JP3221289B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP3221289B2
JP3221289B2 JP18246995A JP18246995A JP3221289B2 JP 3221289 B2 JP3221289 B2 JP 3221289B2 JP 18246995 A JP18246995 A JP 18246995A JP 18246995 A JP18246995 A JP 18246995A JP 3221289 B2 JP3221289 B2 JP 3221289B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線を放射するハロゲ
ンランプなどのランプヒータを加熱コンロとした加熱調
理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来赤外線を放射するハロゲンランプな
どのランプヒータを加熱コンロとした加熱調理器1とし
ては図26から図30に示すものがある。図26から図
28において、加熱トップ部2に赤外線を透過する結晶
化ガラス2aを設け直下に加熱コンロ3を設けている。
前記加熱コンロ3はコンロケース4内部の底面に断熱材
A5を側面に断熱材B6を備え、更に内部に赤外線を放
射する直管タイプのランプヒータ7を複数本(例えば四
本)並行に配設するとともに、上方を前記結晶化ガラス
2aに当接している。
【0003】前記ランプヒータ7は石英管7aを通じて
光を発しつつ高熱を発するものである。この例として、
実開昭62−25496号公報がある。
【0004】また、操作部8には運転入切SW9と加熱
コンロ入切SW10を備えている。そして、加熱調理器
1は運転入切SW9と加熱コンロ入切SW10をONし
通電を開始すると加熱コンロ3内部の複数本の直管タイ
プランプヒータ7が発熱し直上部の加熱トップ部2の結
晶化ガラス2aを透過し鍋などの被加熱物(図示せず)
をふく射と伝導により加熱するものである。
【0005】次に、他の従来例を図29から図30に示
す。加熱調理器11の加熱コンロ12はコンロケース1
3内部の底面に断熱材C14を備え、更に内部に反射板
15を備えている。そして、前記反射板15の内部に赤
外線を放射する直管タイプのランプヒータ7を複数本
(例えば四本)並行に配設するとともに、上方を前記結
晶化ガラス2aに当接している。
【0006】前記ランプヒータ7はハロゲンランプなど
石英管7aを通じて光を発しつつ高熱を発するものであ
る。この例として、特開平2−94386号公報があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図26
から図30で示した上記従来の結晶化ガラスを加熱トッ
プ部とした加熱調理器の前者は断熱性能が優れているも
のの、断熱性能の良い低熱伝導率断熱材ほど成形性が悪
く扱いにくくしかも、組み立て工数に時間がかかること
よりコスト高となる。また、後者は反射板によりランプ
よりの赤外線を反射させる構成のコンロケースにするこ
とによりエネルギー効率が優れているものの、反射板の
温度が高温になる。従って、コンロケースの周辺の温度
が高温となり関連の機能部品が温度上昇し過ぎるために
断熱材にて囲んで断熱しているものであり前者ほど高価
では無いものの同様な課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、図1
から図3においてコンロケースを赤外線の反射率が高い
アルミニウム材料にし、外部壁面に液性でペースト状の
もので耐熱性に優れポリマーにより接着性を付加した
ラミック材を塗布し且つ、前記セラミック材の表面に可
とう性のある無機材を貼り、乾燥により加熱硬化させ一
体化した断熱構造としたもので、断熱性能が最も優れた
もので、取り扱いの大変良いコンロケースの実現を第1
目的としたものである。
【0009】また、図17から図19において石英管の
上方側表面と下方側表面の一部にセラミックをコーティ
ングし、左右に分散しながら赤外線放射させるランプヒ
ータを備えたアルミニウム材料のコンロケースにするこ
とにより、直上にある結晶化ガラスの温度分布を向上さ
せるとともに、アルミニウム材料の局所的高温部分が避
けられるなどの実現を第2目的としたものである。
【0010】また、図20から図22において石英管タ
イプのランプヒータを備えたアルミニウム材料のコンロ
ケースの底面形状をランプヒータを中心に放物線状とし
直上の結晶化ガラスに向けての反射を良くするととも
に、且つ、前記石英管の下方側表面にセラミックをコー
ティングし、ランプヒータ真下に赤外線放射しない断熱
構造としたもので、前記コンロケースよりの反射が良く
なりアルミニウム材料の温度上昇が低下でき、断熱構成
が簡単で且つ、断熱材レス構成のコンロケースを実現す
ることを第3目的としたものである。
【0011】また、図23から図25において石英管タ
イプのサークル形状のランプヒータを備えたアルミニウ
ム材料のコンロケースの底面形状をランプヒータを中心
に円周方向に放物線状とするとともに、前記石英管の下
方側表面にセラミックをコーティングし、コンロケース
面での赤外線の反射を良くするとともに、コンロケース
面の局所過熱のない断熱構造としたもので、加熱分布が
向上することにより、アルミニウム材料の温度上昇が最
も低下でき断熱構成が最も簡単となる。しかも、断熱材
レスのコンロケースを実現することを第4目的としたも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために上面を開口し内部に赤外線を放射する
ヒータを備えた加熱コンロを有する加熱調理器におい
て、前記加熱コンロはコンロケースを赤外線の反射率が
高いアルミニウム材料にするとともに、外部壁面に液性
でペースト状のもので耐熱性に優れポリマーにより接着
を付加したセラミック材を塗布し且つ、前記セラミッ
ク材の表面に可とう性のある無機材を貼り、乾燥により
加熱硬化させ一体化した断熱構造としたものである。
【0013】また、第2の目的を達成するために結晶化
ガラスの直下に、上面を開口し内部に石英管タイプの赤
外線を放射するランプヒータを備えた加熱コンロを有す
る加熱調理器において、前記加熱コンロはコンロケース
を赤外線の反射率が高いアルミニウム材料にするととも
に、前記石英管の上方側表面と下方側表面の一部にセラ
ミックをコーティングし、左右に分散しながら赤外線放
射させる断熱構造とした。
【0014】また、第3の目的を達成するために結晶化
ガラスの直下に、上面を開口し内部に石英管タイプの赤
外線を放射するランプヒータを備えた加熱コンロを有す
る加熱調理器において、前記加熱コンロはコンロケース
を赤外線の反射率が高いアルミニウム材料にするととも
に、前記コンロケースの底面形状をランプヒータを中心
に放物線状とし直上の結晶化ガラスに向けての反射を良
くするとともに、且つ、前記石英管の下方側表面にセラ
ミックをコーティングし、ランプヒータ真下に赤外線放
射しない断熱構造とした。
【0015】また、第4の目的を達成するために結晶化
ガラスの直下に、上面を開口し内部に石英管タイプの赤
外線を放射するサークル形状のランプヒータを備えた加
熱コンロを有する加熱調理器において、前記加熱コンロ
はコンロケースの底面形状をランプヒータを中心に円周
方向に放物線状とするとともに、赤外線の反射率が高い
アルミニウム材料にし且つ、前記サークル形状の石英管
の下方側表面の一部にセラミックをコーティングし、コ
ンロケース面での赤外線の反射を良くするとともに、コ
ンロケース面の局所過熱のない断熱構造とした。
【0016】
【作用】本発明は上記構成によって第1の手段のもの
は、アルミニウム材料のコンロケースにすることによ
り、ランプヒータの赤外線を直上のガラスに向けて反射
するものとなり赤外線エネルギーの被加熱物への吸収率
を高めたものとなる。従って、コンロケースのアルミニ
ウム材料は温度上昇があるものの超高温にはならないの
でコンロケースの外部壁面にセラミック材と無機材を貼
った2層の断熱構造にて成立するものである。
【0017】また、第2の手段のものは石英管の上方側
表面と下方側表面の一部にセラミックをコーティングし
たランプヒータを備えたアルミニウム材料のコンロケー
スにすることにより、ランプよりの赤外線を直上と直下
に集中放射せず左右方向に放射し拡散放射になるために
直上のガラスに対して加熱分布が良くなりランプの本数
を減らすことができる。これにより、ランプよりの赤外
線放射面積が少なくなり断熱材レス構成が実現するもの
である。
【0018】また、第3の手段のものは、結晶化ガラス
の真下に上面を開口し内部に石英管タイプの赤外線を放
射するランプヒータを内蔵した加熱コンロのコンロケー
スを赤外線の反射率が高いアルミニウム材料にするとと
もに、前記コンロケースの底面形状をランプヒータを中
心に放物線状とし直上の結晶化ガラスに向けての反射を
良くするとともに、且つ、前記石英管の下方側表面にセ
ラミックをコーティングし、ランプヒータ真下に赤外線
放射しないことにより、断熱構成を実現するものであ
る。
【0019】また、第4の手段のものは、結晶化ガラス
の直下に、上面を開口し内部に石英管タイプの赤外線を
放射するサークル形状のランプヒータを備えた加熱コン
ロを有する加熱調理器において、前記加熱コンロはコン
ロケースの底面形状を中心に円周方向に放物線状とする
とともに、赤外線の反射率が高いアルミニウム材料にし
且つ、前記サークル形状の石英管の下方側表面の一部に
セラミックをコーテイングし、コンロケース面での赤外
線の反射を良くするとともに、コンロケース面の局所過
熱のない断熱構造なるものとしたもので、ランプヒータ
の電気入力端子部が直管タイプに比べて簡単となるこ、
赤外線を広範囲に分散し前記ランプヒータの直上にある
結晶化ガラスに向けて均一化できること、さらに、石英
管より左右に分散しながら赤外線を放射することにより
局所的な高温部分を避けることができるためにアルミニ
ウム材料にて実現するものである。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例図面を参照して説明す
る。
【0021】(実施例1) 本発明の実施例1として図1から図3に加熱調理器16
を示す。すなわち、加熱トップ部2に赤外線を透過する
結晶化ガラス2aを設け、直下に加熱コンロ17を設け
ている。前記加熱コンロ17は赤外線を放射するランプ
ヒータ7を複数本(例えば4本)並行に配設しているコ
ンロケース18にて構成し、赤外線に対して反射率の高
いアルミニウム材料とするとともに、前記ランプヒータ
7側の内部壁面にケイ酸ナトリウム18aをコーティン
グしている。さらに、前記コンロケース18は外部壁面
にセラミック19を塗布し、その表面にペーパ状の無機
材20を貼りつけた断熱構成としている。
【0022】この時、セラミック19は、主成分を酸化
アルミニウムとした液性でペースト状のもので耐熱性に
優れポリマーにより接着性を付加し、コンロケース18
のアルミニウム材料の断熱用にコーティングするととも
に、主成分を酸化アルミニウムと酸化ケイ素としたセラ
ミック繊維なるペーパ状で可とう性のある無機材20の
ための接着材でもあり、2層にした後に乾燥により加熱
硬化させ一体化したものである。
【0023】また、操作部8には運転入切SW9と加熱
コンロ入切SW10を備えている。上記図1から図3の
構成において動作を説明する。結晶化ガラス2aを加熱
トップ部2とした加熱調理器16は運転入切SW9と加
熱コンロ入切SW10をONし通電を開始すると加熱コ
ンロ17内部の複数本のランプヒータ7が発熱し直上部
の加熱トップ部2の結晶化ガラス2aを透過し鍋などの
被加熱物(図示せず)をふく射と伝導により加熱する。
【0024】この時、コンロケース18は赤外線に対し
て反射率の高いアルミニウム材料とするとともに、前記
ランプヒータ7側のアルミニウム材料の内部壁面にケイ
酸ナトリウム18aをコーティングすることにより更に
反射率を高めている。これにより、石英管ランプ構成の
ランプヒータ7よりの赤外線を直上の結晶化ガラス2a
に向けて反射するものとなる。つまり、結晶化ガラス2
aの上に載置した被加熱物に対して赤外線エネルギーの
吸収率を高めたものとなる。従って、コンロケース18
のアルミニウム材料は温度が極端に高温にならないので
コンロケー18の外部壁面にセラミック19を塗布し、
その表面にペーパ状の無機材20を貼りつけた断熱構成
にて成立するものである。
【0025】以上のように実施例1によれば、(イ)加
熱コンロとしてのコンロケースを赤外線の反射率が高い
ケイ酸ナトリウムをコーティングしたアルミニウム材料
と加熱硬化一体化の2層断熱材との組み合せにより、断
熱構成が簡単となる。(ロ)セラミックの膜厚を薄くす
ることができ、アルミニウム材料のコンロケースのヒー
トサイクルに対しても剥がれにくくすることが可能とな
る。(ハ)液性でペースト状のセラミックを塗布し、表
面に可とう性のあるセラミック繊維の無機材を貼り乾燥
し加熱硬化させ一体化した構成であり、製造工数、取扱
い管理が簡単などの効果がある。
【0026】(参考例1) 本発明の参考例1としては図4から図5に示す加熱調理
器21について説明する。赤外線に対して反射率の高い
アルミニウム材料のコンロケース23とし、外部壁面を
サンドブラスト24し、その表面にセラミック材25を
コーティングした断熱構成としている。
【0027】この時、コンロケース23は赤外線に対し
て反射率の高いアルミニウム材料とするとともに、ラン
プヒータ7側の内部壁面にケイ酸ナトリウム23aをコ
ーティングすることにより更に反射率を高めている。こ
れにより、石英管ランプ構成のランプヒータ7よりの赤
外線を直上の結晶化ガラス2aに向けて反射するものと
なる。
【0028】つまり、結晶化ガラス2aの上に載置した
被加熱物に対して赤外線エネルギーの吸収率を高めたも
のとなる。従って、コンロケース23のアルミニウム材
料は温度が極端に高温にはならない。
【0029】さらに、コンロケース23の外部壁面はサ
ンドブラスト24により凹凸のあるアルミニウム材料の
表面とすることにより、セラミック25が接合しやすく
なる。これにより、アルミニウム材料のヒートサイクル
に対してもセラミック25が剥がれることが無い。ま
た、セラミック25は主成分を酸化アルミニウムとした
液性でペースト状のもので耐熱性に優れポリマーにより
接着性を付加することにより膜厚が厚くできる。
【0030】これにより、コンロケー23の外部壁面に
サンドブラスト24し、その表面にセラミック25をコ
ーティングした断熱構成にて成立する。
【0031】以上のように参考例1によれば、(イ)ア
ルミニウム材料の外部壁面をサンドブラストすることに
より表面に塗布するセラミック材が接合しやすくなり、
セラミック材がヒートサイクルに対しても剥がれにくな
り、膜厚の厚いコーティングができる。(ロ)膜厚の厚
いセラミックのコーティングにより断熱性能が良く、機
械的強度に優れたコンロケースができる。
【0032】(参考例2) 参考例2として図6から図7に加熱調理器26を示す。
すなわち、赤外線に対して反射率の高いアルミニウム材
料のコンロケース28とし、外部壁面に耐熱性の接着剤
29を塗布し、その表面に無機材30を貼った断熱構成
としている。
【0033】この時、コンロケース28は赤外線に対し
て反射率の高いアルミニウム材料とするとともに、ラン
プヒータ7側の内部アルミニウム材料の内部壁面にケイ
酸ナトリウム28aをコーティングすることにより更に
反射率を高めている。これにより、石英管ランプ構成の
ランプヒータ7よりの赤外線を直上の結晶化ガラス2a
に向けて反射するものとなる。つまり、結晶化ガラス2
aの上に載置した被加熱物に対して赤外線エネルギーの
吸収率を高めたものとなる。従って、コンロケース28
のアルミニウム材料は温度が極端に高温にはならない。
【0034】さらに、アルミニウム材料の外部壁面に耐
熱性の接着剤29を塗布し、その表面にペーパ状の無機
材30をコンロケース28の形状に対応して貼ってい
る。
【0035】また、耐熱性の接着剤29はSiCポリマ
ーとし、無機材30は主成分を酸化アルミニウムと酸化
ケイ素としたセラミック繊維なるペーパ状で可とう性の
あるものとし加熱乾燥にて一体化させたものである。
【0036】以上のように参考例2によれば、(イ)ア
ルミニウム材料の外部壁面に耐熱性の接着剤にてペーパ
状の無機材を貼るものであり、最も安価にて断熱構成が
実現できる。(ロ)高温になるアルミニウム材料の外部
壁面に接着剤にてペーパ状の無機材を貼るものであり、
セラミック材と違ってアルミニウム材料のヒートサイク
ルに対しても剥がれにくい。
【0037】(参考例3) 参考例3として図8から図10に加熱調理器31を示
す。すなわち、加熱トップ部2に赤外線を透過する結晶
化ガラス2aを設け直下に加熱コンロ32を設けてい
る。前記加熱コンロ32はコンロケース33にて構成し
た2重壁層とし、内周壁33aは赤外線に対して反射率
の高いアルミニウム材料とするとともに、内部に赤外線
を放射するサークルタイプのランプヒータ34を配設し
ている。さらに、前記内周壁33aのランプヒータ34
側の壁面にケイ酸ナトリウム35をコーティングしてい
る。また、外周壁33bは鉄板にAlなどを表面処理し
た金属材料とし、前記内外壁33a、33bの空間36
を真空としている。37はサークルタイプのランプヒー
タ34の電気入力端子部である。
【0038】また、加熱調理器31は運転入切SW9と
加熱コンロ入切SW10をONし通電を開始すると加熱
コンロ32内部に設けたサークルタイプのランプヒータ
34が発熱し直上部の加熱トップ部2の結晶化ガラス2
aを透過し鍋などの被加熱物(図示せず)をふく射と伝
導により加熱する。
【0039】この時、コンロケース33は内周壁33a
に反射率の高いアルミニウム材料とし且つ、内部壁面に
ケイ酸ナトリウム35をコーティングしていることによ
り、ランプヒータ34よりの赤外線を直上の結晶化ガラ
ス2aに向けての反射率を更に高めたものである。これ
により、アルミニウム材料の温度が極端に高温にならな
い。また、真空断熱層36により、断熱効果が大とな
る。
【0040】以上のように参考例3は、(イ)加熱コン
ロとしてのコンロケースをアルミニウム材料と金属材料
による2重壁層の真空断熱構成とすることにより断熱効
果が最も良くなる。(ロ)従来の直管タイプのランプヒ
ータでは電気入力端子部が8つであるのに対して、サー
クル形状のランプヒータにすることにより電気入力端子
部が2つとなりコンロケースの内部に収納しやすいなど
の効果がある。
【0041】(参考例4) 本発明の参考例4として図11から図13に加熱調理器
38を示する。すなわち、加熱トップ部2に赤外線を透
過する結晶化ガラス2aを設け、直下に加熱コンロ39
を設けている。前記加熱コンロ39は赤外線を放射する
ランプヒータ40を複数本(例えば4本)並行に配設し
ているコンロケース41にて構成し、赤外線に対して反
射率の高いアルミニウム材料とするとともに、前記コン
ロケース41のランプヒータ40側の内部壁面にケイ酸
ナトリウム41aをコーテイングしている。
【0042】また、石英管40a構成の前記ランプヒー
タ40は赤外線を反射するセラミック42をランプヒー
タ40の下方側表面にコーティングしている。
【0043】さらに、コンロケース41は外部壁面にセ
ラミック43を塗布した断熱構成としている。
【0044】この時、セラミック43の材料としては、
主成分をAl2O3とした液性でペースト状のもので耐
熱性に優れポリマーにより接着性を付加したものが良
い。
【0045】また、加熱調理器38は運転入切SW9と
熱源部入切SW10をONし通電を開始すると加熱コン
ロ39内部の複数本のランプヒータ40が発熱し直上部
の加熱トップ部2の結晶化ガラス2aを透過し鍋などの
被加熱物(図示せず)をふく射と伝導により加熱するも
のである。
【0046】この時、前記コンロケース41は赤外線に
対して反射率の高いアルミニウム材料とするとともに、
前記ランプヒータ40側のアルミニウム材料の内部壁面
にケイ酸ナトリウム41aをコーティングすることに更
に反射率を高めている。これにより、石英管40aタイ
プのランプヒータ40よりの赤外線が直上の結晶化ガラ
ス2aに向けて反射するものとなる。つまり、結晶化ガ
ラス2aの上に載置した被加熱物に対して赤外線エネル
ギーの吸収率を高めたものとなる。従って、前記コンロ
ケース41のアルミニウム材料は温度があまり高温には
ならないのでコンロケー41の外壁面にセラミック43
を塗布した断熱構成にて成立するものとなる。
【0047】これは、ランプヒータよりの赤外線が真下
のアルミニウム材料に向けて放射するのに対して、アル
ミニウム材料より赤外線を反射させるものであるが、真
下の部分に関しては放射と反射がぶつかりあうために結
果としてアルミニウム材料の温度上昇が大きくなるメカ
ニズムに対して、本実施例5によれば、石英管40aタ
イプの前記ランプヒータ40は赤外線を反射するセラミ
ック42を下方側表面にコーティングすることによりラ
ンプヒータ真下に放射しないためアルミニウム材料より
赤外線を上方向に反射しやすくしたもので、アルミニウ
ム材料のコンロケースの温度上昇が低下できたものとな
る。
【0048】以上のように参考例4によれば、(イ)ラ
ンプヒータの下方側の表面に赤外線を反射するセラミッ
クをコーティングしたもので、アルミニウム材料の温度
上昇が低下できる。(ロ)アルミニウム材料のコンロケ
ースは外壁面にセラミックを塗布した断熱構成で成立す
るため、組み立て工数の減少ができるなどの効果があ
る。
【0049】
【参考例5】参考例5として図14から図16に加熱調
理器44を示す。すなわち、加熱トップ部2に赤外線を
透過する結晶化ガラス2aを設け、直下に加熱コンロ4
5を設けている。前記加熱コンロ45は赤外線を放射す
るランプヒータ7を複数本(例えば4本)並行に配設し
ているコンロケース46にて構成し、赤外線に対して反
射率の高いアルミニウム材料とするとともに、前記ラン
プヒータ7側の内部壁面にケイ酸ナトリウム47をコー
テイングしている。
【0050】そして、石英管構成の前記ランプヒータ7
は直下に赤外線を反射する円弧状のセラミック管48を
ランプヒータ7の本数に応じて配設している。さらに、
コンロケース46は外部壁面にセラミック49を塗布し
た断熱構成としている。
【0051】これにより、石英管構成のランプヒータ7
よりの赤外線を直上の結晶化ガラス2aに向けて反射す
るものとなる。つまり、結晶化ガラス2aの上に載置し
た被加熱物に対して赤外線エネルギーの吸収率を高めた
ものとなる。従って、前記コンロケース46のアルミニ
ウム材料は温度があまり高温にはならないのでコンロケ
ース46の外壁面にセラミック49を塗布した断熱構成
にて成立するものとなる。
【0052】また、石英管構成の前記ランプヒータ7は
赤外線を反射するセラミック管48をランプヒータ7の
直下に配設することにより、赤外線を反射し直下のアル
ミニウム材料の部分においての吸収が少なくなり温度が
あまり高温にはならないものとなる。
【0053】つまり、ランプヒータ7よりの赤外線を反
射するケイ酸ナトリウム47をコーテイングしたアルミ
ニウム材料と赤外線を反射するセラミック管48とのダ
ブルにて赤外線を下方向への放射よりも上方向の直上に
ある結晶化ガラス2aに向けて放射しやすくしたもの
で、アルミニウム材料のコンロケースの温度上昇が低下
できたものとなる。
【0054】以上のように参考例5によれば、(イ)円
弧状のセラミック管とケイ酸ナトリウムをコーテイング
したアルミニウム材料のダブルにて直上にある結晶化ガ
ラス2aに向けてランプヒータよりの赤外線を放射しや
すくしたもので、アルミニウム材料の温度上昇が低下で
きる。(ロ)アルミニウム材料の温度上昇が低下できる
ことによりコンロケースの外壁面に一層のセラミックを
塗布した断熱構成で成立するなどの効果がある。
【0055】(実施例2) 本発明の実施例2としては図17から図19に加熱調理
器50を示す。すなわち、加熱トップ部2に赤外線を透
過する結晶化ガラス2aを設け、直下に加熱コンロ51
を設けている。前記加熱コンロ51は赤外線を放射する
ランプヒータ52を複数本(例えば2本)並行に配設し
ているコンロケース53にて構成し、赤外線に対して反
射率の高いアルミニウム材料とするとともに、前記ラン
プヒータ52側の内部壁面にケイ酸ナトリウム53aを
コーテイングしている。
【0056】また、前記ランプヒータ52の石英管の上
方側表面と下方側表面に赤外線を反射するセラミック5
4、55をコーティングしている。
【0057】また、加熱調理器50は運転入切SW9と
加熱コンロ入切SW10をONし通電を開始すると加熱
コンロ51内部の複数本のランプヒータ52が発熱し直
上部の加熱トップ部2の結晶化ガラス2aを透過し鍋な
どの被加熱物(図示せず)をふく射と伝導により加熱す
るものである。
【0058】この時、前記コンロケース53は赤外線に
対して反射率の高いアルミニウム材料とするとともに、
前記ランプヒータ52側のアルミニウム材料の内部壁面
にケイ酸ナトリウム53aをコーティングすることによ
り反射率を更に高めている。これにより、石英管型のラ
ンプヒータ52よりの赤外線を直上の結晶化ガラス2a
に向けて反射するものとなる。つまり、結晶化ガラス2
aの上に載置した被加熱物に対して赤外線エネルギーの
吸収率を高めたものとなる。
【0059】また、石英管型の前記ランプヒータ52は
赤外線を反射するセラミック55を下方側表面にコーテ
ィングしている。これにより、ランプヒータ52真下に
赤外線放射がないために真下のアルミニウム材料の温度
が局所的にあまり高温にはならないものとなる。つま
り、ランプヒータ52よりの赤外線を上方向に放射しや
すくしたもので、アルミニウム材料のコンロケースの温
度上昇が低下できたものとなる。
【0060】さらに、セラミック54を石英管ランプの
上方側表面にコーティングしている。これにより、本
来、直上部の加熱トップ部2の結晶化ガラス2aに向け
て赤外線放射するものであるが、左右に分散しながら赤
外線放射するものとなり、加熱トップ部2の結晶化ガラ
ス2aに対して加熱分布が良くなる。従って、石英型の
ランプヒータ52は2本にて実現するものとなり、前記
ランプヒータ52よりの赤外線放射面積が従来の4本よ
り減少するためコンロケース53の温度上昇が低下でき
たものである。
【0061】以上のように本実施例2によれば、(イ)
ランプヒータよりの赤外線放射面積を少なくし、しか
も、コンロケースを赤外線の反射率が最も高いケイ酸ナ
トリウムをコーティングしたアルミニウム材料にするこ
とにより赤外線の吸収が少なくなりアルミニウム材料の
温度上昇が低下できる。(ロ)ランプヒータの下方側の
表面に赤外線を反射するセラミックをコーティングした
もので、アルミニウム材料の温度上昇が低下できる。
(ハ)アルミニウム材料のコンロケースは外壁面にセラ
ミック材レスの断熱構成で成立するため、組立工数が削
減できるなどの効果がある。
【0062】(実施例3) 本発明の実施例3として図20から図22に加熱調理器
56を示す。すなわち、加熱トップ部2に赤外線を透過
する結晶化ガラス2aを設け、直下に加熱コンロ57を
設けている。前記加熱コンロ57は赤外線を放射するラ
ンプヒータ58を2本並行に配設しているコンロケース
59にて構成し、赤外線に対して反射率の高いアルミニ
ウム材料とするとともに、前記ランプヒータ58側の内
部壁面にケイ酸ナトリウム59aをコーテイングしてい
る。
【0063】さらに、コンロケース59は底面形状を2
本の石英管タイプのランプヒータ5を中心に放物線状と
するとともに、前記石英管の下方側表面に赤外線を反射
するセラミック60をコーティングしている。
【0064】以上の構成により、コンロケース59は底
面形状を2本の石英管タイプのランプヒータ58を中心
に放物線状としているために、前記ランプヒータ58よ
りの赤外線がコンロケース59の各箇所より直上のガラ
スに向けての反射が良くなるものとなり、吸収が少なく
なりアルミニウム材料の温度があまり高温にならない。
【0065】また、本来、ランプヒータ58よりの赤外
線が真下のアルミニウム材料に向けて放射するのに対し
て、アルミニウム材料より赤外線を反射させるものであ
るが、真下の部分に関しては放射と反射がぶつかりあう
ために結果としてアルミニウム材料の温度上昇が大きく
なるメカニズムに対して、本実施例8によれば、前記石
英管の下方側表面に赤外線を反射するセラミック60を
コーティングしていることにより、ランプヒータ58真
下に赤外線放射がないためにアルミニウム材料の温度が
あまり高温にはならないものとなる。
【0066】さらに、前記コンロケース59は赤外線に
対して反射率の高いアルミニウム材料とするとともに、
前記ランプヒータ58側のアルミニウム材料の内部壁面
にケイ酸ナトリウム59aをコーティングすることによ
り、石英管タイプのランプヒータ58よりの赤外線を直
上の結晶化ガラス2aに向けての反射率を高めている。
【0067】以上のように本実施例3によれば、(イ)
コンロケースの底面形状を放物線状とし且つ、赤外線の
反射率が高いケイ酸ナトリウムをコーティングしたアル
ミニウム材料とすることにより、赤外線の吸収が少なく
なりアルミニウム材料の温度上昇が低下できる。(ロ)
さらに、ランプヒータの下方側の表面に赤外線を反射す
るセラミックのコーティングを付加することにより、さ
らに、アルミニウム材料の温度上昇が低下できコンロケ
ースの断熱材レス化構成が成立し組み立て工数の減少が
できるなどの効果がある。
【0068】
【実施例4】本発明の実施例4として図23から図25
に加熱調理器61を示す。すなわち、加熱トップ部2に
赤外線を透過する結晶化ガラス2aを設け、直下に加熱
コンロ62を設けている。前記加熱コンロ62は内部に
赤外線を放射するサークル型石英管63のランプヒータ
64を配設してい。前記コンロケース65は赤外線に対
して反射率の高いアルミニウム材料とするとともに、前
記ランプヒータ64側の内部壁面にケイ酸ナトリウム6
5aをコーテイングしている。
【0069】さらに、コンロケース65は底面形状をサ
ークル型石英管63タイプのランプヒータ64を中心に
円周方向に放物線状とするとともに、前記石英管63の
下方側表面に赤外線を反射するセラミック66をコーテ
ィングしている。
【0070】以上の構成により、円周方向で且つ、放物
線状とすることにより、前記ランプヒータ64よりの赤
外線がコンロケース65の各箇所より直上の結晶化ガラ
ス2aに向けての反射が良くなる。さらに、直上の結晶
化ガラス2aに対して加熱分布は直管タイプのランプを
複数本配設したものと同等に良くなる。
【0071】また、ランプヒータ64よりの赤外線の吸
収が少なくなりアルミニウム材料の温度があまり高温に
ならない。
【0072】また、前記石英管63の下方側表面に赤外
線を反射するセラミック66をコーティングしているこ
とにより、本来、ランプヒータ64よりの赤外線が真下
のアルミニウム材料の部分においてはランプヒータ64
をさけて反射しにくいためにこの部分でのアルミニウム
材料の反射がないために吸収することになりアルミニウ
ム材料の温度上昇が大きくなるメカニズムであるのに対
して、本実施例9によれば、ランプヒータ64真下に赤
外線放射がないためにアルミニウム材料の温度があまり
高温にはならないものとなる。
【0073】以上のように本発明の実施例によれば、
(イ)サークル型石英管タイプのランプヒータとし、コ
ンロケースの底面形状を円周方向で且つ、放物線状にす
ることにより直上の結晶化ガラスに対して加熱分布を良
くしたものであり4本配設の直管タイプに対してランプ
構成が極めて簡単となる。(ロ)赤外線発光面積が従来
より小さくしたこと、赤外線の反射率が最も高いアルミ
ニウム材料としたこと、さらに、ランプヒータの下方側
の表面に赤外線を反射するセラミックのコーティングを
付加したことにより、コンロケースの赤外線吸収が少な
くなりアルミニウム材料の温度上昇が低下できる。
(ハ)アルミニウム材料の温度上昇が低下できることに
より、断熱構成が最も簡単となり、しかも、断熱材レス
化のコンロケースが実現できるなどの効果がある。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加熱調理
器によれば次の効果が得られる。
【0075】(1)ランプヒータを内蔵した加熱コンロ
のコンロケースを赤外線の反射率が高いアルミニウム材
料にし、外部壁面に液性でペースト状のもので耐熱性に
優れポリマーにより接着性を付加したセラミック材を塗
布し且つ、前記セラミック材の表面に可とう性のある無
機材を貼り、乾燥により加熱硬化させ一体化した断熱構
造としたもので断熱性能が優れた取り扱いの良いコンロ
ケースが実現できるなどの効果がある。
【0076】(2)加熱コンロに内蔵した石英管タイプ
の赤外線を放射するランプヒータの真上にある結晶化ガ
ラスの温度は、前記ランプヒータの真上が最も高温にな
り温度に分布が生じる。これに対して、前記石英管の上
方側表面の一部にセラミックをコーテイングすることに
より、左右に分散しながら赤外線を放射するために、温
度分布が良くなり、食パンなどを焼いたときにも均一に
こげめがつくなど加熱性能が良くなる。また、加熱コン
ロはコンロケースを赤外線の反射率が高いアルミニウム
材料に対して、前記加熱コンロに内蔵した石英管タイプ
の赤外線を放射するランプヒータの真下が最も高温にな
る。これに対して、前記石英管の下方側表面の一部にセ
ラミックをコーテイングすることにより、左右に分散し
ながら赤外線を放射するために、前記アルミニウム材料
の局所的に高温部分が避けられる。これにより、アルミ
ニウム材料の外壁面の断熱構造が簡単に済む効果があ
る。
【0077】(3)結晶化ガラスの真下に、上面を開口
し内部に石英管タイプの赤外線を放射するランプヒータ
を内蔵した加熱コンロはコンロケースを赤外線の反射率
が高いアルミニウム材料だけで、Sio2などのような
断熱材を用いない断熱構造とするために、前記コンロケ
ースを前記ランプヒータを中心に放物線状とし、赤外線
を広範囲にて分散し、前記ランプヒータの真上にある結
晶化ガラスに向けて均一化するものである。換言する
と、集中している赤外線を結晶化ガラスに向けて分散す
るものである。また、アウミニウム材料のコンロケース
温度はランプヒータの真下が最も高温になるが、石英管
の下方側表面の一部にセラミックをコーテイングするこ
とにより、左右に分散しながら赤外線を放射するため
に、局所的な高温部分を避けることができる。これによ
り、アルミニウム材料にて実現できたものである。
【0078】(4)結晶化ガラスの真下に、上面を開口
し内部に石英管タイプの赤外線を放射するランプヒータ
を内蔵した加熱コンロとして、コンロケースにランプヒ
ータを内蔵するに際して前記ランプヒータの電気入力端
子部が直管タイプに比べて簡単になるように、サークル
形状のランプヒータとしている。また、加熱コンロはコ
ンロケースを赤外線の反射が高いアルミニウム材料だけ
で、Sio2などのような断熱材を用いない断熱構造と
するために、前記コンロケースを前記サークル形状のラ
ンプヒータを中心に放物線状とし、赤外線を広範囲にて
分散し、前記ランヒータの真上にある結晶化ガラスに
向けて均一化するものである。換言すると、集中してい
る赤外線を結晶化ガラスに向けて分散するものである。
さらに、アルミニウム材料のコンロケース温度はランプ
ヒータの真下が最も高温になるが、石英管の下方側表面
の一部にセラミックをコーテイングすることにより、左
右に分散しながら赤外線を放射するために、局所的な高
温部分を避けることができる。これにより、アルミニウ
ム材料にて実現できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1における加熱調理器の外観見取
【図2】同加熱調理器の要部正面断面図
【図3】同加熱調理器の要部側面断面図
【図4】参考例1における加熱調理器の外観見取図
【図5】同加熱調理器の要部正面断面図
【図6】参考例2における加熱調理器の外観見取図
【図7】同加熱調理器の要部正面断面図
【図8】参考例3における加熱調理器の外観見取図
【図9】同加熱調理器の要部正面断面図
【図10】同加熱コンロの外観見取図
【図11】参考例4における加熱調理器の外観見取図
【図12】同加熱調理器の要部正面断面図
【図13】(a)同ランプヒータの外観見取図 (b)同ランプヒータの正面断面図
【図14】参考例5における加熱調理器の外観見取図
【図15】同加熱調理器の要部正面断面図
【図16】同ランプヒータの外観見取図
【図17】本発明の実施例2における加熱調理器の外観
見取図
【図18】同加熱調理器の要部正面断面図
【図19】同ランプヒータの外観見取図
【図20】本発明実施例3における加熱調理器の外観見
取図
【図21】同加熱調理器の要部正面断面図
【図22】同コンロケースの要部正面断面図
【図23】本発明の実施例4における加熱調理器の外観
見取図
【図24】同加熱調理器の要部正面断面図
【図25】同加熱コンロの要部平面図
【図26】従来の加熱調理器の外観見取図
【図27】同加熱調理器の要部正面断面図
【図28】同加熱調理器の要部側面断面図
【図29】従来の他の加熱調理器の外観見取図
【図30】同加熱調理器の要部正面断面図
【符号の説明】
7、34 ヒータ 17、22、27、32、39、45、51、57、6
2 加熱コンロ 18、23、28、33、41、46、53、59、6
5 コンロケース 19、25、42、49 セラミック材 20、30 無機材 24 サンドブラスト 29 接着材 33a 内周壁 33b 外周壁 40、52、58、64 ランプヒータ 41a、63 石英管 48 セラミック管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−269475(JP,A) 特開 平3−7814(JP,A) 実開 昭62−120107(JP,U) 実開 平2−54198(JP,U) 実開 平2−71987(JP,U) 実開 昭63−2009(JP,U) 実開 平6−18803(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/04 - 7/06 H05B 3/74 F24C 15/00 - 15/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面を開口し内部に赤外線を放射するヒー
    タを備えた加熱コンロを有する加熱調理器において、前
    記加熱コンロはコンロケースを赤外線の反射率が高いア
    ルミニウム材料にするとともに、外部壁面に液性でペー
    スト状のもので耐熱性に優れポリマーにより接着性を付
    加したセラミック材を塗布し且つ、前記セラミック材の
    表面に可とう性のある無機材を貼り、乾燥により加熱硬
    化させ一体化した断熱構造とした加熱調理器。
  2. 【請求項2】結晶化ガラスの直下に、上面を開口し内部
    に石英管タイプの赤外線を放射するランプヒータを備え
    た加熱コンロを有する加熱調理器において、前記加熱コ
    ンロはコンロケースを赤外線の反射率が高いアルミニウ
    ム材料にするとともに、前記石英管の上方側表面と下方
    側表面の一部にセラミックをコーティングし、左右に分
    散しながら赤外線放射させる断熱構造とした加熱調理
    器。
  3. 【請求項3】結晶化ガラスの直下に、上面を開口し内部
    に石英管タイプの赤外線を放射するランプヒータを備え
    た加熱コンロを有する加熱調理器において、前記加熱コ
    ンロはコンロケースを赤外線の反射率が高いアルミニウ
    ム材料にするとともに、前記コンロケースの底面形状を
    ランプヒータを中心に放物線状とし直上の結晶化ガラス
    に向けての反射を良くするとともに、且つ、前記石英管
    の下方側表面にセラミックをコーティングし、ランプヒ
    ータ真下に赤外線放射しない断熱構造とした加熱調理
    器。
  4. 【請求項4】結晶化ガラスの直下に、上面を開口し内部
    に石英管タイプの赤外線を放射するサークル形状のラン
    プヒータを備えた加熱コンロを有する加熱調理器におい
    て、前記加熱コンロはコンロケースの底面形状をランプ
    ヒータを中心に円周方向に放物線状とするとともに、赤
    外線の反射率が高いアルミニウム材料にし且つ、前記サ
    ークル形状の石英管の下方側表面の一部にセラミックを
    コーティングし、コンロケース面での赤外線の反射を良
    くするとともに、コンロケース面の局所過熱のない断熱
    構造とした加熱調理器。
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