JP3224182B2 - 位置合わせ方法、露光方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

位置合わせ方法、露光方法及び半導体装置の製造方法

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JP3224182B2 JP29481294A JP29481294A JP3224182B2 JP 3224182 B2 JP3224182 B2 JP 3224182B2 JP 29481294 A JP29481294 A JP 29481294A JP 29481294 A JP29481294 A JP 29481294A JP 3224182 B2 JP3224182 B2 JP 3224182B2
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに縮小倍率の異な
る露光装置を混用して露光工程を行なう(以下、「ミッ
クス&マッチ」という)場合の、重ね合わせ露光時の位
置合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体装置などを製造する際の
露光工程において、縮小倍率が1/10〜1/5でステ
ップ&リピート方式の露光装置(以下「高倍率ステッパ
ー」と呼ぶ)と、等倍のミラープロジェクションやプロ
キシミティー方式の露光装置をミックス&マッチで使用
する場合がある。これは、高倍率ステッパーより等倍露
光装置の方がスループットが高いため、10数工程を要
する半導体プロセスにおいて、解像力やアライメントの
精度の仕様が緩い工程に対しては等倍露光装置を使用
し、厳しい工程には高倍率ステッパーを使用することに
より、ミックス&マッチの方が半導体製造コストが低く
なるという理由からである。
【0003】また、最近、縮小倍率が1/2〜1/4で
転写像サイズが高倍率ステッパーの2倍(面積では4
倍)以上のステッパー(以下「低倍率ステッパー」と呼
ぶ)が考えられている。
【0004】以下に従来の露光工程について図面を参照
して説明する。
【0005】図12は、従来のミックス&マッチにおけ
る低倍率ステッパーのグローバルアライメント計測(ウ
ェハ上の代表的数点を選んでアライメント計測する方
式)を説明するための図である。図12に示すように、
ウェハ410上に露光した高倍率ステッパーの1ショッ
ト分430の4つ分を低倍率ステッパーの1ショット4
20で露光している。また、図13は図12から低倍率
ステッパーの1ショット分を抜き出したもので、符号4
40X,440Yはそれぞれ高倍率ステッパーの1ショ
ット時に作成されたX方向計測用アライメントマーク、
Y方向計測用アライメントマークを示す。
【0006】図12において、周辺8ショットを計測す
るグローバルアライメントを考えると、従来アライメン
トマークの位置は、破線丸460(X計測で使用するマ
ーク)および実線丸470(Y計測で使用するマーク)
で示すように、低倍率ステッパーのショット中心に対し
て固定となっていた。このため、ウェハの反りやレジス
トの塗布むらの影響の少ない範囲を示す仮想円450
(ウェハ中心を中心とする円)の外側のマークを検出す
る場合が生じたり、外側のマークを計測しないで計測数
が減少する現象が生じた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の高倍率ステッパーと低倍率ステッパーをミック
ス&マッチで使用する場合には、低倍率のステッパーは
1ショットの画面サイズが大きいために、1枚のウェハ
当りの露光回数が高倍率のステッパーと比較すると少な
くなる。このため、ウェハ上の代表的数点を選んでアラ
イメント計測する場合、代表点の数が減ってアライメン
ト精度が落ちたり、アライメントマークのスパンが広く
取れないことでアライメント精度が悪くなるという問題
点があった。
【0008】また、アライメントマークの位置が低倍率
ステッパーのショットの中心に対して固定となっていた
ため、アライメントマークの位置がウェハ周辺近傍にな
るショットがあって、ウェハの反りやレジストの膜厚変
化の影響を受けやすくアライメント精度が落ちるという
問題点があった。
【0009】そこで本発明は、上述したような従来の技
術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、代表
点の数が減ったり、アライメントマークのスパンが広く
とれなかったり、ウェハの反りやレジストの膜厚変化の
影響を受けてアライメント精度が落ちることなく位置を
合わせることができる位置合わせ方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、縮小倍率が1/2から1である低倍率ステ
ッパーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高い高
倍率ステッパーとを混用して露光工程を行なう場合にお
ける重ね合わせ露光時の位置合わせ方法において、前記
高倍率ステッパーで作成したアライメントマークに対し
て前記低倍率ステッパーでグローバルアライメントを行
なうとき、アライメントマークの位置を前記低倍率ステ
ッパーの1ショット毎にショット中心に対して可変して
使用することを特徴とする。また、縮小倍率が1/2か
ら1である低倍率ステッパーと、該低倍率ステッパーよ
りも縮小倍率が高い高倍率ステッパーとを混用して露光
工程を行なう場合における重ね合わせ露光時の位置合わ
せ方法において、前記低倍率ステッパーで作成したアラ
イメントマークに対して前記高倍率ステッパーでグロー
バルアライメントを行なうとき、アライメントマークの
位置を前記高倍率ステッパーの1ショット毎にショット
中心に対して可変して使用することを特徴とする。
た、アライメントマークを複数個設けて、縮小倍率が1
/2から1である低倍率ステッパーと、該低倍率ステッ
パーよりも縮小倍率が高い高倍率ステッパーとを混用し
て露光工程を行なう場合における重ね合わせ露光時の位
置合わせ方法において、各アライメントマーク像高ごと
にオフセットを設けて、その使用回数に応じてアライメ
ントオフセットを反映することを特徴とする。
【0011】また、縮小倍率が1/2から1である低倍
率ステッパーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が
高い高倍率ステッパーとを混用して露光する露光方法に
おいて、前記高倍率ステッパーで作成したアライメント
マークのうち該低倍率ステッパーの1ショット毎にショ
ット中心に対してアライメントマークの位置を可変して
グローバルアライメントを行い、当該位置にて前記低倍
率ステッパーを用いた露光を行うことを特徴とする。
た、縮小倍率が1/2から1である低倍率ステッパー
と、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高い高倍率ス
テッパーとを混用して露光する露光方法において、前記
低倍率ステッパーで作成したアライメントマークのうち
該高倍率ステッパーの1ショット毎にショット中心に対
してアライメントマークの位置を可変してグローバルア
ライメントを行い、当該位置にて前記高倍率ステッパー
を用いた露光を行うことを特徴とする。
【0012】また、縮小倍率が1/2から1である低倍
率ステッパーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が
高い高倍率ステッパーとを混用して露光を行う露光工程
を有する半導体装置の製造方法において、前記高倍率ス
テッパーによって露光を行うとともにアライメントマー
クを作成する工程と、アライメントマークの位置を前記
高倍率ステッパーで作成されたアライメントマークのう
ち前記低倍率ステッパーの1ショット毎にショット中心
に対して可変して該低倍率ステッパーによってグローバ
ルアライメントを行う工程と、前記低倍率ステッパーに
よって露光を行う工程とを有することを特徴とする。
た、縮小倍率が1/2から1である低倍率ステッパー
と、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高い高倍率ス
テッパーとを混用して露光を行う露光工程を有する半導
体装置の製造方法において、前記低倍率ステッパーによ
って露光を行うとともにアライメントマークを作成する
工程と、アライメントマークの位置を前記低倍率ステッ
パーで作成されたアライメントマークのうち前記高倍率
ステッパーの1ショット毎にショット中心に対して可変
して該高倍率ステッパーによってグローバルアライメン
トを行う工程と、前記高倍率ステッパーによって露光を
行う工程とを有することを特徴とする。
【0013】また、前記低倍率ステッパーのグローバル
アライメントは、前記高倍率ステッパーでグローバルア
ライメントを行なうときと同一のアライメントマークを
計測することを特徴とする。
【0014】また、前記低倍率ステッパーで作成するア
ライメントマークは、前記低倍率ステッパーの縮小投影
レンズの光軸中心に対して対称配置とし、なおかつ前記
高倍率ステッパーのグローバルアライメントで使用する
アライメントマークの計測回数を、その対称に配置され
たマークで等しくとることを特徴とする。また、前記ア
ライメントマークは、計測方向について縮小投影レンズ
中心から対称配置とし、その計測回数はその対称の組で
等しくすることを特徴とする。
【0015】また、前記アライメントマークは、1つの
マークでxy計測できるものであることを特徴とする。
【0016】
【作用】上記のように構成された本発明では、縮小倍率
が1/2から1である低倍率ステッパーと、該低倍率ス
テッパーよりも縮小倍率が高い高倍率ステッパーとを混
用して露光工程を行なう場合における重ね合わせ露光時
に、前記高倍率ステッパーで作成したアライメントマー
クに対して前記低倍率ステッパーでグローバルアライメ
ントを行なうとき、アライメントマークの位置を前記低
倍率ステッパーの1ショット毎にショット中心に対して
可変して使用し、アライメントマークをウェハの反りや
レジストの膜厚変化の影響が少ない位置に設定する。
【0017】また、前記低倍率ステッパーのグローバル
アライメントを行なうときは前記高倍率ステッパーでグ
ローバルアライメントを行なうときと同一のアライメン
トマークを計測することにより、アライメントマークの
設定位置の自由度が増すのでアライメントマークのスパ
ンが大きくとれてアライメント精度の低下を防ぐ。ま
た、低倍率ステッパーで露光するショット数よりもグロ
ーバルアライメントで計測するショット数を増やして代
表点の減少を抑える。
【0018】さらに、アライメントマークの位置を前記
低倍率ステッパーの縮小投影レンズの光軸中心に対して
対称配置、または計測方向についてのみ縮小投影レンズ
の光軸中心に対して対称配置とし、なおかつ前記高倍率
ステッパーのグローバルアライメントで使用するアライ
メントマークの計測回数を、その対称に配置されたマー
クで等しくとることによって歪曲収差の影響を避ける。
【0019】アライメントマーク像高ごとにオフセット
を設けて、その使用回数に応じてアライメントオフセッ
トを反映する場合、アライメントマーク毎の像高の値か
らずれ量を計算し算出された量をオフセットとし、歪曲
収差の影響を少なくする。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】(第1の実施例)図1は、本発明の位置合
わせ方法の第1の実施例であるミックス&マッチにおけ
る低倍率ステッパーのグローバルアライメント計測を説
明するための図である。図1に示すように、ウェハ10
上には高倍率ステッパーの1ショット30の4つ分が低
倍率ステッパーの1ショット20で露光している。ま
た、図2は図1から低倍率ステッパーの1ショット分を
抜き出したものである。
【0022】本実施例では、高倍率ステッパーでの露光
時に作成したアライメントマーク40X1 〜40X4
40Y1 〜40Y4 を、グローバルアライメント時ショ
ットごとに使用するマークの位置をショット中心に対し
変えることを特徴とする。図1に示すように、使用する
アライメントマークの位置は破線丸60(X計測で使用
するマーク)、実線丸70(Y計測で使用するマーク)
で示されているが、ウェハの反りやレジストの塗布むら
の影響の少ない範囲を示す仮想円50の内部でかつ、な
るべく外側のマークを選択している。
【0023】このようにすれば、ウェハ周辺の反りやレ
ジストの塗布むらの影響を少なくすることができ、なお
かつアライメントマークのスパンも最大限大きくとれる
ので良好なアライメント精度が期待できる。
【0024】(第2の実施例)図3は、本発明の位置合
わせ方法の第2の実施例であるミックス&マッチにおけ
る高倍率ステッパーのグローバルアライメント計測を説
明するための図である。また、図4は図3から低倍率ス
テッパーの1ショット分を抜き出したものである。 本
実施例では、第1の実施例とは異なり、低倍率ステッパ
ーのショットレイアウトを横の列で半ピッチずつずらし
ていて、また低倍率ステッパーで露光されたアライメン
トマークに対して、高倍率ステッパーのグローバルアラ
イメントを考える。
【0025】本発明では、低倍率ステッパーで露光する
アライメントマークを縮小投影レンズの光軸中心180
に対して対称配置とし、なおかつ高倍率ステッパーのグ
ローバルアライメントで使用するアライメントマークを
縮小投影レンズの光軸中心180に対して回数を等しく
とるものである。
【0026】文献「レンズ設計法」(松井吉哉著、共立
出版 昭47)によれば、歪曲収差は画角の3次に比例
する(3次までの収差展開式にて)。すなわち、図4に
示す140X1 ,140X2 と140Y2 ,140Y3
がそれぞれ縮小投影レンズの光軸中心180に対して対
称配置とし、なおかつ図5に示すように計測回数も等し
くすれば、歪曲収差の影響はキャンセルされる。
【0027】図6は、本実施例において歪曲収差を考慮
していない例である。また、図7は、図6から低倍率ス
テッパーの1ショット分を抜き出したものであり、図8
は、図7における各計測位置の計測回数を示したもので
ある。
【0028】歪曲収差を考慮しないと、図8に示すよう
に、240X1 と240X2 の計測回数が3回と1回で
異なることにより、歪曲収差の影響でアライメント精度
が低下する。
【0029】また、図5の例では、x計測とy計測を別
々のマーク(以下「xy分離マーク」と称す)で行なっ
ていたが、1つのマークでxy計測できるものでも良
い。さらに、xy分離マークのときは回数を等しくとる
アライメントマークを、完全に縮小投影レンズの中心1
80(図4参照)に対して対称としなくても、それに近
い位置であっても良い。
【0030】また、例えば図4に示す140X3 と14
0X4 のペアのように、計測する方向に関して対称であ
れば軸外にあるマークを使用しても良いし、あらかじめ
縮小投影レンズの歪曲収差を測定しておき、歪曲収差が
キャンセルできる位置にアライメントマークを設けても
良い。
【0031】さらに、ウェハー上のアライメントマーク
の位置が縮小投影レンズの歪曲収差によってずれていて
も、アライメントマーク毎の本来あるべき像高からのず
れ量を計測しそのオフセット量を各アライメントマーク
に持たせても良い。そのオフセット量は縮小投影レンズ
の歪曲収差測定値を使ったり、基準となるウェハで例え
ば40Xi と40Yj (i=j,i=1〜4)のアライ
メントマークの組み合せでグローバルアライメントを実
行し、アライメントオフセットを各i、jに対して求め
ておき、その使用回数に応じてアライメントオフセット
に反映させれば良い。なお、上述した像高別アライメン
トオフセットについては、低倍率ステッパーで露光した
アライメントマークを高倍率ステッパーでグローバルア
ライメントを行なう場合だけでなく、高倍率ステッパー
で露光したアライメントマークを低倍率ステッパーでグ
ローバルアライメントを行なう場合でも良く、また、低
倍率ステッパーで各像高にアライメントマークを配置し
て露光し、低倍率ステッパーで各像高のアライメントマ
ークを使用してグローバルアライメントを行なう場合で
も良い。
【0032】(第3の実施例)図9は本発明の位置合わ
せ方式の第3の実施例のミックス&マッチにおいて、低
倍率ステッパーの1ショットの大きさが高倍率ステッパ
ーの整数倍とならないときの高倍率ステッパーのグロー
バルアライメント計測を説明するための図である。ま
た、図10は、図9から高倍率ステッパーの1ショット
分を抜き出したものであり、図11は、図9から低倍率
ステッパーの1ショット分を抜き出したものである。
【0033】本実施例は図9に示すように、高倍率ステ
ッパーで下地を形成し、低倍率ステッパーでアライメン
トを行なう。高倍率ステッパーは、図10のように1シ
ョット当り複数チップ(図10では6チップ)を有し、
アライメント用マークがx計測、y計測1個ずつ配置さ
れている。十字形は高倍率ステッパーのショット中心を
示す。図9に示すように低倍率ステッパーの1ショット
の大きさが高倍率ステッパーの整数倍とならないとき
は、低倍率ステッパーの露光は図9のように高倍率ステ
ッパーのショットをまたいだレイアウトになる。それに
先立つグローバルアライメントは、高倍率ステッパーで
決定されるショットレイアウトに対してアライメントマ
ークを選択する。例えば、二重丸を付けたショットのア
ライメントマークを用いれば、十分アライメントマーク
のスパンも広くとれ、マークの数が少ないということも
ない。なお、本実施例におけるアライメントマークの設
定については、ウェハ中心に対して対象であり、かつ低
倍率ステッパーの1ショットに対し最低1つのマークを
設定するものであれば図9に示すものには限らない。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0035】請求項1および請求項3に記載のものにお
いては、縮小倍率が1/2から1である低倍率ステッパ
ーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高い高倍率
ステッパーとを混用して露光工程を行なう場合における
重ね合わせ露光時に、前記高倍率ステッパーで作成した
アライメントマークに対して前記低倍率ステッパーでグ
ローバルアライメントを行なうとき、アライメントマー
クの位置を前記低倍率ステッパーのショット毎にショッ
ト中心に対して可変して使用することにより、アライメ
ントマークをウェハの反りやレジストの膜厚変化の影響
が少ない位置に設定できる。
【0036】請求項2に記載のものにおいては、前記低
倍率ステッパーのグローバルアライメントを行なうとき
に前記高倍率ステッパーでグローバルアライメントを行
なうときと同一のアライメントマークを計測することに
より、アライメントマークの設定位置の自由度が増すの
でアライメントマークのスパンが広くとれてアライメン
ト精度の低下を防ぐことができ、また、代表点の減少を
抑えることによってもアライメント精度の低下を防ぐこ
とができる。
【0037】請求項4および請求項5に記載のものにお
いては、アライメントマークの位置を前記低倍率ステッ
パーの縮小投影レンズの光軸中心に対して対称配置と
し、なおかつ前記高倍率ステッパーのグローバルアライ
メントで使用するアライメントマークの計測回数を、そ
の対称に配置されたマークで等しくとったり、対称の組
で等しくすることによって歪曲収差の影響を避けること
ができる。
【0038】請求項6に記載のものにおいては、アライ
メントマーク像高ごとにオフセットを設けて、その使用
回数に応じてアライメントオフセットを反映する場合、
アライメントマーク毎の像高の値からずれ量を計算し算
出された量をオフセットすることにより、歪曲収差の影
響を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置合わせ方式の第1の実施例のミッ
クス&マッチにおける低倍率ステッパーのグローバルア
ライメント計測を説明するための図である。
【図2】図1から低倍率ステッパーの1ショット分を抜
き出した図である。
【図3】本発明の位置合わせ方式の第2の実施例のミッ
クス&マッチにおける高倍率ステッパーのグローバルア
ライメント計測を説明するための図である。
【図4】図3から低倍率ステッパーの1ショット分を抜
き出した図である。
【図5】図4における各計測位置の計測回数を示した図
である。
【図6】本発明の第2の実施例において、歪曲収差を考
慮していない例を示す図である。
【図7】図6から低倍率ステッパーの1ショット分を抜
き出した図である。
【図8】図7における各計測位置の計測回数を示した図
である。
【図9】本発明の位置合わせ方式の第3の実施例のミッ
クス&マッチにおける低倍率ステッパーの1ショットの
大きさが高倍率ステッパーの整数倍とならないときの高
倍率ステッパーのグローバルアライメント計測を説明す
るための図である。
【図10】図9から高倍率ステッパーの1ショット分を
抜き出した図である。
【図11】図9から低倍率ステッパーの1ショット分を
抜き出した図である。
【図12】従来のミックス&マッチにおける低倍率ステ
ッパーのグローバルアライメント計測を説明するための
図である。
【図13】図12から低倍率ステッパーの1ショット分
を抜き出した図である。
【符号の説明】
10,110,210,310 ウェハ 20,120,220,320 低倍率ステッパーの
1ショット 30,130,230,330 高倍率ステッパーの
1ショット 40Xi,140Xi,240Xi,340Xi(i=1,
2,3,4) x方向計測アライメントマーク 40Yj,140Yj,240Yj,340Yjj =1,
2,3,4) y方向計測アライメントマーク 50,150,250 仮想円 60,160,260 x方向計測で使用するマーク 70,170,270 y方向計測で使用するマーク 180 縮小投影レンズの光軸中心

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮小倍率が1/2から1である低倍率ス
    テッパーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高い
    高倍率ステッパーとを混用して露光工程を行なう場合に
    おける重ね合わせ露光時の位置合わせ方法において、 前記高倍率ステッパーで作成したアライメントマークに
    対して前記低倍率ステッパーでグローバルアライメント
    を行なうとき、アライメントマークの位置を前記低倍率
    ステッパーの1ショット毎にショット中心に対して可変
    して使用することを特徴とする位置合わせ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の位置合わせ方法におい
    て、 前記低倍率ステッパーのグローバルアライメントは、前
    記高倍率ステッパーでグローバルアライメントを行なう
    ときと同一のアライメントマークを計測することを特徴
    とする位置合わせ方法。
  3. 【請求項3】 縮小倍率が1/2から1である低倍率ス
    テッパーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高い
    高倍率ステッパーとを混用して露光工程を行なう場合に
    おける重ね合わせ露光時の位置合わせ方法において、 前記低倍率ステッパーで作成したアライメントマークに
    対して前記高倍率ステッパーでグローバルアライメント
    を行なうとき、アライメントマークの位置を前記高倍率
    ステッパーの1ショット毎にショット中心に対して可変
    して使用することを特徴とする位置合わせ方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の位置合わせ方法におい
    て、 前記低倍率ステッパーで作成するアライメントマーク
    は、前記低倍率ステッパーの縮小投影レンズの光軸中心
    に対して対称配置とし、なおかつ前記高倍率ステッパー
    のグローバルアライメントで使用するアライメントマー
    クの計測回数を、その対称に配置されたマークで等しく
    とることを特徴とする位置合わせ方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の位置合わせ方法におい
    て、 前記アライメントマークは、計測方向について縮小投影
    レンズ中心から対称配置とし、その計測回数はその対称
    の組で等しくすることを特徴とする位置合わせ方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項3に記載の位置合
    わせ方法において、 前記アライメントマークは、1つの
    マークでxy計測できるものであることを特徴とする位
    置合わせ方法。
  7. 【請求項7】 アライメントマークを複数個設けて、縮
    小倍率が1/2から1である低倍率ステッパーと、該低
    倍率ステッパーよりも縮小倍率が高い高倍率ステッパー
    とを混用して露光工程を行なう場合における重ね合わせ
    露光時の位置合わせ方法において、 各アライメントマーク像高ごとにオフセットを設けて、
    その使用回数に応じてアライメントオフセットを反映す
    ることを特徴とする位置合わせ方法。
  8. 【請求項8】 縮小倍率が1/2から1である低倍率ス
    テッパーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高い
    高倍率ステッパーとを混用して露光する露光方法におい
    て、 前記高倍率ステッパーで作成したアライメントマークの
    うち該低倍率ステッパーの1ショット毎にショット中心
    に対してアライメントマークの位置を可変してグローバ
    ルアライメントを行い、当該位置にて前記低倍率ステッ
    パーを用いた露光を行うことを特徴とする露光方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の露光方法において、 前記低倍率ステッパーのグローバルアライメントは、前
    記高倍率ステッパーでグローバルアライメントを行なう
    ときと同一のアライメントマークを計測することを特徴
    とする露光方法。
  10. 【請求項10】 縮小倍率が1/2から1である低倍率
    ステッパーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高
    い高倍率ステッパーとを混用して露光する露光方法にお
    いて、 前記低倍率ステッパーで作成したアライメントマークの
    うち該高倍率ステッパーの1ショット毎にショット中心
    に対してアライメントマークの位置を可変してグローバ
    ルアライメントを行い、当該位置にて高倍率ステッパー
    を用いた露光を行うことを特徴とする露光方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の露光方法におい
    て、 前記低倍率ステッパーで作成するアライメントマーク
    は、前記低倍率ステッパーの縮小投影レンズの光軸中心
    に対して対称配置とし、なおかつ前記高倍率ステ ッパー
    のグローバルアライメントで使用するアライメントマー
    クの計測回数を、その対称に配置されたマークで等しく
    とることを特徴とする露光方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の露光方法におい
    て、 前記アライメントマークは、計測方向について縮小投影
    レンズ中心から対称配置とし、その計測回数はその対称
    の組で等しくすることを特徴とする露光方法。
  13. 【請求項13】 請求項8または請求項10に記載の露
    光方法において、前記アライメントマークは、1つのマ
    ークでxy計測できるものであることを特徴とする露光
    方法。
  14. 【請求項14】 縮小倍率が1/2から1である低倍率
    ステッパーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高
    い高倍率ステッパーとを混用して露光を行う露光工程を
    有する半導体装置の製造方法において、 前記高倍率ステッパーによって露光を行うとともにアラ
    イメントマークを作成する工程と、 アライメントマークの位置を前記高倍率ステッパーで作
    成されたアライメントマークのうち前記低倍率ステッパ
    ーの1ショット毎にショット中心に対して可変して該低
    倍率ステッパーによってグローバルアライメントを行う
    工程と、 前記低倍率ステッパーによって露光を行う工程とを有す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の半導体装置の製造
    方法において、 前記低倍率ステッパーのグローバルアライメントは、前
    記高倍率ステッパーでグローバルアライメントを行なう
    ときと同一のアライメントマークを計測することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 縮小倍率が1/2から1である低倍率
    ステッパーと、該低倍率ステッパーよりも縮小倍率が高
    い高倍率ステッパーとを混用して露光を行う露光工程を
    有する半導体装置の製造方法において、 前記低倍率ステッパーによって露光を行うとともにアラ
    イメントマークを作成する工程と、 アライメントマークの位置を前記低倍率ステッパーで作
    成されたアライメントマークのうち前記高倍率ステッパ
    ーの1ショット毎にショット中心に対して可変 して該高
    倍率ステッパーによってグローバルアライメントを行う
    工程と、 前記高倍率ステッパーによって露光を行う工程とを有す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の半導体装置の製造
    方法において、 前記低倍率ステッパーで作成するアライメントマーク
    は、前記低倍率ステッパーの縮小投影レンズの光軸中心
    に対して対称配置とし、なおかつ前記高倍率ステッパー
    のグローバルアライメントで使用するアライメントマー
    クの計測回数を、その対称に配置されたマークで等しく
    とることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の半導体装置の製造
    方法において、 前記アライメントマークは、計測方向について縮小投影
    レンズ中心から対称配置とし、その計測回数はその対称
    の組で等しくすることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項14または請求項16に記載の
    半導体装置の製造方法において、 前記アライメントマークは、1つのマークでxy計測で
    きるものであることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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