JP3222079B2 - 中空ファンブレードを成形するための方法及び装置 - Google Patents
中空ファンブレードを成形するための方法及び装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンブレード又
はエアフォイルに関し、特に、樹脂トランスファー成形
法を用いて中空ファンブレードを成形するための方法及
び装置に関する。
はエアフォイルに関し、特に、樹脂トランスファー成形
法を用いて中空ファンブレードを成形するための方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】中空ファンブレードを成形するための一
般的な方法の1つは、樹脂トランスファー成形法即ち樹
脂射出法である。この方法は、膨満された(膨らまされ
た)袋とその周りを囲繞する多数の布ストリップを有す
る金型内へ樹脂を強制的に射出する。射出された樹脂
は、それらの布ストリップを飽和させた後硬化する。次
いで、袋が開口(例えば、一体ファンブレードのネッ
ク)を通して取り出され、成形されたブレードが金型か
ら取り出されて、洗浄及び点検工程へ送られる。
般的な方法の1つは、樹脂トランスファー成形法即ち樹
脂射出法である。この方法は、膨満された(膨らまされ
た)袋とその周りを囲繞する多数の布ストリップを有す
る金型内へ樹脂を強制的に射出する。射出された樹脂
は、それらの布ストリップを飽和させた後硬化する。次
いで、袋が開口(例えば、一体ファンブレードのネッ
ク)を通して取り出され、成形されたブレードが金型か
ら取り出されて、洗浄及び点検工程へ送られる。
【0003】この樹脂射出法に随伴する1つの問題点
は、金型内に捕捉される空気である。樹脂を射出したと
き金型内の空気が完全に排出されないと(即ち、樹脂が
金型内の布内の空気に完全に取って代わらないと)、成
形されたブレードがその内部に気泡を取り込んだまま硬
化されることになり、その結果、ブレードの強度が著し
く損なわれることになる。布層内に捕捉された気泡は、
布内に適正な量の樹脂で「浸潤」されない「ドライ」部
分を形成する原因となる。
は、金型内に捕捉される空気である。樹脂を射出したと
き金型内の空気が完全に排出されないと(即ち、樹脂が
金型内の布内の空気に完全に取って代わらないと)、成
形されたブレードがその内部に気泡を取り込んだまま硬
化されることになり、その結果、ブレードの強度が著し
く損なわれることになる。布層内に捕捉された気泡は、
布内に適正な量の樹脂で「浸潤」されない「ドライ」部
分を形成する原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、樹脂
を金型内により均一に分配するようにした成形方法及び
装置を提供することである。本発明の他の目的は、内部
の圧力袋に空気を圧入しながら、樹脂を射出ポートを通
して移送(トランスファー)させることを可能にする方
法を提供することである。
を金型内により均一に分配するようにした成形方法及び
装置を提供することである。本発明の他の目的は、内部
の圧力袋に空気を圧入しながら、樹脂を射出ポートを通
して移送(トランスファー)させることを可能にする方
法を提供することである。
【0005】本発明の更に他の目的は、優れた品質のい
ろいろな異なる形状の中空ファンブレード(又はファン
ブレードに関連するその他の部品)を成形することがで
きる方法及び装置を提供することである。本発明の他の
目的は、布層内に捕捉された空気を押のけ、樹脂がボイ
ド(気泡によって占められている空隙)を満たし、布層
を適正に飽和させる手段を提供することである。本発明
の更に他の目的は、成形品の不良率を減少させることに
よってファンブレードの成形生産性を改善することであ
る。本発明の更に他の目的は、空気力学的により優れた
形状のブレードを成形する手段を提供することである。
ろいろな異なる形状の中空ファンブレード(又はファン
ブレードに関連するその他の部品)を成形することがで
きる方法及び装置を提供することである。本発明の他の
目的は、布層内に捕捉された空気を押のけ、樹脂がボイ
ド(気泡によって占められている空隙)を満たし、布層
を適正に飽和させる手段を提供することである。本発明
の更に他の目的は、成形品の不良率を減少させることに
よってファンブレードの成形生産性を改善することであ
る。本発明の更に他の目的は、空気力学的により優れた
形状のブレードを成形する手段を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、第1金型と、第1金型に整合し第1金型
に対して分離自在の第2金型とから成る成形装置を提供
する。第1金型第2金型とが閉じ合わされと、それらの
間に凹状成形部が画定されるように構成される。前記成
形部から離隔したところで該成形部に沿って延在する樹
脂通し溝を第1金型又は第2金型又は両方に形成する。
第1金型と第2金型とが閉じ合わされたとき、それらの
間に狭い間隙が形成されるように、該間隙が、外側の前
記樹脂通し溝と内側の前記成形部との間を結ぶ通路とな
るように構成する。
決するために、第1金型と、第1金型に整合し第1金型
に対して分離自在の第2金型とから成る成形装置を提供
する。第1金型第2金型とが閉じ合わされと、それらの
間に凹状成形部が画定されるように構成される。前記成
形部から離隔したところで該成形部に沿って延在する樹
脂通し溝を第1金型又は第2金型又は両方に形成する。
第1金型と第2金型とが閉じ合わされたとき、それらの
間に狭い間隙が形成されるように、該間隙が、外側の前
記樹脂通し溝と内側の前記成形部との間を結ぶ通路とな
るように構成する。
【0007】樹脂は、樹脂射出手段を通して直接前記成
形部内にではなく、前記樹脂通し溝内へ強制的に射出さ
れる。射出された樹脂は、最初に樹脂通し溝に沿って移
動することによって最小流れ抵抗の経路をとり、樹脂通
し溝から前記狭い間隙を通って第1及び第2金型の成形
部へ圧入される。樹脂が前記成形部内の布ストリップ内
へ射出されるにつれて、布ストリップ内に捕捉されてい
る空気を逃がすための(通気のための)ベント(通気
管)を成形部に接続する。このベントは、樹脂通し溝か
ら離隔したところに配置され、金型内の布ストリップが
樹脂で満たされた後樹脂を排出させるように構成され
る。樹脂が成形部から漏出するのを防止するために成形
部及び樹脂通し溝を密封するためのシール手段を第1金
型と第2金型の間に設ける。
形部内にではなく、前記樹脂通し溝内へ強制的に射出さ
れる。射出された樹脂は、最初に樹脂通し溝に沿って移
動することによって最小流れ抵抗の経路をとり、樹脂通
し溝から前記狭い間隙を通って第1及び第2金型の成形
部へ圧入される。樹脂が前記成形部内の布ストリップ内
へ射出されるにつれて、布ストリップ内に捕捉されてい
る空気を逃がすための(通気のための)ベント(通気
管)を成形部に接続する。このベントは、樹脂通し溝か
ら離隔したところに配置され、金型内の布ストリップが
樹脂で満たされた後樹脂を排出させるように構成され
る。樹脂が成形部から漏出するのを防止するために成形
部及び樹脂通し溝を密封するためのシール手段を第1金
型と第2金型の間に設ける。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明による
成形装置10の上からみた平面図が示されている。成形
装置10は、上側金型12と、それと整合する下側金型
14から成り、各金型12,14は、互いに整合する凹
状成形部16を有している。典型的な例では、この凹状
成形部16内に膨満自在の圧力袋18を装填し、袋18
を多数の布ストリップ(以下、単に「布」とも称する)
20によって覆う。袋18は、使い捨てとすることがで
きる。一般に、これらの布ストリップ20は、ガラス繊
維製とするが、他の材料で形成されたものであってもよ
い。
成形装置10の上からみた平面図が示されている。成形
装置10は、上側金型12と、それと整合する下側金型
14から成り、各金型12,14は、互いに整合する凹
状成形部16を有している。典型的な例では、この凹状
成形部16内に膨満自在の圧力袋18を装填し、袋18
を多数の布ストリップ(以下、単に「布」とも称する)
20によって覆う。袋18は、使い捨てとすることがで
きる。一般に、これらの布ストリップ20は、ガラス繊
維製とするが、他の材料で形成されたものであってもよ
い。
【0009】凹状成形部16の両側に沿って樹脂通し溝
22が延設されている。この実施例では、樹脂通し溝2
2は、下側金型14に形成されたものとして示されてい
るが、上側金型12に形成してもよく、あるいは必要な
らば、両方の金型に形成してもよい。樹脂通し溝22
は、通常、凹状成形部16の全周ではないにしても、全
周の大部分を取り巻くようにする。樹脂通し溝22は、
射出された樹脂24がそれに沿って自由に移動すること
ができる限り、任意のサイズ又は形状とすることができ
る。樹脂24は、図示の例では、1つの射出ポート26
を通して樹脂通し溝22内へ射出されるようになされて
いるが、所望ならば、反対側の樹脂通し溝22に対して
も同様な射出ポート26を設けることができる。いずれ
にしても、樹脂24は、従来そうであったように凹状成
形部16内へ直接射出されるのではなく、溝22内へ射
出され、溝22を通して移送された後、上側金型12と
下側金型14の間に存在する狭い間隙を通して成形部1
6内の布20内へ圧入される。
22が延設されている。この実施例では、樹脂通し溝2
2は、下側金型14に形成されたものとして示されてい
るが、上側金型12に形成してもよく、あるいは必要な
らば、両方の金型に形成してもよい。樹脂通し溝22
は、通常、凹状成形部16の全周ではないにしても、全
周の大部分を取り巻くようにする。樹脂通し溝22は、
射出された樹脂24がそれに沿って自由に移動すること
ができる限り、任意のサイズ又は形状とすることができ
る。樹脂24は、図示の例では、1つの射出ポート26
を通して樹脂通し溝22内へ射出されるようになされて
いるが、所望ならば、反対側の樹脂通し溝22に対して
も同様な射出ポート26を設けることができる。いずれ
にしても、樹脂24は、従来そうであったように凹状成
形部16内へ直接射出されるのではなく、溝22内へ射
出され、溝22を通して移送された後、上側金型12と
下側金型14の間に存在する狭い間隙を通して成形部1
6内の布20内へ圧入される。
【0010】成形装置10のネック部28に、2つの対
向して離隔した樹脂通し溝22を連絡するための樹脂渡
し溝30が設けられている。図2及び4に示されるよう
に、この樹脂渡し溝30は、上側金型12に形成されて
いるが、所望ならば、成形装置10の簡単な設計変更で
下側金型14に形成してもよい。基本的に、樹脂渡し溝
30は、対向して離隔した樹脂通し溝22を、空気導入
管32を跨いで連絡するための手段を構成する。その態
様は、図1及び4に矢印33で示されている。
向して離隔した樹脂通し溝22を連絡するための樹脂渡
し溝30が設けられている。図2及び4に示されるよう
に、この樹脂渡し溝30は、上側金型12に形成されて
いるが、所望ならば、成形装置10の簡単な設計変更で
下側金型14に形成してもよい。基本的に、樹脂渡し溝
30は、対向して離隔した樹脂通し溝22を、空気導入
管32を跨いで連絡するための手段を構成する。その態
様は、図1及び4に矢印33で示されている。
【0011】図1〜3を参照して説明すると、ネック部
28の空気導入管32は、圧力袋18の内部に直接接続
しており、空気導入管32が圧力(空気)源(図示せ
ず)に接続されると、圧力袋18が加圧される(空気圧
で膨満される)。空気導入管32は、ネック部28に形
成された溝36内に嵌合する弾性シール(密封)ストリ
ップ34によって囲包されている。弾性シールストリッ
プ34は、溝36から僅かに上方に突出しており、上側
金型12と下側金型14とが密封状態に閉止されたと
き、シールストリップ34が圧縮されて溝36に密着せ
しめられ、それによって、樹脂24が溝36に沿って袋
18内へ漏入したり、ネック部28から漏出したりする
のを防止する。更に、シールストリップ34の両側面に
当接する横断Oリングシール48によって追加の密封を
設定することができる。
28の空気導入管32は、圧力袋18の内部に直接接続
しており、空気導入管32が圧力(空気)源(図示せ
ず)に接続されると、圧力袋18が加圧される(空気圧
で膨満される)。空気導入管32は、ネック部28に形
成された溝36内に嵌合する弾性シール(密封)ストリ
ップ34によって囲包されている。弾性シールストリッ
プ34は、溝36から僅かに上方に突出しており、上側
金型12と下側金型14とが密封状態に閉止されたと
き、シールストリップ34が圧縮されて溝36に密着せ
しめられ、それによって、樹脂24が溝36に沿って袋
18内へ漏入したり、ネック部28から漏出したりする
のを防止する。更に、シールストリップ34の両側面に
当接する横断Oリングシール48によって追加の密封を
設定することができる。
【0012】図5は、射出ポート26の断面図を示す。
射出ポート26は、溝40内に嵌合するエラストマーシ
ール38によって囲包されている。ただし、溝40は、
図に示されるように、成形部16にまでは達しておら
ず、成形部16の手前で樹脂通し溝22のところ又はそ
れを越えたところに終端している。エラストマーシール
38は、弾性シールストリップ34と同様に、溝40か
ら僅かに上方に突出しており、上側金型12と下側金型
14とが密封状態に閉止されたとき、シール38が圧縮
されて溝40に密着せしめられ、それによって、樹脂2
4が溝40を経て成形装置10から漏出するのを防止
し、射出されたすべての樹脂24が樹脂通し溝22内へ
圧入されるようにする。
射出ポート26は、溝40内に嵌合するエラストマーシ
ール38によって囲包されている。ただし、溝40は、
図に示されるように、成形部16にまでは達しておら
ず、成形部16の手前で樹脂通し溝22のところ又はそ
れを越えたところに終端している。エラストマーシール
38は、弾性シールストリップ34と同様に、溝40か
ら僅かに上方に突出しており、上側金型12と下側金型
14とが密封状態に閉止されたとき、シール38が圧縮
されて溝40に密着せしめられ、それによって、樹脂2
4が溝40を経て成形装置10から漏出するのを防止
し、射出されたすべての樹脂24が樹脂通し溝22内へ
圧入されるようにする。
【0013】図6を参照すると、空気や樹脂などの流体
を逃がすためのベント(通気又はガス抜き管)42が示
されている。ベント42は、通常、図1に示されるよう
に、成形されるブレード(又は他の物品)の先端のとこ
ろに配置される。換言すれば、ベント42は、射出され
た樹脂24が最後に到達する部位となるように樹脂通し
溝22から若干離れたところに配置される。従って、樹
脂24が布ストリップ20を飽和させ、布ストリップ2
0内の空気を押しのけて、ベント42に到達するまでに
は、圧力袋18の外部の成形部16の全領域が樹脂24
によって満たされている。従って、ベント42が100
%樹脂24(空気を含まない100%樹脂だけ)を放出
し始めたならば、それは、圧力袋18の外部の成形部1
6の全領域が樹脂24によって満たされたことを意味す
るので、もはやそれ以上の樹脂24を成形装置10へ射
出する必要がない。この状態では、すべての布ストリッ
プ20も、樹脂24によって飽和されている。
を逃がすためのベント(通気又はガス抜き管)42が示
されている。ベント42は、通常、図1に示されるよう
に、成形されるブレード(又は他の物品)の先端のとこ
ろに配置される。換言すれば、ベント42は、射出され
た樹脂24が最後に到達する部位となるように樹脂通し
溝22から若干離れたところに配置される。従って、樹
脂24が布ストリップ20を飽和させ、布ストリップ2
0内の空気を押しのけて、ベント42に到達するまでに
は、圧力袋18の外部の成形部16の全領域が樹脂24
によって満たされている。従って、ベント42が100
%樹脂24(空気を含まない100%樹脂だけ)を放出
し始めたならば、それは、圧力袋18の外部の成形部1
6の全領域が樹脂24によって満たされたことを意味す
るので、もはやそれ以上の樹脂24を成形装置10へ射
出する必要がない。この状態では、すべての布ストリッ
プ20も、樹脂24によって飽和されている。
【0014】100%樹脂24がベント42を通って逃
出し始めるまでは、ベント42は、射出された樹脂24
によって押しのけられた空気を成形装置10から排出す
るための手段を構成する。ベント42も、上側金型12
と下側金型14のどちらか一方又は両方に形成された溝
46内に嵌合する押圧シール44によって囲包されてい
る。押圧シール44は、上側金型12と下側金型14と
が密封状態に閉鎖されると、圧縮され、溝46に密着せ
しめられる。図6に示されるように、ベント42は、成
形部16にまで延長しているので、圧力袋18と金型1
2,14の間の空気はすべてこのベント42を通って逃
出することができる。
出し始めるまでは、ベント42は、射出された樹脂24
によって押しのけられた空気を成形装置10から排出す
るための手段を構成する。ベント42も、上側金型12
と下側金型14のどちらか一方又は両方に形成された溝
46内に嵌合する押圧シール44によって囲包されてい
る。押圧シール44は、上側金型12と下側金型14と
が密封状態に閉鎖されると、圧縮され、溝46に密着せ
しめられる。図6に示されるように、ベント42は、成
形部16にまで延長しているので、圧力袋18と金型1
2,14の間の空気はすべてこのベント42を通って逃
出することができる。
【0015】図1に示されるように、Oリングシール4
8は、樹脂通し溝22及び成形部16を囲繞するために
下側金型14の外周縁の直ぐ内側に延設されている。O
リングシール48は、任意の形状であってよく、上側金
型12に沿っても延在するように構成することもでき
る。Oリングシール48は、上側金型12と下側金型1
4が閉鎖されたとき、シールが設定されるように、それ
ぞれの溝より僅かに突出するように寸法決めされる。た
だし、樹脂通し溝22の近傍では上側金型12と下側金
型14の間に数千分の1インチ程度の間隙50が存在す
る。樹脂24が溝22及び30から成形部16内へ搾り
出されるのは、この間隙50を通してである。
8は、樹脂通し溝22及び成形部16を囲繞するために
下側金型14の外周縁の直ぐ内側に延設されている。O
リングシール48は、任意の形状であってよく、上側金
型12に沿っても延在するように構成することもでき
る。Oリングシール48は、上側金型12と下側金型1
4が閉鎖されたとき、シールが設定されるように、それ
ぞれの溝より僅かに突出するように寸法決めされる。た
だし、樹脂通し溝22の近傍では上側金型12と下側金
型14の間に数千分の1インチ程度の間隙50が存在す
る。樹脂24が溝22及び30から成形部16内へ搾り
出されるのは、この間隙50を通してである。
【0016】樹脂24は成形装置10内へ強制的に射出
されるので、この同じエネルギーが、樹脂24を間隙5
0を通して圧搾し溝22及び30の長手に沿って成形部
16に向けて押出す駆動力となる。ただし、Oリング4
8は、樹脂24が成形装置10から外部へ漏出するのを
防止し、この加圧された樹脂を境界内に封じ込める。こ
の構成の結果として、樹脂24が硬化し、成形装置10
が開放された後、硬化した樹脂24の薄い突出縁を成形
されたブレード又は物品の周縁から削り取る、又は何ら
かの方法で除去する必要がある。
されるので、この同じエネルギーが、樹脂24を間隙5
0を通して圧搾し溝22及び30の長手に沿って成形部
16に向けて押出す駆動力となる。ただし、Oリング4
8は、樹脂24が成形装置10から外部へ漏出するのを
防止し、この加圧された樹脂を境界内に封じ込める。こ
の構成の結果として、樹脂24が硬化し、成形装置10
が開放された後、硬化した樹脂24の薄い突出縁を成形
されたブレード又は物品の周縁から削り取る、又は何ら
かの方法で除去する必要がある。
【0017】Oリング48は、連続したものではなく、
図1及び3に示されるように、弾性シールストリップ3
4を嵌合させるだけの幅の小さな間隙を有している。従
って、弾性シールストリップ34は、圧縮されたとき、
その対応する溝36に密着するだけでなく、Oリング4
8にも密着し、樹脂24の漏出を防止する。
図1及び3に示されるように、弾性シールストリップ3
4を嵌合させるだけの幅の小さな間隙を有している。従
って、弾性シールストリップ34は、圧縮されたとき、
その対応する溝36に密着するだけでなく、Oリング4
8にも密着し、樹脂24の漏出を防止する。
【0018】同様にして、図1及び6に示されるよう
に、Oリング48は、ベント42のところでも、押圧シ
ール44を受容するだけの幅の間隙を有している。従っ
て、押圧シール44は、成形装置が閉鎖されると、Oリ
ング48に対してシールを形成するように圧着される。
このようにOリング48は、実際には連続したものでは
ないが、あたかも、連続したOリングであるかのように
機能する。図5に示されるように、Oリング48は、射
出ポート26及びそれに関連する溝40の下に位置して
おり、Oリング48とエラストマーシール38とは、樹
脂24が成形装置10から逃出するのを防止するように
互いに接触している。
に、Oリング48は、ベント42のところでも、押圧シ
ール44を受容するだけの幅の間隙を有している。従っ
て、押圧シール44は、成形装置が閉鎖されると、Oリ
ング48に対してシールを形成するように圧着される。
このようにOリング48は、実際には連続したものでは
ないが、あたかも、連続したOリングであるかのように
機能する。図5に示されるように、Oリング48は、射
出ポート26及びそれに関連する溝40の下に位置して
おり、Oリング48とエラストマーシール38とは、樹
脂24が成形装置10から逃出するのを防止するように
互いに接触している。
【0019】作動において、成形装置10が開放され、
圧力袋18及び布ストリップ20が成形部16内に装填
される。圧力袋18の端部は、空気導入管32を圧力袋
18に加圧空気を導入することができる位置に装着する
ことができるように図に示されるように成形装置10の
外側に延長させる。上側金型12と下側金型14を閉鎖
すると、成形部16がOリング48でシールされ、成形
装置10内からの漏れが防止される。
圧力袋18及び布ストリップ20が成形部16内に装填
される。圧力袋18の端部は、空気導入管32を圧力袋
18に加圧空気を導入することができる位置に装着する
ことができるように図に示されるように成形装置10の
外側に延長させる。上側金型12と下側金型14を閉鎖
すると、成形部16がOリング48でシールされ、成形
装置10内からの漏れが防止される。
【0020】次いで、樹脂24が樹脂通し溝22内へ強
制的に射出され、押しのけられた空気がベント42を通
して排出される。樹脂24は、最小流れ抵抗の経路をと
り、溝22及び渡し溝30に沿って流れてそれらの溝を
満たした後、狭い間隙50を通って成形部16へ搾り出
される。樹脂24が成形部16に流入し始めると、布ス
トリップ20を飽和させ、圧力袋18と上側及び下側金
型12,14との間の領域を満たす。そうすることによ
って、圧力袋18と上側及び下側金型12,14との間
の領域内の空気がベント42を通して排出され、遂に
は、排出される空気がなくなり、それに代わって100
%樹脂がベント42を通して排出される。この時点で、
それ以上の樹脂の射出が停止され、成形装置10内の樹
脂24を硬化させる。その後、成形装置10が開放さ
れ、成形済みの物品、例えば、エアフォイルが金型から
取り出される。
制的に射出され、押しのけられた空気がベント42を通
して排出される。樹脂24は、最小流れ抵抗の経路をと
り、溝22及び渡し溝30に沿って流れてそれらの溝を
満たした後、狭い間隙50を通って成形部16へ搾り出
される。樹脂24が成形部16に流入し始めると、布ス
トリップ20を飽和させ、圧力袋18と上側及び下側金
型12,14との間の領域を満たす。そうすることによ
って、圧力袋18と上側及び下側金型12,14との間
の領域内の空気がベント42を通して排出され、遂に
は、排出される空気がなくなり、それに代わって100
%樹脂がベント42を通して排出される。この時点で、
それ以上の樹脂の射出が停止され、成形装置10内の樹
脂24を硬化させる。その後、成形装置10が開放さ
れ、成形済みの物品、例えば、エアフォイルが金型から
取り出される。
【0021】叙上のように、本発明は、樹脂トランスフ
ァー成形法を用いて樹脂を金型の成形部の周りにより均
一に分配させるような態様で中空物品を成形するための
方法及び装置を提供する。これは、金型に互いに離隔し
て対向した樹脂通し溝を形成し、樹脂を直接樹脂通し溝
内へ射出することによって達成される。射出された樹脂
は、最小流れ抵抗の経路をとることによって最初に樹脂
通し溝に沿って移動して樹脂通し溝を満たした後、樹脂
通し溝から両金型間の狭い間隙を通って金型の成形部へ
絞り出される。樹脂が金型内の布ストリップ内へ強制的
に射出されるにつれて、布ストリップ内に捕捉されてい
る空気が樹脂によって押しのけられベントを通して逃が
される。このような樹脂の射出と通気(ガス抜き)は、
排出される空気がなくなり、100%樹脂だけが金型か
ら排出される時点まで継続する。この時点で、それ以上
の樹脂の射出が停止され、射出済みの樹脂が硬化され
る。使い捨ての圧力袋は、射出された樹脂によって創生
される成形圧を金型内に均等に分配する働きをする。従
って、この圧力袋は、ボイドのない、高品質のプラスチ
ック積層品を成形することを可能にする。本発明は、樹
脂の漏失を防止するシールを維持するとともに、この圧
力袋に空気を圧入するための手段をも教示している。
ァー成形法を用いて樹脂を金型の成形部の周りにより均
一に分配させるような態様で中空物品を成形するための
方法及び装置を提供する。これは、金型に互いに離隔し
て対向した樹脂通し溝を形成し、樹脂を直接樹脂通し溝
内へ射出することによって達成される。射出された樹脂
は、最小流れ抵抗の経路をとることによって最初に樹脂
通し溝に沿って移動して樹脂通し溝を満たした後、樹脂
通し溝から両金型間の狭い間隙を通って金型の成形部へ
絞り出される。樹脂が金型内の布ストリップ内へ強制的
に射出されるにつれて、布ストリップ内に捕捉されてい
る空気が樹脂によって押しのけられベントを通して逃が
される。このような樹脂の射出と通気(ガス抜き)は、
排出される空気がなくなり、100%樹脂だけが金型か
ら排出される時点まで継続する。この時点で、それ以上
の樹脂の射出が停止され、射出済みの樹脂が硬化され
る。使い捨ての圧力袋は、射出された樹脂によって創生
される成形圧を金型内に均等に分配する働きをする。従
って、この圧力袋は、ボイドのない、高品質のプラスチ
ック積層品を成形することを可能にする。本発明は、樹
脂の漏失を防止するシールを維持するとともに、この圧
力袋に空気を圧入するための手段をも教示している。
【0022】上述した成形装置10は、主として、いろ
いろな形状のエアフォイル又はファンブレードを製造す
るために用いることができるように設計されているが、
この成形装置10の各部は、本発明の方法に従って他の
物品を製造することができるように容易に改変すること
ができること。例えば、圧力袋18を除去すれば、容易
に中実物品を成形することができる。
いろな形状のエアフォイル又はファンブレードを製造す
るために用いることができるように設計されているが、
この成形装置10の各部は、本発明の方法に従って他の
物品を製造することができるように容易に改変すること
ができること。例えば、圧力袋18を除去すれば、容易
に中実物品を成形することができる。
【図1】図1は、本発明の成形装置の上側金型を除去し
て上からみた概略図である。
て上からみた概略図である。
【図2】図2は、図1の成形装置の線2−2に沿ってみ
たネック部の概略断面図である。
たネック部の概略断面図である。
【図3】図3は、図1の成形装置の線3−3に沿ってみ
たネック部の概略断面図である。
たネック部の概略断面図である。
【図4】図4は、図1の成形装置の線4−4に沿ってみ
たネック部の概略断面図である。
たネック部の概略断面図である。
【図5】図5は、図1の成形装置の線5−5に沿ってみ
た樹脂射出部の概略断面図である。
た樹脂射出部の概略断面図である。
【図6】図6は、図1の成形装置の線6−6に沿ってみ
たベントの概略断面図である。
たベントの概略断面図である。
10:成形装置 12:上側金型(第1金型) 14:下側金型(第2金型) 16:凹状成形部 18:圧力袋 20:布ストリップ 22:樹脂通し溝 26:射出ポート 30:樹脂渡し溝 32:空気導入管 34:弾性シールストリップ 38:エラストマーシール 42:ベント 44:押圧シール 48:Oリングシール 50:間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/26 - 45/44 B29C 33/00 - 33/76
Claims (14)
- 【請求項1】 (a) 第1金型と、第1金型に整合し第1
金型に対して分離自在であり、第1金型との間に凹状成
形部を画定する第2金型と、 (b) 前記成形部から離隔したところで該成形部に沿って
少くとも前記第1金型に形成された樹脂通し溝と、 (c) 前記第1金型と第2金型とが閉じ合わされたとき、
該第1金型と第2金型の間に形成され、前記樹脂通し溝
と成形部との間の通路となる間隙と、 (d) 前記樹脂通し溝に連結されており、樹脂を該樹脂通
し溝内へ強制的に射出して該樹脂通し溝に沿って移動さ
せ該樹脂通し溝から前記間隙を通して前記成形部内へ圧
入させるための樹脂射出手段と、 (e) 前記樹脂通し溝から離隔したところで前記成形部に
連結されており、該成形部から流体を逃がすためのベン
トと、 (f) 前記成形部及び前記樹脂通し溝を密封するためのシ
ール手段と、よりなり、前記樹脂通し溝は、前記成形部
の長手方向の両側に沿って延設されていることを特徴と
する細長い成形装置。 - 【請求項2】 前記ベントは、該成形装置の長手方向の
一端のところに配置されていることを特徴とする請求項
1に記載の成形装置。 - 【請求項3】 該成形装置の長手方向の他端に近接した
ところに、前記成形部の長手方向の両側に沿って延設さ
れた前記樹脂通し溝を互いに連絡する樹脂渡し溝が配置
されていることを特徴とする請求項2に記載の成形装
置。 - 【請求項4】 前記成形部内に膨満自在の袋が挿入され
ており、該成形部内で該袋に空気を圧入するための空気
導入管が該袋に接続されていることを特徴とする請求項
3に記載の成形装置。 - 【請求項5】 前記空気導入管は、該成形装置の長手方
向の他端に配置されていることを特徴とする請求項3に
記載の成形装置。 - 【請求項6】 前記樹脂通し溝は、前記第2金型に形成
されていることを特徴とする請求項5に記載の成形装
置。 - 【請求項7】 前記成形部は、エアフォイルの形に形成
されていることを特徴とする請求項6に記載の成形装
置。 - 【請求項8】 (a) 第1金型と、第1金型に整合し第1
金型に対して分離自在であり、第1金型との間に凹状成
形部を画定する第2金型を準備し、 (b) 前記第1金型に、前記成形部から離隔したところで
該成形部に沿って延在する樹脂通し溝を形成し、前記第
1金型を細長い金型として形成し、前記樹脂通し溝を前
記成形部の長手方向の両側に沿って延設し、 (c) 前記第1金型と第2金型とが閉じ合わされたとき、
該第1金型と第2金型の間に前記樹脂通し溝と成形部と
の間の通路となる間隙を形成し、 (d) 樹脂を前記樹脂通し溝内へ強制的に射出して該樹脂
通し溝に沿って移動させ該樹脂通し溝から前記間隙を通
して前記成形部内へ圧入させるための樹脂射出手段を該
樹脂通し溝に連結し、 (e) 前記成形部から流体を逃がすためのベントを前記樹
脂通し溝から離隔したところで該成形部に連結し、 (f) 前記成形部及び前記樹脂通し溝をシール手段によっ
て密封すること、 から成る成形方法。 - 【請求項9】 前記ベントを前記第1金型の長手方向の
一端に近接したところに配置することを特徴とする請求
項8に記載の成形方法。 - 【請求項10】 前記第1金型の長手方向の他端に近接
したところに、前記成形部の長手方向の両側に沿って延
設された前記樹脂通し溝を互いに連絡する樹脂渡し溝を
配置することを特徴とする請求項9に記載の成形方法。 - 【請求項11】 前記成形部内に膨満自在の袋を挿入
し、該成形部内で該袋に空気を圧入するための空気導入
管を該袋に接続することを特徴とする請求項10に記載
の成形方法。 - 【請求項12】 前記空気導入管を前記第1金型の長手
方向の他端に、又は該他端に近接したところに配置する
ことを特徴とする請求項11に記載の成形方法。 - 【請求項13】 前記樹脂通し溝を前記第2金型に形成
することを特徴とする請求項12に記載の成形方法。 - 【請求項14】 前記成形部をエアフォイルの形に形成
することを特徴とする請求項13に記載の成形方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US586078 | 1996-01-16 | ||
US08/586,078 US5741450A (en) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | Method of and apparatus for molding a hollow fan blade |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09193209A JPH09193209A (ja) | 1997-07-29 |
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