JP3220943B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP3220943B2
JP3220943B2 JP19123491A JP19123491A JP3220943B2 JP 3220943 B2 JP3220943 B2 JP 3220943B2 JP 19123491 A JP19123491 A JP 19123491A JP 19123491 A JP19123491 A JP 19123491A JP 3220943 B2 JP3220943 B2 JP 3220943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
firing
unit
rail
positioning
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19123491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0515633A (ja
Inventor
吉平 新山
広司 伊東
Original Assignee
株式会社ソフィア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ソフィア filed Critical 株式会社ソフィア
Priority to JP19123491A priority Critical patent/JP3220943B2/ja
Publication of JPH0515633A publication Critical patent/JPH0515633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3220943B2 publication Critical patent/JP3220943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリーソレノイド
などの電気的駆動源を設けると共に該電気的駆動源の駆
動により作動する発射杆を設けた発射ユニットと、発射
レールとの位置決めを簡単且つ正確に行なえるようにし
たパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機においては、前面枠の
裏側下部に発射杆と駆動源を設けた発射ユニットを止着
し、遊技盤の下端部位置するフレームボードの前面に
発射レールを止着し、発射杆の傾斜下端の発射位置と発
射杆の弾発部との位置を正確に合わせるための特別な構
造は設けてない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、パチンコ
機の組立工程においては、発射ユニットと発射レールの
取付作業が終了した後に、発射レールの発射位置と発射
杆の弾発部の位置調整作業を別途行なわなければならな
かった。また、工場出荷時に位置調整ができていても、
パチンコ店で使用していると、発射レールと発射ユニッ
トとの位置を規制する構造を有していないので、前面枠
の経年歪みなどにより発射レールと発射ユニットとの位
置関係、特に発射位置と弾発部との位置関係が狂ってし
まい、打球の弾発方向が一定しない所謂ムラ飛び現象を
起こす。このため、組立工程においては発射ユニットと
発射レールとの位置決めが簡単且つ確実であり、パチン
コ店においては長年使用しても位置の狂いによるムラ飛
び現象が生じないパチンコ機の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、ユニット基板に電気的駆動源と、該電
気的駆動源の駆動により作動する発射杆を取り付けて発
射ユニットを構成し、レール基材に発射レールを斜めに
取り付けて発射レールユニットを構成し、遊技盤の下
位置するフレームボードの前面に発射レールユニッ
トを、発射レールの傾斜上端側はフレームボードと発射
レールユニットとに設けた第1位置決め手段により傾斜
上端側の位置を決めて止着し、発射レールの傾斜下端側
は発射レールユニットと発射ユニットとに設けた第2位
置決め手段により発射レールの傾斜下端と発射ユニット
との相対位置を決定した状態で止着することを特徴とす
るものである。
【0005】
【作用】遊技盤の下端部位置するフレームボードの前
面に発射レールユニットを止着する際に、発射レールの
傾斜上端側は、フレームボードと発射レールユニットと
に設けた第1位置決め手段により傾斜上端側の位置が決
められる。一方、発射レールの傾斜下端側は、発射レー
ルユニットと発射ユニットとに設けた第2位置決め手段
により、発射レールの傾斜下端と発射ユニットとの相対
位置が直接決定される。したがって、発射レールの傾斜
下端の発射位置と発射杆の弾発部との位置関係は、他の
部材の影響を受けない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。遊技機たるパチンコ機1は、図1に示すよう
に、機枠2の一側に前面枠3を蝶番4,4により開閉自
在に蝶着し、該前面枠3の窓部にガラス枠5と開閉パネ
ル6を上下に配してそれぞれ独立して開閉自在に軸着
し、前面枠3の裏側にフレーム7を止着するとともに、
フレーム7の下部にフレームボード8を設け、フレーム
ボード8上に載置した遊技盤をフレーム7内に着脱可能
な状態で装着し、前面枠3の裏側下部に発射装置の発射
ユニット9を取り付け、該発射ユニット9を操作する打
球発射操作ハンドル10を前面枠3の表側の一側に突設
してある。
【0007】本実施例の前面枠3は、プラスチックによ
り一体成形した額縁状の浅い枠体であり、裏側には後述
する発射装置の電気的駆動源を収納する収納空部11を
形成したり、補強リブ12…を形成してある。
【0008】フレームボード8は、図1及び図2に示す
ように、遊技盤の厚さとほぼ同じ厚さで形成した横長な
部材であり、上面には遊技盤を載置する遊技盤載置部1
3…を形成し、前面の左側にはファール球及び落下球の
回収樋14を設け、前面のほぼ中央上部に第1位置決め
手段の一部を構成する発射レール傾斜上端側位置決め用
突起15を突設すると共に、前面の右側下部に発射レー
ル傾斜下端側位置決め用嵌合孔16を開設し、該位置決
め用突起15と位置決め用嵌合孔16により位置決めし
て発射レール17を止着し、該発射レール17の下方に
球供給皿18から抜いた球を案内する流路19などを設
けるように構成してある。なお、発射レール傾斜下端側
位置決め用嵌合孔16は、後述する位置決め用突起を嵌
合した状態で該位置決め用突起が上下方向に位置調整し
得る大きさに設定してある。
【0009】発射レール17は、図2および図3に示す
ように、断面M字状の金属製のレールであり、レール基
材20により支持された状態でフレームボード8に取り
付けられている。このレール基材20は、略直角三角形
のプラスチック製板状体であり、発射レール17の下面
開口部に嵌合する受部21を斜辺に形成し、斜辺の傾斜
下端から上方に延設した板部22には球受部23を一体
的に形成し、斜辺の上端側(図2中左側)の裏面にはフ
レームボード8の位置決め用突起15を嵌合する嵌合孔
21′を第1位置決め手段の一部として開設し、斜辺の
下端側の裏面に位置決め用突起24を突設してある。な
お、斜辺の上端側に開設した嵌合孔21′は、フレーム
ボード8の位置決め用突起15がガタつくことなく嵌合
し得る大きさに設定してある。
【0010】このレール基材20に発射レール17を止
着するには、発射レール17を受部21に上方から嵌合
してレール基材20側面のネジ孔25…と受部21側面
のネジ孔26…を合わせ、該ネジ孔25,26…内にネ
ジ27,27を締め込んで止着する。そして、フレーム
ボード8に取り付けるには、レール基材20の傾斜上端
側に開設してある嵌合孔21′内にフレームボード8の
位置決め用突起15を嵌合して、即ち第1位置決め手段
により発射レール17の傾斜上端側の位置を所定位置を
決定し、第2位置決め手段の一部として形成した傾斜下
端側の位置決め用突起24をフレームボード8の位置決
め用嵌合孔16内に遊嵌すると共に位置決め用突起24
を位置決め用嵌合孔16内で多少位置調整して後述する
発射杆28の弾発部29との位置を調整し、傾斜上端側
についてはネジを表側から孔内に挿通してネジの先端を
フレームボード8前面のネジ孔内に締め込み、傾斜下端
側についてはフレームボード8の裏側からネジ30を孔
31内に挿通してネジの先端をレール基材20裏面の孔
内に締め込むことにより止着する。
【0011】発射装置の発射ユニット9は、図4及び図
5に示すように、金属板製のユニット基板32の表側の
面にロータリーソレノイド33などの電気的駆動源を取
り付け、裏側の面に突出した出力軸34に発射杆28の
基端をナットにより固定し、該発射杆28が往復回動し
得る範囲を第1ストッパ35と第2ストッパ36とによ
り規制してなり、待機位置で発射杆28を支持する第1
ストッパ35は位置を固定したままであるが、弾発位置
で発射杆28を受け止める第2ストッパ36は取付孔3
7を長孔にして発射杆28の弾発位置に応じて位置調整
できるようにしてある。また、本実施例に係る発射ユニ
ット9のユニット基板32には、図4に示すように、前
面枠3に対向する面(表側の面)に位置決め用突起3
8,38を突設し、また、上端縁の一側には一旦後方水
平方向に屈曲してから先端部分を垂直方向に向けて屈曲
してなるレール基材取付部39を形成するとともに、垂
直部分に第2位置決め手段の一部である位置決め用嵌合
孔40とネジ孔41を開設し、更に、下端縁には前方水
平方向に延出する滑べり金具42を突設する。なお、ユ
ニット基板32に開設した孔43は、発射操作ハンドル
10と後述する発射制御回路とを電気的に接続する配線
を通すための孔である。また、滑べり金具42は、重い
前面枠3を開閉する際に、機枠2の幕板2′の上端縁上
を滑べることにより、前面枠3の開閉動作を容易に行な
えるようにするものである。
【0012】そして、この発射ユニット9のロータリー
ソレノイド33を制御する発射制御回路44は、図6に
示すように、ケース本体45aと蓋45bとからなる制
御ケース45内に収納されており、ケース本体45aの
表側には、図7に示すように、打球の飛距離の範囲の調
整表示部46や球無し表示部47を設けてある。この様
な構成からなる制御ケース45をユニット基板32に取
り付ける場合、図5に示すように、ユニット基板32の
裏側に係止用支柱48…を予めネジ止めし、これら係止
用支柱48…の先端に制御ケース45を当接し、制御ケ
ース45の取付片49…に装着した係止部材50…を使
用して止着する。なお、上記係止用支柱48の長さは、
球の直径よりも充分に長く設定してある。したがって、
ユニット基板32に係止用支柱48を介在させて制御ケ
ース45を取り付けると、ユニット基板32と制御ケー
ス45との間隔が球径以上となり、しかも該間隔の上下
左右が開放したままであり、この間隔内に球が流下して
来ても球はそのまま間隔内を通過して、途中で詰まるこ
とはない。また、上記係止部材50は、操作部50aを
押し込むと先端50bが拡径して係止用支柱48先端の
係止孔48′内に係止し、操作部50aを手前に引くと
先端50bが縮径する構造である。したがって、この係
止部材50の先端を係止用支柱48先端の係止孔48′
内に嵌合した状態で操作部50aを押し込むと、先端5
0bが拡径して制御ケース45を発射ユニット9に止着
することができ、一方、操作部50aを手前に引くと先
端50bが縮径するので、制御ケース45を簡単に取り
外すことができる。
【0013】発射ユニット9を前面枠3に取り付けるに
は、ユニット基板32の表側を前面枠3の裏面に臨ま
せ、ロータリーソレノイド33を前面枠3の収納空部1
1内に収納してからユニット基板32の位置決め用突起
38,38を前面枠3の位置決め用嵌合孔51,51内
に嵌合すると共に、レール基材取付部39の位置決め用
孔40内に前記レール基材20の位置決め用突起24を
嵌合することにより、即ち第2位置決め手段により発射
ユニット9の前面枠3に対する位置決めを行ない、ユニ
ット基板32のネジ孔52…内にネジを挿通してユニッ
ト基板32が前面枠3の裏面に当接するまでねじ込む。
【0014】この様にして発射ユニット9を前面枠3に
取り付けると、前記滑べり金具42が前面枠3の下端面
に当接され、また、ユニット基板32のレール基材取付
部39の位置決め用孔40とレール基材20の位置決め
用突起24との嵌合により、即ち第2位置決め手段によ
り両者の位置が特定されるので、発射杆28と発射レー
ル17との相対位置が特定され、これにより発射杆28
先端の弾発部29の位置と発射レール17基端の発射位
置との位置関係が所定位置に設定され、発射杆28が回
動した際に弾発部29が発射レール17の発射位置の中
心に丁度入り込んで発射位置の球を正常に弾発、即ち弾
発部29が球の中心を弾発できるようになる。
【0015】なお、発射ユニット9と制御ケース45と
の取付構造は上記した実施例に限定されるものではな
い。例えば、図8に示すように、前面枠3の裏側に支柱
53を前面枠3と一体的に形成し、ユニット基板32に
は上記支柱53…を貫通させる通孔54…を開設し、発
射ユニット9を前面枠3の裏側に取り付ける際には各支
柱53を通孔54内に貫通した状態でネジにより止着
し、ユニット基板32から球径以上の長さで突出した支
柱53…の先端に制御ケース45を前記係止部材50に
よって着脱可能な状態で止着するようにしてもよい。
【0016】また、発射ユニット9を前面枠3の所定位
置に取り付ける手段は上記した構造に限定されるもので
はない。例えば、図9に示すように、前面枠3の裏側に
係止爪部材54,54と止着座55とを左右に一体成形
すると共に位置規制部材56,56を上下に前面枠3と
一体的に形成し、係止爪部材54,54の内側には位置
規制突条57を形成し、発射ユニット9のユニット基板
32には位置規制突条57に係合可能な切欠部58を形
成する。そして、ユニット基板32の切欠部58と前面
枠3側の位置規制突条57とが係合する状態でユニット
基板32の一側を係止爪部材54,54により係止し、
他側を止着座55に当接した状態でネジをネジ孔に挿入
して締め込むことにより固定するようにしてもよい。
【0017】また、図10に示すように、前面枠3の裏
側に係止爪部材59…を左右及び下方に形成し、ユニッ
ト基板32にはこれらの係止爪部材59…に対応する位
置に係止耳片60…を突設し、ユニット基板32を前面
枠3に取り付ける場合には、ユニット基板32を前面枠
3の所定位置よりも少し高い位置に先ず当接してから、
その後にユニット基板32を前面枠3に対して下降し、
これによりユニット基板32の下端縁を下の両係止爪部
材59,59により係止すると共に下の係止耳片60を
両係止爪部材59,59間に嵌合して左右の位置を規制
し、左右に突出している係止耳片60…を左右の係止爪
部材59…にそれぞれ係止し、ネジ孔に挿入したネジを
前面枠3のネジ孔にねじ込んで固定するようにしてもよ
い。そして、発射ユニット9を取り外す場合には、ネジ
を抜いてからユニット基板32を前面枠3に対して上昇
させると簡単に外すことができる。なお、図9および図
10に示す何れの実施例においても、ユニット基板32
にレール基材取付部39を形成し、該レール基材取付部
39の位置決め用嵌合孔40内にレール基材20の位置
決め用突起24を嵌合することにより発射ユニット9の
発射杆28の位置と発射レール17の発射位置との位置
決めを行なう構成、および前面枠3の裏側に形成した収
納空部11内に発射ユニット9の電気的駆動源を収納す
る構成は、前記した実施例と同様である。
【0018】また、制御ケース45をユニット基板32
の裏側に取り付ける構成は、ユニット基板32と制御ケ
ース45との間隔を球径以上空けて着脱可能な状態で取
り付けるようにすればどのような構成でも良く、前記し
た構成に限定されるものではない。また、制御ケース4
5の構造も前記した実施例に限定されるものではない。
例えば、図11に示すように、制御ケース45の蓋45
bの部分に発射ユニットカバーの機能を持たせるため
に、この蓋45bをユニット基板32とほぼ同じ大きさ
とし、上縁には発射杆28が回動する発射杆通過空部6
1を除いて上面部62を形成し、左右側縁には側面部6
3,63を形成する。そして、この制御ケース45を発
射ユニット9に着脱可能な状態で取り付けるには、前記
した実施例と同様に、ユニット基板32に係止用支柱4
8を予め固定し、ワンタッチで係脱可能な係止部材50
…を使用して止着する。なお、制御ケース45とユニッ
ト基板32との間隔の下面を開放しておくため、下面部
は設けない。この様にすると、ユニット基板32と制御
ケース45との間の間隔内に球が入る可能性が有るの
は、発射杆通過空部61だけであって、他の部分につい
ては上面部62や側面部63,63が球の侵入を阻止す
るし、万一発射杆通過空部61から球が侵入しても、ユ
ニット基板32と制御ケース45の蓋45bの平面部分
との間は球の直径よりも大きいので、球はそのまま間隔
内を流下して、下面開放部分から落下してしまい、途中
で詰まることはない。
【0019】また、図12に示す他の実施例は、ユニッ
ト基板32の左右を後方に屈曲すると共に、屈曲部分6
4a,64bの下部に軸受溝65,65を形成し、一方
の屈曲部分64bの上部に屈曲形成した受部66にネジ
孔を開設し、軸受溝65,65とユニット基板32の平
面部分との間の距離、および受部66とユニット基板3
2の平面部分との間の距離は、いずれも球の直径より大
きく設定する。そして、制御ケース45の側面に突設し
た軸67,67をユニット基板32側の軸受溝65,6
5内に係合するとともに、制御ケース45の蓋45bか
ら突設した耳片68をユニット基板32の受部66に当
接し、耳片68に開設したネジ孔から挿入したネジを受
部66のネジ孔内にねじ込むことにより制御ケース45
をユニット基板32に着脱可能な状態で取り付けるよう
に構成してもよい。本実施例の場合、蓋45bの耳片6
8を受部66に止着する手段は、ネジに限らず、例えば
前記した係止部材50により着脱可能に止着してもよい
し、また、蓋45bの上端縁の一部に上面部を形成し、
ユニット基板32と制御ケース45との間に形成される
間隔の上面開放部分の一部を、発射杆通過空部を残して
上面部によって塞ぐようにしてもよい。
【0020】更に、第2位置決め手段は、発射レール1
7の傾斜下端側、即ち発射位置と、ユニット基板32、
即ち弾発部の位置とを直接決定できればどのような構成
でも良い。例えば、ユニット基板32に突起を設け、該
突起と嵌合する孔を発射レールユニットに開設してもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ユ
ニット基板に電気的駆動源と、該電気的駆動源の駆動に
より作動する発射杆を取り付けて発射ユニットを構成
し、レール基材に発射レールを斜めに取り付けて発射レ
ールユニットを構成し、遊技盤の下端部位置するフレ
ームボードの前面に発射レールユニットを、発射レール
の傾斜上端側はフレームボードと発射レールユニットと
に設けた第1位置決め手段により傾斜上端側の位置を決
めて止着し、発射レールの傾斜下端側は発射レールユニ
ットと発射ユニットとに設けた第2位置決め手段により
発射レールの傾斜下端と発射ユニットとの相対位置を決
定した状態で止着するので、発射レールの傾斜下端の発
射位置と発射杆の弾発部との位置関係は、フレームボー
ドなど他の部材の影響を受けることなく第2位置決め手
段によって直接決定される。したがって、組立工程にお
いては発射位置と弾発部の位置との確認作業程度の軽微
な作業だけで済ませることができ、組立作業の合理化を
図ることができる。また、パチンコ店では、長年に渡っ
て使用しても、第2位置決め手段が直接発射レールと発
射ユニットとの位置を定めているので、前面枠が経年変
化により変形するなどしても影響を受けることがなく、
発射位置と弾発部との位置を常時適正に保ち、所謂ムラ
飛び現象の発生を著しく現象せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前面枠、ガラス枠、開閉パネルをそれぞれ開い
た状態におけるパチンコ機の斜視図である。
【図2】フレームボードと発射レールの斜視図である。
【図3】発射ユニットを前面枠に取り付けた状態におけ
る断面図である。
【図4】発射ユニットの斜視図である。
【図5】発射ユニットと制御ケースとの取付状態を示す
斜視図である。
【図6】制御ケースの分解斜視図である。
【図7】制御ケースの斜視図である。
【図8】発射ユニットを前面枠の裏側に取り付ける状態
を示す斜視図である。
【図9】発射ユニットを前面枠に止着する構造の他の実
施例を示す斜視図である。
【図10】発射ユニットを前面枠に止着する構造の他の
実施例を示す斜視図である。
【図11】制御ケースの他の実施例の斜視図である。
【図12】ユニット基板の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ機である。 2 機枠である。 3 前面枠である。 7 フレームである。 8 フレームボードである。 9 発射ユニットである。 11 電気的駆動源の収納空部である。 15 第1位置決め手段の一部としてフレームボードに
突設した突起である。 17 発射レールである。 20 レール基材である。 21′第1位置決め手段の一部としてレール基材に開設
した嵌合孔である。 24 第2位置決め手段の一部としてレール基材に突設
した突起である。 28 発射杆である。 29 弾発部である。 32 ユニット基板である。 33 電気的駆動源としてのロータリーソレノイドであ
る。 35 第1ストッパである。 36 第2ストッパである。 39 レール基材取付部である。 40 第2位置決め手段の一部としてユニット基板に開
設した孔である。 42 滑べり金具である。 44 発射制御回路である。 45 制御ケースである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット基板に電気的駆動源と、該電気
    的駆動源の駆動により作動する発射杆を取り付けて発射
    ユニットを構成し、 レール基材に発射レールを斜めに取り付けて発射レール
    ユニットを構成し、 遊技盤の下端部位置するフレームボードの前面に発射
    レールユニットを、発射レールの傾斜上端側はフレーム
    ボードと発射レールユニットとに設けた第1位置決め手
    段により傾斜上端側の位置を決めて止着し、発射レール
    の傾斜下端側は発射レールユニットと発射ユニットとに
    設けた第2位置決め手段により発射レールの傾斜下端と
    発射ユニットとの相対位置を決定した状態で止着するこ
    とを特徴とするパチンコ機。
JP19123491A 1991-07-05 1991-07-05 遊技機 Expired - Fee Related JP3220943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19123491A JP3220943B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19123491A JP3220943B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0515633A JPH0515633A (ja) 1993-01-26
JP3220943B2 true JP3220943B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=16271136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19123491A Expired - Fee Related JP3220943B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3220943B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0515633A (ja) 1993-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3220943B2 (ja) 遊技機
JP2002224372A (ja) 弾球遊技機
JPH0515650A (ja) パチンコ機
JPH0645588Y2 (ja) ヒンジ装置
JPH0319902Y2 (ja)
JPH0239505Y2 (ja)
JP2002219252A (ja) 弾球遊技機
JPH08191924A (ja) 弾球遊技機
JP2006166982A (ja) パチンコ機の遊技盤取付装置
JP2673441B2 (ja) パチンコ機
JP2002143494A (ja) 縦型遊技機の枠支持構造
JPH07178229A (ja) 縦型弾球遊技機
CN221823615U (zh) 一种防跳动组件及门组件
JP2005120573A (ja) ピボット調整蝶番
JPS6118928Y2 (ja)
JP3363898B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002219251A (ja) 弾球遊技機
JP3741577B2 (ja) 遊技機
JP4262511B2 (ja) 縦型遊技機の枠構造
JPH07112064A (ja) パチンコ機の遊技盤取付枠
JPH0319403Y2 (ja)
JP2631872B2 (ja) 遊技機
JPH0239504Y2 (ja)
JP3319364B2 (ja) パチンコ機
JPH05285267A (ja) パチンコ機の取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070817

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees