JP3220067B2 - 輪転印刷機の枚葉紙を案内するドラム若しくは胴のくわえづめ開き条片を個別調節するユニット - Google Patents
輪転印刷機の枚葉紙を案内するドラム若しくは胴のくわえづめ開き条片を個別調節するユニットInfo
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- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/10—Combinations of transfer drums and grippers
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,輪転印刷機の枚葉
紙を案内するドラム若しくは胴のくわえづめ開き条片を
非集中式に個別調節するためのユニットであって,個別
的な高低調節のために,くさび形スラスト部材を有する
位置決め装置が,くわえづめ開き条片に配属されてお
り,かつまた,この位置決め装置を操作するために,少
なくとも1つの操作装置が備えられている形式のものに
関する。
紙を案内するドラム若しくは胴のくわえづめ開き条片を
非集中式に個別調節するためのユニットであって,個別
的な高低調節のために,くさび形スラスト部材を有する
位置決め装置が,くわえづめ開き条片に配属されてお
り,かつまた,この位置決め装置を操作するために,少
なくとも1つの操作装置が備えられている形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のなかには,既に次のような枚
葉印刷機用の渡し胴が含まれている。すなわち,くわえ
づめ軸上にクランプ方向にばね作用を有するように取付
けられたクランプくわえづめと,異なる紙厚に合わせて
調節可能な,一貫したくわえづめ支持部とを備え,この
場合,各くわえづめに対し1つの個別くわえづめ支持部
が設けられ,この個別支持部においては,一貫した各く
わえづめ支持部の基本位置が調節ねじで調節可能であ
り,かつすべての一貫したくわえづめ支持部の共同調節
が,集中調節装置を用いて手動で,又はモータ駆動装置
によって行なわれる(ドイツ連邦共和国特許第3428
668号明細書)。モータ駆動装置を利用する場合は,
くわえづめ支持部の共同調節を,単一の印刷機の制御
盤,又は複数印刷機の集中制御盤から行うことができ
る。しかし,このことは,くわえづめ支持部を手動で基
本調節せねばならない場合には,適用できない。詳しく
言うと,この渡し胴の実施態様の場合,一貫したくわえ
づめ支持部の2つの端部に,ねじ孔にねじ付けられた各
2個の調節ねじが備えられ,これらねじの下端が,調節
カム上に支えられている。これらの調節カムは,それら
が取付けられている調節ディスクの外周に適合し,アル
キメデスの渦巻線の形状に形成されている。一貫したく
わえづめ支持部の両端に配置された双方の調節ディスク
は,互いに回動不能に結合されている。これらの調節デ
ィスクの一方に,すべての一貫したくわえづめ支持部を
共同調節する集中調節装置が作用する。この場合,調節
ねじが,調節カムを介して半径方向で上下に移動させら
れる。調節ねじを個別に手動で調節することによって,
くわえづめ支持部の直線的な経過を達成するのである。
この手動調節は,しかし,印刷機の停止時にしか可能で
はなく,印刷機の運転時には,微調節,又は誤調節の補
償はできない。別の欠点は,調節カムの形状にあり,こ
れを精密に製作するには,比較的費用がかかる。アルキ
メデスの渦巻線の外周の形状偏差は,調節ねじでは,必
ずしも完全には補償できない。
葉印刷機用の渡し胴が含まれている。すなわち,くわえ
づめ軸上にクランプ方向にばね作用を有するように取付
けられたクランプくわえづめと,異なる紙厚に合わせて
調節可能な,一貫したくわえづめ支持部とを備え,この
場合,各くわえづめに対し1つの個別くわえづめ支持部
が設けられ,この個別支持部においては,一貫した各く
わえづめ支持部の基本位置が調節ねじで調節可能であ
り,かつすべての一貫したくわえづめ支持部の共同調節
が,集中調節装置を用いて手動で,又はモータ駆動装置
によって行なわれる(ドイツ連邦共和国特許第3428
668号明細書)。モータ駆動装置を利用する場合は,
くわえづめ支持部の共同調節を,単一の印刷機の制御
盤,又は複数印刷機の集中制御盤から行うことができ
る。しかし,このことは,くわえづめ支持部を手動で基
本調節せねばならない場合には,適用できない。詳しく
言うと,この渡し胴の実施態様の場合,一貫したくわえ
づめ支持部の2つの端部に,ねじ孔にねじ付けられた各
2個の調節ねじが備えられ,これらねじの下端が,調節
カム上に支えられている。これらの調節カムは,それら
が取付けられている調節ディスクの外周に適合し,アル
キメデスの渦巻線の形状に形成されている。一貫したく
わえづめ支持部の両端に配置された双方の調節ディスク
は,互いに回動不能に結合されている。これらの調節デ
ィスクの一方に,すべての一貫したくわえづめ支持部を
共同調節する集中調節装置が作用する。この場合,調節
ねじが,調節カムを介して半径方向で上下に移動させら
れる。調節ねじを個別に手動で調節することによって,
くわえづめ支持部の直線的な経過を達成するのである。
この手動調節は,しかし,印刷機の停止時にしか可能で
はなく,印刷機の運転時には,微調節,又は誤調節の補
償はできない。別の欠点は,調節カムの形状にあり,こ
れを精密に製作するには,比較的費用がかかる。アルキ
メデスの渦巻線の外周の形状偏差は,調節ねじでは,必
ずしも完全には補償できない。
【0003】従来技術に属する別の印刷機用枚葉紙案内
胴であって,複数のくわえづめブリッジが,胴周に均等
に分配配置され,半径方向に調節可能な各1つのくわえ
づめ開き条片を有する形式のものの場合,くわえづめ開
き条片の半径方向調節のため,くわえづめ開き条片に直
接に作用する手段が,幾何学的により簡単に,つまりく
さび形部材によって構成されている(ドイツ連邦共和国
特許出願公開第4337578号明細書)。これらの手
段は,胴の長手方向に移動可能のいわゆる位置決め軸と
結合され,かつ所属のくわえづめ開き条片のところで,
配属くさび形部材と共に,くさび形スラスト部材形式の
滑り継手を形成している。くわえづめ開き条片の半径方
向調節は,この場合も,制御ステーションから制御され
る電動モータを用いて集中駆動装置によって行われる。
この目的のために,電動モータの駆動軸が,くわえづめ
開き条片の同期調節(高低調節)のための各1つの位置
決め装置と連結されている。その場合,くさび形スラス
ト部材を有する位置決め軸と連結リンクとが,位置決め
装置に含まれ,ローラを介して調節軸と接続されてい
る。この調節軸は,別の連結部材を介して,電動モータ
の駆動軸と連結されている。これらの位置決め装置と集
中調節手段との,このような多部材による接続は,比較
的複雑であり,したがって製造に費用がかかる。加え
て,この接続では,制御ステーションからの,集中調節
手段によるすべてのくわえづめ開き条片の同期調節以外
は不可能である。集中調節手段により調節されるくわえ
づめ支持部位置は,制御ステーションへフィードバック
できる。加えて,位置決め軸は,自由端部にスケールを
有し,それにより,制御ステーションでの表示とは無関
係に,くわえづめ開き条片のその時々の位置を読み取る
ことができる。
胴であって,複数のくわえづめブリッジが,胴周に均等
に分配配置され,半径方向に調節可能な各1つのくわえ
づめ開き条片を有する形式のものの場合,くわえづめ開
き条片の半径方向調節のため,くわえづめ開き条片に直
接に作用する手段が,幾何学的により簡単に,つまりく
さび形部材によって構成されている(ドイツ連邦共和国
特許出願公開第4337578号明細書)。これらの手
段は,胴の長手方向に移動可能のいわゆる位置決め軸と
結合され,かつ所属のくわえづめ開き条片のところで,
配属くさび形部材と共に,くさび形スラスト部材形式の
滑り継手を形成している。くわえづめ開き条片の半径方
向調節は,この場合も,制御ステーションから制御され
る電動モータを用いて集中駆動装置によって行われる。
この目的のために,電動モータの駆動軸が,くわえづめ
開き条片の同期調節(高低調節)のための各1つの位置
決め装置と連結されている。その場合,くさび形スラス
ト部材を有する位置決め軸と連結リンクとが,位置決め
装置に含まれ,ローラを介して調節軸と接続されてい
る。この調節軸は,別の連結部材を介して,電動モータ
の駆動軸と連結されている。これらの位置決め装置と集
中調節手段との,このような多部材による接続は,比較
的複雑であり,したがって製造に費用がかかる。加え
て,この接続では,制御ステーションからの,集中調節
手段によるすべてのくわえづめ開き条片の同期調節以外
は不可能である。集中調節手段により調節されるくわえ
づめ支持部位置は,制御ステーションへフィードバック
できる。加えて,位置決め軸は,自由端部にスケールを
有し,それにより,制御ステーションでの表示とは無関
係に,くわえづめ開き条片のその時々の位置を読み取る
ことができる。
【0004】最初に述べた形式の,輪転印刷機の枚葉紙
を案内するドラム若しくは胴のくわえづめ開き条片を非
集中的に個別調節するためのユニットの場合,個々に高
低調節するために,くわえづめ開き条片には,これら条
片に作用する位置決め装置が配属され,この位置決め装
置の端部は,輪転印刷機のサイドフレームに固定された
各1つの操作装置と周期的に連結可能である(ドイツ連
邦共和国特許出願公開第4433998号明細書)。操
作装置は,特に空気式又は液圧式に操作される作業シリ
ンダ,又は電気式駆動装置から成るようにすることがで
きる。更に,位置決め装置はロック可能にしておくこと
ができる。なぜなら,位置決め装置は,そうでなけれ
ば,操作装置と連結されない胴運動位相中に不都合に調
節されることがあるからである。位置決め装置は,詳言
すると,胴本体に対し軸方向に可動の,複数のくさび形
部材が取付けられた位置決めロッドを含んでおり,これ
らのくさび形部材が,それぞれ,くわえづめ開き条片の
平らなくさび形部に,くさび形スラスト部材を形成しな
がら密接している。位置決めロッドの自由端部には,そ
れぞれ1つの調節可能性を有する複数のアダプタが配置
されている。アダプタの接触面は,胴の相応の位置で操
作装置に接触し,位置決めロッドを調節する。この目的
のために,印刷機は,制御ステーションを介して,又は
手動式にわずかな速度のクリープ回転数で回転させられ
る。位置決め装置は,要するにドラムの回転中に順次に
周期的に調節される。位置決め装置の個別調節のために
は,サイドフレームの操作装置を,胴の回転と同期させ
る必要がある。加えて,位置決めロッド若しくはアダプ
タを操作装置と周期的に連結することによって,摩耗が
生じ,この摩耗は,胴の回転速度が高い場合には,増大
する。このため,くわえづめ開き条片の継続調節は,印
刷機の作動中に継続的に行われるのではなく,クリープ
回転数の場合にだけ行われる。
を案内するドラム若しくは胴のくわえづめ開き条片を非
集中的に個別調節するためのユニットの場合,個々に高
低調節するために,くわえづめ開き条片には,これら条
片に作用する位置決め装置が配属され,この位置決め装
置の端部は,輪転印刷機のサイドフレームに固定された
各1つの操作装置と周期的に連結可能である(ドイツ連
邦共和国特許出願公開第4433998号明細書)。操
作装置は,特に空気式又は液圧式に操作される作業シリ
ンダ,又は電気式駆動装置から成るようにすることがで
きる。更に,位置決め装置はロック可能にしておくこと
ができる。なぜなら,位置決め装置は,そうでなけれ
ば,操作装置と連結されない胴運動位相中に不都合に調
節されることがあるからである。位置決め装置は,詳言
すると,胴本体に対し軸方向に可動の,複数のくさび形
部材が取付けられた位置決めロッドを含んでおり,これ
らのくさび形部材が,それぞれ,くわえづめ開き条片の
平らなくさび形部に,くさび形スラスト部材を形成しな
がら密接している。位置決めロッドの自由端部には,そ
れぞれ1つの調節可能性を有する複数のアダプタが配置
されている。アダプタの接触面は,胴の相応の位置で操
作装置に接触し,位置決めロッドを調節する。この目的
のために,印刷機は,制御ステーションを介して,又は
手動式にわずかな速度のクリープ回転数で回転させられ
る。位置決め装置は,要するにドラムの回転中に順次に
周期的に調節される。位置決め装置の個別調節のために
は,サイドフレームの操作装置を,胴の回転と同期させ
る必要がある。加えて,位置決めロッド若しくはアダプ
タを操作装置と周期的に連結することによって,摩耗が
生じ,この摩耗は,胴の回転速度が高い場合には,増大
する。このため,くわえづめ開き条片の継続調節は,印
刷機の作動中に継続的に行われるのではなく,クリープ
回転数の場合にだけ行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって,本発明の
根底をなす課題は,最初に述べた形式のくわえづめ開き
条片を非集中的に個別調節するためのユニットを,次の
ように構成することにある。すなわち,各くわえづめ開
き条片の,制御された精密個別調節を,印刷機の運転中
にも確実に行い得るようにするのである。また,そのた
めに使用する手段は,簡単かつ摩耗の少ないものにす
る。
根底をなす課題は,最初に述べた形式のくわえづめ開き
条片を非集中的に個別調節するためのユニットを,次の
ように構成することにある。すなわち,各くわえづめ開
き条片の,制御された精密個別調節を,印刷機の運転中
にも確実に行い得るようにするのである。また,そのた
めに使用する手段は,簡単かつ摩耗の少ないものにす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は,非集中的な
個別調節のためのユニットを次のように構成することに
よって解決された。すなわち,各1つのくわえづめ開き
条片に配属されたくさび形スラスト部材が,位置決め装
置である軸方向移動可能なロッドに配置され,各ロッド
が,操作装置の構成要素である各1つの電動モータと,
伝動部材を介して作用接続されており,更に,くわえづ
め開き条片の高さ調節の少なくとも1つの測定センサ
が,各くわえづめ開き条片と機械的に直接連結され,こ
の測定センサが,くわえづめ開き条片高さ調節の制御調
整装置に接続されているようにしたのである。
個別調節のためのユニットを次のように構成することに
よって解決された。すなわち,各1つのくわえづめ開き
条片に配属されたくさび形スラスト部材が,位置決め装
置である軸方向移動可能なロッドに配置され,各ロッド
が,操作装置の構成要素である各1つの電動モータと,
伝動部材を介して作用接続されており,更に,くわえづ
め開き条片の高さ調節の少なくとも1つの測定センサ
が,各くわえづめ開き条片と機械的に直接連結され,こ
の測定センサが,くわえづめ開き条片高さ調節の制御調
整装置に接続されているようにしたのである。
【0007】
【発明の実施の形態】印刷機の使用寿命中に,くわえづ
め開き条片の高さ調節に関して後調節が必要となった場
合には,印刷機の操作員は,簡単に後調節を行うことが
できる。すなわち,請求項4に記載したように,基準ス
トッパとして構成されたゼロストッパによって,始めに
前設定されたゼロ位置へ後調節するのである。
め開き条片の高さ調節に関して後調節が必要となった場
合には,印刷機の操作員は,簡単に後調節を行うことが
できる。すなわち,請求項4に記載したように,基準ス
トッパとして構成されたゼロストッパによって,始めに
前設定されたゼロ位置へ後調節するのである。
【0008】本発明は,ロッドに配置されたくさび形ス
ラスト部材を有する位置決め装置を前提としている。こ
の位置決め装置は,配属されたくわえづめ開き条片と作
用接続され,胴の端壁に支えられている。くさび形スラ
スト部材は,ロッドの移動によって胴の軸線方向に位置
決めされる。くさび形スラスト部材の軸方向移動によっ
て,くわえづめ開き条片が半径方向に調節される。ロッ
ドは,胴内に支承され,特に請求項6に記載したよう
に,自由端部がねじスピンドルとして構成されている。
このねじスピンドル上には,伝動部材として,軸方向移
動不能の内ねじ山付き歯車が,回動可能に支承されてい
る。この歯車は,電動モータと接続された別の歯車と,
伝動技術的に対をなしている。内ねじ山付き歯車とねじ
スピンドルとは,伝動技術的にねじ伝動機構とも呼ばれ
るねじリンクを形成している。この場合,歯車が駆動部
材であり,ねじスピンドルが従動部材である。ねじリン
ク内の相対運動は,ねじスピンドルの軸線を中心とした
内ねじ山付き歯車(駆動部材)の回動運動(電動モータ
の歯車による駆動)であり,この回転運動が,ねじスピ
ンドル(ロッドを含む)の軸方向移動運動と組合わされ
る。
ラスト部材を有する位置決め装置を前提としている。こ
の位置決め装置は,配属されたくわえづめ開き条片と作
用接続され,胴の端壁に支えられている。くさび形スラ
スト部材は,ロッドの移動によって胴の軸線方向に位置
決めされる。くさび形スラスト部材の軸方向移動によっ
て,くわえづめ開き条片が半径方向に調節される。ロッ
ドは,胴内に支承され,特に請求項6に記載したよう
に,自由端部がねじスピンドルとして構成されている。
このねじスピンドル上には,伝動部材として,軸方向移
動不能の内ねじ山付き歯車が,回動可能に支承されてい
る。この歯車は,電動モータと接続された別の歯車と,
伝動技術的に対をなしている。内ねじ山付き歯車とねじ
スピンドルとは,伝動技術的にねじ伝動機構とも呼ばれ
るねじリンクを形成している。この場合,歯車が駆動部
材であり,ねじスピンドルが従動部材である。ねじリン
ク内の相対運動は,ねじスピンドルの軸線を中心とした
内ねじ山付き歯車(駆動部材)の回動運動(電動モータ
の歯車による駆動)であり,この回転運動が,ねじスピ
ンドル(ロッドを含む)の軸方向移動運動と組合わされ
る。
【0009】請求項7に記載した別の実施形態の場合,
くさび形スラスト部材を保持するロッドの軸方向調節
が,ベルト伝動装置のような連結伝動装置を介しても行
うことができる。決定的に重要なことは,操作装置(駆
動モータ)とロッドとが,伝動技術的に連結されること
により,ロッドが,胴若しくはドラムに対し軸方向に移
動可能であることである。
くさび形スラスト部材を保持するロッドの軸方向調節
が,ベルト伝動装置のような連結伝動装置を介しても行
うことができる。決定的に重要なことは,操作装置(駆
動モータ)とロッドとが,伝動技術的に連結されること
により,ロッドが,胴若しくはドラムに対し軸方向に移
動可能であることである。
【0010】このようにして,1個のくわえづめ開き条
片が,高さ調節され,同様に,ドラム若しくは胴内の複
数くわえづめ開き条片の非集中式個別高さ調節が,相応
数のユニットにより可能になる。その際重要な点は,各
くわえづめ開き条片を,くわえづめ開き条片高さ調節用
の少なくとも1つの測定センサと,直接に機械式に連結
しておき,それによって,高さ調節値の正確な検出が実
現されるようにすることである。
片が,高さ調節され,同様に,ドラム若しくは胴内の複
数くわえづめ開き条片の非集中式個別高さ調節が,相応
数のユニットにより可能になる。その際重要な点は,各
くわえづめ開き条片を,くわえづめ開き条片高さ調節用
の少なくとも1つの測定センサと,直接に機械式に連結
しておき,それによって,高さ調節値の正確な検出が実
現されるようにすることである。
【0011】特に有利には,請求項2に記載したよう
に,くわえづめ開き条片の長手方向に相互に間隔をおい
て配置した少なくとも2つの測定センサを,くわえづめ
開き条片と直接に連結し,これらの測定センサによっ
て,くわえづめ開き条片の複数箇所での高さ調節値を検
出する。
に,くわえづめ開き条片の長手方向に相互に間隔をおい
て配置した少なくとも2つの測定センサを,くわえづめ
開き条片と直接に連結し,これらの測定センサによっ
て,くわえづめ開き条片の複数箇所での高さ調節値を検
出する。
【0012】有利には,測定センサとして,請求項3に
より,それぞれ1個の線形測定装置を備えるようにす
る。これら測定センサは,所属くわえづめ開き条片の高
さ調節現在値の信号を制御調整装置へ発信し,この装置
内で,現在値が,目標値と比較され,電動モ−タ用の調
節信号が発せられ,好ましくない高さ偏差が修正され
る。この制御調整は,各くわえづめ開き条片に対し,印
刷機の運転中にも,準連続的かつ個別に,高い精度をも
って行われる。これにより,制御ステーション技術との
くわえづめ開き条片高さ調節の結合が可能になる。
より,それぞれ1個の線形測定装置を備えるようにす
る。これら測定センサは,所属くわえづめ開き条片の高
さ調節現在値の信号を制御調整装置へ発信し,この装置
内で,現在値が,目標値と比較され,電動モ−タ用の調
節信号が発せられ,好ましくない高さ偏差が修正され
る。この制御調整は,各くわえづめ開き条片に対し,印
刷機の運転中にも,準連続的かつ個別に,高い精度をも
って行われる。これにより,制御ステーション技術との
くわえづめ開き条片高さ調節の結合が可能になる。
【0013】ねじスピンドルのそれぞれを,所属の電動
モータ若しくはステップモータと接続するため,簡単な
伝動装置を,電動モータと共に非集中式駆動装置を形成
するこれらの部品間に配置しておくことができる。
モータ若しくはステップモータと接続するため,簡単な
伝動装置を,電動モータと共に非集中式駆動装置を形成
するこれらの部品間に配置しておくことができる。
【0014】
【実施例】以下に本発明を一実施例につき詳説する。
【0015】オフセット輪転印刷機の枚葉紙案内胴1
は,図1の場合,胴周部にわたって一様に,符号A・B
・C・Dの位置に,くわえづめの個別支持のためのくわ
えづめ支持部6・7・8・9を有する各1つのくわえづ
め開き条片2・3・4・5を有している。図1には,各
列のくわえづめのうち,それぞれ1つのくわえづめ10
・11・12・13のみが示されている。胴1は,オフ
セット輪転印刷機の側部に2つの軸部によって支承され
ている。これらの軸部の一方の軸部14が,側部15内
に支承されている(図2)。
は,図1の場合,胴周部にわたって一様に,符号A・B
・C・Dの位置に,くわえづめの個別支持のためのくわ
えづめ支持部6・7・8・9を有する各1つのくわえづ
め開き条片2・3・4・5を有している。図1には,各
列のくわえづめのうち,それぞれ1つのくわえづめ10
・11・12・13のみが示されている。胴1は,オフ
セット輪転印刷機の側部に2つの軸部によって支承され
ている。これらの軸部の一方の軸部14が,側部15内
に支承されている(図2)。
【0016】くわえづめ開き条片2〜5のそれぞれに
は,1つのロッド16・17・18・19が配属されて
いる。これらのロッドは,軸方向に調節可能な位置決め
装置として役立っている。この位置決め装置によって,
配属のくわえづめ開き条片2〜5は,ほぼ半径方向に高
低調節される。くわえづめ開き条片2〜5のそれぞれ1
つの位置決め装置には,これら条片2〜5と固定結合さ
れたくさび形部材20・21・22(図2)が所属して
いる。これらのくさび形部材は,それぞれくさび形スラ
スト部材23・24・25に形状係合式かつ摩擦係合式
に密接し,くさび形スラスト部材23・24・25は,
ねじスピンドルを有するロッド16の軸方向運動を,所
属のくわえづめ開き条片の高さ調節運動に変換する。く
さび形スラスト部材23・24・25の軸方向運動の方
向は,双方向矢印26で示され,くわえづめ開き条片2
〜5の高さ調節運動の方向は,双方向矢印27で示して
ある。くわえづめ開き条片2〜5は,ばね,例えば図2
のばね28によって,位置決め装置のくさび形スラスト
部材23・24・25に押し付けられている。
は,1つのロッド16・17・18・19が配属されて
いる。これらのロッドは,軸方向に調節可能な位置決め
装置として役立っている。この位置決め装置によって,
配属のくわえづめ開き条片2〜5は,ほぼ半径方向に高
低調節される。くわえづめ開き条片2〜5のそれぞれ1
つの位置決め装置には,これら条片2〜5と固定結合さ
れたくさび形部材20・21・22(図2)が所属して
いる。これらのくさび形部材は,それぞれくさび形スラ
スト部材23・24・25に形状係合式かつ摩擦係合式
に密接し,くさび形スラスト部材23・24・25は,
ねじスピンドルを有するロッド16の軸方向運動を,所
属のくわえづめ開き条片の高さ調節運動に変換する。く
さび形スラスト部材23・24・25の軸方向運動の方
向は,双方向矢印26で示され,くわえづめ開き条片2
〜5の高さ調節運動の方向は,双方向矢印27で示して
ある。くわえづめ開き条片2〜5は,ばね,例えば図2
のばね28によって,位置決め装置のくさび形スラスト
部材23・24・25に押し付けられている。
【0017】各くわえづめ開き条片2〜5の運動経路に
は,ゼロストッパが,備えられている。このストッパ
は,図2では,基準ストッパ30として示されている。
基準ストッパ30は,製作者が前設定したゼロ位置を示
し,影響値(の変化)による誤差を,くわえづめ開き条
片の調節範囲内で後調節によって除去せねばならない場
合,このゼロ位置に依拠することができる。基準ストッ
パ30は,有利には,くわえづめ開き条片調節範囲(高
低の調節)外に配置しておく。
は,ゼロストッパが,備えられている。このストッパ
は,図2では,基準ストッパ30として示されている。
基準ストッパ30は,製作者が前設定したゼロ位置を示
し,影響値(の変化)による誤差を,くわえづめ開き条
片の調節範囲内で後調節によって除去せねばならない場
合,このゼロ位置に依拠することができる。基準ストッ
パ30は,有利には,くわえづめ開き条片調節範囲(高
低の調節)外に配置しておく。
【0018】ロッド16は,その自由端部に形成された
ねじスピンドル40を介して,実施例として図2に略示
したように,伝動装置の歯車31・32によって運動せ
しめられる。これらの歯車のうちの歯車31は,ステッ
プモータ33と接続されている。また歯車32は,軸方
向移動不能に支承され,内ねじ山を介してねじスピンド
ル40,すなわちロッド16と接続されている。ステッ
プモータ33と歯車31・32とは,それぞれロッドの
1つを,図2の場合はロッド16を有する位置決め装置
の操作装置を形成する。これにより,ロッドに固定され
ているくさび形スラスト部材23・24・25が,ステ
ップモータ33の作動時に双方向矢印26の方向に,所
望の軸方向運動を行うことができる。
ねじスピンドル40を介して,実施例として図2に略示
したように,伝動装置の歯車31・32によって運動せ
しめられる。これらの歯車のうちの歯車31は,ステッ
プモータ33と接続されている。また歯車32は,軸方
向移動不能に支承され,内ねじ山を介してねじスピンド
ル40,すなわちロッド16と接続されている。ステッ
プモータ33と歯車31・32とは,それぞれロッドの
1つを,図2の場合はロッド16を有する位置決め装置
の操作装置を形成する。これにより,ロッドに固定され
ているくさび形スラスト部材23・24・25が,ステ
ップモータ33の作動時に双方向矢印26の方向に,所
望の軸方向運動を行うことができる。
【0019】くわえづめ開き条片の非集中式個別調節ユ
ニットの主な構成要素は,測定センサ34〜37であ
る。これらの測定センサは,くわえづめ開き条片に沿っ
て長手方向に相互間隔をおいて配置され,くわえづめ開
き条片と直接に機械的に連結されている。図2には,互
いに長手方向に間隔をおいて配置され,有利には線形測
定装置として構成されている測定センサ34・35・3
6・37のグループが示してある。図3は,測定センサ
の1つ,図示の場合は,測定センサ35が,くわえづめ
開き条片2と直接に連結されていることを示したもので
ある。図3には,また測定センサ35が,枚葉紙案内胴
1の凹所内に収容されている様子が示してある。
ニットの主な構成要素は,測定センサ34〜37であ
る。これらの測定センサは,くわえづめ開き条片に沿っ
て長手方向に相互間隔をおいて配置され,くわえづめ開
き条片と直接に機械的に連結されている。図2には,互
いに長手方向に間隔をおいて配置され,有利には線形測
定装置として構成されている測定センサ34・35・3
6・37のグループが示してある。図3は,測定センサ
の1つ,図示の場合は,測定センサ35が,くわえづめ
開き条片2と直接に連結されていることを示したもので
ある。図3には,また測定センサ35が,枚葉紙案内胴
1の凹所内に収容されている様子が示してある。
【0020】図3において,くわえづめ支持部6が,こ
れに固定取付けされたくさび形部材20を間挿して,く
さび形スラスト部材23と接続されている。くさび形ス
ラスト部材23は,ロッド16によって移動可能であ
る。
れに固定取付けされたくさび形部材20を間挿して,く
さび形スラスト部材23と接続されている。くさび形ス
ラスト部材23は,ロッド16によって移動可能であ
る。
【0021】長手方向に相互間隔をおいてくわえづめ開
き条片2に作用する測定センサ34〜37は,制御調整
装置38の現在値入力部と接続されている。制御調整装
置38は,加えて,くわえづめ開き条片高さ調節の目標
値を入力するための少なくとも1つの入力部を有してい
る。この目標値は,集中制御ステーションから制御調整
装置38へ入力される。制御調整装置38の出力部は,
ステップモータ制御部39と接続され,このステップモ
ータ制御部39がステップモータ33を起動する。
き条片2に作用する測定センサ34〜37は,制御調整
装置38の現在値入力部と接続されている。制御調整装
置38は,加えて,くわえづめ開き条片高さ調節の目標
値を入力するための少なくとも1つの入力部を有してい
る。この目標値は,集中制御ステーションから制御調整
装置38へ入力される。制御調整装置38の出力部は,
ステップモータ制御部39と接続され,このステップモ
ータ制御部39がステップモータ33を起動する。
【0022】前述のように,基準ストッパ30は,有利
には,くわえづめ開き条片の調節範囲外に配置してお
く。また,ゼロ位置は,くわえづめ開き条片の調節範囲
内に,作業ゼロ位置として,例えば電気的にゼロとなる
ように,前設定される。各くわえづめ開き条片の高低位
置の調節範囲は,作業ゼロ位置から定められる。その
際,例えば印刷結果を作業ゼロ位置に関連づけることが
できる。
には,くわえづめ開き条片の調節範囲外に配置してお
く。また,ゼロ位置は,くわえづめ開き条片の調節範囲
内に,作業ゼロ位置として,例えば電気的にゼロとなる
ように,前設定される。各くわえづめ開き条片の高低位
置の調節範囲は,作業ゼロ位置から定められる。その
際,例えば印刷結果を作業ゼロ位置に関連づけることが
できる。
【0023】くわえづめ開き条片2〜5の非集中式個別
調節のためのユニットの作動時には,例えばくわえづめ
開き条片2と連結された測定センサ34〜37から,異
なる測定点での条片高さ調節現在値信号が発せられ,こ
れらの信号が,制御調整装置38により検出され,必要
とあれば記憶され,相応の目標値と比較される。これら
の目標値は,作業ゼロ位置に相応するもので,図示され
ていない制御ステーションにおいて前設定される。比較
の結果に応じて,ステップモータ33の回転方向は,ス
テップモータ制御部39によって回転中継器29を介し
て決められる。これにより,ロッド16は,くさび形部
材20・21・22と接続されているくさび形スラスト
部材23・24・25の長手方向調節により,くわえづ
め開き条片高さの調節が行われるまで,移動させられ
る。この高さ調節により,測定センサ34〜37から発
信される現在値が,目標値と等しくなる。それによりス
テップモータ33は停止し,次いで,くわえづめ開き条
片高さ調節がセルフロッキングによりロックされる。
調節のためのユニットの作動時には,例えばくわえづめ
開き条片2と連結された測定センサ34〜37から,異
なる測定点での条片高さ調節現在値信号が発せられ,こ
れらの信号が,制御調整装置38により検出され,必要
とあれば記憶され,相応の目標値と比較される。これら
の目標値は,作業ゼロ位置に相応するもので,図示され
ていない制御ステーションにおいて前設定される。比較
の結果に応じて,ステップモータ33の回転方向は,ス
テップモータ制御部39によって回転中継器29を介し
て決められる。これにより,ロッド16は,くさび形部
材20・21・22と接続されているくさび形スラスト
部材23・24・25の長手方向調節により,くわえづ
め開き条片高さの調節が行われるまで,移動させられ
る。この高さ調節により,測定センサ34〜37から発
信される現在値が,目標値と等しくなる。それによりス
テップモータ33は停止し,次いで,くわえづめ開き条
片高さ調節がセルフロッキングによりロックされる。
【0024】これにより,印刷機の運転時にも,このユ
ニットを,制御調整装置38を介して起動することによ
って,ダブリや見当ずれを生じる不均一な紙渡しを修正
できる。
ニットを,制御調整装置38を介して起動することによ
って,ダブリや見当ずれを生じる不均一な紙渡しを修正
できる。
【0025】印刷工程前に,影響値(の変化)に基づ
く,くわえづめ開き条片調節範囲内の誤差は,各くわえ
づめ開き条片の運動経路内に設けられたゼロストッパに
従った後調節によって修正できる。ゼロストッパは,基
準ストッパ30として実現されている。この後調節は,
したがって,輪転印刷機の操作員が,簡単に実施可能で
ある。
く,くわえづめ開き条片調節範囲内の誤差は,各くわえ
づめ開き条片の運動経路内に設けられたゼロストッパに
従った後調節によって修正できる。ゼロストッパは,基
準ストッパ30として実現されている。この後調節は,
したがって,輪転印刷機の操作員が,簡単に実施可能で
ある。
【0026】
【発明の効果】本発明による非集中式個別調節ユニット
により,簡単で頑丈な手段を用いて,くわえづめ開き条
片の調節を,組付け時のみでなく,印刷機の運転中に
も,継続的に精密度不良を修正することができる。特
に,運転中の印刷機のリズムの誤差は,相応の制御によ
って自動的に修正可能である。これによって,ダブリや
見当ずれを発生させる枚葉紙案内胴による不均一な紙渡
しが防止される。
により,簡単で頑丈な手段を用いて,くわえづめ開き条
片の調節を,組付け時のみでなく,印刷機の運転中に
も,継続的に精密度不良を修正することができる。特
に,運転中の印刷機のリズムの誤差は,相応の制御によ
って自動的に修正可能である。これによって,ダブリや
見当ずれを発生させる枚葉紙案内胴による不均一な紙渡
しが防止される。
【図1】1個の4倍ドラム若しくは1個の4倍胴に設け
られた本発明のユニットの横断面図である。
られた本発明のユニットの横断面図である。
【図2】図1の胴上部のユニットの部分詳細前面図であ
る。
る。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
1 枚葉紙案内胴, 2〜5 くわえづめ開き条片,
6〜9 くわえづめ支持部, 10〜13 くわえづめ
14 軸部, 15 印刷機側部, 16〜19 ロ
ッド(ネジスピンドル付き), 20〜22 くさび形
部材, 23〜25 くさび形スラスト部材, 26・
27 双方向矢印, 28 ばね, 29 回転中継
器, 30 基準ストッパ, 31,32 歯車, 3
3 ステップモータ, 34〜37 測定センサ, 3
8 制御調整装置, 39 ステップモータ制御部,
40 ねじスピンドル
6〜9 くわえづめ支持部, 10〜13 くわえづめ
14 軸部, 15 印刷機側部, 16〜19 ロ
ッド(ネジスピンドル付き), 20〜22 くさび形
部材, 23〜25 くさび形スラスト部材, 26・
27 双方向矢印, 28 ばね, 29 回転中継
器, 30 基準ストッパ, 31,32 歯車, 3
3 ステップモータ, 34〜37 測定センサ, 3
8 制御調整装置, 39 ステップモータ制御部,
40 ねじスピンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−108521(JP,A) 特開 平8−108522(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 21/10 B41F 21/05
Claims (7)
- 【請求項1】 輪転印刷機の枚葉紙を案内するドラム若
しくは胴のくわえづめ開き条片を個別調節するユニット
であって,くわえづめ開き条片の個別的な高低調節のた
めに,軸方向移動可能なロッドに配置されていてそれぞ
れのくわえづめ開き条片に作用接続している複数のくさ
び形スラスト部材を有するそれぞれ1つの位置決め装置
が,各くわえづめ開き条片に配属されており,かつま
た,これらの位置決め装置を操作するために,少なくと
も1つの操作装置が備えられている形式のものにおい
て, 各ロ ッド(16・17・18・19)が,操作装置の構
成要素である各1つの電動モータと,伝動部材を介して
作用接続されており,更に,少なくとも1つの測定セン
サ(34・35・36・37)が,各くわえづめ開き条
片(2,3,4,5)と機械的に直接連結され,この測
定センサが,操作装置に接続されている制御調整装置
(38)に接続されていることを特徴とする,輪転印刷
機の枚葉紙を案内するドラム又はシリンダ内のくわえづ
め開き条片を個別調節するユニット。 - 【請求項2】 各くわえづめ開き条片(2・3・4・
5)に沿って,少なくとも2つの測定センサ(34・3
5・36・37)が,くわえづめ開き条片(2・3・4
・5)の長手方向に相互に間隔をおいて配置されてい
る,請求項1記載のユニット。 - 【請求項3】 線形測定装置が測定センサ(34・35
・36・37)として役立っている,請求項1又は2記
載のユニット。 - 【請求項4】 各くわえづめ開き条片(2・3・4・
5)の運動経路内に,基準ストッパ(30)が配置され
ている,請求項1から3までのいずれか1項記載のユニ
ット。 - 【請求項5】 各ロッド(16・17・18・19)の
操作装置が,ステップモータ(例えば33)を含んでい
る,請求項1から4までのいずれか1項記載のユニッ
ト。 - 【請求項6】 各ロッド(16・17・18・19)の
一方の自由端部がねじスピンドルとして構成されてお
り,このねじスピンドルが,内ねじ山を有する軸方向に
移動不能な歯車を介して,電動モータと接続されてい
る,請求項1から5までのいずれか1項記載のユニッ
ト。 - 【請求項7】 各ロッド(16・17・18・19)
が,連結伝動装置を介して電動モータと作用接続してい
る,請求項1から5までのいずれか1項記載のユニッ
ト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19642104A DE19642104C2 (de) | 1996-10-12 | 1996-10-12 | Anordnung zur dezentralen Einzelverstellung von Greiferaufschlagleisten in bogenführenden Trommeln bzw. Zylindern von Rotationsdruckmaschinen |
DE19642104.7 | 1996-10-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119244A JPH10119244A (ja) | 1998-05-12 |
JP3220067B2 true JP3220067B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=7808549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27735197A Expired - Fee Related JP3220067B2 (ja) | 1996-10-12 | 1997-10-09 | 輪転印刷機の枚葉紙を案内するドラム若しくは胴のくわえづめ開き条片を個別調節するユニット |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0835754B1 (ja) |
JP (1) | JP3220067B2 (ja) |
AT (1) | ATE200247T1 (ja) |
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Families Citing this family (9)
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---|---|---|---|---|
JP4625268B2 (ja) * | 2004-04-30 | 2011-02-02 | 株式会社小森コーポレーション | 反転機構付枚葉輪転印刷機のシート状物搬送装置 |
WO2007018504A1 (en) * | 2005-07-27 | 2007-02-15 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing drum having electromechanical sheet attachment |
JP5324329B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2013-10-23 | 株式会社小森コーポレーション | 搬送胴の爪台高さ調節装置 |
JP5513782B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2014-06-04 | 株式会社小森コーポレーション | 搬送胴の爪台高さ調節装置 |
DE102013008780A1 (de) * | 2012-06-25 | 2014-01-02 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Übertragungstrommel zum Fördern eines Bogens |
CN103862852B (zh) * | 2012-12-13 | 2016-09-14 | 谷永辉 | 一种印刷机叼纸牙排磨合实验装置及叼纸牙排磨合方法 |
CN107010444B (zh) * | 2017-04-06 | 2018-07-06 | 孝感市科莱达商贸有限公司 | 一种环保塑料薄膜装置 |
CN106956952B (zh) * | 2017-04-06 | 2018-06-05 | 孝感市科莱达商贸有限公司 | 一种环保装置 |
CN106829580B (zh) * | 2017-04-06 | 2018-06-22 | 孝感市科莱达商贸有限公司 | 一种环保塑料薄膜缠绕装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH457507A (de) * | 1966-05-26 | 1968-06-15 | Planeta Veb Druckmasch Werke | Greifervorrichtung für Übergabe- und Anlegtrommeln sowie Druckzylinder in Bogenrotationsmaschinen |
US4503772A (en) * | 1981-04-21 | 1985-03-12 | Komori Printing Machine Co., Ltd. | Gripper pad height adjusting device for sheet-fed rotary printing presses |
DE3428668A1 (de) * | 1984-08-03 | 1986-02-13 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg | Umfuehrtrommel fuer bogendruckmaschinen, insbesondere kartonmaschinen |
DE4200406C2 (de) * | 1992-01-10 | 1996-10-10 | Heidelberger Druckmasch Ag | Greifereinrichtung an bogenverarbeitenden Rotationsdruckmaschinen |
DE4337578A1 (de) * | 1993-11-04 | 1995-05-11 | Roland Man Druckmasch | Bogenführende Trommel für Druchmaschinen |
DE9408714U1 (de) * | 1994-05-27 | 1994-07-21 | Man Roland Druckmaschinen Ag, 63069 Offenbach | Vorrichtung zur Verstellung der Greiferaufschlagleiste für Bogengreifer in einer Wendetrommel einer Schön- und Widerdruckmaschine |
DE4434000C2 (de) * | 1994-09-23 | 1998-02-26 | Roland Man Druckmasch | Bogenführende Trommel für Rotationsdruckmaschinen |
DE4433999C2 (de) * | 1994-09-23 | 1998-02-19 | Roland Man Druckmasch | Bogenführende Trommel für Rotationsdruckmaschinen |
DE4433998A1 (de) * | 1994-09-23 | 1996-04-04 | Roland Man Druckmasch | Bogenführende Trommel für Rotationsdruckmaschinen |
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1996
- 1996-10-12 DE DE19642104A patent/DE19642104C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-09-19 DE DE59703278T patent/DE59703278D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-19 EP EP97116334A patent/EP0835754B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-19 AT AT97116334T patent/ATE200247T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-10-09 JP JP27735197A patent/JP3220067B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0835754B1 (de) | 2001-04-04 |
DE59703278D1 (de) | 2001-05-10 |
EP0835754A2 (de) | 1998-04-15 |
ATE200247T1 (de) | 2001-04-15 |
DE19642104A1 (de) | 1998-04-30 |
JPH10119244A (ja) | 1998-05-12 |
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DE19642104C2 (de) | 1998-09-10 |
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