JP3224857B2 - 自動二輪車用ラジアルタイヤ - Google Patents
自動二輪車用ラジアルタイヤInfo
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- JP3224857B2 JP3224857B2 JP15271292A JP15271292A JP3224857B2 JP 3224857 B2 JP3224857 B2 JP 3224857B2 JP 15271292 A JP15271292 A JP 15271292A JP 15271292 A JP15271292 A JP 15271292A JP 3224857 B2 JP3224857 B2 JP 3224857B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- ply
- belt
- belt layer
- carcass
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/26—Folded plies
- B60C9/263—Folded plies further characterised by an endless zigzag configuration in at least one belt ply, i.e. no cut edge being present
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速走行における走行
の安定性と耐久性とを向上した自動二輪車用ラジアルタ
イヤに関する。
の安定性と耐久性とを向上した自動二輪車用ラジアルタ
イヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年高速道路網が整備されるに伴い、又
車体の高性能化に伴い自動二輪車にあっては、高速走行
に対する耐久性の向上、さらには、直進走行時及び旋回
走行時における安定性が一層要求される。
車体の高性能化に伴い自動二輪車にあっては、高速走行
に対する耐久性の向上、さらには、直進走行時及び旋回
走行時における安定性が一層要求される。
【0003】これらの要求を充足すべく、出願人は特開
平4−2505号において、ベルト層を長尺、小巾の帯
状プライをタイヤ赤道Cに対して略平行する向きに螺旋
巻きすることによって形成することを提案している。
平4−2505号において、ベルト層を長尺、小巾の帯
状プライをタイヤ赤道Cに対して略平行する向きに螺旋
巻きすることによって形成することを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記提案のもの
では、帯状プライがタイヤ周方向に連続することによっ
て、従来のカットプライを用いたような継ぎ目は排除さ
れ、走行安定性は向上するのであるが、このように帯状
プライを螺旋巻きするには、トレッド面及びカーカスが
タイヤ軸方向断面において小さな円弧で形成された自動
二輪車用のタイヤにあってはカーカスに沿わせて巻付け
る作業が困難であり、巻付け精度に劣ることによって、
走行安定性に関して要望される性能が発揮し得ず、又、
耐久性に劣るという問題がある。
では、帯状プライがタイヤ周方向に連続することによっ
て、従来のカットプライを用いたような継ぎ目は排除さ
れ、走行安定性は向上するのであるが、このように帯状
プライを螺旋巻きするには、トレッド面及びカーカスが
タイヤ軸方向断面において小さな円弧で形成された自動
二輪車用のタイヤにあってはカーカスに沿わせて巻付け
る作業が困難であり、巻付け精度に劣ることによって、
走行安定性に関して要望される性能が発揮し得ず、又、
耐久性に劣るという問題がある。
【0005】発明者は、ベルト層を形成する帯状体の巻
付け構成について試作、実験を重ねた結果、その帯状体
をく字状に交互に折返しつつ周回させることにより、巻
付け作業が容易であり、かつ円弧状をなすカーカスの外
面に巻付ける場合であっても該カーカスに沿って精度よ
く巻回することができ、走行安定性と耐久性とを向上し
うることを見出し、本発明を完成させたのである。
付け構成について試作、実験を重ねた結果、その帯状体
をく字状に交互に折返しつつ周回させることにより、巻
付け作業が容易であり、かつ円弧状をなすカーカスの外
面に巻付ける場合であっても該カーカスに沿って精度よ
く巻回することができ、走行安定性と耐久性とを向上し
うることを見出し、本発明を完成させたのである。
【0006】本発明は、帯状体をく字状に交互に折返し
て周回させてベルト層を形成することを基本として走行
安定性と耐久性とを向上しうる重荷重用ラジアルタイヤ
の提供を目的としている。
て周回させてベルト層を形成することを基本として走行
安定性と耐久性とを向上しうる重荷重用ラジアルタイヤ
の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレッド端縁
間のタイヤ軸方向の距離であるトレッド巾がタイヤ最大
巾をなしかつトレッド面が円弧状をなす自動二輪車用ラ
ジアルタイヤにおいて、トレッド部からサイドウォール
部を通りビード部のビードコアの周りを折返すラジアル
配列のカーカスと、トレッド部の内部かつカーカスの半
径方向外側に配されるベルト層とを具え、前記ベルト層
は、弾性率が600kg/mm2 以上の1本又は複数本のコ
ードを平行に揃えてかつゴム引きした帯状体をタイヤ赤
道に対して傾斜させかつ該ベルト層の両側縁で接する折
返し点でく字状に交互に折返して周回させることにより
形成したプライ片を含むとともに、前記帯状体は、タイ
ヤ赤道上において該タイヤ赤道と交わる傾斜角度を5°
以上かつ45°以下とし,しかも前記ベルト層は、前記
プライ片のタイヤ半径方向内側又は外側に、弾性率が6
00kg/mm 2 以上の1本又は複数本のコードをトッピン
グゴムで被覆した小巾、長尺の帯状プライをタイヤ赤道
に対して小角度傾けて螺旋巻することにより形成した螺
旋巻プライを有してなることを特徴とする自動二輪車用
ラジアルタイヤである。
間のタイヤ軸方向の距離であるトレッド巾がタイヤ最大
巾をなしかつトレッド面が円弧状をなす自動二輪車用ラ
ジアルタイヤにおいて、トレッド部からサイドウォール
部を通りビード部のビードコアの周りを折返すラジアル
配列のカーカスと、トレッド部の内部かつカーカスの半
径方向外側に配されるベルト層とを具え、前記ベルト層
は、弾性率が600kg/mm2 以上の1本又は複数本のコ
ードを平行に揃えてかつゴム引きした帯状体をタイヤ赤
道に対して傾斜させかつ該ベルト層の両側縁で接する折
返し点でく字状に交互に折返して周回させることにより
形成したプライ片を含むとともに、前記帯状体は、タイ
ヤ赤道上において該タイヤ赤道と交わる傾斜角度を5°
以上かつ45°以下とし,しかも前記ベルト層は、前記
プライ片のタイヤ半径方向内側又は外側に、弾性率が6
00kg/mm 2 以上の1本又は複数本のコードをトッピン
グゴムで被覆した小巾、長尺の帯状プライをタイヤ赤道
に対して小角度傾けて螺旋巻することにより形成した螺
旋巻プライを有してなることを特徴とする自動二輪車用
ラジアルタイヤである。
【0008】なおベルト層は前記構成のプライ片、前記
螺旋巻きした螺旋巻プライに加えてプライ片の内側又は
外側にカットプライを設けてもよい。
螺旋巻きした螺旋巻プライに加えてプライ片の内側又は
外側にカットプライを設けてもよい。
【0009】
【作用】ベルト層を形成するプライ片は、帯状体を該ベ
ルト層の両側縁で接する折返し点でく字状に交互に折返
して周回させているため、自動二輪車用のタイヤのよう
にカーカスがタイヤ軸方向に円弧状に湾曲した場合であ
っても該カーカスに沿って帯状体を巻付けることが螺旋
巻きする場合に比べて容易にでき、その作業が簡易にな
しうるとともに、精度のよいプライ片を形することが出
来る。
ルト層の両側縁で接する折返し点でく字状に交互に折返
して周回させているため、自動二輪車用のタイヤのよう
にカーカスがタイヤ軸方向に円弧状に湾曲した場合であ
っても該カーカスに沿って帯状体を巻付けることが螺旋
巻きする場合に比べて容易にでき、その作業が簡易にな
しうるとともに、精度のよいプライ片を形することが出
来る。
【0010】又プライ片は、帯状体をベルト層の両端縁
で途切れることなく一連に連続して周回させ形成したも
のであるため、カットプライを用いたようにベルト層の
側縁での剥離を防止でき、耐久性を向上しうる。
で途切れることなく一連に連続して周回させ形成したも
のであるため、カットプライを用いたようにベルト層の
側縁での剥離を防止でき、耐久性を向上しうる。
【0011】さらに帯状体はタイヤ赤道上において、タ
イヤ赤道と交わる傾斜角度を5°以上かつ45°以下と
している。正規内圧を付加した状態におけるラジアルタ
イヤにあっては、ベルト層が存在しないという想定のも
とにおいて、ビードコア間に架け渡されるカーカスは、
内圧によって円形断面となるのであるが、このカーカス
をベルト層で締め付けることによって、形状を保持させ
ているのがラジアルタイヤの特徴である。又高速、高荷
重になるほど内圧を高く設定するため前記カーカスの膨
らみを抑制するためベルト層の締め付け力を大きくせね
ばならないのである。このためには帯状体の傾斜角度θ
を45°以下としたのである。他方、帯状体をく字状に
交互に折返して周回させるには、帯状体が一周した場合
には、その始端点近傍に戻ることが必要であり、このた
めには傾斜角度は少なくとも5°以上を必要とする。な
お複数本の帯状体を図6に示すように同時にく字状に折
返しつつ巻付ける場合にあっても5°未満の角度で周回
させるのは作業上困難を伴い、しかもベルト層によるカ
ーカスの締付け力が不均一となる結果、カーカスを補強
し得ない場合も起こりうるからである。
イヤ赤道と交わる傾斜角度を5°以上かつ45°以下と
している。正規内圧を付加した状態におけるラジアルタ
イヤにあっては、ベルト層が存在しないという想定のも
とにおいて、ビードコア間に架け渡されるカーカスは、
内圧によって円形断面となるのであるが、このカーカス
をベルト層で締め付けることによって、形状を保持させ
ているのがラジアルタイヤの特徴である。又高速、高荷
重になるほど内圧を高く設定するため前記カーカスの膨
らみを抑制するためベルト層の締め付け力を大きくせね
ばならないのである。このためには帯状体の傾斜角度θ
を45°以下としたのである。他方、帯状体をく字状に
交互に折返して周回させるには、帯状体が一周した場合
には、その始端点近傍に戻ることが必要であり、このた
めには傾斜角度は少なくとも5°以上を必要とする。な
お複数本の帯状体を図6に示すように同時にく字状に折
返しつつ巻付ける場合にあっても5°未満の角度で周回
させるのは作業上困難を伴い、しかもベルト層によるカ
ーカスの締付け力が不均一となる結果、カーカスを補強
し得ない場合も起こりうるからである。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。正規リムRに装着されかつ正規内圧を付加した正規
内圧状態におけるタイヤの断面を示す図1において、自
動二輪車用ラジアルタイヤ1は、トレッド部2と、該ト
レッド部2の両端からタイヤ半径方向内側にのびるサイ
ドウォール部3、3と該サイドウォール部3に連なりか
つビードコア5が通るビード部4、4とを具える。
る。正規リムRに装着されかつ正規内圧を付加した正規
内圧状態におけるタイヤの断面を示す図1において、自
動二輪車用ラジアルタイヤ1は、トレッド部2と、該ト
レッド部2の両端からタイヤ半径方向内側にのびるサイ
ドウォール部3、3と該サイドウォール部3に連なりか
つビードコア5が通るビード部4、4とを具える。
【0013】又自動二輪車用ラジアルタイヤ1には、ト
レッド部2における両端がサイドウォール部3を通って
ビード部4のビードコア5の周りを折返すトロイド状の
カーカス6と、トレッド部2の内部かつカーカス6の半
径方向外方にはベルト層7が設けられる。
レッド部2における両端がサイドウォール部3を通って
ビード部4のビードコア5の周りを折返すトロイド状の
カーカス6と、トレッド部2の内部かつカーカス6の半
径方向外方にはベルト層7が設けられる。
【0014】前記カーカス6はタイヤ赤道Cに対して6
0〜90°の角度で傾斜させたセミラジアル、又はラジ
アル配列のカーカスコードを具える1枚以上、本実施例
では1枚のカーカスプライからなり、カーカスコードと
しては、ナイロン、ポリエステル、芳香族ポリアミド繊
維などの有機繊維コードが用いられる。
0〜90°の角度で傾斜させたセミラジアル、又はラジ
アル配列のカーカスコードを具える1枚以上、本実施例
では1枚のカーカスプライからなり、カーカスコードと
しては、ナイロン、ポリエステル、芳香族ポリアミド繊
維などの有機繊維コードが用いられる。
【0015】前記ベルト層7は、帯状体10をく字状に
交互に折返して周回させることにより形成されたプライ
片12を含んでいる。なお本実施例では前記プライ片1
2の半径方向外側にカットシートからなるカットプライ
14と、このカットプライ14の半径方向外側に帯状プ
ライ20を螺旋巻きすることにより形成された螺旋巻プ
ライ15とが配され、これらのプライ片12、カットプ
ライ14、螺旋巻プライ15によってベルト層7を形成
している。
交互に折返して周回させることにより形成されたプライ
片12を含んでいる。なお本実施例では前記プライ片1
2の半径方向外側にカットシートからなるカットプライ
14と、このカットプライ14の半径方向外側に帯状プ
ライ20を螺旋巻きすることにより形成された螺旋巻プ
ライ15とが配され、これらのプライ片12、カットプ
ライ14、螺旋巻プライ15によってベルト層7を形成
している。
【0016】又、本実施例ではビード部4には、カーカ
ス6の本体部と折返し部との間をビードコア5から半径
方向外側に向かって立上がる断面三角形のビードエーペ
ックス8が設けられビード部4からサイドウォール部3
にかけて補強している。
ス6の本体部と折返し部との間をビードコア5から半径
方向外側に向かって立上がる断面三角形のビードエーペ
ックス8が設けられビード部4からサイドウォール部3
にかけて補強している。
【0017】前記プライ片12の帯状体10は図4に示
すごとく、並列に配した1本以上かつ10本以下、本実
施例では3本のコード11をゴム12によりゴム引きさ
れることにより形成されかつ断面が略長方形かつ小巾の
長尺体である。なお帯状体の巾Woは5〜15mmの範囲
とするのが好ましい。
すごとく、並列に配した1本以上かつ10本以下、本実
施例では3本のコード11をゴム12によりゴム引きさ
れることにより形成されかつ断面が略長方形かつ小巾の
長尺体である。なお帯状体の巾Woは5〜15mmの範囲
とするのが好ましい。
【0018】コード11は、ナイロン、芳香族ポリアミ
ド等の弾性率が600kg/mm2 以上の高弾性の有機繊維
コード等が用いられる。なお芳香族ポリアミド繊維は、
スチールと略同等の強さを有しかつ柔軟性に富むことに
よって好適に採用しうる。
ド等の弾性率が600kg/mm2 以上の高弾性の有機繊維
コード等が用いられる。なお芳香族ポリアミド繊維は、
スチールと略同等の強さを有しかつ柔軟性に富むことに
よって好適に採用しうる。
【0019】前記プライ片12は本実施例では、図3に
示す如く1本の帯状体10を用いて、該帯状体10をタ
イヤ赤道Cに対してθの角度で傾けて傾斜させるととも
に、ベルト層6の両側縁F1、F2で接する折返し点B
1、B2において帯状体10の面内でく字状に屈曲させ
交互に折返すことにより、ジグザグ状をなしてタイヤ周
方向に周回させる。
示す如く1本の帯状体10を用いて、該帯状体10をタ
イヤ赤道Cに対してθの角度で傾けて傾斜させるととも
に、ベルト層6の両側縁F1、F2で接する折返し点B
1、B2において帯状体10の面内でく字状に屈曲させ
交互に折返すことにより、ジグザグ状をなしてタイヤ周
方向に周回させる。
【0020】前記周回により、帯状体10は図5に略示
する如く、タイヤ周方向に一周し、その始端点Sに隣り
合う位置に戻り、帯状体の向き合う端面10a、10a
を互いに衝合させかつ一周目と同様にベルト層7の両側
縁F1、F2で折返しつつ二周目を周回させる。このよ
うに帯状体10は、該帯状体10の折返し長さである円
周ピッチPをタイヤ周方向に位置ずれさせて周回する。
する如く、タイヤ周方向に一周し、その始端点Sに隣り
合う位置に戻り、帯状体の向き合う端面10a、10a
を互いに衝合させかつ一周目と同様にベルト層7の両側
縁F1、F2で折返しつつ二周目を周回させる。このよ
うに帯状体10は、該帯状体10の折返し長さである円
周ピッチPをタイヤ周方向に位置ずれさせて周回する。
【0021】又本実施例では、帯状体10は、前記円周
ピッチPと何れか一方の側縁F1(F2)での折返し回
数Nとの積PNをベルト層7の円周長さとして形成して
いるのである。従って帯状体10を前記した手法を用い
て複数n周回することにより円周ピッチP間は帯状体1
0によって埋まりプライ片12を形成しうる。
ピッチPと何れか一方の側縁F1(F2)での折返し回
数Nとの積PNをベルト層7の円周長さとして形成して
いるのである。従って帯状体10を前記した手法を用い
て複数n周回することにより円周ピッチP間は帯状体1
0によって埋まりプライ片12を形成しうる。
【0022】ここで帯状体10の周回数nはベルト層7
のタイヤ軸方向の巾W、傾斜角度θ及び帯状体10の巾
Woとともに次の関係が成立する。
のタイヤ軸方向の巾W、傾斜角度θ及び帯状体10の巾
Woとともに次の関係が成立する。
【0023】円周ピッチPは帯状体10の巾Woとの間
に P=Wo/sin θ …… 又第1周目における帯状体10の反復ピッチPtは Pt=P×n 又、 Wcot θ=Pt−P/2=P(n−1/2) 従って、 cot θ=P(n−1)/2W …… ここで式と式とを合体させると cot θ={Wo/sin θ(n−1)}/2W =Wo(n−1)/2W sinθ …… 又 cot θ=cos θ/sin θ であるから式は次のご
とく変形できる。 cos θ=Wo(n−1)/2W …… 従って n−1=2Wcos θ/Wo …… 故にnは n=(2Wcos θ/Wo)+1 …… となる。
に P=Wo/sin θ …… 又第1周目における帯状体10の反復ピッチPtは Pt=P×n 又、 Wcot θ=Pt−P/2=P(n−1/2) 従って、 cot θ=P(n−1)/2W …… ここで式と式とを合体させると cot θ={Wo/sin θ(n−1)}/2W =Wo(n−1)/2W sinθ …… 又 cot θ=cos θ/sin θ であるから式は次のご
とく変形できる。 cos θ=Wo(n−1)/2W …… 従って n−1=2Wcos θ/Wo …… 故にnは n=(2Wcos θ/Wo)+1 …… となる。
【0024】なおベルト巾W及び傾斜角度θは、タイヤ
の機能面から定まる値であり、帯状体10の巾Woと帯
状体の周回数nとを前記式を満足させうるよう定める
ことにより、周回する帯状体10の間に隙間が生じるこ
となくプライ片12が形成でき、しかも帯状体10の終
端は、該帯状体10の前記始端Sと衝合させることが可
能となる。このように帯状体10を周回させることによ
り、ベルトコード11…は分断されることなく一連に連
なり配設される。
の機能面から定まる値であり、帯状体10の巾Woと帯
状体の周回数nとを前記式を満足させうるよう定める
ことにより、周回する帯状体10の間に隙間が生じるこ
となくプライ片12が形成でき、しかも帯状体10の終
端は、該帯状体10の前記始端Sと衝合させることが可
能となる。このように帯状体10を周回させることによ
り、ベルトコード11…は分断されることなく一連に連
なり配設される。
【0025】ここで帯状体10は、図3に示す如く一方
の前記側縁F1(F2)において、周方向に隣り合う折
返し点B1、B1間を挟むタイヤ軸Lを中心とした開き
角度αを本実施例のように1本の帯状体10を順次位置
ずれさせて周回させた場合には、前記開き角度α1は、
360°から帯状体10の位置ずれ分差引いた、即ち3
60°を若干下廻る値となり、又ベルト層7の周方向展
開長さを1500mmベルト巾を150mmとした場合に
は、前記帯状体10のタイヤ赤道Cに対する傾斜角度θ
1は略5°となる。
の前記側縁F1(F2)において、周方向に隣り合う折
返し点B1、B1間を挟むタイヤ軸Lを中心とした開き
角度αを本実施例のように1本の帯状体10を順次位置
ずれさせて周回させた場合には、前記開き角度α1は、
360°から帯状体10の位置ずれ分差引いた、即ち3
60°を若干下廻る値となり、又ベルト層7の周方向展
開長さを1500mmベルト巾を150mmとした場合に
は、前記帯状体10のタイヤ赤道Cに対する傾斜角度θ
1は略5°となる。
【0026】さらに図7に示す如く、帯状体10を略半
周毎、即ち略180°の反復ピッチPtで折返した場合
には、前記傾斜角度θ2は前述のベルト周長さ、ベルト
巾Wにおいて略15〜18°の範囲となる。このように
周方向に隣り合う折返し点B1、B1間の反復ピッチP
tはプライ片12の周方向長さの1倍、1/2倍、1/
4倍、1/8倍等整数等分することにより帯状体10
は、その終端を始端に衝合させることが出来、剛性段差
が生じないプライ片12を形成することが出来る。
周毎、即ち略180°の反復ピッチPtで折返した場合
には、前記傾斜角度θ2は前述のベルト周長さ、ベルト
巾Wにおいて略15〜18°の範囲となる。このように
周方向に隣り合う折返し点B1、B1間の反復ピッチP
tはプライ片12の周方向長さの1倍、1/2倍、1/
4倍、1/8倍等整数等分することにより帯状体10
は、その終端を始端に衝合させることが出来、剛性段差
が生じないプライ片12を形成することが出来る。
【0027】なお前記帯状体10は隣り合う帯状体1
0、10間で端面10a、10aが若干重なり合う如く
配設してもよく、又、図6に示す如く、複数本、例えば
3本の帯状体10…を、同時、又は逐次周回させ、しか
も各帯状体10…の即縁F1(F2)における押返し点
B1(B2)を位置ずれさせつつそれぞれく字状に折返
すことによって形成することが出来る。
0、10間で端面10a、10aが若干重なり合う如く
配設してもよく、又、図6に示す如く、複数本、例えば
3本の帯状体10…を、同時、又は逐次周回させ、しか
も各帯状体10…の即縁F1(F2)における押返し点
B1(B2)を位置ずれさせつつそれぞれく字状に折返
すことによって形成することが出来る。
【0028】さらに図7に示す如く巾寸度が異なる複数
条、例えば2条の帯条体10A、10Bを並べてかつそ
れぞれく字状に折返しつつ周回させベルト層6を形成す
ることが出来る。
条、例えば2条の帯条体10A、10Bを並べてかつそ
れぞれく字状に折返しつつ周回させベルト層6を形成す
ることが出来る。
【0029】なおプライ片は一方、他方の折返し点B
1、B2の間は、図2に示すもののように帯状体を直線
状に配設する他、正弦曲線等の曲線で形成することも出
来る。
1、B2の間は、図2に示すもののように帯状体を直線
状に配設する他、正弦曲線等の曲線で形成することも出
来る。
【0030】カットプライ14は、前記帯状体10のコ
ード11と同様に、芳香族ポリアミド等の弾性率が60
0kg/mm2 の高弾性の有機繊維からなる複数本のコード
をタイヤ赤道Cに対して5〜45°傾けて配列し、かつ
これらのコードをトッピングすることにより形成された
シート体をなす。
ード11と同様に、芳香族ポリアミド等の弾性率が60
0kg/mm2 の高弾性の有機繊維からなる複数本のコード
をタイヤ赤道Cに対して5〜45°傾けて配列し、かつ
これらのコードをトッピングすることにより形成された
シート体をなす。
【0031】螺旋巻プライ15は、小巾かつ長尺の帯状
プライ20を螺旋巻きすることによって形成される。帯
状プライ20は、図8に示すごとく1本又は平行に配し
た複数本、本実施例では2本のコード21、21をトッ
ピングゴム22に埋設してなり、前記コード21は、弾
性率が600kg/mm2 以上の芳香族ポリアミド繊維から
なるコードが用いられる。
プライ20を螺旋巻きすることによって形成される。帯
状プライ20は、図8に示すごとく1本又は平行に配し
た複数本、本実施例では2本のコード21、21をトッ
ピングゴム22に埋設してなり、前記コード21は、弾
性率が600kg/mm2 以上の芳香族ポリアミド繊維から
なるコードが用いられる。
【0032】前記帯状プライ20は、トレッド部2の一
方の端縁Eの近傍に位置するベルト層7の一方の側縁F
近傍の起点H1から図1において左から右にかつタイヤ
赤道Cをこえて該ベルト層7の他方の側縁F近傍の終点
H2に至る間タイヤ赤道Cに対して5°以下の小角度傾
けて螺旋巻きすることにより前記螺旋巻プライ15を形
成しうる。又、本実施例では、帯状プライ20の巻付け
に際して図9に示す如く、該帯状プライ20の対向する
側縁20a、20aの近傍を互いにラップさせて巻回
し、帯状プライ20の緩みを防止している。
方の端縁Eの近傍に位置するベルト層7の一方の側縁F
近傍の起点H1から図1において左から右にかつタイヤ
赤道Cをこえて該ベルト層7の他方の側縁F近傍の終点
H2に至る間タイヤ赤道Cに対して5°以下の小角度傾
けて螺旋巻きすることにより前記螺旋巻プライ15を形
成しうる。又、本実施例では、帯状プライ20の巻付け
に際して図9に示す如く、該帯状プライ20の対向する
側縁20a、20aの近傍を互いにラップさせて巻回
し、帯状プライ20の緩みを防止している。
【0033】なお前記カットプライ14及び螺旋巻プラ
イ15は、その何れか一方を、前記プライ片12の内
側、即ちプライ片12とカーカス6との間に介在させて
もよい。このように本発明は種々な態様なものに変形で
きる。
イ15は、その何れか一方を、前記プライ片12の内
側、即ちプライ片12とカーカス6との間に介在させて
もよい。このように本発明は種々な態様なものに変形で
きる。
【0034】
【具体例】タイヤサイズが170/60VR17であり
かつ図1に示す構成を有するタイヤについて表1に示す
仕様にて試作する(実施例1〜2)とともにその性能を
テストした。なお比較のため従来の構成からなるタイヤ
(比較例1〜3)についても併せてテストを行い性能を
比較した。
かつ図1に示す構成を有するタイヤについて表1に示す
仕様にて試作する(実施例1〜2)とともにその性能を
テストした。なお比較のため従来の構成からなるタイヤ
(比較例1〜3)についても併せてテストを行い性能を
比較した。
【0035】テスト条件は次の通り。 1)高速直進安定性、高速旋回安定性 試供タイヤを自動二輪車(G5X−R750)の後輪に
装着するとともに該自動二輪車をテストロードにおいて
250〜280km/Hの速度で直進路、曲路をそれぞれ
走行させ、テストドライバーのフィーリングにより評価
するとともに、比較例1を100とする指数で表示した
数値が大きいほど良好であることを示す。
装着するとともに該自動二輪車をテストロードにおいて
250〜280km/Hの速度で直進路、曲路をそれぞれ
走行させ、テストドライバーのフィーリングにより評価
するとともに、比較例1を100とする指数で表示した
数値が大きいほど良好であることを示す。
【0036】なおテストに際して前輪には実施例、比較
例とともにタイヤサイズが120/70R17でありか
つ従来の仕様により製作されたタイヤを装着した。
例とともにタイヤサイズが120/70R17でありか
つ従来の仕様により製作されたタイヤを装着した。
【0037】2)高速耐久性 室内ドラム試験機を用いて試供タイヤにJISに定める
最大荷重と内圧とを付加するとともに、初速度160km
/Hから開始し、10分毎に20km/Hずつ加速させる
ステップ、スピード方式でテストを行い破壊に至った速
度の1段階下の速度を最高速度とし、それまでの全走行
時間をもって評価するとともに比較例1を100とした
指数で表示している数値が大きいほど良好である。テス
ト結果を表1に示す。
最大荷重と内圧とを付加するとともに、初速度160km
/Hから開始し、10分毎に20km/Hずつ加速させる
ステップ、スピード方式でテストを行い破壊に至った速
度の1段階下の速度を最高速度とし、それまでの全走行
時間をもって評価するとともに比較例1を100とした
指数で表示している数値が大きいほど良好である。テス
ト結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】テストの結果、実施例1、2のものは比較
例1〜3に比べて高速直進性、高速旋回性及び耐久性の
何れにおいても優れていることが確認できた。
例1〜3に比べて高速直進性、高速旋回性及び耐久性の
何れにおいても優れていることが確認できた。
【0040】
【発明の効果】叙上の如く本発明の重荷重用ラジアルタ
イヤはベルト層にコードをゴム引きした帯状体をタイヤ
赤道に対して傾けかつベルト層の両側縁で接する折返し
点でく字状に交互に折返して周回し形成させたプライ片
を含むことを要旨としているため、コードが一連に連続
するプライを、カーカスの形状に合わせてしかも容易に
形成できることによって、高速走行における直進走行
性、旋回走行性及び耐久性を向上しうる。
イヤはベルト層にコードをゴム引きした帯状体をタイヤ
赤道に対して傾けかつベルト層の両側縁で接する折返し
点でく字状に交互に折返して周回し形成させたプライ片
を含むことを要旨としているため、コードが一連に連続
するプライを、カーカスの形状に合わせてしかも容易に
形成できることによって、高速走行における直進走行
性、旋回走行性及び耐久性を向上しうる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】プライ片の構成をカーカスとともに例示する展
開平面図である。
開平面図である。
【図3】帯状体の周回の一例を示す斜視図である。
【図4】帯状体の一例を略示する斜視図である。
【図5】帯状体の折返しを略示する平面図である。
【図6】帯状体の周回の他の例を示す平面図である。
【図7】帯状体の周回の他の例を示す斜視図である。
【図8】螺旋巻プライを形成する帯状プライを示す斜視
図である。
図である。
【図9】その巻付けを例示する断面図である。
2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 7 ベルト層 10 帯状体 11 コード 12 プライ片 14 カットプライ 15 螺旋巻プライ 20 帯状プライ 21 コード 22 トッピングゴム B1、B2 折返し点 C タイヤ赤道 F ベルト層の側縁 θ 傾斜角度
Claims (2)
- 【請求項1】トレッド端縁間のタイヤ軸方向の距離であ
るトレッド巾がタイヤ最大巾をなしかつトレッド面が円
弧状をなす自動二輪車用ラジアルタイヤにおいて、 トレッド部からサイドウォール部を通りビード部のビー
ドコアの周りを折返すラジアル配列のカーカスと、 トレッド部の内部かつカーカスの半径方向外側に配され
るベルト層とを具え、 前記ベルト層は、弾性率が600kg/mm2 以上の1本又
は複数本のコードを平行に揃えてかつゴム引きした帯状
体をタイヤ赤道に対して傾斜させかつ該ベルト層の両側
縁で接する折返し点でく字状に交互に折返して周回させ
ることにより形成したプライ片を含むとともに、 前記帯状体は、タイヤ赤道上において該タイヤ赤道と交
わる傾斜角度を5°以上かつ45°以下とし, しかも前記ベルト層は、前記プライ片のタイヤ半径方向
内側又は外側に、弾性率が600kg/mm 2 以上の1本又
は複数本のコードをトッピングゴムで被覆した小巾、長
尺の帯状プライをタイヤ赤道に対して小角度傾けて螺旋
巻することにより形成した螺旋巻プライを有してなる こ
とを特徴とする自動二輪車用ラジアルタイヤ。 - 【請求項2】前記ベルト層は、前記プライ片のタイヤ半
径方向内側又は外側に、弾性率が600kg/mm2 以上の
コードをタイヤ赤道に対して5〜45°傾けて配列した
カットプライを有してなる請求項1記載の自動二輪車用
ラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15271292A JP3224857B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15271292A JP3224857B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319017A JPH05319017A (ja) | 1993-12-03 |
JP3224857B2 true JP3224857B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=15546508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15271292A Expired - Fee Related JP3224857B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224857B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3614239B2 (ja) * | 1995-03-29 | 2005-01-26 | 横浜ゴム株式会社 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
JP3837219B2 (ja) * | 1997-11-12 | 2006-10-25 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2009143332A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 二輪自動車用タイヤ |
JP6506612B2 (ja) * | 2015-05-11 | 2019-04-24 | 住友ゴム工業株式会社 | モーターサイクル用タイヤ及びモーターサイクル用タイヤの製造方法 |
JP6458120B2 (ja) * | 2017-11-17 | 2019-01-23 | 住友ゴム工業株式会社 | 二輪自動車用空気入りタイヤ |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP15271292A patent/JP3224857B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05319017A (ja) | 1993-12-03 |
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