JP3222289U - 来店促進用顧客カード - Google Patents
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Abstract
【課題】スタンプラリーとポイント券機能とを一つにまとめた来店促進用顧客カードを提供する。【解決手段】ポイントシステムに使用される来店促進用顧客カード1は、スタンプラリーの進捗に応じて提供される第1ポイント表示部6を備えるスタンプ押印欄2と、顧客情報記入欄12と、ポイント対象商品がスタンプ押印期間又は当該期間内の一定の期間内で購入されたとき、顧客に提供されるポイント数をバーコードで表示する第2ポイント表示部10と、を1枚のカード用紙にそれぞれ配置して構成される。第1ポイント表示部6で表示のポイント数は顧客により顧客識別情報が顧客情報記入欄12へ記入されて提出されたとき、第2ポイント表示部10のポイント数はバーコードの読み取りによって、それぞれ顧客に提供される。【選択図】図1
Description
本考案は、小売店への買い物顧客の来店を促進させるための来店促進用顧客カードに関する。
小売業界においては顧客の囲い込みを目的として、自店舗で所定の買い物をした顧客には特典を提供するサービスが広く行われている。その代表的なのが、小売店舗等での商品やサービスの購入代金の額に応じて顧客にポイントを提供し、そのポイントの累計数に応じて商品価格の割引や景品との交換等の特典を供与するものである。
そして、ポイントを提供する具体的な方法としては、顧客が所定の要件を満たした買い物を行うたびに、双六でコマを進めるように複数配列したマス目に逐一スタンプを押印していくスタンプラリーを実施する来店促進用顧客カードが知られている(例えば、特許文献1を参照)。小売店は、このようなスタンプラリーカードを顧客に配布し、スタンプの捺印が特定のマス目に到達するごとに、顧客に所定のポイントを提供する。
一方、このようなスタンプラリーでのポイントの提供とは別に、特定の商品を購入したときに所定のポイントを顧客に提供するサービスもある。このようなサービスは、一般的には小売店とは別の当該商品のメーカー等の第三者が自社商品の拡売を目的として、小売店のポイントシステムを利用して独自に原資を負担して行っている。このポイントサービスでは、顧客はメーカー等が直接発行したポイント券を小売店に持参して、対象商品の購入時にポイント券との引き換えでポイントを獲得するようになっている。
しかしながら、メーカー等は顧客との直接的な接点がないため、ポイント券を発行するには、チラシで配布したり或いは印刷媒体に掲載したりする等の必要があってコストが掛かる。しかも、ポイント券の配布を受けた顧客にとっても、小売店のポイントサービスとの関連性が理解されない虞がある。
本考案は、上記点に鑑みて、スタンプラリーとポイント券機能とを一つにまとめた来店促進用顧客カードを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案による来店促進用顧客カードは、小売店での一回の買い物に応じてポイントが付与されて、ポイント数が所定数まで累積されると特典と交換することができるポイントシステムに使用されるものであって、所定の要件を満たす買い物でスタンプが捺印されていくマス目が複数配列されて、それぞれの前記マス目には前記スタンプの捺印順を表す通し番号が打たれており、複数の所定の前記通し番号が打たれた前記マス目のそれぞれの中には当該マス目に前記スタンプが捺印されていると顧客に提供される前記ポイント数を表示する第1ポイント表示部を備えて、前記第1ポイント表示部は前記通し番号が大きいほど高いポイント数が表示されるスタンプ押印欄と、前記スタンプ押印欄の隣に配置されて前記マス目に前記スタンプが捺印されるスタンプ押印期間を表示しているカレンダーと、顧客が予め付与されている顧客識別情報を記入するための顧客情報記入欄と、予め定められたポイント対象商品が前記スタンプ押印期間又は当該期間内の一定の期間内で購入されたとき、小売店から顧客に提供される前記ポイント数をバーコードで表示する第2ポイント表示部と、を1枚のカード用紙にそれぞれ配置して成り、前記第2ポイント表示部は、前記カード用紙から折り曲げ又は切り取り可能なよう区画線で仕切られて配置されることを特徴としている。
前記第2ポイント表示部は、前記ポイント対象商品の種類に応じて複数設けることができる。
この場合、複数の前記第2ポイント表示部は、それぞれ前記スタンプ押印期間内のそれぞれ異なる期間をポイント提供期間として表示する期間表示部を備えることで、スタンプ押印期間内でのスタンプラリーによる顧客の来店促進と特定商品の拡売との相乗効果
が一層期待できる。
が一層期待できる。
そして、複数の前記第2ポイント表示部をそれぞれ個別に前記切り取り可能な前記区画線で仕切ることで、ポイントの提供が終了した前記第2ポイント表示部を来店促進用顧客カードから取り除くことができる。
前記スタンプ押印欄のある実施形態では、複数行及び複数列で配置されているマス目の行列における4隅の中の一の隅に位置する前記マス目から行又は列に沿って前記通し番号が順次打たれて、一の行又は列の終了により次順位の行又は列の最初の前記マス目から続きの前記通し番号が打たれており、前記スタンプ押印欄の行又は列或いは行と列とで隣接し合う複数の前記マス目を関連付ける囲み枠を備える構成とすれば、顧客が小売店で所定の買い物を行う度に前記通し番号の順番に沿って第1の所定数の前記マス目に前記スタンプが捺印されて、前記囲み枠で囲われた最も若い前記通し番号が打たれた前記マス目に前記スタンプが捺印されると、当該囲み枠で囲われる他の前記マス目が前記スタンプの捺印の順番となったとき、当該マス目への前記スタンプの捺印をスキップするよう使用でき、スタンプラリーにインセンティブを付けることができる。この場合、前記スタンプの捺印がスキップされる前記マス目には、捺印スキップ表示部を設けるとよい。
前記スタンプ押印欄は、複数行及び複数列で配置されているマス目の行列における4隅の中の一の隅に位置する前記マス目から行又は列に沿って順次通し番号が打たれて、一の行又は列の終了により次順位の行又は列の最初の前記マス目から続きの前記通し番号が打たれており、特定の前記通し番号が打たれる前記マス目には捺印スキップ表示部を備え、
また、前記スタンプ押印欄の他の実施形態では、複数行及び複数列で配置されているマス目の行列における4隅の中の一の隅に位置する前記マス目から行又は列に沿って順次通し番号が打たれて、一の行又は列の終了により次順位の行又は列の最初の前記マス目から続きの前記通し番号が打たれており、特定の前記通し番号が打たれる前記マス目には捺印スキップ表示部を備える構成とすれば、顧客が小売店で所定の買い物を行う度に前記通し番号の順番に沿って前記マス目に前記スタンプが捺印されて、前記捺印スキップ表示部を有する前記マス目が前記スタンプの捺印の順番となったとき、当該マス目への前記スタンプの捺印をスキップするよう使用でき、この場合もスタンプラリーにインセンティブを付けることができる。
本考案による来店促進用顧客カードは、スタンプラリーによるスタンプの蒐集結果に応じた第1ポイント表示部が表示するポイントは、顧客情報記入欄に顧客識別情報を記入して提出することで獲得でき、及びポイント対象の特定の商品の購入時には、第2ポイント表示部に表示のポイントはバーコードを読み取ることで獲得できる。よって、形態の異なる2通りのポイント提供を一つのカードで実施することができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本考案による来店促進用顧客カードのカード面の構成図を示す。来店促進用顧客カード1は、ポイントカード会員の顧客によって所持される。ポイントカード会員とは、小売店が顧客サービスの一環で実施しているポイントシステムの会員であり、ポイントカード会員は、店舗で所定の買い物、例えば、一回の精算で300円以上の買い物をするとポイントが付与されて、貯まったポイント数に応じて店舗から景品や割引などの特典が得られるようになっている。
図1は、本考案による来店促進用顧客カードのカード面の構成図を示す。来店促進用顧客カード1は、ポイントカード会員の顧客によって所持される。ポイントカード会員とは、小売店が顧客サービスの一環で実施しているポイントシステムの会員であり、ポイントカード会員は、店舗で所定の買い物、例えば、一回の精算で300円以上の買い物をするとポイントが付与されて、貯まったポイント数に応じて店舗から景品や割引などの特典が得られるようになっている。
図3はポイントシステム20の概略図を示しており、POS端末機11で買い物の精算時に顧客が提示するポイントカード14にバーコードで記録されているポイントカード番号をスキャナー13で読み取ると、POS端末機11はこのポイントカード番号と買い物金額に応じたポイントを店舗内のストアコンピュータ12へ伝送し、ストアコンピュータ12は当該ポイントカード番号に関連する顧客のポイント口座にこのポイント数を加算してポイントの累計を管理する。
このようなポイントシステム20において、顧客来店促進用カード1は、ポイントカード会員に配布されて、所定のスタンプラリー実施期間内において、上記のポイントシステム20を利用して、ポイントカード会員にボーナスポイントを加算するサービスを小売店が実施するのに使用される。
図1の説明に戻って、来店促進用顧客カード1は、複数のマス目3を並べて配置されているスタンプ押印欄2を備える。図示の例では、10行5列の並びで50個のマス目3が配置されているこれらのマス目3には、行列の4隅の中の一の隅のマス目3から行又は列に沿って順次通し番号が打たれている。本例では、図で最上段の行で且つ左端の列のマス目3を「1」に付番して、この行の左から右のマス目3に順次通し番号が打たれて、行の右端に達すると直ぐ下の行の左端のマス目3に続きの通し番号が打たれる関係で、スタンプ押印欄3は50個の全てのマス目3に数字を表示している。各マス目3には、来店促進用顧客カード1を所持する顧客がスタンプラリー実施期間内に所定の要件を満たす買い物を行うたびに、この通し番号に沿ってスタンプ5が順次捺印されていくことでスタンプラリーが進行する。したがって、来店促進用顧客カード1は、スタンプ押印期間表示欄7を備えて、スタンプ押印期間であるスタンプラリーの実施期間日を表示している。この場合、1回の買い物で捺印されるマス目3の数は一つであっても複数であってもよい。一回に捺印されるマス目3の数は一定とは限らず、例えば、買い物金額に応じて、1つであったり或いは2以上であったりしてもよい。尚、本例では、スタンプ押印期間内の特定の日に所定の要件を満たす買い物を行うと、2倍のスタンプ数が捺印されることを表示する表示欄11が設けられている。
そして、スタンプ押印欄3には、行又は列或いは行と列とで隣接し合う複数のマス目3を枠線で囲む囲み枠が設けられる。本例でのスタンプ押印欄3は、6通りの囲み枠4a,4b,4c,4d,4e,4fが設けられている。
囲み枠4aは、行で隣接している通し番号「2」,「3」がそれぞれ打たれた2個のマス目3と、列で隣接している通し番号「13」が打たれたマス目3とを囲っている。囲み枠4bは、行で隣接している通し番号「7」,「8」がそれぞれ打たれた2個のマス目3と、通し番号「8」のマス目3と列で隣接している通し番号「18」が打たれたマス目3と、これに行で隣接している通し番号「19」打たれたマス目3とを囲っている。囲み枠4cは、通し番号「15」が打たれたマス目3と、このマス目3と行で隣接している通し番号「25」,「26」がそれぞれ打たれた2個のマス目3とを囲っている。囲み枠4dは、列で隣接している通し番号「22」,「32」がそれぞれ打たれたマス目3を囲っている。囲み枠4eは、列で隣接している通し番号「34」,「44」がそれぞれ打たれたマス目3を囲っている。そして、囲み枠4fは、列で隣接し合う通し番号「37」,「38」がそれぞれ打たれた2個のマス目3と、行で隣接し合う通し番号「48」が打たれたマス目3とを囲っている。
このような囲み枠で囲われたマス目3はそれぞれが関連付けられて、スタンプラリーを実施する上で一体のマス目3として取り扱うこととしている。したがって、50個のマス目3を通し番号に従って順次進めて行くとき、囲み枠4a,4b,4c,4d,4e,4fで囲われたマス目3の中で最も若い通し番号が打たれた図示では「魚」の絵柄のマークが付されたマス目3に到達すると、次に当該囲み枠で囲われたマス目3に到達したときにはこのマス目3をスキップさせることで、スタンプラリーの進行にインセンティブを付けている。
具体的には、囲み枠4a,4b,4c,4d,4e,4fに囲われたマス目3の中で打たれた通し番号が最も若いマス目3以降のマス目3にはスタンプ押印の省略を表すスキップマークを表示する捺印スキップ表示部19を設けている。よって、スタンプラリーにおいて、スキップマークを表示しているマス目3は既にスタンプ5が捺印されたものと見做す。このスキップマークの図柄は、スタンプ5に疑似させるのが好ましい。図示の例では、捺印スキップ表示部19はスタンプ5と同じ印影の「済」の文字を円で囲った図柄のスキップマークを表示している。
そして、特定の配列順位に配置されているマス目3、図示の例では、各行での最終のマス目3の枠は他のマス目3より大きい区画として、その中には第1ポイント表示部6をそれぞれ設けている。各第1ポイント表示部6には、スタンプ5が捺印されていき当該マス目3に到達したとき、小売店から顧客に提供されるポイント数が表示されている。ポイント数は、通し番号が大きいマス目3の第1ポイント表示部6ほど高いポイント数を表示している。図での各第1ポイント表示部7は、スタンプラリーで通し番号「10」,「20」,「30」,「40」,「50」の各マス目3に到達したとき、「30P」,「60P」,「90P」,「150P」,「200P」のポイントをそれぞれ獲得できることを表示している。よって、顧客は、スタンプラリーを進行させるにしたがい、高いポイント数を獲得することができる。
スタンプ押印期間が終了すると、第1ポイント表示部6を有するマス目3にスタンプ5の捺印があるとき、顧客は、スタンプ押印期間の終了後のポイント引換期間表示欄8に表示されているポイント引換期間内に、この来店促進用顧客カード1をポイントカード14と共に小売店に提出することでポイントを獲得することができる。来店促進用顧客カード1は、顧客が事前に小売店から付与されている顧客識別情報を記入するための顧客情報記入欄12を備えている。顧客識別情報は、例えば顧客ごとに小売店が付与するポイントカード14に表示されているポイントカード番号である。
顧客が顧客情報記入欄12にポイントカード番号を記入した来店促進用顧客カード1を小売店に提出すると、小売店は、POS端末機11で同時に提示されるポイントカード14からポイントカード番号を読み取り、顧客情報記入欄12に記入されているポイントカード番号との一致を確認し、一致していると、このポイント番号に関連付けてポイントシステム20が管理している顧客のポイント口座に、最新に到達した第1ポイント表示部6を備えるマス目3の当該第1ポイント表示部6に表示されているポイントを加算する。
来店促進用顧客カード1は、ポイント券スタンプ押印期間表示欄7が表示しているスタンプラリーの期間日と、表示欄11が表示しているスタンプ押印期間内でのスタンプ2倍の捺印日と、ポイント引換期間表示欄8に表示されているポイント引換期間日と、スタンプ押印除外日とを、暦で表示するカレンダー16を備える。
加えて、来店促進用顧客カード1は、端部9に「ポイント券」と称する商品の買い上げで提供するポイントをバーコードで表示する第2ポイント表示部10を設けている。このポイントは、小売店とは別の第三者が小売店内の特定の商品の販売促進を目的に、例えば当該商品のメーカーが自社商品の拡売のため小売店のポイントシステムを利用して顧客に提供するものである。第2ポイント表示部10は、顧客が当該商品を購入したときに提供するポイント数がバーコードで表示されていて、小売店がバーコードをPOS端末機11のスキャナー13で読み取ることで、バーコードが示すポイントがポイントシステム20の顧客のポイント口座に加算される。
したがって、顧客が買い物の精算時にポイントカード14を提示することで、買い物金額に見合うポイントと共に、スタンプ押印期間内であればポイント券に表示されている商品を購入したときには第2ポイント表示部10を提示することで、顧客はバーコードが示すポイント、本例では60ポイントを併せて獲得することができる。そして、このときの買い物が所定の要件を満たす買い物であるときにはスタンプ押印欄2にはスタンプ5が捺印されることになる。
第2ポイント表示部10による顧客へのポイントの提供は、スタンプ押印期間又はその期間内の一定期間内での買い物の精算時に顧客が対象商品を購入したことを確認できたときポイントが提供される。これに対して、スタンプラリーによるポイントはスタンプ押印期間内でのスタンプラリーの結果に応じて提供されるため、顧客が来店促進用顧客カード1を提示する時期は不定である。したがって、ポイント券9はカード用紙から折り曲げ又は切り取り可能であることを示す区画線18で仕切ることで両者を区別している。特に、この区画線18で切り取るようにすれば、小売店はスキャナー13でバーコードを読み取ったポイント券9を回収することができる。
そして、図示の来店促進用顧客カード1は、3種類の商品が対象となっており、各商品に応じた3通りの第2ポイント表示部10が設けられて、それぞれが区画線18aで区画されている。図2は、来店促進用顧客カード1を区画線18で図4に示すように折り曲げたとき、第2ポイント表示部10が配置されている端部9の裏面を示しており、区画線18で切り取ってポイント券9を来店促進用顧客カード1から分離し、或いは区画線18で折り曲げたままでバーコードが読み取られた第2ポイント表示部10を区画線18aで切り離すこともできる。第2ポイント表示部10は、小売店がスキャナー13でバーコードを読み取ると、処理済みのチェックを入れる処理欄15が設けられている。
3通りの第2ポイント表示部10は、それぞれスタンプ押印期間内のそれぞれ異なる期間をポイント提供期間として表示する期間表示部35を端部9の裏面に備える。したがって、各第2ポイント表示部10の期間表示部35に表示されている期間内にバーコードがスキャナー13で読み取られたとき、そのバーコードが示すポイント数がポイントシステム20の顧客のポイント口座に加算されることになる。
このように、本考案に係る顧客来店促進用カード1は、バーコードでポイントを表示する第2ポイント表示部10を設けることで、スタンプラリーによるポイント提供と、特定の商品の購入によるポイント提供との両方を統合して実施できるカードとなっている。よって、両方のポイント提供のイベントが一つの来店促進用顧客カードで効率的に実施できる。
図5は、本考案の他の実施形態による来店促進用顧客カード21のカードの構成図を示している。来店促進用顧客カード21もポイントカード会員の顧客によって保持されて、ポイントシステム20で使用されるカードである。
来店促進用顧客カード21のスタンプ押印欄22も10行5列の並びで50個のマス目(丸枠)23が配置されて、最上段の行で且つ左端の列のマス目23を「1」に付番して、この行の左から右のマス目23に順次通し番号が打たれて、行の右端に達すると直ぐ下の行の左端のマス目23に続きの通し番号が打たれる関係で、スタンプ押印欄3は50個の全てのマス目23に数字を表示している。そして、来店促進用顧客カード1のスタンプ押印欄2と同様に、スタンプラリー実施期間内に所定の要件を満たす買い物が行われると、この通し番号に沿ってスタンプ25が順次捺印されていく。よって、来店促進用顧客カード21もスタンプ押印期間表示欄27を備えて、スタンプ押印期間であるスタンプラリーの期間日を表示している。さらに、スタンプ押印期間内の特定日に所定の要件を満たす買い物を行うと、2倍のスタンプ数が捺印されることを表示する表示欄31も設けている。
また、スタンプ押印欄22のマス目23には飛び飛びに捺印スキップ表示部30が設けられて、スタンプ25の捺印が捺印スキップ表示部30を有するマス目23の順番となったとき、当該マス目23へのスタンプ25の捺印をスキップするよう使用される。図示では捺印スキップ表示部30を有するマス目23は非周期で配置されているが、周期的に配置されてもよい。また、図示するごとく、通し番号「6」,「7」が打たれた連続しているマス目23に捺印スキップ表示部30を設けることもできる。
そして、特定の配列順位に配置されているマス目23、図示の例では、各行での最終のマス目3には第1ポイント表示部26をそれぞれ設けている。各第1ポイント表示部26には、スタンプ25が捺印されていき当該マス目23に到達したとき、小売店から顧客に提供されるポイント数が表示されている。ポイント数は、通し番号が大きいマス目23の第1ポイント表示部6ほど高いポイント数を表示している。図での各第1ポイント表示部7は、スタンプラリーで通し番号「10」,「20」,「30」,「40」,「50」の各マス目23に到達したとき、「50P」,「100P」,「150P」,「200P」,「250P」のポイントをそれぞれ獲得できることを表示している。よって、顧客は、スタンプラリーを進行させるにしたがい、高いポイント数を獲得することができる。
スタンプ押印期間が終了すると、第1ポイント表示部26を有するマス目23にスタンプ25の捺印があるとき、顧客は、スタンプ押印期間の終了後のポイント引換期間表示欄8に表示されているポイント引換期間内に、この来店促進用顧客カード21をポイントカード14と共に小売店に提出することでポイントを獲得することができる。
顧客が顧客情報記入欄36にポイントカード番号を記入した来店促進用顧客カード21を小売店に提出すると、小売店は、POS端末機11でポイントカード14からポイントカード番号を読み取り、顧客情報記入欄36に記入されているポイントカード番号との一致を確認し、一致していると、このポイント番号に関連付けてポイントシステム20が管理しているポイント数に、最新に到達した第1ポイント表示部26を備えるマス目3の当該第1ポイント表示部26に表示されているポイントをポイントシステム20に加算する。
来店促進用顧客カード21はカレンダー32を備えて、図では詳細に示されていないが、カレンダー32は来店促進用顧客カード1のカレンダー16と同様、スタンプ押印期間表示欄7が表示しているスタンプ押印期間の期間日と、表示欄31が表示しているスタンプ押印期間内でのスタンプ2倍の捺印日と、ポイント引換期間表示欄8に表示されているポイント引換期間日と、スタンプ押印除外日と、を表示している。
そして、来店促進用顧客カード21は第2ポイント表示部33を備えるが、スタンプ押印欄22の左側半分とカード用紙の表裏の関係で配置されている。図5は、来店促進用顧客カード21を図4の状態から区画線34で折り曲げて、ポイント券9が現れるようにした状態を示している。尚、来店促進用顧客カード21は、図6で示されている折り曲げ線34aで折り曲げることで三重折りとしたとき、一般的なカードの縦横のサイズにまで折り畳めるように構成されている。
第2ポイント表示部33は、来店促進用顧客カード1の第1ポイント表示部6と同様、小売店とは別の第三者が小売店内の特定の商品の販売促進を目的に、例えば当該商品のメーカーが自社商品の拡売のため小売店のポイントシステムを利用して顧客にポイントを提供するのに使用され、対象商品の買い上げで提供するポイントをバーコードで表示している。顧客が当該商品を購入したときに小売店側がスキャナー13で第2ポイント表示部33のバーコードを読み取ることで、バーコードが示すポイントがポイントシステム20の顧客のポイント口座に加算されることになる。そして、来店促進用顧客カード21も対象商品は3種類としているが、何れの商品もスタンプ押印期間内に亘って購入すればポイントが提供されるので期間表示部37は共通に設けている。
そして、来店促進用顧客カード21においても、顧客が買い物の精算時にポイントカード14を提示することで、買い物金額に見合うポイントと共に、スタンプ押印期間内であれば第2ポイント表示部33に表示されている商品を購入したときには第2ポイント表示部33を提示することで、顧客はバーコードが示すポイントも併せて獲得することができる。そして、このときの買い物が所定の要件を満たす買い物であるときにはスタンプ押印欄22にはスタンプ25が捺印されることになる。
スタンプラリー機能を備える来店促進用顧客カードを企画する一般的なモデルは、小売店の販売促進を支援する販促支援業者と小売店との打ち合わせにより行っており、販促支援業者は企画された来店促進用顧客カードを作成して小売店に提供する。しかし、本考案による来店促進用顧客カードでは、さらに商品のメーカーを加えた3者によって企画されるのが好ましく、具体的には、小売店の担当バイヤーと、メーカーの当該小売店を担当する営業マンと、販促支援業者との3者によって、ポイント対象商品やポイント券導入の費用負担等が決定することで、スタンプラリーによるポイント提供と当該メーカーの商品の購入によるポイント提供との両方を有機的に統合させた来店促進用顧客カードが企画される。このような来店促進用顧客カードをポイントシステムの運営で用いれば、顧客の小売店での商品購入をより促進させることができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本考案の範囲から排除するものではない。
1 来店促進用顧客カード
2 スタンプ押印欄
3 マス目
4a,4b,4c,4d,4e 囲み枠
6 第1ポイント表示部
10 第2ポイント表示部
12 顧客情報記入欄
16 カレンダー
18 区画線
19 捺印スキップ表示部
21 来店促進用顧客カード
22 スタンプ押印欄
23 マス目
26 第1ポイント表示部
30 捺印スキップ表示部
32 カレンダー
33 第2ポイント表示部
34 区画線
36 顧客情報記入欄
2 スタンプ押印欄
3 マス目
4a,4b,4c,4d,4e 囲み枠
6 第1ポイント表示部
10 第2ポイント表示部
12 顧客情報記入欄
16 カレンダー
18 区画線
19 捺印スキップ表示部
21 来店促進用顧客カード
22 スタンプ押印欄
23 マス目
26 第1ポイント表示部
30 捺印スキップ表示部
32 カレンダー
33 第2ポイント表示部
34 区画線
36 顧客情報記入欄
Claims (7)
- 小売店での一回の買い物に応じてポイントが付与されて、ポイント数が所定数まで累積されると特典と交換することができるポイントシステムに使用される来店促進用顧客カードであって、
所定の要件を満たす買い物でスタンプが捺印されていくマス目が複数配列されて、それぞれの前記マス目には前記スタンプの捺印順を表す通し番号が打たれており、複数の所定の前記通し番号が打たれた前記マス目のそれぞれの中には当該マス目に前記スタンプが捺印されていると顧客に提供される前記ポイント数を表示する第1ポイント表示部を備えて、前記第1ポイント表示部は前記通し番号が大きいほど高いポイント数が表示されるスタンプ押印欄と、
前記スタンプ押印欄の隣に配置されて前記マス目に前記スタンプが捺印されるスタンプ押印期間を表示しているカレンダーと、
顧客が予め付与されている顧客識別情報を記入するための顧客情報記入欄と、
予め定められたポイント対象商品が前記スタンプ押印期間又は当該期間内の一定の期間内で購入されたとき、小売店から顧客に提供される前記ポイント数をバーコードで表示する第2ポイント表示部と、
を1枚のカード用紙にそれぞれ配置して成り、
前記第2ポイント表示部は、前記カード用紙から折り曲げ又は切り取り可能なよう区画線で仕切られて配置されることを特徴とする来店促進用顧客カード。 - 前記第2ポイント表示部は、前記ポイント対象商品の種類に応じて複数設けられることを特徴とする請求項1に記載の来店促進用顧客カード。
- 複数の前記第2ポイント表示部は、それぞれ前記スタンプ押印期間内のそれぞれ異なる期間をポイント提供期間として表示する期間表示部を備えることを特徴とする請求項2に記載の来店促進用顧客カード。
- 複数の前記第2ポイント表示部は、それぞれ個別に前記切り取り可能な前記区画線で仕切られていることを特徴とする請求項3に記載の来店促進用顧客カード。
- 前記スタンプ押印欄は、複数行及び複数列で配置されているマス目の行列における4隅の中の一の隅に位置する前記マス目から行又は列に沿って前記通し番号が順次打たれて、一の行又は列の終了により次順位の行又は列の最初の前記マス目から続きの前記通し番号が打たれており、
前記スタンプ押印欄の行又は列或いは行と列とで隣接し合う複数の前記マス目を関連付ける囲み枠を備え、
顧客が小売店で所定の買い物を行う度に前記通し番号の順番に沿って第1の所定数の前記マス目に前記スタンプが捺印されて、前記囲み枠で囲われた最も若い前記通し番号が打たれた前記マス目に前記スタンプが捺印されると、当該囲み枠で囲われる他の前記マス目が前記スタンプの捺印の順番となったとき、当該マス目への前記スタンプの捺印をスキップするよう使用される請求項1乃至4の何れかの項に記載の来店促進用顧客カード。 - 前記スタンプの捺印がスキップされる前記マス目には捺印スキップ表示部を設けた請求項5に記載の来店促進用顧客カード。
- 前記スタンプ押印欄は、複数行及び複数列で配置されているマス目の行列における4隅の中の一の隅に位置する前記マス目から行又は列に沿って順次通し番号が打たれて、一の行又は列の終了により次順位の行又は列の最初の前記マス目から続きの前記通し番号が打たれており、特定の前記通し番号が打たれる前記マス目には捺印スキップ表示部を備え、
顧客が小売店で所定の買い物を行う度に前記通し番号の順番に沿って前記マス目に前記スタンプが捺印されて、前記捺印スキップ表示部を有する前記マス目が前記スタンプの捺印の順番となったとき、当該マス目への前記スタンプの捺印をスキップするよう使用される請求項1乃至4の何れかの項に記載の来店促進用顧客カード。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019001637U JP3222289U (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 来店促進用顧客カード |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7541595B1 (ja) | 2023-03-31 | 2024-08-28 | 進 中谷 | ポイントカード、ポイントカードサービス環境の形成方法、ポイント提供システム法並びにポイントサービスの提供方法 |
-
2019
- 2019-05-10 JP JP2019001637U patent/JP3222289U/ja active Active
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