JP3223145B2 - 有機性廃水の処理方法 - Google Patents
有機性廃水の処理方法Info
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Description
被処理水を活性汚泥により処理する有機性廃水の処理方
法に関し、更に詳しくは、有機性廃水を活性汚泥法で処
理する際に、活性汚泥の少なくとも一部を殺菌及び可溶
化処理することによって、処理液の水質の悪化を生じさ
せることなく、余剰汚泥の減量化を経済的に達成し得る
有機性廃水の処理方法に関する。
の中で、沈殿、凝集、酸化、還元等の物理化学的、生物
学的な作用を受けて分解除去されて浄化される。特に有
機物を含んだ汚濁は、微生物によって生物学的な作用で
浄化され易い。これを利用した有機性廃水の浄化方法と
して、好気性微生物を含んだ活性汚泥により有機性廃水
を処理する活性汚泥法があるが、該方法は、浄化能力が
高く、比較的に処理経費が少なくて済む等の利点がある
ため、これを利用した種々の方法が提案されており、下
水処理や産業廃水処理等において広く一般に使用されて
いる。
H調整や均一化といった前処理を行なった後、有機性廃
水をエアレーションタンク(曝気槽)へと導き、この曝
気槽内で、活性汚泥によりBODで示される廃水中の有
機汚濁成分を分解させて浄化処理している(図3参
照)。この際、分解したBODのうちの50〜70%は
微生物の生活エネルギーとして消費されるが、残りの3
0〜50%は菌体の増殖に使用されるので活性汚泥の量
は次第に増加していく。このため、一般的には、図3に
示したように、曝気槽で処理された廃水を沈澱槽へと導
き、沈殿した活性汚泥の中から有機性廃水の浄化処理に
必要な量だけ返送汚泥として曝気槽内へと戻し、それ以
外の活性汚泥を余剰汚泥として取り除いている。このよ
うに、活性汚泥を利用した有機性廃水の浄化処理では多
量の余剰汚泥が発生するが、この余剰汚泥は、生物難分
解性物質等を含み、粘性が高く取り扱いにくいこと等の
欠点があり、有機性廃水を活性汚泥法によって浄化処理
する場合においては常に余剰汚泥処理が問題となる。
余剰汚泥の処理方法には、余剰汚泥を脱水して水分を分
離し、固形分を焼却するか或いは産業廃棄物として埋め
立て処分等する方法、或いは余剰汚泥を嫌気性消化処理
して、メタンガス、二酸化炭素、水素、硫化水素等に分
解して減量化し、その後に分解されなかった余剰汚泥及
びその他の固形物を脱水により分離し、固形分を焼却す
るか或いは産業廃棄物として処分する方法等がある。更
に、近年では、余剰汚泥の減量化を目的として、余剰汚
泥の一部をオゾンにより処理した後、オゾン処理汚泥を
曝気槽に導入して好気的処理を行う方法が知られている
(特公昭57−19719号、特開平7−88495号
公報等参照)。
処理方法には、下記に述べる様な種々の問題があった。
先ず、余剰汚泥を嫌気性消化処理を行わずに脱水機によ
り濃縮し、焼却或いは産業廃棄物として処分する場合に
は、余剰汚泥量が多いために、処理コストが著しく嵩む
という問題がある。現在の汚泥の処分費は2〜3万円/
m3と高く、更に、この処分費は今後一層高騰する傾向
にある。又、埋め立て処分場の確保の問題や汚泥焼却に
伴うエネルギー消費の増加の問題等、地球規模の環境に
及ぼす影響も看過できない。
の減量化方法においては、エネルギーがメタンガスとし
て回収される等の利点があるものの、消化に要する日数
が20〜40日と長く、余剰汚泥の分解率が60%程度
と低いため、広い敷地面積が要求され、更に未分解余剰
汚泥及びその他の固形物を脱水機により分離し、焼却す
るか或いは産業廃棄物として処分しなければならないた
め、非効率で処理コストが嵩むという問題がある。更
に、上記と同様に、地球環境に及ぼす影響の問題もあ
る。
る方法は、余剰汚泥の容量をかなり減少させることがで
きるが、特別にオゾン発生装置を設ける必要がある。そ
のため、小規模施設には不向きであり、設備費が高い上
に運転費が嵩み処理コストが上昇し、経済性に劣るとい
う実用上の問題がある。
は、活性汚泥法を利用した有機性廃水の処理方法におい
て、最終段階で放流される処理水の水質を悪化させるこ
となく余剰汚泥量を簡便な方法で大幅に減量化させ、最
適には余剰汚泥の発生をなくすことが可能な、簡易且つ
経済的な有機性廃水の処理方法を提供することにある。
発明によって達成される。即ち、本発明は、有機物を含
む被処理水を好気性微生物を含む活性汚泥により浄化処
理する有機性廃水の処理方法において、活性汚泥の少な
くとも一部を抜き出し、この抜き出した活性汚泥を構成
している微生物を、40〜100℃の条件下、活性化さ
れた鉄イオンを触媒として過酸化水素100mg/l当
たり約20〜1000mg/lの量で用い、且つ、汚泥
1g(dry)に対して0.1〜0.001gの量の過
酸化水素によって酸化分解して殺菌及び可溶化処理した
後、処理された汚泥を活性汚泥処理系に再度導入して引
き続き活性汚泥法により被処理水を浄化処理することを
特徴とする有機性廃水の処理方法である。
げて本発明を詳細に説明する。本発明者らは、上記従来
技術の問題点を解決すべく鋭意研究の結果、有機性廃水
を含む被処理水を、好気性微生物を含む活性汚泥法によ
り浄化処理する場合に、活性汚泥の少なくとも一部を抜
き出し、この抜き出した活性汚泥(以下、被処理汚泥と
も呼ぶ)を殺菌及び可溶化処理した後、処理された汚泥
を活性汚泥処理系に再度導入して引き続き活性汚泥法に
より処理すれば、処理水の水質を悪化させることなく、
余剰汚泥の発生を格段に減少させることが出来ることを
知見して本発明に至った。又、特に、殺菌或いは可溶化
の方法として、金属イオンを触媒とした酸化剤による酸
化分解による方法を用いた場合に、簡易な処理によって
顕著な効果が得られることがわかった。
泥の一部を引き抜いて、抜き出した活性汚泥を金属イオ
ンを触媒とした酸化剤による酸化分解による方法で処理
すると、明白ではないが、この方法では、一つには、強
力な酸化剤である・OH(ヒドロキシルラジカル)が発
生するため、該ヒドロキシルラジカルによって活性汚泥
を構成している微生物の細胞壁が分解或いは傷つき、活
性汚泥を構成している微生物が殺菌されると共に一部可
溶化される。この結果、この処理された汚泥を再び曝気
槽中に入れて生物的処理すると、これらの殺菌等された
微生物は、曝気槽内の処理を受けていない正常な微生物
によって捕食され易くなっているので、微生物の生活エ
ネルギーとして消費されてしまう。従って、活性汚泥の
処理能力や余剰汚泥の発生量を加味して、上記した殺菌
及び可溶化処理等を行う活性汚泥(被処理汚泥)の量を
決定すれば、余剰汚泥の発生を100%抑制することも
可能となる。尚、上記では、被処理汚泥を処理する方法
として、金属イオンを触媒とした酸化剤による酸化分解
による方法を例として挙げたが、本発明はこれに限定さ
れず、汚泥を構成している微生物の細胞壁が分解或いは
傷つき、活性汚泥を構成している微生物が殺菌されると
共に一部可溶化されて、被処理汚泥が、正常な微生物に
よって捕食され易い状態となり得るものであればいずれ
の方法でもよい。
いて詳細に説明する。本発明の有機性廃水の処理方法で
は、基本的には、通常の活性汚泥法による処理フローと
ほぼ同様のフローによって有機性廃水の処理が行われ
る。本発明の有機性廃水の処理方法の特徴は、例えば、
図1に示した様に、沈澱槽から沈澱した活性汚泥の少な
くとも一部を抜き出し、この抜き出した活性汚泥を何ら
の前処理をすることなく殺菌及び可溶化処理工程へと導
いて処理し、その後、処理した活性汚泥を再び返送汚泥
と共に活性汚泥槽中に導入して循環処理する。図1に
は、沈澱槽から曝気槽への返送汚泥の一部を被処理汚泥
として取り出す例を示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、沈澱槽を設けない回分式の活
性汚泥法の場合には、活性汚泥を含む被処理水の一部を
曝気槽内から取り出して被処理汚泥としてもよい。上記
したようにすれば、種々の形態がある現状の活性汚泥処
理による有機廃水の処理フローに大きな変更を加えるこ
となく、本発明の有機性廃水の処理方法を簡便に組み入
れることができる。
殺菌及び可溶化処理工程へと導く被処理汚泥の量として
は、対象とする有機性廃水の種類や、殺菌及び可溶化処
理工程における処理条件にもよるが、1日に生成する活
性汚泥量に対して1〜10倍程度とするのが好ましい。
この結果、本発明の処理方法で有機性廃水を処理した場
合には、従来の様な余剰汚泥が発生することが殆どなく
なり、余剰汚泥の抜き出し及びこれに続く煩雑な余剰汚
泥処理が不要になる。加えて、本発明によって処理され
た処理水の水質は、従来一般に行われている活性汚泥法
によって処理された処理水に比べて劣ることなく、処理
水の水質の悪化も生じることはない。
いて、被処理汚泥を殺菌及び可溶化処理する方法の好ま
しい一例である金属イオンを触媒とした酸化剤による酸
化分解、更に好ましくは、反応液を加温した状態での金
属イオンを触媒とした酸化剤による酸化分解処理につい
て詳細に説明する。
公知の化学酸化方法において使用されている酸化剤、例
えば、過酸化水素、過酸化カルシウム、過硫酸アンモニ
ウム、アルキルヒドロペルオキシド、過酸エステル、過
酸化ジアルキル又はジアシル等が使用されるが、コスト
や副生物等の点からみて過酸化水素が最も好ましい。過
酸化水素等の酸化剤の使用量は、特に限定されず処理す
る汚泥の内容によって変化するが、好ましい使用量とし
ては、汚泥1g(dry)に対して0.1〜0.001
gとなる範囲である。
鉄、チタン、セリウム、銅、マンガン、コバルト、バナ
ジウム、クロム、鉛のイオン等が挙げられ、これらの金
属イオンを有すれば、その形態は、金属、金属酸化物、
金属塩及び錯体等いずれのものでもよい。本発明におい
て特に好ましいものは鉄イオンである。鉄イオンには、
従来技術においては第一鉄イオンが使用されたが、本発
明においては第一鉄イオンは勿論、第二鉄イオンも有効
であり、更に鉄屑等の如き金属鉄や鉄イオンをイオン交
換樹脂等で固定した固定鉄イオンも使用することが出来
る。この触媒としての鉄イオンの使用量は、過酸化水素
等の酸化剤100mg/l当たり約20〜1000mg
/lで十分な処理効果を挙げることが出来る。
る酸化分解に使用する反応処理槽を図解的に示したが、
被処理汚泥は、先ず、触媒再生槽に導入される。該触媒
再生槽では、触媒が加えられ、更に、槽内がpH4以下
の酸性に保たれ、且つ40〜100℃程度に加温され
て、触媒として加えた金属等が金属イオンとなって活性
を有するように処理される。次に、この状態の金属イオ
ンを含む被処理汚泥は、反応槽へと導かれ、ここで過酸
化水素等の酸化剤が適宜な濃度となる様に添加されて酸
化処理される。
約2〜3.5に保たれる様に調節して反応を行なうこと
が好ましい。更に、酸化反応は反応液を加温して行うこ
とが好ましい。加温温度としては、好ましくは40℃〜
100℃の範囲、更に好ましくは50℃〜80℃の範囲
である。処理温度が40℃未満である場合には、酸化に
時間がかかり、酸化効率が不十分で且つ過酸化水素等の
酸化剤の利用効率が不十分である。又、100℃を超え
る温度としても、それ以上の処理効果を期待することが
出来ず、更に過酸化水素等の酸化剤の自己分解が大きく
なり、利用効率が低下すると共に、加熱エネルギー消費
が大になるだけで特別の利点はない。被処理汚泥を含む
反応液を加熱する手段としては、水蒸気等の吹込み、工
場における他の温水等による熱交換等、任意の手段を利
用することが出来、反応液が適宜の温度に加温され維持
されれば、加温方法は特に限定されない。
ズ、撹拌機の性能、温度等によって異なるが、例えば、
返送汚泥の一部を抜き出した被処理汚泥(固形分約1重
量%)の量が10m3 で酸化温度が50℃で充分な撹拌
が行われる場合には、約0.5〜3時間の反応温度で充
分であり、被処理汚泥を構成している微生物の殆どが死
滅することが確認された。
た反応液を中和槽へと導入し、水酸化ナトリウム等のア
ルカリを加えて反応液をpH6.5〜7.5にして中和
する。その後、中和した反応液を曝気槽内に導入し、通
常の活性汚泥処理系へと戻されて被処理水と共に活性汚
泥処理がなされる。
る、簡易に被処理汚泥を殺菌及び可溶化処理する他の方
法としては、例えば、超音波発生機による超音波処理が
挙げられる。この場合には、被処理汚泥に、超音波発生
機による超音波を用いて、処理出力0.1〜10kW程
度で、処理時間1〜30分間、処理温度20℃〜100
℃、処理pH3〜10の条件で処理することが好まし
い。
及び可溶化処理を酵素処理によって行ってもよい。この
際に使用される酵素としては、プロテアーゼ、α−アミ
ラーゼ、リパーゼ、グルカナーゼ、セルラーゼ等を使用
し、処理温度10〜100℃、処理pH4〜10の範囲
で行なうことが好ましい。酵素の添加量は、酵素の種類
や処理汚泥の種類によって異なるが、被処理汚泥(固形
分約1重量%)の量が10m3 の場合、酵素の添加量を
約0.001〜1kg程度とすることが好ましい。
の方法としては、例えば、次亜塩素酸ナトリウムの添
加、UV照射処理、光酸化触媒を添加して行うUV照射
処理、或いは機械的な破壊等が挙げられる。又、これら
の方法は単独で用いても勿論よいが、上記で挙げた各種
の処理を組み合わせて用いてもよい。例えば、被処理汚
泥(固形分約1重量%)の量が10m3の場合、0.0
5〜1kgの範囲内で、次亜塩素酸ナトリウムを添加し
て超音波処理したり、酵素を添加して酵素処理を行う共
に超音波処理を行うことも好ましい。
細に説明する。実施例1 図1に示したフローに従って建設した500リットル/
day規模のパイロットプラントを使用して、有機性廃
水を含む被処理水の活性汚泥処理を行った。下記の表1
に被処理水に用いた原水性状を示したが、食品工場から
の有機性廃水を用いた。又、本実施例では、図1に示し
た処理フローの殺菌或いは可溶化処理工程に、金属イオ
ンを触媒とした酸化剤による酸化分解手段を用いた。触
媒としては、鉄触媒を用い、試験開始当初の活性汚泥槽
中に鉄イオンとして100mg/lになるようにFe
(OH)3 を添加した。酸化剤としては過酸化水素を用い
た。又、酸化分解反応槽の反応液の温度は、ヒータによ
って50℃に加温した。
0、BOD負荷量0.6kg/m3、HRT1.7日の
運転条件で活性汚泥処理を行った。その際に、沈澱槽か
ら活性汚泥処理系への返送汚泥ライン中に設けられてい
る、図2に示した様な構造の反応処理槽に、返送汚泥の
一部を導いて熱酸化処理を行った。そして、処理して殺
菌及び可溶化した反応汚泥を活性汚泥処理槽内に再び戻
し、引き続き活性汚泥処理すことを連続的に行った。
略図を示したが、該反応槽では、汚泥を含む反応液中の
過酸化水素の濃度が100mg/lになるように過酸化
水素を添加し、pH3.5に保ちながら、滞留時間を6
0分間として反応させた。反応前後の汚泥の生菌数を測
定したところ、反応前が109 cells/mlであったの
に対し、反応後は、104 cells/mlであり、殆どの
微生物が死滅し、可溶化が進行していることがわかっ
た。反応終了後、汚泥を中和槽内に導き入れ、中和槽内
に水酸化ナトリウムを添加し、pHを7.0に調整して
中和後、活性汚泥槽に再び戻し、活性汚泥処理を引き続
き行った。又、鉄触媒再生槽中のpHを2.5、反応温
度を50℃とし、滞留時間は20分間で運転して鉄のイ
オン化を行った。
入BOD当たりの汚泥生成量を測定して表3に示した
が、余分な活性汚泥の生成が全く見られず、余剰汚泥を
抜き出して除去する必要がなかった。従って、従来の処
理から余剰汚泥の処理工程を省略することが可能である
ことがわかった。又、最終的な処理水の水質は、後述す
る通常の活性汚泥法による処理を行なった比較例1の場
合と比べて、BOD値及びSS値共に遜色なく、放流水
の水質が悪化することもなかった。
外は実施例1と同様にして被処理水の処理を行なった。
この結果、表3に示したように、実施例1と同様に、余
分な活性汚泥の生成が全く見られず、余剰汚泥を抜き出
して除去する必要がなかった。従って、従来の処理から
余剰汚泥の処理工程を省略することが可能であることが
わかった。又、最終的な処理水の水質は、後述する通常
の活性汚泥法による処理を行なった比較例1の場合と比
べて、BOD値及びSS値共に遜色なく、放流水の水質
が悪化することもなかった。
1と同様にして、図3に示した従来のフローに従って活
性汚泥処理試験を行った。得られた処理水の水質及び汚
泥転換率を実施例1と同様に測定し、表2に示した。
泥法を利用した有機性廃水の処理方法において、処理後
に放流する処理水の水質の悪化を生じることなく、余剰
汚泥の量を簡易な方法で且つ大幅に減量化させることが
出来る結果、有機性廃水の浄化処理が経済的になされ
る。
一例である。
応槽の概略図である。
例である。
Claims (2)
- 【請求項1】 有機物を含む被処理水を好気性微生物を
含む活性汚泥により浄化処理する有機性廃水の処理方法
において、活性汚泥の少なくとも一部を抜き出し、この
抜き出した活性汚泥を構成している微生物を、40〜1
00℃の条件下、活性化された鉄イオンを触媒として過
酸化水素100mg/l当たり約20〜1000mg/
lの量で用い、且つ、汚泥1g(dry)に対して0.
1〜0.001gの量の過酸化水素によって酸化分解し
て殺菌及び可溶化処理した後、処理された汚泥を活性汚
泥処理系に再度導入して引き続き活性汚泥法により被処
理水を浄化処理することを特徴とする有機性廃水の処理
方法。 - 【請求項2】 酸化分解を、反応液のpHが2〜3.5
に保たれるようにして行う請求項1に記載の有機性廃水
の処理方法。
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