JP3224257U - 加熱調理器具の蓋体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホットプレート等の加熱調理器具を用いて、蒸し焼き料理を行う場合に、やけどを負う危険がなく、汚れの付着もなくすことができる加熱調理器具の蓋体を提供する。【解決手段】ホットプレートの蓋体100は、外部から供給される水を受ける外蓋水受部11と、この外蓋水受部11の底部に開口され水を落下させる落下口12とを有する外蓋10と、外蓋10の内面に取り付けられた内蓋30と、を備える。内蓋30は落下口12から落下された水を受ける内蓋水受部31と、この内蓋水受部31の底部に開口された注水口32と、この内蓋水受部31に連通し内蓋30の傾斜面に沿って内蓋30の周端部に向けて延びた複数の注水溝33と、を有する。【選択図】図1
Description
本考案は、蒸し焼き料理を行うに適した加熱調理器具の蓋体に関する。
従来、加熱調理器具の一種であるホットプレートは、ヒータを備えたホットプレート本体と、このホットプレート本体の凹部に載せられ、ヒータにより加熱されるプレートと、このプレートに被せられる蓋体と、を備えて構成される。
このホットプレートを用いて、蒸し焼き料理を行う場合、蓋体が開けられたプレート上に餃子等の被料理物を載置し、このプレートに水(お湯を含む)を注ぎ、しかる後に蓋体を被せるという料理手順がとられていた。
しかしながら、蓋体を被せる前に高温の水蒸気や油がホットプレートの周辺に飛び散るため、料理人がやけどを負う危険性があり、また、ホットプレートの周辺部(テーブル等)に汚れが付着するという問題があった。さらに、蓋体を被せるタイミングが遅れると、蒸し焼きに必要な水分が大気に逃げてしまうおそれもあった。
また、ホットプレート以外の加熱調理器具(例えば、調理用鍋やフライパン等)においても同様の問題があった。
上述の課題に鑑み、本考案による加熱調理器具の蓋体は、外部から供給される水を受ける外蓋水受部(11)と、この外蓋水受部(11)の底部に開口され水を落下させる落下口(12)とを有する外蓋(10)と、前記外蓋(10)の内面に取り付けられた内蓋(30)と、を備え、
前記内蓋(30)は、前記落下口(12)から落下された水を受ける内蓋水受部(31)と、この内蓋水受部(31)の底部に開口された注水口(32)と、この内蓋水受部(31)に連通し前記内蓋(30)の傾斜面に沿って前記内蓋(30)の周端部に向けて延びた複数の注水溝(33)と、を有することを特徴とする。
前記内蓋(30)は、前記落下口(12)から落下された水を受ける内蓋水受部(31)と、この内蓋水受部(31)の底部に開口された注水口(32)と、この内蓋水受部(31)に連通し前記内蓋(30)の傾斜面に沿って前記内蓋(30)の周端部に向けて延びた複数の注水溝(33)と、を有することを特徴とする。
本考案によれば、蓋体をプレートに被せた状態で、プレートに水を注ぎ入れることができるため、やけどを負う危険がなく、汚れの付着もなくすことができ、蒸し焼きに必要な水分が大気に逃げることもない。
しかも、本考案によれば、内蓋の注水口と複数の注水溝を介してプレートに均一に水が注ぎ入れられ、餃子等の被料理物を均一に蒸し焼きすることができる。
また、本考案は、ホットプレート以外の加熱調理器具(例えば、調理用鍋やフライパン等)の蓋体にも適用することができ、同様の効果を奏する。
以下、本考案の実施形態におけるホットプレートの蓋体100を図1〜3に基づいて説明する。
図示のように、ホットプレートの蓋体100は、外蓋10と、外蓋10に装着される取手20と、外蓋10の内面に所定の隙間を存して取り付けられる内蓋30と、を備えている。このホットプレートの蓋体100は、ホットプレート本体40のプレート41に被せられるようになっている。
以下、ホットプレートの蓋体100の構成を詳しく説明する。外蓋10の上面中央部には、外部から供給される水(お湯を含む)を受ける外蓋水受部11が設けられている。この外蓋水受部11は外蓋10の上面中央部を凹ませることで形成することができる。また、外蓋水受部11の底部には、内蓋30側に水を落下させるための落下口12が開口されている。
取手20は、外蓋10の外面に固定してもよいが、回転や、押圧等の操作により、着脱自在に装着できるように構成することが好ましい。例えば、図2に示すように、取手20の本体底面には掛着板21が設けられており、この掛着板21は外蓋10の上方から落下口12に挿入可能になっている。
そして、この掛着板21が挿入された状態で、取手20の本体を水平面内で所定の角度だけ回転させることにより、落下口12の端部に掛着板21が引っ掛かり、取手20を手に持って蓋体100を持ち上げても抜け落ちることはない。
このように、取手20は外蓋10の落下口12に着脱自在に装着できるので、水の供給や、蓋体100の着脱を簡単に行うことができる。
このように、取手20は外蓋10の落下口12に着脱自在に装着できるので、水の供給や、蓋体100の着脱を簡単に行うことができる。
内蓋30の上面中央部には、外蓋10の落下口12から落下された水を受ける内蓋水受部31が設けられている。この内蓋水受部31は内蓋30の上面中央部を凹ませることで形成することができる。また、この内蓋水受部31の底部にはプレート41の中央部に水を注水するための注水口32が開口されている。注水口32は水を散布するために内蓋水受部31の左右又は前後方向に沿って複数個並設することが好ましい。
内蓋30は、内蓋水受部31から蓋30の周端部に向けて低くなる傾斜面を有している。内蓋30の周端部は傾斜面に連なる垂直面を有していることが好ましい。そして、内蓋水受部31に連通し、この傾斜面に沿って内蓋30の周端部に向けて延びる、細長い複数の注水溝33が形成されている。これにより、内蓋水受部31から、プレート41の周端部に水を注水することができる。
この場合、複数の注水溝33の先端部は内蓋30の周端部(垂直面を含む)に達していることが好ましい。これにより、水をプレート41の周端部に滑らかに流れ落とすことができる。
また、複数の注水溝33は外蓋10の前後左右に向かって均一に延びていることが好ましい。これにより、プレート41の前後左右の周端部に均一に注水することができる。注水溝33の底面には、注水溝33の長手方向に沿って複数の注水口を並設してもよい。
この内蓋30は外蓋10の内面にボルト/ナット等の締結部材を介して取り付けられる。例えば、図2及び図3に示すように、外蓋10の内面側の4箇所にナット部13が設けられており、内蓋30の対応する位置に開口された穴を介して、ボルト34をナット部13にねじ込むことで、外蓋10の内面に内蓋30を締結することができる。外蓋10、取手20及び内蓋30は分解して洗浄することができ、衛生的である。
次に、このホットプレートを用いて、蒸し焼き料理を行う手順を図3に基づいて説明する。先ず、加熱されたプレート41上に餃子等の被料理物200を載置する。次に、プレート41上に蓋体100を被せる。この時、外蓋10の縁部はプレート41周端部から立ち上がった壁の上端部に当接し、プレート41の全体を覆うようになっており、内蓋30はプレート41の中に収まっている。また、この時、取手20は取り外されており、外蓋水受部11は露出されている。
次に、外蓋水受部11に水を供給する。すると、外蓋水受部11に供給された水は落下口12を通して内蓋30の内蓋水受部31に落下し、一部の水は内蓋水受部31の注水口32を介して、プレート41の中央部に注がれる。また、内蓋水受部31の残りの水は、複数の注水溝33を通って流れ落ち、プレート41の周端部に注がれる。
これにより、高温の水蒸気が発生して、被料理物200の蒸し焼きが行われる。所定時間後に、被料理物200の蒸し焼きが完了すると、取手20を上述の方法で外蓋10の落下口12に掛着させ、取手20を手に持って蓋体100を取り外す。
このように、蓋体100をプレート41に被せた状態で、プレート41に水を注ぎ入れるので、高温の水蒸気や油がホットプレートの周辺に飛び散ることがないことから、やけどを負う危険がなく、汚れの付着もなくすことができ、蒸し焼きに必要な水分が大気に逃げることもない。
また、内蓋30に注水口32と複数の注水溝33が設けられているので、プレート41に均一に水が注入され、被料理物200を均一に蒸し焼きすることができる。
本考案は、ホットプレートの蓋体100に限らず、火力や電力等のエネルギー源により被料理物200を加熱し、蒸し焼きすることがきる一般の加熱調理器具(例えば、調理用鍋やフライパン等)の蓋体にも広く適用することができる。
10 外蓋
11 外蓋水受部
12 落下口
13 ナット部
20 取手
21 掛着板
30 内蓋
31 内蓋水受部
32 注水口
33 注水溝
34 ボルト
40 ホットプレート本体
41 プレート
100 ホットプレートの蓋体
200 被料理物
11 外蓋水受部
12 落下口
13 ナット部
20 取手
21 掛着板
30 内蓋
31 内蓋水受部
32 注水口
33 注水溝
34 ボルト
40 ホットプレート本体
41 プレート
100 ホットプレートの蓋体
200 被料理物
Claims (4)
- 外部から供給される水を受ける外蓋水受部(11)と、この外蓋水受部(11)の底部に開口され水を落下させる落下口(12)とを有する外蓋(10)と、
前記外蓋(10)の内面に取り付けられた内蓋(30)と、を備え、
前記内蓋(30)は、前記落下口(12)から落下された水を受ける内蓋水受部(31)と、この内蓋水受部(31)の底部に開口された注水口(32)と、この内蓋水受部(31)に連通し前記内蓋(30)の傾斜面に沿って前記内蓋(30)の周端部に向けて延びた複数の注水溝(33)と、を有することを特徴とする加熱調理器具の蓋体。 - 前記外蓋(10)に着脱自在に装着される取手(20)を備えることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器具の蓋体。
- 前記取手(20)は前記落下口(12)に掛着される掛着板(21)を備えることを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器具の蓋体。
- 前記複数の注水溝(33)の先端部は前記内蓋(30)の周端部に達していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の加熱調理器具の蓋体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003326 | 2019-09-03 | ||
JP2019003326 | 2019-09-03 |
Publications (1)
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JP2019003624U Expired - Fee Related JP3224257U (ja) | 2019-09-03 | 2019-09-25 | 加熱調理器具の蓋体 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7494373B1 (ja) | 2023-12-28 | 2024-06-03 | 株式会社トライアルカンパニー | 加熱調理器 |
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2019
- 2019-09-25 JP JP2019003624U patent/JP3224257U/ja not_active Expired - Fee Related
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