JP3224966B2 - 電気的接続片 - Google Patents
電気的接続片Info
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- JP3224966B2 JP3224966B2 JP11660595A JP11660595A JP3224966B2 JP 3224966 B2 JP3224966 B2 JP 3224966B2 JP 11660595 A JP11660595 A JP 11660595A JP 11660595 A JP11660595 A JP 11660595A JP 3224966 B2 JP3224966 B2 JP 3224966B2
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- piece
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- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な電気的接続片に関
する。詳しくは、主材料として薄い導電性金属板を使用
しながら相手方との十分な接触圧が得られるようにした
新規な電気的接続片を提供しようとするものである。
する。詳しくは、主材料として薄い導電性金属板を使用
しながら相手方との十分な接触圧が得られるようにした
新規な電気的接続片を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、合成樹脂製のボデイに少なくと
もその一部が埋め込まれる金属板部材、例えば、コンタ
クトにに電気的接続片、例えば、オスターミナルが一体
に形成される場合がある。
もその一部が埋め込まれる金属板部材、例えば、コンタ
クトにに電気的接続片、例えば、オスターミナルが一体
に形成される場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オスターミナルはメス
ターミナルに挿入され、メスターミナルとの間の接触圧
によってメスターミナルと電気的に接続されるものであ
る。
ターミナルに挿入され、メスターミナルとの間の接触圧
によってメスターミナルと電気的に接続されるものであ
る。
【0004】そして、メスターミナルとの間に十分な接
触圧が得られないと、その電気的接続が不十分となり、
給電ミス等が生じることがある。
触圧が得られないと、その電気的接続が不十分となり、
給電ミス等が生じることがある。
【0005】そして、十分な接触圧を得るためには、オ
スターミナルにある程度以上の厚みが必要になる。
スターミナルにある程度以上の厚みが必要になる。
【0006】ところで、オスターミナルが合成樹脂製の
ボデイに一体的に成形される部材、例えば、コンタクト
と一体に形成される場合、その材料たる導電性金属板の
厚みは全体的な必要性や経済性を考慮して選択されるの
で、オスターミナルの材料としてはその厚みが十分でな
い場合が生じる。
ボデイに一体的に成形される部材、例えば、コンタクト
と一体に形成される場合、その材料たる導電性金属板の
厚みは全体的な必要性や経済性を考慮して選択されるの
で、オスターミナルの材料としてはその厚みが十分でな
い場合が生じる。
【0007】即ち、2重に折り重ねた程度ではメスター
ミナルとの間に十分な接触圧を得るのに必要な厚みを確
保することができない場合が生じる。
ミナルとの間に十分な接触圧を得るのに必要な厚みを確
保することができない場合が生じる。
【0008】だからといって、2重に折り重ねて十分な
厚みが得られるような板厚の導電性金属板を選択する
と、他の部分において過剰な品質となり、必要以上のコ
ストをかけることとなり、また、全体の重量が重くなっ
てしまうなどの問題もある。
厚みが得られるような板厚の導電性金属板を選択する
と、他の部分において過剰な品質となり、必要以上のコ
ストをかけることとなり、また、全体の重量が重くなっ
てしまうなどの問題もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明電気的接続片は、
上記した課題を解決するために、導電性金属板により板
状に形成され、メスターミナルの係合部に係合される被
係合部が形成された導電部と、該導電部に積層状に一体
化され、少なくとも幅又は厚みの一方が先端に行くに従
って小さくなる先端部を有する合成樹脂製のモールド部
とから成る電球に接続されるオスターミナルと、モール
ド部と一体に構成され、オスターミナルを支持する合成
樹脂製のランプボデイとから成るものである。
上記した課題を解決するために、導電性金属板により板
状に形成され、メスターミナルの係合部に係合される被
係合部が形成された導電部と、該導電部に積層状に一体
化され、少なくとも幅又は厚みの一方が先端に行くに従
って小さくなる先端部を有する合成樹脂製のモールド部
とから成る電球に接続されるオスターミナルと、モール
ド部と一体に構成され、オスターミナルを支持する合成
樹脂製のランプボデイとから成るものである。
【0010】
【作用】従って、本発明電気的接続片にあっては、導電
性金属板により板状に形成された導電部に合成樹脂製の
モールド部を一体的に積層することによって所望の板厚
のオスターミナルを得ることが出来るので、必要以上に
厚手の導電性金属板を使用する必要が無く、コストの増
大を回避することができる。また、オスターミナルはそ
の先端部の幅や厚みが先端に行くに従って小さくなって
いるので、メスターミナルへの挿入が容易になるのはも
ちろんのこと、さらに、オスターミナルにはメスターミ
ナルの係合部に係合される被係合部が形成されているの
で、オスターミナルのメスターミナルからの脱落も防止
できる。
性金属板により板状に形成された導電部に合成樹脂製の
モールド部を一体的に積層することによって所望の板厚
のオスターミナルを得ることが出来るので、必要以上に
厚手の導電性金属板を使用する必要が無く、コストの増
大を回避することができる。また、オスターミナルはそ
の先端部の幅や厚みが先端に行くに従って小さくなって
いるので、メスターミナルへの挿入が容易になるのはも
ちろんのこと、さらに、オスターミナルにはメスターミ
ナルの係合部に係合される被係合部が形成されているの
で、オスターミナルのメスターミナルからの脱落も防止
できる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明電気的接続片の詳細を本発明
をバニティミラー用ランプのオスターミナルに適用した
実施例に従って説明する。
をバニティミラー用ランプのオスターミナルに適用した
実施例に従って説明する。
【0012】1がバニティミラー用ランプのランプボデ
イであり、合成樹脂製のボデイ本体2と該ボデイ本体2
にインサート成形により一体化された3つのコンタクト
3、4、5及び2つの補強片6、7とから成る。
イであり、合成樹脂製のボデイ本体2と該ボデイ本体2
にインサート成形により一体化された3つのコンタクト
3、4、5及び2つの補強片6、7とから成る。
【0013】ボデイ本体2は合成樹脂、たとえば、AB
S樹脂等で形成され、前面が開口し、正面から見て略縦
長の長方形をした奥行きの浅い偏平な箱状に形成されて
いる。
S樹脂等で形成され、前面が開口し、正面から見て略縦
長の長方形をした奥行きの浅い偏平な箱状に形成されて
いる。
【0014】ボデイ本体2の内底面の上下両端部にはや
や前方へ突出した台部8、8′が形成されており、該台
部8、8′の略中央部には挿通孔9、9′が形成されて
おり、また、上側の台部8の挿通孔9と左右両端との間
及び下側の台部8′の挿通孔9′と右端との間には打抜
孔10、10、10が形成されている。
や前方へ突出した台部8、8′が形成されており、該台
部8、8′の略中央部には挿通孔9、9′が形成されて
おり、また、上側の台部8の挿通孔9と左右両端との間
及び下側の台部8′の挿通孔9′と右端との間には打抜
孔10、10、10が形成されている。
【0015】台部8と8′との間の部分は凹部11とな
っており、該凹部11は上下方向における中央の略3分
の1の部分11aがもっとも低い平坦面となっており、
該平坦面11aの上下に連なる部分11b、11b′が
該平坦面11aから上記台部8、8′へかけて徐々に前
方へ変位していく傾斜面となっている。
っており、該凹部11は上下方向における中央の略3分
の1の部分11aがもっとも低い平坦面となっており、
該平坦面11aの上下に連なる部分11b、11b′が
該平坦面11aから上記台部8、8′へかけて徐々に前
方へ変位していく傾斜面となっている。
【0016】ボデイ本体2の側面の上下端寄りの位置の
4箇所、即ち、上記台部8、8′の両側部に対応した位
置に切欠12、12、・・・が形成されている。これら
切欠12、12、・・・は、その側面開口部では前端は
側面壁13の前端縁の稍手前で終わっており、後端はボ
デイ本体2の後面にまで達している。また、これら切欠
12、12、・・・は台部8、8′の箇所では前端は台
部8、8′の前面に達し、後端はボデイ本体2の後面に
達している。
4箇所、即ち、上記台部8、8′の両側部に対応した位
置に切欠12、12、・・・が形成されている。これら
切欠12、12、・・・は、その側面開口部では前端は
側面壁13の前端縁の稍手前で終わっており、後端はボ
デイ本体2の後面にまで達している。また、これら切欠
12、12、・・・は台部8、8′の箇所では前端は台
部8、8′の前面に達し、後端はボデイ本体2の後面に
達している。
【0017】更に、ボデイ本体2の左右外側面の上下両
端寄りの位置には前後両端に達する凹条部14、14、
・・・が形成されている。
端寄りの位置には前後両端に達する凹条部14、14、
・・・が形成されている。
【0018】コンタクト3は、リフレクタ部15と、該
リフレクタ部15の左側縁の上下方向における中央部か
ら左方へ突設された口金ホルダー16と、上記リフレク
タ部15の左右側縁から下方に延びた連結片17、1
7′の下端から左方又は右方に突出したオスターミナル
18、18′と更に逆凹字状をしており細幅の前後方向
に延びる連結片19、19によってオスターミナル1
8、18′の基端部下縁と連結されている補助部20と
が一体に形成されて成る。
リフレクタ部15の左側縁の上下方向における中央部か
ら左方へ突設された口金ホルダー16と、上記リフレク
タ部15の左右側縁から下方に延びた連結片17、1
7′の下端から左方又は右方に突出したオスターミナル
18、18′と更に逆凹字状をしており細幅の前後方向
に延びる連結片19、19によってオスターミナル1
8、18′の基端部下縁と連結されている補助部20と
が一体に形成されて成る。
【0019】リフレクタ部15は前面を向いた横長矩形
の板状をした中央部21と該中央部21の上下両縁から
上方又は下方に延び中央部21から遠去かるに従って前
方へ変位するように傾斜した傾斜部22、22′とが一
体に形成されて成り、上記連結片17、17′はリフレ
クタ15の中央部21の左右側縁から下方へ延びてい
る。
の板状をした中央部21と該中央部21の上下両縁から
上方又は下方に延び中央部21から遠去かるに従って前
方へ変位するように傾斜した傾斜部22、22′とが一
体に形成されて成り、上記連結片17、17′はリフレ
クタ15の中央部21の左右側縁から下方へ延びてい
る。
【0020】口金ホルダー16はベース部23と該ベー
ス部23の上下両縁から前方へ突出された挟持片24、
24とから成り、挟持片24、24の前端寄りの位置に
は互いに近づくように湾曲された括れ部25、25が形
成されている。また、ベース部23の反リフレクタ部1
5側の端縁からは埋設片26が突設されている。
ス部23の上下両縁から前方へ突出された挟持片24、
24とから成り、挟持片24、24の前端寄りの位置に
は互いに近づくように湾曲された括れ部25、25が形
成されている。また、ベース部23の反リフレクタ部1
5側の端縁からは埋設片26が突設されている。
【0021】オスターミナル18と18′とは左右対称
であることを除いて同じ構造を有しているので、その一
方について説明し、他方については一方における同様の
部分に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。
であることを除いて同じ構造を有しているので、その一
方について説明し、他方については一方における同様の
部分に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。
【0022】オスターミナル18は導電部27と該導電
部27に一体成形されたモールド部28とから成る。導
電部27は上記連結片17に連続された横長矩形の板状
部27aと該板状部27aの上下両側縁から前方に向け
て突出された側片部27b、27bとが一体に形成され
て成る。また、板状部27aの先端部の略中央には小孔
27cが形成されている。
部27に一体成形されたモールド部28とから成る。導
電部27は上記連結片17に連続された横長矩形の板状
部27aと該板状部27aの上下両側縁から前方に向け
て突出された側片部27b、27bとが一体に形成され
て成る。また、板状部27aの先端部の略中央には小孔
27cが形成されている。
【0023】モールド部28は上記ボデイ本体2の材料
樹脂と同じ合成樹脂により形成され、導電部27の板状
部27aの側片部27b、27bが突設された側に積層
状に一体成形され、その厚さは略側片部27b、27b
の前後幅と同じにされている。そして、該モールド部2
8には板状部27aの先端から更に突出した先端部28
aが設けられ、該先端部28aはその前後及び上下4面
が傾斜されて先端に行くに従って上下幅及び厚みが小さ
くなるようにされている。そして、モールド部28の上
記小孔27cに対応した位置には該小孔27cより稍大
径の小孔28bが形成されている。そして、このような
モールド部28はコンタクト3がボデイ本体2にインサ
ート成形される際に同時に成形される。
樹脂と同じ合成樹脂により形成され、導電部27の板状
部27aの側片部27b、27bが突設された側に積層
状に一体成形され、その厚さは略側片部27b、27b
の前後幅と同じにされている。そして、該モールド部2
8には板状部27aの先端から更に突出した先端部28
aが設けられ、該先端部28aはその前後及び上下4面
が傾斜されて先端に行くに従って上下幅及び厚みが小さ
くなるようにされている。そして、モールド部28の上
記小孔27cに対応した位置には該小孔27cより稍大
径の小孔28bが形成されている。そして、このような
モールド部28はコンタクト3がボデイ本体2にインサ
ート成形される際に同時に成形される。
【0024】しかして、該コンタクト3は上記ボデイ本
体2に所謂インサート成形により一体化され、そのリフ
レクタ部15はボデイ本体2の略中央部に前面に露出し
て、即ち、中央部21はボデイ本体2の凹部11の平坦
面11aの左右方向における中央部の前面に位置し、傾
斜部22、22′は凹部11の傾斜部11b、11b′
の左右方向における中央部の前面に位置するように配置
され、口金ホルダー16は凹部11の平坦面11aの左
端部に位置し、埋設片26はその先端部がボデイ本体2
の左側面壁13に埋設状に位置される。そして、オスタ
ーミナル18、18′はボデイ本体2の下側の切欠1
2、12の奥端から突設した状態で切欠12、12内に
位置される。尚、連結片17、17′はボデイ本体2内
に埋設された状態となる。また、ボデイ本体2の前面に
は浅い凹部29が形成され、該浅い凹部29内にコンタ
クト3のリフレクタ部15及び口金ホルダー16のベー
ス部23が位置される。
体2に所謂インサート成形により一体化され、そのリフ
レクタ部15はボデイ本体2の略中央部に前面に露出し
て、即ち、中央部21はボデイ本体2の凹部11の平坦
面11aの左右方向における中央部の前面に位置し、傾
斜部22、22′は凹部11の傾斜部11b、11b′
の左右方向における中央部の前面に位置するように配置
され、口金ホルダー16は凹部11の平坦面11aの左
端部に位置し、埋設片26はその先端部がボデイ本体2
の左側面壁13に埋設状に位置される。そして、オスタ
ーミナル18、18′はボデイ本体2の下側の切欠1
2、12の奥端から突設した状態で切欠12、12内に
位置される。尚、連結片17、17′はボデイ本体2内
に埋設された状態となる。また、ボデイ本体2の前面に
は浅い凹部29が形成され、該浅い凹部29内にコンタ
クト3のリフレクタ部15及び口金ホルダー16のベー
ス部23が位置される。
【0025】コンタクト4は、口金ホルダー30と端子
片31とこれら口金ホルダー30、端子片31間を接続
している接続片32とが一体に形成されて成る。
片31とこれら口金ホルダー30、端子片31間を接続
している接続片32とが一体に形成されて成る。
【0026】口金ホルダー30はベース部33と該ベー
ス部33の上下両縁から前方へ突出された挟持片34、
34とから成り、挟持片34、34の前端寄りの位置に
は互いに近づくように湾曲された括れ部35、35が形
成されている。また、ベース部33の左側縁には埋設片
36が突設されている。
ス部33の上下両縁から前方へ突出された挟持片34、
34とから成り、挟持片34、34の前端寄りの位置に
は互いに近づくように湾曲された括れ部35、35が形
成されている。また、ベース部33の左側縁には埋設片
36が突設されている。
【0027】接続片32は上下方向に延びる細幅の帯状
片として形成され、その下端部が口金ホルダー30のベ
ース部の右側縁に一体に連結されている。尚、接続片3
2の下側略3分の1の部分32aは下方に行くに従い後
方へ変位する傾斜部となっている。
片として形成され、その下端部が口金ホルダー30のベ
ース部の右側縁に一体に連結されている。尚、接続片3
2の下側略3分の1の部分32aは下方に行くに従い後
方へ変位する傾斜部となっている。
【0028】端子片31は左右方向に延びる帯状片とし
て形成され、幅方向が前後方向に沿い、その右端部の後
縁が上記接続片32の上縁に一体に連結されている。
て形成され、幅方向が前後方向に沿い、その右端部の後
縁が上記接続片32の上縁に一体に連結されている。
【0029】このようなコンタクト4は、その口金ホル
ダー30がボデイ本体2の平坦面11aの右端部前面に
位置され、そのベース部33が平坦面11aの右端部に
形成された浅い凹部37内に位置される。そして、埋設
片36は平坦面11a内に埋設され、接続片32は右側
面壁13内に埋設された状態となる。そして、端子片3
1はボデイ本体2の上面の右端部から上方へ一体に突設
された突起38の上端寄りの位置から左方へ向けて突出
している。また、ボデイ本体2の上面の左右方向におけ
る中央より稍左に寄った位置から上方へ向けて突起39
が突設されており、該突起39の上端部は右方へクラン
ク状に突設されており、下方を向いた2つの段差面40
a、40bが形成されており、上記端子片31の左端部
は上側の段差面40aに弾接している。
ダー30がボデイ本体2の平坦面11aの右端部前面に
位置され、そのベース部33が平坦面11aの右端部に
形成された浅い凹部37内に位置される。そして、埋設
片36は平坦面11a内に埋設され、接続片32は右側
面壁13内に埋設された状態となる。そして、端子片3
1はボデイ本体2の上面の右端部から上方へ一体に突設
された突起38の上端寄りの位置から左方へ向けて突出
している。また、ボデイ本体2の上面の左右方向におけ
る中央より稍左に寄った位置から上方へ向けて突起39
が突設されており、該突起39の上端部は右方へクラン
ク状に突設されており、下方を向いた2つの段差面40
a、40bが形成されており、上記端子片31の左端部
は上側の段差面40aに弾接している。
【0030】コンタクト5は正面から見て略凹字状をし
た中央片41と該中央片41の下縁に左右に間隔を置い
て後方へ突出した接続片42、42の後端から左方又は
右方へ突出したオスターミナル43、43′と中央片4
1の右端部上端に連続された正面から見て逆L字状をし
た接続片44を介して連結された端子片45とが一体に
形成されて成る。
た中央片41と該中央片41の下縁に左右に間隔を置い
て後方へ突出した接続片42、42の後端から左方又は
右方へ突出したオスターミナル43、43′と中央片4
1の右端部上端に連続された正面から見て逆L字状をし
た接続片44を介して連結された端子片45とが一体に
形成されて成る。
【0031】オスターミナル43、43′は上記オスタ
ーミナル18、18′と同様に、導電部27とモールド
部28とから成る。
ーミナル18、18′と同様に、導電部27とモールド
部28とから成る。
【0032】また、端子片45は、左右方向に延びる帯
状片として形成され、幅方向が前後方向に沿い、その右
端部の後縁が上記接続片44の上縁に一体に連結されて
いる。
状片として形成され、幅方向が前後方向に沿い、その右
端部の後縁が上記接続片44の上縁に一体に連結されて
いる。
【0033】このようなコンタクト5は、そのオスター
ミナル43、43′はボデイ本体2の上側の切欠12、
12の奥端から突設した状態で切欠12、12内に位置
され、端子片45は上記突起38の上記端子片31が突
出した位置より稍下側の位置から左方へ向けて突出さ
れ、その先端部は左側の突起39の下側の段差面40b
に弾接している。そして、コンタクト5のその余の部分
はボデイ本体2内に埋設された状態となっている。
ミナル43、43′はボデイ本体2の上側の切欠12、
12の奥端から突設した状態で切欠12、12内に位置
され、端子片45は上記突起38の上記端子片31が突
出した位置より稍下側の位置から左方へ向けて突出さ
れ、その先端部は左側の突起39の下側の段差面40b
に弾接している。そして、コンタクト5のその余の部分
はボデイ本体2内に埋設された状態となっている。
【0034】補強片6、7はそれぞれ円板状をしてお
り、その中央部に挿通孔46、46が形成されている。
そして、補強片6はボデイ本体2の上側台部8の略中央
部に埋設され、中央寄りの部分が該台部8に形成された
挿通孔9から露出している。また、補強片7はボデイ本
体2の下側の台部8′の略中央部に埋設され、中央寄り
の部分が該台部8′に形成された挿通孔9′から露出し
ている。
り、その中央部に挿通孔46、46が形成されている。
そして、補強片6はボデイ本体2の上側台部8の略中央
部に埋設され、中央寄りの部分が該台部8に形成された
挿通孔9から露出している。また、補強片7はボデイ本
体2の下側の台部8′の略中央部に埋設され、中央寄り
の部分が該台部8′に形成された挿通孔9′から露出し
ている。
【0035】47はバニティミラー、48はそのボデイ
であり、ボデイ48は合成樹脂で形成され、正面から見
て横長の長方形をしている。
であり、ボデイ48は合成樹脂で形成され、正面から見
て横長の長方形をしている。
【0036】ボデイ48の左端部には縦長長方形をした
ランプ配置用凹部49が形成され、該凹部49から右側
の部分にはその大部分を占める横長長方形をしたミラー
配置用開口50が形成されている。
ランプ配置用凹部49が形成され、該凹部49から右側
の部分にはその大部分を占める横長長方形をしたミラー
配置用開口50が形成されている。
【0037】ミラー配置用開口50の前端には内方へ突
出した押え縁51が形成され、また、下側内側面の左右
両端寄りの位置には押え突起52、52が突設されてい
る。該押え突起52、52は上記押え縁51との間に後
述するミラーの厚みに相当する間隔を有している。
出した押え縁51が形成され、また、下側内側面の左右
両端寄りの位置には押え突起52、52が突設されてい
る。該押え突起52、52は上記押え縁51との間に後
述するミラーの厚みに相当する間隔を有している。
【0038】また、ミラー配置用開口50の上側内側面
の左右両端寄りの位置にはミラー係合部53、53が形
成されている。該ミラー係合部53は、略凹字状をして
いてその両端部が開口50の上側内側面に連結された薄
肉ばね部54と該薄肉ばね部54の下面の左右方向にお
ける中央部から下方へ向けて突設された係合突起55と
が一体に形成されて成り、該係合突起55の下面55a
は前方へ行くに従い上方へ変位する傾斜面に形成されて
いる。
の左右両端寄りの位置にはミラー係合部53、53が形
成されている。該ミラー係合部53は、略凹字状をして
いてその両端部が開口50の上側内側面に連結された薄
肉ばね部54と該薄肉ばね部54の下面の左右方向にお
ける中央部から下方へ向けて突設された係合突起55と
が一体に形成されて成り、該係合突起55の下面55a
は前方へ行くに従い上方へ変位する傾斜面に形成されて
いる。
【0039】56はミラーであり、上記ミラー配置用開
口50より一回り小さい横長長方形をしている。また、
該ミラー56の厚みは上記ミラー係合部53の薄肉ばね
部54の前端と押え縁51後面との間の間隔より大きく
されている。
口50より一回り小さい横長長方形をしている。また、
該ミラー56の厚みは上記ミラー係合部53の薄肉ばね
部54の前端と押え縁51後面との間の間隔より大きく
されている。
【0040】そこで、ミラー56はボデイ48の後側か
ら、その下縁が稍前方に位置するように傾斜させた状態
で下縁部を押え突起52、52と押え縁51との間に挿
入し、薄肉ばね部54、54の中央部を上方へ撓ませて
おいてミラー56の上縁部を前方へ移動させて押さえ縁
51の後面に当接させる。そして、上記薄肉ばね部5
4、54を撓ませていた力を解除すると、該薄肉ばね部
54、54が元の状態に復帰しようとして係合突起5
5、55の下面55a、55aがミラー56の上縁に弾
接される。そして、該係合突起55、55の下面55
a、55aは前方に行くに従い上方へ変位するように傾
斜されているので、上記弾接によって、ミラー56の上
縁は前方への移動力を付勢され、これによって、ミラー
56の周縁部の前面は押え縁51の後面に弾接された状
態でボデイ48に取着されることになる。
ら、その下縁が稍前方に位置するように傾斜させた状態
で下縁部を押え突起52、52と押え縁51との間に挿
入し、薄肉ばね部54、54の中央部を上方へ撓ませて
おいてミラー56の上縁部を前方へ移動させて押さえ縁
51の後面に当接させる。そして、上記薄肉ばね部5
4、54を撓ませていた力を解除すると、該薄肉ばね部
54、54が元の状態に復帰しようとして係合突起5
5、55の下面55a、55aがミラー56の上縁に弾
接される。そして、該係合突起55、55の下面55
a、55aは前方に行くに従い上方へ変位するように傾
斜されているので、上記弾接によって、ミラー56の上
縁は前方への移動力を付勢され、これによって、ミラー
56の周縁部の前面は押え縁51の後面に弾接された状
態でボデイ48に取着されることになる。
【0041】ランプ配置用凹部49は後面と4周を壁で
囲まれており、前方に向かって開口している。
囲まれており、前方に向かって開口している。
【0042】そして、上記したバニティミラー用ランプ
ボデイ1はランプ配置用凹部49内に装着される。ラン
プ配置用凹部49の上面壁の左端部を除く部分には左右
に長い挿通孔57が形成され、該挿通孔57にランプボ
デイ1の上端部に設けられた突起38及び39が挿通さ
れて、これら突起38及び39が凹部49の上方に突出
される。また、ランプ配置用凹部49の下面壁には係合
爪片58、58が形成されており、該係合爪片58、5
8が上記ランプボデイ1のボデイ本体2の下面壁に形成
された係合切欠59、59に係合され、これによって、
ランプボデイ1はランプ配置用凹部49内に保持され
る。
ボデイ1はランプ配置用凹部49内に装着される。ラン
プ配置用凹部49の上面壁の左端部を除く部分には左右
に長い挿通孔57が形成され、該挿通孔57にランプボ
デイ1の上端部に設けられた突起38及び39が挿通さ
れて、これら突起38及び39が凹部49の上方に突出
される。また、ランプ配置用凹部49の下面壁には係合
爪片58、58が形成されており、該係合爪片58、5
8が上記ランプボデイ1のボデイ本体2の下面壁に形成
された係合切欠59、59に係合され、これによって、
ランプボデイ1はランプ配置用凹部49内に保持され
る。
【0043】60、60はランプ配置用凹部49の右側
面壁のランプボデイ1の右側の切欠12、12に対応し
た位置に形成された臨ませ孔であり、該臨ませ孔60、
60からランプボデイ1のオスターミナル18′、4
3′が外部に臨まされる。尚、ランプ配置用凹部49が
ボデイ48の右側に形成される場合は、該ランプ配置用
凹部49の左側面壁に臨ませ孔60、60が形成され、
該臨ませ孔60、60から左側のオスターミナル18、
43が外部に臨まされる。ランプボデイ1に左側と右側
2組のオスターミナル18、43及び18′、43′が
設けられているのは、上記したように、ランプ部がバニ
ティミラーの左側又は右側のどちらに形成される場合で
あっても1種類のランプボデイ1で対応することが出来
るようにするためである。
面壁のランプボデイ1の右側の切欠12、12に対応し
た位置に形成された臨ませ孔であり、該臨ませ孔60、
60からランプボデイ1のオスターミナル18′、4
3′が外部に臨まされる。尚、ランプ配置用凹部49が
ボデイ48の右側に形成される場合は、該ランプ配置用
凹部49の左側面壁に臨ませ孔60、60が形成され、
該臨ませ孔60、60から左側のオスターミナル18、
43が外部に臨まされる。ランプボデイ1に左側と右側
2組のオスターミナル18、43及び18′、43′が
設けられているのは、上記したように、ランプ部がバニ
ティミラーの左側又は右側のどちらに形成される場合で
あっても1種類のランプボデイ1で対応することが出来
るようにするためである。
【0044】このように、このランプボデイ1において
は、左右一対のオスターミナル18、43及び18′、
43′をボデイ本体2の取付用のネジ挿通孔9、9′や
管球取付の邪魔にならない位置に形成した切欠12、1
2、・・・内に位置させているので、スペースの有効利
用が為されると共に、これらオスターミナル18、1
8′、43、43′がボデイ本体2から側方に突出され
ていないので、ランプボデイ1のランプ配置用凹部49
への組付が容易である。更に、一対のオスターミナル1
8と43及び18′と43′を管球配置部の上下に振り
分けて配置しているので、略管球の厚みの範囲内で配置
することができ、薄型化に寄与する。
は、左右一対のオスターミナル18、43及び18′、
43′をボデイ本体2の取付用のネジ挿通孔9、9′や
管球取付の邪魔にならない位置に形成した切欠12、1
2、・・・内に位置させているので、スペースの有効利
用が為されると共に、これらオスターミナル18、1
8′、43、43′がボデイ本体2から側方に突出され
ていないので、ランプボデイ1のランプ配置用凹部49
への組付が容易である。更に、一対のオスターミナル1
8と43及び18′と43′を管球配置部の上下に振り
分けて配置しているので、略管球の厚みの範囲内で配置
することができ、薄型化に寄与する。
【0045】また、このように、ランプボデイ1をバニ
ティミラー47のボデイ48と別体に形成して、該ラン
プボデイ1をランプ配置用凹部49内に固定するように
することで、例えば、ランプボデイ1のボデイ本体2の
材料樹脂の色を白色とすることで、ランプ部による照明
をより明るくすることができ、あるいはまた、該材料樹
脂をより耐熱性の高い材料とすることができる。
ティミラー47のボデイ48と別体に形成して、該ラン
プボデイ1をランプ配置用凹部49内に固定するように
することで、例えば、ランプボデイ1のボデイ本体2の
材料樹脂の色を白色とすることで、ランプ部による照明
をより明るくすることができ、あるいはまた、該材料樹
脂をより耐熱性の高い材料とすることができる。
【0046】61、61′はバニティミラー47が装着
される図示しないサンバイザーに設けられたメスターミ
ナルであり、コード62、62′によって各別に電源部
に接続されている。
される図示しないサンバイザーに設けられたメスターミ
ナルであり、コード62、62′によって各別に電源部
に接続されている。
【0047】メスターミナル61、61′は同様の構造
をしているので、その一方61について詳細に説明し、
他方については一方61における同様の部分に付した符
号と同じ符号を付して説明を省略する。
をしているので、その一方61について詳細に説明し、
他方については一方61における同様の部分に付した符
号と同じ符号を付して説明を省略する。
【0048】メスターミナル61は受入部63とコード
接続部64とが導電性金属板により一体に形成されて成
る。受入部63は略角筒状を為し、該受入部63の前面
板がコード接続部64と連続されている。
接続部64とが導電性金属板により一体に形成されて成
る。受入部63は略角筒状を為し、該受入部63の前面
板がコード接続部64と連続されている。
【0049】受入部63の前面板の先端縁からは弾発接
触片65がコード接続部64側へ向かって折り返され、
該弾発接触片65は前後方向から見て2叉状を為し、上
下に離間した2つの指状片65a、65aの自由端が連
結片65bによって連結され、上下方向から見て、頂部
が平らな山形に形成されている。そして、受入部63の
後面板には上記弾発接触片65の指状片65a、65a
に対応した位置に該指状片65a、65a側に打ち出さ
れた突条部66、66が形成されている。
触片65がコード接続部64側へ向かって折り返され、
該弾発接触片65は前後方向から見て2叉状を為し、上
下に離間した2つの指状片65a、65aの自由端が連
結片65bによって連結され、上下方向から見て、頂部
が平らな山形に形成されている。そして、受入部63の
後面板には上記弾発接触片65の指状片65a、65a
に対応した位置に該指状片65a、65a側に打ち出さ
れた突条部66、66が形成されている。
【0050】67は受入部63の前面板の先端縁の中央
部から上記指状片65a、65aの間に位置するように
後方へ折り返された係合片であり、前面板の先端縁から
遠去かるに従い後面板の方へ変位するように傾斜され、
上記弾発接触片65の頂部付近に位置した自由端部には
後面板の方へ突出した係合爪68が打出し状に形成され
ている。そして、受入部63の後面板の上記係合爪68
に対応した位置には挿通孔69が形成されている。
部から上記指状片65a、65aの間に位置するように
後方へ折り返された係合片であり、前面板の先端縁から
遠去かるに従い後面板の方へ変位するように傾斜され、
上記弾発接触片65の頂部付近に位置した自由端部には
後面板の方へ突出した係合爪68が打出し状に形成され
ている。そして、受入部63の後面板の上記係合爪68
に対応した位置には挿通孔69が形成されている。
【0051】しかして、上記メスターミナル61、6
1′は、上記臨ませ孔60、60からランプボデイ1の
切欠12、12内に挿入され、これによって、その受入
部63、63内にオスターミナル18′、43′が受け
入れられる。受入部63、63内に受け入れられたオス
ターミナル18′、43′は後面板に形成された突条部
66、66、・・・と指状片65a、65a、・・・と
の間に、これら間の間隔を押し広げながら係合片67、
67の係合爪68、68がモールド部28、28の小孔
28b、28bに係合するまで、挿入されて行く。そし
て、係合爪68、68と小孔28b、28bとの係合に
よってオスターミナル18′、43′とメスターミナル
61、61′との脱落が防止され、メスターミナル6
1、61′の突条部66、66がオスターミナル1
8′、43′の導電部27、27の板状部27a、27
aと弾発的に接触される。尚、受入部63、63にオス
ターミナル18′、43′を挿入する際、オスターミナ
ル18′、43′の先端部28a、28aがその前後及
び上下4面が傾斜されて先端に行くに従って上下幅及び
厚みが小さくなるようにされているので、該挿入が容易
に行われる。
1′は、上記臨ませ孔60、60からランプボデイ1の
切欠12、12内に挿入され、これによって、その受入
部63、63内にオスターミナル18′、43′が受け
入れられる。受入部63、63内に受け入れられたオス
ターミナル18′、43′は後面板に形成された突条部
66、66、・・・と指状片65a、65a、・・・と
の間に、これら間の間隔を押し広げながら係合片67、
67の係合爪68、68がモールド部28、28の小孔
28b、28bに係合するまで、挿入されて行く。そし
て、係合爪68、68と小孔28b、28bとの係合に
よってオスターミナル18′、43′とメスターミナル
61、61′との脱落が防止され、メスターミナル6
1、61′の突条部66、66がオスターミナル1
8′、43′の導電部27、27の板状部27a、27
aと弾発的に接触される。尚、受入部63、63にオス
ターミナル18′、43′を挿入する際、オスターミナ
ル18′、43′の先端部28a、28aがその前後及
び上下4面が傾斜されて先端に行くに従って上下幅及び
厚みが小さくなるようにされているので、該挿入が容易
に行われる。
【0052】このように、オスターミナル18′、4
3′とメスターミナル61、61′とが結合されると、
係合爪68、68と小孔28b、28bとの係合により
これらを容易には分離することができないが、上記ラン
プ配置用凹部49の後面板にはオスターミナル18′、
43′の導電部27、27の小孔27c、27cに対応
した位置に挿通孔70、70が形成されており、図18
に示すように、該挿通孔70から先端の細い工具71を
挿入して、該工具71をメスターミナル61(又は6
1′)の後面板に形成された挿通孔69、オスターミナ
ル18′(又は43′)の小孔27c、28bに順次挿
通し、その先端を係合爪68にあてがい、更に前方に押
圧して該係合爪68を小孔28bから抜け出させ、この
状態でメスターミナル61(又は61′)を外方へ引き
出せば、メスターミナル61(又は61′)をオスター
ミナル18′(又は43′)から容易に取り外すことが
できる。
3′とメスターミナル61、61′とが結合されると、
係合爪68、68と小孔28b、28bとの係合により
これらを容易には分離することができないが、上記ラン
プ配置用凹部49の後面板にはオスターミナル18′、
43′の導電部27、27の小孔27c、27cに対応
した位置に挿通孔70、70が形成されており、図18
に示すように、該挿通孔70から先端の細い工具71を
挿入して、該工具71をメスターミナル61(又は6
1′)の後面板に形成された挿通孔69、オスターミナ
ル18′(又は43′)の小孔27c、28bに順次挿
通し、その先端を係合爪68にあてがい、更に前方に押
圧して該係合爪68を小孔28bから抜け出させ、この
状態でメスターミナル61(又は61′)を外方へ引き
出せば、メスターミナル61(又は61′)をオスター
ミナル18′(又は43′)から容易に取り外すことが
できる。
【0053】上記したように、オスターミナル18、1
8′、43、43′を導電部27とモールド部28とに
よって形成したのは、メスターミナル61、61′との
接続を行うのにある程度の厚みを必要とするからであ
る。即ち、コンタクト3等を形成するための金属材料の
板厚が薄いので、そのままではメスターミナル61、6
1′と接続しても十分な接触圧を得ることができないの
で、モールド部28を導電部27に積層することで必要
な板厚を得るようにしたものである。しかも、このよう
なモールド部28はインサート成形時に同時に成形する
ことが出来るので、何等コストに影響することがない。
尚、上記例では、先端部28aには金属部分が存在して
いないが、該先端部28aの強度を増してその折損を防
止するために、導電部27の板状部27aを先端部28
aにまで延長して形成するようにしても良いことは勿論
である。
8′、43、43′を導電部27とモールド部28とに
よって形成したのは、メスターミナル61、61′との
接続を行うのにある程度の厚みを必要とするからであ
る。即ち、コンタクト3等を形成するための金属材料の
板厚が薄いので、そのままではメスターミナル61、6
1′と接続しても十分な接触圧を得ることができないの
で、モールド部28を導電部27に積層することで必要
な板厚を得るようにしたものである。しかも、このよう
なモールド部28はインサート成形時に同時に成形する
ことが出来るので、何等コストに影響することがない。
尚、上記例では、先端部28aには金属部分が存在して
いないが、該先端部28aの強度を増してその折損を防
止するために、導電部27の板状部27aを先端部28
aにまで延長して形成するようにしても良いことは勿論
である。
【0054】ランプ配置用凹部49の後面壁のランプボ
デイ1の挿通孔9、9′に対応した位置には挿通孔7
2、72′が形成されている。しかして、図示しない取
付ネジが挿通孔9、9′、46、46及び72、72′
を挿通されて図示しないサンバイザーの構造体に螺合さ
れて、バニティミラー47のサンバイザーへの取付の一
手段となる。このように、バニティミラー47のサンバ
イザーへの取付用の孔をコンタクト3、4、5とは独立
した金属板で形成することで、取付ネジの締付時の変形
や傷付を防止し、また、ボデイ本体2の材料樹脂の部分
に挿通孔を形成するよりも強度的に強くなるため、この
部分での薄型化を図ることができる。
デイ1の挿通孔9、9′に対応した位置には挿通孔7
2、72′が形成されている。しかして、図示しない取
付ネジが挿通孔9、9′、46、46及び72、72′
を挿通されて図示しないサンバイザーの構造体に螺合さ
れて、バニティミラー47のサンバイザーへの取付の一
手段となる。このように、バニティミラー47のサンバ
イザーへの取付用の孔をコンタクト3、4、5とは独立
した金属板で形成することで、取付ネジの締付時の変形
や傷付を防止し、また、ボデイ本体2の材料樹脂の部分
に挿通孔を形成するよりも強度的に強くなるため、この
部分での薄型化を図ることができる。
【0055】しかして、管球73が、その口金74、7
4が口金ホルダー16の挟持片24、24及び口金ホル
ダー30の挟持片34、34によって各別に挟着保持さ
れてランプボデイ1内に配置され、かつ、該ランプボデ
イ1の前面開口が図示しないレンズ体によって覆われて
ランプ75が構成される。
4が口金ホルダー16の挟持片24、24及び口金ホル
ダー30の挟持片34、34によって各別に挟着保持さ
れてランプボデイ1内に配置され、かつ、該ランプボデ
イ1の前面開口が図示しないレンズ体によって覆われて
ランプ75が構成される。
【0056】76、76はボデイ本体2の側面壁13、
13のうち口金ホルダー16の挟持片24、24間の中
央に対応した位置及び口金ホルダー30の挟持片34、
34間の中央に対応した位置に各別に突設されたバルブ
ストッパーであり、上記管球73の口金74、74の端
面に当接ないしは近接して位置しており、管球73の不
必要な移動を阻止してショートなどの事故を防止するた
めのものである。
13のうち口金ホルダー16の挟持片24、24間の中
央に対応した位置及び口金ホルダー30の挟持片34、
34間の中央に対応した位置に各別に突設されたバルブ
ストッパーであり、上記管球73の口金74、74の端
面に当接ないしは近接して位置しており、管球73の不
必要な移動を阻止してショートなどの事故を防止するた
めのものである。
【0057】77は上記ボデイ48の前面を覆うカバー
であり、合成樹脂により略板状に形成され、その上端が
ボデイ48の上端に回動自在に支持されている。
であり、合成樹脂により略板状に形成され、その上端が
ボデイ48の上端に回動自在に支持されている。
【0058】カバー77の上端部の左右両側端部後面に
は被支持部78、78が突設され、該被支持部78、7
8にはそれを左右方向に貫通する挿通孔79、79が形
成されている。また、該被支持部78、78の後面の上
端部には後方へ突出された被作用突起80、80が形成
されている。そして、被支持部78、78の内側、即
ち、左側被支持部78の右側及び右側被支持部78の左
側に隣接して凹部81、81が形成されている。更に、
左側凹部81から少し右方へ隔たった位置に後方へ向け
て突出した押圧突起82が形成されている。
は被支持部78、78が突設され、該被支持部78、7
8にはそれを左右方向に貫通する挿通孔79、79が形
成されている。また、該被支持部78、78の後面の上
端部には後方へ突出された被作用突起80、80が形成
されている。そして、被支持部78、78の内側、即
ち、左側被支持部78の右側及び右側被支持部78の左
側に隣接して凹部81、81が形成されている。更に、
左側凹部81から少し右方へ隔たった位置に後方へ向け
て突出した押圧突起82が形成されている。
【0059】上記ボデイ48の上端部の左右両端部には
前面に開口した凹部83、83が形成されており、該凹
部83、83を挟んだ左右両側の位置に左右方向に延び
る取付孔84、84、・・・が形成されている。
前面に開口した凹部83、83が形成されており、該凹
部83、83を挟んだ左右両側の位置に左右方向に延び
る取付孔84、84、・・・が形成されている。
【0060】上記凹部83、83の後面壁はその下端部
85、85を除いて取り除かれ、また、上面壁の後端部
も取り除かれている。また、ボデイ48の後面のうち上
記凹部83、83の後端部下面に連続した位置には上下
方向に延びる浅い凹部86、86が形成されており、該
浅い凹部86、86の上端部中央には係合爪87、87
が突設されている。
85、85を除いて取り除かれ、また、上面壁の後端部
も取り除かれている。また、ボデイ48の後面のうち上
記凹部83、83の後端部下面に連続した位置には上下
方向に延びる浅い凹部86、86が形成されており、該
浅い凹部86、86の上端部中央には係合爪87、87
が突設されている。
【0061】しかして、カバー77の被支持部78、7
8はボデイ48の凹部83、83内に位置され、その挿
通孔79、79を挿通された支持ピン88、88の両端
部が凹部83、83の両脇に形成された取付孔84、8
4、・・・に支持されて、これによって、カバー77は
その上端部の左右両側部がボデイ48の上端部に回動自
在に支持される。
8はボデイ48の凹部83、83内に位置され、その挿
通孔79、79を挿通された支持ピン88、88の両端
部が凹部83、83の両脇に形成された取付孔84、8
4、・・・に支持されて、これによって、カバー77は
その上端部の左右両側部がボデイ48の上端部に回動自
在に支持される。
【0062】89、89は状態保持ばねであり、板バネ
材料により形成され、上下方向に延びる帯板状をした主
部90、90の上端から前方へ更に下方へ折り返された
作用部91、91が形成されて成り、主部90、90の
上下方向における略中間の部分の中央部には係合孔9
2、92が形成されている。
材料により形成され、上下方向に延びる帯板状をした主
部90、90の上端から前方へ更に下方へ折り返された
作用部91、91が形成されて成り、主部90、90の
上下方向における略中間の部分の中央部には係合孔9
2、92が形成されている。
【0063】かかる状態保持ばね89、89は、カバー
77が取り付けられる前に、その主部90、90が凹部
83、83の後面壁下端部85、85の前側を通って浅
い凹部86、86内に位置せしめられ、その係合孔9
2、92に凹部86、86内の係合爪87、87が係合
される。そして、この状態で、上記したように、カバー
77がボデイ48に支持されると、カバー77の被作用
突起80、80が前側から状態保持ばね89、89の作
用部91、91に弾接される。従って、状態保持ばね8
9、89は、その主部90、90の上端寄りの部分が凹
部83、83の後面壁下端部85、85の前面に押し付
けられ、それより下側の部分が浅い凹部86、86に押
し付けられ、かつ、その係合孔92、92が浅い凹部8
6、86の係合爪87、87と係合していることによっ
て、ボデイ48からの脱落が防止される。このため、状
態保持ばね89、89のボデイ48への保持構造が簡単
なものとなる。
77が取り付けられる前に、その主部90、90が凹部
83、83の後面壁下端部85、85の前側を通って浅
い凹部86、86内に位置せしめられ、その係合孔9
2、92に凹部86、86内の係合爪87、87が係合
される。そして、この状態で、上記したように、カバー
77がボデイ48に支持されると、カバー77の被作用
突起80、80が前側から状態保持ばね89、89の作
用部91、91に弾接される。従って、状態保持ばね8
9、89は、その主部90、90の上端寄りの部分が凹
部83、83の後面壁下端部85、85の前面に押し付
けられ、それより下側の部分が浅い凹部86、86に押
し付けられ、かつ、その係合孔92、92が浅い凹部8
6、86の係合爪87、87と係合していることによっ
て、ボデイ48からの脱落が防止される。このため、状
態保持ばね89、89のボデイ48への保持構造が簡単
なものとなる。
【0064】そして、図21はカバー77がボデイ48
の前面を覆った閉塞状態を示すものであるが、この閉塞
状態で、カバー77の被作用突起80、80は回動支点
となる挿通孔79、79の真後ろより上方の位置で状態
保持ばね89、89の作用部91、91と弾接してお
り、これによって、カバー77には上記閉塞状態を維持
する方向、即ち、図21における反時計回り方向への回
動力が付勢され、閉塞状態を維持する。また、図22は
カバー77がボデイ48の前面を開放した開放状態を示
すものであり、この開放状態で、カバー77の被作用突
起80、80は回動支点となる挿通孔78、78の真後
ろより下方の位置で状態保持ばね89、89の作用部9
1、91と弾接しており、これによって、カバー77に
は上記開放状態を維持する方向、即ち、図22における
時計回り方向への回動力が付勢され、開放状態を維持す
る。
の前面を覆った閉塞状態を示すものであるが、この閉塞
状態で、カバー77の被作用突起80、80は回動支点
となる挿通孔79、79の真後ろより上方の位置で状態
保持ばね89、89の作用部91、91と弾接してお
り、これによって、カバー77には上記閉塞状態を維持
する方向、即ち、図21における反時計回り方向への回
動力が付勢され、閉塞状態を維持する。また、図22は
カバー77がボデイ48の前面を開放した開放状態を示
すものであり、この開放状態で、カバー77の被作用突
起80、80は回動支点となる挿通孔78、78の真後
ろより下方の位置で状態保持ばね89、89の作用部9
1、91と弾接しており、これによって、カバー77に
は上記開放状態を維持する方向、即ち、図22における
時計回り方向への回動力が付勢され、開放状態を維持す
る。
【0065】また、カバー77の閉塞状態で、その押圧
突起82はランプボデイ1の端子片31の上方に臨んで
位置しており、カバー77が開放状態になると、図19
に示すように、該押圧突起82が端子片31を押圧して
それを下方へ撓ませ、端子片31の先端部が端子片45
の先端部と接触せしめられる。これによって、電源−一
方のメスターミナル61−オスターミナル43′−接続
片42−中央片41−接続片44−端子片45−端子片
31−接続片32−口金ホルダー30−管球73−口金
ホルダー16−リフレクタ部15−連結片17′−オス
ターミナル18′−他方のメスターミナル61′−電源
と言う回路が形成され、管球73が点灯する。
突起82はランプボデイ1の端子片31の上方に臨んで
位置しており、カバー77が開放状態になると、図19
に示すように、該押圧突起82が端子片31を押圧して
それを下方へ撓ませ、端子片31の先端部が端子片45
の先端部と接触せしめられる。これによって、電源−一
方のメスターミナル61−オスターミナル43′−接続
片42−中央片41−接続片44−端子片45−端子片
31−接続片32−口金ホルダー30−管球73−口金
ホルダー16−リフレクタ部15−連結片17′−オス
ターミナル18′−他方のメスターミナル61′−電源
と言う回路が形成され、管球73が点灯する。
【0066】管球73が点灯すると、その光は前方へ出
射されるが、管球73の後側に比較的大きなリフレクタ
部15が有り、該リフレクタ部15によって管球73の
光が効果的に前方へ出射される。特に、該リフレクタ部
15には傾斜部22、22′が形成されているので、上
方又は下方へ行ってしまうべき光が効果的に前方へ反射
せしめられる。その他に、該リフレクタ部15は管球7
3の点灯に伴って発生する熱からボデイ本体2を守る遮
熱板として機能し、更に、管球73の光がボデイ本体2
を後方へ透過するのを防止する遮光板としても機能す
る。
射されるが、管球73の後側に比較的大きなリフレクタ
部15が有り、該リフレクタ部15によって管球73の
光が効果的に前方へ出射される。特に、該リフレクタ部
15には傾斜部22、22′が形成されているので、上
方又は下方へ行ってしまうべき光が効果的に前方へ反射
せしめられる。その他に、該リフレクタ部15は管球7
3の点灯に伴って発生する熱からボデイ本体2を守る遮
熱板として機能し、更に、管球73の光がボデイ本体2
を後方へ透過するのを防止する遮光板としても機能す
る。
【0067】93、93は緩衝ストッパであり、ゴムに
より形成され、饅頭型をした当接部94、94と該当接
部94、94の後面から後方へ突出した取付足部95、
95とが一体に形成されて成る。取付足部95、95は
後端に行くほど径が細くなるように形成され、該取付足
部95、95と当接部94、94との間には環状の溝9
6、96が形成されている。
より形成され、饅頭型をした当接部94、94と該当接
部94、94の後面から後方へ突出した取付足部95、
95とが一体に形成されて成る。取付足部95、95は
後端に行くほど径が細くなるように形成され、該取付足
部95、95と当接部94、94との間には環状の溝9
6、96が形成されている。
【0068】97、97はボデイ48の下端部の左右両
側寄りの位置に形成された取付孔であり、該取付孔9
7、97に上記緩衝ストッパ93、93の取付足部9
5、95が前側から挿通される。取付足部95、95の
前端部は上記取付孔97、97の孔径よりも大径に形成
されているので、取付足部95、95の取付孔97、9
7から後側に抜け出た後端部を持って引っ張り、その前
端部を変形させながら、取付足部95、95をその前端
まで取付孔97、97に挿通させ溝96、96を取付孔
97、97の開口縁に係合させる。このようにして、緩
衝ストッパ93、93がボデイ48に取り付けられるの
で、そこで、取付足部95、95をその前端部を除いて
切除して、後方への突出量を小さくする。
側寄りの位置に形成された取付孔であり、該取付孔9
7、97に上記緩衝ストッパ93、93の取付足部9
5、95が前側から挿通される。取付足部95、95の
前端部は上記取付孔97、97の孔径よりも大径に形成
されているので、取付足部95、95の取付孔97、9
7から後側に抜け出た後端部を持って引っ張り、その前
端部を変形させながら、取付足部95、95をその前端
まで取付孔97、97に挿通させ溝96、96を取付孔
97、97の開口縁に係合させる。このようにして、緩
衝ストッパ93、93がボデイ48に取り付けられるの
で、そこで、取付足部95、95をその前端部を除いて
切除して、後方への突出量を小さくする。
【0069】しかして、カバー77を閉じる時、カバー
77の回動がある位置を過ぎると、上記状態保持ばね8
9、89によってカバー77に閉塞位置へ向けての回動
力が付勢されるので、カバー77がボデイ48に勢い良
く衝突して異音を発生させる惧があるが、上記バニティ
ミラー47にあっては、カバー77の下端部が緩衝スト
ッパ93、93の当接部94、94に当接して緩衝され
るので、異音の発生が防止される。
77の回動がある位置を過ぎると、上記状態保持ばね8
9、89によってカバー77に閉塞位置へ向けての回動
力が付勢されるので、カバー77がボデイ48に勢い良
く衝突して異音を発生させる惧があるが、上記バニティ
ミラー47にあっては、カバー77の下端部が緩衝スト
ッパ93、93の当接部94、94に当接して緩衝され
るので、異音の発生が防止される。
【0070】次に、上記したバニティミラー用ランプボ
デイ1の製造方法について説明する。
デイ1の製造方法について説明する。
【0071】先ず、3つのコンタクト3、4、5及び2
つの補強片6、7を組みとして成るコンタクトセットを
複数組み連結して成るコンタクトセット連続体を形成す
る。
つの補強片6、7を組みとして成るコンタクトセットを
複数組み連結して成るコンタクトセット連続体を形成す
る。
【0072】図23に1のコンタクトセット98を示
す。
す。
【0073】99、99′は互いに間隔を空けて平行に
延びる帯板状をしたベース帯、100、100、・・・
(図面では2つだけ示してある。)はベース帯99、9
9′の延びる方向に間隔を開けて配置され、ベース帯9
9と99′との間を連結するように形成された細い帯板
状をした仕切枠帯であり、2つの仕切枠帯100、10
0とベース帯99、99′とによって囲まれた中に1つ
のコンタクトセット98が形成される。
延びる帯板状をしたベース帯、100、100、・・・
(図面では2つだけ示してある。)はベース帯99、9
9′の延びる方向に間隔を開けて配置され、ベース帯9
9と99′との間を連結するように形成された細い帯板
状をした仕切枠帯であり、2つの仕切枠帯100、10
0とベース帯99、99′とによって囲まれた中に1つ
のコンタクトセット98が形成される。
【0074】101は仕切枠帯100の右側縁のベース
帯99寄りの位置から右方へ突出した細い帯板状をした
連帯部であり、該連帯部101の右端に補強片6の左端
が連結され、また、中間の位置にコンタクト5の中央片
41の左端部が連結されている。
帯99寄りの位置から右方へ突出した細い帯板状をした
連帯部であり、該連帯部101の右端に補強片6の左端
が連結され、また、中間の位置にコンタクト5の中央片
41の左端部が連結されている。
【0075】102は仕切枠帯100の左側縁のベース
帯99寄りの位置から左方へ突出した細い帯板状をした
連帯部であり、該連帯部102の左端にコンタクト5の
中央片41の右端部の上端寄りの位置が連続され、中間
部がコンタクト4の接続片32の中間より稍上端寄りの
部分が連続している。
帯99寄りの位置から左方へ突出した細い帯板状をした
連帯部であり、該連帯部102の左端にコンタクト5の
中央片41の右端部の上端寄りの位置が連続され、中間
部がコンタクト4の接続片32の中間より稍上端寄りの
部分が連続している。
【0076】103は仕切枠帯100の右側縁のベース
帯99′寄りの位置から右方へ突出した細い帯板状をし
た連帯部であり、その右端にコンタクト3の補強部84
の左端が連結されている。
帯99′寄りの位置から右方へ突出した細い帯板状をし
た連帯部であり、その右端にコンタクト3の補強部84
の左端が連結されている。
【0077】104は仕切枠帯100の左側縁のベース
帯99′寄りの位置から左方へ突出した細い帯板状をし
た連帯部であり、その左端に補強片7の右端が連結さ
れ、略中間の位置にコンタクト3の補強部84の右端が
連結されている。
帯99′寄りの位置から左方へ突出した細い帯板状をし
た連帯部であり、その左端に補強片7の右端が連結さ
れ、略中間の位置にコンタクト3の補強部84の右端が
連結されている。
【0078】そして、図示は省略してあるが、このよう
なコンタクトセット98がベース帯99、99′の延び
る方向に多数連続して形成されてコンタクトセット連続
体113が形成される。
なコンタクトセット98がベース帯99、99′の延び
る方向に多数連続して形成されてコンタクトセット連続
体113が形成される。
【0079】尚、図では各コンタクト3、4、5及び補
強片6、7が既にプレス成形によってその形が整えられ
た状態で示してあるが、上記した第1の実施例における
と同様に、先ず打抜き成形によって、原形コンタクトセ
ットが多数連続した原形コンタクトセット連続体を形成
し、その後プレス成形によって図示したようなコンタク
トセット連続体105を形成するものである。尚、10
6、106、・・・はベース帯99、99′に形成され
たガイド孔であり、プレス成形時の位置決めに使用され
るものである。
強片6、7が既にプレス成形によってその形が整えられ
た状態で示してあるが、上記した第1の実施例における
と同様に、先ず打抜き成形によって、原形コンタクトセ
ットが多数連続した原形コンタクトセット連続体を形成
し、その後プレス成形によって図示したようなコンタク
トセット連続体105を形成するものである。尚、10
6、106、・・・はベース帯99、99′に形成され
たガイド孔であり、プレス成形時の位置決めに使用され
るものである。
【0080】上記したコンタクトセット連続体105
を、それに設けられたコンタクトセット98、98、・
・・の一がボデイ本体成形用金型を備えた成形機のボデ
イ本体成形用金型内に位置するようにインサートし、該
ボデイ本体成形用金型内にボデイ本体用樹脂を射出し
て、樹脂製のボデイ本体2とコンタクトセット98とが
一体化されたランプボデイ1を形成する。そして、かか
るランプボデイ1の形成がコンタクトセット連続体10
5に設けられた各コンタクトセット98、98、・・・
について順次為され、これによって、ランプボデイ1が
多数個連続されたランプボデイ連続体(図示は省略す
る。)が形成される。
を、それに設けられたコンタクトセット98、98、・
・・の一がボデイ本体成形用金型を備えた成形機のボデ
イ本体成形用金型内に位置するようにインサートし、該
ボデイ本体成形用金型内にボデイ本体用樹脂を射出し
て、樹脂製のボデイ本体2とコンタクトセット98とが
一体化されたランプボデイ1を形成する。そして、かか
るランプボデイ1の形成がコンタクトセット連続体10
5に設けられた各コンタクトセット98、98、・・・
について順次為され、これによって、ランプボデイ1が
多数個連続されたランプボデイ連続体(図示は省略す
る。)が形成される。
【0081】そして、上記ランプボデイ連続体から各ラ
ンプボデイ1、1、・・・を切り離して、多数のランプ
ボデイ1、1、・・・が形成される。ランプボデイ1、
1、・・・の切離しは、各連帯部101、102、10
3、104の107、107、・・・で示す箇所で行わ
れる。尚、この切断箇所107、107、・・・はボデ
イ本体2の側面壁13、13の凹条部14、14、・・
・内でその奥面に沿って位置しており、これによって、
切離しが容易となり、また、切断端がボデイ本体2の側
面から突出することもない。
ンプボデイ1、1、・・・を切り離して、多数のランプ
ボデイ1、1、・・・が形成される。ランプボデイ1、
1、・・・の切離しは、各連帯部101、102、10
3、104の107、107、・・・で示す箇所で行わ
れる。尚、この切断箇所107、107、・・・はボデ
イ本体2の側面壁13、13の凹条部14、14、・・
・内でその奥面に沿って位置しており、これによって、
切離しが容易となり、また、切断端がボデイ本体2の側
面から突出することもない。
【0082】そして、上記切離しと同時に、連帯部10
1、102、104が108a、108a、108bで
示す箇所で切断され、コンタクト3と補強片7とが、コ
ンタクト4と5とが、更に、コンタクト5と補強片6と
が、それぞれ分離される。そして、該切断時に形成され
るのが、上記した打抜孔10、10、10である。
1、102、104が108a、108a、108bで
示す箇所で切断され、コンタクト3と補強片7とが、コ
ンタクト4と5とが、更に、コンタクト5と補強片6と
が、それぞれ分離される。そして、該切断時に形成され
るのが、上記した打抜孔10、10、10である。
【0083】尚、上記構成は、ターミナルとコードによ
る給電方式を採用したものであるが、108a、108
aで示す箇所を切断しなければ、導電性を有するネジに
よるネジ止めによって補強片6、7を介して給電するこ
とも可能である。
る給電方式を採用したものであるが、108a、108
aで示す箇所を切断しなければ、導電性を有するネジに
よるネジ止めによって補強片6、7を介して給電するこ
とも可能である。
【0084】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかな通
り、本発明電気的接続片は、導電性金属板により板状に
形成され、メスターミナルの係合部に係合される被係合
部が形成された導電部と、該導電部に積層状に一体化さ
れ、少なくとも幅又は厚みの一方が先端に行くに従って
小さくなる先端部を有する合成樹脂製のモールド部とか
ら成る電球に接続されるオスターミナルと、モールド部
と一体に構成され、オスターミナルを支持する合成樹脂
製のランプボデイとから成ることを特徴とする。
り、本発明電気的接続片は、導電性金属板により板状に
形成され、メスターミナルの係合部に係合される被係合
部が形成された導電部と、該導電部に積層状に一体化さ
れ、少なくとも幅又は厚みの一方が先端に行くに従って
小さくなる先端部を有する合成樹脂製のモールド部とか
ら成る電球に接続されるオスターミナルと、モールド部
と一体に構成され、オスターミナルを支持する合成樹脂
製のランプボデイとから成ることを特徴とする。
【0085】従って、本発明電気的接続片にあっては、
導電性金属板により板状に形成された導電部に合成樹脂
製のモールド部を一体的に積層することによって所望の
板厚のオスターミナルを得ることが出来るので、必要以
上に厚手の導電性金属板を使用する必要が無く、コスト
の増大を回避することができる。また、オスターミナル
はその先端部の幅や厚みが先端に行くに従って小さくな
っているので、メスターミナルへの挿入が容易になるの
はもちろんのこと、さらに、オスターミナルにはメスタ
ーミナルの係合部に係合される被係合部が形成されてい
るので、オスターミナルのメスターミナルからの脱落も
防止できる。
導電性金属板により板状に形成された導電部に合成樹脂
製のモールド部を一体的に積層することによって所望の
板厚のオスターミナルを得ることが出来るので、必要以
上に厚手の導電性金属板を使用する必要が無く、コスト
の増大を回避することができる。また、オスターミナル
はその先端部の幅や厚みが先端に行くに従って小さくな
っているので、メスターミナルへの挿入が容易になるの
はもちろんのこと、さらに、オスターミナルにはメスタ
ーミナルの係合部に係合される被係合部が形成されてい
るので、オスターミナルのメスターミナルからの脱落も
防止できる。
【0086】尚、上記した実施例に示した各部の具体的
形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具
体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによっ
て本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあっ
てはならない。
形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具
体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによっ
て本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあっ
てはならない。
【図1】図2乃至図23と共に本発明電気的接続片をバ
ニティミラー用のランプに適用した実施の一例を示すも
のであり、本図はランプボデイの拡大斜視図である。
ニティミラー用のランプに適用した実施の一例を示すも
のであり、本図はランプボデイの拡大斜視図である。
【図2】バニティミラーをカバーを開きかつランプのレ
ンズを外した状態で示す正面図である。
ンズを外した状態で示す正面図である。
【図3】バニティミラーの背面図である。
【図4】カバーの背面図である。
【図5】図2におけるV−V線に沿って切断しカバーを
閉じた状態で示す拡大断面図である。
閉じた状態で示す拡大断面図である。
【図6】図2のVI−VI線に沿って切断しカバーを閉
じた状態で示す拡大断面図である。
じた状態で示す拡大断面図である。
【図7】図2のVII−VII線に沿って切断しカバー
を閉じた状態で示す断面図である。
を閉じた状態で示す断面図である。
【図8】バニティミラーのボデイの正面図である。
【図9】オスターミナルの要部の拡大斜視図である。
【図10】図2のX−X線に沿って切断しカバーを閉じ
た状態で示す拡大断面図である。
た状態で示す拡大断面図である。
【図11】図2のXI−XI線に沿って切断しカバーを
閉じた状態で示す拡大断面図である。
閉じた状態で示す拡大断面図である。
【図12】ミラー係合部を示す拡大斜視図である。
【図13】ミラー係合部にミラーの端縁が係合された状
態を示す拡大斜視図である。
態を示す拡大斜視図である。
【図14】メスターミナルを示す拡大斜視図である。
【図15】図14のXV−XV線に沿う拡大断面図であ
る。
る。
【図16】メスターミナルの拡大正面図である。
【図17】メスターミナルを展開して示す拡大図であ
る。
る。
【図18】メスターミナルにオスターミナルが接続され
た状態を示す要部の拡大断面図である。
た状態を示す要部の拡大断面図である。
【図19】カバーが開放状態にあるときのスイッチ部の
状態を示す要部の拡大断面図である。
状態を示す要部の拡大断面図である。
【図20】カバーが閉塞状態にあるときのスイッチ部の
状態を示す要部の拡大断面図である。
状態を示す要部の拡大断面図である。
【図21】カバーが閉塞状態にあるときカバーを該閉塞
状態に保持する手段を示す要部の拡大断面図である。
状態に保持する手段を示す要部の拡大断面図である。
【図22】カバーが開放状態にあるときカバーを該開放
状態に保持する手段を示す要部の拡大断面図である。
状態に保持する手段を示す要部の拡大断面図である。
【図23】コンタクトセット連続体を示す拡大斜視図で
ある。
ある。
1 ランプボデイ 18、18′ オスターミナル 27 導電部 27a 板状部(主部) 27b 側片部27c 小孔(被係合部) 28 モールド部28a 先端部 43、43′ オスターミナル 47 バニティミラー 61、61′ メスターミナル68 係合爪(係合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/04 B60Q 3/02 H01R 13/03 H01R 13/642
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性金属板により板状に形成され、メ
スターミナルの係合部に係合される被係合部が形成され
た導電部と、該導電部に積層状に一体化され、少なくと
も幅又は厚みの一方が先端に行くに従って小さくなる先
端部を有する合成樹脂製のモールド部とから成る電球に
接続されるオスターミナルと、上記モールド部と一体に構成され、上記オスターミナル
を支持する合成樹脂製のランプボデイとから成ることを
特徴とする電気的接続片。 - 【請求項2】 上記導電部が板状をした主部と該主部の
両側縁に立ち上げられた側片部とから成り、 上記ランプボデイが主部の側片部が立ち上げられた側に
積層されたことを特徴とする請求項1に記載の電気的接
続片。 - 【請求項3】 上記ボデイが自動車室内に配置されるサ
ンバイザーに取り付けられるバニティミラーのランプボ
デイであり、 サンバイザー側に配置され電源と接続されたメスターミ
ナルが上記オスターミナルに外嵌されるようにしたこと
を特徴とする請求項1及び請求項2に記載の電気的接続
片。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11660595A JP3224966B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 電気的接続片 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11660595A JP3224966B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 電気的接続片 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08293341A JPH08293341A (ja) | 1996-11-05 |
JP3224966B2 true JP3224966B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=14691308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11660595A Expired - Fee Related JP3224966B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 電気的接続片 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224966B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094189A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Tokai Rika Co Ltd | コネクタ付き半導体パッケージ |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP11660595A patent/JP3224966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08293341A (ja) | 1996-11-05 |
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