JP3220595B2 - バックアップ電源付きicメモリカード - Google Patents

バックアップ電源付きicメモリカード

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JP3220595B2
JP3220595B2 JP15371494A JP15371494A JP3220595B2 JP 3220595 B2 JP3220595 B2 JP 3220595B2 JP 15371494 A JP15371494 A JP 15371494A JP 15371494 A JP15371494 A JP 15371494A JP 3220595 B2 JP3220595 B2 JP 3220595B2
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memory card
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一男 榊原
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパーソナルコンピュー
タなどの情報処理装置に使用されるバックアップ電源付
きICメモリカードに関し、特にSRAM(STATI
C RANDOM ACCESS MEMORY)を搭載
したICメモリカードの内部バックアップ電源とパーソ
ナルコンピュータなどから供給される外部電源を切り換
える機能を有するバックアップ電源付きICメモリカー
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなどの情報処理
装置に使用されるバックアップ電源付きICメモリカー
ドは電源切断後も記憶内容を保持できるメモリ要素であ
る。バックアップ電源付きICメモリカードは、SRA
M(STATIC RANDOM ACCESS MEM
ORY)を搭載し、バックアップ電源として内部にバッ
テリーを有する。パーソナルコンピュータなどの情報処
理装置から供給される外部電源が切断された際にはバッ
クアップ電源をSRAMに供給しその記憶内容を保持す
る。即ち装着されたパーソナルコンピュータなどからI
Cメモリカードに供給される外部電源を検知し、この外
部電源が所定のしきい値電圧以上と判断された場合には
外部電源をSRAMに供給する。一方外部電源が所定し
きい値電圧を下回った場合はSRAMにバックアップ電
源を供給して記憶内容を保持する。またバックアップ電
源を構成するバッテリー電圧を検出し、検出信号をパー
ソナルコンピュータなどに供給する。従来のバックアッ
プ電源付きICメモリカードの場合、電源切り換えのし
きい値電圧の微調整およびバッテリー検出電圧の設定は
電源ICの外付け抵抗によっておこなっていた。以下こ
れについて説明する。
【0003】図13は従来のバックアップ電源付きIC
メモリカードの構成を示すブロック図である。ICメモ
リカード10は、バックアップ電源を構成する内部バッ
クアップ用バッテリー19、外部電源とバックアップ電
源の間を切り換える電源IC7a、SRAMなどを含む
電源IC以外のIC45を備える。このICメモリカー
ド10において、外部電源とバックアップ電源の切り換
えは電源IC7aによって次のように行われる。
【0004】パーソナルコンピュータなどから供給され
る外部電源はコネクタを介して電源IC7aのVIN端
子に供給され、電源IC7aの内部においてVIN端子
と接地端子GNDの間に接続された抵抗42、43で分
圧されて分圧電圧が電圧検出器44に供給される。電圧
検出器44によって検出される電圧が所定値以上の場
合、電源IC7aはVOUT端子を介して外部電源をS
RAMなどを含む電源IC以外のIC45に供給する。
一方電圧検出器44による検出電圧が所定値を下回った
場合、電源IC7aは内部バックアップ用バッテリー1
9から供給される電圧をVOUT端子を介して電源IC
以外のIC45に供給する。
【0005】図13のICメモリカード10において外
部電源とバックアップ電源を切り換えるしきい値電圧の
設定値を調節する必要が場合、外付け分圧抵抗3、4を
VIN端子と接地端子GNDの間に電源IC7aの外部
から接続する。外付け分圧抵抗3、4にの分圧点は電源
IC7aのVS端子を介して抵抗42、43の分圧点に
接続され、電圧検出器44に供給される電圧を変更し、
これによって電源切り換えのしきい値電圧を微調整す
る。
【0006】一方電源IC7aのVREF1端子、VR
EF2端子は、電源IC7a内部に設けられたバッテリ
ー電圧検出器(図示せず)に接続されている。内部バッ
クアップ用バッテリー19の供給するバックアップ電源
電圧は外付け分圧抵抗27、28、29によって分圧さ
れ、各分圧値がVREF1端子、VREF2端子に供給
される。これによりパーソナルコンピュータなどは内部
バックアップ用バッテリー19の消耗を検知する事がで
きる。電源IC7aはVREF1端子の電圧が所定値以
下になるとBVD1端子からLレベル信号をパーソナル
コンピュータなどに供給する。またVREF2端子の電
圧が所定値以下になるとBVD2端子からLレベル信号
をパーソナルコンピュータなどに供給する。
【0007】ここで電源IC7aのVREF1端子、V
REF2端子に印加される電圧の内部バックアップ用バ
ッテリー19の電圧に対する比率は、外付け分圧抵抗2
7、28、29の抵抗値の比によって決定され、VRE
F2端子に印加される電圧はVREF1端子に印加され
る電圧よりも大きい。従ってBVD1端子、BVD2端
子からはそれぞれ互いに異なるレベルの第1、第2バッ
テリー電圧レベル検出信号が出力される。また外付け分
圧抵抗27、28、29を付け換える事によりこれらの
第1、第2バッテリー検出電圧を変更する事ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のIC
メモリカード10の場合、しきい値電圧の微調整および
バッテリー検出電圧の設定は外付け分圧抵抗によってお
こなっていた。このため、ICメモリカードの量産後に
電源切り換えしきい値やバッテリー検出電圧の設定値を
変更する事は殆ど不可能であった。また外付け分圧抵抗
を必要とするため部品点数がおおくなり、小型化が困難
であるという問題があった。
【0009】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、電源切り換えしきい値電圧
を、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置の側か
ら容易に調節できるバックアップ電源付きICメモリカ
ードを提供する事を目的とする。またバッテリー検出電
圧も同様にパーソナルコンピュータなどの情報処理装置
の側から容易に調節できるバックアップ電源付きICメ
モリカードを提供する事を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のこの発明
に係るバックアップ電源付きICメモリカードは、パー
ソナルコンピュータなどの情報処理装置に装着されるバ
ックアップ電源付きICメモリカードであって、揮発性
のメモリと、内部バックアップ用バッテリーと、前記情
報処理装置から受信されたしきい値データを記憶するし
きい値レジスタと、前記しきい値レジスタに記憶された
前記しきい値データに対応する電源切り換え調整信号を
発生する電源切り換え調整信号発生手段と、前記情報処
理装置から供給される外部電源がしきい値以下に成った
場合に前記揮発性メモリに前記内部バックアップ用バッ
テリーからバックアップ電源を供給する電源回路であっ
て、前記電源切り換え調整信号に応答して前記しきい値
を調節する電源回路と、を備える。
【0011】請求項2記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードでは、前記電源切り換え調
整信号発生手段は、前記外部電源と接地端子の間に接続
された外付け分圧抵抗と、前記外付け分圧抵抗と直列に
接続されたトランジスタと、前記しきい値レジスタに記
憶されたディジタル値しきい値データを、対応するアナ
ログ信号に変換し、変換後のアナログ信号を前記トラン
ジスタの制御端子に印加して前記トランジスタの抵抗値
を調節するD/Aコンバータと、を備え、前記電源切り
換え調整信号は前記トランジスタと前記外付け分圧抵抗
の接続点から得られる。
【0012】請求項3記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードでは、前記外付け分圧抵抗
は2個の直列に接続された抵抗を含み、前記トランジス
タは前記2個の抵抗の間に接続される。
【0013】請求項4記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードでは、前記バックアップ電
源付きICメモリカードは更に前記バックアップ電源付
きICメモリカードの設定値を記憶するアトリビュート
メモリと、前記情報処理装置から送信された前記しきい
値データを前記アトリビュートメモリに書き込む制御回
路手段と、前記制御回路手段によって前記アトリビュー
トメモリに前記しきい値データが書き込まれた後、最初
に前記情報処理装置の電源が投入された場合に、前記ア
トリビュートメモリに記憶されたしきい値データを前記
しきい値レジスタに読み込むしきい値データ読み込み手
段と、を備える。
【0014】請求項5記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードでは、前記しきい値データ
読み込み手段は、前記アトリビュートメモリに前記しき
い値データが書き込まれた時にセットされるリセットフ
ラグと、前記情報処理装置が投入された時に前記リセッ
トフラグがセットされており、かつ前記内部バックアッ
プ用バッテリーが検出された場合にライト信号を発生し
て前記アトリビュートメモリに記憶されたしきい値デー
タを前記しきい値レジスタに読み込ませるライト信号発
生手段と、を備える。
【0015】請求項6記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードでは、前記しきい値レジス
タはライトプロテクトフラグを備え、前記ライト信号発
生手段は、前記情報処理装置が投入された時に前記ライ
トプロテクトフラグがセットされている場合に、ライト
信号の発生抑制して前記アトリビュートメモリから前記
しきい値レジスタへのしきい値データの読み込みを禁止
する。
【0016】請求項7記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードでは、前記バックアップ電
源付きICメモリカードは、前記情報処理装置から受信
されたデータ書込み信号を直接、前記しきい値レジスタ
に入力する手段と、前記データ書込み信号と同時に前記
情報処理装置から受信された前記しきい値データを前記
しきい値レジスタに直接、書き込む手段と、を備える。
【0017】請求項8記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードは、パーソナルコンピュー
タなどの情報処理装置に装着されるバックアップ電源付
きICメモリカードであって、揮発性のメモリと、内部
バックアップ用バッテリーと、前記情報処理装置から受
信されたバッテリー検出電圧データを記憶するバッテリ
ー検出レジスタと、前記バッテリー検出レジスタに記憶
された前記バッテリー検出電圧データに対応するバッテ
リー検出基準電圧信号を発生するバッテリー検出基準電
圧信号発生手段と、前記情報処理装置から供給される外
部電源が所定のしきい値以下に成った場合に前記揮発性
メモリに前記内部バックアップ用バッテリーからバック
アップ電源を供給し、また、前記内部バックアップ用バ
ッテリーから供給されるバックアップ電源が所定バッテ
リー電圧以下と成った場合に前記情報処理装置にバッテ
リー信号を出力する電源回路であって、前記バッテリー
検出基準電圧信号に応答して前記バッテリー電圧を設定
する電源回路と、を備える。
【0018】請求項9記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードでは、前記バッテリー検出
基準電圧信号発生手段は、前記外部電源と接地端子の間
に接続された外付け分圧抵抗と、前記外付け分圧抵抗と
直列に接続されたトランジスタと、前記バッテリー検出
レジスタに記憶されたディジタル値バッテリー検出電圧
データを、対応するアナログ信号に変換し、変換後のア
ナログ信号を前記トランジスタの制御端子に印加して前
記トランジスタの抵抗値を調節するD/Aコンバータ
と、を備え、前記バッテリー検出基準電圧信号は前記ト
ランジスタと前記外付け分圧抵抗の接続点から得られ
る。
【0019】請求項10記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードでは、前記バッテリー検
出基準電圧信号は第1バッテリー検出基準電圧信号、第
2バッテリー検出基準電圧信号を含み、前記内部バック
アップ用バッテリーの供給する電源が、前記第1バッテ
リー検出基準電圧信号に対応する第1のバッテリー電圧
以下に成った時に前記電源回路は第1のバッテリー信号
を出力し、また、前記内部バックアップ用バッテリーの
供給する電源が、前記第2バッテリー検出基準電圧信号
に対応する第2のバッテリー電圧以下に成った時に前記
電源回路は第2のバッテリー信号を出力し、前記外付け
分圧抵抗は3個の直列に接続された抵抗を含み、前記ト
ランジスタは前記3個の抵抗の内の2個の間に挿入され
る。
【0020】請求項11記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードでは、前記バックアップ
電源付きICメモリカードは更に前記バックアップ電源
付きICメモリカードの設定値を記憶するアトリビュー
トメモリと、前記情報処理装置から送信された前記バッ
テリー検出電圧データを前記アトリビュートメモリに書
き込む制御回路手段と、前記制御回路手段によって前記
アトリビュートメモリに前記バッテリー検出電圧データ
が書き込まれた後、最初に前記情報処理装置の電源が投
入された場合に、前記アトリビュートメモリに記憶され
たバッテリー検出電圧データを前記バッテリー検出レジ
スタに読み込むバッテリー検出電圧データ読み込み手段
と、を備える。
【0021】請求項12記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードでは、前記バッテリー検
出電圧データ読み込み手段は、前記アトリビュートメモ
リに前記バッテリー検出電圧データが書き込まれた時に
セットされるリセットフラグと、前記情報処理装置が投
入された時に前記リセットフラグがセットされており、
かつ前記内部バックアップ用バッテリーが検出された場
合にライト信号を発生して前記アトリビュートメモリに
記憶されたバッテリー検出電圧データを前記バッテリー
検出レジスタに読み込ませるライト信号発生手段と、を
備える。
【0022】請求項13記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードでは、前記バッテリー検
出レジスタはライトプロテクトフラグを備え、前記ライ
ト信号発生手段は、前記情報処理装置が投入された時に
前記ライトプロテクトフラグがセットされている場合
に、ライト信号の発生抑制して前記アトリビュートメモ
リから前記バッテリー検出レジスタへのバッテリー検出
電圧データの読み込みを禁止する。
【0023】請求項14記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードでは、前記バックアップ
電源付きICメモリカードは、前記情報処理装置から受
信されたデータ書込み信号を直接、前記バッテリー検出
レジスタに入力する手段と、前記データ書込み信号と同
時に前記情報処理装置から受信された前記バッテリー検
出電圧データを前記バッテリー検出レジスタに直接、書
き込む手段と、を備える。
【0024】請求項15記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードは、請求項1記載のIC
メモリカードにおいて、前記バックアップ電源付きIC
メモリカードは更に、前記情報処理装置から受信された
バッテリー検出電圧データを記憶するバッテリー検出レ
ジスタと、前記バッテリー検出レジスタに記憶された前
記バッテリー検出電圧データに対応するバッテリー検出
基準電圧信号を発生するバッテリー検出基準電圧信号発
生手段と、を備え、前記電源回路は、前記内部バックア
ップ用バッテリーから供給されるバックアップ電源が所
定バッテリー電圧以下と成った場合に前記情報処理装置
にバッテリー信号を出力する電源回路であって、前記バ
ッテリー検出基準電圧信号に応答して前記バッテリー電
圧を設定する。
【0025】
【作用】請求項1記載のこの発明に係るバックアップ電
源付きICメモリカードにおいては、パーソナルコンピ
ュータなどの情報処理装置から受信されたしきい値デー
タをしきい値レジスタに記憶し、しきい値レジスタに記
憶されたしきい値データに従って電源切り換え調整信号
の値を調整する。この結果電源切り換えのしきい値はし
きい値レジスタに記憶されたデータに従って微調整され
る。
【0026】請求項2記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードにおいては、しきい値レジ
スタに記憶されたディジタル値のしきい値データをアナ
ログ信号に変換しアナログ信号をトランジスタ(IGF
ET)の制御端子であるゲート端子に似印加する事によ
り電源切り換え調整信号の値を調整する。
【0027】請求項3記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードにおいては、電源切り換え
調整信号はトランジスタと外付け分圧抵抗の間の接続点
から得られる。
【0028】請求項4記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードにおいては、情報処理装置
から受信されたしきい値データを一度、アトリビュート
メモリに記憶し、アトリビュートメモリへのしきい値デ
ータ書き込み後、最初に情報処理装置の電源が投入され
た時にアトリビュートメモリのしきい値データをしきい
値レジスタに読み込む。
【0029】請求項5記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードにおいては、リセットフラ
グは、アトリビュートメモリにしきい値データが書き込
まれた時にセットされる。また情報処理装置が投入され
た時にリセットフラグがセットされており、かつ内部バ
ックアップ用バッテリーが検出された場合にライト信号
を発生してアトリビュートメモリに記憶されたしきい値
データをしきい値レジスタに読み込ませる。
【0030】請求項6記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードにおいては、情報処理装置
が投入された時にライトプロテクトフラグがセットされ
ている場合に、ライト信号の発生抑制してアトリビュー
トメモリからしきい値レジスタへのしきい値データの読
み込みを禁止する。
【0031】請求項7記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードにおいては、バックアップ
電源付きICメモリカードは、情報処理装置から受信さ
れたデータ書込み信号を直接、しきい値レジスタに入力
し、データ書込み信号と同時に情報処理装置から受信さ
れたしきい値データをしきい値レジスタに直接、書き込
む。
【0032】請求項8記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードにおいては、内部バックア
ップ用バッテリーから供給されるバックアップ電源が所
定バッテリー電圧以下と成った場合に情報処理装置にバ
ッテリー信号を出力するが、バッテリー検出基準電圧信
号に応答してバッテリー電圧を設定する。
【0033】請求項9記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードにおいては、バッテリー検
出レジスタに記憶されたディジタル値バッテリー検出電
圧データを、対応するアナログ信号に変換し、変換後の
アナログ信号をトランジスタの制御端子に印加してトラ
ンジスタの抵抗値を調節する。
【0034】請求項10記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードにおいては、内部バック
アップ用バッテリーの供給する電源が、第1バッテリー
検出基準電圧信号に対応する第1のバッテリー電圧以下
に成った時に電源回路は第1のバッテリー信号を出力
し、また、内部バックアップ用バッテリーの供給する電
源が、第2バッテリー検出基準電圧信号に対応する第2
のバッテリー電圧以下に成った時に電源回路は第2のバ
ッテリー信号を出力する。
【0035】請求項11記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードにおいては、情報処理装
置から送信されたバッテリー検出電圧データをアトリビ
ュートメモリに書き込み、アトリビュートメモリにバッ
テリー検出電圧データが書き込まれた後、最初に情報処
理装置の電源が投入された場合に、アトリビュートメモ
リに記憶されたバッテリー検出電圧データをバッテリー
検出レジスタに読み込む。
【0036】請求項12記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードにおいては、アトリビュ
ートメモリにバッテリー検出電圧データが書き込まれた
時にリセットフラグをセットする。また情報処理装置が
投入された時にリセットフラグがセットされており、か
つ内部バックアップ用バッテリーが検出された場合にラ
イト信号を発生してアトリビュートメモリに記憶された
バッテリー検出電圧データをバッテリー検出レジスタに
読み込ませる。
【0037】請求項13記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードにおいては、情報処理装
置が投入された時にライトプロテクトフラグがセットさ
れている場合に、ライト信号の発生抑制してアトリビュ
ートメモリからバッテリー検出レジスタへのバッテリー
検出電圧データの読み込みを禁止する。
【0038】請求項14記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードにおいては、情報処理装
置から受信されたデータ書込み信号を直接、バッテリー
検出レジスタに入力し、データ書込み信号と同時に情報
処理装置から受信されたバッテリー検出電圧データをバ
ッテリー検出レジスタに直接、書き込む。
【0039】請求項15記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードでは、情報処理装置から
受信されたバッテリー検出電圧データをしきい値データ
とともにそれぞれのレジスタに記憶する。しきい値レジ
スタに記憶されたしきい値データに従って電源切り換え
調整信号の値を調整するとともに、内部バックアップ用
バッテリーから供給されるバックアップ電源が所定バッ
テリー電圧以下と成った場合に情報処理装置にバッテリ
ー信号を出力し、バッテリー検出基準電圧信号に応答し
てバッテリー電圧を設定する。
【0040】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1について図を参照しなが
ら説明する。この実施例に係るICメモリカード10
は、外部電源とバックアップ電源の切り換えを行うしき
い値電圧を、ICメモリカード10が装着されたパーソ
ナルコンピュータなどの情報処理装置から供給される外
部信号により容易に設定・変更できる。
【0041】図1はこの発明の第1実施例に係る電源I
Cの構成を示すブロック図である。また図2はこの発明
の第1実施例に係るICメモリカードの全体構成を示す
ブロック図である。ICメモリカード10はコネクタ1
0aを介して例えばパーソナルコンピュータなどの情報
処理装置に装着される。図1に示すように電源IC2
は、外付け分圧抵抗3、4、トランジスタ(IGFE
T)5、電源回路7、D/Aコンバータ8、しきい値レ
ジスタ9を備える。電源回路7は図13の従来の電源I
C7aと同等の機能、構成を有する回路であるが、図
1、2では詳しい構成の図示は省略した。
【0042】電源回路7のVIN端子は情報処理装置か
ら供給される外部電源に接続されGND端子は接地され
る。外付け分圧抵抗3、トランジスタ(IGFET)
5、外付け分圧抵抗4は外部電源と接地端子の間に直列
に接続される。しきい値レジスタ9は電源切り換えのし
きい値電圧に対応するディジタル値データを記憶し、D
/Aコンバータ8に出力する。D/Aコンバータ8はし
きい値レジスタ9の出力するディジタル信号を、ディジ
タル信号に対応するアナログ信号に変換してトランジス
タ(IGFET)5のゲート端子1に印加し、トランジ
スタ(IGFET)5のソース・ドレーン間の実効的な
抵抗値をしきい値レジスタ9に記憶された値に従って調
節する。トランジスタ(IGFET)5の外付け分圧抵
抗4側端子(ドレーン端子)から供給される電源切り換
え調整信号6は電源回路7のVS端子に接続される。
【0043】電源回路7は、図13の電源IC7aと同
様に、内部分圧抵抗(図13の抵抗42、43に相当)
の分圧点およびVS端子に接続された電圧検出器(図1
3の電圧検出器44に相当)を有し、電圧検出器に供給
される電圧が所定値以上であるか否かに従って外部電源
とバックアップ電源の切り換えを行う。従って外部電源
とバックアップ電源の間の切り換えを行うしきい値電圧
はしきい値レジスタ9に設定される値によって微調整さ
れる。
【0044】図2に示すようにICメモリカード10は
SRAMなど(図2には図示しないが、図13に符号4
5で示された電源IC以外のICに含まれる)の他にメ
モリカード制御IC15、アトリビュートメモリ17を
備える。また図2に示すように電源IC2は図1および
13に示された各要素の他に更にバッテリー検出手段1
6およびリセットフラグ21を備える。なおアトリビュ
ートメモリ17は不揮発性メモリから構成され、電源の
供給が停止されても記憶内容を保持する。
【0045】ICメモリカード10がパーソナルコンピ
ュータなどの情報処理装置に装着された状態においてメ
モリカード制御IC15はコネクタ10aを介して情報
処理装置からアドレス信号11、データ書込み信号1
3、チップイネーブル信号14、リード信号18を受信
し、データ信号12を送受信する。なおデータ書込み信
号13、チップイネーブル信号14、リード信号18は
Lレベル駆動信号であり、図ではそれぞれWR、RE
G、OEの上にバー( ̄)をつけて示されている。また
アドレス信号11はアドレスバスを介して受信され、デ
ータ信号12はデータバスを介して送受信される。
【0046】アトリビュートメモリ17はICメモリカ
ード10の種々の設定値などを記憶するものであり、各
値を記憶するアトリビュートメモリ17内のアドレスは
アドレス信号11、11aによって特定される。従って
しきい値レジスタ9に設定されるしきい値を記憶するア
トリビュートメモリ17のアドレスもアドレス信号1
1、11aによって特定される。
【0047】メモリカード制御IC15はアドレス信号
11a、データ書込み信号13a、チップイネーブル信
号14a、リード信号18aを電源IC2およびアトリ
ビュートメモリ17に出力する。これらのアドレス信号
11a、データ書込み信号13a、チップイネーブル信
号14a、リード信号18aはそれぞれアドレス信号1
1、データ書込み信号13、チップイネーブル信号1
4、リード信号18に対応する信号である。なおデータ
書込み信号13a、チップイネーブル信号14a、リー
ド信号18aは以下に説明するように電源IC2からも
アトリビュートメモリ17に対して出力される。またデ
ータ信号12aは情報処理装置との間で送受信されるデ
ータ信号12に対応する信号であり、メモリカード制御
IC15と電源IC2、アトリビュートメモリ17の間
で送受信される。メモリカード制御IC15の電源端子
VCCは電源IC2のVOUT端子から電源を供給され
る。またアトリビュートメモリ17の電源端子VCCは
外部電源を供給される。
【0048】上に説明したように外部電源とバックアッ
プ電源を切り換えるしきい値はしきい値レジスタ9に記
憶された値に従って電源IC2によって調節される。一
方しきい値レジスタ9へのデータの書き込みは、(1)
情報処理装置からアトリビュートメモリ17へのデータ
の書き込み、(2)アトリビュートメモリ17に記憶さ
れたデータのしきい値レジスタ9への読み込み、の2段
階にわけて行われる。次にこれらの動作について詳しく
説明する。
【0049】まずアトリビュートメモリ17への設定値
データの書き込みについて説明する。ICメモリカード
10はパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に装
着された状態にあるものとする。ここで情報処理装置か
らICメモリカード10に次のように各信号を送信す
る。即ちデータ書込み信号13、チップイネーブル信号
14をLレベル、リード信号18をHレベルとし、更に
アドレス信号11でしきい値レジスタ9に設定されるし
きい値を記憶するアトリビュートメモリ17のアドレス
を指定する。その後、しきい値に対応するデータ信号1
2をメモリカード制御IC15に送信する。
【0050】これに応答してメモリカード制御IC15
はLレベルのデータ書込み信号13a、チップイネーブ
ル信号14a、およびHレベルのリード信号18aを出
力し、また情報処理装置から供給されたアドレス信号1
1、データ信号12とそれぞれ同一のアドレス信号11
a、データ信号12aを出力する。この際、電源IC2
の各信号入力端子は高インピーダンス状態にある。一
方、アトリビュートメモリ17の各信号入力端子は入力
待ちの状態にある。この結果、アドレス信号11、11
aで指定されたアトリビュートメモリ17のアドレス
(即ちしきい値レジスタ9の設定値を記憶すべきアドレ
ス)にはデータ信号12、12aのデータが書き込まれ
る。更にメモリカード制御IC15は電源IC2に対し
フラグ設定信号を出力する。これは例えば次のように行
われる。即ちチップイネーブル信号14aを複数個ビッ
トから成る信号とし、各ビットでICメモリカード10
内部のICチップを選択する構成とし、電源IC2を選
択するビットをLレベルとしたチップイネーブル信号1
4aをメモリカード制御IC15から出力して電源IC
2を選択する。同時にデータ書込み信号13aをLレベ
ル、リード信号18aをHレベルとし、更にアドレス信
号11aでリセットフラグ21を選択しデータ信号12
aでセットされるLレベルに対応するデータを電源IC
2に出力する。この結果電源IC2のリセットフラグ2
1はL状態にセットされる。以上によってアトリビュー
トメモリ17へのしきい値データ設定およびリセットフ
ラグ21のセットが終了する。
【0051】次にアトリビュートメモリ17に記憶され
たしきい値設定値をしきい値レジスタ9に読み込む動作
について説明する。ICメモリカード10は情報処理装
置に装着され、内部バックアップ用バッテリー19を搭
載した状態にあるとし、またリセットフラグ21は上に
説明したようにL状態にセットされているものとする。
【0052】このようにリセットフラグ21がL状態に
セットされた後、最初に情報処理装置の電源が投入され
ると、電源IC2からLレベルのチップイネーブル信号
14a、リード信号18a、Hレベルのデータ書込み信
号13aが出力される。なお上に述べたようにチップイ
ネーブル信号14aを複数個のビットから構成する場合
はアトリビュートメモリ17に対応するビットをLレベ
ルとするものとする。またこれと同時にしきい値レジス
タ9に設定されるべきしきい値を記憶するアドレス信号
11aのアドレスを指定するアドレス信号11aが電源
IC2から出力される。なおリセットフラグ21がLに
セットされている状態では電源IC2はメモリカード制
御IC15に対し電源を供給しない。このためメモリカ
ード制御IC15の各信号入力端子は高インピーダンス
状態にある。この結果アトリビュートメモリ17からは
アドレス信号11aで指定されたアドレスに記憶された
しきい値データが出力される。
【0053】ここでバッテリー検出手段16は、内部バ
ックアップ用バッテリー19の電圧を検出し、更にリセ
ットフラグ21がLにセットされると判断された場合、
Lレベルのライト信号20をしきい値レジスタ9に出力
する。この結果アトリビュートメモリ17から出力され
たしきい値データはしきい値レジスタ9に書き込まれ
る。電源IC2はしきい値レジスタ9へのしきい値デー
タの書き込みが終了するとリセットフラグ21をH状態
にリセットする。
【0054】図3はライトプロテクトフラグを有するし
きい値レジスタの構成を示すブロック図である。図3に
示されたしきい値レジスタ9は、電圧設定値9bの他に
ライトプロテクトフラグ9aを記憶する。しきい値レジ
スタ9が図3の構成有する場合の動作は次のとおりであ
る。
【0055】しきい値レジスタ9が図3の構成を有する
場合、ライトプロテクトフラグ9aの設定は電圧設定値
9bの読み込みと同時に行われる。即ち第1段階として
しきい値データとともにライトプロテクトフラグ9aの
状態を指定するデータが情報処理装置からICメモリカ
ード10に送信されアトリビュートメモリ17に書き込
まれる。
【0056】次にリセットフラグ21がLに設定されて
最初に情報処理装置の電源が投入されると以下に説明す
るようにライトプロテクトフラグ9aの状態に従ってア
トリビュートメモリ17に記憶されたライトプロテクト
フラグおよびしきい値をそれぞれしきい値レジスタ9の
ライトプロテクトフラグ9a、電圧設定値9bに読み込
むかどうかを制御する。
【0057】図3において第1ライト信号24(図では
WR1の上にバー ̄をつけて示す)はバッテリー検出手
段16から出力される信号であり、上に説明したライト
信号20と同様に、リセットフラグ21がL状態にあ
り、かつ内部バックアップ用バッテリー19の電圧が検
出された場合にLレベルに成る。ANDゲート23は、
第1ライト信号24がLレベルであり、かつライトプロ
テクトフラグ9aがL状態にある場合のみLレベルの第
2ライト信号25(図ではWR2の上にバー ̄をつけて
示す)を出力する。ライトプロテクトフラグ9aがH状
態の場合には第1ライト信号24のレベルにかかわらず
ANDゲート23の出力する第2ライト信号25はHレ
ベルである。この第2ライト信号25はしきい値レジス
タ9に入力され、ライトプロテクトフラグおよびしきい
値データのしきい値レジスタ9への読み込みを制御す
る。即ち第2ライト信号25がLレベルの場合はアトリ
ビュートメモリ17から出力されたデータ信号12がし
きい値レジスタ9に読み込まれるが、第2ライト信号2
5がHレベルの場合には読み込みは行われない。従って
ライトプロテクトフラグ9aがHに設定されている場合
はライトプロテクトフラグ9aの書き込みが禁止され
る。
【0058】実施例2.図4はこの発明の第2実施例に
係る電源ICの構成を示すブロック図である。この実施
例の場合、電源切り換え調整信号6はトランジスタ(I
GFET)5aの外付け分圧抵抗3側端子(図ではソー
ス端子)から電源回路7のVS端子に供給される。トラ
ンジスタ(IGFET)5aのソース・ドレーン間の抵
抗はゲート端子1aに印加される電圧によって制御され
る。ICメモリカードの他の構成は実施例1と同様であ
り、実施例1と同様に情報処理装置からプログラマブル
に電源切り換えしきい値を設定できる。
【0059】実施例3.図5はこの発明の第3実施例に
係る電源ICの構成を示すブロック図である。この実施
例の場合2個のトランジスタ(IGFET)5、5aを
外付け分圧抵抗3、4の間に直列に挿入し、トランジス
タ(IGFET)5、5aの中間点から電源切り換え調
整信号6を電源回路7のVS端子に供給する。トランジ
スタ(IGFET)5、5aのゲート端子1、1aはそ
れぞれD/Aコンバータ8の出力により制御される。I
Cメモリカードの他の構成は実施例1と同様であり、実
施例1と同様に情報処理装置からプログラマブルに電源
切り換えしきい値を設定できる。
【0060】実施例4.図6はこの発明の第4実施例に
係るICメモリカードの全体構成を示すブロック図であ
る。この実施例の電源IC2も実施例1の場合と同様
に、しきい値レジスタ9の他に外付け分圧抵抗3、4、
トランジスタ(IGFET)5、電源回路7、D/Aコ
ンバータ8(図1参照)を備えるが、しきい値レジスタ
9へのしきい値データの書き込みはアトリビュートメモ
リ17を介さず情報処理装置から直接行われる。
【0061】ICメモリカード10のコネクタ10aは
電源ICライト信号22のための専用の端子を有し、電
源ICライト信号22はパーソナルコンピュータなどの
情報処理装置からしきい値レジスタ9に直接入力され
る。従ってしきい値レジスタ9へのデータの書き込みは
次のように行われる。ICメモリカード10が情報処理
装置に装着された状態において、情報処理装置は電源I
Cライト信号22をLレベルとし、データバスを介して
しきい値データをデータ信号12としてICメモリカー
ド10に送信する。メモリカード制御IC15は情報処
理装置から受信されたデータを内部データバスを介して
データ信号12aとして電源IC2のしきい値レジスタ
9に出力する。この際Lレベルの電源ICライト信号2
2が情報処理装置から直接電源IC2のしきい値レジス
タ9に入力されており、データ信号12aのデータがし
きい値レジスタ9に書き込まれる。
【0062】実施例5.この発明の実施例5について図
を参照しながら説明する。この実施例に係るICメモリ
カード10は、バッテリー検出電圧を、ICメモリカー
ド10が装着されたパーソナルコンピュータなどの情報
処理装置から供給される外部信号により容易に調整でき
る。
【0063】図7はこの発明の第5実施例に係る電源I
Cの構成を示すブロック図である。また図8はこの発明
の第5実施例に係るICメモリカードの全体構成を示す
ブロック図である。ICメモリカード10はコネクタ1
0aを介して例えばパーソナルコンピュータなどの情報
処理装置に装着される。図1に示すように電源IC2
は、内部バックアップ用バッテリー19、外付け分圧抵
抗27、28、29、トランジスタ(IGFET)3
0、電源回路7、D/Aコンバータ33、バッテリー検
出レジスタ32を備える。電源回路7は図13の従来の
電源IC7aと同等の機能、構成を有する回路である
が、図1、2では詳しい構成の図示は省略した。
【0064】電源回路7のVBAT端子およびGND端
子は、バックアップ電源を構成する内部バックアップ用
バッテリー19の正端子および負端子にそれぞれ接続さ
れる。外付け分圧抵抗27、28、トランジスタ(IG
FET)30、外付け分圧抵抗29はVBAT端子と接
地端子GNDの間に直列に接続される。バッテリー検出
レジスタ32はバッテリー検出電圧に対応するディジタ
ル値データを記憶し、これをディジタル信号36として
D/Aコンバータ33に出力する。D/Aコンバータ3
3はバッテリー検出レジスタ32の出力するディジタル
信号を、ディジタル信号に対応するアナログ信号に変換
してトランジスタ(IGFET)30のゲート端子31
に印加し、トランジスタ(IGFET)30のソース・
ドレーン間の実効的な抵抗値をバッテリー検出レジスタ
32に記憶された値に従って調節する。トランジスタ
(IGFET)30の外付け分圧抵抗29側端子(ドレ
ーン端子)から供給される第1バッテリー検出基準電圧
信号35は電源回路7のVREF1端子に接続される。
またトランジスタ(IGFET)30の外付け分圧抵抗
28側端子(ソース端子)から供給される第2バッテリ
ー検出基準電圧信号34は電源回路7のVREF2端子
に接続される。
【0065】電源回路7は、図13の電源IC7aと同
様に、内部分圧抵抗(図13の抵抗42、43に相当)
の分圧点およびVREF1端子に接続された電圧検出器
(図13の44に相当)を有し、電圧検出器に供給され
る電圧が所定値以上であるか否かに従って外部電源とバ
ックアップ電源の切り換えを行う。
【0066】また電源回路7はBVD1端子、BVD2
端子(図7、8では図示を省略した。図13参照)を備
えコネクタ10aをかいしてバッテリー検出電圧を情報
処理装置に出力する。従ってBVD1端子、BVD2端
子から出力される第1、第2バッテリー検出信号のバッ
テリー検出電圧レベルはバッテリー検出レジスタ32に
設定された値によって調整される。
【0067】図8に示すようにICメモリカード10は
SRAMなど(図8には図示しないが、図13に符号4
5で示された電源IC以外のICに含まれる)の他にメ
モリカード制御IC15、アトリビュートメモリ17を
備える。また図8に示すように電源IC2は図7および
13に示された各要素の他に更にバッテリー検出手段1
6およびリセットフラグ21を備える。なおアトリビュ
ートメモリ17は不揮発性メモリから構成され、電源の
供給が停止されても記憶内容を保持する。
【0068】ICメモリカード10がパーソナルコンピ
ュータなどの情報処理装置に装着された状態においてメ
モリカード制御IC15はコネクタ10aを介して情報
処理装置からアドレス信号11、データ書込み信号1
3、チップイネーブル信号14、リード信号18を受信
し、データ信号12を送受信する。なおデータ書込み信
号13、チップイネーブル信号14、リード信号18は
Lレベル駆動信号であり、図ではそれぞれWR、RE
G、OEの上にバー( ̄)をつけて示されている。また
アドレス信号11はアドレスバスを介して受信され、デ
ータ信号12はデータバスを介して送受信される。
【0069】アトリビュートメモリ17はICメモリカ
ード10の種々の設定値などを記憶するものであり、各
値を記憶するアトリビュートメモリ17内のアドレスは
アドレス信号11、11aによって特定される。従って
バッテリー検出レジスタ32に設定されるしきい値を記
憶するアトリビュートメモリ17のアドレスもアドレス
信号11、11aによって特定される。
【0070】メモリカード制御IC15はアドレス信号
11a、データ書込み信号13a、チップイネーブル信
号14a、リード信号18aを電源IC2およびアトリ
ビュートメモリ17に出力する。これらのアドレス信号
11a、データ書込み信号13a、チップイネーブル信
号14a、リード信号18aはそれぞれアドレス信号1
1、データ書込み信号13、チップイネーブル信号1
4、リード信号18に対応する信号である。なおデータ
書込み信号13a、チップイネーブル信号14a、リー
ド信号18aは以下に説明するように電源IC2からも
アトリビュートメモリ17に対して出力される。またデ
ータ信号12aは情報処理装置との間で送受信されるデ
ータ信号12に対応する信号であり、メモリカード制御
IC15と電源IC2、アトリビュートメモリ17の間
で送受信される。メモリカード制御IC15の電源端子
VCCは電源IC2のVOUT端子から電源を供給され
る。またアトリビュートメモリ17の電源端子VCCは
外部電源を供給される。
【0071】上に説明したように第1、第2バッテリー
検出電圧はバッテリー検出レジスタ32に記憶された値
に従って電源IC2によって調節される。一方バッテリ
ー検出レジスタ32へのデータの書き込みは、(1)情
報処理装置からアトリビュートメモリ17へのデータの
書き込み、(2)アトリビュートメモリ17に記憶され
たデータのバッテリー検出レジスタ32への読み込み、
の2段階にわけて行われる。次にこれらの動作について
詳しく説明する。
【0072】まずアトリビュートメモリ17への設定値
データの書き込みについて説明する。ICメモリカード
10はパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に装
着された状態にあるものとする。ここで情報処理装置か
らICメモリカード10に次のように各信号を送信す
る。即ちデータ書込み信号13、チップイネーブル信号
14をLレベル、リード信号18をHレベルとし、更に
アドレス信号11でバッテリー検出レジスタ32に設定
されるバッテリー検出電圧を記憶するアトリビュートメ
モリ17のアドレスを指定する。その後、バッテリー検
出電圧に対応するデータ信号12をメモリカード制御I
C15に送信する。
【0073】これに応答してメモリカード制御IC15
はLレベルのデータ書込み信号13a、チップイネーブ
ル信号14a、およびHレベルのリード信号18aを出
力し、また情報処理装置から供給されたアドレス信号1
1、データ信号12とそれぞれ同一のアドレス信号11
a、データ信号12aを出力する。この際、電源IC2
の各信号入力端子は高インピーダンス状態にある。一
方、アトリビュートメモリ17の各信号入力端子は入力
待ちの状態にある。この結果、アドレス信号11、11
aで指定されたアトリビュートメモリ17のアドレス
(即ちバッテリー検出レジスタ32の設定値を記憶すべ
きアドレス)にはデータ信号12、12aのデータが書
き込まれる。更にメモリカード制御IC15は電源IC
2に対しフラグ設定信号を出力する。これは例えば次の
ように行われる。チップイネーブル信号14aを複数個
ビットから成る信号とし、各ビットでICメモリカード
10内部のICチップを選択する構成とする。ここで電
源IC2を選択するビットをLレベルとしたチップイネ
ーブル信号14aをメモリカード制御IC15から出力
して電源IC2を選択する。同時にデータ書込み信号1
3aをLレベル、リード信号18aをHレベルとし、更
にアドレス信号11aでリセットフラグ21を選択しデ
ータ信号12aでセットされるLレベルに対応するデー
タを電源IC2に出力する。この結果電源IC2のリセ
ットフラグ21はL状態にセットされる。以上によって
アトリビュートメモリ17へのバッテリー検出電圧デー
タ設定およびリセットフラグ21のL状態へのセットが
終了する。
【0074】次にアトリビュートメモリ17に記憶され
たバッテリー検出電圧の設定値をバッテリー検出レジス
タ32に読み込む動作について説明する。ICメモリカ
ード10は情報処理装置に装着され、内部バックアップ
用バッテリー19を搭載した状態にあるとし、またリセ
ットフラグ21は上に説明したようにL状態にセットさ
れているものとする。
【0075】このようにリセットフラグ21がL状態に
セットされた後、最初に情報処理装置の電源が投入され
ると、電源IC2からLレベルのチップイネーブル信号
14a、リード信号18a、Hレベルのデータ書込み信
号13aが出力される。なお上に述べたようにチップイ
ネーブル信号14aを複数個のビットから構成する場合
はアトリビュートメモリ17に対応するビットをLレベ
ルとするものとする。またこれと同時にバッテリー検出
レジスタ32に設定されるべきバッテリー検出電圧を記
憶するアドレス信号11aのアドレスを指定するアドレ
ス信号11aが電源IC2から出力される。なおリセッ
トフラグ21がLにセットされている状態では電源IC
2はメモリカード制御IC15に対し電源を供給しな
い。このためメモリカード制御IC15の各信号入力端
子は高インピーダンス状態にある。この結果アトリビュ
ートメモリ17からはアドレス信号11aで指定された
アドレスに記憶されたバッテリー検出電圧データが出力
される。
【0076】ここでバッテリー検出手段16は、内部バ
ックアップ用バッテリー19の電圧を検出し、更にリセ
ットフラグ21がLにセットされると判断された場合、
Lレベルのライト信号20をバッテリー検出レジスタ3
2に出力する。この結果アトリビュートメモリ17から
出力されたバッテリー検出電圧データはバッテリー検出
レジスタ32に書き込まれる。電源IC2はバッテリー
検出レジスタ32へのバッテリー検出電圧データの書き
込みが終了するとリセットフラグ21をH状態にリセッ
トする。
【0077】図9はライトプロテクトフラグを有するバ
ッテリー検出レジスタの構成を示すブロック図である。
図9に示されたバッテリー検出レジスタ32は、電圧設
定値32bの他にライトプロテクトフラグ32aを記憶
する。バッテリー検出レジスタ32が図9の構成有する
場合の動作は次のとおりである。
【0078】バッテリー検出レジスタ32が図9の構成
を有する場合、ライトプロテクトフラグ32aの設定は
電圧設定値32bの読み込みと同時に行われる。即ち第
1段階としてバッテリー検出電圧データとともにライト
プロテクトフラグ32aの状態を指定するデータが情報
処理装置からICメモリカード10に送信されアトリビ
ュートメモリ17に書き込まれる。
【0079】次にリセットフラグ21がLに設定されて
最初に情報処理装置の電源が投入されると以下に説明す
るようにライトプロテクトフラグ32aの状態に従って
アトリビュートメモリ17に記憶されたライトプロテク
トフラグおよびバッテリー検出電圧をそれぞれバッテリ
ー検出レジスタ32のライトプロテクトフラグ32a、
電圧設定値32bに読み込むかどうかを制御する。
【0080】図9において第1ライト信号24(図では
WR1の上にバー ̄をつけて示す)はバッテリー検出手
段16から出力される信号であり、上に説明したライト
信号20と同様に、リセットフラグ21がL状態にあ
り、かつ内部バックアップ用バッテリー19の電圧が検
出された場合にLレベルに成る。ANDゲート40は、
第1ライト信号24がLレベルであり、かつライトプロ
テクトフラグ32aがL状態にある場合のみLレベルの
第3ライト信号41(図ではWR3の上にバー ̄をつけ
て示す)を出力する。ライトプロテクトフラグ32aが
H状態の場合には第1ライト信号24のレベルにかかわ
らずANDゲート40の出力する第3ライト信号41は
Hレベルである。この第3ライト信号41はバッテリー
検出レジスタ32に入力され、ライトプロテクトフラグ
およびバッテリー検出電圧データのバッテリー検出レジ
スタ32への読み込みを制御する。即ち第3ライト信号
41がLレベルの場合はアトリビュートメモリ17から
出力されたデータ信号12がバッテリー検出レジスタ3
2に読み込まれるが、第3ライト信号41がHレベルの
場合には読み込みは行われない。従ってライトプロテク
トフラグ32aがHに設定されている場合はライトプロ
テクトフラグ32aの書き込みが禁止される。
【0081】実施例6.図10はこの発明の第6実施例
に係る電源ICの構成を示すブロック図である。この実
施例の場合、第1バッテリー検出基準電圧信号35、第
2バッテリー検出基準電圧信号34は外付け分圧抵抗2
8の両側の端子から電源回路7のVREF1端子、VR
EF2端子に供給される。トランジスタ(IGFET)
37のソース・ドレーン間の抵抗はゲート端子31aに
印加される電圧によって制御される。ICメモリカード
の他の構成は実施例5と同様であり、実施例5と同様に
情報処理装置からプログラマブルにバッテリー検出電圧
を設定できる。
【0082】実施例7.図11はこの発明の第7実施例
に係る電源ICの構成を示すブロック図である。この実
施例の場合トランジスタ(IGFET)38を外付け分
圧抵抗28、29の間に直列に挿入し、外付け分圧抵抗
28の両側端子から第1バッテリー検出基準電圧信号3
5、第2バッテリー検出基準電圧信号34を電源回路7
のVREF1端子、VREF2端子に供給する。トラン
ジスタ(IGFET)38のゲート端子31bはD/A
コンバータ33の出力により制御される。ICメモリカ
ードの他の構成は実施例5と同様であり、実施例5と同
様に情報処理装置からプログラマブルにバッテリー検出
電圧を設定できる。
【0083】実施例8.図12はこの発明の第8実施例
に係るICメモリカードの全体構成を示すブロック図で
ある。この実施例の電源IC2も実施例5の場合と同様
に、バッテリー検出レジスタ32の他に外付け分圧抵抗
27、28、29、トランジスタ(IGFET)30、
電源回路7、D/Aコンバータ33(図7参照)を備え
るが、バッテリー検出レジスタ32へのバッテリー検出
電圧データの書き込みはアトリビュートメモリ17を介
さずパーソナルコンピュータなどの情報処理装置から直
接行われる。
【0084】ICメモリカード10のコネクタ10aは
電源ICライト信号22のための専用端子を有し、電源
ICライト信号22はパーソナルコンピュータなどの情
報処理装置からバッテリー検出レジスタ32に直接入力
される。従ってバッテリー検出レジスタ32へのデータ
の書き込みは次のように行われる。ICメモリカード1
0が情報処理装置に装着された状態において、情報処理
装置は電源ICライト信号22をLレベルとし、データ
バスを介してバッテリー検出電圧データをデータ信号1
2としてICメモリカード10に送信する。メモリカー
ド制御IC15は情報処理装置から受信されたデータを
内部データバスを介してデータ信号12aとして電源I
C2のバッテリー検出レジスタ32に出力する。この
際、Lレベルの電源ICライト信号22が情報処理装置
から直接電源IC2のバッテリー検出レジスタ32に入
力されており、データ信号12aのデータがバッテリー
検出レジスタ32に書き込まれる。
【0085】実施例9.この実施例では第2バッテリー
検出基準電圧信号34、第1バッテリー検出基準電圧信
号35を図7、10、11の構成内の2または3の構成
を組み合せる事により設定する。例えば図7と図10の
構成を組み合せ、トランジスタ(IGFET)30を外
付け分圧抵抗28、29の間に接続し、トランジスタ
(IGFET)37を外付け分圧抵抗27、18の間に
接続する構成として第2バッテリー検出基準電圧信号3
4、35をえてもよい。また図7、10、11の構成を
くみああせ、トランジスタ(IGFET)30を外付け
分圧抵抗28、29の間に接続し、またトランジスタ
(IGFET)37を外付け分圧抵抗27、18の間に
接続するとともに更にトランジスタ(IGFET)38
を外付け分圧抵抗28、29の間に接続する事により第
2バッテリー検出基準電圧信号34、第1バッテリー検
出基準電圧信号35をえてもよい。ICメモリカードの
他の構成は実施例5と同様であり、実施例5と同様に情
報処理装置からプログラマブルにバッテリー検出電圧を
設定できる。
【0086】実施例10.この実施例では図1、2、
7、8の構成を組み合せ、電源切り換えのしきい値とバ
ッテリー検出電圧をともにこの場合は図2、8のリセッ
トフラグ21は電源切り換えしきい値設定のためのリセ
ットフラグ21(図2)とバッテリー検出電圧設定のた
めのリセットフラグ21(図8)を別々に設け、またし
きい値レジスタ9およびバッテリー検出レジスタ32に
印加されるライト信号20を別々の信号とする事により
電源切り換えしきい値値とバッテリー検出電圧を別々に
実施例から設定できる。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードでは、バックアップ電源
付きICメモリカードの設計、量産が終了したのちに、
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置から容易に
電源切り換えしきい値を調整する事ができ、またバック
アップ電源付きICメモリカードの部品点数を減少する
事ができる効果がある。
【0088】請求項2から7記載のこの発明に係るバッ
クアップ電源付きICメモリカードでは、単純な回路構
成で確実にしきい値を調整できる効果がある。
【0089】請求項8記載のこの発明に係るバックアッ
プ電源付きICメモリカードでは、バックアップ電源付
きICメモリカードの設計、量産が終了したのちに、パ
ーソナルコンピュータなどの情報処理装置から容易にバ
ッテリー検出電圧を調整する事ができ、またバックアッ
プ電源付きICメモリカードの部品点数を減少する事が
できる効果がある。
【0090】請求項8から14記載のこの発明に係るバ
ックアップ電源付きICメモリカードでは、更に単純な
回路構成で確実にバッテリー検出電圧を調整できる効果
がある。
【0091】請求項15記載のこの発明に係るバックア
ップ電源付きICメモリカードでは、バックアップ電源
付きICメモリカードの設計、量産が終了したのちに、
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置から容易に
電源切り換えしきい値およびバッテリー検出電圧を調整
する事ができ、またバックアップ電源付きICメモリカ
ードの部品点数を減少する事ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例に係る電源ICの構成
を示すブロック図である。
【図2】 この発明の第1実施例に係るICメモリカー
ドの全体構成を示すブロック図である。
【図3】 ライトプロテクトフラグを有するしきい値レ
ジスタの構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の第2実施例に係る電源ICの構成
を示すブロック図である。
【図5】 この発明の第3実施例に係る電源ICの構成
を示すブロック図である。
【図6】 この発明の第4実施例に係るICメモリカー
ドの全体構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の第5実施例に係る電源ICの構成
を示すブロック図である。
【図8】 この発明の第5実施例に係るICメモリカー
ドの全体構成を示すブロック図である。
【図9】 ライトプロテクトフラグを有するバッテリー
検出レジスタの構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の第6実施例に係る電源ICの構
成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の第7実施例に係る電源ICの構
成を示すブロック図である。
【図12】 この発明の第8実施例に係るICメモリカ
ードの全体構成を示すブロック図である。
【図13】 従来のバックアップ電源付きICメモリカ
ードの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ゲート端子、1a ゲート端子、2 電源IC、3
外付け分圧抵抗、4外付け分圧抵抗、5 トランジス
タ(IGFET)、5a トランジスタ(IGFE
T)、6 電源切り換え調整信号、7 電源回路、7a
電源IC、8D/Aコンバータ、9 しきい値レジス
タ、9a ライトプロテクトフラグ、9b 電圧設定
値、10 ICメモリカード、10a コネクタ、11
アドレス信号、11a アドレス信号、12 データ
信号、12a データ信号、13データ書込み信号、1
3a データ書込み信号、14 チップイネーブル信
号、14a チップイネーブル信号、15 メモリカー
ド制御IC、16 バッテリー検出手段、17 アトリ
ビュートメモリ、18 リード信号、18a リード信
号、19 内部バックアップ用バッテリー、20 ライ
ト信号、21 リセットフラグ、22 電源ICライト
信号、23 ANDゲート、24 第1ライト信号、2
5 第2ライト信号、26 ライトプロテクト信号、2
7 外付け分圧抵抗、28 外付け分圧抵抗、29 外
付け分圧抵抗、30 トランジスタ(IGFET)、3
1 ゲート端子、31a ゲート端子、31b ゲート
端子、32 バッテリー検出レジスタ、32a ライト
プロテクトフラグ、32b 電圧設定値、33 D/A
コンバータ、34 第2バッテリー検出基準電圧信号、
35 第1バッテリー検出基準電圧信号、36 ディジ
タル信号、37 トランジスタ(IGFET)、38
トランジスタ(IGFET)、40 ANDゲート、4
1 第3ライト信号、42 抵抗、43 抵抗、44
電圧検出器、45電源IC以外のIC。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−126790(JP,A) 特開 平3−286215(JP,A) 実開 平2−42154(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/26 G06F 1/28 G06K 19/07

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータなどの情報処理
    装置に装着されるバックアップ電源付きICメモリカー
    ドであって、 揮発性のメモリと、 内部バックアップ用バッテリーと、 前記情報処理装置から受信されたしきい値データを記憶
    するしきい値レジスタと、 前記しきい値レジスタに記憶された前記しきい値データ
    に対応する電源切り換え調整信号を発生する電源切り換
    え調整信号発生手段と、 前記情報処理装置から供給される外部電源がしきい値以
    下に成った場合に前記揮発性メモリに前記内部バックア
    ップ用バッテリーからバックアップ電源を供給する電源
    回路であって、前記電源切り換え調整信号に応答して前
    記しきい値を調節する電源回路と、 を備える事を特徴とするバックアップ電源付きICメモ
    リカード。
  2. 【請求項2】 前記電源切り換え調整信号発生手段は、 前記外部電源と接地端子の間に接続された外付け分圧抵
    抗と、 前記外付け分圧抵抗と直列に接続されたトランジスタ
    と、 前記しきい値レジスタに記憶されたディジタル値しきい
    値データを、対応するアナログ信号に変換し、変換後の
    アナログ信号を前記トランジスタの制御端子に印加して
    前記トランジスタの抵抗値を調節するD/Aコンバータ
    と、 を備え、 前記電源切り換え調整信号は前記トランジスタと前記外
    付け分圧抵抗の接続点から得られる事を特徴とする請求
    項1記載のバックアップ電源付きICメモリカード。
  3. 【請求項3】 前記外付け分圧抵抗は2個の直列に接続
    された抵抗を含み、前記トランジスタは前記2個の抵抗
    の間に接続される事を特徴とする請求項2記載のバック
    アップ電源付きICメモリカード。
  4. 【請求項4】 前記バックアップ電源付きICメモリカ
    ードは更に前記バックアップ電源付きICメモリカード
    の設定値を記憶するアトリビュートメモリと、 前記情報処理装置から送信された前記しきい値データを
    前記アトリビュートメモリに書き込む制御回路手段と、 前記制御回路手段によって前記アトリビュートメモリに
    前記しきい値データが書き込まれた後、最初に前記情報
    処理装置の電源が投入された場合に、前記アトリビュー
    トメモリに記憶されたしきい値データを前記しきい値レ
    ジスタに読み込むしきい値データ読み込み手段と、 を備える事を備える事を特徴とする請求項1から3の内
    のいづれかに記載のバックアップ電源付きICメモリカ
    ード。
  5. 【請求項5】 前記しきい値データ読み込み手段は、 前記アトリビュートメモリに前記しきい値データが書き
    込まれた時にセットされるリセットフラグと、 前記情報処理装置が投入された時に前記リセットフラグ
    がセットされており、かつ前記内部バックアップ用バッ
    テリーが検出された場合にライト信号を発生して前記ア
    トリビュートメモリに記憶されたしきい値データを前記
    しきい値レジスタに読み込ませるライト信号発生手段
    と、 を備える事を特徴とする請求項4記載のバックアップ電
    源付きICメモリカード。
  6. 【請求項6】 前記しきい値レジスタはライトプロテク
    トフラグを備え、 前記ライト信号発生手段は、前記情報処理装置が投入さ
    れた時に前記ライトプロテクトフラグがセットされてい
    る場合に、ライト信号の発生抑制して前記アトリビュー
    トメモリから前記しきい値レジスタへのしきい値データ
    の読み込みを禁止する事を特徴とする請求項5記載のバ
    ックアップ電源付きICメモリカード。
  7. 【請求項7】 前記バックアップ電源付きICメモリカ
    ードは、 前記情報処理装置から受信されたデータ書込み信号を直
    接、前記しきい値レジスタに入力する手段と、 前記データ書込み信号と同時に前記情報処理装置から受
    信された前記しきい値データを前記しきい値レジスタに
    直接、書き込む手段と、 を備える事を特徴とする請求項1から3の内のいづれか
    に記載のバックアップ電源付きICメモリカード。
  8. 【請求項8】 パーソナルコンピュータなどの情報処理
    装置に装着されるバックアップ電源付きICメモリカー
    ドであって、 揮発性のメモリと、 内部バックアップ用バッテリーと、 前記情報処理装置から受信されたバッテリー検出電圧デ
    ータを記憶するバッテリー検出レジスタと、 前記バッテリー検出レジスタに記憶された前記バッテリ
    ー検出電圧データに対応するバッテリー検出基準電圧信
    号を発生するバッテリー検出基準電圧信号発生手段と、 前記情報処理装置から供給される外部電源が所定のしき
    い値以下に成った場合に前記揮発性メモリに前記内部バ
    ックアップ用バッテリーからバックアップ電源を供給
    し、また、前記内部バックアップ用バッテリーから供給
    されるバックアップ電源が所定バッテリー電圧以下と成
    った場合に前記情報処理装置にバッテリー信号を出力す
    る電源回路であって、前記バッテリー検出基準電圧信号
    に応答して前記バッテリー電圧を設定する電源回路と、 を備える事を特徴とするバックアップ電源付きICメモ
    リカード。
  9. 【請求項9】 前記バッテリー検出基準電圧信号発生手
    段は、 前記外部電源と接地端子の間に接続された外付け分圧抵
    抗と、 前記外付け分圧抵抗と直列に接続されたトランジスタ
    と、 前記バッテリー検出レジスタに記憶されたディジタル値
    バッテリー検出電圧データを、対応するアナログ信号に
    変換し、変換後のアナログ信号を前記トランジスタの制
    御端子に印加して前記トランジスタの抵抗値を調節する
    D/Aコンバータと、 を備え、 前記バッテリー検出基準電圧信号は前記トランジスタと
    前記外付け分圧抵抗の接続点から得られる事を特徴とす
    る請求項8記載のバックアップ電源付きICメモリカー
    ド。
  10. 【請求項10】 前記バッテリー検出基準電圧信号は第
    1バッテリー検出基準電圧信号、第2バッテリー検出基
    準電圧信号を含み、 前記内部バックアップ用バッテリーの供給する電源が、
    前記第1バッテリー検出基準電圧信号に対応する第1の
    バッテリー電圧以下に成った時に前記電源回路は第1の
    バッテリー信号を出力し、また、前記内部バックアップ
    用バッテリーの供給する電源が、前記第2バッテリー検
    出基準電圧信号に対応する第2のバッテリー電圧以下に
    成った時に前記電源回路は第2のバッテリー信号を出力
    し、 前記外付け分圧抵抗は3個の直列に接続された抵抗を含
    み、前記トランジスタは前記3個の抵抗の内の2個の間
    に挿入される事を特徴とする請求項9記載のバックアッ
    プ電源付きICメモリカード。
  11. 【請求項11】 前記バックアップ電源付きICメモリ
    カードは更に前記バックアップ電源付きICメモリカー
    ドの設定値を記憶するアトリビュートメモリと、 前記情報処理装置から送信された前記バッテリー検出電
    圧データを前記アトリビュートメモリに書き込む制御回
    路手段と、 前記制御回路手段によって前記アトリビュートメモリに
    前記バッテリー検出電圧データが書き込まれた後、最初
    に前記情報処理装置の電源が投入された場合に、前記ア
    トリビュートメモリに記憶されたバッテリー検出電圧デ
    ータを前記バッテリー検出レジスタに読み込むバッテリ
    ー検出電圧データ読み込み手段と、 を備える事を備える事を特徴とする請求項8から10の
    内のいづれかに記載のバックアップ電源付きICメモリ
    カード。
  12. 【請求項12】 前記バッテリー検出電圧データ読み込
    み手段は、 前記アトリビュートメモリに前記バッテリー検出電圧デ
    ータが書き込まれた時にセットされるリセットフラグ
    と、 前記情報処理装置が投入された時に前記リセットフラグ
    がセットされており、かつ前記内部バックアップ用バッ
    テリーが検出された場合にライト信号を発生して前記ア
    トリビュートメモリに記憶されたバッテリー検出電圧デ
    ータを前記バッテリー検出レジスタに読み込ませるライ
    ト信号発生手段と、 を備える事を特徴とする請求項11記載のバックアップ
    電源付きICメモリカード。
  13. 【請求項13】 前記バッテリー検出レジスタはライト
    プロテクトフラグを備え、 前記ライト信号発生手段は、前記情報処理装置が投入さ
    れた時に前記ライトプロテクトフラグがセットされてい
    る場合に、ライト信号の発生抑制して前記アトリビュー
    トメモリから前記バッテリー検出レジスタへのバッテリ
    ー検出電圧データの読み込みを禁止する事を特徴とする
    請求項12記載のバックアップ電源付きICメモリカー
    ド。
  14. 【請求項14】 前記バックアップ電源付きICメモリ
    カードは、 前記情報処理装置から受信されたデータ書込み信号を直
    接、前記バッテリー検出レジスタに入力する手段と、 前記データ書込み信号と同時に前記情報処理装置から受
    信された前記バッテリー検出電圧データを前記バッテリ
    ー検出レジスタに直接、書き込む手段と、 を備える事を特徴とする請求項8から10の内のいづれ
    かに記載のバックアップ電源付きICメモリカード。
  15. 【請求項15】 前記バックアップ電源付きICメモリ
    カードは更に、 前記情報処理装置から受信されたバッテリー検出電圧デ
    ータを記憶するバッテリー検出レジスタと、 前記バッテリー検出レジスタに記憶された前記バッテリ
    ー検出電圧データに対応するバッテリー検出基準電圧信
    号を発生するバッテリー検出基準電圧信号発生手段と、 を備え、 前記電源回路は、前記内部バックアップ用バッテリーか
    ら供給されるバックアップ電源が所定バッテリー電圧以
    下と成った場合に前記情報処理装置にバッテリー信号を
    出力する電源回路であって、前記バッテリー検出基準電
    圧信号に応答して前記バッテリー電圧を設定する事を特
    徴とする請求項1記載のバックアップ電源付きICメモ
    リカード。
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