JP3223895U - 杖用ストラップ - Google Patents

杖用ストラップ Download PDF

Info

Publication number
JP3223895U
JP3223895U JP2019003284U JP2019003284U JP3223895U JP 3223895 U JP3223895 U JP 3223895U JP 2019003284 U JP2019003284 U JP 2019003284U JP 2019003284 U JP2019003284 U JP 2019003284U JP 3223895 U JP3223895 U JP 3223895U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cane
strap
peripheral surface
outer peripheral
slip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2019003284U
Other languages
English (en)
Inventor
大一朗 石黒
大一朗 石黒
Original Assignee
株式会社マキテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マキテック filed Critical 株式会社マキテック
Priority to JP2019003284U priority Critical patent/JP3223895U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3223895U publication Critical patent/JP3223895U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Abstract

【課題】必要最小限の滑り止め片により、滑り止めが十分機能するようにした、杖用ストラップを提供する。【解決手段】ストラップ10の長さ方向一端部に杖20の外周面に巻き付けて取り付けられる環状部分12bを有する取付け部12を設け、この取付け部を長さ方向に伸縮可能な弾性布から構成し、取付け部の環状部分は、その内周面が弾性片の弾性力により杖の外周面に密着し、ストラップに引張力が作用したとき杖の外周面に更に密着する半円周部分の内周面に滑り止め片13を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、杖に取付けられたストラップが杖の軸方向に容易に移動しないようにした、杖用ストラップに関する。
杖の上端部に設けた取っ手(グリップ、把持部)の近傍にはストラップが取り付けられていて、歩行時の補助として杖を使用する際には、ストラップに手を通して取っ手を握るようにしている。これは、両手を使うとき等で取っ手から手を離しても支障がないようにするためである。
ストラップを杖に取り付ける方法として、ねじ等で取っ手に固定する以外に、例えば、ストラップの杖への連結部分を環状の伸縮ベルトなどで構成し、この連結部分に杖を挿通することが知られている。この方法では、連結部分を伸縮ベルトの弾性力で杖の周面に密着させて、ストラップが杖の軸方向に容易にずれないように(上下方向に移動しないように)している。
しかし、杖の不使用時など、壁面などに設けた係止具にストラップを引っ掛けて杖を吊るしておくとき、ストラップ(連結部分)に作用する引張力の大きさによっては、ストラップ(連結部分)が予め定めていた位置からずれてしまう課題がある。
このような課題を解決するものとして、例えば、ストラップの杖に接する面に滑り止めを設けたものが提案されている(特許文献1,2参照)。
公開実用新案公報 平成4−48812号 公開特許公報 特開平11−32819号
しかし、前者のストラップでは、単に杖に接する面の一部に滑り止め片を設けただけの構造であり、滑り止めが十分機能しない課題がある。また、後者のストラップでは、杖に接する面全体、或いは杖に接する面のうち、長さ方向全体に連続して、若しくは適宜間隔をあけて、滑り止め片を設けた構造であるが、ストラップに引張力が作用したとき、滑り止め片のうち滑り止めとして全く機能しない部分が存在する課題がある。
本考案は、必要最小限の滑り止め片により、滑り止めが十分機能するようにした、杖用ストラップを提供することを目的とする。
本考案の請求項1に記載の杖用ストラップは、
杖に取付けられたストラップが杖の軸方向に移動しないようにした、杖用ストラップであって、
前記ストラップの長さ方向一端部に、前記杖の外周面に巻き付けて取り付けられる環状の取付け部が設けられ、
前記取付け部は、長さ方向に伸縮可能な弾性布からなり、
前記取付け部は、その内周面が前記弾性片の弾性力により前記杖の外周面に密着し、且つ
前記取付け部には、前記ストラップに引張力が作用したとき前記杖の外周面に更に密着する内周面の個所に滑り止め片が設けられたことを特徴とする。
本考案によれば、取付け部を構成する弾性片の弾性力により取付け部の内周面及びこの内周面に設けた滑り止め片が杖の外周面に密着してストラップが杖に取り付けられているので、ストラップが杖の軸方向にずれるおそれがなく、また滑り止め片はストラップに引張力が作用したときに杖の外周面にさらに密着する取付け部の内周面の個所に設けられているので、必要最小限の滑り止め片により、滑り止め効果が十分発揮される。
本考案の杖用ストラップの一実施例を示す、一部省略した側面図である。 図1に示す杖用ストラップの取付け部を展開した部分内面図である。 図1に示す杖用ストラップの取付け部の部分断面図である。 図1に示す杖用ストラップに引張力が作用したときの取付け部の部分断面図である。
図1乃至図4は本考案の杖用ストラップの一実施例を示す。
本実施例の杖用ストラップは、図1に示すように、手首に通すことができる環状のストラップ本体10と、このストラップ本体10の一端部に円形リング11を介して連結された環状の取付け部12とを備え、パイプ状の杖20の上端に設けた取っ手(グリップ、把持部)21の近傍に取り付けられる。
前記ストラップ本体10は布製の紐片から構成される。前記円形リング11は、金属製で、その一方の半円周部に前記ストラップ本体10の一端部が巻き付けて連結され、その他方の半円周部に前記取付け部12の連結部分12aが巻き付けて連結される。前記取付け部12は、この連結部分12aと、前記杖20の外周面に巻き付けた状態で取り付けられる環状部分12bとを有し、長さ方向に伸縮する伸縮バンドなどからなる帯状の弾性片で構成される。前記杖20を前記環状部分12bに通してストラップ本体10を杖20に取り付けると、環状部分12bの内周面は弾性片の弾性力により杖20の外周面に密着した状態となる。
ストラップ(前記ストラップ本体10)に引張力が作用した時(図4の矢印参照)、前記環状部分12bのうち、一方の半円周部分121bが杖20の外周面に更に密着し(圧着し)、他方の半円周部分122bが円弧状から直線状に弾性変形して杖20の外周面から離れる。
前記半円周部分121bの内周面全体には滑り止め片13が設けられる。この滑り止め片13は、例えば図2に示すように粗面加工が施された帯状のゴム片から構成されるが、これに限定されるものではなく、可撓性を有して滑り止め機能があれば使用可能である。
前記半円周部分122bは、ストラップ(前記ストラップ本体10)に引張力が作用していない時には(図3参照)弾性片の弾性力により前記杖20の外周面に密着した状態となり滑り止め効果を発揮するものの、ストラップ(前記ストラップ本体10)に引張力が作用する時には(図4参照)直線状に弾性変形して杖20の外周面から離れるので前記滑り止め片13が設けられていない。
本実施例の杖用ストラップによれば、前記取付け部12を構成する弾性片の弾性力により前記環状部分12b及び前記滑り止め片13が前記杖20の外周面に密着した状態で前記ストラップ本体10が杖20に取り付けられているので、ストラップ(ストラップ本体10)が杖20に対して滑り落ちるおそれがない。また、ストラップ(ストラップ本体10)を介して杖20を壁面などに吊り下げることにより、図4に示すように、ストラップ(前記ストラップ本体10)に引張力が作用した場合であっても、前記滑り止め片13が前記杖の外周面にさらに密着(圧着)するので、杖20の上下方向に移動するおそれがない。さらに、前記滑り止め片13は、ストラップ(前記ストラップ本体10)に引張力が作用したとき、杖20の外周面に更に密着(圧着)する前記半円周部分121bの内周面に設けられ、前記杖20の外周面から離れる前記半円周部分122bには設けられていないので、最小限の滑り止め片13で効果的に滑り止めを行うことが可能となる。
本考案の杖用ストラップは、上記実施例に示したものに限定されるものではない。例えば、滑り止め片13を図2に示すように一枚の帯状シートで構成し、これを半円周部分121bの内周面全体を覆うようにしたが、この代わりに複数の短冊状シートで構成し、これら短冊状シートを半円周部分121bの内周面に長さ方向に沿って適宜間隔をあけて配置するようにしてもよい。
本考案の杖用ストラップはパイプ状に限らず各種タイプの杖に取付けて使用することが出来る。
10 ストラップ本体
11 円形リング
12 取付け部
12a 連結部分
12b 環状部分
121b 半円周部分
122b 半円周部分
13 滑り止め片

Claims (1)

  1. 杖に取付けられたストラップが杖の軸方向に移動しないようにした、杖用ストラップであって、
    前記ストラップの長さ方向一端部に、前記杖の外周面に巻き付けて取り付けられる環状の取付け部が設けられ、
    前記取付け部は、長さ方向に伸縮可能な弾性布からなり、
    前記取付け部は、その内周面が前記弾性片の弾性力により前記杖の外周面に密着し、且つ
    前記取付け部には、前記ストラップに引張力が作用したとき前記杖の外周面に更に密着する内周面の個所に滑り止め片が設けられたことを特徴とする、杖用ストラップ。
JP2019003284U 2019-08-30 2019-08-30 杖用ストラップ Expired - Fee Related JP3223895U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003284U JP3223895U (ja) 2019-08-30 2019-08-30 杖用ストラップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003284U JP3223895U (ja) 2019-08-30 2019-08-30 杖用ストラップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3223895U true JP3223895U (ja) 2019-11-07

Family

ID=68462205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019003284U Expired - Fee Related JP3223895U (ja) 2019-08-30 2019-08-30 杖用ストラップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3223895U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7077793B2 (en) Pull exerciser
US20230320885A1 (en) Self-Donning Powered Orthotic Device
EP1224907A3 (en) Cuff for blood pressure monitor
US20200001135A1 (en) Brace for preventing finger injuries
JP4534583B2 (ja) 血圧計用カフ
JP3223895U (ja) 杖用ストラップ
EP1088512B1 (en) Compression device for living being
JP5800210B1 (ja) 折り畳み式ステッキ
JP4237194B2 (ja) 血圧計用腕帯
JP2009189666A (ja) 折畳み式ステッキの接続装置および折畳み式ステッキ
US20140311303A1 (en) Screwdriver gripping tool
US9662241B1 (en) Penile tension system
EA013766B1 (ru) Вспомогательное приспособление для снятия чулок
JP5541326B2 (ja) 盲人用ガイドヘルパー補助器具
JP3212381U (ja) ズレ止めフック
JP2004105292A (ja) 靴下等の装着補助具
JP3152707U (ja)
JPH1132819A (ja) ステッキ用ストラップ
JP3198116U (ja) 杖の転倒防止用補助具
JP2016101203A (ja) チューブ固定具及び医療用チューブの固定方法
CN210565929U (zh) 一种拉伸弹簧
JP4480462B2 (ja) 工具落下防止具
JP5621984B2 (ja) オイルレベルゲージ
JP3139846U (ja) 靴下用の補助具
CN215423137U (zh) 防滑脱快拆扣结构

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3223895

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees