JP3225634B2 - ディスプレィ画面表示データ作成方法 - Google Patents

ディスプレィ画面表示データ作成方法

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JP3225634B2 JP28117392A JP28117392A JP3225634B2 JP 3225634 B2 JP3225634 B2 JP 3225634B2 JP 28117392 A JP28117392 A JP 28117392A JP 28117392 A JP28117392 A JP 28117392A JP 3225634 B2 JP3225634 B2 JP 3225634B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汎用グラフィックライブ
ラリに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のグラフィックシステムの
構成であり、2aは主制御部であるグラフィックアプリ
ケーションプログラム、3aは入力装置(例えば、コン
トロールダイアル或いはマウス或いはキーボード、又は
これらの組み合わせ)、3bは表示部(グラフィックデ
ィスプレィ画面)、10a〜10cは汎用表示データ作
成部である汎用3次元グラフィックライブラリの主な機
能である。
【0003】従来、個々のグラフィックアプリケーショ
ンプログラムは汎用3次元グラフィックライブラリ(例
えば,PHIGS )を使用して,表示図形を入力操作に合わ
せてリアルタイムに変化させる場合は、グラフィックア
プリケーションプログラムにて個々に以下のような制御
をする必要があった。
【0004】(1) 入出力装置に対して初期設定を行う。 (2) 汎用3次元グラフィックライブラリの入力機能を実
行する。 グラフィックアプリケーションプログラムは汎用3次元
グラフィックライブラリ10aを経由して、オペレータ
に対して下記のような図形の変化のモードの指定と、そ
の変化量の入力要求を行う。
【0005】・図形の変化モード。 X,Y,Zの各軸に対する移動指定。X,Y,Zの各軸
に対するスケーリング(拡大・縮小)指定。
【0006】X,Y,Zの各軸に対する回転指定。 ・上記指定された変化モードの変化量。 X,Y,Zの各軸に対する移動量指定。
【0007】X,Y,Zの各軸に対するスケーリング
(拡大・縮小)率指定。X,Y,Zの各軸に対する回転
角度指定。 (3) オペレータにより、入力操作が行われた結果の入力
値を受け取る。
【0008】この値は、汎用3次元グラフィックライブ
ラリ10bによってグラフィックアプリケーションプロ
グラムに通知される値である。 (4) 上記(3) で受け取った入力値をもとに、下記のよう
な変換行列を生成する。
【0009】このとき、初期設定で設定された変換係数
を参照して、即ち下記の積行列に於いて右側の行列の各
要素の値にその変換係数(例えば、0.5)を掛け
て、、点(x,y,z)の変換行列を生成する。
【0010】例えば、X軸に関し反時計回りに角度αだ
け回転させる場合には、 α=変換係数×オペレータの入力値 となる。これは、オペレータの入力装置の操作量を拡大
或いは縮小するためである。
【0011】・移動の変換行列。 X軸方向にtx ,Y軸方向にty ,Z軸方向にtz だけ
平行移動する。
【0012】
【数1】
【0013】・スケーリングの変換行列。 X軸方向にax 倍,Y軸方向にay 倍,Z軸方向にaz
倍する。
【0014】
【数2】
【0015】・X軸に関し、反時計回りに角度αの回転
変換行列。
【0016】
【数3】
【0017】・Y軸に関し、反時計回りに角度βの回転
変換行列。
【0018】
【数4】
【0019】・Z軸に関し、反時計回りに角度γの回転
変換行列。
【0020】
【数5】
【0021】(5) グラフィックアプリケーションプログ
ラムは汎用3次元グラフィックライブラリの視野表現変
更機能を実行する。 汎用3次元グラフィックライブラリは、次のような行列
等で表現される視野定義表を変更し、その結果、表示図
形が変化する。
【0022】
【数6】
【0023】この行列は、z軸上の点(0,0,d)か
らみた透視行列であり、右側の行列の対角線上の0(ア
ンダーラインを引いた箇所)を「1」に置き換えた時の
z座標Aは透視奥行であり、 A=dz/(dーz) である。
【0024】(2) 〜(5) の制御を繰り返すことにより、
図2のグラフィックディスプレィ画面3bに示すよう
に、の位置に有った図形がの位置に平行移動し、こ
のようにして表示図形を連続的に変化させることができ
る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】以上のような制御を行
った場合、グラフィックアプリケーションプログラム
は、変換行列を生成するためにデータ領域の確保や変換
係数の更新・格納をする必要があり、汎用3次元グラフ
ィックライブラリの入力機能を行う度に、この変換係数
を参照し、さらに変換行列を生成するという処理を行わ
なければならない。
【0026】その結果、グラフィックアプリケーション
プログラムが大きくなり、さらに、多数のグラフィック
アプリケーションプログラムを開発する開発者が同じよ
うなグラフィックアプリケーションプログラムを開発す
るという非効率的な問題があった。
【0027】本発明はこのような点にかんがみて、グラ
フィックアプリケーションプログラムの中心部である
「変換行列の生成」と「オペレータが指定する入力デー
タの取込み」を汎用3次元グラフィックライブラリ側で
行うことによって、グラフィックアプリケーションプロ
グラムを簡素化し、開発負荷を逓減する手段を提供する
ことを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された汎用グラフィックライブラリによって解決
される。
【0029】図1は、本発明の原理図である。主制御部
であるグラフィックアプリケーションプログラムと、汎
用表示データ作成部と、表示部と、入力装置とから構成
されるディスプレィ画面表示データ作成システムに於い
て、処理ステップ101で、主制御部は初期設定を実行
し、初期画面データ及び入力装置より入力される入力デ
ータを拡大縮小変換する図形変換係数を汎用表示データ
作成部に送付し、処理ステップ102で、汎用表示デー
タ作成部は、初期画面データより画面を表示部に表示
し、送付された図形変換係数より図形変換係数テーブル
を作成し、処理ステップ103で、主制御部は、汎用表
示データ作成部を経由して入力装置に対して、入力要求
を行い、処理ステップ104で、入力装置より入力デー
タが入力され、処理ステップ105で、該入力データが
入力操作終了データかどうかを確認し、処理ステップ1
06で、該入力データが入力操作終了データでなけれ
ば、汎用表示データ作成部は、該入力データに該図形変
換係数を掛けて、表示図形の移動・拡大縮小・回転を行
う変換行列を作成し、行列演算を行い、処理ステップ1
07で、汎用表示データ作成部は、視野定義表を変更
し、その変更された視野定義表と該行列演算結果とから
表示部の図形を変更し、入力装置よりの入力データが入
力操作終了データであれば、後処理を行い、画面表示を
終了するように構成する。
【0030】
【作用】即ち、従来グラフィックアプリケーションプロ
グラムにて、似たようなプログラムを開発していたの
を、最大公約数的な機能を汎用グラフィックライブラリ
で実現することにより、グラフィックアプリケーション
プログラムを簡素化し、開発負荷を逓減することが出来
る。
【0031】
【実施例】図2は、本発明の一実施例であり、2は本発
明を適用したグラフィックアプリケーションプログラ
ム、1a〜1eは汎用グラフィックライブラリの主な機
能、3aはコントロールダイアル或いはマウス或いはキ
ーボード、3bはグラフィックディスプレィ画面であ
る。
【0032】図3は、変換定義要素管理テーブル4であ
り、変換係数テーブル4a,移動量テーブル4b,スケ
ーリング率テーブル4c,回転角度テーブル4dから構
成されている。
【0033】以下に図2及び図3を用いて本発明を説明
する。 (1).グラフィックアプリケーションプログラム2は
初期設定し、各x,y,z軸各々に関し或いはx,y,
z軸共通に一個の図形変換係数を汎用グラフィックライ
ブラリの係数テーブル作成機能1aに渡す。該汎用グラ
フィックライブラリは変換係数テーブル4aを作成す
る。
【0034】変換係数テーブル4aは、各x,y,z軸
に関して、移動・スケーリング・回転の合計9個の値か
ら構成される。 (2).グラフィックアプリケーションプログラム2は
汎用グラフィックライブラリの操作要求機能1bを経由
して、オペレータに対して入力要求を行う。
【0035】オネペレータは、コントロールダイアル等
の入力装置3aを用い、図形変化のモードを指定し、即
ち移動・スケーリング・回転の中から一個或いは複数個
を指定し、その指定したモードの量を入力する。
【0036】(21).汎用グラフィックライブラリの
入力データ読み取り機能1cは、上記入力装置からの入
力情報を読み取り、変換定義要素管理テーブル4の内、
移動量テーブル4b或いはスケーリング率テーブル4c
或いは回転角度テーブル4dを作成する。
【0037】(22).汎用グラフィックライブラリの
変換行列作成機能1dは、上記(1)で作成した変換係
数テーブル4aと、上記(21)で作成した移動・スケ
ーリング・回転の値とから、従来技術の項で説明した変
換行列を作成し、行列演算を行う。
【0038】(23).汎用グラフィックライブラリの
視野定義表変更機能1eは、従来技術の項で説明した視
野定義表を変更し、グラフィックディスプレィに描画命
令を出力する。
【0039】この結果、グラフィックディスプレィ画面
3bは図1に示すように、図形が変化することになる。 (3).グラフィックアプリケーションプログラム2は
上記(2)の汎用グラフィックライブラリの操作要求機
能1bを経由して、オペレータに対して入力要求を行う
ことを繰り返す。
【0040】以上のようにして、図2に示すようにグラ
フィックディスプレィ画面3b上の図形がリアルタイム
変化することになる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、汎用グラフィックライブラリにて入力装置から
の情報を読み取り、変換行列を作成し、視野定義表を変
更することにより、グラフィックディスプレィ画面上の
図形がリアルタイム変化し、グラフィックアプリケーシ
ョンプログラム2は初期設定と、汎用グラフィックライ
ブラリ1bを経由して、オネペレータに対して入力要求
を行うことを繰り返すだけで良い。
【0042】これにより、グラフィックアプリケーショ
ンプログラムは簡素化出来、グラフィックアプリケーシ
ョンプログラムの開発効率が向上するという工業的効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の一実施例
【図3】 変換定義要素管理テーブル
【図4】 従来のグラフィックシステムの構成
【符号の説明】
1a 係数テーブル作成機能1a 1b 操作要求機能 1c 入力データ読み取り機能 1d 変換行列作成機能 1e 視野定義表変更機能 10a〜10c 従来の汎用グラフィックライ
ブラリの主な機能 2 本発明を適用したグラフィックアプリケ
ーションプログラム 2a 従来のグラフィックアプリケーションプ
ログラム 3a 入力装置 3b グラフィックディスプレィ画面 4 変換定義要素管理テーブル 4a 変換係数テーブル 4b 移
動量テーブル 4c スケーリング率テーブル 4d 回転角度テーブル 101〜107 処理ステップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御部であるグラフィックアプリケー
    ションプログラムと、汎用表示データ作成部と、表示部
    と、入力装置とから構成されるディスプレィ画面表示デ
    ータ作成方法に於いて、 主制御部は初期設定を実行し、初期画面データ及び入力
    装置より入力される入力データを拡大縮小変換する図形
    変換係数を汎用表示データ作成部に送付し(101)、 汎用表示データ作成部は、初期画面データより画面を表
    示部に表示し、送付された図形変換係数より図形変換係
    数テーブルを作成し(102)、 主制御部は、汎用表示データ作成部を経由して入力装置
    に対して、入力要求を行い(103)、 入力装置より入力データが入力され(104)、 該入力データが入力操作終了データかどうかを確認し
    (105)、 該入力データが入力操作終了データでなければ、汎用表
    示データ作成部は、該入力データに該図形変換係数を掛
    けて、表示図形の移動・拡大縮小・回転を行う変換行列
    を作成し、行列演算を行い(106)、 汎用表示データ作成部は、視野定義表を変更し、その変
    更された視野定義表と該行列演算結果とから表示部の図
    形を変更し(107)、 入力装置よりの入力データが入力操作終了データであれ
    ば、後処理を行い、画面表示を終了するようにしたこと
    を特徴とするディスプレィ画面表示データ作成方法。
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