JP3225032U - パンツ - Google Patents

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Abstract

【課題】 破れにくく、縫製しやすいパンツを提供する。【解決手段】 前身頃1と後ろ身頃3とが縫い合わされたパンツであって、前記前身頃1は、股刳り幅W4がヒップライン幅Hの約1/3の寸法とされており、前記後ろ身頃3は、前記前身頃1と同寸法の生地31の股刳り2cを該股刳り2cのカーブに沿って加熱延伸されたものであることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、パンツ(ズボンとも言う。)に関する。
パンツは、一般に、原型に基づいて前身頃と後ろ身頃のパターン(型紙)を作図し、作図したパターンに沿って生地を裁断して、生地から前身頃と後ろ身頃を切り出し、切り出した前身頃と後ろ身頃とを縫い合わせて制作される。
この原型は、様々な体型の人にも比較的合いやすく、またパターンの制作を簡易化し、あらゆるデザインの作図の基本となる。
パンツの原型は、一般的に、図2に示すように、前身頃と後ろ身頃とで異なる形状をしている。前身頃1は、股上丈L1の位置の股上線L2上に、股刳り幅W1(前股刳り幅)をとる。このとき、股上線L2上に、腰丈L3の位置にあるヒップライン幅Hと等しい幅W2をとり、この幅W2を4等分した寸法を股刳り幅W1(前股刳り幅)とする。ヒップライン幅Hは、尻周り寸法の1/4とされる。前股刳り2aは、股刳り先端2bから腰丈L3のヒップラインの位置(ヒップライン幅Hの位置)にかけて緩やかなカーブを形成する。後ろ身頃3は、一般に、前身頃1に比べて、股刳り幅W3(後ろ股刳り幅)が広く形成される。また、股上線L2より上の部分は、一般的に、前身頃1では股下の部分が延びる方向Xとほぼ同方向に延び、前中心線4aも折山線L4に概ね沿って延びるが、後ろ身頃3では股下の部分が延びる方向Xに対して傾きを持って延び、後ろ中心線4bも折山線L4に対し大きく傾斜する。折山線L4は、渡り寸法(股上線L2の寸法)の真ん中を通る線である。
2004年3月1日、文化出版局発行、「衣服解剖学」、215〜241頁 2008年2月15日、文化出版局発行、文化服飾学院編「文化ファッション体系 服飾造形講座9 メンズウェア(体型・シャツ・パンツ)」、第4章
しかしながら、従来のパンツは、図2に示すように、後ろ身頃3の後ろ股刳り2cと後ろ股下線5bとが交差する三角の部分6が、前身頃1に比べて突き出し、三角の部分6の頂角αが前身頃1のそれに比して小さいため、くせが取りにくく、三角の部分6が破れやすい。また、このような三角の部分6は、縫製も難しく、特に縫製初心者は苦労する部位で、俗に魔の三角地帯と呼ばれている。
本考案は、上記問題を解消し、破れにくく、縫製しやすいパンツを提供することを主たる目的とする。
上記問題を解決するため、本考案は、前身頃と後ろ身頃とが縫い合わされたパンツであって、前記前身頃は、股刳り幅がヒップライン幅の約1/3の寸法とされており、前記後ろ身頃は、前記前身頃と同寸法の生地の股刳り部分を股刳りのカーブに沿って加熱延伸されたものであることを特徴とする。
本考案によれば、前身頃の股刳り幅が従来より広くなる一方、後ろ身頃の股刳り幅が従来より狭くなって三角の部分の頂角が従来より大きくなるため、縫製がし易くなる。また、後ろ身頃は、前記前身頃と同寸法の生地の股刳り部分を股刳りのカーブに沿って加熱延伸されたものであるため、体積が長さになって、尻の部分が上に上がりヒップアップとなるため、着用時に綺麗になり優雅で履き心地が良い。また、前身頃の股刳り幅は従来より広く、前身頃のチャックのつくところのカーブが緩くなるため、チャックを前身頃の下方深くまでつけることができ、用をたす際に楽にできる。また、前身頃と後ろ身頃が同じ寸法の生地を利用するため、前身頃と後ろ身頃の製図が簡易化できる。
本考案に係るパンツの一実施形態の前身頃と後ろ身頃を示す平面図である。 従来のパンツの一般的な前身頃と後ろ身頃を示す平面図である。
本考案に係るパンツの実施形態について、以下に図1を参照して説明する。なお、従来技術を含め、同一又は類似の構成要素には同符号を付している。
図1は、本考案に係るパンツの一実施形態の前身頃と後ろ身頃を示す平面図である。前身頃1は、股刳り幅W4がヒップライン幅Hの約1/3の寸法とされている。すなわち、股刳り幅W4は、(1/3)×H±1cmとされる。ヒップライン幅Hは、採寸された尻周り寸法の1/4に相当する。
後ろ身頃3は、前身頃1と同寸法のパターンに裁断された生地31を用意し、その生地31の股刳り2cを股刳り2cのカーブに沿って加熱延伸することにより形成される。パンツの生地には、ウール、綿、麻、レーヨン、ポリエステル等が好適に用いられ得る。
後ろ身頃3の股刳り2cの加熱延伸は、例えば、股刳り2cの両端を離反方向に引っ張りながら、股刳り2cのカーブに沿ってアイロンを当てて、破線で示された生地31を、約3cm程度、上(矢印Y方向)に伸ばして実線で示す形状とすることより成し得る。
このようにして形成された前身頃1と後ろ身頃3とが縫い合わされて、パンツが作られる。
上記構成を有するパンツは、前身頃1の股刳り幅W4が従来より広くなる一方、後ろ身頃3の股刳り幅W5が従来より狭くなって三角の部分6の頂角βが従来より大きくなるため、縫製がし易くなる。
また、後ろ身頃3は、前身頃1と同寸法の生地31の股刳り2cを股刳り2cのカーブに沿って加熱延伸されているため、体積が長さになって、尻の部分が上に上がりヒップアップとなるため、着用時に綺麗になり優雅で履き心地の良いものとなる。
また、前身頃1の股刳り幅W4は従来幅(W1)より広く、前身頃1のチャック(図示せず。)のつくところのカーブが緩くなるため、チャックを前身頃1の下方深くまでつけることができ、用をたす際に楽にできる。
また、前身頃1と後ろ身頃3が同じ寸法の生地を利用するため、前身頃1と後ろ身頃3の製図が簡易化できる。
1 前身頃
2a 股刳り
2c 股刳り
3 後ろ身頃
H ヒップライン幅
W4 股刳り幅

Claims (1)

  1. 前身頃と後ろ身頃とが縫い合わされたパンツであって、
    前記前身頃は、股刳り幅がヒップライン幅の約1/3の寸法とされており、
    前記後ろ身頃は、前記前身頃と同寸法の生地の股刳りを該股刳りのカーブに沿って加熱延伸されたものである、ことを特徴とする前記パンツ。
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