JP3222500B2 - 双方向高耐圧半導体素子 - Google Patents

双方向高耐圧半導体素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導体分離を用いた双
方向高耐圧半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】電話交換機等には、順逆両方向に電流を
流すことができ、且つ両方向に高耐圧を持つ双方向高耐
圧素子が使われる。
【0003】図11および図12に、従来の双方向高耐
圧素子の1例を示す。図11は電極および配線のレイア
ウトであり、図12(a) は図11のA−A′断面図、同
図(b) は等価回路である。Proceedings of 1988 Int
ernational SymposiumonPower Semiconductor D
evices, p.117に同様の素子が報告されている。101
は多結晶シリコンで形成された支持基板であり、酸化膜
102、103によって周囲から誘電体分離されたn-
型高抵抗シリコン層104,105が素子領域となる。
これらの素子領域のそれぞれにIGBT−Q1 ,Q2 が
形成されていて、2個のIGBT−Q1 ,Q2 が組にな
って1つの双方向高耐圧素子を成す。
【0004】IGBT−Q1 を説明すれば、n- 型高抵
抗シリコン層104の表面にp型ベース層106、p型
ドレイン層107がそれぞれ作られ、p型ベース層10
6の表面にn+ 型ソース層108が形成されている。p
型ベース層106とn+ 型ソース層108の両方にコン
タクトするようにソース電極109が設けられ、p型ド
レイン層107上にはドレイン電極110が形成されて
いる。n+ 型ソース層108とn- 型高抵抗シリコン層
104ではさまれたp型ベース層106の表面部にはゲ
ート酸化膜111を介してゲート電極112が形成され
ている。また、n- 型高抵抗シリコン層104の底部お
よび側面の酸化膜102と接した部分にはn+ 型層11
3が形成されている。
【0005】このIGBT−Q1 は、ソース・ドレイン
間で順逆両方向の高耐圧特性を持つ。電流を流すときに
は、ソース電位を基準としてドレイン電極110に正の
ドレイン電圧を印加し、正のゲート電圧を加える。この
とき、ドレインからソースへ向かう電流が流れる。
【0006】IGBT−Q2 もIGBT−Q1 と同じ構
造を持つ。IGBT−Q2 のドレイン電極114はIG
BT−Q1 のソース電極109と繋がっており、これを
第1の主端子E1 とする。IGBT−Q2 のソース電極
115はIGBT−Q1 のドレイン電極110と繋がっ
ており、これを第2の主端子E2 とする。また、IGB
T−Q1 のゲート電極をまとめて第1の制御端子G1
IGBT−Q2 のゲート電極をまとめて第2の制御端子
2 とする。
【0007】図11の破線領域がそれぞれIGBT−Q
1 およびIGBT−Q2 の素子領域を示す。端子G1
1 の配線、および端子G2 とE2 の配線の交差した部
分は多層構造になっていて、端子G1 ,G2 の配線は通
常多結晶シリコン電極であり、その上に絶縁膜があり、
さらにその上に、端子E1 ,E2 の金属配線が通ってい
る。
【0008】端子E1 の電位を基準にして、端子E2
正の電圧をかけたときには、IGBT−Q2 には通常と
逆方向の電圧がかかるが、逆方向耐圧を持つので電流は
流れない。この状態で端子G1 に正のゲート電圧をかけ
れば、IGBT−Q1 に端子E2 からE1 の向きに電流
が流れる。逆に、端子E1 の電位を基準にして端子E2
に負の電圧をかけたときには、IGBT−Q1 に通常と
逆方向の電圧がかかるが逆方向耐圧を持つので電流は流
ず、この状態で端子G2 に正のゲート電圧をかければ、
IGBT−Q2 に端子E1 からE2 の向きに電流が流れ
る。こうしてこの素子は双方向スイッチとして働く。
【0009】この素子を形成するためには、IGBT−
Q1 とIGBT−Q2 の間に分離領域を必要とする。I
GBTに逆方向耐圧を持たせるためにp型ドレイン層1
07とn+ 型層113の間に設ける距離をa、分離溝の
幅をbとすれば、2つのIGBT−Q1 ,Q2 のp型ド
レイン層間の最短距離cは、2a+b以上の大きさを必
要とする。IGBTのp型ドレイン層とp型ベース層の
配置を逆にした場合でも、この事情は変わらない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の双
方向高耐圧素子では、それを構成する2つの高耐圧素子
の間に分離領域を必要とするため、素子全体の面積が大
きくなってしまうという問題があった。本発明は、この
分離領域を無くして、全体の面積が小さい双方向高耐圧
半導体素子を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る双方向高耐
圧半導体素子は、第1導電型の高抵抗ベース層と、前記
第1導電型の高抵抗ベース層の表面部に形成された第2
導電型ベース層と、前記第2導電型ベース層内の表面部
に形成された第1導電型の第1の主電極領域と、前記第
2導電型ベース層の外側の第1導電型の高抵抗ベース層
の表面部に形成された第2導電型の第2の主電極領域
と、それぞれ具備する二つの横型高耐圧素子であって
前記高抵抗ベース層を一つの誘電体分離された島状半導
体層として共有して形成され、かつ逆並列接続されてい
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明による双方向高耐圧半導体素子は、例え
ばIGBTを用いた場合、第2導電型ベース層の内部に
第1導電型ソース層(第1の主電極領域)、第2導電型
ベース層の外部に第2導電型ドレイン層(第2の主電極
領域)が形成された状態として二つ並べて並列接続す
ると、それらの主電極がE1 ,E2 の2系統に交互に配
置された状態となる。この状態で、E1 ,E2 の間で双
方向の電流を流すことができる。同様の構造で、IGB
Tの代わりにサイリスタを用いることもできる。そして
本発明によれば、従来例のような分離溝を用いないか
ら、素子面積の縮小を図ることができる。
【0013】
【実施例】以下に図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0014】図1および図2は、横型IGBTを用いた
双方向高耐圧半導体素子の、電極配線に着目したレイア
ウトとそのA−A′断面図である。単結晶または多結晶
シリコンの支持基板1の上に酸化膜2によって周囲を誘
電体分離された島状のn- 型高抵抗シリコン層3が形成
されている。この島状シリコン層3を共通のn型ベース
層として、ここに二つの横型IGBT−Q1 ,Q2 が形
成されている。
【0015】n- 型高抵抗シリコン層3の表面には2つ
のp型ベース層4,5と、それぞれのp型ベース層4,
5の外側に4つのp型ドレイン層6,7,8,9が形成
され、これらが図2に示すように並んでいる。p型ベー
ス層4の表面にはn+ 型ソース層10,11が、p型ベ
ース層5の表面にはn+ 型ソース層12,13がそれぞ
れ形成されている。平面的にはn+ 型ソース層10と1
1は1つのドーナツ形に繋がっており、n+ 型ソース層
12と13も同様に繋がっている。
【0016】p型ベース層4とn+ 型ソース層10,1
1にまたがって一方のIGBT−Q1 のソース電極14
が、p型ベース層5とn+ 型ソース層12,13にまた
がって他方のIGBT−Q2のソース電極15が設けら
れている。p型ドレイン層6,7,8,9にはそれぞれ
にドレイン電極16,17,18,19が設けられてい
る。
【0017】n- 型高抵抗シリコン層3とn+ 型ソース
層10に挟まれたp型ベース層4の表面部には、ゲート
酸化膜20を介してゲート電極21が形成され、n+
ソース層11,12,13に対しても同様にそれぞれゲ
ート電極22,23,24が形成されている。平面的に
は、ゲート電極21と22,23と24はそれぞれドー
ナツ形に繋がっている。
【0018】n- 型高抵抗シリコン層3の周囲には酸化
膜2との界面にn+ 型層25が形成されている。ソース
電極14,15およびドレイン電極16,17,18,
19は1つ置きに2つの系統に分けて接続されている。
即ち、ソース電極14とドレイン電極18,19を繋い
で配線してあり、また、ソース電極15とドレイン電極
16,17を繋いで配線してある。前者を端子E1 の系
統、後者を端子E2 の系統と呼ぶことにする。また、ゲ
ート電極21,22をまとめてゲート端子G1、ゲート
電極23,24をまとめてゲート端子G2 としている。
【0019】これらの電極の配置を平面的に見ると、図
1のように、端子E1 とG1 の配線,端子E2 とG2
配線は交差している。この部分は多層構造になってい
て、電極と電極の間には絶縁膜が設けられている。図1
の平面図における破線の長方形は、分離用酸化膜2で囲
まれた素子領域を表している。
【0020】この素子において、端子E1 を基準として
端子E2に正の電圧をかけると、p型ベース層4、p型
ドレイン層8および9の周りに空乏層が拡がり、高耐圧
特性を示す。この状態で端子G1 に正のゲート電圧をか
けると、ゲート電極21,22の下のp型ベース層4表
面にnチャネルができて、n+ 型ソース層10,11か
らそれぞれp型ドレイン層6,7に向かって電子電流が
流れ、逆にp型ドレイン層6,7からp型ベース層4へ
正孔電流が流れる。こうして、端子E2 からE1 へ向か
う電流が流れる。
【0021】端子E2 を基準として端子E1 に正の電圧
をかけた場合は、p型ベース層5、p型ドレイン層6お
よび7の周りに空乏層が拡がり、高耐圧特性を示す。こ
の状態で端子G2 に正のゲート電圧をかけると、今度は
端子E1 からE2 へ向かう電流が流れる。
【0022】以上のようにこの素子は、端子E1 とE2
の間で両方向の耐圧を持ち、両方向の電流を制御するこ
とができる。したがって、1個の素子領域で双方向高耐
圧素子が構成され、従来例のような分離溝を必要としな
い。この素子においては、図2に示すp型ドレイン層7
と8の間の距離dが、図12に示す従来例における2つ
のIGBTのp型ドレイン層間の距離cに対応する。n
- 型高抵抗シリコン層の不純物濃度や耐圧が同じであれ
ば、距離dは図13の例における距離aと同じで良く、
従ってdはcよりも少なくともa+bだけ短くすること
ができ、この分の面積縮小が可能である。
【0023】この素子において、p型ベース層やn+
ソース層、p型ドレイン層をもっと数多く設けても良
い。そうすることにより、より大きな電流を流すことが
可能になる。また、n+ 型ソース層10と11、ゲート
電極21と22は必ずしもドーナツ形に繋がっていなく
ても良い。
【0024】また、p型ベース層とn+ 型ソース層にま
たがったソース電極の代わりにn+ 型ソース層だけにエ
ミッタ電極を取り、MOSゲート電極の代わりにp型ベ
ース層表面に直接ゲート電極を取れば、二つの横型サイ
リスタを一体化した双方向素子とすることができる。
【0025】図3は、図1,図2の実施例の素子の周囲
の横方向分離をトレンチによって行ったものである。上
下方向の分離は例えば、酸化膜2を介してのシリコンウ
ェーハ直接接着によって行われている。横方向分離は垂
直側壁のトレンチの代わりにV字状分離溝を用いても良
い。n- 型高抵抗シリコン層3の厚さが薄い場合には、
素子表面から酸化膜2にまで達するLOCOS酸化膜で
素子間分離を行うこともできる。
【0026】図4は、図1,図2の実施例を基本にし
て、耐圧を上げるためにSIPOSなどの高抵抗体膜2
6を設けた実施例の一部を示している。この実施例の高
抵抗体膜以外の部分の構造は図1,図2の実施例と同じ
である。図5は、この実施例での高抵抗体膜26の平面
パターンである。図示のように、p型ベース層4やp型
ドレイン層6,7,n+ 型層25の間を繋いで高抵抗体
膜26が配設されている。図5の平面図は高抵抗体膜2
6とp型ベース層、p型ドレイン層、n+ 型層25の位
置関係を示したもので、n+ 型ソース層や電極は省略し
てある。この様に高抵抗体膜26を設けることにより、
素子表面の低抵抗領域間の電位分布が滑らかになり、ま
た、配線の電位の影響をシールドすることができるの
で、耐圧がより高くなる。参考までに、端子端子E1
2 間に電圧をかけたときの素子表面の等電位線図を、
図6に示している。これは、図5の平面図の中で、破線
で囲んだ部分についての等電位線図である。
【0027】n+ 型層25の形を変えて、高抵抗体膜2
6の幅が一定になるようにすることもできる。図7はそ
のようにした例の平面図である。やはりn+ 型ソース層
や電極は省略してある。しかしこの例よりも、図5のよ
うにn+ 型層25の縁の形を滑らかにしてある方が耐圧
が高い。その理由は、図5の場合の等電位線図である図
6と、図7の場合の等電位線図である図8を比較すれば
明らかである。図8では、矢印で示した部分で等電位線
が鋭く曲り、電界が強くなっている。これに対して図6
の等電位線図にはそのような部分がない。
【0028】図9および図10は、別の実施例の横型I
GBTを用いた双方向高耐圧素子である。n- 型高抵抗
シリコン層3の表面にp型ベース層27,28,29,
30およびp型ドレイン層31が、この順に並んで形成
されている。p型ベース層27,28,29,30の表
面にはそれぞれ、n+ 型ソース層32,33,34,3
5が同じ側に片寄って形成されている。p型ベース層2
7,28,29,30上にはそれぞれ電極36,37,
38,39がn+ 型ソース層32,33,34,35に
もまたがって設けられている。p型ドレイン層31には
ドレイン電極40が設けられている。
【0029】n- 型高抵抗シリコン層3とn+ 型ソース
層32に挟まれたp型ベース層27の表面部にはゲート
酸化膜41を介してゲート電極42が形成され、n+
ソース層33,34,35に対しても同様にそれぞれゲ
ート電極43,44,45が形成されている。
【0030】電極36,38,40は共通接続されて、
この系統を端子E1系統とし、電極37と39が共通接
続されてこの系統を端子E2 系統としている。ゲート電
極42と44、ゲート電極43と45も繋がっていて、
これらをそれぞれゲート端子G1 ,G2 とする。
【0031】図9の破線はやはり一つの素子領域を表し
ている。平面図で見ると、端子E1とG1 の配線、端子
2 とG2 の配線は交差しているが、図1,図2の実施
例と同様にこの部分は多層構造になっていて、電極と電
極の間には絶縁膜が設けられている。
【0032】この素子において、端子E1 を基準として
2 に正の電圧をかけると、p型ベース層27,29お
よびp型ドレイン層31の周りに空乏層が拡がり、高耐
圧特性を示す。この状態でG1 に正のゲート電圧をかけ
ると、ゲート電極42,44の下のp型ベース層27と
29の表面にnチャネルができる。そしてp型ベース層
28と30はそれぞれn+ 型ソース層32,34に対し
てドレインとして働き、n+ 型ソース層32,34から
それぞれp型ベース層28,30に向かって電子が、p
型ベース層28,30からp型ベース層27,29へ正
孔が流れる。こうして、端子E2 からE1 へ向かう電流
が流れる。
【0033】また、端子E2 を基準としてE1 に正の電
圧をかけた場合は、p型ベース層28,30の周りに空
乏層が拡がり、高耐圧特性を示す。この状態で端子G2
に正のゲート電圧をかけると、p型ベース層29はn+
型ソース層33に対してドレインとして働き、端子E1
からE2 へ向かう電流が流れる。
【0034】以上のように、この素子は、p型ベース層
をそのままドレイン層としても用いる形で双方向高耐圧
素子が構成されている。そしてこの実施例は、図1,図
2の実施例と比べて同等の性能を持ちながら、p型領域
が1つ少ない構造となっており、一層の面積縮小が実現
されている。
【0035】この実施例においても、n+ 型ソース層を
持つp型ベース層の数をふやして大電流化を図ることが
できる。図4の例と同様に高抵抗膜を形成して耐圧を高
めることができる。電極36,37,38,39をn+
型ソース層表面に取りp型ベース層には接しないように
してサイリスタとし、p型ベース層表面に直接ゲート電
極を取るようにしても良い。横方向の素子間分離は、図
3の例と同様にトレンチで行っても良く、V型溝やLO
COS酸化膜で行っても良い。また、これらの変形はそ
れぞれ独立のものであるので、組み合わせる事も可能で
ある。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば分
離溝を含まない1個の誘電体分離された素子領域で双方
向高耐圧素子を構成することができ、素子の面積縮小が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の双方向高耐圧素子を示すレ
イアウト図。
【図2】図1のA−A′断面図。
【図3】上記実施例の素子にトレンチ分離を適用した実
施例の図。
【図4】図1の実施例の素子に高抵抗体膜を設けた実施
例の図。
【図5】図4の高抵抗体膜のレイアウトを示す図。
【図6】図5の高抵抗体膜レイアウトでの等電位線図。
【図7】図4の高抵抗体膜のレイアウトの他の例を示す
図。
【図8】図7の高抵抗体膜レイアウトでの等電位線図。
【図9】他の実施例の双方向高耐圧素子を示すレイアウ
ト図。
【図10】図9のA−A′断面図。
【図11】従来の双方向高耐圧素子のレイアウト図。
【図12】図11のA−A′断面図と等価回路図。
【符号の説明】
1…単結晶または多結晶シリコン基板、 2…分離用酸化膜、 3…n- 型高抵抗シリコン層(高抵抗ベース層)、 4,5…p型ベース層、 6〜9…p型ドレイン層、 10〜13…n+ 型ソース層、 14,15…ソース電極、 16〜19…ドレイン電極、 20…ゲート酸化膜、 21〜24…ゲート電極、 25…n+ 型層、 26…高抵抗体膜、 27〜30…p型ベース層、 31…p型ドレイン層、 32〜35…n+ 型ソース層、 36〜40…電極、 41…ゲート酸化膜、 42〜45…ゲート電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−168646(JP,A) 特開 平2−260442(JP,A) 特開 平2−177454(JP,A) 特開 平1−112764(JP,A) 特開 平4−225573(JP,A) 特開 平1−253278(JP,A) 特開 昭64−57674(JP,A) 特開 昭57−36855(JP,A) 特開 平2−194654(JP,A) 特開 平2−66975(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/747 H01L 21/762 H03K 17/00 - 17/70

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の高抵抗ベース層と、 前記第1導電型の高抵抗ベース層の表面部に形成された
    第2導電型ベース層と、 前記第2導電型ベース層内の表面部に形成された第1導
    電型の第1の主電極領域と、 前記第2導電型ベース層の外側の第1導電型の高抵抗ベ
    ース層の表面部に形成された第2導電型の第2の主電極
    領域と、 それぞれ具備する二つの横型高耐圧素子であって 、 前記高抵抗ベース層を一つの誘電体分離された島状半導
    体層として共有して形成され、かつ逆並列接続されてい
    ることを特徴とする双方向高耐圧半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記高抵抗ベース層と前記第1の主電極領
    域とに挟まれた前記第2導電型ベース層の表面にゲート
    絶縁膜を介してゲート電極が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の双方向高耐圧半導体素子。
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