JP3220588U - 防水ジャケット - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な手法でマルチコプター型の無人航空機の耐水性を高め、雨天等の様々な環境下で無人航空機の飛行を可能にする防水ジャケットを提供すること。【解決手段】防水ジャケット10は、マルチコプター型の無人航空機20に装着した状態で、無人航空機20の本体部分21の上面形状に適合する形状を有する上部11と、上部11の外周からそれぞれ延びるシート状の複数の遮蔽体12を有し、無人航空機20に装着した状態で、本体部分21の下方に確保される下方空間を側方から覆う側面部と、隣接する一対の遮蔽体12をそれぞれ着脱可能に連結する複数の固定部14とを備え、複数の遮蔽体12は、複数の固定部14によって連結されることにより、全体として下方空間を側方から覆う立体的な枠形状をなし、固定部14は、本体部分21から延びる構造物に掛かるクリップ18が形成されるように一対の遮蔽体12を連結する。【選択図】図1

Description

本考案は、マルチコプター型の無人航空機のレインカバー等として使用可能な防水ジャケットに関し、特に無人航空機の本体部分に対して着脱可能な防水ジャケットに関するものである。
雨に対する耐久性や、消火剤に対する耐食性を有する材料によって各部が形成された無人航空機が公知となっている(特許文献1)。
雲台駆動カメラのレインカバーとして、硬質材料から形成されたカバー本体と、カバー本体の後側に取り付けられたソフトカバーと、カバー本体の側面補給板に配設されてカメラ支持台の側面壁を側面補給板との間に挟む挟持片とを備えるものが公知となっている(特許文献2)。
しかしながら、特許文献1の無人航空機では、全体に耐水性を持たせるため、無人航空機の各部が高価なものとなってしまう。特許文献1のレインカバーは、雲台駆動カメラを前提としており、飛翔する対象物に対応したものとなっておらず、カメラ支持台側に特殊な形状を有する係合部を設ける必要がある。
特開2018−134903号公報 特開平08−15770号公報
本考案は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、比較的簡単な手法でマルチコプター型の無人航空機の耐水性を高め、雨天等の様々な環境下で無人航空機の飛行を可能にする防水ジャケットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係る防水ジャケットは、マルチコプター型の無人航空機に装着した状態で、無人航空機の本体部分の上面形状の少なくとも一部に適合する形状を有する上部と、可撓性をそれぞれ有するとともに、上部の外周からそれぞれ延びるシート状の複数の遮蔽体を有し、無人航空機に装着した状態で、本体部分の下方に確保すべき下方空間を側方から覆う側面部と、複数の遮蔽体のうち隣接する一対の遮蔽体をそれぞれ着脱可能に連結する複数の固定部とを備え、複数の遮蔽体は、複数の固定部によって連結されることにより、下方空間を側方から囲むように覆う立体的な枠形状をなし、固定部は、本体部分又は本体部分から延びる構造物に掛かるクリップが形成されるように一対の遮蔽体を連結する。
上記防水ジャケットによれば、複数の遮蔽体が複数の固定部によって連結されることにより、全体として下方空間を側方から覆う立体的な枠形状をなすので、様々な形状を有する無人航空機に対応して下方空間を周囲から覆うことが容易になる。また、固定部が無人航空機の本体部分又はこれから延びる構造物に掛かるクリップが形成されるように一対の遮蔽体を連結するので、遮蔽体の連結によって上部や側面部を無人航空機に固定することができ、複数の固定部に対応する複数のクリップによって上部や側面部の取り付けが安定する。
本考案の具体的な側面では、上記防水ジャケットにおいて、上部と側面部とは、可撓性を有する軟質の樹脂材料シートで形成される。この場合、防水ジャケットを使用しない場合、防水ジャケットを折り畳んで収納することができる。
本考案の別の側面では、上部は、硬質の樹脂材料で形成され、側面部は、可撓性を有する軟質の樹脂材料シートで形成される。この場合、上部の強度が増し、無人航空機の本体部分に対する上部の取り付けを安定させることが容易になる。
本考案のさらに別の側面では、構造物は、プロペラを駆動するモーターを支持するアームである。アームは、無人航空機の本体部分から放射状に広がる部分であり、複数のクリップが本体部分の周囲においてバランス良く支持された状態が確保される。
本考案のさらに別の側面では、側面部は、本体部分から延びるスキッドによって内面側から支持される。この場合、スキッドを利用して側面部を支持することができ、飛行時の風圧に対して形状を維持することが容易になる。
本考案のさらに別の側面では、複数の固定部は、スキッドの支柱に沿って直線状に延びる。この場合、固定部の形状が簡単になって、防水ジャケットの着脱が容易になる。
本考案のさらに別の側面では、複数の固定部は、面ファスナーである。この場合、複数の遮蔽体を相互に連結する作業や複数の遮蔽体を分離する作業が簡単になる。
(A)は、第1実施形態の防水ジャケットの使用状態を説明する斜視図であり、(B)は、防水ジャケットを装着する前の無人航空機を示す斜視図である。 防水ジャケットを装着した無人航空機の底面図である。 (A)は、防水ジャケットを広げた状態を説明する図であり、(B)及び(C)は、防水ジャケットの構成パーツであるシート材を説明する図である。 (A)は、防水ジャケットの固定部をアームの軸方向から見た概念的断面図であり、(B)は、防水ジャケットの固定部を側面方向から見た斜視図である。 第2実施形態の防水ジャケットの展開図である。 (A)は、第3実施形態の防水ジャケットに設けた固定部を側面方向から見た斜視図であり、(B)は、第3実施形態の防水ジャケットに設けた固定部等の部分的な展開図である。 (A)及び(B)は、図6(A)に示す防水ジャケットの変形例を説明する斜視図及び概念図である。 第4実施形態の防水ジャケットの斜視図である。 (A)は、第5実施形態の防水ジャケットの使用状態を説明する斜視図であり、(B)は、(A)に示す防水ジャケットの展開図である。
〔第1実施形態〕
図1(A)、1(B)及び図2を参照して、第1実施形態の防水ジャケット10の形状及び構造について詳細に説明する。
図1(A)及び図2に示すように、防水ジャケット10は、マルチコプター型の無人航空機20の本体部分21を覆うように無人航空機20に着脱可能に取り付けられるものである。降雨時に無人航空機20に防水ジャケット10を装着して無人航空機20を飛行させることで、本体部分21やその下方空間USに配置される機器を雨水から保護することができる。防水ジャケット10は、底がない箱状の外形を有し、下端に矩形の開口OPを有する。防水ジャケット10は、全体的に光透過性を有するとともに可撓性又は柔軟性を有するが、無人航空機20によって外形が維持されている。防水ジャケット10は、詳細は後述するが、上部11と、複数の遮蔽体12を含む側面部13と、遮蔽体12を連結する複数の固定部14とを備える。防水ジャケット10は、耐水性を有するだけでなく、電磁的なシールド効果の少ない材料で形成されている。
図1(B)に示すように、防水ジャケット10を外した無人航空機20は、中央の本体部分21と、本体部分21から放射状に延びる4つのアーム22と、アーム22の先端に取り付けられた回転駆動部であるモーター23と、モーター23によって回転するプロペラ24と、本体部分21の周辺部から下方に延びる脚部であるスキッド25と、本体部分21の中央部から下方に延びる空撮用のカメラ26とを備える。本体部分21は、電子制御回路、各種センサー、バッテリー等を内蔵している。なお、図面では省略しているが、本体部分21の下方に確保された下方空間USには、カメラ26以外の各種機器、例えば計測用のセンサー等を配置することができる。
図1(A)等に戻って、上部11は、平面視で略矩形の外形を有するが、特に無人航空機20に防水ジャケット10を装着した状態で、無人航空機20の本体部分21の上面21aの形状の略全体に適合する形状を有する。側面部13は、シート状の4つの矩形の遮蔽体12を有し、各遮蔽体12は、上部11の外周から下方に延びる。4つの遮蔽体12は、4つの固定部14によって連結されて立体的な枠形状、具体的には筒形状をなしている。つまり、側面部13は、無人航空機20に防水ジャケット10を装着した状態で、本体部分21の下方にスキッド25によって確保される下方空間USを側方から覆う状態となっている。この際、アーム22の根元部分22aは、防水ジャケット10の上部11に覆われ、アーム22の先端部分22bは、防水ジャケット10の上部11から露出した状態となっている。各固定部14は、4つの遮蔽体12のうち隣接する一対の遮蔽体12をそれぞれ着脱可能に連結する。固定部14は、面ファスナーであり、フック面を有する帯状の第1部材14aと、ループ面を有する帯状の第2部材14bとを有し、両者を裏側同士で合わせて軽く押し付けることで、第1部材14aと第2部材14bとが周面から外側に突起するように重ね合わさった状態で相互に分離可能に固定される。第1部材14aは、非ループ面側において隣接する一対の遮蔽体12のうち一方に設けた辺に沿って接着によって固定されており、第2部材14bは、非フック面側において隣接する一対の遮蔽体12のうち一方に設けた辺に沿って接着によって固定されている。固定部14は、第1部材14aと第2部材14bとを重ね合わせることによって一対の遮蔽体12を連結する際に、無人航空機20の本体部分21から延びるアーム22に掛かる環状のクリップ18が形成されるようにする。各クリップ18は、固定部14に付勢されてアーム22を軽く締め付ける状態となっている。これにより、上部11がクリップ18を介してアーム22や本体部分21にしっかりと固定されることになる。クリップ18を支持するアーム22は、無人航空機20の本体部分21から略等角度間隔で放射状に広がる部分であり、複数のクリップ18は、本体部分21の周囲においてバランス良く支持された状態となっている。これにより、上部11が風によって振動する状態を低減することができる。無人航空機20に防水ジャケット10を装着した状態で、固定部14は、スキッド25の支柱25bに沿って直線状に延びる。この際、固定部14は、下方空間US側において支柱25bを部分的に挟む状態となっている。これにより、側面部13は、固定部14を介してスキッド25に内面側から支持されて直線的に延びる状態が確実に維持され、側面部13が風によって振動する状態を低減することができる。
図3(A)等を参照して、防水ジャケット10の構造及び作製方法について説明する。図3(A)は、防水ジャケット10を無人航空機20から外して展開した状態を示している。防水ジャケット10は、光透過性を有する軟質の樹脂材料シートで形成されており、例えばポリ塩化ビニル樹脂その他の透明樹脂製のシートで形成されている。防水ジャケット10は、加熱溶着装置によって複数の軟質の樹脂材料シートを接着したものであり、接着痕である接合部10jを有する。
図3(B)に、防水ジャケット10の上部11を形成するためのシート材11eを示す。軟質のシート材11eは、五角形の輪郭を有し、1つの頂点11tの角度は90°を超えており、4つのシート材11eを頂点11tを合わせて接着した場合、上部11が立体的な形状を有するものとなる。なお、図3(B)に示すシート材11eは、説明を簡単にするため接着代を省略したものとなっている。
図3(C)に、防水ジャケット10の遮蔽体12を形成するためのシート材12fを示す。軟質のシート材12fは、四角形の輪郭を有し、対向する一対の辺に対応する部分に固定部14を構成する第1部材14aと第2部材14bとを接着によって恒久的に固定することができ、上端の辺領域AR1において上部11(図3(A)参照)の外縁に恒久的に固定される。
図4(A)は、固定部14による一対の遮蔽体12の固定状態を説明する部分的断面図であり、図4(B)は、固定部14による一対の遮蔽体12の固定状態を説明する斜視図である。固定部14において、第1部材14aのフック面14pと第2部材14bのループ面14qとが密着して接着が達成されている。ここで、第1部材14aの上端と第2部材14bの上端とは、対面するが接着されないで離間している。これにより、クリップ18の開口18aのサイズをアーム22の対応箇所の外形に適合させることができ、クリップ18によるアーム22への防水ジャケット10の固定を安定させることができる。
防水ジャケット10は、全体として軟質樹脂で形成されており、容易に変形することができるので、折り畳んだ状態で収納することができる。
以上で説明した第1実施形態の防水ジャケット10によれば、複数の遮蔽体12が複数の固定部14によって連結されることにより、全体として下方空間USを側方から覆う立体的な枠形状をなすので、様々な形状を有する無人航空機20に対応して下方空間USを周囲から覆うことが容易になる。また、固定部14が無人航空機20の本体部分21から延びる構造物としての複数のアーム22に掛かるクリップ18が形成されるように一対の遮蔽体12を連結するので、遮蔽体12の連結によって上部11や側面部13を無人航空機20に固定することができ、複数の固定部14に対応する複数のクリップ18によって上部11や側面部13の取付、つまり防水ジャケット10の取り付けが安定する。
〔第2実施形態〕
図5を参照して、第1実施形態を変形した第2実施形態の防水ジャケットについて説明する。なお、本実施形態に係る防水ジャケット10において、第1実施形態の防水ジャケット10と共通する部分については、説明を省略する。
第2実施形態の防水ジャケット10の場合、上部211が硬質の樹脂材料で形成されている。なお、側面部13は、第1実施形態の場合と同様に、可撓性又は柔軟性を有する軟質の樹脂材料シートで形成された4つの遮蔽体12からなる。側面部13つまり、4つの遮蔽体12は、上部211の外周の接合部10jにおいて上部211に対して恒久的に接着されて固定されている。上部211は、外力を与えると若干弾性変形するが、外力を除くと元の形状に復帰する。ただし、上部211は、折り畳むことができないものに限るものではなく、折り畳むことができるものであってもよい。上部211の形状は、無人航空機20の本体部分21の上面21aの形状と略一致している。第2実施形態の防水ジャケット10の場合、上部211の強度が増し、無人航空機20の本体部分21に対する上部211又は防水ジャケット10の取り付けを安定させることが容易になる。
なお、上部211のクリップ18において、密着パッド11cを取り付けることができる。密着パッド11cは、弾性変形する樹脂材で形成され、固定部14によって一対の遮蔽体12を連結する際に、クリップ18の内面をアーム22の外周面に密着させて、アーム22への防水ジャケット10の固定を安定させるとともに水漏れを低減する。
〔第3実施形態〕
図6(A)及び6(B)を参照して、第1実施形態を変形した第3実施形態の防水ジャケットについて説明する。なお、本実施形態に係る防水ジャケット10において、第1実施形態の防水ジャケット10と共通する部分については、説明を省略する。
図6(A)に示すように、第3実施形態の防水ジャケット10の場合、固定部14において、フック面を有する帯状の第1部材14aと、ループ面を有する帯状の第2部材14bとを、表裏で合わせて軽く押し付けることで、第1部材14aと第2部材14bとが周面に沿って重ね合わさった状態で相互に分離可能に固定される。図6(B)に示すように、第1部材14aについては、遮蔽体12の端部においてクリップ18よりも外側に張り出した取り付け代12dに固定されている。
図7(A)に示す固定部314Aは、図6(A)に示す固定部14を変更したものであり、スナップボタン14sによって、隣接する一方の遮蔽体12に設けた第1部材314aと、隣接する他方の遮蔽体12に設けた第2部材314bとを着脱間可能に固定する構造を有し、この固定部314Aによっても、隣接する一対の遮蔽体12を開閉するように簡易に着脱可能な状態で連結することができる。
図7(B)に示す固定部314Bは、さらなる変形例であり、線ファスナーであるジップファスナー14jによって、隣接する一方の遮蔽体12に設けた第1部材314aと、隣接する他方の遮蔽体12に設けた第2部材314bとを着脱間可能に固定する構造を有し、この固定部314Bによっても、隣接する一対の遮蔽体12を開閉するように簡易に着脱可能な状態で連結することができる。
〔第4実施形態〕
図8を参照して、第1実施形態を変形した第4実施形態の防水ジャケットについて説明する。なお、本実施形態に係る防水ジャケット10において、第1実施形態の防水ジャケット10と共通する部分については、説明を省略する。
第4実施形態の防水ジャケット10の場合、防水ジャケット10の側面部13を構成する少なくとも1つの遮蔽体12において矩形の窓12wが形成されている。この窓12wは、光透過性を有する平板で形成され、表面に撥水処理が施されている。無人航空機20は、カメラ26によって窓12w越しに空撮を行うことができる。
〔第5実施形態〕
図9(A)及び9(B)を参照して、第1実施形態を変形した第5実施形態の防水ジャケットについて説明する。なお、本実施形態に係る防水ジャケット510において、第1実施形態の防水ジャケット10と共通する部分については、説明を省略する。
図9(A)に示すように、第5実施形態の防水ジャケット510の場合、図1(B)に示す無人航空機20とはタイプが異なる無人航空機520に装着される。無人航空機520は、前方の2つのアーム22の先端側にスキッド25がそれぞれ設けられ、本体部分21の後端に1つのスキッド525が設けられている。防水ジャケット510は、スキッド25,525を利用しないで無人航空機520に取り付けるものとなっている。
図9(B)に概念的に示すように、防水ジャケット510は、上部11と、3つの遮蔽体12を含む側面部13と、これらの遮蔽体12を連結する4つの固定部14,514とを備える。上部11は、軟質材料で形成されても硬質材料で形成されてもよい。固定部14は、第1実施形態と同様の構造を有するが、硬質の樹脂材料からなる板材によって補強されて変形しにくく直線的に延びる。これにより、スキッド25によって内側から支持しなくても形状が維持され易くなっている。固定部514も、第1実施形態と同様に面ファスナーを用いた第1及び第2部材14a,14bを有するが、単一の遮蔽体12内において折り曲げない箇所に形成されており、後方のクリップ18を閉じる役割を有する。この場合、側面部13は、無人航空機20の下方空間USを側方から覆うが、下方空間USを全周で覆うものとなっていない。
なお、第1〜5実施形態の防水ジャケット10において、フレーム状の補強部材を組み付けることができる。具体的には、例えば前方の遮蔽体12において、下端に棒状の補強部材19を固定し、防水ジャケット10の形状が維持されやすいようにできる(図9(A)参照)。
以上実施形態に即して本考案を説明したが、本考案は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
すなわち、上記実施形態では、防水ジャケット10の下端に開口OPを設けているが、開口OPを塞ぐような底面遮蔽体を側面の遮蔽体12に対して上記と同様の手法で固定することができる。この際、底面遮蔽体に窓を設けることもできる。
防水ジャケット10の一部に開口を設け、無人航空機20,520のセンサーその他の部品を防水ジャケット10外に露出させることもできる。
遮蔽体12を連結するクリップ18は、アーム22の代わりにスキッド25掛かるようなものであってもよく、無人航空機20の本体部分21に直接掛かるようなものであってもよい。
10…防水ジャケット、 10j…接合部、 11…上部、 11c…密着パッド、 11e…シート材、 11f…シート材、 12…遮蔽体、 12d…取り付け代、 12w…窓、 13…側面部、 14,514…固定部、 14a…第1部材、 14b…第2部材、 14j…ジップファスナー、 14s…スナップボタン、 18…クリップ、 18a…開口、 19…補強部材、 20…無人航空機、 21…本体部分、 21a…上面、 22…アーム、 23…モーター、 24…プロペラ、 25,525…スキッド、 25b…支柱、 26…カメラ、 OP…開口、 US…下方空間

Claims (7)

  1. マルチコプター型の無人航空機に装着した状態で、前記無人航空機の本体部分の上面形状の少なくとも一部に適合する形状を有する上部と、
    可撓性をそれぞれ有するとともに、前記上部の外周からそれぞれ延びるシート状の複数の遮蔽体を有し、前記無人航空機に装着した状態で、前記本体部分の下方に確保すべき下方空間を側方から覆う側面部と、
    前記複数の遮蔽体のうち隣接する一対の遮蔽体をそれぞれ着脱可能に連結する複数の固定部とを備え、
    前記複数の遮蔽体は、前記複数の固定部によって連結されることにより、前記下方空間を側方から囲むように覆う立体的な枠形状をなし、
    前記固定部は、前記本体部分又は前記本体部分から延びる構造物に掛かるクリップが形成されるように前記一対の遮蔽体を連結する、
    無人航空機用の防水ジャケット。
  2. 前記上部と前記側面部とは、可撓性を有する軟質の樹脂材料シートで形成される、請求項1に記載の防水ジャケット。
  3. 前記上部は、硬質の樹脂材料で形成され、前記側面部は、可撓性を有する軟質の樹脂材料シートで形成される、請求項1に記載の防水ジャケット。
  4. 前記構造物は、プロペラを駆動するモーターを支持するアームである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の防水ジャケット。
  5. 前記側面部は、前記本体部分から延びるスキッドに当接して内面側から支持される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の防水ジャケット。
  6. 前記複数の固定部は、前記スキッドの支柱に沿って直線状に延びる、請求項5に記載の防水ジャケット。
  7. 前記複数の固定部は、面ファスナーである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の防水ジャケット。
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