JP3222051U - ウインドレギュレータ - Google Patents

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裕規 清水
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Abstract

【課題】剛性を確保しつつ軽量化を図ることができるウインドレギュレータを提供する。【解決手段】ウインドレギュレータ1は、窓ガラス90の昇降方向に沿って設けられるガイドレール2と、モータ50と、モータによって回転されるドラム51と、モータ及びドラムを保持する金属製の保持部材6と、を備え、保持部材は、ドラムの外周を覆うドラムカバー部と、ドラムカバー部から車両前後方向に所定の距離だけ隔てた位置に設けられてガイドレールに取り付けられる板状の第1及び第2レール取付部と、を有し、第1及び第2レール取付部には、車両の前後方向に沿って延在し、かつ、ガイドレール2側に開口する第1及び第2凹溝が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、ウインドレギュレータに関する。
従来、車両用の窓ガラスを昇降するウインドレギュレータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のウインドレギュレータは、ガイドレールと、ガイドレールに沿って移動するキャリアプレートと、キャリアプレートを牽引するケーブルと、ケーブルが巻き回されるドラムと、ドラムを回転させる駆動ユニットと、ガイドレールに連結されて駆動ユニットを保持するカバー部材と、を備えている。
特開2011−12469号公報
特許文献1に記載のウインドレギュレータにおいて、窓ガラスの昇降中にケーブルの張力がドラムを介してカバー部材に伝わることになる。また、キャリアプレートがガイドレールの上死点又は下死点でロックされた場合には、ケーブルの張力が最も大きくなるため、カバー部材の剛性を確保する必要があり、これがカバー部材の薄型化の妨げとなって軽量化を阻んでいた。
そこで、本考案では、剛性を確保しつつ軽量化を図ることができるウインドレギュレータを提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するため、車両用窓ガラスを昇降するウインドレギュレータであって、前記窓ガラスの昇降方向に沿って設けられるガイドレールと、モータと、前記モータによって回転されるドラムと、前記ガイドレールに固定されて、前記モータ及び前記ドラムを保持する金属製の保持部材と、を備え、前記保持部材は、前記ドラムが配置されるドラム部と、前記ドラム部から車両前後方向に所定の距離だけ隔てた位置に設けられて前記ガイドレールに取り付けられる板状のレール取付部と、を有し、前記レール取付部には、車両の前後方向に沿って延在し、かつ、前記ガイドレール側に開口する凹溝が形成されている、ウインドレギュレータを提供する。
本考案に係るウインドレギュレータによれば、剛性を確保しつつ軽量化を図ることができる。
図1は、本実施の形態に係るウインドレギュレータの全体構成を示す説明図である。 図2は、ウインドレギュレータの構成を示す正面図である。 図3は、ウインドレギュレータの構成を示す背面図である。 図4は、保持部材の構成を示す斜視図である。 図5は、保持部材の構成を示す平面図であり、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は底面図であり、(d)は右側面図である。
[実施の形態]
本実施の形態に係るウインドレギュレータ1について、図1乃至図6を参照して説明する。
(ウインドレギュレータの全体構成)
図1は、本実施の形態に係るウインドレギュレータ1の全体構成を示す説明図である。図2は、ウインドレギュレータの構成を示す正面図である。図3は、ウインドレギュレータの構成を示す背面図である。なお、同図においては、ドアのインナパネル(図略)に固定されたウインドレギュレータ1を車室内側から車室外側に向かって見た場合の一例が示されている。以下の説明おいて、図1に示す車両の前後方向に交差する方向(図1の紙面に直交する方向)を車両の車幅方向という。
図1〜3に示すように、ウインドレギュレータ1は、車両のドア9に設けられた図略のドアパネル内に格納され、窓ガラス90の昇降方向に沿って設けられたガイドレール2と、ガイドレール2と摺動して窓ガラス90と共に移動するキャリアプレート3と、キャリアプレート3を牽引する上昇側ケーブル41及び下降側ケーブル42と、上昇側ケーブル41及び下降側ケーブル42の牽引力を発生させる駆動部5と、を備えている。
ガイドレール2は、長板状の金属板を所定の曲率で折り曲げて形成され、ドア9に対して車両前後方向の後方側に傾いて配置されている。なお、ガイドレール2はドア9に対して車両前後方向の前方向に傾いて配置される場合もある。
キャリアプレート3は、例えばポリアセタール等の樹脂によって形成された板状の部材である。キャリアプレート3には、上昇側ケーブル41の一端及び下降側ケーブル42の一端がそれぞれ連結されている。また、キャリアプレート3には、窓ガラス90を保持するためのガラスホルダが取り付けられる取付穴3a,3bが形成されている。
上昇側ケーブル41は、その一端がドラム51に連結され、その他端がガイドレール2の上端に設けられたプーリ70を介してキャリアプレート3に連結されている。下降側ケーブル42は、その一端がドラム51に連結され、その他端がガイドレール2の下端に設けられたケーブルガイド71を介してキャリアプレート3に連結されている。
キャリアプレート3とプーリ70との間に配索される上昇側ケーブル41は、ガイドレール2の長手方向に沿っており、かつ、車両の車幅方向に沿って見た場合に、ガイドレール2上に位置している。キャリアプレート3とケーブルガイド71との間に配索される下降側ケーブル42は、ガイドレール2の長手方向に沿っており、かつ、車両の車幅方向に沿って見た場合に、ガイドレール2上に位置している。
駆動部5は、モータ50と、モータ50によって回転駆動され、回転することにより上昇側ケーブル41及び下降側ケーブル42の巻き取り及び繰り出しを行う円筒状のドラム51と、を有している。モータ50の駆動軸には図略の減速機構が連結されており、この減速機構の出力軸にドラム51が連結されている。駆動部5は、ガイドレール2の長手方向における中間に位置する保持部材6に保持されている。
図4は、保持部材6の構成を示す斜視図である。図5は、保持部材6の構成を示す平面図であり、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は底面図であり、(d)は右側面図である。図5(a)では、ガイドレール2及び上昇側ケーブル41を二点鎖線で示し、図5(b)では上昇側ケーブル41、下降側ケーブル42、ドラム51を二点鎖線で示している。
保持部材6は、金属製からなる部材であり、全体が板状である。保持部材6は、ガイドレール2に取り付けられる第1及び第2レール取付部611,612と、第1及び第2レール取付部611,612からそれぞれ延在する第1及び第2傾斜部621,622と、ドラム51が配置されるドラム部としてのドラムカバー部63と、ドラムカバー部63と第1及び第2傾斜部621,622との間に配置される平坦部64と、図略のドアパネルに取り付けられるパネル取付部65とを一体に有している。また、保持部材6には、モータ50を固定するための固定部材が挿通する複数の挿通孔6aが形成されている。
第1及び第2レール取付部611,612は、車両の前後方向に延びる板状である。また、第1及び第2レール取付部611,612は、ガイドレール2の裏面に接触して取り付けられる平坦状の取付面611a,612aを有している。第1及び第2レール取付部611,612は、溶接等によってガイドレール2の裏面に固定される。第1及び第2レール取付部611,612の間には、略矩形状の空間6bが形成されており、この空間6bの位置に金属板が形成されている場合に比較して軽量である。
第1レール取付部611には、車両の前後方向に沿って延在し、かつ、ガイドレール2側に開口した第1凹溝651が形成されている。第1凹溝651は、ガイドレール2の長手方向に沿った上下方向における保持部材6の上端側に設けられている。第1凹溝651は、その底面が第1レール取付部611の取付面611aよりも車両の車幅方向のガイドレール2から遠い位置となるように、窪んで形成されている。第1凹溝651が形成されていることにより、保持部材6の剛性が向上する。ここで、第1凹溝651は、底部としての第1底部651aと、ガイドレール2の長手方向に沿った上下方向の上端部において第1底部651aからガイドレール2に近づく方向に延出する第1端部651bと、を有している。
同様に、第2レール取付部612には、車両の前後方向に沿って延在し、かつ、ガイドレール2側に開口した第2凹溝652が形成されている。第2凹溝652は、ガイドレール2の長手方向に沿った上下方向における保持部材6の下端側に設けられている。第2凹溝652は、その底面が第2レール取付部612の取付面612aよりも車両の車幅方向のガイドレール2から遠い位置となるように、窪んで形成されている。第2凹溝652が形成されていることにより、保持部材6の剛性が向上する。ここで、第2凹溝652は、底部としての第2底部652aと、ガイドレール2の長手方向に沿った上下方向の下端部において第2底部652aからガイドレール2に近づく方向に延出する第2端部652bと、を有している。
本実施の形態では、第1及び第2凹溝651,652は、ガイドレール2から遠ざかるように窪んだ溝形状であるため、ガイドレール2との干渉を回避しつつ、保持部材6の剛性を確保することができている。
第1及び第2傾斜部621,622は、車両前後方向(図5における左右方向)において第1及び第2レール取付部611、612から離れるほど、ガイドレール2から車両の車幅方向(図5における上下方向)の距離が遠ざかるように傾斜している。そして、第1傾斜部621は、ガイドレール2の長手方向に沿った上下方向における保持部材6の上端側に第1傾斜凹溝631を有している。さらに、第1傾斜凹溝631は、底部としての第1傾斜底部631aと、ガイドレール2の長手方向に沿った上下方向の上端部において第1傾斜底部631aからドラムカバー部63の突出方向と同方向に延出する第1傾斜端部631bと、を有している。また、第2傾斜部622は、ガイドレール2の長手方向に沿った上下方向における保持部材6の下端側に第2傾斜凹溝632を有している。さらに、第2傾斜凹溝632は、底部としての第2傾斜底部632aと、ガイドレール2の長手方向に沿った上下方向の上端部において第2傾斜底部632aからドラムカバー部63の突出方向と同方向に延出する第2傾斜端部632bと、を有している。
平坦部64の上端側には、第1折り曲げ部601が形成されている。平坦部64の下端側には、第2折り曲げ部602が形成されている。第1及び第2折り曲げ部601,602が形成されていることにより、保持部材6の剛性が向上する。そして、図4及び図5に示すように第1折り曲げ部601は、第1傾斜端部631bと接続するとともに、第1傾斜端部631bを介して第1端部651bとも接続することとなる。また、第2折り曲げ部602は、第2傾斜端部632bと接続するとともに、第2傾斜端部632bを介して第2端部652bとも接続することなる。これにより、保持部材6の剛性がさらに向上する。
ドラムカバー部63は、ドラム51の外周の一部を覆い、平坦部64から突出するように設けられている。ドラムカバー部63は、ドラム51の外周の一部を覆い、ドラム51の他の部は外部に臨ませる切欠き510が形成されている。
パネル取付部65は、平坦部64から車両の車幅方向に沿ってドラムカバー部63の突出方向とは反対側に突出して設けられている。
キャリアプレート3がガイドレール2の上端でロックされると、図5(a)に示されるように、上昇側ケーブル41の張力Fがドラム51を介して保持部材6に作用する。ドラム51における上昇側ケーブル41の引き出し位置と、ガイドレール2における上昇側ケーブル41の引き出し位置とは車両の車幅方向においてずれているので、張力Fは、車両の車幅方向に沿った分力Fと、車両の前後方向に沿った分力Fとが保持部材6に作用することになる。そうすると、保持部材6には、第1及び第2レール取付部611,612を固定端とした分力Fによる回転モーメントMが作用する。本実施の形態では、保持部材6に第1凹溝651及び第2凹溝652を形成することにより、上記の回転モーメントMに対する剛性を確保している。
以上説明した本実施の形態によれば、保持部材6が第1及び第2凹溝651,652を有しているので、保持部材6の厚みを増すことなく剛性を向上することができる。つまり、剛性を確保しつつ軽量化を図ることができる。したがって、本実施の形態におけるウインドレギュレータ1の保持部材6は、特許文献1に記載のウインドレギュレータのカバー部材(本実施の形態における保持部材6に相当)に対し、剛性を確保しつつ軽量化を図ることができる。
以上、本考案について実施の形態に基づいて説明したが、上記に記載した実施の形態は実用新案登録請求の範囲に係る考案を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが考案の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…ウインドレギュレータ
2…ガイドレール
3…キャリアプレート
5…駆動部
6…保持部材
9…ドア
41…上昇側ケーブル
42…下降側ケーブル
50…モータ
51…ドラム
63…ドラムカバー部
63…ドラム収容部
64…平坦部
65…パネル取付部
90…窓ガラス
611…第1レール取付部
612…第2レール取付部
651…第1凹溝
652…第2凹溝

Claims (1)

  1. 車両用窓ガラスを昇降するウインドレギュレータであって、
    前記窓ガラスの昇降方向に沿って設けられるガイドレールと、
    モータと、
    前記モータによって回転されるドラムと、
    前記ガイドレールに固定されて、前記モータ及び前記ドラムを保持する金属製の保持部材と、を備え、
    前記保持部材は、前記ドラムが配置されるドラム部と、前記ドラム部から車両前後方向に所定の距離だけ隔てた位置に設けられて前記ガイドレールに取り付けられる板状のレール取付部と、を有し、
    前記レール取付部には、車両の前後方向に沿って延在し、かつ、前記ガイドレール側に開口する凹溝が形成されている、
    ウインドレギュレータ。
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