JP3224495U - 金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】澱粉質器具を製造する金型を提供する。【解決手段】金型は、上板10および上板から下向きに延伸する少なくとも1つの内型20を含む微孔性雄型1と、微孔を有する材質から構成される微孔性雌型3とを備える。微孔性雄型は、各内型の外側を覆う金属外裏打ち22が施される。微孔性雌型は、雌型本体30を含み、その内部に複数個の型穴40を形成される。各型穴の開口41は、雌型本体の上表面に位置し、各型穴の形態及びサイズは、金属外裏打ちに対応する。微孔性雌型の微孔は、型穴の内壁と、微孔性雌型の型合わせた後に露出する外側とに通り抜ける。微孔性雌型は、各型穴の内部を覆う金属内裏打ち42が施される。型合わせ時に、金属外裏打ちを対応の金属内裏打ちに嵌め込み可能にさせ、かつ両者が互いに接触しないよう、金属外裏打ちと金属内裏打ちとの間に空間が形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、成形金型に係り、特に、澱粉質器具を製造する金型構造に関するものである。
従来技術の容器成形金型は、主に雄型と、雌型とを備える。雄型の下方から内型が延在する。雌型の内部に型穴を形成し、型穴の開口が雌型の上表面に位置する。内型の形態は、型穴の形態に対応する。これにより、雄型と雌型とを型合わせる時、内型が型穴に嵌め込み可能であって、かつ両者が互いに接触しないよう、その間に空間が形成される。雌型上に型穴の内部空間と連通する多数個の通孔が配置されてもよいことから、外部の空気や湿気を型穴に進入させることができる。製造時には、澱粉材料を空間に注入してから、加圧加熱を経た後、澱粉材料が成形されて澱粉質器具となされ、それから、雄型と雌型とを分離すれば、澱粉質器具を取り出すことができる。
上記の従来技術の容器成形金型においては、雄型及び雌型の材質は不通気構造に属し、単に通孔を介して外部空気を導入し、そして澱粉材料は発泡成形過程において気体が発生することにより、澱粉材料を膨張させる。そのため、膨張した澱粉材料によって通孔がかなり容易に閉塞してしまう結果、澱粉材料の内部に不均一な気泡が発生することにつながり、全体の発泡に影響を与えて効果があまりよくなく、最後の成形品質をも低下させてしまうことになる。さらに、内部気体を排出することができない時に、金型全体の内部圧力をも高め、その上、振動誘爆を起こす虞がある。
よって、本考案は、上記の従来技術での問題を解決するためになされたものであり、その目的は、澱粉質器具を製造する金型構造を提供することにある。
本校案は、澱粉質器具を製造する金型であって、上板および前記上板から下向きに延伸する少なくとも1つの内型を含む微孔性雄型と、雌型本体を含む微孔性雌型と、を備える。微孔性雄型は、微孔を有する材質から構成され、微孔性雄型の微孔は、内型の外側と微孔性雄型の型合わせた後に露出する外側とに通り抜ける。微孔性雄型の各内型の外側を覆う金属外裏打ちが施され、金属外裏打ちの形態は、各内型の形態に対応する。雌型本体の内部には複数個の型穴が形成され、各型穴の開口が雌型本体の上表面に位置し、各型穴の形態及びサイズは、微孔性雄型の金属外裏打ちの形態及びサイズに対応する。微孔性雌型は、微孔を有する材質から構成され、微孔性雌型の微孔は、型穴の内壁と微孔性雌型の型合わせた後に露出する外側とに通り抜ける。微孔性雌型の各型穴の内部を覆う金属内裏打ちが施され、金属内裏打ちの形態は、各型穴の形態に対応する。型合わせ時、微孔性雄型の金属外裏打ちを微孔性雌型の対応する金属内裏打ちに嵌め込み可能であって、両者が互いに接触しないよう、金属外裏打ちと金属内裏打ちとの間に空間が形成される。製造時、空間には澱粉質材料が注入されることで、型合わせた微孔性雄型と微孔性雌型は、加圧加熱の製造プロセスを経た後、澱粉質材料が成形されて、空間の形をした澱粉質器具を形成可能である。
本考案は、雌型成形合板を応用して微孔性雌型の型穴内側の金属内裏打ちを封鎖し、金属内裏打ちを交換する必要がある場合、単に個別の雌型成形合板を取り外しさえすればよい。従って、操作全体を非常に便利にすることができる。さらに、本考案は、空気路を利用して充気することにより、迅速かつ簡易に離型する目的を達成することができる。そして、金属内裏打ち及び微孔性雌型上に適当な通孔を形成することにより、成形時に発生する蒸気を有効に排除することができる。
本考案の金型設計によれば、従来技術の欠点を確実に改善することができ、澱粉質器具を作り出すことができる。
本考案の実施形態による部品を示す分解斜視図である。 本考案の実施形態による微孔性雄型及び雄型成形合板を底側視角から示す分解斜視図である。 図2の微孔性雄型及び雄型成形合板を示す組合せ模式図である。 本考案の実施形態による微孔性雌型及び雌型成形合板を示す組合せ模式図である。 本考案の実施形態による部品組合せを示す断面模式図である。 本考案の実施形態による澱粉質器具の取り出しを示す模式図である。 本考案の実施形態による微孔性雄型、微孔性雌型及び外鋼型の組合せを示す断面模式図である。
本考案の構造組立、及びそれにより奏される作用効果と利点について、添付図面を参照しながら、本考案の好適な実施例を挙げて以下に詳述する。
以下、本考案の澱粉質器具を製造する金型構造について、その一例を示す図1〜図7を参照して説明する。図示のように、澱粉質材料による鋳造に用いられ、金型構造は下記の部品を備える。
(第1実施形態)
図1に示すように、微孔性雄型1は、上板10と、上板10から下向きに延伸する少なくとも1つの内型20とを含む。微孔性雄型1は、主に例えば金属材質、セラミック材質又は高分子材質のような微孔を有する材質から構成される。微孔性雄型1の微孔は、内型20の外側と、微孔性雄型1の型合わせた後に露出する外側とに通り抜けることができる。微孔性雄型1の各内型20の外側を覆う金属外裏打ち22が施され、金属外裏打ち22の形態は、各内型20の形態に対応する。製造時に、内部の澱粉質材料により生じる空気や湿気を微孔性雄型1の微孔を通じて外部に散逸させて圧力解放の目的を達成する。微孔性雄型1の微孔の最大径は、0.3mmよりも小さい。
微孔性雌型3は、雌型本体30を含み、雌型本体30の内部に多数個の型穴40を形成し、各型穴40の開口41が雌型本体30の上表面に位置する。各型穴40の形態及びサイズは、微孔性雄型1の金属外裏打ち22の形態及びサイズに対応する。微孔性雌型3は、例えば金属、セラミック又は高分子材質のような微孔を有する材質から構成される。微孔性雌型3の微孔は、型穴40の内壁と、微孔性雌型3の型合わせた後に露出する外側とに通り抜けることができる。このため、製造時に、内部の澱粉質材料により生じる空気や湿気を微孔性雌型3の微孔を通じて外部に散逸させて圧力を解放することができる。微孔性雌型3の微孔の最大径が0.3mmよりも小さい。
図1及び図5に示すように、微孔性雌型3の各型穴40の内部を覆う金属内裏打ち42が施され、その形態は、各型穴40の形態に対応する。これにより、図5に示すように、型合わせ時、微孔性雄型1の金属外裏打ち22を微孔性雌型3の金属内裏打ち42に嵌め込み可能にさせ、しかも両者が互いに接触しないよう、その間に空間5が形成される。図6に示すように、製造時には、澱粉質材料を空間5に注入し、加圧加熱の製造プロセスを経た後、澱粉質材料が成形されて、空間5のような形をした澱粉質器具100となる。
本実施形態は、板状の形態である少なくとも1つの雌型成形合板50をまた含み、そして雌型成形合板50の中央に雌型穿孔51を形成し、雌型穿孔51の形態は、微孔性雌型3の型穴40に対応する。雌型成形合板50を貫通する螺孔55が形成される。しかも、微孔性雌型3の型穴40の開口41の周囲にも螺孔45を形成し、それは雌型成形合板50の螺孔55に対応する。取り付け時、雌型成形合板50は、微孔性雌型3の上表面に置かれて、雌型穿孔51を型穴40の開口41に位置合わせるようにし、かつ雌型成形合板50が雌型穿孔51の底部外側に位置して金属内裏打ち42の上端に突き当てられることで、金属内裏打ち42から抜け外れしないようになっている。なお、図4に示すように、ロック固定の方式を応用して雌型成形合板50を雌型本体30に螺着する。各個の型穴40の開口41には対応の雌型成形合板50が配置される。
本実施形態は、板状の形態である少なくとも1つの雄型成形合板60をまた含み、そして雄型成形合板60の中央に雄型穿孔61を形成する。雄型成形合板60を貫通する螺孔65を形成する。しかも、図2に示すように、微孔性雄型1の内型20の上端と上板10の接合箇所の周囲にも螺孔25を形成し、それは雄型成形合板60の螺孔65に対応する。取り付け時、雄型成形合板60は、微孔性雄型1中の対応の内型20に嵌め込まれて、雄型成形合板60の上表面を上板10の下表面に接触させるようにすることによって、内型20を雄型成形合板60の中央の雄型穿孔61に嵌め込ませるようになっている。なお、図3に示すように、ロック固定の方式を応用して雄型成形合板60を上板10に螺着する。各個の内型20には対応の雄型成形合板60が配置される。
図5に示すように、型合わせ時に、微孔性雄型1の内型20は、微孔性雌型3中の対応の型穴40に嵌め込まれ、しかも両者が互いに接触しないよう、その間に空間5が形成される。この時、各微孔性雄型1の雄型成形合板60は、対応する微孔性雌型3の雌型成形合板50に突き当てられる。
本実施形態は、図1及び図5に示すように、微孔性雄型1上に少なくとも1つの空気路11を形成してもよく、各個の空気路11は、微孔性雄型1の上表面と、対応の内型20及び金属外裏打ち22とに通り抜けられる。これにより、離型時に、空気を空気路11に注ぎ込ませることができるようにして、空気の力を用いて内部に既に形成されている澱粉質器具100に突き当てることで、澱粉質器具100を内型20の金属外裏打ち22から離脱させるようにする。空気路11の底部に多数個の小孔が形成されることにより、澱粉質材料が空気路11に進入するのを防止できる。
図5に示すように、本実施形態は、また微孔性雌型3の金属内裏打ち42及び雌型本体30上に複数個の通孔31を形成してもよい。しかも、雌型本体30の通孔31と金属内裏打ち42の通孔31をと連通させるようにし、なおかつ、互いに連通する通孔31の片側は、金属内裏打ち42の内壁に位置する一方、連通する通孔31の他側では、微孔性雌型3の型合わせた後に露出する外側に位置する。このため、製作時に、澱粉質材料により生じる気体を、通孔31を経由して外向きに散逸させることができる。
(第2実施形態)
本考案の第2実施形態については、図7を参照すると、微孔性雄型1の外側と微孔性雌型3の外側を外鋼型70で包囲してもよいことから、型合わせた後の緊締程度を強化することができる。しかも、外鋼型70上に複数個の通気孔75を形成してもよいことから、内部に発生する気体を外向きに排出させることができる。外鋼型70は、上鋼型71と下鋼型72とに分けられる。上鋼型71の形態は、微孔性雄型1の外側の形態に対応する。そして、下鋼型72の形態では、微孔性雌型3の外側の形態に対応する。上鋼型71及び下鋼型72上には、対応の通気孔75を形成する。このため、型合わせた後に、再び上鋼型71と下鋼型72を、型合わせた後の微孔性雄型1の外側と微孔性雌型3の外側に包囲させる。
本実施形態は、成形時には、澱粉質材料を空間5に置き入れてから、高圧高熱成形を経て、実際操作時、澱粉質材料は、主に澱粉素材、発泡剤、安定剤、繊維質増強剤及び充填粉末材を包含し、澱粉素材は、主に馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、タピオカ澱粉又はその他の植物性澱粉から由来するものである。成形時に、これらの材料を凝集するために水分を添加する必要がある。それから、再び高熱でそれを成形させ、この期間において水分が蒸発し、このため、微孔性雄型1及び微孔性雌型3は、蒸発した水分を排除するのに役立つ。さらに、発泡剤は、形成されている澱粉質器具100を発泡させるようにすることができ、それにより所要の材料を減少させる。
離型時に際して、離型を容易に行うために、澱粉質器具100の外部に離型剤を直接塗布するのがよい。そして、内部にもし食品を盛り付ける必要がある場合では、離型剤をスプレーするのに適さない。従って、空気路11を応用して充気する必要があり、気圧の力加減を応用して金型と澱粉質器具100とを分離する。内型20上には、粗雑な表面、又は溝槽、もしくは顆粒状突起物が形成され、充気離型を容易にするために用いられる。
本実施形態の利点は、雌型成形合板を応用して微孔性雌型の型穴内側の金属内裏打ちを封鎖し、金属内裏打ちを交換する必要がある場合、単に個別の雌型成形合板を取り外しさえすればよいことである。従って、操作全体を非常に便利にすることができる。さらに、本考案は、空気路を応用して充気することにより、迅速かつ簡易に離型する目的を達成することができる。そして、金属内裏打ち及び微孔性雌型上に適当な通孔を形成することにより、成形時に発生する蒸気を有効に排除することができる。本実施形態の金型設計によれば、従来技術の欠点を確実に改善することができ、澱粉質器具を作り出すことができる。
上記の詳細な説明は、本考案の実施可能な実施例を具体的に説明したものである。但し、本考案の権利範囲はこれらの実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的精神を逸脱しない限り、その均等効果実施又は変更は、なお、本考案の実用新案登録請求の範囲内に含まれるものとする。
1・・・・微孔性雄型
10・・・上板
11・・・空気路
100・・澱粉質器具
20・・・内型
22・・・金属外裏打ち
25・・・螺孔
3・・・・微孔性雌型
30・・・雌型本体
31・・・通孔
40・・・型穴
41・・・開口
42・・・金属内裏打ち
45・・・螺孔
5・・・・空間
50・・・雌型成形合板
51・・・雌型穿孔
55・・・螺孔
60・・・雄型成形合板
61・・・雄型穿孔
65・・・螺孔
70・・・外鋼型
71・・・上鋼型
72・・・下鋼型
75・・・通気孔

Claims (10)

  1. 澱粉質器具を製造する金型であって、
    上板および前記上板から下向きに延伸する少なくとも1つの内型を含む微孔性雄型と、雌型本体を含む微孔性雌型と、を備え、
    前記微孔性雄型は、微孔を有する材質から構成され、前記微孔性雄型の微孔は、前記内型の外側と前記微孔性雄型の型合わせた後に露出する外側とに通り抜け、前記微孔性雄型の各前記内型の外側を覆う金属外裏打ちが施され、前記金属外裏打ちの形態は、各前記内型の形態に対応し、
    前記雌型本体の内部には複数個の型穴が形成され、各前記型穴の開口が前記雌型本体の上表面に位置し、各前記型穴の形態及びサイズは、前記微孔性雄型の前記金属外裏打ちの形態及びサイズに対応し、前記微孔性雌型は、微孔を有する材質から構成され、前記微孔性雌型の微孔は、前記型穴の内壁と前記微孔性雌型の型合わせた後に露出する外側とに通り抜け、
    前記微孔性雌型の各前記型穴の内部を覆う金属内裏打ちが施され、前記金属内裏打ちの形態は、各前記型穴の形態に対応し、型合わせ時、前記微孔性雄型の前記金属外裏打ちを前記微孔性雌型対応する前記金属内裏打ちに嵌め込み可能であって、両者が互いに接触しないよう、前記金属外裏打ちと前記金属内裏打ちとの間に空間が形成され、
    製造時、前記空間には澱粉質材料が注入されることで、型合わせた前記微孔性雄型と前記微孔性雌型は、加圧加熱の製造プロセスを経た後、前記澱粉質材料が成形されて、前記空間の形をした澱粉質器具を形成可能であることを特徴とする金型。
  2. 板状の形態である少なくとも1つの雌型成形合板をさらに含み、
    前記雌型成形合板の中央に雌型穿孔が形成され、前記雌型穿孔の形態は、前記微孔性雌型の前記型穴に対応し、当該雌型成形合板を貫通する螺孔が形成され、
    前記微孔性雌型の前記型穴の開口周囲には、前記雌型成形合板の螺孔に対応する螺孔が形成され、
    取り付け時、前記雌型成形合板は、前記微孔性雌型の上表面に置かれて、前記雌型穿孔を前記型穴の開口に位置合わせるようにし、かつ前記雌型成形合板が前記雌型穿孔の底部外側に位置して前記型穴の内部の前記金属内裏打ちの上端に突き当てられることで、前記金属内裏打ちから抜け外れしないように、前記雌型成形合板が前記雌型本体に螺着され、
    それぞれの前記型穴の開口には、対応する前記雌型成形合板が配置されることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  3. 板状の形態である少なくとも1つの雄型成形合板をさらに含み、
    前記雄型成形合板の中央に雄型穿孔が形成され、当該雄型成形合板を貫通する螺孔が形成され、
    前記微孔性雄型の前記内型の上端と前記上板の接合箇所の周囲には、前記雄型成形合板の螺孔に対応する螺孔が形成され、
    取り付け時、前記雄型成形合板は、前記微孔性雄型の対応する前記内型に嵌め込まれて、前記雄型成形合板の上表面を前記上板の下表面に接触させるようにすることによって、前記内型を前記雄型成形合板の中央の前記雄型穿孔に嵌め込ませるようになっていると共に、前記雄型成形合板を前記上板に螺着し、それぞれの前記内型には対応する前記雄型成形合板が配置され、
    型合わせ時に、前記微孔性雄型の前記内型は、前記微孔性雌型の対応する前記型穴に嵌め込まれ、しかも両者が互いに接触しないよう、前記微孔性雄型と前記微孔性雌型との間に前記空間が形成され、この時、各前記微孔性雄型の前記雄型成形合板は、対応する前記雌型成形合板に突き当てられていることを特徴とする請求項2に記載の金型。
  4. 前記微孔性雄型と前記微孔性雌型との材質は、金属材質、セラミック材質及び高分子材質のうちから選択されることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  5. 前記微孔性雄型の微孔および前記微孔性雌型の微孔の最大径は、0.3mmよりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の金型。
  6. 前記微孔性雄型上に少なくとも1つの空気路が形成され、
    それぞれの前記空気路は、前記微孔性雄型の上表面と対応する前記内型及び前記金属外裏打ちとを貫通しており、離型時に、空気の力を用いて内部に既に形成されている前記澱粉質器具に突き当てることで、前記澱粉質器具を当該内型の前記金属外裏打ちから離脱させるように、空気を注入可能であることを特徴とする、請求項1に記載の金型。
  7. 前記微孔性雌型の前記金属内裏打ち及び前記雌型本体上には、前記雌型本体と前記金属内裏打ちとを連通する複数個の通孔が形成され、
    前記通孔の片側は、前記金属内裏打ちの内壁に位置し、前記通孔の他側は、前記微孔性雌型の型合わせた後に露出する外側に位置し、製作時に前記澱粉質材料により生じる気体を前記通孔を経由して外向きに散逸可能であることを特徴とする、請求項1に記載の金型。
  8. 前記内型には、粗雑な表面、又は溝槽、もしくは顆粒状突起物が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の金型。
  9. 前記微孔性雄型の外側と前記微孔性雌型の外側を包囲し、前記微孔性雄型及び前記微孔性雌型の型合わせた後の緊締程度を強化する外鋼型をさらに含み、
    前記外鋼型には、内部に発生する気体を外向きに排出させる複数個の通気孔が形成されている請求項1に記載の金型。
  10. 前記外鋼型は、上鋼型と下鋼型とに分けられ、
    前記上鋼型の形態は、前記微孔性雄型の外側の形態に対応し、
    前記下鋼型の形態は、前記微孔性雌型の外側の形態に対応し、
    前記上鋼型及び前記下鋼型には、前記通気孔が形成され、
    前記上鋼型および前記下鋼型は、型合わせられた前記微孔性雄型の外側および前記微孔性雌型の外側を包囲することを特徴とする、請求項9に記載の金型。
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