JP3224931U - 液晶パネルの切断装置 - Google Patents

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白井 明
明 白井
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Abstract

【課題】反転することなく異形切断線をスクライブする液晶パネルの切断装置の提供。【解決手段】進退走行し下面に矩形液晶パネルを保持する第1荷受けステージHと、第1荷受けステージHの走行路に設けた第1門形フレームDと、第1門形フレームDに設けた荷受けステージH上の矩形液晶パネルをスクライブする第1カッタ11と、前進停止位置の第1荷受けステージHの矩形液晶パネルを荷受けして走行する荷受け走行体Nと、荷受け走行体Nの前方に設けた第2門形フレームJと、第2門形フレームJに設けた矩形液晶パネルの第1カッタによる切断線のブレーク用加圧作用体39と、前進停止時の荷受け走行体N上の矩形液晶パネルを保持する第2荷受けステージ54と、第2荷受けステージ54の直下と前方との間で進退走行し液晶パネルを保持する第3荷受けステージ62と、第3荷受けステージ62の走行路に設けた第3門形フレームKと、第3門形フレームKに設けた矩形液晶パネルの上面スクライブ用の第3カッタ12とからなる。【選択図】図1

Description

この考案は、大判な液晶パネルから小割(製品サイズの矩形パネル)に分断する切断装置に関する。
大判な影響パネルは、周知のように、例えば、上側基板(TFT)と下側基板(CF)との積層体で構成され、この積層上側基板と下側基板の各表面に製品サイズの矩形パネルに小割するために切断線をスクライブする。
勿論、上記小割スクライブ線の内側にも端材分断切断線や異形切断線をスクライブする。
上記のような前処理のスクライブは、まず上側基板の上面をスクライブし、次いで下側基板の下面をスクライブする(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3216017号公報
ところで、特許文献1の切断方式によると、後方で停止したアームの吸着テーブルの下面に液晶パネルの上面を吸引保持したのち、上記のアームを上昇後降下させる180°の反転回動にともない吸着テーブルでの吸引保持液晶パネルを180°反転(この反転は、液晶パネルの一方上側基板の上面を下側に、他方下側基板の下面を上側になるようにすることにある)させることにある。
この反転の要因は、上流側で一方基板の上面に切断線をスクライブし、下流側で他方基板の上側となった上面に切断線をスクライブする。
このような方式によると、大型化する液晶パネルの重量が増加するにともない、反転装置も大型化して大幅なコストアップになると友に、一方基板のスクライブ後、反転したのち他方基板のスクライブを行うため機長が長くなる以外に、上流側スクライブと下流側スクライブとの間が時間的にも長くなってスムーズな加工を阻害し、また重量の増加にともない大きな吸引保持力を必要とし、さらに、液晶パネルの薄板化にともない液晶パネルの破断化阻止の問題もある。
そこで、この考案は、液晶パネルの両表面に液晶パネルを反転することなく切断線をスクライブして、上述の各種不都合をなくすることにある。
上記の各種不都合を解消するために、この考案は、第1ガイド手段により前後方向に走行ガイドすると共に、走行手段により進退走行するように設けた第1走行体と、この第1走行体の下面側に設けてある旋回機能及び昇降機能の付与された回転軸の下端に設けた下面に矩形液晶パネルの上面吸引保持機能付きの第1荷受けステージと、この第1荷受けステージの走行路の途中に設けた定置式の第1門形フレームと、この第1門形フレームに数値制御の走行手段により左右方向に横行するように設けた第1スライドベースと、この第1スライドベースに昇降手段で昇降し、かつ加圧手段で上昇力を付与して設けたベースと、このベースにモーターで首振り機能を付与して設けた上記荷受けステージの矩形液晶パネルの下面をスクライブする第1カッタと、上記第1走行体の後退停止位置の上記第1荷受けステージの下面に上記矩形液晶パネルを供給するように設けた供給装置と、上記前進停止位置の直下で待機した位置と前方との間で走行手段により進退走行するように設けた上記第1荷受けステージの上記矩形液晶パネルを上面に荷受けする荷受け走行体と、この荷受け走行体の前方に設けた定置式の第2門形フレームと、この第2門形フレームに数値制御の走行手段により左右方向に横行するように設けた第2スライドベースと、この第2スライドベースに昇降手段で昇降し、かつ加圧手段で降下力を付与するよう設けたベースと、このベースにモーターで首振り機能を付与して設けた上記矩形液晶パネルの上面加圧用の上記第1カッタによる切断線のブレーク用加圧作用体と、上記前進停止時の荷受け走行体上の上記矩形液晶パネルの上面を吸引保持するように設けた第2荷受けステージと、この第2荷受けステージの直下と前方との間で第2ガイド手段で走行をガイドすると共に、走行手段で進退走行するように設けた移動台と、この移動台に上記第2荷受けステージの上記液晶パネルを上面に吸引保持して荷受けするように設けた第3荷受けステージと、この第3荷受けステージの走行路に設けた第3門形フレームと、この第3門形フレームに数値制御の走行手段により左右方向に横行するように設けた第3スライドベースと、この第3スライドベースに昇降手段で昇降し、かつ加圧手段で降下力を付与したベースと、このベースにモーターで首振り機能を付与して設けた上記矩形液晶パネルの上面スクライブ用の第3カッタとからなる構成を採用する。
以上のように、この考案の液晶パネルの切断装置によれば、第1荷受けステージに保持して前方に矩形液晶パネルを移送する途中において、第1門形フレームの第1カッタで矩形液晶パネルの下面に異形切断線がスクライブされ、次いで荷受け走行体に荷受けした矩形液晶パネルを移送する途中において、第2門形フレームの加圧作用体で上記第1カッタによる切断線にニューが形成され、その後に移動台の第3荷受けステージで保持した矩形液晶パネルを移送する途中において、第3門形フレームの第2カッタで矩形液晶パネルの上面に異形切断線をスクライブすることができる。
このため、矩形液晶パネルの両面(上下面)に一々矩形液晶パネルを反転(180°)することなく、スムーズに処理することができると共に、加工処理能率(稼働率)が大幅に向上する特有な効果がある。
この考案の実施形態を示す加工ラインの側面図である。 同上の第1カッタによるスクライブの部分を示す一部切欠拡大側面図である。 同第1カッタの部分を示す拡大背面図である。 第1カッタによる切断線をブレークする部分の一部切欠拡大側面図である。 荷受けステージの部分を示す一部切欠拡大側面図である。 同第2カッタによるスクライブの部分のブレークを示す拡大側面図である。 加圧作用体によるブレークの部分を示す一部切欠拡大背面図である。 加工ずみ液晶パネルの払い出し部分を示す一部切欠拡大側面図である。 液晶パネルの加工手順を示す縦断正面図である。 大判な液晶パネルを並列する短冊状に分断した平面図である。 短冊状の液晶パネルのサイズを製品サイズに単個分断した液晶パネルの拡大平面図である。 同上の液晶パネルに切断線をスクライブした一部切欠拡大平面図である。
次にこの考案の実施形態を添付図面の図1から図9に基づいて説明する。
まず、処理される大判な液晶パネルAは、図10に示す大判な液晶パネルAに製品サイズの単個割切断線Bを入れて、この単個割切断線Bの部分で分断することにより図11の拡大図で示すような矩形液晶パネルXになる。
この矩形液晶パネルXは、図9の(イ)及び図12に示すように、CF側の一方基板1とTFT側の他方基板2と、この二枚の一方基板1の表面(図示上面)と、他方基板2の表面(図示上面)とに後述の第1カッタ11と第2カッタ12とで合致する異形切断線13、14をスクライブし、この異形切断線13、14の内側上記両基板1、2の対向面間にシール材3が介在している。
そして、切断処理する矩形液晶パネルXは、実施例の図9では、CF側の一方基板1を処理供給に際し下側に、TFT側の他方基板2を処理供給に際し上側にしたが、限定されず、一方基板1を上側に、他方基板2を下側にして供給することもある。
次に、上記第1カッタ11及び第2カッタ11を用いた切断方法を説明する。まず、図1、2、3に示すように、両側の脚材16により定置された第1門形フレームDが設けてある。
この第1門形フレームDの上側後方と前方との間で第1ガイド手段Fによりガイドされると共に、走行手段Eにより進退走行する第1走行体Gが設けてある。
上記の第1ガイド手段Fは、前後方向の梁材19の下面全長に設けたレール15に第1走行体Gに設けてあるスライダ17をスライド自在に係合して構成され、走行手段Eとしてレール15とスライダ17とにリニアモーターを設けて構成したが、限定されず、モーターでドライブされる雄ネジと雌ネジであってもよい。
そして、第1走行体Gには、下向きに突出すると共に、昇降機能(図示省略したシリンダ等)と可逆旋回機能(図示省略した可逆モータ等)を付与した回転軸20が設けてあり、また回転軸20の下端には、矩形液晶パネルXの上面を吸引保持機能21により保持する第1荷受けステージHが設けてある。
上記の吸引保持機能21としては、図2に示すように中空のボックスにより第1荷受けステージHを形成すると共に、第1荷受けステージH内を接続ホース(図示省略)を介し吸引することで、第1荷受けステージHの下面壁に設けてある多数の小孔22により矩形液晶パネルXを吸引保持する。
さらに、図1、2で示すように、第1走行体Gの後退停止位置の手前には、矩形液晶パネルXの供給装置Iが設けてある。
上記の供給装置Iは、図2に示すように、表裏面が貫通する多孔23を多数有する多孔性ベルトを用いたベルトコンベヤ24上に矩形液晶パネルXを人手や搬入機などで供給すると、ベルトコンベヤ24の運転により定位置に供給され、供給後にレール15の下側に敷設したレール25にスライダ26をスライド自在に係合した走行台27にベルトコンベヤ24を搭載すると共に、レール25とスライダ26とに例えば設けてある走行手段Eとしてのリニアモーターで走行台27を第1荷受けステージHの直下に移動させることで、矩形液晶パネルXの荷渡しを正確かつスムーズに行うことができる。
上記回転軸20を降下させることで、ベルトコンベヤ24上の矩形液晶パネルXは第1荷受けステージHの下面に吸引保持され、その後に回転軸20を上昇させて、矩形液晶パネルXと共に第1荷受けステージHを上昇させ、その後に走行手段Eにより矩形液晶パネルXを吸引保持した第1荷受けステージHを次加工のため前方に走行させる。
なお、上記ベルトコンベヤ24のリターン側の下側に頂壁に吸引孔を有する吸引ボックス29を配置して、良好な吸引力を得るようにしている。
また、前述の第1門形フレームDには、走行手段Eの数値制御により左右方向に進退走行する第1スライドベース31が設けてある。
上記のスライドベース31は、第1門形フレームDの水平材32に設けてある水平なガイドレール33に第1スライドベース31に設けてあるスライダ34をスライド自在に係合すると共に、供給装置Iの前後方向の走行手段Eと同様のリニアモーターの走行手段Eをレール33とスライダ34とに設けて、左右方向に数値制御により第1スライドベース31をスライドさせるようにしたが、限定されず、その他の方法で第1スライドベース31をスライドさせるようにしてもよい。
さらに、第1スライドベース31には、昇降手段としてのモーター71の可逆駆動にともないガイド36に沿って昇降する昇降体30が設けてあり、この昇降体30には、加圧シリンダ35により上昇するベース72が設けてあり、そしてこのベース72には、旋回モーター37で首振り旋回する第1カッタ11が設けてある。
すると、第1荷受けステージHの数値制御の前後方向の走行と、数値制御の左右方向の第1スライドベース31の走行とで、第1荷受けステージHの保持矩形液晶パネルXの下面に第1カッタ11で図9の(ロ)に示すように異形切断線13をスクライブすることができる。
なお、図1、2に示すように、第1スライドベース31に搭載してある第1のカメラP−1で矩形液晶パネルの印を読み取り、この読み取りにともない第1走行体Gの回転軸20の回転により第1荷受けステージHと共に矩形液晶パネルXを可逆旋回させてアライメントする。
上記前進停止した第1荷受けステージHの直下と前方との間で往復走行する荷受け走行体Nを設ける。
この荷受け走行体Nは、レール25の延長線前方に延びるレール45を設けて、このレール45に荷受け走行体Nを構成する走行台46の下面に設けてあるスライダ47を走行自在に係合すると共に、走行手段Eにより走行台46が往復走行するようになっている。
上記の走行手段Eは、供給装置Iの走行手段Eと同様につき詳細な説明を省略する。
そして、荷受け走行体Nの走行台46の上側に第1荷受けステージHの下面に吸引保持されているスクライブずみ矩形液晶パネルXを上面に荷受けする待機ベース48が設けてある。
上記待機ベース48としては、例えばベルトコンベヤが用いられ、このベルトコンベヤを前述の供給装置Iのベルトコンベヤ24と同様に吸引保持機能付として、荷受け矩形液晶パネルXを安定よく荷受け保持できるようにしてある。
また、第1門形フレームDの前方(第1カッタ11でスクライブを終了して後の第1荷受けステージHの停止位置の前方)には、第2門形フレームJが設けてある。
さらに、第2門形フレームJには、走行手段Eの数値制御により左右方向に進退走行する第2スライドベース38が設けてある。
上記第2スライドベース38を左右方向に走行させる走行手段Eは、第1スライドベース31の走行手段Eと同様につき詳細な説明を省略する。
さらに、第2スライドベース38には、昇降手段としてのモーター71の可逆駆動にともない昇降する昇降体30が設けてあり、この昇降体30には、加圧シリンダ35により降下するベース72が設けてあり、そしてこのベース72には、旋回モーター37で首振り旋回して上記第1カッタ11によりスクライブされた異形切断線13にニュー13′を(図9(ハ)に示す)入れるローラやボールその他の加圧作用体39が設けてある。
勿論、加圧作用体39は、荷受け走行体Nと第2門形フレームJの第2スライドベース38との数値制御により、異形切断線13と合致する線上を走行することになる。つまり上記加圧作用体39は、前述の第1カッタ11と同じ線上を走行(移動)する。
なお、第2門形フレームJにカメラP−2を搭載して矩形液晶パネルXのマークを読み取り、読み取りにともない待機ベース48のベルトコンベヤの微調整などでアライメントを行う。
また、第2門形フレームJ内を通過して前方で荷受け走行体Nが停止すると、その上方に定置配置された支持材51に設けてある組み込みシリンダ52の作用にともない昇降する回転軸53の下端に荷受け走行体Nの待機ベース48上のブレークずみ(加圧作用体39による)矩形液晶パネルXの上面を保持する吸引機能として上面に小孔22を有する第2荷受けステージ54が設けてある。
すると、第2荷受けステージ54の直下に前進停止した荷受け走行体Nの走行台46が停止すると、シリンダ52の伸長作用により降下する第2荷受けステージ54の下面に待機ベース48上の矩形液晶パネルXが保持される。
上記待機ベース48としては、図4に示すベルトコンベヤ24と同構成のベルトコンベヤが使用されて、待機ベース48から第2荷受けステージ54に矩形液晶パネルXに受け渡したのち、荷受け走行体Nの走行台46が第2門形フレームJの後方に走行する。
一方、第2荷受けステージ54に荷受けされた矩形液晶パネルXは、荷受け走行体Nの後方への移動後、支持材51の前方で待機していた移動台61の吸引保持機能付きの第3荷受けステージ62上に供給される。
上記の移動台61は、下面のスライダ60を前方に延びる前記レール45にスライド自在に係合すると共に、走行手段Eとしての例えば荷受け走行体Nの走行手段Eと同様の方式を採用した。
そして、第3荷受けステージ62の吸引保持機能は、上記第3荷受けステージ62を中空にして内部を吸引すると共に、第3荷受けステージ62の頂壁に無数の小孔64を設けて保持するようになっている以外に、移動台61に据え付けたモーター63により可逆される回動軸65の上端に第3荷受けステージ62を設けておく。
また、移動台61の前方には、第3門形フレームKが設けてある。
そして、第3門形フレームKには、数値制御により左右方向にスライドする第3スライドベース66が設けてある。
上記第3スライドベース66の左右方向のスライドガイド、そして数値制御によるスライドは、第2スライドベース38の方式と同様につき説明を省略する。
そして、第3スライドベース66に第1スライドベース31と同構成の昇降手段としてのモーター71の可逆駆動にともない昇降する昇降体30が設けてあり、この昇降体30には、加圧シリンダ35により降下するベース72が設けてあり、そしてこのベース72には、旋回モーター37で上記第3荷受けステージ62上の矩形液晶パネルXの上側基板2の上面に(図9の(ニ)に示すように)異形切断線14をスクライブする首振り旋回する第2カッタ12(図9の(ニ)に示す)が設けてある。
上記第2カッタ12の走行、昇降、首振り旋回そして加圧は、第1カッタ11と同様の構成になっている。勿論、第3門形フレームKの第3スライドベース66は横動し、ベース30は縦動して、異形切断線14をスクライブする。
なお、第3門形フレームKに搭載してあるカメラP−3で矩形液晶パネルXの印を読み取り、この読み取りにともない回動軸65を可逆駆動してアライメントする。
上記第2カッタ12でスクライブした処理ずみ矩形液晶パネルXは、次加工のため払い出す。払い出しとしては、例えば図1、8に示すように、移動台61を前方に走行させたのち、移動台61の第3荷受けステージ62上の矩形液晶パネルXを、払い出し装置Zの吸引孔73付き荷受けテーブル75の下面に吸引保持して荷受けしたのち、荷受けテーブル75の前方への走行にともない矩形液晶パネルXの端材の分断などの処理を行うようにしたが、限定されない。
なお、上記矩形液晶パネルXの第1カッタ11及び第2カッタ12によるスクライブ、並びに加圧作用体39によるブレイクは、図示の一枚付スクライブ、ブレイクに限定されず、多面付スクライブやブレイクの際、第1カッタ11、第2カッタ12、及び加圧作用体39を多面付に応じて数を増減すればよい。そして端材分断のための半裁線Yをブレイクしておく。
また上記の払い出し装置Zは、一例にすぎず、その他の方法、例えばロボットなどで払い出すこともある。
A 大判な液晶パネル
B 切断線
D 第1門形フレーム
E 走行手段
F 第1ガイド手段
G 第1走行体
H 第1荷受けステージ
I 供給装置
J 第2門形フレーム
N 荷受け走行体
K 第3門形フレーム
P−1 カメラ
P−2 カメラ
P−3 カメラ
X 矩形液晶パネル
1 基板
2 基板
3 シール材
11 第1カッタ
12 第2カッタ
13 異形切断線
14 異形切断線
15 レール
16 脚材
17 スライダ
19 梁材
20 回転軸
21 吸引保持機能
22 小孔
23 多孔
24 ベルトコンベヤ
25 レール
26 スライダ
27 走行台
29 吸引ボックス
30 昇降体
31 第1スライドベース
32 水平材
33 レール
34 スライダ
35 加圧シリンダ
36 ガイド
37 旋回モーター
38 第2スライドベース
39 加圧作用体
45 レール
46 走行台
47 スライダ
48 待機ベース
51 支持材
52 シリンダ
53 回転軸
54 第2荷受けステージ
60 スライダ
61 移動台
62 第3荷受けステージ
63 モーター
64 小孔
65 回動軸
66 第3スライドベース
71 モーター
72 ベース
Z 払い出し装置
73 吸引孔
75 荷受けテーブル
上記の各種不都合を解消するために、この考案は、第1ガイド手段により前後方向に走行ガイドすると共に、走行手段により進退走行するように設けた第1走行体と、この第1走行体の下面側に設けてある旋回機能及び昇降機能の付与された回転軸の下端に設けた下面に矩形液晶パネルの上面吸引保持機能付きの第1荷受けステージと、この第1荷受けステージの走行路の途中に設けた定置式の第1門形フレームと、この第1門形フレームに数値制御の走行手段により左右方向に横行するように設けた第1スライドベースと、この第1スライドベースに昇降手段で昇降し、かつ加圧手段で上昇力を付与して設けたベースと、このベースにモーターで首振り機能を付与して設けた上記荷受けステージの矩形液晶パネルの下面をスクライブする第1カッタと、上記第1走行体の後退停止位置の上記第1荷受けステージの下面に上記矩形液晶パネルを供給するように設けた供給装置と、上記前進停止位置の直下で待機した位置と前方との間で走行手段により進退走行するように設けた上記第1荷受けステージの上記矩形液晶パネルを上面に荷受けする荷受け走行体と、この荷受け走行体の前方に設けた定置式の第2門形フレームと、この第2門形フレームに数値制御の走行手段により左右方向に横行するように設けた第2スライドベースと、この第2スライドベースに昇降手段で昇降し、かつ加圧手段で降下力を付与するよう設けたベースと、このベースにモーターで首振り機能を付与して設けた上記矩形液晶パネルの上面加圧用の上記第1カッタによる切断線のブレーク用加圧作用体と、上記前進停止位置の荷受け走行体上の上記矩形液晶パネルの上面を吸引保持するように設けた第2荷受けステージと、この第2荷受けステージの直下と前方との間で第2ガイド手段で走行をガイドすると共に、走行手段で進退走行するように設けた移動台と、この移動台に上記第2荷受けステージの上記液晶パネルを上面に吸引保持して荷受けするように設けた第3荷受けステージと、この第3荷受けステージの走行路に設けた第3門形フレームと、この第3門形フレームに数値制御の走行手段により左右方向に横行するように設けた第3スライドベースと、この第3スライドベースに昇降手段で昇降し、かつ加圧手段で降下力を付与したベースと、このベースにモーターで首振り機能を付与して設けた上記矩形液晶パネルの上面スクライブ用の第3カッタとからなる構成を採用する。

Claims (1)

  1. 第1ガイド手段により前後方向に走行ガイドすると共に、走行手段により進退走行するように設けた第1走行体と、この第1走行体の下面側に設けてある旋回機能及び昇降機能の付与された回転軸の下端に設けた下面に矩形液晶パネルの上面吸引保持機能付きの第1荷受けステージと、この第1荷受けステージの走行路の途中に設けた定置式の第1門形フレームと、この第1門形フレームに数値制御の走行手段により左右方向に横行するように設けた第1スライドベースと、この第1スライドベースに昇降手段で昇降し、かつ加圧手段で上昇力を付与して設けたベースと、このベースにモーターで首振り機能を付与して設けた上記荷受けステージの矩形液晶パネルの下面をスクライブする第1カッタと、上記第1走行体の後退停止位置の上記第1荷受けステージの下面に上記矩形液晶パネルを供給するように設けた供給装置と、上記第1走行体の前進停止位置の直下で待機した位置と前方との間で走行手段により進退走行するように設けた上記第1荷受けステージの上記矩形液晶パネルを上面に荷受けする荷受け走行体と、この荷受け走行体の前方に設けた定置式の第2門形フレームと、この第2門形フレームに数値制御の走行手段により左右方向に横行するように設けた第2スライドベースと、この第2スライドベースに昇降手段で昇降し、かつ加圧手段で降下力を付与するよう設けたベースと、このベースにモーターで首振り機能を付与して設けた上記矩形液晶パネルの上面加圧用の上記第1カッタによる切断線のブレーク用加圧作用体と、上記前進停止時の荷受け走行体上の上記矩形液晶パネルの上面を吸引保持するように設けた第2荷受けステージと、この第2荷受けステージの直下と前方との間で走行手段で進退走行するように設けた移動台と、この移動台に上記第2荷受けステージの上記液晶パネルを上面に吸引保持して荷受けするように設けた第3荷受けステージと、この第3荷受けステージの走行路に設けた第3門形フレームと、この第3門形フレームに数値制御の走行手段により左右方向に横行するように設けた第3スライドベースと、この第3スライドベースに昇降手段で昇降し、かつ加圧手段で降下力を付与したベースと、このベースにモーターで首振り機能を付与して設けた上記矩形液晶パネルの上面スクライブ用の第3カッタとからなる液晶パネルの切断装置。
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