JP3223416B2 - 加工位置検出装置および自動加工システム - Google Patents

加工位置検出装置および自動加工システム

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JP3223416B2 JP31669495A JP31669495A JP3223416B2 JP 3223416 B2 JP3223416 B2 JP 3223416B2 JP 31669495 A JP31669495 A JP 31669495A JP 31669495 A JP31669495 A JP 31669495A JP 3223416 B2 JP3223416 B2 JP 3223416B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工位置検出装置
および自動加工システムに係り、特に、加工対象物体の
表面にスリット光を照射し、加工物体表面からの反射光
をカメラで撮像して画像処理し、加工位置等を検出する
加工位置検出装置およびそれを応用した自動加工システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】加工位置検出装置のうち、例えば溶接ワ
ーク位置を検出するために、スリット光投光手段と一次
元の撮像手段とを利用する検出装置は、特開昭60−2162
09号,特開昭61−027178号等がある。この検出原理を用
いて開先部のギャップを検出する方法は、特開平5−296
734号,特開平6−042926号等に開示されている。
【0003】また、スリット光投光手段と二次元撮像手
段とを利用する検出装置は、特開昭55−30339号,特開
昭55−50984号,特開昭61−132274号,特開昭61−18680
3号,特開平4−83105号,特開平5−296734号,特開平6
−42926号等がある。この溶接ワーク位置検出結果を用
いて自動溶接する方法/装置には、特開昭61−132274
号,特開昭61−166803号,特開平4−83105号等に記載さ
れているものがある。
【0004】図11は、スリット光投光手段と二次元撮
像手段とを利用し、開先上の溶接位置を検出する原理を
示す斜視図である。図11において、投光手段3とIT
Vカメラ等からなる撮像手段9とは、図示しない取付け
支持部材により溶接トーチ1に一体的に取り付けられて
いる。投光手段3は、溶接部材4,5上の溶接電極2の
先端部のアーク点Aに先行する開先部6に、スリットを
透過した光のように鋭く集光させたレーザ光7を照射す
る。二次元撮像手段9は、開先部6からの反射光Qを撮
像する。ここには図示していない画像処理装置は、溶接
継手の開先部6で得られる光切断画像から、図示した光
切断線像の開先面の折れ曲がり点で作られる線分Q1Q
2,Q2Q3,Q3Q4に対応する線画像を検出し、各線分
の交点等を演算し、最終的に加工位置すなわち溶接すべ
き位置Q3を求める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12は、配管部材W
RおよびWLの突合せ溶接部の概略の断面形状を示す図
である。この突合せ溶接は、配管部材WRおよびWLが
肉厚であるために、開先部を多層盛溶接により接合す
る。その際、品質の良い初層溶接を実現するには、図1
2に示すように、インサートリングIを介在させて配管
部材WRおよびWLを突き合わせ、開先部を構成してい
る。
【0006】この多層盛溶接において、配管部材WRお
よびWLやインサートリングIの加工精度,各部品接合
部の溶接前の仮付け組立精度等により、インサートリン
グIの両側にギャップが発生する場合がある。このよう
な場合でも、所定の溶接品質を確保するには、ギャップ
GRおよびGLの大きさを正確に測定して、さらに、こ
れらギャップの大きさに応じた適正な施工条件で溶接を
実行する必要がある。
【0007】上記従来の溶接位置検出装置では、光切断
像を構成している各線分の折れ曲がり点等を画像処理
し、物体表面の位置や形状等を検出していた。これをギ
ャップの検出に適用した場合、開先部を構成しているイ
ンサートリングIの幅方向中心位置すなわち直上に投光
手段3および撮像手段9の各光軸を正確に一致させない
と、ルートフェースの角部Rcが、インサートリングI
の影の部分に入りまたは投光手段3からの光が当たって
いても撮像手段からはインサートリングIの後ろとなり
見えない部分になって撮像される。したがって、その部
分の開先情報が得られず、ギャップの大きさを正確に測
定できないという問題があった。
【0008】上記問題を解決する手段として、溶接位置
検出装置によりインサートリングIのセンタ位置を検出
し、溶接位置検出装置の投光手段3および撮像手段9の
各光軸がインサートリングIの幅方向中心位置に常に正
確に一致するように溶接位置検出装置の位置を制御し、
ならい溶接することが考えられる。しかし、この方法
は、制御機構および制御アルゴリズムが複雑となり、実
用上問題があった。
【0009】本発明の目的は、インサートリング周辺に
ギャップが発生した場合でもギャップの大きさ,溶接位
置,形状特徴量等の情報を正確に検出できる加工位置検
出装置を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、そのような加工位置
検出装置を応用した自動加工システムを提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、加工物体表面にスリット光を照射する投
光手段と、加工物体からの反射光を受光し加工物体の光
切断画像を出力する二次元撮像手段と、光切断画像を画
像処理して加工位置を検出する手段とを有する加工位置
検出装置において、投光手段が、予想加工位置への垂線
に関して互いに反対側に配置されそれぞれのスリット光
を同一平面内で加工物体表面に照射する複数の投光手段
からなり、二次元撮像手段が、光軸が同一平面となるよ
うに加工方向に直交する方向に垂線に関して任意の距離
だけ離して配置され、かつ、光軸が複数の投光手段の光
軸を含む照射平面に対して所定角度をなす同一平面内で
加工物体からの反射光を受光して光切断画像を出力する
2つの二次元撮像手段からなり、加工位置検出手段が、
2つの二次元撮像手段からの撮像方向の異なる加工物体
表面の光切断画像を画像処理し加工物体のギャップ位置
等の特徴量を検出する画像処理手段を含む加工位置検出
装置を提案するものである。
【0012】前記二次元撮像手段は、光軸が複数の投光
手段の光軸を含む照射平面に対して所定角度をなし、か
つ、2つの撮像手段の光軸間距離を等分する中心軸を含
む平面内にあるように配置した第3の撮像手段を含むこ
ともでき、その場合、加工位置検出手段は、3つの二次
元撮像手段からの撮像方向の異なる加工物体表面の光切
断画像を画像処理し加工物体のギャップ位置等の特徴量
を検出する画像処理手段を含むことになる。
【0013】いずれの場合も、複数の投光手段と2つま
たは3つの撮像手段とを同一ケース内に収納することが
望ましい。
【0014】このように同一ケース内に収納した場合に
は、そのケース内部に冷却水を循環させる冷却経路を備
えることも可能である。
【0015】本発明は、上記他の目的を達成するため
に、前記いずれかの加工位置検出装置と、物体加工手段
と、加工位置検出装置および物体加工手段を加工線に沿
って駆動する手段と、加工位置検出装置からの信号に基
づいて駆動手段および物体加工手段を制御する制御手段
とからなる自動加工システムを提案するものである。
【0016】図1は、本発明による加工位置検出装置の
光学系の構成と位置検出の原理とを示す図である。図1
において、第1投光手段3aの照射光軸S1と第2投光
手段3bの照射光軸S2とは、溶接方向を示す線Rに対
する垂線方向の軸Psからおのおの任意の角度θs1と
θs2だけ傾斜し、しかも、スリット光7aと7bとが
互いに同一照射平面H1内に存在するように配置する。
照射平面H1は、検出対象物体面Hに対してほぼ垂直と
なるように配置する。第1撮像手段9と第2撮像手段1
0とは、おのおのの光軸O1との光軸O2がいずれも照
射光軸S1とS2で作られる照射平面H1に対して所定
角度θoをなし、かつ、両光軸の距離がL1およびL2
となるように配置する。なお、平面H2は、光軸O1と
光軸O2で生成される観測平面であり、中心線Poは、
光軸O1と光軸O2との中心軸線である。照射平面H1
の軸Psと観測平面H2のPoとは、同一平面H3内に
ある。
【0017】このように配置した図1の加工位置検出装
置において、第1投光手段3aは、検出対象物体面Hに
向けてスリット光7aを発し、第2投光手段3bは、検
出対象物体面Hに向けてスリット光7bを発する。第1
撮像手段9と第2撮像手段10とは、検出対象物体Hか
らの光切断線Qを上方から観測し撮像する。
【0018】本発明においては、溶接線Rの近くに位置
するインサートリングの中心から溶接線の直交方向に離
れた開先光切断画像を溶接線に直交する方向で別々に撮
像して画像処理するために、溶接線に直交する方向でイ
ンサートリングの中心位置に対し検出部の中心が正確に
一致していなくても、例えばルートフェース部が影に入
りまたは光が当たっていても撮像手段からはインサート
リングの後ろで見えない部分になって撮像されるような
ことがないので、必要な開先情報が得られる。
【0019】ここで、第1投光手段3aの照射光軸S1
の傾斜角度θs1と第2投光手段bの照射光軸S2の傾
斜角度θs2とが、図1に示す角度よりも大きくなり、
互いの光軸が照射平面H1内で交差しても、ギャップ等
を精度良く検出できる。これを要するに、第1投光手段
3aと第2投光手段3bとが、溶接方向を示す線Rに対
する垂線Psの反対側にあればよい。したがって、本発
明では、第1投光手段3aの照射光軸S1と第2投光手
段3bの照射光軸S2とが、必ずしも溶接線R上のC点
に一致する必要はない。
【0020】また、第1撮像手段9と第2撮像手段10
とが、平面H1と平面H2との交叉線上SでL1および
L2の離れた距離に配置されていれば、各光軸O1およ
びO2が必ずしも平行でなくても、ギャップ等を精度良
く検出できる。したがって、第1撮像手段9の光軸O1
と第2撮像手段10の光軸O2とは、必ずしも平行でな
くともよい。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、図2〜図10を参照して、
本発明による加工位置検出装置の一実施例を説明する。
なお、ここでは本発明を溶接の開先面の検出に適用した
例を中心に説明するが、本願発明は、これに限定され
ず、加工物体上における三次元的な位置の検出に広く適
用できることは、以下の説明から明らかになるであろ
う。
【0022】図2は、本発明による加工位置検出装置の
一実施例のセンサヘッドとその制御系統の構成を示す図
である。図2において、溶接電極2を下側に装着し固定
された溶接トーチ1には、第1投光手段3aおよび第2
投光手段3bと、第1撮像手段9および第2撮像手段1
0とが、一体的に搭載されている。溶接部材4および5
は、開先形状がV型突合せの溶接開先面6を形成し、イ
ンサートリング8を介在させてある。第1撮像手段9
は、干渉フィルタ11とITV等の二次元カメラ13と
からなり、第2撮像手段10は、干渉フィルタ12およ
びITV等の二次元カメラ14とからなる。
【0023】第1投光手段3aの照射光軸と第2投光手
段3bの照射光軸とは、インサートリング8に対する垂
線方向の軸からおのおの任意の角度だけ傾斜させ、しか
もスリット光7aとスリット光7bとが互いに同一照射
平面内に存在するように配置する。照射平面は、検出対
象物体面すなわち溶接部材4および5の上面に対し、ほ
ぼ垂直となるように配置する。第1撮像手段9と第2撮
像手段10とは、おのおのの光軸がいずれも照射光軸で
作られる照射平面に対して所定角度をなし、かつ、両光
軸がインサートリング8の反対側にあるように配置す
る。
【0024】第1投光手段3aと第2投光手段3bと
は、それぞれ、投光手段制御回路17a,17bに制御
されて、溶接部材4,5の開先6の部分にスリット光7
aとスリット光7bとを同一平面となるように重ねて照
射する。第1撮像手段9と第2撮像手段10とは、それ
ぞれ、撮像手段制御回路16a,16bに制御されて、
光切断線Qを開先6の上方から観測し撮像する。撮像手
段制御回路16a,16bは、おのおの、アナログ画像
信号を画像処理装置20に出力する。
【0025】溶接トーチ1と投光手段3a,3bと撮像
手段9,10とは、一体的に固定され、溶接トーチ位置
制御回路19および位置制御機構18により、開先6の
上方を自在に駆動される。
【0026】画像処理装置20は、撮像手段制御回路1
6a,16bから出力されるアナログ画像信号をA/D
変換してデジタル多値画像データを出力する画像入力部
21と、変換された多値画像データを記憶する多値画像
メモリ22a,22bと、多値画像メモリ22a,22
bに記憶された多値画像データから画像中の明るい部分
のみを抽出する2値化処理部23と、得られた2値画像
を記憶する2値画像メモリ24a,24bと、2値画像
メモリ24a,24bに記憶された画像データから画像
処理により例えば溶接すべき開先位置等の画像中の任意
の特徴量を求める演算処理部25と、外部機器制御部2
6と、上記各部を統括制御する主制御部27と、第1撮
像手段の基準点メモリ28と、第2撮像手段の基準点メ
モリ29とからなる。
【0027】図3は、図2の加工位置検出装置の実施例
の溶接位置検出手順のフローチャートである。 ステップS1: 画像処理装置20の画像入力部21
は、撮像手段制御回路16aから得られる第1開先光切
断画像を入力し、多値画像メモリ22に記憶させる。 ステップS2: 画像入力部21は、撮像手段制御回路
16bから得られる第2開先光切断画像を入力し、多値
画像メモリ22aに記憶させる。 ステップS3: 2値化処理部23は、多値画像メモリ
22aに記憶された第1開先画像を2値化して光切断画
像のみを圧縮して抽出し、このデータを2値画像メモリ
24aに記憶させる。 ステップS4: 2値化処理部23は、多値画像メモリ
22bに記憶された第2開先画像を2値化して光切断画
像のみを圧縮して抽出し、このデータを2値画像メモリ
24bに記憶させる。 ステップS5: 演算処理部5は、2値画像メモリ24
aに記憶された光切断画像データを用いて、後述する開
先情報の検出処理を実行する。 ステップS6: 演算処理部5は、2値画像メモリ24
bに記憶された光切断画像データを用いて、後述する開
先情報の検出処理を実行する。
【0028】図4は、ステップS3において第1撮像手
段9により得た光切断画像データを画面データとして模
式的に示す図であり、図5は、ステップS4において第
2撮像手段10により得た光切断画像データを画面デー
タとして模式的に示す図である。これらの図では、図2
の溶接部材4が図4内の右上に位置し、インサートリン
グ8がその下に位置し、図2の溶接部材5が図5内の右
下に位置し、インサートリング8がその上に位置してい
る方向となっている。すなわち、y方向は、溶接部材4
の上面から溶接部材5の上面に沿う方向であり、x方向
は、溶接トーチ1がインサートリング8に向かう方向で
ある。
【0029】図4の光切断画像データの例では、図1に
示したように、第1撮像手段9の光軸を開先中心からL
1だけずらして配置してあるため、溶接部材4および溶
接部材5の溶接開先面6のうちインサートリング8の近
傍を含む溶接部材4からの光切断画像が得られる。した
がって、溶接線に溶接トーチ1をならう条件または溶接
条件を適正制御をするのに重要なインサートリング8の
位置や、インサートリング8と溶接部材4とのギャップ
および目違い等の検出が可能となる。インサート位置
は、インサートリング8表面の反射像L4の始点qR5
と終点qL5との中心位置として検出する。一方、イン
サートリング8と溶接部材4とのギャップおよび目違い
は、それぞれ、ルートフラット表面の反射像LR3の端
点位置qR3と上記qR5の垂直方向yおよび水平方向
xの距離を計算して求められる。
【0030】図5の光切断画像データの例では、図1に
示したように、第2撮像手段10の光軸を開先中心から
L2だけずらして配置しているため、溶接部材4および
溶接部材5の溶接開先面6のうちインサートリング8の
近傍を含む溶接部材5からの光切断画像が得られる。し
たがって、溶接線に溶接トーチ1をならう条件または溶
接条件を適正制御をするのに重要なインサートリング8
の位置や、インサートリング8と溶接部材5とのギャッ
プおよび目違い等の検出が可能となる。インサート位置
は、インサートリング8表面の反射像L4の始点qR5
と終点qL5との中心位置として検出する。一方、イン
サートリング8と溶接部材4とのギャップおよび目違い
は、それぞれ、ルートフラット表面の反射像LL3の端
点位置qL4と上記qL5の垂直方向yおよび水平方向
xの距離を計算して求められる。
【0031】インサートリング8の位置は、図4の光切
断画像データと図5の光切断画像データとにより、2つ
求まることになる。これら2つのインサートリング8の
検出位置からインサートリング8の実際位置を確定する
方法としては、例えば、2つの検出結果の平均値を実際
値とする。しかし、本発明は、この確定方法には限定さ
れない。
【0032】第1撮像手段9および第2撮像手段10の
光軸を開先中心からそれぞれL1およびL2だけずらし
て配置しているため、溶接ワークの位置ずれがL1また
はL2以内であれば、ルートフェース部が影となって撮
像されることがなく、インサートリング8近傍の開先情
報を正確に取得し、ギャップの大きさ等を精度良く測定
できる。
【0033】図4または図5の画面上のインサートリン
グ位置に基づき、溶接ワークの位置ずれを求めることが
できる。この場合は、図2に示したように、第1撮像手
段9および第2撮像手段10の光軸等の画面上での基準
点について、それぞれ独立した値を計測し、第1撮像手
段の基準点メモリ28と第2撮像手段の基準点メモリ2
9メモリとに記憶しておき、必要に応じて参照する。例
えば、溶接ワークの位置ずれを求める際は、画面上で検
出されるインサートリング8の位置から上述した基準点
との差を求めればよい。2つの撮像手段9,10の光軸
O1,O2の位置は、必ずしもO点からL1またはL2
に正確に一致させなくとも検出が可能となり、後述する
センサヘッドの組立・調整が容易になる。
【0034】なお、本実施例では、初層開先にインサー
トリングがある場合を説明したが、初層開先にインサー
トリングがない場合でも、同様に開先情報を測定でき
る。
【0035】図6は、本発明による加工位置検出装置の
他の実施例の構成を示す図である。図6の実施例は、図
2の実施例に干渉フィルタ31および二次元カメラ32
からなる第3の撮像手段33を追加した実施例である。
第3の撮像手段33は、光軸が図1の平面H3内すなわ
ち溶接線上に配置され、投光手段3aと3bとからのス
リット光7aと7bとを開先面に照射した際に得られる
光切断線Qを開先の上方から観測し撮像する。
【0036】第3の撮像手段は、2つの撮像手段9,1
0よりも撮像倍率を小さく設定し、例えば図4の肩部q
R2と図5の肩部qL2とを1つの画面内に撮像して、
広い範囲の開先光切断像を観測できるようにする。ここ
で、初層溶接すなわち第1層目の溶接以降のビードが盛
られた開先での開先情報の一つである開先位置は、両方
の肩の中心位置とする。この場合、図1に示した実施例
では、図3のフローチャートに示したように、2つの撮
像手段9,10からの画像入力とおのおのの光切断画像
データとを用いて検出処理を実行する。これに対して、
第3の撮像手段33を備えた図6の実施例の場合は、第
3の撮像手段33から得た光切断画像データを用いて、
両方の肩中心位置を検出することが可能となる。2つの
撮像手段9,10を用いて撮像し画像処理する場合より
も、第3の撮像手段33から得た光切断画像データを用
いて画像処理した方が、画像入力時間,画像処理時間等
を省略し、画像処理時間を短縮できる。
【0037】図7は、図6の実施例における検出手順を
示すフローチャートである。図7の検出手順は、図3の
検出手順に、ステップS0,S0a,およびステップS
7〜S10までを追加してある。
【0038】ステップS0: 2種類の画像処理番号
1,2のどちらの画像処理を実行するかを外部から入力
する。 ステップS0a:入力処理された処理番号を判定する。
処理番号が1のときは、図3のステップS1からS6の
処理に移る。これに対して、処理番号が2のときは、ス
テップS7,S8,S9の処理に移る。
【0039】ステップ7:第3の開先光切断画像を入力
する。 ステップ8:その光切断画像データを2値化処理により
圧縮し2値画像データを抽出する。 ステップ9:2値画像データから開先情報を検出する。 ステップ10:検出処理が終了したか否かを判定し、検
出処理が終了した時は、溶接位置検出を終了し、そうで
なければ、ステップS0aからの上記処理を繰り返す。
【0040】なお、ステップS10における検出処理の
終了の判定は、総検出回数でもよいし、外部からの検出
終了信号により終了を判定するようにしてもよく、特に
限定しない。
【0041】また、予め設定しておいた処理番号を使用
して、例えば第3撮像手段の画像処理からまず開始する
ようにしてもよいので、ステップS0の処理番号入力処
理は必ずしも必要な手順ではない。
【0042】図7の検出手順によれば、作業者は、検出
すべき開先形状の種類や溶接条件等に応じて、3つの撮
像手段のうち第1撮像手段と第2撮像手段との組合せに
よる開先画像または第3撮像手段のみによる開先画像の
いずれを処理して開先情報を検出するかを選択でき、精
度と画像処理時間とに関する選択の自由度が上がる。
【0043】図8は、図6の実施例における2つの投光
手段および3つの撮像手段を実装したセンサヘッドの構
造を示す断面図であり、図9は、図8のセンサヘッド上
部から見た外観を示す図である。
【0044】第1投光手段3aは、取付け部材36aよ
り、センサケース35に取り付けられ、第2投光手段3
bは、取付け部材36bにより、センサケース35に取
り付けられている。センサケース35には、角度・位置
を調整し固定するための支持体39aおよび39bによ
り、反射ミラー37aおよび37bが取り付けられてい
る。第1投光手段3aから照射されるスリット光は、反
射ミラー37aで反射され、スリット38を通り、光軸
Psと開先面との交点方向に照射される。第2投光手段
3bから照射されるスリット光は、反射ミラー37bで
反射され、スリット38を通り、光軸Psと開先面との
交点方向に照射される。
【0045】投光手段3aおよび3bは、例えば半導体
レーザダイオードと光学レンズとを組み合わせたもので
あり、駆動電流等の電気信号をケーブル44a,44b
を介して、それぞれ導入している。
【0046】第1撮像手段9は、取付け部材40によ
り、センサケース35に取り付けられている。Oリング
42は、第1撮像手段9の周りで、センサケース35内
部と外気とを遮断している。第2撮像手段10は、第1
撮像手段9と同様の取付け部材により、センサケース3
5に取り付けられている。図8には図示していないが、
Oリング42と同様のOリングは、第2撮像手段10の
周りで、センサケース35内部と外気とを遮断してい
る。第3の撮像手段33は、取付け部材41により、セ
ンサケース35に取り付けられている。Oリング43
は、第3の撮像手段33の周りで、センサケース35内
部と外気とを遮断している。
【0047】第1撮像手段9,第2撮像手段10,第3
撮像手段33の前面には、取付け金具41により、透明
窓46が設置されている。
【0048】図9に示すように、センサヘッドは、セン
サケース35および2つのふた60とふた61とにより
外形を規定されている。ふた60とふた61とがセンサ
ケース35に最終的に取り付けられた状態において外気
と通じている個所は、スリット38のみとなる。図8の
矢印47で示した方向からセンサヘッドにエアを注入す
ると、センサヘッドの内圧が少し上昇し、スリット38
からエアが吐き出される。このエアは、溶接中に発生す
るヒューム等がセンサヘッド内部に混入するのを防ぐ。
【0049】センサケース35の端部には、冷却経路4
8a〜48dを形成してある。これらの冷却経路48a
〜48dは、図では明らかではないが、らせん状に接続
されており、配管49aから矢印50で示した方向に高
圧冷却水を注入すると、冷却水は、冷却経路48a,4
8b,48c,48dから、配管49bを通り、センサ
外部に排出される。この循環により、まず冷却経路48
a〜48dに近い部分の温度が下がり、さらに熱伝導に
より、センサケース35全体の温度が下がり、溶接中に
発生するアーク熱等による温度上昇を防止できる。
【0050】図8および図9の実施例では、センサケー
ス35内部に、第1投光手段3a,第2投光手段3b,
第1撮像手段9,第2撮像手段10,第3撮像手段33
を一体的に構成してあるので、各部材の組立時に一度だ
け光学系の調整とキャリブレーションを実行すれば、実
際の使用時の調整は不要となり、使い勝手が良い。
【0051】図10は、本発明の加工位置検出装置を溶
接作業用自動加工システム(ロボットシステム)に応用し
た実施例を示す図である。図10において、溶接部材5
には、レール51が固定され、このレール51上には、
走行台車52が搭載されている。走行台車52に固定さ
れた上下方向駆動制御軸53には、溶接部材4,5の突
き合わせ部の開先6と直交する方向の駆動軸54を介し
て、溶接トーチ1が搭載されている。上下方向駆動軸5
3は、溶接線すなわち溶接部材4と5との突合せ部の開
先6に対して、溶接トーチ1を上下方向に駆動制御す
る。直交方向駆動軸54は、上下方向駆動制御軸53と
結合され、溶接線および上下方向制御軸53に対して直
交方向に駆動制御される。走行台車52には、溶接ワイ
ヤ55も載せられている。加工位置検出装置62は、例
えば図6の実施例の第1投光手段3a,第2投光手段3
b,第1撮像手段9,第2撮像手段10,第3撮像手段
33を内蔵しており、上下方向駆動制御軸53に一体的
に固定されている。
【0052】自動溶接ロボット制御装置57は、加工位
置検出装置62の投光手段の制御回路,二次元カメラの
制御回路,図2の画像処理装置等を内蔵し、走行台車5
2,上下方向駆動軸53,直交方向駆動軸54,溶接電
源56を統括的に制御する制御装置である。
【0053】溶接電源56と溶接トーチ1とは、信号ケ
ーブル58により接続され、自動溶接ロボット制御装置
57と制御対象部材すなわち加工位置検出装置62,走
行台車52等は、信号ケーブル59により接続されてい
る。
【0054】加工位置検出装置62は、溶接トーチ1の
進行方向前方に配置され、溶接部材4および5の突合せ
部の開先6の位置や形状等を検出する。自動溶接ロボッ
ト制御装置57は、その検出データを用いて、溶接トー
チ1の位置をならい制御するとともに、溶接条件を適正
に制御する。
【0055】図10の自動加工ロボットシステムにおい
て、加工位置検出装置62は、上下方向駆動制御軸53
に取り付けてあるが、直交方向駆動制御軸54に取り付
けてもよい。
【0056】また、走行台車52に上下方向駆動制御軸
53を結合し、直交方向駆動制御軸54を結合してある
が、上下方向駆動制御軸53と直交方向駆動制御軸54
との結合順序を交換することも可能である。
【0057】さらに、加工位置検出装置62を溶接トー
チ1の進行方向前方に配置して使用しているが、進行方
向後方に配置して用いることもできる。
【0058】図10の実施例は、本発明による加工位置
検出装置を溶接ワークの開先位置や形状検出に適用した
自動加工ロボットシステムの例であったが、例えばろう
付け作業での加工位置検出,シーリング作業での加工位
置検出,物体の外観検査等の作業にも同様に適用できる
ことは、明らかであろう。
【0059】
【発明の効果】本発明においては、例えば溶接作業の場
合、溶接予定位置への垂線に関して両側から開先光切断
画像を別々に撮像して画像処理するために、インサート
リング中心位置に対して投光手段および/または撮像手
段が正対していなくても、ルートフェース部が影となり
またはインサートリングの後ろとなって撮像されること
がなく、必要にして十分な開先情報が得られる。
【0060】光学系を実装するセンサヘッドの筐体内に
冷却水経路を設けてあるので、溶接作業中に発生するア
ーク熱によるセンサヘッドの温度上昇を防止できる。
【0061】第1,第2投光手段および少なくとも第
1,第2撮像手段をセンサケース内に一括して実装して
あり、組立時に一度光学系を調整しキャリブレーション
を実行すれば、実際の使用時の調整が不要となり、使い
勝手が良い。
【0062】第3の撮像手段も搭載した場合は、所定の
精度が確保される範囲内において、その画像を画像処理
して開先情報を検出すると、画像処理時間が短縮される
場合もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による加工位置検出装置の光学系の構成
と位置検出の原理とを示す図である。
【図2】本発明による加工位置検出装置の一実施例のセ
ンサヘッドと制御系統の構成を示す図である。
【図3】図2の実施例における開先位置検出手順を示す
フローチャートである。
【図4】第1撮像手段により撮像された光切断画像デー
タの一例を模式的に示す図である。
【図5】第2撮像手段により撮像された光切断画像デー
タの一例を模式的に示す図である。
【図6】本発明による加工位置検出装置に他の実施例の
構成を示す図である。
【図7】図6の実施例における開先位置検出手順を示す
フローチャートである。
【図8】図6の実施例のセンサヘッドの具体的構造を示
す断面図である。
【図9】図8のセンサヘッドを上部から見た構造を示す
図である。
【図10】本発明による自動加工システムの概略の構成
を示す図である。
【図11】従来の開先位置検出の原理を示す図である。
【図12】2つの配管部材の突合せ溶接部の断面形状の
一例を示す図である。
【符号の説明】
1 溶接トーチ 2 溶接電極 3a 第1投光手段 3b 第2投光手段 4 溶接部材 5 溶接部材 6 開先 7a スリット光 7b スリット光 8 インサートリング 9 第1撮像手段 10 第2撮像手段 11 干渉フィルタ 12 干渉フィルタ 13 二次元カメラ 14 二次元カメラ 16a 二次元カメラ制御回路 16b 二次元カメラ制御回路 17a 第1投光手段制御回路 17b 第2投光手段制御回路 18 溶接トーチ位置制御機構 19 溶接トーチ位置制御回路 20 画像処理装置 21 画像入力部 22 多値画像メモリ 23 2値画像処理部 24 2値画像メモリ 25 演算処理部 26 外部機器制御部 27 主制御部 28 第1撮像手段基準点メモリ 29 第2撮像手段基準点メモリ 31 干渉フィルタ 32 二次元カメラ 33 第3の撮像手段 35 センサケース 36 取り付け部材 37 ミラー 38 スリット 39 ミラー角度調整部材 40 取り付け部材 41 取り付け部材 42 Oリング 43 Oリング 44 ケーブル 45 取り付け部材 46 透明窓 47 エア注入方向 48 冷却経路 49 配管 50 エア注入方向 51 レール 52 走行台車 53 上下方向駆動制御軸 54 直交方向駆動制御軸 55 溶接ワイヤ 56 溶接電源 57 自動溶接ロボット制御装置 58 ケーブル 59 ケーブル 60 ふた 61 ふた 62 加工位置検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今永 昭慈 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 羽田 光明 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 小林 正宏 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 上原 壮夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 日野 英司 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (56)参考文献 特開 平5−71932(JP,A) 特開 平6−337209(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 B23K 9/127 B23Q 17/00 - 23/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工物体表面にスリット光を照射する投
    光手段と、前記加工物体からの反射光を受光し前記加工
    物体の光切断画像を出力する二次元撮像手段と、前記光
    切断画像を画像処理して加工位置を検出する手段とを有
    する加工位置検出装置において、 前記投光手段が、予想加工位置への垂線に関して互いに
    反対側に配置されそれぞれのスリット光を同一平面内で
    前記加工物体表面に照射する複数の投光手段からなり、 前記二次元撮像手段が、光軸が同一平面となるように加
    工方向に直交する方向に前記垂線に関して任意の距離だ
    け離して配置され、かつ、光軸が前記複数の投光手段の
    光軸を含む照射平面に対して所定角度をなす同一平面内
    で前記加工物体からの反射光を受光して光切断画像を出
    力する2つの二次元撮像手段からなり、 前記加工位置検出手段が、前記2つの二次元撮像手段か
    らの撮像方向の異なる前記加工物体表面の光切断画像を
    画像処理し前記加工物体のギャップ位置等の特徴量を検
    出する画像処理手段を含むことを特徴とする加工位置検
    出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の加工位置検出装置にお
    いて、 前記複数の投光手段と前記2つの撮像手段とを同一ケー
    ス内に収納したことを特徴とする加工位置検出装置。
  3. 【請求項3】 加工物体表面にスリット光を照射する投
    光手段と、前記加工物体からの反射光を受光し前記加工
    物体の光切断画像を出力する二次元撮像手段と、前記光
    切断画像を画像処理して加工位置を検出する手段とを有
    する加工位置検出装置において、 前記投光手段が、予想加工位置への垂線に関して互いに
    反対側に配置されそれぞれのスリット光を同一平面内で
    前記加工物体表面に照射する複数の投光手段からなり、 前記二次元撮像手段が、光軸が同一平面となるように加
    工方向に直交する方向に前記垂線に関して任意の距離だ
    け離して配置され、かつ、光軸が前記複数の投光手段の
    光軸を含む照射平面に対して所定角度をなす同一平面内
    で前記加工物体からの反射光を受光して光切断画像を出
    力する2つの二次元撮像手段と、光軸が前記複数の投光
    手段の光軸を含む照射平面に対し所定角度をなし、か
    つ、前記2つの撮像手段の光軸間距離を等分する中心軸
    を含む平面内にあるように配置した第3の撮像手段とか
    らなり、 前記加工位置検出手段が、前記3つの二次元撮像手段か
    らの撮像方向の異なる前記加工物体表面の光切断画像を
    画像処理し前記加工物体のギャップ位置等の特徴量を検
    出する画像処理手段を含むことを特徴とする加工位置検
    出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の加工位置検出装置にお
    いて、 前記複数の投光手段と前記3つの撮像手段とを同一ケー
    ス内に収納したことを特徴とする加工位置検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または4に記載の加工位置検出
    装置において、 前記ケース内部に冷却水を循環させる冷却経路を備えた
    ことを特徴とする加工位置検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一項に記載
    の加工位置検出装置と、 物体加工手段と、 前記加工位置検出装置および前記物体加工手段を加工線
    に沿って駆動する手段と、 前記加工位置検出装置からの信号に基づいて前記駆動手
    段および前記物体加工手段を制御する制御手段とからな
    る自動加工システム。
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