JP3220678U - ゴミ袋支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴミ容器内に開口起立した状態に装着されたゴミ袋やレジ袋を安定に保持することができ、ゴミ袋などとゴミ容器の内周面との間に隙間が生じることがなく、ゴミ容器に対する着脱並びにゴミ袋などの着脱も容易なゴミ袋支持具を提供する。
【解決手段】ゴミ袋保持具10は、円形リング状の支持部11と、支持部11の外周に所定間隔ごとに設けられた4個のフック12a,12bと、を備えている。支持部11の内径は、有底筒状のゴミ容器の最小外径より大であり、最大外径より小であるため、ゴミ容器支持具10は、ゴミ容器1の外周を包囲するように装着可能である。ゴミ袋支持具10においては、4個のフック12a,12bが、支持部11の仮想中心軸線11cを中心にして支持部11の周方向に沿って90度間隔に配置されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、ゴミ容器の内部に敷き詰めるように装着したゴミ袋を一定姿勢に保つために使用するゴミ袋支持具に関する。
一般家庭において使用されている地方公共団体指定のゴミ袋は、単独で使用されることは少なく、例えば、その開口部を開いた状態でゴミ容器の内部に敷き詰めるように装着して使用されることが多く、また、コンビニやスーパーで支給されるレジ袋なども、前記と同様、ゴミ容器の内部に装着してゴミ袋として再利用されることが多い。
従来のゴミ袋やレジ袋は、サイズは大小異なるものの、その殆どが図17に示すような形状を備えている。図17に示すように、ゴミ袋91は、チューブ状の合成樹脂シートを横断方向に封止、切断することによって形成された底部92及び袋本体93と、物品を出し入れするための開口部93aと、を備え、開口部93aの両側には一対の手提げ部94,94が対向状態に形成され、手提げ部94,94の間に位置する開口部93aには一対の結び用突片95,95が対向状態に延設されている。
図17に示すように、ゴミ袋91を使用する場合、ゴミ袋91の袋本体93の開口部93aを開いた状態で、底部92を下にして、有底筒状のゴミ容器96内に敷き詰めるように装着し、開口部93aの周縁部93b、手提げ部94,94及び結び用突片95,95を、ゴミ容器96の開口部96aの周縁部96bの外周側へ広げるとともに、下方へ折り返し、ゴミ袋91をゴミ容器96内に起立させた状態にして使用することが多い。
また、ゴミ容器96の開口部96aの周縁部96bに蓋体(図示せず)を係止するための突状部96c,96cが形成されている場合は、ゴミ容器96内に装着したゴミ袋91の手提げ部94,94をそれぞれ突状部6c,6cに引き掛けることが多い。
一方、本考案に関連する先行技術として、例えば、特許文献1に記載された「ゴミ袋をゴミ箱に綺麗に装着できる長尺の帯状の留め具とその係止具」、特許文献2に記載された「ごみ袋」並びに特許文献3に記載された「ゴミ袋」などがある。
特許文献1には、開口部が円形であるゴミ箱にゴミ袋を装着するときに、ゴミ袋の端部がゴミ箱からはみ出ないように装着できる帯状の留め具と、この留め具を丸めて円形のリングを作ったときに留め具をリング状態に保持するためのクリップ(係止具、係止部)が記載されている。
引用文献2には、下部に底シールを設けた袋体の開口側上部に一対の結び用突片を延設し、これら結び用突片ないし袋体開口部分にわたる領域に、引き掛け用穴を形成したごみ袋が記載されている。
引用文献3には、ゴミ箱用合成樹脂容器の開口部周縁に形成された蓋体用係止部に対応するように、袋体の開口部近辺に係止穴を形成したゴミ袋が記載されている。
特開2017−19662号公報 特開2001−106301号公報 登録実用新案公報第3009555号公報
図17に基づいて説明したように、ゴミ袋91をゴミ容器96内に敷き詰めるように装着した場合、ゴミ容器96の周縁部96bに沿って広げられた袋本体93の開口部93aは、手提げ部94,94をそれぞれ突状部96c,96cに引き掛けることによって開放状態に保たれている。
しかし、ゴミ袋91に投入されたゴミの重さにより、ゴミ袋91の底部92がゴミ容器96の底面96d全体に広がっていくと、袋本体93の開口部93aの一部分、特に、突状部96c,96cに引き掛けた手提げ部94,94から離れた部分が、ゴミ容器96内に引き込まれ、開口部93aが狭まったり、閉じたりすることが多い。袋本体93の開口部93aが狭まったり、閉じたりすると、ゴミ投入するときに、ゴミを持っていない方の手で開口部93aを開くか、一旦、ゴミを何処かに置いて、空いた手で開口部93aを開いた後、ゴミを投入しなければならないので、ゴミ投入作業が非常に煩雑である。
また、ゴミ投入時に開口部93aの開きが不十分であると、ゴミ袋91の袋本体93とゴミ容器96の内周面96eとの間に隙間が生じて、この隙間にゴミが落下することもあるので、その後、面倒な回収作業をしなければならなくなる。特に、前記隙間に生ゴミなどの水分を含むゴミ類が落下すると、回収が面倒であるだけでなく、袋本体93の外面や、ゴミ容器96の底面96dや内周面96eにゴミが付着したり、ゴミによって汚損したりするので、その清掃作業も必要となる。
このような問題は、ゴミ容器96のサイズ(容積、深さなど)に比べてゴミ袋91のサイズが小さい場合、あるいは、ゴミ容器96に突状部96cが形成されていない場合において顕著に現れる。
一方、特許文献1に記載された留め具並びに係止具はゴミ容器に対するゴミ袋の着脱作業が非常に煩雑である。また、この留め具並びに係止具は、四角筒形状のゴミ容器に対して使用した場合、ゴミ容器の内周面の四隅部分と留め具との間に隙間が生じることがあり、この隙間にゴミが落下する可能性をなくすことができない。
また、特許文献2,3に記載されたごみ袋(ゴミ袋)は、ごみ収容容器(ゴミ箱用合成樹脂製容器)が4つの蓋係合突部(蓋用係止部)を具備しているときに安定保持機能を発揮するようになっている。従って、図17に示すような、二つの突状部6c,6cしか有していない一般的なゴミ容器6に装着した場合には安定的に保持されない。さらに、特許文献2,3に記載されたごみ袋(ゴミ袋)は、現在、定型化された状態で全国的に広く行き渡っているごみ袋(レジ袋)と置き代って使用される可能性も低い。
そこで、本考案が解決しようとする課題は、ゴミ容器内に開口起立した状態に装着されたゴミ袋やレジ袋を安定に保持することができ、ゴミ袋などとゴミ容器の内周面との間に隙間が生じることがなく、ゴミ容器に対する着脱並びにゴミ袋などの着脱も容易なゴミ袋支持具を提供することにある。
本考案に係る第1のゴミ袋支持具は、有底筒状のゴミ容器の最大外径より小さい内径を有し、前記ゴミ容器の外周を包囲するように装着可能な円形リング状若しくは多角形リング状の支持部と、前記支持部の外周に所定間隔ごとに設けられた複数のフック若しくはクリップと、を備えたことを特徴とする。
本考案に係る第2のゴミ袋支持具は、有底筒状のゴミ容器の最大外径より大きい内径を有し、前記ゴミ容器の外周を包囲するように装着可能な円形リング状若しくは多角形リング状の支持部と、前記支持部の少なくとも一部に前記支持部の中心に向かって突設された係止部と、前記支持部の外周に所定間隔ごとに設けられた複数のフック若しくはクリップと、を備えたことを特徴とする。
前記ゴミ袋支持具においては、前記フック若しくは前前記クリップが、前記支持部の仮想中心軸線を中心にして前記支持部の周方向に沿って90度間隔に配置されたものとすることができる。
前記ゴミ袋支持具においては、少なくとも前記支持部が弾性を有する合成樹脂材で形成されたものとすることができる。
前記ゴミ袋支持具においては、前記支持部の一部に、前記支持部の周方向に離隔接近可能な切れ目を備えたものとすることができる。
本考案により、ゴミ容器内に開口起立した状態に装着されたゴミ袋やレジ袋を安定に保持することができ、ゴミ袋などとゴミ容器の内周面との間に隙間が生じることがなく、ゴミ容器に対する着脱並びにゴミ袋などの着脱も容易なゴミ袋支持具を提供することができる。
本考案の第1実施形態であるゴミ袋支持具を示す斜視図である。 図1に示すゴミ袋支持具の仮想中心軸線を含む面における断面図である。 図1に示すゴミ袋支持具をゴミ容器に装着する過程を示す一部省略斜視図である。 図1に示すゴミ袋支持具をゴミ容器に装着した状態を示す一部省略斜視図である。 図4に示すゴミ容器及びゴミ袋支持具に装着する前のゴミ袋を示す一部省略正面図である。 図4に示すゴミ容器及びゴミ袋支持具に対して図5に示すゴミ袋を装着する過程を示す一部省略斜視図である。 図4に示すゴミ容器及びゴミ袋支持具に対して図5に示すゴミ袋を装着した状態を示す一部省略斜視図である。 本考案の第2実施形態であるゴミ袋支持具を示す斜視図である。 図8に示すゴミ袋支持具の仮想中心軸線を含む面における断面図である。 図8に示すゴミ袋支持具をゴミ容器に装着する過程を示す一部省略斜視図である。 本考案のその他の実施形態であるゴミ袋支持具を示す一部省略斜視図である。 本考案のその他の実施形態であるゴミ袋支持具を示す一部省略斜視図である。 本考案のその他の実施形態であるゴミ袋支持具を示す一部省略斜視図である。 本考案のその他の実施形態であるゴミ袋支持具を示す一部省略斜視図である。 本考案のその他の実施形態であるゴミ袋支持具を示す一部切欠正面図である。 図15に示すゴミ袋支持具の使用状態を示す一部省略正面図である。 従来のゴミ袋をゴミ容器に装着する過程を示す一部省略斜視図である。
以下、図1〜図16に基づいて、本考案の実施形態であるゴミ袋支持具10,20,30,40,50,60,70について説明する。
初めに、図1〜図7に基づいて、本考案の第1実施形態であるゴミ袋支持具10について説明する。図1,図2に示すように、ゴミ袋支持具10は、円形リング状の支持部11と、支持部11の外周に所定間隔ごとに設けられた4個のフック12a,12bと、を備えている。支持部11の内径11dは、図3に示す有底筒状のゴミ容器1の最小外径D1より大であり、最大外径D2より小であるため、ゴミ袋支持具10は、ゴミ容器1の外周4を包囲するように装着可能である(図4参照)。
ゴミ袋支持具10においては、4個のフック12a,12bが、支持部11の仮想中心軸線11cを中心にして支持部11の周方向に沿って90度間隔に配置されている。仮想中心軸線11cを挟んで対向するフック12a,12aは支持部11の一方の端面11a(図2において下方に位置する端面11a)寄りに配置され、仮想中心軸線11cを挟んで対向するフック12b,12bは支持部11の他方の端面11b(図2において上方に位置する端面11b)寄りに配置されている。フック12a,12bは何れも一方の端面11aに向かって鉤状に曲がっている。
ゴミ袋支持具10の材質は限定しないが、本実施形態においては、支持部11及びフック12a,12bは弾性変形性を有する合成樹脂材料で形成されている。
ここで、図3〜図7に基づいて、ゴミ袋支持具10の使い方などについて説明するが、使い方を限定するものではない。前述したように、ゴミ袋支持具10の支持部11の内径11dは、ゴミ容器1の最小外径D1より大であり、最大外径D2より小であり、図3に示すように、ゴミ容器1の外観形状は倒立円錐台形状をなしているため、所定面(床面や地面など)に載置されたゴミ袋支持具10の支持部11内に対し、ゴミ容器1の底面2部分を入れるようにしてゴミ容器1を所定面に載置する。
ゴミ容器1の底面2部分が支持部11内に入ったら、ゴミ袋支持具10をゴミ容器1の開口部3に向かって持ち上げていくと、支持部11の内周面11eがゴミ容器1の外周4に当接して両者間に摩擦による係止力が生じた時点で、図4に示すように、ゴミ袋支持具10は、その支持部11がゴミ容器1の外周4を包囲した状態で装着される。
ゴミ袋支持具10の支持部11は周方向に連続しているが、図4に示すように、支持部11の一部に切れ目11sを設ければ、支持部11の弾性変形性により、切れ目11sは支持部11の周方向に離隔接近可能となり、支持部11の内径11dは弾性的に拡大・復元可能となる。
従って、ゴミ袋支持具10を、ゴミ容器1の開口部3に向かって持ち上げ、ゴミ袋支持具10の支持部11の内周面11eがゴミ容器1の外周4に当接した後、切れ目11sが若干開く程度まで支持部11を持ち上げれば、支持部11は、その弾性復元力によりゴミ容器1の外周4を締め付けた状態となるため、ゴミ容器1の外周4に対する支持部11の係止力を高めることができる。
また、切れ目11sを設けることにより、支持部11の内径11dが弾性的に拡大・復元可能となれば、ゴミ容器1より最大外径D2の大きなゴミ容器に対する装着適応性を高めることもできる。
次に、図5〜図7に基づいて、図4に示す状態にあるゴミ容器1及びゴミ袋保持具10に対するゴミ袋の装着方法などについて説明する。前述したように、地方公共団体指定のゴミ袋などは、図17に示すゴミ袋91のような形状をしているが、このままの形状では図1に示すゴミ袋支持具10に対する係止が不十分となるので、ゴミ容器1内に装着する前に、結び目用突片84,84に加工を施して、図5に示すゴミ袋80のような状態とする。
詳しくは、図5に示すように、ゴミ袋80において、袋本体81の開口部82側に設けられた二つの手提げ部83,83の間の周縁部82a,82aから延設された二つの結び用突片84,84に、それぞれ切れ目84a,84aを入れるとともに、切れ目84a,84aより先端側に結び目84b,84bを形成する。結び目84b,84bは切れ目84a,84aの先端側が破断するのを防止するためのものである。
次に、図6に示すように、ゴミ袋80を、その底部85を下にして、ゴミ容器1の内部に差し入れ、ゴミ袋80をゴミ容器1内に敷き詰めるように装着した後、ゴミ容器1の周縁部6に沿って袋本体81の開口部82を広げ、手提げ部83,83の手提げ穴83a,83aをそれぞれフック12a,12aに引き掛けるとともに、結び用突片84,84の切れ目84a,84aをそれぞれフック12b,12bに引き掛けると、ゴミ袋80は起立した状態のまま開口部82は開放状態に保たれる。また、この状態において、ゴミ容器1に対する蓋体5の着脱も支障なく行うことができる。
ごみ袋支持具10においては、フック12a,12aは支持部11の一方の端面11a(図7において下方に位置する端面11a)寄りに配置され、フック12b,12bは支持部11の他方の端面11b(図7において上方に位置する端面11b)寄りに配置されている。従って、図6に示すように、ゴミ袋80の手提げ部83,83の手提げ穴83a,83aの位置と、結び用突片84,84の切れ目84a,84aの位置と、がゴミ袋80の袋本体81の深さ方向に沿って異なっている場合でも、袋本体81に投入されたゴミ(図示せず)の重さなどは、手提げ部83,83並びに結び用突片84,84によって均等に支持することができる。
このように、ゴミ袋支持具10をゴミ容器1に装着することにより、ゴミ容器1内に開口起立した状態に装着されたゴミ袋80を安定に保持することができる。また、ゴミ袋80とゴミ容器1の内周面との間に隙間が生じることがない。さらに、ゴミ容器1に対するゴミ袋支持具10の着脱及びゴミ袋支持具10に対するゴミ袋80の着脱も容易である。
次に、図8〜図10に基づいて、本考案の第2実施形態であるゴミ袋支持具20について説明する。なお、後述する図8〜図10に示すゴミ袋支持具20において、前述したゴミ袋支持具10を構成する部分と共通する部分については図1〜図7中の符号と同符号を付して説明を省略することがある。
図8〜図10に示すように、ゴミ袋支持具20は、有底筒状のゴミ容器1の最大外径D2より大きい内径21dを有し、ゴミ容器1の外周4を包囲するように装着可能な円形リング状の支持部21と、支持部21の上縁内周側に支持部21の仮想中心軸線21cに向かって突設された係止部22と、支持部21の外周に仮想中心軸線21cを中心にして90度ごとに設けられた4つのフック12a,12a,12b,12bと、を備えている。
ゴミ袋支持具20の使い方は限定しないが、図10に示すように、係止部22を上にした状態で、ゴミ容器1の周縁部6を支持部21で包囲するようにしてゴミ袋支持具20を周縁部6上に載置すると、係止部22の下面がゴミ容器1の周縁部6に当接し、ゴミ袋支持具20全体がゴミ容器1上に安定的に装着された状態となる。
この後、ゴミ容器1及びゴミ袋支持具20に対し、図6〜図7に示すような手順に基づいてゴミ袋80を装着すると、ゴミ袋80はゴミ容器1の内部において起立し、開口部が開いた状態に保たれる。
このように、ゴミ袋支持具20をゴミ容器1に装着することにより、ゴミ容器1内に開口起立した状態に装着されたゴミ袋80を安定に保持することができる。また、ゴミ袋80とゴミ容器1の内周面との間に隙間が生じることがない。さらに、ゴミ容器1に対するゴミ袋支持具20の着脱及びゴミ袋支持具20に対するゴミ袋80の着脱も容易である。
次に、図11〜図16に基づいて、本考案のその他の実施形態であるゴミ袋支持具30,40,50,60,70について説明する。なお、後述する図11〜図16に示すゴミ袋支持具30,40,50,60,70において、前述したゴミ袋支持具10を構成する部分と共通する部分については図1〜図7中の符号と同符号を付して説明を省略することがある。
図11に示すゴミ袋支持具30は、ゴミ容器(図示せず)の外周を包囲するように装着可能な円筒状の支持部31を備え、支持部31の外周に複数のフック12a,12bが設けられている。フック12aは、支持部31の下方の端面21a寄りの部分に仮想中心軸線31cを中心に90度間隔で配置され、フック12bは、支持部31の上方の端面21b寄りの部分に仮想中心軸線31cを中心に90度間隔で配置されている。
ゴミ袋支持具30においては、4つのフック12bと、4つのフック12aと、が、支持部31の高さ方向(仮想中心軸線31cと平行方向)に沿って上下2段配置されているので、サイズの異なるゴミ袋や、手提げ部の長さと結び用突片の長さが大きく異なるゴミ袋の装着適応性が良好である。
次に、図12に示すゴミ袋支持具40は、ゴミ容器(図示せず)の外周を包囲するように装着可能な短円筒状の支持部41を備え、支持部41の上方の端面41bに仮想中心軸線41c方向に突出する一対の舌片部42,42が仮想中心軸線41cを挟んで対向する位置に設けられている。
支持部41の外周には4つのフック12aが仮想中心軸線41cを中心に90度間隔で配置され、仮想中心軸線41cを挟んで対向する二つのフック12aと同位相をなす位置に設けられた舌片部42,42の外面にはそれぞれフック12bが配置されている。
ゴミ袋支持具40においては、2つのフック12bと、4つのフック12aと、が、支持部41の高さ方向(仮想中心軸線41cと平行方向)に沿って上下2段配置されているので、手提げ部の長さと結び用突片の長さが大きく異なるゴミ袋の装着適応性が良好である。
次に、図13に示すゴミ袋支持具50は、有底四角筒形状のゴミ容器(図示せず)の外周を包囲するように装着可能な正方形枠状の支持部51を備え、支持部51の外周に複数のフック12a,12bが設けられている。フック12aは、支持部51の下方の端面51a寄りの部分に支持部51の周方向に沿って180度間隔で配置され、フック12bは、支持部51の上方の端面51b寄りの部分に支持部51の周方向に沿って180度間隔で配置されている。
ゴミ袋支持具50は、正方形枠状の支持部51を備えているため、横断面が正方形状をなすような有底四角筒形状のゴミ容器(図示せず)に対する装着性が良好である。
次に、図14に示すゴミ袋支持具60は、有底四角筒形状のゴミ容器(図示せず)の外周を包囲するように装着可能な長方形枠状の支持部61を備え、支持部61の外周に複数のフック12a,12bが設けられている。フック12aは、支持部61の下方の端面61a寄りの部分に支持部61の周方向に沿って180度間隔で配置され、フック12bは、支持部61の上方の端面61b寄りの部分に支持部61の周方向に沿って180度間隔で配置されている。
ゴミ袋支持具60は、長方形枠状の支持部61を備えているため、横断面が長方形状をなすような有底四角筒形状のゴミ容器(図示せず)に対する装着性が良好である。
次に、図15,図16に示すように、ゴミ袋支持具70は、有底筒状のゴミ容器1の最大外径D2より大きい内径71dを有し、ゴミ容器1の外周4を包囲するように装着可能な円形リング状の支持部71と、支持部71の上縁内周側に支持部71の仮想中心軸線71cに向かって突設された係止部72と、支持部71の外周に仮想中心軸線71cを中心にして90度ごとに設けられた4つのクリップ73と、を備えている。
クリップ73は、支軸73cを介して支持部71の外周に取り付けられ、支軸73cを中心にシーソー状に起伏可能である。挟持部73aは支持部71の上縁側に位置し、操作部73bは支持部71の下縁側に位置している。クリップ73に内蔵されたバネ(図示せず)により、挟持部73aは支持部71の外周を押圧するように付勢されている。支持部71の外周において挟持部73aと接触する部分並びに挟持部73aにおいて支持部71の外周と接触する面には滑り止めのための凹凸部(図示せず)が設けられている。
操作部73bを支持部71の外周に向かって押圧したり、押圧を解除したりすると、挟持部73aが支持部71の外周から離隔したり、接触したりするので、後述するように、支持部71の外周と挟持部73aとの間にゴミ袋85の開口部86近傍を着脱可能に挟持することができる。
ゴミ袋支持具70の用途は限定しないが、図16に示すゴミ袋85のように、手提げ部や結び用突片が開口部86に存在しないゴミ袋をゴミ容器1に装着する場合などに好適である。ゴミ袋支持具70を使用する場合、図15,図16に示すように、係止部72を上にした状態で、ゴミ容器1の周縁部6を支持部71で包囲するようにして、ゴミ袋支持具70を周縁部6上に載置すると、係止部72の下面がゴミ容器1の周縁部6に当接し、ゴミ袋支持具70全体がゴミ容器1上に安定的に装着された状態となる。
この後、図16に示すように、ゴミ容器1の内部にゴミ袋85を開口起立した状態に装着し、ゴミ袋85の開口部85aの近傍をゴミ容器1の外側に拡げるとともに下方へ折り返し、ゴミ袋支持具70の支持部71の外周を開口部85aで包囲し、4つのクリップ73の操作部73bをそれぞれ操作して、挟持部73aと支持部71の外周との間に開口部85aの近傍を挟持すれば、装着が完了し、ゴミ袋85はゴミ容器1の内部において起立し、開口部85aが開いた状態に保たれる。
このように、ゴミ袋支持具70をゴミ容器1に装着することにより、ゴミ容器1内に開口起立した状態に装着されたゴミ袋85を安定に保持することができる。また、ゴミ袋85とゴミ容器1の内周面との間に隙間が生じることがなく、ゴミ容器1に対するゴミ袋支持具70の着脱及びゴミ袋支持具70に対するゴミ袋85の着脱も容易である。
なお、図1〜図16に基づいて説明したゴミ袋支持具10,20,30,40,50,60,70は、本考案に係るゴミ袋支持具を例示するものであり、本考案に係るゴミ袋支持具は、前述したゴミ袋支持具10,20,30,40,50,60,70に限定されない。
本考案に係るゴミ袋支持具は、一般家庭、飲食店などに配備されているゴミ容器にゴミ袋を装着する場合に広く利用することができる。
1 ゴミ容器
2 底面
3 開口部
4 外周面
5 蓋体
6 周縁部
10,20,30,40,50,60,70 ゴミ袋支持具
11,21,31,41,51,61,71 支持部
11a,11b 端面
11c,71c 仮想中心軸線
11d,71d 内径
11e 内周面
11s 切れ目
22,72 係止部
42 舌片部
73 クリップ
73a 挟持部
73b 操作部
73c 支軸
80,85 ゴミ袋
81 袋本体
82,86 開口部
82a 周縁部
83 手提げ部
83 手提げ穴
84 結び用突片
84a 切れ目
84b 結び目
85 底部
D1 最小外径
D2 最大外径

Claims (5)

  1. 有底筒状のゴミ容器の最大外径より小さい内径を有し、前記ゴミ容器の外周を包囲するように装着可能な円形リング状若しくは多角形リング状の支持部と、前記支持部の外周に所定間隔ごとに設けられた複数のフック若しくはクリップと、を備えたゴミ袋支持具。
  2. 有底筒状のゴミ容器の最大外径より大きい内径を有し、前記ゴミ容器の外周を包囲するように装着可能な円形リング状若しくは多角形リング状の支持部と、前記支持部の少なくとも一部に前記支持部の中心に向かって突設された係止部と、前記支持部の外周に所定間隔ごとに設けられた複数のフック若しくはクリップと、を備えたゴミ袋支持具。
  3. 前記フック若しくは前記クリップが、前記支持部の仮想中心軸線を中心にして前記支持部の周方向に沿って90度間隔に配置された請求項1または2記載のゴミ袋支持具。
  4. 少なくとも前記支持部が弾性を有する合成樹脂材で形成された請求項1〜3の何れかの項に記載のゴミ袋支持具。
  5. 前記支持部の一部に、前記支持部の周方向に離隔接近可能な切れ目を備えた請求項1〜4の何れかの項に記載のゴミ袋支持具。
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