JP3224064B2 - 薄膜トランジスタ基板とその製造方法及び液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタ基板とその製造方法及び液晶表示装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示装置の薄膜
トランジスタ基板の構造と、液晶表示装置の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に、実開昭64−3827号公報に
示された従来の液晶表示装置の薄膜トランジスタ基板
(以下TFT基板と記す)の平面図を示す。又図5に図
4の断面図を示す。図5aは図4のBB´断面図、図5
bは図5aのCC´断面図、図5cは図5aのDD´断
面図、図5dは図4のEE´断面図である。図4におい
てガラス基板1上にマトリクス状に配置された画素電極
及びTFT50と、上記TFT50と接続されたゲート
配線22及び取出し端子13aとソース配線21及び取
出し端子13bと、取出し端子13a、13bの上に形
成された絶縁膜15と、上記絶縁膜15の上に形成され
たショートリング14とを有し、上記ショートリング1
4とゲート或いはソース取出し端子13a、13bとは
図5a〜dの断面図に示されるように上記絶縁膜15の
コンタクトホール部分に形成されたアモルファスシリコ
ン膜16の高抵抗を介して接続されている。
【0003】図6に液晶表示装置の組立断面図を示す。
上記TFT基板Aは、基板1上に画素電極及びTFT5
0が形成された後、その表面に配向膜45が、又ガラス
基板1の背面に偏光板60が形成されている。上記対向
電極基板Bの対向電極30表面には配向膜45が、又対
向電極の下にはカラーフィルタ35が、又ガラス基板1
の背面に偏光板60が形成されている。
【0004】図6に示すように液晶表示装置は、上記T
FT基板Aと上記対向基板Bとを狭い隙間Cを介して対
向させ、この隙間Cに液晶40を注入して形成されてい
る。
【0005】次にこの装置の動作についてのべる。上記
のように形成されたTFT基板は液晶表示装置組立前に
図4のゲート、ソース接続端子13a、13bに電圧を
印加して端子間の短絡、開放の検査が行うことが出来
る。上記端子間はアモルファスシリコン膜を通じて接続
されているがこれが数MΩ〜数10MΩの非常に高い抵
抗なので上記の検査が可能である。
【0006】以上の検査が終了したら液晶表示装置の組
立を行う。TFT基板Aのショートリング14とゲート
ソース配線21、22とを短絡した状態で基板上に配向
膜を形成し、これをフェルト等でラビングして配向させ
る。次に図6に示すようにTFT基板Aと対向電極基板
Bとを狭い隙間Cをあけて組立て、この隙間部分Cに液
晶40を注入する。上記のように組立中ショートリング
14により各配線13a、13bとTFT50及び配向
電極30間を同電位にしているため、ラビング工程等で
生ずる静電気による絶縁破壊が回避できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の液
晶ディスプレイの製造方法では、以上のようにゲート配
線端子13aおよびソース配線端子13bとショートリ
ング14との接続において、絶縁層15にあけられた微
少なコンタクトホールを介してアモルファスシリコン膜
16とゲート配線端子13aまたはソース配線端子13
bが接続され、同様に、微少なコンタクトホールを介し
て、アモルファスシリコン膜16とショートリング14
が接続されているため、アモルファスシリコン膜16と
の接触が不安定であり、抵抗値が大きくバラつき、正確
な断線、短絡の検査ができず、ましてや、TFTを動作
させての精密なファンクション検査などは全く不可能で
あった。また、ショートリング14と他の導体が多層構
造であるため、ピンホールなどによるショートのため、
検査精度が低くなるなどの問題点もあった。この発明は
上記のような問題点を解消するためになされたもので、
パネル組立前にファンクション検査によってTFT基板
の点欠陥を検査できるとともに、パネル組立工程で発生
する静電気からTFT素子を保護することによって、高
品質の液晶ディスプレイを歩留まり良く製造する方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
1.第1の発明はTFT基板の周囲に設けられたショー
トリングと、ゲートソース配線の外部取出し端子とを、
先端形状がくし型の電極を間隔をもって交互に配置し、
その間隔部分に半導体膜を充填して形成された接続部に
より接続された構造のTFT基板とすることによる。 2.第2の発明は、基板上に薄膜トランジスタを形成す
る工程と、上記基板上にショートリングと上記薄膜トラ
ンジスタのゲート、ソース配線の取出し端子との間に先
端形状がくし型の電極が間隔をもって交互に配設され、
その間隔部分に半導体膜が形成された接続部を形成する
工程とを備え、接続部を所定の抵抗値が得られるよう基
板寸法を必要面積だけ大きくし、上記薄膜トランジスタ
の半導体膜形成工程と上記くし型電極の間隔部分に半導
体膜を形成する工程とを同一の工程で行うことによる。 3.第3の発明は上記第1の発明のTFT基板を形成す
る第1の工程と、上記TFT基板の短絡、断線及びTF
Tの動特性を検査する第2の工程と、基板上のTFTを
ショートリングで電位を固定して組み立てる第3の工程
と、上記TFT基板上のショートリング及びくし型の接
続部を切断除去する第4の工程とを備えた液晶素子装置
の製造方法による。
【0009】
【作用】第1の発明によりショートリング14と接続端
子13a、13b間をくし型の半導体膜により接続した
ので、その間の抵抗値を大幅に低く設定でき、これによ
りTFT基板上の配線間の短絡や開放の検査だけでな
く、TFTの立ち上がり立ち下がりなどの動特性の評価
が可能となった。第2の発明によりTFTの半導体膜の
形成工程とくし型接続部の半導体膜の形成工程を同一工
程で行うことにより工程数を増加することなく所定の抵
抗値の接続部を形成することができる。第3の発明によ
り液晶表示装置の組立時においてショートリングとTF
T及び対向電極とが同電位に保たれるので、調整時にお
ける静電破壊が防止できる。又、調整後ショートリング
及びくし型接続部が除去されるので、小型のTFT基板
が形成できる。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1に第1の発明によるTFT基板の実施例
の平面図を示す。ガラス基板1上にマトリクス状に配置
された画素電極51及びTFTと、上記TFTに接続さ
れたゲート配線22及びその上に絶縁膜をはさんでソー
ス配線21とその外部取出し端子23、24と、上記基
板1の周辺部にCr、Alなどの導体膜によるショート
リング4が形成されている。上記ショートリング4と配
線の外部取出し端子23、24は、図2に示す図1の接
続部分の部分拡大図に示されるように先端形状がくし型
でこれが間隔をもって交互に配設され、その間隔部分が
アモルファスシリコン膜5で充填された接続部3a、4
aにより接続されている。この実施例では上記間隔は1
0μm〜50μmで、アモルファスシリコン膜はイント
リンシックなアモルファスシリコン膜5が1000オンク゛
ストローム、n型アモルファスシリコン膜が500オンク゛ストローム
形成されている。又、くし型電極の対向面の全長は約2
mm〜10mm程度である。図1において、画素電極5
1の一部と隣接ゲート配線22の一部は絶縁膜をはさん
で重畳しており、保持容量12を形成している。又、M
M及びNNは検査、組立完了後切断される箇所を示して
いる。
【0011】次に実施例1のTFT基板の動作を示す。
図1の基板上の各TFTは、ゲート配線22、ソース配
線21を通じショートリング4とくし型のアモルファス
シリコン膜5による抵抗により接続されており、TFT
の各端子とショートリング4とは定常的に同電位に固定
されている。又、外部取出し端子23及び24に電圧を
印加した時の瞬時的な動作は、電圧印加により保持容量
12が充電され、これは電圧切断によりくし型接続部3
a、5、4aの抵抗を通じ放電される。この時定数とな
るショートリング4と配線21、22間のくし型接続部
の抵抗値はアモルファスシリコン膜の比抵抗と、くし型
電極の対向面積とギャップ長できまり、実施例1では上
記電圧の固定及び充放電特性の観察を容易とする10〜
100KΩが形成されており、この抵抗値を実現するた
めに基板周辺部に充分な基板面積が確保されている。
【0012】第1の発明のTFT基板の構造を採用する
ことにより、 1.基板上のTFT及び配線の電位が固定されるので、
調整中に発生する高電界等による静電破壊が防止でき
る。 2.ショートリング4とゲート、ソース配線21、22
との接続部をくし型として抵抗値を10〜100KΩと
低くすることにより配線間の開放、短絡の検査だけでな
く、TFTの充放電等の動特性の検査が可能である。 3.基板の広い面積を用いて接続部分を形成しているの
で、抵抗値を正確に設定でき信頼性の高いTFT特性の
評価が可能である。 等の効果が得られる。
【0013】実施例2.図3に第2の発明による図1の
TFT基板の製造工程を示す。図3の左部分は図1のY
Y断面図、中央は図1のXX断面図、右部分は図1のZ
Z断面図である。図3aでガラス基板1上にスパタ法で
ITO膜を膜厚0.1μm成膜し、これにフォトマスク
を施しパターニングして保持容量電極12を形成する。
この上にCVD法によりSiN膜2を0.2μm成膜
し、フォトマスクを施し、隣接ゲート配線6と接続する
ためのコンタクトホールを形成する。次に図3bに示す
ように、この上にスパタ法によりCrを0.3μm成膜
し、フォトマスクを施してパターニングし、ゲート電極
6、ゲート配線22、ショートリング4及びゲート配線
及びソース配線からの外部取出し端子23、24につな
がるくし型の接続部図2の3a、4aを形成する。次に
図3cに示すように、この上にスパタ法でITO膜を
0.1μm成膜し、パターニングして画素電極51を形
成する。次に、図3dに示すように、この上に、CVD
法によりSiN膜0.2μm成膜し、これをフォトマス
クを用いてパターニングして、ゲート絶縁膜10を形成
する。次に図3に図示していないが、上記ゲート絶縁膜
10上にスパタ法によりCrを成膜し、これをパターニ
ングしてソース配線を形成し、上記ゲート絶縁膜10に
設けたコンタクトホールにより外部取出し端子図2の2
3に接続する。次に、図3eに示すように、この上にC
VD法によりイントリンシックなアモルファスシリコン
膜16を膜厚0.1μm成膜し、フォトマスクを用いて
パターニングする。このときTFTのゲート6真上のチ
ャネル形成部分16と、ゲート配線外部取出し端子24
とショートリング4との接続部分及びソース配線外部取
出し端子23とショートリング4との接続部分のくし型
間隙部5の成膜を同時行う。次に、図3fに示すよう
に、CVD法によりSiN膜を0.2μm成膜し、これ
をパターニングしてチャネル保護膜25を形成する。次
に、図3gに示すように、CVD法によりn型のアモル
ファスシリコン膜26を0.05μm成膜し、これをパ
ターニングし電極取出し用のn型アモルファスシリコン
膜26と上記くし型間隙部5の上のアモルファスシリコ
ン膜26を形成する。次に、フォトレジストマスクを用
いRIE法によりアモルファスシリコン膜16、26、
SiN膜10をエッチングして、アモルファスシリコン
膜26の表面から画素電極51までコンタクトホールを
形成する。次にスパタ法によりCrを0.1μm、Al
を0.3μm成膜し、上記Cr、Alをパターニングし
てソース電極7、ドレイン電極8を形成する。
【0014】第2の発明の製造方法による作用は以下の
通りである。TFTに用いるイントリンシックなアモル
ファスシリコン膜16及びn型アモルファスシリコン膜
26の比抵抗値がきまっているので、TFTとくし型電
極間に形成するアモルファスシリコン成膜プロセスを同
一工程にて行うため、くし型接続部の電極寸法を調整し
て所定の抵抗値を得るようにした。このように製造工程
を増加せずゲート、ソース取出し端子23、24とショ
ートリング4との間の抵抗値を所定の値とすることで、
TFTの動特性の検査を可能とした。
【0015】第2の発明の製造方法を採用することによ
り、製造工程数を増加せずに所定の抵抗値の接続部を形
成することができるという効果がある。
【0016】実施例3.第3の発明の液晶表示装置の製
造方法は、上記第1及び第2の発明のTFT基板を形成
する第1の工程と、上記TFT基板及びTFTの特性を
検査する第2の工程と、上記TFT基板、対向電極基
板、液晶注入等の組立を行う第3の工程と、上記ショー
トリング及びくし型の接続部を切断除去する第4の工程
とを備えている。
【0017】TFT基板を形成する第1の工程は、実施
例2と全く同じであるので説明を省略する。又、図6に
示す対向電極基板Bの製造工程はよく知られた方法によ
り、まずガラス基板1上に顔料分散法又は染色法等によ
りカラーフィルタ35を形成後、スパタ法によりITO
を成膜し、パターニングして対向電極30を形成し、そ
の上にポリイミド等による配向膜45を形成するという
手順で行われる。
【0018】次に第2の工程のTFT基板の検査及びT
FT特性を検査する。図1の外部接続端子23、24に
パルス電圧を印加し、保持容量12を充電し、その放電
特性を端子24で観察する。これを各TFTに対し走査
して行うことにより各ゲート、ソース配線22、21間
の短絡、開放の状態及び各TFTの動特性が得られる。
【0019】次に第3の工程で図7に示す液晶表示装置
の組立を行う。上記検査工程の終了したTFT基板上に
配向膜45を形成し、これを熱処理し、これをフェルト
等によりラビングを行う。又よく知られた方法により製
造された図6Bに示す対向電極基板上の配向膜45をラ
ビングする。
【0020】次に第4の工程で上記TFT基板Aと対向
電極基板Bを狭い間隔をもって組立て、その後この間隔
部分に液晶Cを注入し、シールする。上記工程が完了し
た後、図1に示した上記TFT基板A上のショートリン
グ4及び配線21、22間のくし型接続部分を図1のM
M及びNNで切断除去し、液晶表示装置の製造工程を完
了する。
【0021】第3の発明の製造方法による作用は次のよ
うなものである。 (1)第2の検査工程で、図1のTFT基板の外部取出
し端子23、24にパルス電圧を順次印加し、その減衰
特性を観察することにより配線間の短絡、開放の状況
と、各TFTの動特性が得られる。 (2)第3工程のパネル組立工程における配向膜のラビ
ング工程で高電圧の静電気が発生しても、各TFTの端
子がショートリングに抵抗で短絡されているので電位が
固定され静電破壊が防止される。 (3)又、第4の工程で、すべてのセル組立、液晶注入
封止が行われた後、ショートリング4及びくし型接続部
を図1のN−N、M−Mで切断するので最終形態として
超小型のTFT表示装置を実現できる。
【0022】第3の発明の製造方法を採用することによ
り装置の組立時におけるTFTの静電破壊が防止でき
る。又超小型TFT基板の形成が可能である。というよ
うな効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】第1の発明により、TFT組立前におけ
る配線間の短絡、断線の検査と、各TFTの動特性の検
査が可能となり、又装置組立工程における静電破壊の防
止ができる。第2の発明によりショートリング4と配線
取出し端子23、24との間の接続部分に所定の抵抗値
の抵抗を形成する工程をTFT形成工程と同一としたの
で工程の短縮と、TFTの動特性検査が可能となった。
第3の発明により装置組立時におけるTFTの静電破壊
の防止が可能となった、また仕上形態としてのTFT基
板を小型化することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明のTFT基板の平面図。
【図2】図1のゲート、ソース配線とショートリングと
の接続部分の部分拡大図。
【図3】第2の発明の製造方法による図1のXX断面、
YY断面及びZZ断面の製造工程図。
【図4】従来のTFT基板の平面図。
【図5】図4のBB´断面図、図5aのCC´、DD´
断面図、図4のEE´断面図。
【図6】従来及び本願の液晶表示装置の組立断面図。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 絶縁膜 3a、4a くし型接続部 4 ショートリング 5 半導体層 6 ゲート電極 7 ソース電極 8 ドレイン電極 9 半導体層 10 ゲート絶縁膜 12 保持容量 13a、13b 外部接続端子 14 ショートリング 15 絶縁膜 16 アモルファスシリコン層 17 コンタクトホール 21 ソース配線 22 ゲート配線 23、24 外部取出し端子 25 エッチングストッパ 26 アモルファスシリコン層 30 対向電極 35 カラーフィルタ 40 液晶 45 配向膜 50 画素電極及びTFT 51 画素電極 60 偏光板 A TFT基板 B 対向電極基板 C 液晶層 NN、MM 切断箇所

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、上記基板上に形成された薄膜ト
    ランジスタと、上記薄膜トランジスタと接続されたゲー
    ト配線及びソース配線と、上記基板上に形成されたショ
    ートリングとを有し、上記配線の外部取出し端子とショ
    ートリングとが、それぞれの接続部の先端形状がくし型
    でこれが間隔をもって交互に配設されその間隔部分に半
    導体膜が形成された接続部により接続されていることを
    特徴とする薄膜トランジスタ基板。
  2. 【請求項2】 絶縁基板上にゲート電極及びゲート配線
    を形成する工程と、上記ゲート電極上にゲート絶縁膜を
    形成する工程と、上記ゲート絶縁膜上に半導体膜を形成
    する工程と、上記半導体膜上にソース、ドレイン電極を
    形成する工程とからなる薄膜トランジスタの形成工程
    と、上記絶縁基板上にショートリングを形成する工程
    と、先端がくし型電極で形成される上記ゲート配線又は
    ソース配線の接続部と上記ショートリングの接続部が、
    間隔をもって交互に配設されたその間隔部分に半導体膜
    を形成する工程とを備え、上記薄膜トランジスタの半導
    体膜形成と上記ゲート配線及びソース配線とショートリ
    ングの接続部分の半導体膜の形成を同一の工程で行うこ
    とを特徴とする薄膜トランジスタ基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上に形成された薄膜トランジスタの
    ゲート配線及びソース配線と上記基板上に形成されたシ
    ョートリングとが先端形状くし型の電極が間隔をもって
    交互に配設されその間隔部分に半導体膜が形成された接
    続部により接続されている薄膜トランジスタ基板を形成
    する工程と、対向電極基板を形成する工程と、上記薄膜
    トランジスタの特性を検査する工程と、上記薄膜トラン
    ジスタ基板と対向電極基板で液晶表示装置を組み立てる
    工程と、上記薄膜トランジスタ基板のショートリング及
    びゲート、ソース配線とショートリングとの接続部を切
    断除去する工程とを備えたことを特徴とする液晶表示装
    置の製造方法。
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