JP3212684U

JP3212684U - 卵焼き器用蓋及び卵焼き器

Info

Publication number: JP3212684U
Application number: JP2017003206U
Authority: JP
Inventors: 伊久子土橋
Original assignee: 伊久子土橋
Priority date: 2017-06-27
Filing date: 2017-06-27
Publication date: 2017-09-28
Anticipated expiration: 2027-06-27

Abstract

【課題】一台の卵焼き器を多目的に使うことができると共に、効率よく調理できる卵焼き器用蓋を提供する。【解決手段】卵焼き器用蓋１は、卵焼き器の開口部全体を覆い、取っ手に対応する切欠け３を設ける構成になっている。そのことにより、安定、安全に蓋が使え、一つの卵焼き器で、温める、蒸す、焼く、煮るなど多目的な調理に使える。熱効率も良く、調理器具を最小限の数で済ますことができ、時間、水、洗剤等の節約につながる。【選択図】図３

Description

本考案は調理器具の蓋に関するものである。

お弁当のおかずとしては、定番の卵焼きとそれ以外の数種類のおかずを作ることが多い。この時、卵焼きは卵焼き器で作り、卵焼き以外のお弁当のおかずはそれぞれの調理に適した複数の調理器具を使い分けて調理していた。
図５に卵焼き器の外観図を示す。同図において、一般的に卵焼き器１１は、開口部の形状が矩形形状で取っ手１２を備えた構成をしている。一般的な卵焼き器は、取っ手が斜め上に出っ張っているものが多い。
卵焼きを作るときは、その料理内容の性質上、卵焼き器には蓋をせず主として焼くのみであったので蓋は必要ではなかった。

以上述べた従来のお弁当の調理では、料理内容に適した何種類かの調理器具を使うため、調理後に複数の調理器具を洗う必要がある。そのため、水や洗剤を多量に使うことになるので、無駄が多かった。また、洗い物が多くなるので、家事の時間も長くなるという問題もあった。一方、お弁当のおかずとしての定番の卵焼きを焼く卵焼き器をその他のおかずの調理に使おうと思っても、卵焼き器には専用の蓋が無いため、調理する時に熱が逃げて調理時間が長くなる。
また、他の調理器具の蓋を卵焼き器に利用しても、卵焼き器の取っ手が斜め上に出っ張っているがため、大き目の丸い蓋は斜めにずり落ちたり、小さい丸い蓋は四隅から熱が逃げるので、全体を覆うことができなかった。
本考案はこれらを考えた時、卵焼き器に専用の蓋があれば、一台の卵焼き器が多目的に使える上、上記の課題となる無駄をなくし、効率よく調理できる調理器具の提供を目的とする。

本考案は上記目的を達成するために、卵焼き器の開口部全体を覆い、上面が略矩形の形状を有することを特徴とする構成になっている。
また、第２の課題解決手段は、略矩形の周縁において前記卵焼き器の前記取っ手に対応する部分に切欠けを設けた構成としている。

お弁当の少量のおかず作りが卵焼き器専用の蓋を用いることにより、複数の調理器具を使わずに済み、調理台の場所も取らず、調理の後片付も早く済み、洗剤や水の使用も無駄がなく、時間も節約される。
また、卵焼き器用専用蓋として用いることによって、今まで他の調理器具に頼らねばならなかった蒸し物や、素材に厚みのある焼き物などの調理が可能で、その上、熱効率が良いため調理時間の短縮、省エネルギーにつながる。
卵焼き器用蓋に切欠けを設けた構成により蓋が安定して卵焼き器本体を覆うため蓋の角が卵焼き器に落ち込むことや蓋がずり落ちることもなく安全で安心ある。幼児のいる家庭では、熱い蓋が卵焼き器本体から落ちることは大変危険である。

本考案の実施の形態を示す卵焼き器用蓋の外観図である。同卵焼き器用蓋を卵焼き器に設置した状態を示す状態図である。本考案の第２の実施の形態を示す卵焼き器用蓋の外観図である。同卵焼き器用蓋を卵焼き器に設置した状態を示す状態図である。卵焼き器の外観図である。

以下、本考案の実施の形態を図１〜図２に基づいて説明する。
図１に本考案の卵焼き器１１の蓋１を示す。
同図に於いて、蓋１は、蓋１を移動するときに使用するつまみ２を有し、矩形形状をしている。
図２に卵焼き器１１に蓋１を用いた状態を示す。卵焼き以外の調理の場合は、図２に示すように卵焼き器１１の開口部の全体を蓋１で覆うことによって熱が逃げないので、少量のおかずの温め、蒸す、焼く、煮る等の調理は、時間も短縮できる上、食材にむらがなく熱がいきわたり効率よく無駄がなく加熱することができる。
尚、蓋１は取っ手１２に当たらないことが好ましい。
蓋１の形状は、上面が略矩形の形状を有することを特徴とする卵焼き器用蓋であり、卵焼き器１１の開口部を蓋１で覆うことができれば形は問題としない。
次に本考案の第２の実施の形態を図３と図４に基づいて説明する。
図３に本考案の卵焼き器１１の蓋１を示す。
図１の場合と同様蓋１は、蓋１を移動するときに使用するつまみ２を有し、矩形形状をしている。
また、切欠け３を、取っ手１２の部分を避けるように設けた構成とする。
図４に卵焼き器１１に蓋１を用いた状態を示す。同図に示すように取っ手１２を避けて卵焼き器１１の開口部全体をバランスよく覆うように設置することにより、蓋１が卵焼き器１１からずれたり、ずれ落ちることなく安定して蓋ができる。それにより熱が逃げることなく、無駄なく早く調理ができる。
また、卵焼き器用蓋１の材質は、温め、蒸す、焼く、煮る等の各調理温度に於いて変形しないことが好ましく、例えばアルミニウムであるとか、ステンレスとかの材質がある。
上述の切欠け３で取っ手１２を避けることにより、蓋１は卵焼き器１１の全体をほぼ均一に蓋をすることができるので、蓋１は卵焼き器１１に安定した位置に設置することができる。

１蓋
２つまみ
３切欠け
１１卵焼き器
１２取っ手

Claims

卵焼き器の開口部全体を覆い、上面が略矩形の形状を有することを特徴とする卵焼き器用蓋。
前記略矩形の周縁に於いて前記卵焼き器の取っ手に対応する部分に切欠けを設けたことを特徴とする請求項１に記載の卵焼き器用蓋。