JP3220882B2 - 懸賞表示を備えた合成樹脂製容器蓋 - Google Patents

懸賞表示を備えた合成樹脂製容器蓋

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JP3220882B2
JP3220882B2 JP05042193A JP5042193A JP3220882B2 JP 3220882 B2 JP3220882 B2 JP 3220882B2 JP 05042193 A JP05042193 A JP 05042193A JP 5042193 A JP5042193 A JP 5042193A JP 3220882 B2 JP3220882 B2 JP 3220882B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65D41/00Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
    • B65D41/32Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
    • B65D41/34Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
    • B65D41/3404Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element
    • B65D41/3409Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スカート壁のタンパー
エビデント裾部に懸賞表示を備えた合成樹脂製容器蓋に
関する。
【0002】
【従来の技術】飲料用ガラス或いは合成樹脂製瓶の如き
容器のための容器蓋として、周知の如く、所謂タンパー
エビデント(不正明示)特性を備えた合成樹脂製容器蓋
が広く実用に供されている。かかる容器蓋は円形天面壁
とこの天面壁から垂下する円筒形スカート壁を有する。
スカート壁には周方向に延びる周方向弱化ラインが形成
されており、スカート壁は周方向弱化ラインより上方の
主部と周方向弱化ラインより下方のタンパーエビデント
裾部とに区画されている。周方向弱化ライン自体は、周
方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個のスリット
(切溝)とかかるスリット間に残留せしめられている複
数個の橋絡部とから構成されている。複数個の橋絡部の
内の1個は他の橋絡部よりも大きな強度を有する非破断
橋絡部である。スカート壁の主部の内面には雌螺条が形
成されており、スカート壁のタンパーエビデント裾部の
内面には係止片が形成されている。周方向に間隔をおい
て複数個形成され、その各々は周方向に向かって半径方
向内方に傾斜して延びる形態の係止片が好都合に実施さ
れている。また、軸線方向上方に向かって半径方向内方
に傾斜して延びる形態の係止片も提案されており、この
場合には周方向に連続して環状に延びる単一の係止片が
形成され、或いは周方向に間隔をおいて複数個の係止片
が形成される。スカート壁のタンパーエビデント裾部に
は軸線方向弱化ラインが形成されている。この軸線方向
弱化ラインは、通常、材料厚さを低減せしめたスコアか
ら構成されている。
【0003】上述した形態の容器蓋は、口頸部の外周面
には雄螺条とその下方に位置する環状係止あご部が形成
されている形態の容器に適用される。容器の口頸部に容
器蓋を所要とおりに装着すると、容器蓋の雌螺条が口頸
部の雄螺条に螺合せしめられ、そして容器蓋の係止片が
口頸部の係止あご部に係止せしめられる。容器の口頸部
を開封する際には、周方向弱化ラインにおける非破断橋
絡部以外の橋絡部が破断されると共に、スカート壁のタ
ンパーエビデント裾部に形成されている軸線方向弱化ラ
インが破断され、かくして係止あご部に対する係止片の
係止が解除され、容器蓋が口頸部から離脱される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】販売促進のために容器
蓋に懸賞表示を施すことも既に提案されており、通常、
かかる懸賞表示は天面壁の内面に施される。然るに、天
面壁の内面に懸賞表示を施す場合には、次のとおりの問
題が存在する。当たりを示す懸賞表示を有する容器蓋の
場合には、かかる容器蓋と交換に所定の景品が付与され
る。従って、使用者は天面壁の内面に所要懸賞表示を有
する容器蓋を販売者に返還することが絶対的に必要であ
り、一端開封した容器の口頸部を一時的に仮密封するた
めに容器蓋を使用することができなくなる。また、容器
が透明乃至半透明である場合には、容器の口頸部から容
器蓋を離脱することなく、容器を通して容器蓋の天面壁
に施された懸賞表示を目視することが可能であり、懸賞
特性が毀損される虞もある。
【0005】上述したとおりの問題を解決するために、
天面壁の内面には別個に成形される密封ライナーが施さ
れる形態の容器蓋においては、密封ライナーの一部を容
器蓋本体から離脱せしめた時に、密封ライナーに配設さ
れている懸賞表示が現出するように構成することが意図
される。しかしながら、かような構成を採用する場合に
は、密封ライナーの一部が容易に離脱されるようになす
ことが必要であると共に、密封ライナーに懸賞表示が現
出するようになすことが必要であり、容器蓋の生産性が
著しく低下し、製造コストが大幅に増大する。
【0006】他方、実公昭58−4832号公報には、
容器蓋の金属薄板製本体におけるタンパーエビデント裾
部の内面に懸賞表示を施すことが開示されている。かよ
うな容器蓋においては、容器が透明乃至半透明の場合に
容器の口頸部から容器蓋を離脱することなく容器を通し
て容器蓋の天面壁に施された懸賞表示を目視することが
可能であるという問題は残留するが、非破断橋絡部を破
断せしめてスカート壁の主部からタンパーエビデント裾
部を分離してタンパーエビデント裾部のみを景品と交換
に販売者に返還することができ、従ってタンパーエビデ
ント裾部が分離された容器蓋を利用して、一端開封した
容器の口頸部を一時的に仮密封することができる。ま
た、懸賞表示は金属薄板素材に予め印刷を施すことによ
って形成することができ、生産性の著しい低下或いは製
造コストの大幅な増大を充分容易に回避することができ
る。
【0007】而して、容器蓋本体も金属薄板ではなくて
合成樹脂から成形されている容器蓋において、スカート
壁のタンパーエビデント裾部の内面に懸賞表示を形成す
る場合には、容器が透明乃至半透明の場合に容器の口頸
部から容器蓋を離脱することなく容器を通して容器蓋の
天面壁に施された懸賞表示を目視することが可能である
という問題に加えて、次のとおりの解決すべき問題が存
在する。即ち、合成樹脂製容器蓋の場合には、容易に理
解される如く、成形に先立って所要印刷を施すことが不
可能であり、印刷によって懸賞表示を形成せんとするに
は、容器蓋成形後にスカート壁のタンパーエビデント裾
部に印刷を施すことが必要であるが、かような印刷は不
可能ではないにしても相当困難であり、製造コストを大
幅に増大せしめてしまう。印刷に代えて凸部又は凹部に
よって懸賞表示を規定せんとする場合には、かかる凸部
又は凹部に起因して容器蓋成形の際の型抜きに所謂無理
抜きが生成され、所要懸賞表示を必ずしも充分容易に形
成することができない。更にまた、合成樹脂製容器蓋の
場合には、容器の口頸部を開封する際に破断されること
なく残留する、周方向弱化ラインにおける非破断橋絡部
を、開封の後に破断してタンパーエビデント裾部をスカ
ート壁の主部から分離することが必ずしも容易でない。
非破断橋絡部の破断を容易にせしめるために非破断橋絡
部の強度を大幅に低減せしめると、容器の口頸部の開封
の際にタンパーエビデント裾部に形成されている軸線方
向破断ラインが破断されずに、非破断橋絡部が破断され
てタンパーエビデント裾部がスカート壁の主部から分離
され、従ってタンパーエビデント裾部が容器の口頸部か
ら離脱されることなくそこに残留してしまう傾向が発生
する。
【0008】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、容器が透明乃至半透明
である場合にも目視することが実質上不可能である懸賞
表示が、スカート壁のタンパーエビデント裾部に形成さ
れている、新規且つ改良された合成樹脂製容器蓋を提供
することである。
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の局面によ
れば、上記主たる技術的課題を解決するために、スカー
ト壁のタンパーエビデント裾部にはその内面から延出す
る係止片が配設されている形態の合成樹脂製容器蓋にお
いて、容器蓋を容器の口頸部に装着した状態において係
止片が懸賞表示を少なくとも部分的に覆い隠すように、
タンパービデント裾部の内面に懸賞表示を形成する。
【0012】即ち、上記主たる技術的課題を解決する合
成樹脂製容器蓋として、本発明の第一の局面によれば、
天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを具備し、
該スカート壁には周方向に延びる周方向弱化ラインが形
成されており、該スカート壁は該周方向弱化ラインより
も上方の主部と該周方向弱化ラインよりも下方のタンパ
ーエビデント裾部とに区画されており、該タンパーエビ
デント裾部にはその内面から延出する係止片が配設され
ている合成樹脂製容器蓋において、該スカート壁の該タ
ンパーエビデント裾部の内面には懸賞表示が形成されて
おり、容器蓋を容器の口頸部に装着した状態において該
係止片が少なくとも部分的に該懸賞表示を覆い隠すよう
に構成されている、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋
が提供される。
【0013】また、本発明の第二の局面によれば、上記
主たる技術的課題を解決するために、スカート壁のタン
パーエビデント裾部にはその内面から延出する係止片が
配設されている形態の合成樹脂製容器蓋において、係止
片の、容器蓋を容器の口頸部に装着した状態においてス
カート壁のタンパーエビデント裾部の内面に面する側の
面に懸賞表示を形成する。
【0014】即ち、上記主たる技術的課題を解決する合
成樹脂製容器蓋として、本発明の第二の局面によれば、
天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを具備し、
該スカート壁には周方向に延びる周方向弱化ラインが形
成されており、該スカート壁は該周方向弱化ラインより
も上方の主部と該周方向弱化ラインよりも下方のタンパ
ーエビデント裾部とに区画されており、該タンパーエビ
デント裾部にはその内面から延出する係止片が配設され
ている合成樹脂製容器蓋において、該係止片の、容器蓋
を容器の口頸部に装着した状態において該スカート壁の
該タンパーエビデント裾部の内面に面する側の面に懸賞
表示が形成されている、ことを特徴とする合成樹脂製容
器蓋が提供される。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】本発明の第一の局面に従って構成された合成樹
脂製容器蓋においては、容器の口頸部に容器蓋が装着さ
れている状態においては、スカート壁のタンパーエビデ
ント裾部に形成された懸賞表示が係止片によって少なく
とも部分的に覆い隠され、従って容器が透明乃至半透明
で有る場合にも、容器の口頸部から容器を離脱しない限
り懸賞表示を目視することが実際上不可能である。一
方、容器の口頸部から容器蓋を離脱せしめた後において
は、周方向弱化ラインの少なくとも大部分が破断されタ
ンパーエビデント裾部の少なくとも大部分がスカート壁
の主部から離隔されており、それ故にタンパーエビデン
ト裾部の上方乃至下方から懸賞表示を充分明確に目視す
ることができる。
【0020】本発明の第二の局面に従って構成された合
成樹脂製容器蓋においては、係止片の、容器の口頸部に
容器蓋が装着されている状態においてスカート壁のタン
パーエビデント裾部の内面に面する側の面、従って係止
片自体によって目視が遮断されている面に懸賞表示が形
成されており、従って容器が透明乃至半透明で有る場合
にも、容器の口頸部から容器を離脱しない限り懸賞表示
を目視することが実際上不可能である。一方、容器の口
頸部から容器蓋を離脱せしめた後においては、周方向弱
化ラインの少なくとも大部分が破断されタンパーエビデ
ント裾部の少なくとも大部分がスカート壁の主部から離
隔されており、それ故にタンパーエビデント裾部の上方
乃至下方から懸賞表示を充分明確に目視することができ
る。
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下、本発明に従って構成された容器蓋の好
適実施例について、添付図面を参照して更に詳細に説明
する。
【0024】図1を参照して説明すると、本発明に従っ
て構成された図示の容器蓋は、ポリエチレン又はポリプ
ロピレンの如き適宜の合成樹脂から成形された、全体を
番号2で示す本体を具備している。この本体2は円形天
面壁4とこの天面壁4の周縁から垂下する円筒形スカー
ト壁6を含んでいる。スカート壁6には周方向に延びる
周方向弱化ライン8が形成されており、スカート壁6は
周方向弱化ライン8よりも上方の主部10と周方向弱化
ライン8よりも下方のタンパーエビデント裾部12とに
区画されている。スカート壁6の内面には周方向に間隔
をおいて複数個の突出リブ14が配設されており、かか
るリブ14は上記弱化ライン8を跨がって半径方向内方
に突出せしめられている。弱化ライン8は上記リブ14
のみを残留せしめてスカート壁6を周方向に連続して切
断することによって形成されており、従ってタンパーエ
ビデント裾部12は上記リブ14によって規定される残
留橋絡部を介して主部10に接続されている。スカート
壁6の主部10の内面には雌螺条16が形成されてい
る。スカート壁6の主部10の外面にはそこに掛けられ
る指の滑りを防止するための凹凸形状18が施されてい
る。一方、タンパーエビデント裾部12の内面には周方
向に間隔をおいて複数個の係止片20が配設されてい
る。かかる係止片20の各々はタンパーエビデント裾部
12の内面から図1において上方から見て反時計方向
(容器蓋開動方向)に向かって半径方向内方に傾斜して
延出せしめられている。係止片20の基部(タンパーエ
ビデント裾部12の内面に接続されている部位)は軸線
方向下方に向かって図1において上方から見て反時計方
向に傾斜せしめられている。タンパーエビデント裾部1
2の下端部には半径方向内方に湾曲せしめられた内向き
カール22が形成されている。かかる内向きカール22
は、本体2を圧縮成形或いは射出成形する時点では図1
に二点鎖線で示す如く半径方向内側に湾曲せしめること
なく、軸線方向下方に実質上真直に延びた形態にせし
め、圧縮成形或いは射出成形の後に半径方向内側に湾曲
せしめることによって好都合に形成することができる。
タンパーエビデント裾部12には、更に、軸線方向全長
に渡って延びている軸線方向スリット24が形成されて
いる。この軸線方向スリット24は係止片20が存在し
ない部位においてタンパーエビデント裾部12の主部と
共に内向きカール22を軸線方向全長に渡って切断する
ことによって好都合に形成することができる。
【0025】図1を参照して説明を続けると、スカート
壁6の内面上端部には半径方向内方に延出する環状リッ
プ25が形成され、かかる環状リップ25の下面側とス
カート壁6の内面との間には周方向に間隔をおいて両者
を接続している複数個のガゼット片26が配設されてい
る。天面壁4と環状リップ25との間に規定されている
空間にはシール部材28が配設されている。かかるシー
ル部材28は軟質ポリエチレンの如き適宜の合成樹脂を
本体2内の所要位置にて圧縮成形することによって好都
合に形成することができる。シール部材28は下方に垂
下する2条の環状シール部、即ち外側環状シール部30
及び内側環状シール部32を有する。
【0026】而して、図示の容器蓋の上述したとおりの
構成は既に公知のものであり、本発明に従って改良され
た容器蓋の新規な特徴を構成するものではなく、例えば
特開平4−311461号公報に開示されている容器蓋
の構成と実質上同一でよい。従って、図示の容器蓋の上
述したとおりの構成についての詳細な説明は本明細書に
おいては省略する。
【0027】図1と共に図2及び図3を参照して説明す
ると、本発明に従って改良された図示の容器蓋において
は、タンパーエビデント裾部12の内面に、例えば文字
「当り」或いは記号「☆」等でよい懸賞表示34が形成
されている。かかる懸賞表示34はタンパーエビデント
裾部12の内面に形成された凸部によって規定されてい
る。懸賞表示34を凸部によって規定することに代えて
凹部によって規定することもできる。凸部又は凹部によ
って懸賞表示34を規定する場合、かかる凸部又は凹部
は本体2の成形型に対応する凹部又は凸部を形成し、圧
縮成形或いは射出成形によって本体2を成形する際に懸
賞表示34を備えた本体が成形されるようになすのが好
適である。この場合、懸賞表示34を規定する凸部又は
凹部に起因して型抜きの際に所謂無理抜きが生成される
が、本発明者の実験によれば、図3に明確に示す如く、
懸賞表示34が施されるタンパーエビデント裾部12の
内面に1度以上の傾斜角度αで下方に向かって半径方向
外側に傾斜する抜き勾配を施すと共に、凸部又は凹部の
突出又は没入量xを0.05mm以下に設定すれば、特
に支障を付随せしめることなく懸賞表示34を備えた本
体2を成形することができることが確認されている。容
器蓋を容器の口頸部に装着する前の状態においては、懸
賞表示34は容易に目視され得るのでよい。しかしなが
ら、後述するとおりにして容器の口頸部に容器蓋が装着
され、係止片20が図2に二点鎖線で示す如くに撓まさ
れた状態においては、係止片20が少なくとも部分的に
懸賞表示34を覆い隠し、容器が透明乃至半透明のもの
である場合においても容器を通して懸賞表示34を目視
することが実質上不可能にせしめられていることが重要
である。かかる要件は係止片20の形態に関連せしめて
懸賞表示34の配設位置及び大きさを適宜に選定するこ
とによって充足することができる。
【0028】所望ならば、図4に示す如く懸賞表示34
を規定する凸部又は凹部の表面を梨地に、或いは図5に
示す如く懸賞表示34を規定する凸部又は凹部を囲繞す
る周囲表面を梨地にせしめ、懸賞表示34を容易に識別
し得るものにせしめることもできる。凸部又は凹部によ
って懸賞表示34規定することに代えて、特定領域(懸
賞表示領域又はその周囲領域)の表面を梨地にすること
のみによって、懸賞表示34を規定することもできる。
【0029】図1と共に図6を参照して説明を続ける
と、上述した容器蓋は口頸部36を備えた容器に適用さ
れる。ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹
脂或いはガラスから形成することができる容器は略円筒
形状の口頸部36を有する。この口頸部36の外面には
雄螺条38とこの雄螺条38の下方に位置する環状係止
あご部40が形成されている。口頸部36に容器蓋を装
着して容器を密封する際には、口頸部36に容器蓋を被
嵌し図6において上方から見て時計方向(容器蓋閉動方
向)に回転せしめる。かくすると、図6に明確に図示す
る如く、口頸部36に対して容器蓋が回転と共に下降せ
しめられて、容器蓋のスカート壁6の主部10の内面に
形成されている雌螺条16が口頸部36の外面に形成さ
れている雄螺条38に螺合せしめられる。この際に、容
器蓋のタンパーエビデント裾部12の内面に形成されて
いる係止片20は弾性的に変位乃至変形せしめられて口
頸部36の外面に形成されている係止あご部40を通過
し、そして弾性的に部分的に復元して係止あご部40の
下面に係止せしめられる。図6に図示する如く、容器蓋
が容器の口頸部36に所要とおり装着されると、天面壁
4の内面に配設されているシール部材28の外側環状シ
ール部30及び内側環状シール部32が口頸部36の頂
面部に密接せしめられ、これによって口頸部36が密封
される。而して、図6に図示するとおりに容器の口頸部
36に容器蓋が所要とおり装着された状態においては、
係止片20はその先端部が口頸部36における係止あご
部40の直ぐ下方の部分に当接せしめられ、装着前の状
態(図2に実線で示す状態)よりも幾分半径方向外方に
弾性的に撓まされて(図2に二点鎖線で示す状態)、タ
ンパーエビデント裾部12の内面に形成されている懸賞
表示34を少なくとも部分的に覆い隠している。従っ
て、容器が透明乃至半透明であっても、容器を通して懸
賞表示34を目視することが実質上不可能であり、購入
に先立って懸賞表示34を不正に目視して認識すること
が阻止される。
【0030】容器内容物の飲食等のために口頸部36を
開封する際には、容器蓋を図6において上方から見て反
時計方向に回転せしめる。かくすると、容器蓋の雌螺条
16が口頸部36の雄螺条38に沿って移動せしめられ
る故に、容器蓋は回転と共に上昇せしめられる。而し
て、タンパーエビデント裾部12においては係止片20
が口頸部36の係止あご部40の下面に係止されている
故に上昇が阻止され、かくして周方向弱化ライン8に、
更に詳しくは複数個のリブ14(図1)によって規定さ
れている複数個の橋絡部に相当な応力が生成され、容器
蓋の回転方向に見てタンパーエビデント裾部12に形成
されている軸線方向スリット24の後方にこれに隣接し
て位置する1個乃至数個の橋絡部を残して橋絡部が破断
される。かかる橋絡部の破断と共にタンパーエビデント
裾部12に形成されている軸線方向スリット24の存在
に起因して、タンパーエビデント裾部12の大部分は半
径方向外方に変位せしめられ(図7を参照されたい)、
これによって口頸部36の係止あご部40に対する係止
片20の係止が解除される。しかる後においては、タン
パーエビデント裾部12も自由に上昇せしめられ、かく
して容器蓋全体が口頸部36から離脱され、口頸部36
が開封される。図7を参照することによって明確に理解
される如く、タンパーエビデント裾部12が環状から螺
旋状に変形されて口頸部36から容器蓋が離脱された状
態においては、タンパーエビデント裾部12の内面に形
成されている懸賞表示34を目視して認識することがで
きる。購入した容器の口頸部36に装着されていた容器
蓋がそのタンパーエビデント裾部12の内面に懸賞表示
34を備えたものである場合には、購入者はタンパーエ
ビデント裾部12を引っ張って周方向弱化ライン8にお
ける1個乃至数個の残留橋絡部を破断せしめて、スカー
ト壁6の主部10からタンパーエビデント裾部12を完
全に分離し、そして分離したタンパーエビデント裾部1
2を販売店に手渡し或いは販売元に郵送して所要景品を
入手する。タンパーエビデント裾部12には開封の際に
完全に破断することが必要であるスコア或いはミシン目
ではなくて予め完全に破断されている軸線方向スリット
24が形成されている故に、周方向弱化ライン8におけ
る橋絡部の全てを比較的弱いものにせしめても、開封の
際にタンパーエビデント裾部12が無端環状に維持され
てしまうことがない。従って、開封操作の際に破断され
ることなく残留せしめられる橋絡部も比較的弱いものに
せしめることができ、それ故に懸賞表示34を見出した
場合には充分容易にタンパーエビデント裾部12をスカ
ート壁6の主部10から分離することができる。
【0031】図8は本発明に従って構成された容器蓋の
他の実施例を図示している。図8に図示する容器蓋にお
いては、タンパーエビデント裾部12の内面に上方に向
かって半径方向内方に傾斜して延びる複数個の係止片1
20が形成されている。複数個の係止片120間には下
端部は半円形状である欠損部121が形成されている。
図8に二点鎖線で示す如く、容器蓋本体2を圧縮成形或
いは射出成形した時点においては、係止片120の各々
は上方ではなくて下方に向かって半径方向内方に傾斜し
て延在せしめられている。圧縮成形或いは射出成形の後
に係止片120は上方に強制されて、図8に実線で示す
状態にせしめられる。図8に二点鎖線で示す如く、係止
片120の片面、即ち図8に実線で示す状態(容器の口
頸部36に装着された形態)においてタンパーエビデン
ト裾部12の内面に面する側の面には懸賞表示34が施
されている。かかる懸賞表示34は係止片120の上記
片面に形成された凸部又は凹部によって規定することが
できる。懸賞表示34を凸部又は凹部によって規定する
場合、かかる凸部又は凹部に起因して型抜きの際に所謂
無理抜きが生成されることになるが、凸部又は凹部の突
出又は没入量が0.05mm程度以下に設定されている
ならば、係止片120の弾性変位乃至変形等によって何
等の支障をも付随せしめることなく型抜きを遂行するこ
とができる。懸賞表示34を規定する凸部又は凹部の表
面を梨地に、或いは懸賞表示34を囲繞する周囲表面を
梨地にせしめることができる。また、凸部又は凹部によ
って懸賞表示34を規定することに代えて、特定領域
(懸賞表示領域又はその周囲領域)の表面を梨地にする
ことのみによって懸賞表示34を規定することもでき
る。
【0032】図8に示す容器蓋においては、容器の口頸
部36(図6)に容器蓋が所要とおりに装着されると、
上方に向かって半径方向内方に傾斜して延びる係止片1
20が口頸部36に形成されている係止あご部40(図
6)の下面に係止せしめられる。上記懸賞表示34は係
止片120の、タンパーエビデント裾部12の内面に面
する側の面に配設されている故に、容器が透明乃至半透
明である場合でも、容器を通して懸賞表示34を目視す
ることは実質上不可能であり、従って購入に先立って懸
賞表示34を不正に目視して認識することが阻止され
る。
【0033】図8に示す容器蓋は、上述した係止片12
0の形態及び懸賞表示34の配設位置に加えて、タンパ
ーエビデント裾部12に内向きカールが付設されていな
い点においても図1乃至図7を参照して説明した容器蓋
と異なる。しかしながら、これらの点以外は図1乃至図
7を参照して説明した容器蓋と実質上同一であり、従っ
て図8に示す容器蓋のこれらの点以外の構成につての説
明は省略する。
【0034】
【発明の効果】本発明に従って構成された容器蓋におい
ては、容器の口頸部に容器蓋が装着された状態において
は容器が透明乃至半透明である場合にも目視することが
実質上不可能である懸賞表示がタンパーエビデント裾部
に形成される
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された容器蓋の好適実施例
を、一部を断面で示す側面図。
【図2】図1に示す容器蓋の一部を拡大して示す部分斜
面図。
【図3】図1に示す容器蓋の一部を拡大して示す部分断
面図。
【図4】図1に示す容器蓋における懸賞表示の変形例を
示す部分斜面図。
【図5】図1に示す容器蓋における懸賞表示の更に他の
変形例を示す部分斜面図。
【図6】図1に示す容器蓋を容器の口頸部に所要とおり
装着した状態を、一部を断面で示す側面図。
【図7】図6に示す容器蓋を容器の口頸部から離脱せし
めた状態を示す斜面図。
【図8】本発明に従って構成された容器蓋の他の実施例
を、一部を断面で示す側面図。
【符号の説明】
2:容器蓋の本体 4:天面壁 6:スカート壁 8:周方向弱化ライン 10:スカート壁の主部 12:タンパーエビデント裾部 20:係止片 34:懸賞表示 36:容器の口頸部 120:係止片

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天面壁と該天面壁から垂下するスカート
    壁とを具備し、該スカート壁には周方向に延びる周方向
    弱化ラインが形成されており、該スカート壁は該周方向
    弱化ラインよりも上方の主部と該周方向弱化ラインより
    も下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、
    該タンパーエビデント裾部にはその内面から延出する係
    止片が配設されている合成樹脂製容器蓋において、 該スカート壁の該タンパーエビデント裾部の内面には懸
    賞表示が形成されており、容器蓋を容器の口頸部に装着
    した状態において該係止片が少なくとも部分的に該懸賞
    表示を覆い隠すように構成されている、ことを特徴とす
    る合成樹脂製容器蓋。
  2. 【請求項2】 該スカート壁の該タンパーエビデント裾
    部には周方向に間隔をおいて複数個の係止片が配設され
    ており、該係止片の各々は該タンパーエビデント裾部の
    内面から周方向に向かって半径方向内方に傾斜して延出
    せしめられている、請求項1記載の合成樹脂製容器蓋。
  3. 【請求項3】 該係止片は上方に向かって半径方向内方
    に傾斜して延出せしめられている、請求項1記載の合成
    樹脂製容器蓋。
  4. 【請求項4】 該スカート壁の該タンパーエビデント裾
    部の内面には下方に向かって半径方向外方に1度以上の
    傾斜角度で傾斜する抜き勾配が形成されており、該懸賞
    表示は突出又は没入量が0.05mm以下である凸部又
    は凹部によって規定されている、請求項1から3までの
    いずれかに記載の合成樹脂製容器蓋。
  5. 【請求項5】 該懸賞表示を規定している該凸部又は凹
    部の表面或いは該凸部又は凹部を囲繞する周囲表面は梨
    地である、請求項4記載の合成樹脂製容器蓋。
  6. 【請求項6】 該周方向弱化ラインは周方向に間隔をお
    いて周方向に延びる複数個のスリットと該スリット間に
    残留せしめられている複数個の橋絡部とから構成されて
    おり、該スカート壁の該タンパーエビデント裾部には軸
    線方向全長に渡って延びる軸線方向スリットが形成され
    ている、請求項1から5までのいずれかに記載の合成樹
    脂製容器蓋。
  7. 【請求項7】 天面壁と該天面壁から垂下するスカート
    壁とを具備し、該スカート壁には周方向に延びる周方向
    弱化ラインが形成されており、該スカート壁は該周方向
    弱化ラインよりも上方の主部と該周方向弱化ラインより
    も下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、
    該タンパーエビデント裾部にはその内面から延出する係
    止片が配設されている合成樹脂製容器蓋において、 該係止片の、容器蓋を容器の口頸部に装着した状態にお
    いて該スカート壁の該タンパーエビデント裾部の内面に
    面する側の面に懸賞表示が形成されている、ことを特徴
    とする合成樹脂製容器蓋。
  8. 【請求項8】 該スカート壁の該タンパーエビデント裾
    部には周方向に間隔をおいて複数個の係止片が配設され
    ており、該係止片の各々は該タンパーエビデント裾部の
    内面から周方向に向かって半径方向内方に傾斜して延出
    せしめられている、請求項7記載の合成樹脂製容器蓋。
  9. 【請求項9】 該係止片は上方に向かって半径方向内方
    に傾斜して延出せしめられている、請求項7記載の合成
    樹脂製容器蓋。
  10. 【請求項10】 該懸賞表示或いは該懸賞表示を囲繞す
    る周囲表面は梨地表面である、請求項7から9までのい
    ずれかに記載の合成樹脂製容器蓋。
  11. 【請求項11】 該周方向弱化ラインは周方向に間隔を
    おいて周方向に延びる複数個のスリットと該スリット間
    に残留せしめられている複数個の橋絡部とから構成され
    ており、該スカート壁の該タンパーエビデント裾部には
    軸線方向全長に渡って延びる軸線方向スリットが形成さ
    れている、請求項7から10までのいずれかに記載の合
    成樹脂製容器蓋。
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