JP3225796U - 祝儀袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】縁起の良い言葉や祝福のメッセージを添える祝儀袋を提供する。【解決手段】贈り主から受取人に伝える情報12が表示された情報表示部11を有し、この情報表示部11の裏側面が袋本体に接着される第1シール10と、情報表示部11を覆い、第1シール10と剥離可能に接着される第2シール20を備えた祝儀袋である。第2シール20の各隅角部の一部には切込線21が施されている。第2シール20の表側面には、第2シール20を剥離することを促すメッセージ22が記載されている。【選択図】図1
Description
本考案は、祝儀袋に関するものである。
本考案における「祝儀袋」は、祝い事に贈る金銭や心づけなどを入れる袋全般を言い、一般に、ポチ袋、お年玉袋、熨斗袋、水引金封、慶弔用袋などと称されている袋類もすべて含むものである。
祝儀袋には、袋本体に「お年玉」、「御祝い」、「寿」等の定型的な文字が印刷されているものや、これらの文字が印刷されたシールを用いるものがある。
後者の一例として、複数の「文字シール」と「熨斗シール」を準備し、これらを任意に組み合わせて袋本体に貼着することで多数の種類の祝儀袋を容易に制作可能とし、コストダウンを図ることができる祝儀袋が提案されている(特許文献1)。
ところで、特許文献1に代表される従来の祝儀袋は、もっぱら祝い事に贈る金銭を封入する目的でのみ使用されるものである。そのため、贈り主が受取人に対して何らかのメッセージを伝えたい場合は、祝儀袋とは別の手段を講じる必要がある。
しかし、年の初めに遊び心で縁起の良い言葉を添えたいような場合や、お祝いの気持ちを短い言葉で伝えたい場合、手紙に書くのは仰々しくて不向きである。
そこで、祝儀袋に直接メッセージを書けるようにすることが提案されている(特許文献2)。しかし、贈り主は、祝儀袋を選ぶときに体裁も重視するものであり、自筆のメッセージが外部から見えて見栄えが悪くなる方法は贈り主から敬遠される。
また、受取人としても、祝儀袋を受け取ったときに最初から贈り主の言葉が見えているのでは、わくわくする感じやサプライズ感が得られない。
本考案が解決しようとする課題は、従来の祝儀袋は、縁起の良い言葉やお祝いのメッセージ等を添えたい場合に、適切な方法がなかった点である。
本考案は、
袋本体と、
贈り主から受取人に伝える情報が表示された情報表示部を有し、この情報表示部の裏側面が前記袋本体に接着される第1シールと、
前記情報表示部を覆い、前記第1シールと剥離可能に接着される第2シールと、
を備えたことを最も主要な特徴点としている。
袋本体と、
贈り主から受取人に伝える情報が表示された情報表示部を有し、この情報表示部の裏側面が前記袋本体に接着される第1シールと、
前記情報表示部を覆い、前記第1シールと剥離可能に接着される第2シールと、
を備えたことを最も主要な特徴点としている。
本考案によれば、第1シールの片側の面に設けた情報表示部は、剥離可能な第2シールによって覆われた状態となる。そのため、祝儀袋を手渡す前の段階では、贈り主が添えた言葉やメッセージが外部から見えることはなく、祝儀袋の見栄えを損なうこともない。
また、本考案では、第2シールを剥がす操作を行う間、受取人には、第2シールの下には何が書かれているのだろうかと期待したり、贈り主の顔を思い浮かべたりする若干の時間が与えられる。そのため、剥離操作の後、贈り主が添えた言葉やメッセージを目にしたときの感動が高まる。
また、第1シールと第2シールを主要な構成とする本考案を利用すれば、祝儀袋に対して、例えば、おみくじの機能を付加することや、占いの機能を付与することが、容易に行える。
以下、本考案の祝儀袋の実施例を図1〜図7を用いて説明する。
図1及び図2において、1は、お年玉を入れるポチ袋として構成された第1実施例の祝儀袋である。10は第1シールであり、その表面に情報表示部11が設けられており、情報表示部11には、贈り主から受取人に伝える情報12が表示されている。第1実施例では、図1(c)に示すように、情報12として、良い運勢であることを示す「大吉」の文字や、贈り主(大人)から受取人(子供)に伝えたいメッセージである「友達がいっぱいできるよ」の文字が表示されている。
20は、情報表示部11の表面を覆い、第1シール10と剥離可能に接着される第2シールである。第1実施例では、図1(a)に示すように、第2シール20の表面には、祝儀袋において定型的な表示となる「おとしだま」の文字のほか、第1シール10及び第2シール20の目的を示す「おみくじ」の文字が表示されている。
つまり、第1実施例では、第1シール10の上に第2シール20を剥離可能に重ね合せた二重構造のシールを袋本体2に貼着するだけで、容易におみくじの機能を付加した祝儀袋1を提供できる。受取人(子供)は、お年玉をもらった喜びに加え、おみくじの内容を予想して楽しむことができ、第2シール20を剥がしておみくじの結果と共に贈り主(大人)からのメッセージを確認すると、さらに嬉しい気持となる。
第2シール20の裏面は、第1シール10と第2シール20が容易に剥がせるように、接着力が弱く接着後に剥離可能な接着剤(例えば感圧性接着剤)が塗布されている。この面と貼り合される第1シール10の表面は、剥離が容易に行えるように剥離フィルム等を用いて滑らかな面とされている。一方、第1シール10の裏面は、接着力が強い硬化型の接着剤が塗布されており、袋本体2の所要位置に固定的に接着される。
図1(b)に示すように、第2シール20の四隅のうちの1つの角部には切込線21が施されている。このようにすることで、受取人が第2シール20を剥がす際は、角部を指で押さえて袋本体2を反らすようにすれば良く、剥離操作を容易に行えるようになる。
なお、一般に右利きの人が多いことや、剥離操作における手の動きは通常下から上向きになされることを考慮して、第1実施例では、図1の紙面において左下の隅の角部に切込線21を設けている。
また、第2シールの表面には、第2シール20を剥離することを促すメッセージ22が記載されている。本考案は、受取人に第2シール20を剥がしてもらうことでその効果が発揮されるが、万一、受取人が第2シール20は剥がせるものであることに気付かない場合、贈り主が届けたかった言葉やメッセージが伝わらないままとなってしまう。そこで、本考案では、例えば切込線21の近傍に、受取人に対して第2シールを剥離することを促すメッセージ22を記載することが好ましい。第1実施例では「めくってね」の文字部分がこれに相当する。
本考案は上記の例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範疇であれば、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
例えば、第1実施例では、第1シール10と第2シール20の組み合わせにより祝儀袋1におみくじの機能を付加する例を開示したが、本考案の実施形態はこれに限らない。例えば、第2シール20の表面には「今年の運勢」と表示し、第1シール10の情報表示部11には「今年のラッキーアイテムは風船。5月から6月ころに素敵な出会いがあるよ」といったメッセージを表示することで、祝儀袋1に占いの機能を付加しても良い。
また、第1実施例では、第1シール10の情報表示部11に文字を表示する例を示したが、情報表示部11に表示する情報12の形態は文字に限らない。贈り主から受取人に伝える情報は、漢字、平仮名、片仮名、アルファベット文字等で構成されたもの以外に、例えば、記号等の組み合わせからなる絵文字、写真等の画像、キャラクター等の絵図で表現されたものでも良く、情報12の形態は問わない。
また、第1実施例では、第2シール20の表面に、祝儀袋において定型的に使用される「おとしだま」等の文字も表示されている例を示したが、第2シール20の表面の内容は任意である。例えば、図3及び図4に示す第2実施例の祝儀袋1aのように、第2シール20aの表面には、第1シール10a及び第2シール20aの目的を示す「おみくじ」等の必要最小限の文字のみを表示しても良いし、「めくってね」等の剥離を促すメッセージ22aのみを表示しても良い。第2実施例は、図4(a)に示すように、「おとしだま」等の定型的な文字は袋本体2aの方に印字されている場合の適用例であり、既存の祝儀袋との組み合わせが容易となる。
また、上述の実施例では、本考案をポチ袋に適用する例を示したが、本考案は祝儀袋全般に適用できるものである。例えば、図5及び図6に示す第3実施例は、水引付きのお祝い袋への適用例である。第1及び第2実施例との違いは、第1シール10b及び第2シール20bを接着する箇所を袋本体2bの裏側とした点、第1シール10bの情報表示部11bには贈り主からのお祝いのメッセージが表示されている点である。この場合、第2シール20bの表面に表示している例えば「じいじからのメッセージがあるよ」の文字が、剥離を促すメッセージ22bとなる。
第3実施例において、情報表示部11bに表示する情報12bの内容は、祝儀袋1bを製造するメーカーが幾通りかのパターンをあらかじめ準備して印刷したものであっても良いし、贈り主が手書きできるように構成したものでも良い。
前者の場合、メーカーは、入学、就職など代表的な慶事において贈り主と受取人の組み合わせも様々あることを踏まえ、例えば10〜20とおりくらいのメッセージのパターンを製作することが想定される。そのため、パターンごとに第2シール20bの表面の色彩又は模様を変えて、ユーザーが文面のパターンの違いを視覚的に容易に識別できるようにすることが好ましい。
後者の場合、贈り主が情報表示部11bメッセージを手書きした後、第2シール20bを再接着する。そのため、第1シール10bと第2シール20bの間の接着は、再接着と再剥離が繰り返し可能な接着剤を用いることが好ましい。また、第1シール10bの表面は、ユーザーが使用する油性ペン等のインクが定着しやすく筆記に適した材質を用いることが好ましい。
また、第1シール10,10a,10b及び第2シール20,20a,20bの形状はこれらの実施例に示したものに限らない。各実施例で示した角が丸みを帯びた概略長方形のもの以外に、例えば、長円形、楕円形、三角形、台形などでも良いし、熨斗を象ったものでも良い。
また、本考案において第1シールと第2シールは、例えば、紙、樹脂など所望の素材を用いることが可能で、その材質は限定されない。第2シールは、剥離後の再接着も可能な素材を選択しても良いし、繰り返し遊べるようにする必要がなければスクラッチ式のシールで製作しても良い。
また、切込線21,21a,21bや剥離を促すメッセージ22,22a,22bは、本考案において必須の構成ではなく、これらを設ける場合についてもその位置、数、内容は実施例で示したものに限らない。例えば、図7(a)に示すように切込線21のみを設け、剥離を促すメッセージはない構成や、図7(b)に示すように、何れも無い構成でも構わない。
1,1a,1b 祝儀袋
2,2a,2b 袋本体
10,10a,10b 第1シール
11,11a,11b 情報表示部
12,12a,12b 情報
20,20a,20b 第2シール
21,21a,21b 切込線
22,22a,22b 剥離を促すメッセージ
2,2a,2b 袋本体
10,10a,10b 第1シール
11,11a,11b 情報表示部
12,12a,12b 情報
20,20a,20b 第2シール
21,21a,21b 切込線
22,22a,22b 剥離を促すメッセージ
Claims (3)
- 袋本体と、
贈り主から受取人に伝える情報が表示された情報表示部を有し、この情報表示部の裏側面が前記袋本体に接着される第1シールと、
前記情報表示部を覆い、前記第1シールと剥離可能に接着される第2シールと、
を備えたことを特徴とする祝儀袋。 - 前記第2シールの各隅角部の一部に切込線を施したことを特徴とする請求項1に記載の祝儀袋。
- 前記第2シールの表側面に、前記第2シールを剥離することを促すメッセージが記載されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の祝儀袋。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000216U JP3225796U (ja) | 2020-01-23 | 2020-01-23 | 祝儀袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3225796U true JP3225796U (ja) | 2020-04-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020000216U Active JP3225796U (ja) | 2020-01-23 | 2020-01-23 | 祝儀袋 |
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2020
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