JP3220675U - ドリル用の研磨機 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる作業者によるドリルの長刃と短刃の研磨誤差を解決することができるドリル用の研磨機を提供する。【解決手段】基座20と、研磨ユニット30と、外刃挟持ユニット40と、内刃挟持ユニット50とを含み、外刃挟持ユニット40と内刃挟持ユニット50がドリルを固定し、研磨輪33がドリルを研磨し、ドリルが外刃挟持ユニット40によって固定されるとき、ドリルの外刃が研磨輪33に当接し、ドリルが内刃挟持ユニット50によって固定されるとき、ドリルの内刃が研磨輪33に当接する。ドリルを外刃挟持ユニット40と内刃挟持ユニット50に固定することにより、研磨後のドリルの各内刃と各外刃の長さと角度を平均化することができるため、CNC旋盤でドリルの手動研磨によって引き起こされるドリルの各刃の長さと角度の研磨誤差を解決することができる。【選択図】図1

Description

本考案は研磨機に関し、特に穿孔に適用するドリル用の研磨機に関する。
一般に、ドリル用のドリルは、複数群の長刃と複数群の短刃とを有し、各長刃と短刃とが交錯して配設されていることにより、ドリルによる穿孔作業をより円滑に行うことができる。
ドリルは一般的な刃具の如く、長時間使用すると長刃と短刃が鈍化するため、長刃と短刃の切れ味を鋭利な状態に復元できるようにドリルを研磨する必要がある。
ドリルは長刃と短刃がほぼ螺旋状に配設され、且つ長刃と短刃の内刃と外刃の研磨角度が異なるため、研磨時にドリルをCNC旋盤に固定し、長刃と短刃の長さに応じてCNC旋盤の研磨位置を調整する必要がある。
上記研磨位置は主に作業者によって調整され、而も長刃と短刃の研磨長さを調整する際には、通常、一定の偏差や誤差があるため、各長辺と各短刃の長さが不均等に成り易いという可能性がある。
そして、手動でドリルを研磨するとき、ドリルの長刃と短刃、さらに切刃の内刃と外刃に寸法ずれが生じやすいという問題を解決する必要がある。
そこで、本考案の課題は、CNC旋盤でドリルを研磨するとき、異なる作業者によって引き起こされるドリルの長刃と短刃の寸法ずれという問題を解決することができるドリル用の研磨機を提供することにある。
上記課題を解決するための本考案は、内刃と外刃とを有する切刃を有するドリルに適するドリル用の研磨機であって、基座と、研磨ユニットと、外刃挟持ユニットと、内刃挟持ユニットとを含み、前記研磨ユニットは前記基座上に配設され、軸心に回転可能な研磨輪を有し、前記研磨輪は互いに対向する第1面と第2面を有し、前記第1面の周縁と前記軸心との間には第1距離があり、前記第2面の周縁と前記軸心との間には第2距離があり、しかも前記第1距離は前記第2距離よりも大きく、前記研磨輪は周面を有し、前記周面は前記第1面の周縁から前記第2面の周縁に向かって延伸し、前記周面と前記第1面との間には第1夾角があり、前記周面と前記第2面との間には第2夾角があり、前記外刃挟持ユニットは外刃挟持座を有し、前記外刃挟持座は外刃挟持孔を有し、前記外刃挟持孔はドリルを挟持して固定するのに供し、前記内刃挟持ユニットは内刃挟持座を有し、前記内刃挟持座は内刃挟持孔を有し、前記内刃挟持孔はドリルを挟持して固定するのに供し、前記ドリルが前記外刃挟持ユニットの外刃挟持孔に固定されたときに、前記ドリルの前記外刃が前記研磨輪の前記周面に密着され、前記ドリルが前記内刃挟持ユニットの内刃挟持孔に固定されたときに、前記ドリルの前記内刃が前記研磨輪の前記周面に密着される。
好ましい実施形態では、前記基座上には動力装置が設けられており、前記軸心は前記動力装置に連結されており、前記動力装置を介して前記軸心に動力を伝達して軸を回転し、前記軸の回転を介して前記研磨輪を回転駆動し、前記第1面は前記動力装置に対面する一面であり、前記第2面は前記第1面の反対側にある一面である。
好ましい実施形態では、前記研磨輪と前記軸心は2つであり、前記2つの軸心はそれぞれ動力装置の両側に配設されており、前記2つの研磨輪はそれぞれ1つの前記軸心に連結されることにより、前記動力装置の両側に1つの前記研磨輪をそれぞれ備え、前記外刃挟持ユニットは一方の前記研磨輪の位置に対応して前記基座上に配設されており、前記内刃挟持ユニットは他方の前記研磨輪の位置に対応して前記基座上に配設されている。
好ましい実施形態では、2つの研磨回転軸と2つのブッシュとをさらに有し、前記外刃挟持孔と内刃挟持孔にそれぞれ係止して固定されており、しかも前記2つの研磨回転輪は接続する係止部と位置決め部をそれぞれ有し、且つ前記2つの研磨回転輪は前記係止部と前記位置決め部を貫通する締め付け孔をそれぞれ有し、前記係止部は前記外刃挟持孔又は前記内刃挟持孔内に締め付けて固定されており、前記位置決め部は位置決め面を有し、前記位置決め面は前記外刃挟持座又は内刃挟持座とは反対側にある一面であり、且つ前記位置決め面上には位置決めピンがあり、前記2つのブッシュは締め付け部と調整部とをそれぞれ有し、しかも前記2つのブッシュは前記締め付け部と調整部とを貫通する挟持孔をそれぞれ有し、前記締め付け部は前記締め付け孔内に締め付けて固定されており、前記調整部は位置決め溝と2つの挟持ピンと調整突起とを有し、前記位置決めピンは前記位置決め溝に挿入されて固定されることで、前記ブッシュは前記研磨回転軸に固定された後は回転されることなく、さらに前記ドリルを挟持して固定するためのフロントチャックを有し、前記フロントチャックは接続する挟持部と回転部とを有し、且つ前記フロントチャックは貫通するドリル孔を有し、前記ドリル孔は前記ドリルを挟持するのに供し、前記挟持部は前記挟持孔内に挿入しており、しかも前記回転部は複数の収容部と、複数の押込部と、複数の係止溝とを有し、各前記収容部と各前記押込部は前記回転部の周方向回りに交互に配設されることで、2つの前記収容部間に1つの押込部を持たせ、しかも2つの押込部間に1つの収容部を持たせ、各前記収容部と各前記押込部には、2つの係止溝がそれぞれ設けられており、前記係止溝は前記2つの挟持ピンを挟持するのに供し、これにより前記フロントチャックを周方向に回転させることなく、前記フロントチャックの前記収容部が前記調整突起に当接すると、前記フロントチャックは前記ブッシュと緊密に結合し、前記フロントチャックの前記押込部が前記調整突起に当接すると、前記フロントチャックと前記ブッシュとの間には弾性距離がある。
好ましい実施形態では、前記外刃挟持座と前記内刃挟持座上にはねじ孔がそれぞれ開設されており、且つ前記外刃挟持座と前記内刃挟持座の底部にはスライドレールが横方向に沿って配設されており、前記基座の基座上面には2つのスライダーが固定されており、しかも前記外刃挟持座の前記スライドレールは一方の前記スライダーと滑動可能に係合し、前記内刃挟持座の前記スライドレールは他方の前記スライダーと滑動可能に係合し、さらに調整ロッドを有し、前記調整ロッドはスタッドとハンドルとを有し、前記スタッドは前記ねじ孔と噛合する。
好ましい実施形態では、前記基座の両側には2つの測定ユニットが配設されており、前記測定ユニットは位置決め柱とインジケータゲージとを有し、前記位置決め柱は前記基座上に固定されており、しかも前記インジケータゲージは一端が表示器であり、他端が圧力指針であり、前記圧力指針は前記インジケータゲージと連動するように接続されており、前記圧力指針を押圧することで前記インジケータゲージ内のデータが変化し、前記外刃挟持座の底部にはスライドレールが横方向に沿ってそれぞれ開設されており、一方の前記測定ユニットの圧力指針が横方向に沿って前記外刃挟持座に当接し、他方の前記測定ユニットの圧力指針が横方向に沿って前記内刃挟持座に当接し、ユーザが前記調整ロッドを回転させると、外刃挟持座又は前記内刃挟持座が横方向に沿って移動し、前記圧力指針が横方向から前記外刃挟持座又は前記内刃挟持座に押圧される。
本考案に係るドリル用の研磨機は上記構成により、ユーザが前記ドリルを前記外刃挟持ユニットと前記内刃挟持ユニットに固定してドリルの外刃と内刃を研磨することができ、しかも前記外刃挟持ユニットと前記内刃挟持ユニットが前記ドリルの外刃と内刃を研磨するとき、前記ドリルの各外刃と各内刃をそれぞれ同じ角度で研磨輪に接触させることができる。したがって、ユーザが本考案のドリル用の研磨機を用いてドリルを研磨するとき、ドリルの外刃と内刃を平均して研磨することができ、研磨誤差が生じない。
また、前記調整突起をフロントチャックの収容部又は押込部に当接させることにより、前記ドリルの長刃又は短刃を前記研磨輪により好適に密着させることができるので、長刃と短刃を有するドリルをより効果的に研磨することができる。
本考案の一つの好適な実施形態の全体斜視図である。 本考案の一つの好適な実施形態の分解斜視図である。 本考案の一つの好適な実施形態における外刃挟持ユニットの断面図である。 本考案の一つの好適な実施形態であって、ドリルが外刃挟持ユニットに挟持され且つ長刃が研磨輪に当接する場合を示す部分拡大図である。 図4の符号5部分を示す部分拡大図である。 ドリルが外刃挟持ユニットに挟持され且つ長刃が研磨輪に当接する場合を示す断面図である。 本考案の一つの好適な実施形態であって、ドリルが外刃挟持ユニットに挟持され且つ短刃が研磨輪に当接する場合を示す部分拡大図である。 図5の符号8部分を示す部分拡大図である。 ドリルが外刃挟持ユニットに挟持され且つ短刃が研磨輪に当接する場合を示す断面図である。 本考案の一つの好適な実施形態であって、ドリルが内刃挟持ユニットに挟持され且つ長刃が研磨輪に当接する場合を示す部分拡大図である。 図10の符号11部分を示す部分拡大図である。 ドリルが内刃挟持ユニットに挟持され且つ長刃が研磨輪に当接する場合を示す断面図である。 本考案の一つの好適な実施形態であって、ドリルが内刃挟持ユニットに挟持され且つ短刃が研磨輪に当接する場合を示す部分拡大図である。 図13の符号14部分を示す部分拡大図である。 ドリルが内刃挟持ユニットに挟持され且つ短刃が研磨輪に当接する場合を示す断面図である。 本考案のもう一つの好適な実施形態の全体斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本考案に係るドリル用の研磨機について具体的に説明する。
本考案のドリル用の研磨機は、図1乃至図6に示すように、ドリル10に適用し、前記ドリル10は切刃11を有し、前記切刃11は複数個の長刃11Aと複数個の短刃11Bとを有し、且つ各前記長刃11Aと各前記短刃11Bは外刃111と内短112とを有し、前記ドリル用の研磨機は、基座20と、研磨ユニット30と、外刃挟持ユニット40と、内刃挟持ユニット50とを備える。
前記基座20は、基座上面21を有する。
前記研磨ユニット30は前記基座上面21上に配設された動力装置31を有し、しかも軸心32に回転可能な研磨輪33を有し、前記軸心32は前記動力装置31内に連接されており、前記動力装置31を介して動力を前記軸心32に伝達し、前記軸心32を回転させて前記軸心の回転によって前記研磨輪33を駆動して回転させる。
前記研磨輪33は互いに対向する第1面331と第2面332を有し、前記第1面331は前記動力装置31に対面する一面であり、前記第2面332は前記第1面331の反対側にある一面である。しかも第1面331の周縁と前記軸心32との間には第1距離A1があり、前記第2面332の周縁と前記軸心32との間には第2距離A2があり、しかも前記第1距離A1は前記第2距離A2よりも大きく、前記研磨輪33は周面333を有する。前記周面333は前記第1面331の周縁から前記第2面332の周縁に向かって延伸し、前記周面333と前記第1面331との間には第1夾角θ1があり、前記周面333と前記第2面332との間には第2夾角θ2がある。
前記外刃挟持ユニット40は外刃挟持座41を有し、前記外刃挟持座41は外刃挟持孔411を有し、前記外刃挟持孔411は前記ドリル10を挟持して固定するのに供する。
前記内刃挟持ユニット50は内刃挟持座51を有し、前記内刃挟持座51は内刃挟持孔511を有し、前記内刃挟持孔511は前記ドリル10を挟持して固定するのに供する。
そして、前記ドリル10が前記外刃挟持ユニット40の外刃挟持孔411に固定されたときに、前記ドリル10の前記外刃112が前記研磨輪33の前記周面333に密着される。
また、前記ドリル10が前記内刃挟持ユニット50の内刃挟持孔511に固定されたときに、前記ドリル10の前記内刃111が前記研磨輪33の前記周面333に密着される。
本実施形態では、前記研磨輪33と前記軸心32は2つであり、前記2つの軸心32はそれぞれ動力装置31の両側に配設されており、前記2つの研磨輪33はそれぞれ1つの前記軸心32に連結されることにより、前記動力装置31の両側に1つの前記研磨輪33をそれぞれ備える。前記外刃挟持ユニット40は一方の前記研磨輪33の位置に対応して前記基座20上に配設されており、前記内刃挟持ユニット50は他方の前記研磨輪33の位置に対応して前記基座20上に配設されている。これにより、ユーザが基座20の同じ側でドリル10を研削することができる。
より好ましくは、2つの研磨回転軸60と2つのブッシュ70とをさらに有し、前記2つの研磨回転軸60と前記2つのブッシュは前記外刃挟持孔411と内刃挟持孔511にそれぞれ係止して固定されている。しかも前記2つの研磨回転軸60は接続する係止部61と位置決め部62をそれぞれ有し、且つ前記2つの研磨回転軸60は前記係止部61と前記位置決め部62を貫通する締め付け孔63をそれぞれ有する。前記係止部61は前記外刃挟持孔411又は前記内刃挟持孔511内に締め付けて固定されており、前記位置決め部62は位置決め面621を有し、前記位置決め面621は前記外刃挟持座41又は内刃挟持座51とは反対側にある一面であり、且つ前記位置決め面621上には位置決めピン64がある。
前記2つのブッシュ70は締め付け部71と調整部72とをそれぞれ有し、しかも前記2つのブッシュ70は前記締め付け部71と調整部72とを貫通する挟持孔73をそれぞれ有する。前記締め付け部71は前記締め付け孔63内に締め付けて固定されており、前記調整部72は位置決め溝721と2つの挟持ピン722と調整突起723とを有し、前記位置決めピン64は前記位置決め溝721に挿入されて固定されることで、前記ブッシュ70は前記研磨回転軸に固定された後は回転されない。
さらに前記ドリル10を挟持して固定するためのフロントチャック80を有し、前記フロントチャック80は接続する挟持部81と回転部82とを有し、且つ前記フロントチャック80は貫通するドリル10孔を有する。前記ドリル10孔は前記ドリル10を挟持するのに供し、前記挟持部81は前記挟持孔73内に挿入しており、しかも前記回転部82は複数の収容部821と、複数の押込部822と、複数の係止溝823とを有し、各前記収容部821と各前記押込部822は前記回転部82の周方向回りに交互に配設されることで、2つの前記収容部821間に1つの押込部822を持たせる。しかも2つの押込部822間に1つの収容部821を持たせ、各前記収容部821と各前記押込部822には、2つの係止溝823がそれぞれ設けられており、前記係止溝823は前記2つの挟持ピン722を挟持するのに供する。これにより前記フロントチャック80を周方向に回転させることなく、前記フロントチャック80の前記収容部821が前記調整突起723に当接すると、前記フロントチャック80は前記ブッシュ70と緊密に結合し、前記フロントチャック80の前記押込部822が前記調整突起723に当接すると、前記フロントチャック80と前記ブッシュ70との間には弾性距離Bがある。そして、前記調整突起723を調整することにより、前記研磨輪33に対する前記ドリル10の位置を調整することができる。さらに前記ドリル10の長刃11Aと短刃11Bの両方をより正確な深さで前記外刃挟持孔411又は前記内刃挟持孔511に係止して固定することができる。
より好ましくは、図2と図3に示すように、前記外刃挟持座41と前記内刃挟持座51上にはねじ孔412、512がそれぞれ開設されており、且つ前記外刃挟持座41と前記内刃挟持座51の底部にはスライドレール413、513が横方向Xに沿って配設されており、前記基座20の基座上面21上には2つのスライダー42、52が固定される。しかも前記外刃挟持座41の前記スライドレール413、513は一方の前記スライダー42、52と滑動可能に係合し、前記内刃挟持座52の前記スライドレール413、513は他方の前記スライダー42、52と滑動可能に係合する。さらに調整ロッド43、53を有し、前記調整ロッド43、53はスタッド431、531とハンドル432、532とを有し、前記スタッド431、531は前記ねじ孔412、512と噛合する。前記ハンドル432、532は、ユーザに横方向X上における外刃挟持座41と内刃挟持座51の位置を調整させることができる。
より好ましくは、前記基座20の両側には2つの測定ユニット90が配設されており、前記測定ユニット90は位置決め柱91とインジケータゲージ92とを有し、前記位置決め柱91は前記基座20上に固定される。しかも前記インジケータゲージ92は一端が表示器921であり、他端が圧力指針922であり、前記圧力指針922は前記インジケータゲージ921と連動するように接続されており、前記圧力指針922を押圧することで前記インジケータゲージ921内のデータが変化し、一方の前記測定ユニット90の圧力指針922が横方向Xに沿って前記外刃挟持座51に当接し、他方の前記測定ユニット90の圧力指針922が横方向Xに沿って前記内刃挟持座51に当接する。ユーザが前記調整ロッド43、53を回転させると、外刃挟持座41又は前記内刃挟持座51が横方向Xに沿って移動し、前記圧力指針922が横方向Xから前記外刃挟持座41又は前記内刃挟持座51に押圧され、そして、前記インジケータゲージ921が圧力指針922によって測定された圧力データを読み取る。そして、ユーザは前記測定ユニット90を介して前記外刃挟持座41と内刃挟持座51が横方向Xに沿って移動する変位データを知ることができ、異なる寸法のドリル10に応じて、横方向Xにおける外刃挟持座41と内刃挟持座51の位置を調整する。
以上は本考案の構造及びその連接関係についての説明である。本考案の使用方法については、以下に説明する。
図4乃至図6を参照されたい。ユーザが前記ドリル10を研削するとき、一般に先に前記ドリル10の前記外刃112を研削する。ユーザは前記ドリル10を前記フロントチャック80の前記ドリル10孔内に固定し、さらに前記フロントチャック80を前記挟持孔73内に係止し、前記ブッシュ70の係止部61を前記外刃112の挟持された前記外刃挟持孔411と係合させる。
このとき、前記フロントチャック80の前記収容部821が前記調整突起723に対応しているので、前記フロントチャック80を前記ブッシュ70に密着させることができ、さらに前記ドリル10の前記短刃11Bを前記研磨輪33により当接させることにより、ユーザは前記ドリル10の短刃11Bの外刃112を研削することができる。
図7乃至図9を参照されたい。ユーザが前記短刃11Bの外刃112の研削を終了した後、前記フロントチャック80を前記挟持孔73から引き抜き、しかもフロントチャック80の周方向に沿って回転させた後に再び前記挟持孔73内に係止し、前記フロントチャック80の前記押込部822を前記調整突起723に対応させる。
前記押込部822が前記調整突起723に当接するので、前記フロントチャック80と前記ブッシュ70との間に弾性距離Bを持たせることで、前記ドリル10の前記外刃11Aの外刃112を前記研磨輪33にちょうど当接させる。
図10乃至図12を参照されたい。ユーザが前記ドリル10の全ての外刃112の研削を終えた後、前記ドリル10の内刃111を研削する必要がある。そして、ユーザは先に前記フロントチャック80を前記外刃挟持ユニット40から取り外し、前記フロントチャック80を前記内刃挟持ユニット50上に取り付ける。
前記フロントチャック80の収容部821が前記調整突起723に対応すると、前記フロントチャック80が前記ブッシュ70に密着し、これにより、前記ドリル10の短刃11Bが前記研磨輪33に当接する。そして、ユーザが前記ドリル10短刃11Bの内刃111を研削することができる。
図13乃至図15を参照されたい。ユーザが前記短刃11Bの内刃111を仕上げた後、前記フロントチャック80を前記挟持孔73から引き抜き、フロントチャック80の周方向に沿って回転させた後、再び前記挟持孔73内に挟持し、前記フロントチャック80の押込部822を調整用突起723に対応させる。
前記押込部822が前記調整突起723に当接するため、前記フロントチャック80と前記ブッシュ70との間に弾性距離Bが離間している。さらに前記ドリル10の長刃11Aの内刃111は前記研磨輪33にちょうど当接するようになる。
本考案のもう一つの実施形態では、図16に示すように、前記研磨輪33が1つであり、しかも前記外刃挟持ユニット40が前記研磨輪33の一側に配設され、前記内刃挟持ユニット50が前記研磨輪33の他側に配設されている。
前記外刃挟持ユニット40と前記内刃挟持ユニット50とが対向して位置し、これにより、同一の研磨輪33で前記ドリル10の内刃111と外刃113を直接研削することができる。こうして前記研磨輪33の配設を省くことにより、全体の製造コストをさらに節約することができる。
上記構成これにより、ユーザが前記ドリル10を前記外刃挟持ユニット40に固定して前記ドリル10の外刃112を研磨することができ、しかも前記内刃挟持ユニット50に固定するとき、前記ドリル10の内刃111を研磨することができる。
前記外刃挟持ユニット40が前記ドリルの外刃112を研磨するとき、前記ドリル10の各外刃112を同じ角度で前記研磨輪33に接触させることができる。また、前記内刃挟持ユニット50に挟持して内刃111を研磨するとき、前記ドリル10の各内刃111も同じ角度で前記研磨輪33に接触させることができる。したがって、ユーザが本考案のドリル用の研磨機を用いてドリル10を研磨するとき、前記ドリル10の外刃112と内刃111を平均して研磨することができ、研磨による誤差は生じない。
より好ましくは、前記ドリル10は長刃11Aと短刃11Bとを有する。そして、前記フロントチャック80の収容部821又は押込部822に前記調整突起723を当接させることにより、前記ドリル10の長刃11A又は短刃11Bを前記研磨輪33により好適に密着させることができるので、長刃11Aと短刃11Bを有するドリル10をより効果的に研磨することができる。
10 ドリル
11 切刃
11A 長刃
11B 短刃
111 内刃
112 外刃
20 基座
21 基座上面
30 研磨ユニット
31 動力装置
32 軸心
33 研磨輪
331 第1面
332 第2面
333 周面
40 外刃挟持ユニット
41 外刃挟持座
411 外刃挟持孔
412 ねじ孔
413 スライドレール
42 スライダー
43 調整ロッド
431 スタッド
432 ハンドル
50 内刃挟持ユニット
51 内刃挟持座
511 内刃挟持孔
512 ねじ孔
513 スライドレール
52 スライダー
53 調整ロッド
531 スタッド
532 ハンドル
60 研磨回転軸
61 係止部
62 位置決め部
621 位置決め面
63 締め付け孔
64 位置決めピン
70 ブッシュ
71 締め付け部
72 調整部
721 位置決め溝
722 挟持ピン
723 調整突起
73 挟持孔
80 フロントチャック
81 挟持部
82 回転部
821 収容部
822 押込部
823 係止溝
90 測定ユニット
91 位置決め柱
92 インジケータゲージ
921 表示器
922 圧力指針
A1 第1距離
A2 第2距離
θ1 第1夾角
θ2 第2夾角
B 弾性距離
X 横方向

Claims (6)

  1. 内刃と外刃とを有する切刃を有するドリルに適するドリル用の研磨機であって、
    基座と、研磨ユニットと、外刃挟持ユニットと、内刃挟持ユニットとを含み、
    前記研磨ユニットは前記基座上に配設され、軸心に回転可能な研磨輪を有し、前記研磨輪は互いに対向する第1面と第2面を有し、前記第1面の周縁と前記軸心との間には第1距離があり、前記第2面の周縁と前記軸心との間には第2距離があり、しかも前記第1距離は前記第2距離よりも大きく、前記研磨輪は周面を有し、前記周面は前記第1面の周縁から前記第2面の周縁に向かって延伸し、前記周面と前記第1面との間には第1夾角があり、前記周面と前記第2面との間には第2夾角があり、
    前記外刃挟持ユニットは外刃挟持座を有し、前記外刃挟持座は外刃挟持孔を有し、前記外刃挟持孔はドリルを挟持して固定するのに供し、
    前記内刃挟持ユニットは内刃挟持座を有し、前記内刃挟持座は内刃挟持孔を有し、前記内刃挟持孔はドリルを挟持して固定するのに供し、
    前記ドリルが前記外刃挟持ユニットの外刃挟持孔に固定されたときに、前記ドリルの前記外刃が前記研磨輪の前記周面に密着され、
    前記ドリルが前記内刃挟持ユニットの内刃挟持孔に固定されたときに、前記ドリルの前記内刃が前記研磨輪の前記周面に密着されることを特徴とする、
    ドリル用の研磨機。
  2. 前記基座上には動力装置が設けられており、前記軸心は前記動力装置に連結されており、前記動力装置を介して前記軸心に動力を伝達して軸を回転し、前記軸の回転を介して前記研磨輪を回転駆動し、前記第1面は前記動力装置に対面する一面であり、前記第2面は前記第1面の反対側にある一面であることを特徴とする請求項1に記載のドリル用の研磨機。
  3. 前記研磨輪と前記軸心は2つであり、前記2つの軸心はそれぞれ動力装置の両側に配設されており、前記2つの研磨輪はそれぞれ1つの前記軸心に連結されることにより、前記動力装置の両側に1つの前記研磨輪をそれぞれ備え、前記外刃挟持ユニットは一方の前記研磨輪の位置に対応して前記基座上に配設されており、前記内刃挟持ユニットは他方の前記研磨輪の位置に対応して前記基座上に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のドリル用の研磨機。
  4. 前記ドリル用の研磨機は2つの研磨回転軸と2つのブッシュとをさらに有し、前記2つの研磨輪と前記2つのブッシュは前記外刃挟持孔と内刃挟持孔にそれぞれ係止して固定されており、しかも前記2つの研磨回転輪は接続する係止部と位置決め部をそれぞれ有し、且つ前記2つの研磨回転輪は前記係止部と前記位置決め部を貫通する締め付け孔をそれぞれ有し、前記係止部は前記外刃挟持孔又は前記内刃挟持孔内に締め付けて固定されており、前記位置決め部は位置決め面を有し、前記位置決め面は前記外刃挟持座又は内刃挟持座とは反対側にある一面であり、且つ前記位置決め面上には位置決めピンがあり、前記2つのブッシュは締め付け部と調整部とをそれぞれ有し、しかも前記2つのブッシュは前記締め付け部と調整部とを貫通する挟持孔をそれぞれ有し、前記締め付け部は前記締め付け孔内に締め付けて固定されており、前記調整部は位置決め溝と2つの挟持ピンと調整突起とを有し、前記位置決めピンは前記位置決め溝に挿入されて固定されることで、前記ブッシュは前記研磨回転軸に固定された後は回転されることなく、さらに前記ドリルを挟持して固定するためのフロントチャックを有し、前記フロントチャックは接続する挟持部と回転部とを有し、且つ前記フロントチャックは貫通するドリル孔を有し、前記ドリル孔は前記ドリルを挟持するのに供し、前記挟持部は前記挟持孔内に挿入しており、しかも前記回転部は複数の収容部と、複数の押込部と、複数の係止溝とを有し、各前記収容部と各前記押込部は前記回転部の周方向回りに交互に配設されることで、2つの前記収容部間に1つの押込部を持たせ、しかも2つの押込部間に1つの収容部を持たせ、各前記収容部と各前記押込部には、2つの係止溝がそれぞれ設けられており、前記係止溝は前記2つの挟持ピンを挟持するのに供し、これにより前記フロントチャックを周方向に回転させることなく、前記フロントチャックの前記収容部が前記調整突起に当接すると、前記フロントチャックは前記ブッシュと緊密に結合し、前記フロントチャックの前記押込部が前記調整突起に当接すると、前記フロントチャックと前記ブッシュとの間には弾性距離があることを特徴とする請求項1に記載のドリル用の研磨機。
  5. 前記外刃挟持座と前記内刃挟持座上にはねじ孔がそれぞれ開設されており、且つ前記外刃挟持座と前記内刃挟持座の底部にはスライドレールが横方向に沿って配設されており、前記基座の基座上面には2つのスライダーが固定されており、しかも前記外刃挟持座の前記スライドレールは一方の前記スライダーと滑動可能に係合し、前記内刃挟持座の前記スライドレールは他方の前記スライダーと滑動可能に係合し、さらに調整ロッドを有し、前記調整ロッドはスタッドとハンドルとを有し、前記スタッドは前記ねじ孔と噛合することを特徴とする請求項1に記載のドリル用の研磨機。
  6. 前記基座の両側には2つの測定ユニットが配設されており、前記測定ユニットは位置決め柱とインジケータゲージとを有し、前記位置決め柱は前記基座上に固定されており、しかも前記インジケータゲージは一端が表示器であり、他端が圧力指針であり、前記圧力指針は前記インジケータゲージと連動するように接続されており、前記圧力指針を押圧することで前記インジケータゲージ内のデータが変化し、前記外刃挟持座の底部にはスライドレールが横方向に沿ってそれぞれ開設されており、一方の前記測定ユニットの圧力指針が横方向に沿って前記外刃挟持座に当接し、他方の前記測定ユニットの圧力指針が横方向に沿って前記内刃挟持座に当接し、ユーザが調整ロッドを回転させると、外刃挟持座又は前記内刃挟持座が横方向に沿って移動し、前記圧力指針が横方向から前記外刃挟持座又は前記内刃挟持座に押圧されることを特徴とする請求項1に記載のドリル用の研磨機。
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