Info
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Description
ネット接続システムに関する。特に、本発明は、電話交
換機の輻輳の回避、インタネットサービスプロバイダー
との接続費用低減化を可能にするダイヤルアップインタ
ーネット分岐接続システム及び方法に関する。
243号公報に記載されるものがある。これには、イン
ターネットサービスプロバイダーのダイヤルアップIP
サービスを利用して経済的な通信を可能にすることが開
示されている。上記のインターネットサービスプロバイ
ダーとダイヤルアップ加入者の接続について以下に説明
する。
ターネットサービスプロバイダーとの接続を説明する図
である。なお、全図を通して同一の構成要素には同一の
符号、番号を付して説明を行う。本図に示すように、第
1種通信業者の交換機120に複数のダイヤルアップ加
入者101、…、10nが接続され、さらに複数のイン
ターネットサービスプロバイダー111、…、11mが
接続される。
バイダーの111、…、11mは第1種通信事業者から
電話番号を借用し、インターネット接続を希望する加入
者101、…、10nの各々は、上記電話番号をダイヤ
ルアップすることで電話回線を介してインターネットサ
ービスプロバイダーと物理的に1対1でインターネット
接続を行う方法が一般的に知られている。
1、…、11mの各々と第1種通信事業者の回線が複数
設置されていなければ、例えば、ダイヤルアップ加入者
101がインターネットサービスプロバイダー111に
接続されているとき、ダイヤルアップ加入者10nがイ
ンターネットサービスプロバイダー111に接続しよう
としても、接続することができない。
01、…、10nとの接続を許容するときには、インタ
ーネットサービスプロバイダー111は、第1種通信事
業者の代表番号サービスを受ける必要がある。最近、テ
レホーダイサービスに代表されるように、決められた時
間帯が月単位の定額料金で、加入者101、…、10n
の各々とインターネットサービスプロバイダー111、
…、11mの各々が連続して接続され、従量課金方式を
採らない通話料金体系を採用したサービスと相まってイ
ンターネット通信による通信トラフィックが増大してい
る。
特定の呼が接続しきりであり、輻輳が予想されることか
ら、24時間連続のサービスとしては実現されていない
という問題がある。また、インターネットサービスプロ
バイダー111、…、11mの各々においても、第1種
通信事業者から電話番号を借用しているが、この回線を
ある特定の呼で占有されてしまう。
…、10nの各々から支払われるインターネットサービ
ス使用料から第1種通信事業者との回線使用基本料金を
差し引いた額が、加入者当りの実質収入金額となってし
まい;(インターネットサービスプロバイダー111、
…、11mに加入した不特定多数のダイヤルアップ加入
者101、…、10n)>(インターネットサービスプ
ロバイダー111、…、11mが用意した第1種通信事
業者と契約した電話回線数)上記の数式の上で成り立つ
ところのインターネットサービスプロバイダー111、
…、11mの運営費用と利益及びインターネットサービ
ス加入料金の低価格化の図式が達成できないという問題
がある。
ービスプロバイダー111、…、11mとダイヤルアッ
プ加入者101、…、10nが1対1で接続されるため
ダイヤルアップ加入者101、…、10nの所有するモ
デムと通信できる通信設備を第1種通信業者の交換機1
20の側に備えておく必要があり、且つインターネット
サービスプロバイダー111、…、11mの側が通信設
備の都合で各種の通信手順あるいは通信速度によってダ
イヤルアップ加入者101、…、10nは接続電話番号
を変える必要があるという問題がある。
度によって接続電話番号を持つことから、使用回線の分
割損が生じ、あまり一般的でない通信方法や新しい通信
方法、例えば、ADSL(Asymmetrical
Digital Subscriber Line)の
場合においては、その通信方法が一般的に受け入れられ
るまでは、使用できる回線数も小さく、また、インター
ネットサービスプロバイダー111、…、11mが準備
する着信電話番号も限定され、通話料金の安いたとえば
市内通話が使えないなどの制約を発生するという問題が
ある。
上記問題点に鑑みて、電話交換機の輻輳回避、インター
ネットサービスプロバイダーとの実質接続費用の低減化
を可能にするダイヤルアップインターネット接続システ
ム及び方法を提供することを目的とする。
決するために、複数のダイヤルアップ加入者と複数のイ
ンターネットサービスプロバイダーとの接続を行う第1
種通信業者の電話設備のダイヤルアップインターネット
接続分岐システムにおいて、複数のインターネットサー
ビスプロバイダーに対する通常の接続から分岐回線で接
続するインターネットサービスプロバイダーの着信加入
者番号を記憶し、ダイヤルアップ加入者からの発呼時の
ダイヤル番号をモニターし、モニターしたダイヤル番号
と記憶した着信加入者番号と合致した場合、インターネ
ットサービスプロバイダーに対するダイヤルアップ加入
者の接続分岐を識別するインターネット接続識別部と、
前記インターネット接続識別により複数のダイヤルアッ
プ加入者の接続分岐が識別された場合、識別された複数
のダイヤルアップ加入者と該当するインターネットサー
ビスプロバイダの接続分岐を強制的に行うインターネッ
トサービスプロバイダー擬似着信部とを備え、前記イン
ターネットサービスプロバイダー擬似着信部は、ダイヤ
ルアップ加入者の発信電話番号を記憶し、ダイヤルアッ
プ加入者からの発呼時の発信者電話番号と記憶されたダ
イヤルアップ加入者の発信電話番号とを照合しダイヤル
アップ加入者からの発呼であるかの検出を行う発信電話
番号検出部と、前記発信電話番号検出部により1つのイ
ンターネットサービスプロバイダーに対して複数のダイ
ヤルアップ加入者からの発呼が検出された場合には該当
するインターネットサービスプロバイダーに対して複数
の分離回線番号を付与し接続分岐を強制的に行わせるた
めの分岐回線番号発生部とを有することを特徴とするダ
イヤルアップインターネット接続分岐システムを提供す
る。
らインターネットサービスプロバイダーへの着信加入者
番号、ダイヤルアップ加入者である発信者の個別情報で
ある発信電話番号を入手しダイヤルアップ加入者とイン
ターネットサービスプロバイダーとの接続を分岐回線に
よりn対1で行うようにし発信者個別の接続サービス提
供を行うようにしたので、電話交換機の輻輳回避、イン
ターネットサービスプロバイダーとの実質接続費用の低
減化を可能にする。
プロバイダー擬似着信部は、前記ダイヤルアップ加入者
の前記発信電話番号が登録されていなければ、ID、パ
スワードを確認して前記インターネットサービスプロバ
イダーへの接続分岐を行う。この手段により、インター
ネットサービスプロバイダーに加入しているダイヤルア
ップ加入者は登録されていなくとも、ID、パスワード
の確認により、インターネットサービスプロバイダーへ
の接続分岐が可能になる。
プロバイダー擬似着信部は、上記分岐回線の番号と前記
着信電話番号を用いて、前記インターネットサービスプ
ロバイダーに接続すべき近隣の前記第1種通信業者の電
話設備を介して接続分岐のルートを導き出す。この手段
により、サービス地域の区別なく均等なサービスを提供
することが可能になる。好ましくは、前記インターネッ
トサービスプロバイダー擬似着信部にはダイヤルアップ
加入者のモデムの通信手順、通信速度に対応した各種の
インタフェース機能が備えられる。この手段により、ダ
イヤルアップ加入者の各種の通信手順、通信速度に接続
分岐を対応させるためである。
け、前記接続分岐規制部は、前記ダイヤルアップ加入者
の前記発信電話番号からインターネットサービスプロバ
イダーへの接続が規制されている場合には、接続が規制
される前記インターネットサービスプロバイダーに対す
る着信電話番号について、前記インターネット接続識別
部により識別されても、分岐接続を除外する。
電話番号から接続分岐の規制されているダイヤルアップ
加入者の接続分岐は行われないようになる。好ましく
は、前記第1種通信業者の電話設備に前記ダイヤルアッ
プ加入者からADSLのモデムによる接続に対して、前
記インターネットサービスプロバイダー擬似着信部は接
続分岐を行う。
入者と複数のインターネットサービスプロバイダーとの
接続を行う第1種通信業者の電話設備のダイヤルアップ
インターネット接続分岐方法において、複数のインター
ネットサービスプロバイダーに対する通常の接続から分
岐回線で接続するインターネットサービスプロバイダー
の着信加入者番号を記憶する工程と、ダイヤルアップ加
入者からの発呼時のダイヤル番号をモニターする工程
と、モニターしたダイヤル番号と記憶した着信加入者番
号と合致した場合、インターネットサービスプロバイダ
ーに対するダイヤルアップ加入者の接続分岐を識別する
工程と、ダイヤルアップ加入者の発信電話番号を記憶す
る工程と、ダイヤルアップ加入者からの発呼時の発信者
電話番号と記憶されたダイヤルアップ加入者の発信電話
番号とを照合しダイヤルアップ加入者からの発呼である
かの検出を行う工程と、複数のダイヤルアップ加入者の
接続分岐が識別され、1つのインターネットサービスプ
ロバイダーに対して複数のダイヤルアップ加入者からの
発呼が検出された場合には、該当するインターネットサ
ービスプロバイダーに対して複数の分離回線番号を付与
し識別された複数のダイヤルアップ加入者と該当するイ
ンターネットサービスプロバイダの接続分岐を強制的に
行う工程とを有することを特徴とするダイヤルアップイ
ンターネット接続分岐方法を提供する。
ヤルアップ加入者からインターネットサービスプロバイ
ダーへの着信加入者番号、ダイヤルアップ加入者である
発信者の個別情報である発信電話番号を入手しダイヤル
アップ加入者とインターネットサービスプロバイダーと
の接続を分岐回線によりn対1で行うようにし発信者個
別の接続サービス提供を行うようにしたので、電話交換
機の輻輳回避、インターネットサービスプロバイダーと
の実質接続費用の低減化を可能にする。
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係るダイヤ
ルアップインターネット接続分岐システムを説明する概
略ブロック図である。本図に示すように、第1種通信業
者の電話設備120にインターネット接続分岐識別部1
31が接続され、インターネット接続分岐識別部131
はインターネットサービスプロバイダー111、…、1
1mに対応する通常の接続から分岐した分岐回線で接続
する着信加入者番号を予め記憶している。
ダイヤルアップ加入者101、…、10nが各々のダイ
ヤルアップ時の接続電話番号からインターネットサービ
スプロバイダー111、…、11mの各々に接続分岐を
依頼した電話番号を識別する。すなわち、ダイヤルアッ
プ加入者101、…、10nが発呼すると、直ちにイン
ターネット接続分岐識別部131はダイヤル番号をモニ
ターし、ダイヤル番号が記憶された着信電話番号と合致
した電話番号で発呼されたか否かの識別を行う。
31にはインターネットサービスプロバイダー擬似着信
部132が接続され、インターネットサービスプロバイ
ダー擬似着信部132は、インターネット接続分岐識別
部131による合致の識別の場合には、インターネット
サービスプロバイダー111、…、11mとダイヤルア
ップ加入者101、…、10nとの接続分岐を強制的に
行う。インターネットサービスプロバイダー擬似着信部
132にはダイヤルアップ加入者101、…、10nの
モデムの通信手順、通信速度に対応した各種のインタフ
ェース機能を備える。各種の通信手順、通信速度に接続
分岐を対応させるためである。
プロバイダー111、…、11mと第1種通信業者の電
話設備120間の回線が物理的に接続されている場合で
も、インターネット接続の場合には情報量的に常に満杯
状態で使用されていないところに着目し、分岐回線をも
ちまわり、n対1の物理的な接続を可能にする。
には接続分岐規制部141が接続され、接続分岐規制部
141は発信電話番号から該当インターネットプロバイ
ダーへの接続が規制されているか否かの識別を行う情報
を格納し、発信電話番号から規制されていないと判別さ
れるインターネットサービスプロバイダーを選択する。
何らかの理由により、接続が規制されている場合には、
インターネット接続識別部131により識別されたイン
ターネットサービスプロバイダーの選択を行わない。第
1種通信業者の電話設備120にとって好ましくない接
続分岐を規制するためである。
バイダー擬似着信部132を詳細に説明するブロック図
である。本図に示すように、インターネットサービスプ
ロバイダー擬似着信部132にはダイヤルアップ加入者
101、…、10nの各々に接続される複数の電話回線
インタフェース部200、…、20nが設けられる。
0nには発信電話番号検出部220が接続され、発信電
話番号検出部220は発呼した電話が予め登録された電
話番号を持つ加入者端子からの発呼であるか否かの検出
を行う。発信電話番号検出部220には検出電話番号照
合部230が接続され、検出電話番号照合部230は発
信電話番号検出部220から発呼した電話を入力し、入
力した発呼番号と予め登録された電話番号の照合を行
い、その結果を発信電話番号検出部220に報告する。
登録電話番号記憶部240が接続され、登録電話番号記
憶部240は予め電話番号を登録し、検出電話番号照合
部230の照合時に使用される。さらに、発信電話番号
検出部220にはID及びパスワード要求回路ブロック
250が接続され、ID及びパスワード要求回路ブロッ
ク250は検出電話番号照合部230の照合が不一致の
番号には発信電話番号検出部220に対して、電話回線
インタフェース部200、…、20nを介して、ダイヤ
ルアップ加入者101、…、10nに対して、ID及び
パスワードを送信するように要求指示を行うように報告
を行う。
録されていなくとも、登録電話番号に代わってID及び
パスワードで接続分岐を可能にするためである。さら
に、検出電話番号照合部230には分岐回線番号発生部
270が接続され、分岐回線番号発生部270は、例え
ば、インターネットサービスプロバイダー111を意味
し、且つインターネットサービスプロバイダー111と
インターネットサービスプロバイダー擬似着信部132
の間が初めて接続される回線である旨の接続分岐回線番
号を与える。
ヤルアップ加入者10nが同様にインターネットサービ
スプロバイダー擬似着信部132に着信し、かつ、イン
ターネットサービスプロバイダー111との接続を同時
に行うときは、インターネットサービスプロバイダー1
11とインターネットサービスプロバイダー擬似着信部
132の間が、第2番目の回線である旨の別の接続分岐
回線番号を与える。このように、1つのインターネッ
トサービスプロバイダーに対して複数の分岐回線番号が
付与される。すなわち、n対1の接続が可能になる。
着信部132は、上記接続分岐回線番号と着信電話番号
を用いて、例えば、インターネットサービスプロバイダ
ー111に接続する近隣の電話局設備120(図1参
照)を介した接続分岐ルートを導き出す。すなわち、イ
ンターネットサービスプロバイダー擬似着信部132は
インターネットサービスプロバイダー111、…、11
mと距離を隔てている場合において、近隣の電話局設備
120を介して接続するなど、またそのインタフェース
も幾多の方法、方式が予想される。
わりを行うことで、インタフェースの異なる装置間を、
あたかも1対の情報路で接続されたごとく機能する。さ
らに、発信電話番号検出部220には受信部260が設
けられ、受信部260はID及びパスワード要求回路ブ
ロック250による上記要求に対する応答であるID及
びパスワードを受信する。
ェース部210、…、21mが接続され、情報回線イン
タフェース部210、…、21mは受信部260で受信
されたID及びパスワードをインターネットサービスプ
ロバイダー111に送信する。なお、インターネットサ
ービスプロバイダー111の選択は前述のように、着信
電話番号で決定され、接続分岐規制部141に着信電話
番号と共に発信電話番号が送りつけられる。接続分岐規
制部141では、発信電話番号からインターネットサー
ビスプロバイダー111への接続が規制されていないか
を識別し、規制されていないと判別されると、インター
ネットサービスプロバイダー111が着信番号から選ば
れる。
ーネット接続分岐システムの一連の動作を説明するフロ
ーチャートである。本図に示すように、ステップS1に
おいて、加入者が発呼したとする。ステップS2におい
て、インターネット接続識別部131はダイヤル番号を
モニターする。
イヤル番号がインターネットサービスプロバイダー11
1、…、11mに対応する着信加入者電話番号と合致す
るか否かを判断する。合致しなければ処理を終了する。
ステップS4において、ステップS3で合致すれば、登
録されていないインターネットサービスプロバイダーと
は識別して、n対1の接続分岐を行う。
入者101、…、10nにインターネットサービスプロ
バイダー擬似着信部132に接続する擬似着信の処理を
行う。ステップS6において、ダイヤルアップ加入者1
01、…、10nの発信番号が登録されているか否かを
判断する。
ば、接続分岐規制部141にてインターネットサービス
プロバイダー111、…、11mへの接続が規制されて
いるか否かを判断する。規制されていれば処理を終了す
る。ステップS8において、ステップS7で上記接続が
規制されていなければ、接続分岐を確立して処理を終了
する。
登録されていなければ、ダイヤルアップ加入者101、
…、10nにID、パスワードの確認を行う。ステップ
S10において、上記確認でインターネットサービスプ
ロバイダー111、…、11mに登録されているダイヤ
ルアップ加入者101、…、10nであるか否かを判断
する。登録されていなければ、処理を終了する。登録さ
れていればステップS7に進む。
ット呼を通常の通話と接続分離するため、電話交換機の
出側通話への通話トラフィックを減らす効果が生まれ、
さらに伝送路設備費用を軽減することが可能になると共
にインターネット呼の増大に対応したトラフィック増と
相殺することが可能となり、現有設備を再活用すること
が可能になる。さらに、インターネットサービスプロバ
イダーのサービスをサービス地域の区別なく均等なサー
ビスを受けることが可能になる。
デムとしてADSLモデムを使用した例を示す図であ
る。本図に示す最近のADSL技術のように、ダイヤル
アップ加入者101、…、10nと第1種通信業者の電
話設備120間に加入者回線151、…15nが設けら
れ、加入者回線151、…15nの物理的設備が再利用
され、高速で大量の情報を運ぶ技術が一般化されてい
る。
スプロバイダー擬似着信部132、さらにインターネッ
トサービスプロバイダー111、…、11mへの接続分
岐を行う制御手段を備えた一連の機構を備える加入者近
接の第1種通信業者の電話設備120に、図4に示すよ
うに、ADSL技術等からなるモデムインタフェース1
60が設けられ、インターネットサービスプロバイダー
擬似着信部132に接続されることにより、インターネ
ットサービスプロバイダーのサービスをダイヤルアップ
接続と同様に受けることができる。
の電話設備120の内に置かれるインターネット設備を
利用できることは、インターネットサービス接続費用の
低減化を促し、さらには、より均質で高品質なサービス
を提供することができることから、本発明のダイヤルア
ップインターネット接続分岐システムが発展するものと
期待される。
ダイヤルアップ加入者とインターネットサービスプロバ
イダーとの接続を分岐回線によりn対1で行うようにし
たので、電話交換機の輻輳回避、インターネットサービ
スプロバイダーとの実質接続費用の低減化を可能にす
る。
続分岐システムを説明する概略ブロック図である。
似着信部132を詳細に説明するブロック図である。
続分岐システムの一連の動作を説明するフローチャート
である。
ADSLモデムを使用した例を示す図である。
サービスプロバイダーとの接続を説明する図である。
ダー 120…第1種通信業者の電話設備 131…インターネット接続識別部 132…インターネットサービスプロバイダー擬似着信
部 141…接続分岐規制部 151、…15n…加入者回線 160…モデムインタフェース 200、…、20n…電話回線インタフェース部 210、…、21m…情報回線インタフェース部 220…発信電話番号検出部 230…検出電話番号照合部 240…登録電話番号記憶部 250…ID及びパスワード要求回路ブロック 260…受信部 270…分岐回線番号発生部
Claims (7)
- 【請求項1】 複数のダイヤルアップ加入者と複数のイ
ンターネットサービスプロバイダーとの接続を行う第1
種通信業者の電話設備のダイヤルアップインターネット
接続分岐システムにおいて、複数のインターネットサービスプロバイダーに対する通
常の接続から分岐回線で接続するインターネットサービ
スプロバイダーの着信加入者番号を記憶し、ダイヤルア
ップ加入者からの発呼時のダイヤル番号をモニターし、
モニターしたダイヤル番号と記憶した着信加入者番号と
合致した場合、インターネットサービスプロバイダーに
対するダイヤルアップ加入者の接続分岐を識別するイン
ターネット接続識別部と、 前記インターネット接続識別により複数のダイヤルアッ
プ加入者の接続分岐が識別された場合、識別された複数
のダイヤルアップ加入者と該当するインターネットサー
ビスプロバイダの接続分岐を強制的に行うインターネッ
トサービスプロバイダー擬似着信部とを備え、 前記インターネットサービスプロバイダー擬似着信部
は、 ダイヤルアップ加入者の発信電話番号を記憶し、ダイヤ
ルアップ加入者からの発呼時の発信者電話番号と記憶さ
れたダイヤルアップ加入者の発信電話番号とを照合しダ
イヤルアップ加入者からの発呼であるかの検出を行う発
信電話番号検出部と、 前記発信電話番号検出部により1つのインターネットサ
ービスプロバイダーに対して複数のダイヤルアップ加入
者からの発呼が検出された場合には該当するインターネ
ットサービスプロバイダーに対して複数の分離回線番号
を付与し接続分岐を強制的に行わせるための分岐回線番
号発生部とを有することを 特徴とするダイヤルアップイ
ンターネット接続分岐システム。 - 【請求項2】 前記インターネットサービスプロバイダ
ー擬似着信部は、前記ダイヤルアップ加入者の前記発信
電話番号が登録されていなければ、ID、パスワードを
確認して前記インターネットサービスプロバイダーへの
接続分岐を行うことを特徴とする、請求項1に記載のダ
イヤルアップインターネット接続分岐システム。 - 【請求項3】 前記インターネットサービスプロバイダ
ー擬似着信部は、上記分岐回線の番号と前記着信電話番
号を用いて、前記インターネットサービスプロバイダー
に接続すべき近隣の前記第1種通信業者の電話設備を介
して接続分岐のルートを導き出すことを特徴とする、請
求項1に記載のダイヤルアップインターネット接続分岐
システム。 - 【請求項4】 前記インターネットサービスプロバイダ
ー擬似着信部にはダイヤルアップ加入者のモデムの通信
手順、通信速度に対応した各種のインタフェース機能が
備えられることを特徴とする、請求項1に記載のダイヤ
ルアップインターネット接続分岐システム。 - 【請求項5】 さらに、接続分岐規制部を設け、前記接
続分岐規制部は、前記ダイヤルアップ加入者の前記発信
電話番号からインターネットサービスプロバイダーへの
接続が規制されている場合には、接続が規制される前記
インターネットサービスプロバイダーに対する着信電話
番号について、前記インターネット接続識別部により識
別されても、分岐接続を除外することを特徴とする、請
求項1に記載のダイヤルアップインターネット接続分岐
システム。 - 【請求項6】 前記第1種通信業者の電話設備に前記ダ
イヤルアップ加入者からADSLのモデムによる接続に
対して、前記インターネットサービスプロバイダー擬似
着信部は接続分岐を行うことを特徴とする、請求項1に
記載のダイヤルアップインターネット接続分岐システ
ム。 - 【請求項7】 複数のダイヤルアップ加入者と複数のイ
ンターネットサービスプロバイダーとの接続を行う第1
種通信業者の電話設備のダイヤルアップインターネット
接続分岐方法において、複数のインターネットサービスプロバイダーに対する通
常の接続から分岐回線で接続するインターネットサービ
スプロバイダーの着信加入者番号を記憶する工程と、 ダイヤルアップ加入者からの発呼時のダイヤル番号をモ
ニターする工程と、 モニターしたダイヤル番号と記憶した着信加入者番号と
合致した場合、インターネットサービスプロバイダーに
対するダイヤルアップ加入者の接続分岐を識別する工程
と、 ダイヤルアップ加入者の発信電話番号を記憶する工程
と、 ダイヤルアップ加入者からの発呼時の発信者電話番号と
記憶されたダイヤルアップ加入者の発信電話番号とを照
合しダイヤルアップ加入者からの発呼であるかの検出を
行う工程と、 複数のダイヤルアップ加入者の接続分岐が識別され、1
つのインターネットサービスプロバイダーに対して複数
のダイヤルアップ加入者からの発呼が検出された場合に
は、該当するインターネットサービスプロバイダーに対
して複数の分離回線番号を付与し識別された複数のダイ
ヤルアップ加入者と該当するインターネットサービスプ
ロバイダの接続分岐を強制的に行う工程とを有すること
を 特徴とするダイヤルアップインターネット接続分岐方
法。
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Title |
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上武信夫,「ナビダイヤルサービス」の提供開始,NTT技術ジャーナル,1997年 7月 1日,第9巻,第7号,第118−119頁 |
Also Published As
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