JP3224252B2 - 両面画像読取装置 - Google Patents
両面画像読取装置Info
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- JP3224252B2 JP3224252B2 JP00644792A JP644792A JP3224252B2 JP 3224252 B2 JP3224252 B2 JP 3224252B2 JP 00644792 A JP00644792 A JP 00644792A JP 644792 A JP644792 A JP 644792A JP 3224252 B2 JP3224252 B2 JP 3224252B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、イメージスキャナ等の画像読取装置の原稿露光部分
に配置される両面画像読取装置に関するものである。
リ、イメージスキャナ等の画像読取装置の原稿露光部分
に配置される両面画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿の両面を同一搬送経路上で光
読み取りする両面画像読取装置における原稿露光部分に
おいては、まず原稿の片面を読み取り、しかる後に更に
搬送して反対面を読み取るようになっているものが知ら
れている。それぞれの面に対する各々の読取部において
は、読取面側にコンタクトガラスが、裏面側に板金のガ
イド板が配され、当該ガイド板の一部に照度補正板が貼
り付けられている。
読み取りする両面画像読取装置における原稿露光部分に
おいては、まず原稿の片面を読み取り、しかる後に更に
搬送して反対面を読み取るようになっているものが知ら
れている。それぞれの面に対する各々の読取部において
は、読取面側にコンタクトガラスが、裏面側に板金のガ
イド板が配され、当該ガイド板の一部に照度補正板が貼
り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな原稿露光部分を搬送される原稿は、ガイド板同士、
あるいはガイド板とコンタクトガラスとの継ぎ目部分を
その先端が通過する際に、ばたつきを生じざるをえず、
搬送の信頼性を落とすこととなる。したがって、そのよ
うな継ぎ目部分をできるだけ少なくすることが求められ
る。
うな原稿露光部分を搬送される原稿は、ガイド板同士、
あるいはガイド板とコンタクトガラスとの継ぎ目部分を
その先端が通過する際に、ばたつきを生じざるをえず、
搬送の信頼性を落とすこととなる。したがって、そのよ
うな継ぎ目部分をできるだけ少なくすることが求められ
る。
【0004】また原稿の搬送経路上に照度補正板を露出
させたままにしておくと、原稿搬送の際に、照度補正板
が汚れ、白補正が正確にできなくなるおそれがある。
させたままにしておくと、原稿搬送の際に、照度補正板
が汚れ、白補正が正確にできなくなるおそれがある。
【0005】本発明は、これら従来の問題点を解決し
て、原稿搬送を可能な限り安定化させながら、同時に白
補正を正確にでき、片面読取時と両面読取時とで照度的
な違いを生じることのないようにした両面画像読取装置
を提供することを課題としている。
て、原稿搬送を可能な限り安定化させながら、同時に白
補正を正確にでき、片面読取時と両面読取時とで照度的
な違いを生じることのないようにした両面画像読取装置
を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、同サイズのコ
ンタクトガラス2枚を対向配置させ、それらの間に原稿
を搬送させて原稿両面を光読み取りする両面画像読取装
置において、2枚の照度補正板を、それぞれが関連する
読取面側とは反対側のコンタクトガラスの更に外側に、
原稿搬送方向で互いに間隔をおくようにずらして配置さ
せ、上記一対のガラスの範囲内に、読み取るべき原稿の
両面に対するそれぞれの読取位置が互いにずれて固定的
に存しており、前記各照度補正板を支持する部材ぞれぞ
れの上記間隔にあたる範囲のコンタクトガラスに面した
側が光吸収色になっていることにより、上記の課題を解
決した。
ンタクトガラス2枚を対向配置させ、それらの間に原稿
を搬送させて原稿両面を光読み取りする両面画像読取装
置において、2枚の照度補正板を、それぞれが関連する
読取面側とは反対側のコンタクトガラスの更に外側に、
原稿搬送方向で互いに間隔をおくようにずらして配置さ
せ、上記一対のガラスの範囲内に、読み取るべき原稿の
両面に対するそれぞれの読取位置が互いにずれて固定的
に存しており、前記各照度補正板を支持する部材ぞれぞ
れの上記間隔にあたる範囲のコンタクトガラスに面した
側が光吸収色になっていることにより、上記の課題を解
決した。
【0007】
【0008】
【0009】
【実施例】本発明の詳細を、図に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
【0010】図1に、画像読取装置における原稿露光部
付近を概略的に示す。2枚のコンタクトガラス21a、
21bは、ほぼ同じ大きさを有しており、原稿搬送方向
での端面は、ほぼ一致した位置にある。コンタクトガラ
ス21a、21bの搬送方向前後の搬送ローラ18a、
18b及び19a、19bの間にあって、当該ガラス2
1a、21bを支持する部材は、搬送されるべき原稿に
対して、当該ガラス21a、21bよりも引き込んだ位
置に存しており、原稿が送られてくる方向での当該支持
部材22a、22bとコンタクトガラスとの接続部分
は、図1で明らかなように、コンタクトガラスの端部が
先に行くほど薄くなるように傾斜して構成されており、
その結果、搬送ローラ18a、18b側からくる原稿
が、いずれかの搬送ローラに吸い寄せられぎみに搬送さ
れ、支持部材に接触しながら進む場合に、その個所での
み原稿の搬送方向が僅かに修正される。即ち、この原稿
露光部には、原稿をばたつかせるような搬送経路の継ぎ
目が唯一箇所のみ存在していて、読み取り中の原稿のふ
らつきを最小限に抑えることができる。
付近を概略的に示す。2枚のコンタクトガラス21a、
21bは、ほぼ同じ大きさを有しており、原稿搬送方向
での端面は、ほぼ一致した位置にある。コンタクトガラ
ス21a、21bの搬送方向前後の搬送ローラ18a、
18b及び19a、19bの間にあって、当該ガラス2
1a、21bを支持する部材は、搬送されるべき原稿に
対して、当該ガラス21a、21bよりも引き込んだ位
置に存しており、原稿が送られてくる方向での当該支持
部材22a、22bとコンタクトガラスとの接続部分
は、図1で明らかなように、コンタクトガラスの端部が
先に行くほど薄くなるように傾斜して構成されており、
その結果、搬送ローラ18a、18b側からくる原稿
が、いずれかの搬送ローラに吸い寄せられぎみに搬送さ
れ、支持部材に接触しながら進む場合に、その個所での
み原稿の搬送方向が僅かに修正される。即ち、この原稿
露光部には、原稿をばたつかせるような搬送経路の継ぎ
目が唯一箇所のみ存在していて、読み取り中の原稿のふ
らつきを最小限に抑えることができる。
【0011】また、ガラスはガイド板に比べ、平面度が
非常に良いため、搬送経路のギャップ管理を行うことが
容易である。実際上、ギャップを狭くすることが可能
で、ピントの合ったシャープな画像を得ることができ
る。
非常に良いため、搬送経路のギャップ管理を行うことが
容易である。実際上、ギャップを狭くすることが可能
で、ピントの合ったシャープな画像を得ることができ
る。
【0012】照度補正板40a、40bは、コンタクト
ガラスの裏側に配置されており、このような配置によ
り、照度補正板が原稿と接触する事態が防止され、原稿
が汚れたり、傷んだりすることがない。また、当該照度
補正板40a、40bが、従来のものよりもガラスの厚
さ分離れた位置に移り、レンズのピントからはずれ、仮
に当該補正板上に小さな汚れがあってもぼけるので、影
響がでにくい。
ガラスの裏側に配置されており、このような配置によ
り、照度補正板が原稿と接触する事態が防止され、原稿
が汚れたり、傷んだりすることがない。また、当該照度
補正板40a、40bが、従来のものよりもガラスの厚
さ分離れた位置に移り、レンズのピントからはずれ、仮
に当該補正板上に小さな汚れがあってもぼけるので、影
響がでにくい。
【0013】図2に、照度補正板40a、40bの取り
付けの様子を示す。
付けの様子を示す。
【0014】照度補正板を貼り付けるための支持板50
a、50bは、例えば板金等の剛体でできており、少な
くともコンタクトガラスに向いた面は黒く塗装され、光
を吸収するようになっている。照度補正板40a、40
bは、支持板50a、50bの先端部分、即ち、図のA
部分が露出するように、当該支持板に貼られている。
a、50bは、例えば板金等の剛体でできており、少な
くともコンタクトガラスに向いた面は黒く塗装され、光
を吸収するようになっている。照度補正板40a、40
bは、支持板50a、50bの先端部分、即ち、図のA
部分が露出するように、当該支持板に貼られている。
【0015】このような位置に照度補正板を貼り付ける
と、対向する2枚のコンタクトガラス21a、21bの
両外側に配置された光源20a、20bから、ほぼ同時
に光が発せられる場合に、それぞれの照度補正板に照射
されるべき光以外の光、即ち、反対側の露光からの反射
光をカットすることができ、画像読み取りの際の基準白
色に関する影響を防ぐことができる。
と、対向する2枚のコンタクトガラス21a、21bの
両外側に配置された光源20a、20bから、ほぼ同時
に光が発せられる場合に、それぞれの照度補正板に照射
されるべき光以外の光、即ち、反対側の露光からの反射
光をカットすることができ、画像読み取りの際の基準白
色に関する影響を防ぐことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、2枚の照度補正板を、
それぞれが関連する読取面側とは反対側のコンタクトガ
ラスの更に外側に、原稿搬送方向で互いに間隔をおくよ
うにずらして配置するように構成しているので、搬送原
稿によって照度補正板が汚れることがなく、また各照度
補正板を支持する部材ぞれぞれの上記間隔にあたる範囲
のコンタクトガラスに面した側が光吸収色になっている
ので、両面読取時にほぼ同時に露光する際、反対側の反
射光を吸収でき、片面読取時とで原稿面照度が異なる事
態を回避できることになる。
それぞれが関連する読取面側とは反対側のコンタクトガ
ラスの更に外側に、原稿搬送方向で互いに間隔をおくよ
うにずらして配置するように構成しているので、搬送原
稿によって照度補正板が汚れることがなく、また各照度
補正板を支持する部材ぞれぞれの上記間隔にあたる範囲
のコンタクトガラスに面した側が光吸収色になっている
ので、両面読取時にほぼ同時に露光する際、反対側の反
射光を吸収でき、片面読取時とで原稿面照度が異なる事
態を回避できることになる。
【0017】
【0018】
【図1】本発明の両面画像読取装置における原稿露光部
付近の概略図である。
付近の概略図である。
【図2】図1の照度補正板の取り付け状態を示す図であ
る。
る。
21a、21b コンタクトガラス 40a、40b 照度補正板 50a、50b 支持板
Claims (1)
- 【請求項1】 同サイズのコンタクトガラス2枚を対向
配置させ、それらの間に原稿を搬送させて原稿両面を光
読み取りする両面画像読取装置において、 2枚の照度補正板を、それぞれが関連する読取面側とは
反対側のコンタクトガラスの更に外側に、原稿搬送方向
で互いに間隔をおくようにずらして配置させ、 上記一対のガラスの範囲内に、読み取るべき原稿の両面
に対するそれぞれの読取位置が互いにずれて固定的に存
しており、 前記各照度補正板を支持する部材それぞれの上記間隔に
あたる範囲のコンタクトガラスに面した側が光吸収色に
なっていることを特徴とする両面画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00644792A JP3224252B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 両面画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00644792A JP3224252B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 両面画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191593A JPH05191593A (ja) | 1993-07-30 |
JP3224252B2 true JP3224252B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=11638676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00644792A Expired - Fee Related JP3224252B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 両面画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224252B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2928449B2 (ja) * | 1993-12-27 | 1999-08-03 | 株式会社ピーエフユー | 画像読取装置 |
JP3345574B2 (ja) * | 1997-10-23 | 2002-11-18 | 株式会社ピーエフユー | 画像読取り装置及びその制御方法並びに記録媒体 |
JP4935846B2 (ja) | 2009-03-31 | 2012-05-23 | ブラザー工業株式会社 | 画像処理装置 |
JP5619445B2 (ja) | 2009-03-31 | 2014-11-05 | ブラザー工業株式会社 | 画像処理装置 |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP00644792A patent/JP3224252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05191593A (ja) | 1993-07-30 |
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Legal Events
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