JP3225856U - 貨物収容体 - Google Patents

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宏志 中山
宏志 中山
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Abstract

【課題】輸送の間、貨物を保護でき、積載効率の向上が可能で、しかも、貨物の外装も変わることがない貨物収容体を提供すること。【解決手段】実施形態の1つに係る貨物収容体(1)は、多層強化段ボールからなり、パレット(4)の上に載置された貨物(5)をパレット(4)ごと収容し、パレット(4)の周りの床面(6)への設置及び床面(6)からの撤去が可能なスリーブ(2)と、多層強化段ボールからなり、スリーブ(2)の接床端(21)とは反対側の天端(22)への取付け及び天端(22)からの取外しが可能な天蓋(3)とを有する。【選択図】図1

Description

この考案の実施形態は、貨物収容体に関する。
貨物を輸送する際、貨物は、パレット上に載置される。パレットは、フォークリフトのフォークが差込可能なフォーク差込部を有する。貨物は、フォークリフトによって、パレットとともに、コンテナの内部又はトラック、貨物船、貨車等の荷台上に載せられる。
例えば、特許文献1に記載されるように、組立て・分解可能なコンテナが知られている。特許文献1に記載のコンテナは、上下一対のパレットと、一対のパレットの間に立ち上がって胴部を構成するスリーブとを備える。貨物は、組立て・分解可能なコンテナの内部、即ち一対のパレット及びスリーブ内に収容される。このため、輸送の間、貨物は、コンテナによって保護される。
また、特許文献1に記載のコンテナは、上下一対のパレットを有するので、積置きも可能である。このため、コンテナ内及び荷台上の積載効率も良い。
特開2002−255173号公報
しかしながら、特許文献1に記載のコンテナは、上下一対のパレットを備える。このため、貨物の下に、更なる底が有り、貨物の外装が変わってしまう、という事情がある。
この考案の実施形態は、輸送の間、貨物を保護でき、積載効率の向上が可能で、しかも、貨物の外装も変わることがない貨物収容体を提供する。
この考案の第1態様に係る貨物収容体は、多層強化段ボールからなり、パレットの上に載置された貨物を前記パレットごと収容し、前記パレットの周りの床面への設置及び前記床面からの撤去が可能なスリーブと、多層強化段ボールからなり、前記スリーブの接床端とは反対側の天端への取付け及び前記天端からの取外しが可能な天蓋と、を有する。
この考案の第2態様は、第1態様において、前記スリーブは、前記パレットのフォーク差込部に対応したフォーク差込口を、前記接床端に有する。
この考案の第1態様によれば、
(1)輸送の間、スリーブと天蓋とによって、貨物収容体の中に収容された貨物を保護できる。
(2)多層強化段ボールであるスリーブは、支壁としても使用できる。このため、収容された貨物が段積不可であっても、貨物収容体の上に、別の貨物を積置きすることができる。したがって、積載効率の向上が可能である。
(3)スリーブは、貨物をパレットごと収容する。このため、輸送の間、スリーブがパレット上からずれたり、あるいはスリーブがパレット上からずれ落ちたりすることがない。したがって、輸送の間、コンテナの内部又はトラック、貨物船、貨車等の荷台上における荷崩れを抑制できる。この荷崩れを抑制する効果は、貨物収容体の上に、別の貨物を積置きした場合に顕著に得られる。
(4)スリーブは、パレットの周りの床面への設置及び上記床面からの撤去が可能である。スリーブを上記床面から撤去すると、パレット上の貨物が現れる。このため、貨物の外装も変わることがない。さらに、天蓋は、スリーブの天端への取付け及び上記天端からの取外しが可能である。このため、天蓋を取り外せば、スリーブを床面から撤去することなく、貨物収容体の中に収容された貨物を確認することもできる。
(5)スリーブ及び天蓋のそれぞれは、多層強化段ボールである。このため、貨物の着地においてリサイクルが可能である。したがって、環境保護にも貢献できる。そして、スリーブ及び天蓋のそれぞれは、発地への返送を不要にできる。貨物収容体を返送不要とすれば、発地への返送コストを抑制できる。
この考案の第2態様によれば、
(1)スリーブは、接床端にフォーク差込口を有する。このため、貨物を貨物収容体によって保護したまま、荷役車両又は荷役機械による貨物の搬送が可能である。この貨物を保護する効果は、コンテナへの積込みや、大規模で広大なCIQを備えた国際港湾又は国際空港等での貨物の移動等の際に有効に得られる。
図1(a)は、一実施形態に係る貨物収容体の一例を示す正面図である。図1(b)は、図1(a)に示す貨物収容体の分解斜視図である。 図2(a)〜図2(e)は、この考案による利点を示す模式図である。 図3(a)〜図3(i)は、貨物収容体の変形例を示す斜視図である。
以下、この考案の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。各図において、共通する部分については共通する参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1(a)は、一実施形態に係る貨物収容体の一例を示す正面図である。図1(b)は、図1(a)に示す貨物収容体の分解斜視図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、貨物収容体1は、スリーブ2と、天蓋3とを有する。スリーブ2は、例えば、多層強化段ボールからなる。スリーブ2は、パレット4の上に載置された貨物5をパレット4ごと収容する。スリーブ2は、パレット4の周りの床面6への設置及び床面6からの撤去が可能である。スリーブ2を、床面6に設置することで、パレット4の上に載置された貨物5は、スリーブ2によってパレット4ごと収容される。貨物5は、例えば、結束バンド51により、パレット4に結束されている。
天蓋3は、多層強化段ボールからなる。天蓋3は、スリーブ2の接床端21とは反対側の天端22への取付け及び天端22からの取外しが可能である。天蓋3を、天端22への取付けることによって、貨物5は、スリーブ2と天蓋3とによって、保護される。
スリーブ2は、フォーク差込口23を接床端21に有する。接床端21は、コンテナ及び荷台の床面や、貨物5を一時的に留置きするための倉庫の床面や屋外の舗装面又は地面に接する端部のことである。フォーク差込口23は、パレット4のフォーク差込部41に対応するように接床端21に設けられる。フォーク差込口23には、荷役車両又は荷役機械の荷役保持機構が差込可能となっている。荷役車両の一例は、フォークリフト若しくはフォークリフトに準じた荷役車両である。荷役機械の一例は、クレーン若しくはクレーンに準じた荷役機械である。荷役保持機構の例は、フォーク、フック、プレート、バー等である。フォーク差込口23には、たとえば、フォークリフトのフォークだけではなく、クレーン等のフックや、クレーン等でパレット4を吊るために必要なプレート、バー等も挿入することが可能である。
図2(a)〜図2(e)は、この考案による利点を示す模式図である。
図2(a)に示すように、輸送の間、スリーブ2と天蓋3とによって、貨物収容体1の中に収容された貨物5をパレット4ごと保護できる。また、スリーブ2は、多層強化段ボールである。即ち、スリーブ2は、紙製である。スリーブ2には、例えば、紙製の着地用メッセージシール7を貼付することもできる。着地用メッセージシール7を紙製とすれば、着地用メッセージシール7を着地にて剥がすことなく、スリーブ2と一緒に着地にてリサイクルすることが可能である。なお、着地用シールの文面の一例は、英語で「LOADING MATERIAL PROTECTIVE COVER ONRY OK TO REMOVE(貨物に保護カバーを取り付けているだけで、取外すことができます)」である。
図2(b)に示すように、スリーブ2は、接床端21にフォーク差込口23を有する。このため、貨物5を貨物収容体1によって保護したまま、フォークリフト8等の荷役車両又は荷役機械によるパレット4ごとの貨物5の搬送が可能である。この貨物5を保護する効果は、貨物5のコンテナへの積込みや、大規模で広大なCIQを備えた国際港湾又は国際空港等での移動等の際に有効に得ることができる。さらに、スリーブ2は、貨物5をパレット4ごと収容する。このため、輸送の間、スリーブ2がパレット上からずれたり、あるいはスリーブ2がパレット4上からずれ落ちたりすることがない。これは、コンテナや荷台上においてもおいても同様である。したがって、輸送の間、コンテナの内部又はトラック、貨物船、貨車等の荷台上における荷崩れを抑制できる。この荷崩れを抑制する効果は、貨物収容体の上に、別の貨物を積置きした場合に顕著に得ることができる。
図2(c)に示すように、例えば、多層強化段ボールであるスリーブ2は、強度を有しており、支壁としても使用できる。このため、収容された貨物5が段積不可であっても、貨物収容体1の上に、別の貨物5bを積置きすることができる。したがって、積載効率の向上が可能である。
図2(d)に示すように、スリーブ2は、パレット4の周りの床面6への設置及び床面6からの撤去が可能である。スリーブ2を床面6から撤去すると、パレット4上の貨物5が現れる。このため、例えば、貨物の外装を変えることなく、貨物5の本来の荷姿にできる。なお、図1(b)に示したように、天蓋3は、スリーブの天端22への取付け及び天端22からの取外しが可能である。このため、天蓋3を取り外せば、スリーブ2を床面6から撤去することなく、貨物収容体1の中に収容された貨物5を確認することもできる。
図2(e)に示すように、スリーブ2は、例えば多層強化段ボールであるので、折畳みが可能である。このため、使用前及び使用後のそれぞれにおいて、折畳んでコンパクトに保存すること及び保管することが可能である。また、スリーブ2は、例えば多層強化段ボールであるので、貨物5の着地においてリサイクルが可能である。したがって、環境保護にも貢献できる。そして、スリーブ2及び天蓋3のそれぞれは、発地への返送を不要にできる。貨物収容体1を返送不要とすれば、発地への返送コストを抑制できる。
この考案の一実施形態は、例えば、以下に説明する変形例のいくつかを包含する。
図3(a)〜図3(i)は、貨物収容体の変形例を示す斜視図である。
(第1変形例)
図3(a)及び図3(b)に示すように、スリーブ2には、切れ目線9、例えばミシン目線を入れて、切り取り可能とする。これにより、貨物収容体1は、その高さHを調節可能とすることもできる。切れ目線9は、スリーブ2に、高さ方向に形成される。
(第2変形例)
図3(c)に示すように、スリーブ2は、例えば、側面の1つを取り除き、3つの側面を有するものとしても良い。スリーブ2は、3側面を有する第1スリーブ2b及び第2スリーブ2cを、例えば一対とする。これにより、貨物収容体1は、その長さLを調節可能とすることもできる。
(第3変形例)
図3(d)に示すように、第1スリーブ2b及び第2スリーブ2cの少なくとも1つは、開放側面以外の側面を、内側に向けるように配置することも可能である。図3(d)に示す例では、第1スリーブ2b及び第2スリーブ2cそれぞれの開放側面以外の側面を、内側に向けて配置して例が図示されている。
(第4変形例)
図3(e)に示すように、スリーブ2は、例えば、側面の2つを取り除き、2つの側面を有する第1スリーブ2b及び第2スリーブ2cと、1つの側面を有する第3スリーブ2d及び第4スリーブ2eで構成しても良い。この場合も、貨物収容体1は、その長さLを調節可能にできる。
(第5変形例)
図3(f)に示すように、第2変形例において、天蓋3を、例えば、第1天蓋3b及び第2天蓋3cのように複数に分割しても良い。
(第6変形例)
図3(g)に示すように、第3変形例において、天蓋3を、例えば、第1天蓋3b及び第2天蓋3cのように複数に分割しても良い。
(第7変形例)
図3(h)に示すように、第4変形例において、天蓋3を、例えば、第1天蓋3b及び第2天蓋3cのように複数に分割しても良い。
(第8変形例)
図3(i)に示すように、第7変形例において、第3スリーブ2d及び第4スリーブ2eのそれぞれに、切れ目線9b、例えば、ミシン目線も入れるようにしても良い。これにより、貨物収容体1は、その長さLを調節可能とすることができる。
以上、この考案の一実施形態及び変形例のいくつかを説明したが、上記一実施形態及び変形例のいくつかは例として提示したものであり、考案の範囲を限定することは意図していない。また、この考案の実施形態は、上記一実施形態が唯一のものでもない。この考案の実施形態は、上記一実施形態の他、様々な新規な形態で実施することができる。
1:貨物収容体
2:スリーブ
21:接床端
22:天端
23:フォーク差込口
2b:第1スリーブ
2c:第2スリーブ
2d:第3スリーブ
2e:第4スリーブ
3:天蓋
3b:第1天蓋
3c:第2天蓋
4:パレット
41:フォーク差込部
5:貨物
51:結束バンド
5b:別の貨物
6:床面
7:着地用メッセージシール
8:フォークリフト
9:切れ目線
9b:切れ目線
H:高さ
L:長さ

Claims (2)

  1. 多層強化段ボールからなり、パレットの上に載置された貨物を前記パレットごと収容し、前記パレットの周りの床面への設置及び前記床面からの撤去が可能なスリーブと、
    多層強化段ボールからなり、前記スリーブの接床端とは反対側の天端への取付け及び前記天端からの取外しが可能な天蓋と
    を有すること
    を特徴とする貨物収容体。
  2. 前記スリーブは、前記パレットのフォーク差込部に対応したフォーク差込口を、前記接床端に有すること
    を特徴とする請求項1記載の貨物収容体。
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