JP3220991U - 保護ケース - Google Patents

Abstract

【課題】保護聴診器に用いられ、輸送中の破壊を防止し、携帯が容易な保護ケースを提供する。【解決手段】保護ケースは、第１の開口１１２ａを有する第１の空洞部１１２と、第１の開口に接続される第１の接合部１１４と、を含む第１のハウジング１１０と、第２の開口１２２ａを有する第２の空洞部１２２と、第２の開口に接続され、第１の接合部に取り外し可能に接合されて、第１の空洞部と第２の空洞部との間に収納空間が形成されるようにする第２の接合部１２４と、第２の空洞部に接続され、第２の開口へ突出するバンプ１２３と、を含む第２のハウジング１２０と、を備える。【選択図】図１

Description

本考案は、保護ケースに関し、より具体的には、聴診器用の保護ケースに関する。

現在、聴診器は、各種の展覧会に連れられるリテールボックスにパッケージングされる。しかしながら、リテールボックスの占める体積の原因で、輸送が不便になる。これにより、販売者は、リテールボックスの代わりに布で聴診器をパッケージングすることがよくある。リテールボックスにより保護されずに、聴診器のチェストピースが輸送中に破壊されやすくなり、高い修理費が生じる。

そのため、上記の課題を解決するために、如何に保護ケースを提供するかは、当業者が解決しなければならない重要な課題になる。

本考案は、保護聴診器に用いられ且つ容易に連れられる保護ケースを提供する。

本開示内容の１つの実施例によると、保護ケースは、第１のハウジングと、第２のハウジングと、を備える。第１のハウジングは、第１の空洞部と、第１の接合部と、を含む。第１の空洞部が第１の開口を有する。第１の接合部が第１の開口に接続される。第２のハウジングは、第２の空洞部と、第２の接合部と、バンプと、を含む。第２の空洞部が第２の開口を有する。第２の接合部が第２の開口に接続される。第２の接合部が第１の接合部に取り外し可能に接合されて、第１の空洞部と第２の空洞部との間に収納空間が形成されるようにする。バンプが第２の空洞部に接続され、第２の開口へ突出する。

本開示内容の１つの実施例において、第１の接合部及び第２の接合部は、その一方が突出を有し、その他方が突出に取り外し可能に接合されるように構成される溝を有する。

本開示内容の１つの実施例において、第１のハウジングは第１の接合部に接続される第１の接続部を更に含み、第２のハウジングは第２の接合部及び第１の接続部に接続される第２の接続部を更に含み、且つ第１の接続部と第２の接続部との間に結合面が形成される。

本開示内容の１つの実施例において、バンプは第３の開口を有する第３の空洞部を含み、第２の開口及び第３の開口がそれぞれ第２のハウジングの対向する側面に位置する。

本開示内容の１つの実施例において、第１のハウジングは第１の開口の縁部に位置するノッチを更に含み、且つノッチが第１の空洞部の内壁から第１の接合部の外縁に延伸する。

本開示内容の１つの実施例において、第２のハウジングは第２の開口の縁部に位置するノッチを更に含み、ノッチが第２の空洞部の内壁から第２の接合部の外縁に延伸する。

本開示内容の１つの実施例において、第１の空洞部及び第２の空洞部の各々が環状縁部を有する。

本開示内容の１つの実施例において、第１のハウジングは第１の接合部の縁部に位置する第１のバックル部を更に含み、第２のハウジングは第２の接合部の縁部に位置する第２のバックル部を更に含み、且つ第１のバックル部が第２のバックル部に取り外し可能に係合される。

これにより、本開示内容の保護ケースにおいて、保護ケースは、軽く且つつれやすいパッケージング構造である。これにより、本開示内容の保護ケースによって聴診器をパッケージングすると、聴診器のチェストピースにぶつからないように、使用者が聴診器を如何なる場所に容易に連れていくことができる。保護ケースの中に位置するバンプがチェストピースを置くことに寄与し、チェストピースと保護ケースとがぶつからないようにし、且つまたこれによりチェストピースに対する破壊を防止することができる。

上記の一般的な説明及び下記の詳しい説明は、実例によってなされ、且つ保護しようとする本考案の更なる解釈を提供することを図ることは理解すべきである。

下記の添付図面を参照して実施例の下記の詳しい説明を読むことで、本考案をより十分に理解することができる。

本開示内容によるある実施例の展開状態にある保護ケースの透視図である。 本開示内容によるある実施例の折り畳み状態にある保護ケースの透視図である。 図２における線分３−３に沿った保護ケースの断面図である。 図２における線分４−４に沿った保護ケースの断面図であり、シングルヘッドを有する聴診器が保護ケースの中に収納される。 図２における線分４−４に沿った保護ケースの断面図であり、ダブルヘッドを有する聴診器が保護ケースの中に収納される。

以下、本考案の実施例を詳しく参照し、それらの実例を添付図面に示す。可能な場合、添付図面及び説明において、同じ符号で同じ又は類似な部品を示す。

図１を参照されたい。図１は、本開示内容によるある実施例の展開状態にある保護ケース１００の透視図である。

図１に示すように、保護ケース１００は、聴診器２００のチェストピース２１０（図４に示すように）を収納するためのケースハウジングである。保護ケース１００は、第１のハウジング１１０と、第２のハウジング１２０と、を備える。第１のハウジング１１０は、第１の空洞部１１２、第１の接合部１１４、第１の接続部１１６、２つの第１のバックル部１１８及び第１のノッチ１１１を含む。第１の空洞部１１２が第１の開口１１２ａを有する。第１の接合部１１４が第１の開口１１２ａに接続される。第１の接合部１１４は溝である。第１の接続部１１６が第１の接合部１１４の外縁に接続され且つ前記外縁を取り囲む。２つの第１のバックル部１１８がそれぞれ第１の接合部１１４の２つの対向する内壁に位置し、第１の空洞部１１２の第１の開口１１２ａへ突出する。第１のノッチ１１１が第１の開口１１２ａの縁部に位置し且つ第１の接合部１１４を介して第１の空洞部１１２の内壁から第１の接続部１１６の外縁まで延伸する。

第２のハウジング１２０は、第２の空洞部１２２、第２の接合部１２４、第２の接続部１２６、２つの第２のバックル部１２８、第２のノッチ１２１及びバンプ１２３を含む。第２の空洞部１２２が第２の開口１２２ａを有する。第２の接合部１２４が第２の開口１２２ａに接続される。第２の接合部１２４は突出である。第１の接合部１１４（溝である）が第２の接合部１２４（突出である）に取り外し可能に接合されるように構成される。第２の接続部１２６が第２の接合部１２４の外縁に接続され且つ前記外縁を取り囲む。第２の接続部１２６の側面がまた第１の接続部１１６の側面に接続される。これにより、結合面１３０が第１の接続部１１６の側面と第２の接続部１２６の側面との間に形成される。結合面１３０が屈曲可能であるので、保護ケース１００が展開状態（図１に示すように）又は折り畳み状態（図２に示すように）に選択的に変形することができる。２つの第２のバックル部１２８がそれぞれ第２の接合部１２４の第１のバックル部１１８の位置に対応する２つの対向する外壁に位置する。２つの第２のバックル部１２８は第２の開口１２２ａへ凹む凹みである。第２のバックル部１２８がそれぞれ第１のバックル部１１８に取り外し可能に接合されるように構成される。第２のノッチ１２１が第２の開口１２２ａの縁部に位置し、第２の空洞部１２２の内壁から第２の接合部１２４の外縁まで延伸する。バンプ１２３が第２の空洞部１２２の底面に接続され且つ第２の開口１２２ａへ突出する。第１の開口１１２ａ及び第２の開口１２２ａの何れも環状縁部を有する。具体的には、第１の開口１１２ａ及び第２の開口１２２ａの環状縁部は、聴診器２００のチェストピース２１０の円状の縁部に合わせる円状の縁部であるが、本開示内容はこれに限定されない。

ある他の実施例において、第１の接合部１１４は突出であり、第２の接合部１２４は溝である。前記実施例において、第１のバックル部１１８は、第１の接合部１１４の２つの外壁から凹む凹みである。第２のバックル部１２８がそれぞれ第２の接合部１２４の第１のバックル部１１８の位置に対応する２つの内壁に位置する。第２のバックル部１２８が第２の開口１２２ａへ突出する。ある実施例において、溝の横方向幅が突出の横方向幅よりも大きい。ある実施例において、溝の深さが突出の高さよりも大きい。

ある実施例において、第１のバックル部１１８及び第２のバックル部１２８の数や位置は、図１に示す実施例により制限されず、実際の要求に応じて調節されてよい。

ある実施例において、第１の接続部１１６及び第２の接続部１２６がそれぞれ第１の接合部１１４及び第２の接合部１２４を連続的に取り囲むが、本開示内容はこれに限定されない。ある他の実施例において、第１の接続部１１６及び第２の接続部１２６がそれぞれ第１の接合部１１４及び第２の接合部１２４を連続的に取り囲むものではない。例えば、第１の接続部１１６及び第２の接続部１２６がそれぞれ部分的に第１の接合部１１４及び第２の接合部１２４の側面に沿って延伸してよい。

ある他の実施例において、結合面１３０が第１の接続部１１６のコーナーと第２の接続部１２６のコーナーとの間に形成されるが、本開示内容はこれに限定されない。

ある他の実施例において、第１のハウジング１１０及び第２のハウジング１２０は分けられたものである。つまり、第１のハウジング１１０の第１の接続部１１６と第２のハウジング１２０の第２の接続部１２６とが互いに接続しない。このような実施例において、第１のハウジング１１０及び第２のハウジング１２０は、第１の接合部１１４及び第２の接合部１２４を互いに接合することで互いに固定されてよいが、本開示内容はこれに限定されない。

ある実施例において、例えば、第１のハウジング１１０及び第２のハウジング１２０は、射出成形又は発泡成形によって形成されるが、本開示内容はこれに限定されない。

図２及び図３を参照されたい。図２は、本開示内容によるある実施例の折り畳み状態にある保護ケース１００の透視図である。図３は、図２における線分３−３に沿った保護ケース１００の断面図である。

図２及び図３を参照されたい。保護ケース１００が折り畳み状態にある場合、第１の接合部１１４と第２の接合部１２４が接合する。具体的には、第２の接合部１２４（突出である）が第１の接合部１１４（溝である）に合わせられる。第２のバックル部１１８がそれぞれ第２のバックル部１２８に係合される。そのため、第１の接続部１１６の表面が第２の接続部１２６の表面に接触する。第１の空洞部１１２が第２の空洞部１２２に接続される。第１のノッチ１１１が第２のノッチ１２１に接続される。第１の収納空間１４０が第１の空洞部１１２と第２の空洞部１２２との間に形成される。第２の収納空間１５０が第１のノッチ１１１と第２のノッチ１２１との間に形成される（視角の原因で、図２に第２のノッチ１２１を省略する）。第１の収納空間１４０が聴診器２００のチェストピース２１０を収納するように構成される。第２の収納空間１５０が聴診器２００のチューブ２２０を収納するように構成される（図４参照）。第１のバックル部１１８及び第２のバックル部１２８は、第１の接合部１１４と第２の接合部１２４が互いにしっかりと接合するように確保して、輸送中に聴診器２００が保護ケース１００外に落ちないようにする。

図３に示すように、バンプ１２３は第３の空洞部１２３１を含む。第３の空洞部１２３１が第３の開口１２３１ａを有する。第２の開口１２２ａ及び第３の開口１２３１ａがそれぞれ第２のハウジング１２０の対向する側面に位置する。

図４を参照されたい。図４は、図２における線分４−４に沿った保護ケース１００の断面図であり、シングルヘッドを有する聴診器２００が保護ケース１００に収納される。

図４に示すように、聴診器２００が保護ケース１００に収納される。聴診器２００はチェストピース２１０及びチューブ２２０を含む。チューブ２２０がチェストピース２１０に接続される。チェストピース２１０が第１の収納空間１４０に収納される。チューブ２２０が第１のノッチ１１１及び第２のノッチ１２１からなる第２の収納空間１５０に収納され、且つ保護ケース１００から延伸する。図４に示す実施例において、チェストピース２１０はシングルヘッドを含む。バンプ１２３がチェストピース２１０のヘッドに対向する表面２１０ａに当接する。このように、バンプ１２３は、チェストピース２１０を保護ケース１００の中に置くことに寄与し、輸送中にチェストピース２１０と保護ケース１００とがぶつからないようにすることに用いられ、またこれによりチェストピース２１０に対する破壊を防止することができる。

図５を参照されたい。図５は、図２における線分４−４に沿った保護ケース１００の断面図であり、ダブルヘッドを有する聴診器３００が保護ケース１００に収納される。

図５に示すように、聴診器３００が保護ケース１００に収納される。聴診器３００はチェストピース３１０及びチューブ２２０を含む。図４に示す実施例と比べると、聴診器３００のチェストピース３１０はダブルヘッドを含む。具体的には、チェストピース３１０は第１のヘッド３１２及び第２のヘッド３１４を含む。本実施例において、第１のヘッド３１２は、チェストピース３１０の大きい側面であり、その上に円状の縁部及び隔膜がある。大きい隔膜の側が一般的に成年の患者に用いられる。本実施例において、第２のヘッド３１４は、チェストピース３１０の円状の縁部、ベル及び反響孔を有する小さい側面である。小さいベル側が一般的に小児科又はやせて弱々しい患者に用いられる。第２のヘッド３１４は、チェストピース３１０の表面３１２ａに接続される中空部３１４ａを含む。第２のヘッド３１４は、第１のヘッド３１２に向かって縮径する。バンプ１２３がチェストピース３１０の表面３１２ａに当接し、且つ第２のヘッド３１４の中空部３１４ａに収納されると共に、聴診器３００が保護ケース１００の第１の収納空間１４０に収納される。このように、バンプ１２３は、チェストピース３１０を保護ケース１００の中に置くことに寄与し、輸送中にチェストピース３１０と保護ケース１００とがぶつからないようにすることに用いられ、またこれによりチェストピース３１０に対する破壊を防止することができる。

図４及び図５に示すように、本開示内容の保護ケース１００は、各種のチェストピースを有する聴診器に好適に用いられる。

本開示内容の実施例の上記の記載によると、本開示内容の保護ケースは、軽く且つつれやすいパッケージング構造であることが判明される。これにより、本開示内容の保護ケースによって聴診器をパッケージングすると、聴診器のチェストピースにぶつからないように、使用者が聴診器を如何なる場所に容易に連れていくことができる。保護ケースの中に位置するバンプが異なるチェストピースを置くことに寄与し、チェストピースと保護ケースとがぶつからないようにし、またこれによりチェストピースに対する破壊を防止することができる。

実施例を相当詳しく参照して本考案を説明したが、他の実施例も可能である。これにより、添付の請求項の精神や範囲は本文に含まれる実施例の説明に限定されるべきではない。

当業者であれば、本考案の範囲や精神から逸脱せずに、本考案の構造に各種の修正や変化を加えることができることは、容易に理解すべきである。上記にかんがみて、本考案は、提供された本考案に対する修正や変化を含むことを意図し、それらも添付の実用新案登録請求の範囲にある。

３、４ 線分
１００ 保護ケース
１１０ 第１のハウジング
１１１ 第１のノッチ
１１２ 第１の空洞部
１１２ａ 第１の開口
１１４ 第１の接合部
１１６ 第１の接続部
１１８ 第１のバックル部
１２０ 第２のハウジング
１２１ 第２のノッチ
１２２ 第２の空洞部
１２２ａ 第２の開口
１２３ バンプ
１２４ 第２の接合部
１２６ 第２の接続部
１２８ 第２のバックル部
１３０ 接合面
１４０ 第１の収納空間
１５０ 第２の収納空間
２００、３００ 聴診器
２１０、３１０ チェストピース
２１０ａ、３１２ａ 表面
２２０ チューブ
３１２ 第１のヘッド
３１４ 第２のヘッド
３１４ａ 中空部
１２３１ 第３の空洞部
１２３１ａ 第３の開口

Claims (8)

1. 第１の開口を有する第１の空洞部と、前記第１の開口に接続される第１の接合部と、を含む第１のハウジングと、
   第２の開口を含む第２の空洞部と、前記第２の開口に接続され、前記第１の接合部に取り外し可能に接合されて、前記第１の空洞部と前記第２の空洞部との間に収納空間が形成されるようにする第２の接合部と、前記第２の空洞部に接続され、前記第２の開口へ突出するバンプと、を含む第２のハウジングと、
   を備える聴診器用の保護ケース。
2. 前記第１の接合部と前記第２の接合部は、その一方が突出を有し、その他方が前記突出に取り外し可能に接合されるように構成される溝を有する請求項１に記載の保護ケース。
3. 前記第１のハウジングは前記第１の接合部に接続される第１の接続部を更に含み、前記第２のハウジングは前記第２の接合部及び前記第１の接続部に接続される第２の接続部を更に含み、且つ前記第１の接続部と前記第２の接続部との間に結合面が形成される請求項１又は２に記載の保護ケース。
4. 前記バンプは第３の開口を有する第３の空洞部を含み、且つ前記第２の開口及び前記第３の開口がそれぞれ前記第２のハウジングの対向する側面に位置する請求項１〜３の何れか１項に記載の保護ケース。
5. 前記第１のハウジングは前記第１の開口の縁部に位置するノッチを更に含み、且つ前記ノッチが前記第１の空洞部の内壁から前記第１の接合部の外縁に延伸する請求項１〜４の何れか１項に記載の保護ケース。
6. 前記第２のハウジングは前記第２の開口の縁部に位置するノッチを更に含み、且つ前記第２のハウジングの前記ノッチが前記第２の空洞部の内壁から前記第２の接合部の外縁に延伸する請求項１〜５の何れか１項に記載の保護ケース。
7. 前記第１の空洞部及び前記第２の空洞部の各々が環状縁部を有する請求項１〜６の何れか１項に記載の保護ケース。
8. 前記第１のハウジングは前記第１の接合部の縁部に位置する第１のバックル部を更に含み、前記第２のハウジングは前記第２の接合部の縁部に位置する第２のバックル部を更に含み、且つ前記第１のバックル部が前記第２のバックル部に取り外し可能に係合される請求項１〜７の何れか１項に記載の保護ケース。

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