JP3219679B2 - クロスロール圧延機 - Google Patents

クロスロール圧延機

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JP3219679B2 JP10223096A JP10223096A JP3219679B2 JP 3219679 B2 JP3219679 B2 JP 3219679B2 JP 10223096 A JP10223096 A JP 10223096A JP 10223096 A JP10223096 A JP 10223096A JP 3219679 B2 JP3219679 B2 JP 3219679B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下ワークロール
をクロスして板材を圧延するワークロールクロス圧延機
または上下ワークロール及びバックアップロールをクロ
スして板材を圧延するペアクロスロール圧延機のロール
クロス技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のワークロールクロス圧延
機の一例を示す一部破断側面図、図10は図9のX−X
線断面図である。
【0003】図において、51は上ワークロール、52
は下ワークロールであり、その両端部は上下ワークロー
ルチョック55,56によってそれぞれ支承され、ハウ
ジング60に収容されている。53,54は上下バック
アップロール、57,58は上下バックアップロールチ
ョックである。
【0004】61は上クロスヘッド、62は下クロスヘ
ッドであり、上下ワークロールチョック55,56の両
側面と接触する先端部にはかまぼこ状の上下曲面ライナ
63,64がそれぞれ装着されている。そして、モータ
71,74、マイタギヤ72,75及びシャフト73,
76の回転によって作動する上下スクリュウジャッキ6
5,66によって上下ロッド67,68を介してロール
軸方向と直交する方向に摺動するようにハウジング60
に嵌装されている。59はロールベンディングシリンダ
である。
【0005】板材50の圧延に際し、上下スクリュウジ
ャッキ65,66によって双方の上クロスヘッド61と
下クロスヘッド62とを互いに反対方向に移動して上ワ
ークロールチョック55と下ワークロールチョック56
とを図10に示すクロス点Oを中心に回動して上下ワー
クロール51,52を圧延機中心Cから所要のクロス角
θでクロスさせ、その両端部のロールギャップを中央部
よりも大きくして板材50の板クラウンの発生を防止す
る。
【0006】板材50の圧延中は、上下クロスヘッド6
1,62を互いに反対方向に微細に移動してクロス角θ
を調整し、ロールベンディングシリンダ59による上下
ワークロール51,52のベンディングと併用して板材
50の板形状を制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の装置
では、上下曲面ライナ63,64と上下ワークロールチ
ョック55,56の両側平面部とは線接触状態になり、
高面圧が作用する。この状態で圧下方向または上下ワー
クロール51,52のクロス時にロール軸方向へ摺動す
ると、上下ワークロールチョック55,56の両側面及
び/または上下曲面ライナ63,64の曲面に摩耗或い
はかじりが発生するため保全ピッチが短くなり、設備の
稼働率が低下する。
【0008】また、摺動部の摩擦係数が大きくなり易い
ため圧下方向のヒステリシスが大きくなり、上下ワーク
ロール51,52のクロスに大きな動力を必要とする等
の問題点が発生する。
【0009】そこで、本発明の目的は、設備の稼働率を
高揚させると共に、小さな動力で上下ワークロールをク
ロスさせられるクロスロール圧延機を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るクロスロール圧延機は、 (1)ロールチョックを水平方向に押圧する駆動手段に
よって、上下のロールを互いにクロスするクロスロール
圧延機であって、ロールチョックと駆動手段との押圧接
触部を互いが合致する凹凸の球面部材により形成すると
共に、いずれか一方の球面部材をその座面に対して摺動
自在に設けることを特徴とする。
【0011】(2)上クロスヘッドと下クロスヘッドと
をロール軸方向と直交する互いに反対方向に移動させ、
上下ロールチョックを互いに反対方向に回動して上下ロ
ールをクロスさせるクロスロール圧延機であって、前記
各々のクロスヘッドの先端部を凹球面に形成すると共に
前記各々のロールチョックの両側面を平面に形成し、前
記クロスヘッド先端部との摺動面を前記凹球面と略同一
半径の凸球面に形成すると共に前記ロールチョック両側
面との摺動面を平面に形成した球面ライナを前記各々の
ロールチョック両側平面部とクロスヘッド先端凹球面部
とに少なくとも1個づつ摺動自在に介装してなることを
特徴とする。
【0012】(3)上クロスヘッドと下クロスヘッドと
をロール軸方向と直交する互いに反対方向に移動させ、
上下ロールチョックを互いに反対方向に回動して上下ロ
ールをクロスさせるクロスロール圧延機であって、前記
各々のロールチョックの両側面に凹球面を形成すると共
に前記各々のクロスヘッドの先端部を平面に形成し、前
記ロールチョック両側面との摺動面を前記凹球面と略同
一半径の凸球面に形成すると共に前記クロスヘッド先端
部との摺動面を平面に形成した球面ライナを前記各々の
ロールチョック両側凹球面部とクロスヘッド先端平面部
とに少なくとも1個づつ摺動自在に介装してなることを
特徴とする。
【0013】[作用](1)の構成によれば、駆動手段
との押圧接触部に介在させた凹凸の球面部材を介して上
下ロールチョックを互いに反対方向に回動し、上下ロー
ルを所要のクロス角でクロスさせて上下ロールの両端部
のロールギャップを中央部よりも大きくして板材を圧延
し、その板形状を向上させる。上下ロールのクロス角変
動中は、球面部材間の球面接触部においてロール軸方向
に円弧状に摺動すると共に、いずれか一方の球面部材の
座面部においてロール軸方向に摺動する。また、圧下方
向に対しては前記座面部において上下方向に摺動するの
で、各々の摺動部の摩耗を少なくし、かじりを防止す
る。
【0014】(2)の構成によれば、上下クロスヘッド
を互いに反対方向に移動してその凹球面で球面ライナを
介して上下ロールチョックを互いに反対方向に回動し、
上下ロールを所要のクロス角でクロスさせて上下ロール
の両端部のロールギャップを中央部よりも大きくして板
材を圧延し、その板形状を向上させる。上下ロールのク
ロス角変動中は、各々の球面ライナの平面部は上下ロー
ルチョックの両側平面部とロール軸方向に摺動し、凸球
面部は各々のクロスヘッド先端部の凹球面部とロール軸
方向に円弧状に摺動する。また、圧下方向に対しては各
々の球面ライナの平面部は上下ロールチョックの両側平
面部と上下方向にそれぞれ摺動するので、各々の摺動部
の摩耗を少なくし、かじりを防止する。
【0015】(3)の構成によれば、上下ロールのクロ
ス角変動中は、各々の球面ライナの平面部は上下クロス
ヘッド先端の平面部とロール軸方向に摺動し、凸球面部
は各々のロールチョック両側面の凹球面部とロール軸方
向に円弧状に摺動する。また、圧下方向に対しては各々
の球面ライナの平面部は上下クロスヘッド先端平面部と
上下方向にそれぞれ摺動するので、各々の摺動部の摩耗
を少なくし、かじりを防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るクロスロール
圧延機を実施例に基づいて詳細に説明する。尚、各実施
例に用いる図面において、従来の装置と同一の部材及び
部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0017】[第1実施例]図1は本発明の第1実施例
を示すワークロールクロス圧延機の一部を破断した側面
図、図2は図1のII−II断面図である。
【0018】図1及び図2において、1は上クロスヘッ
ド、2は下クロスヘッドであり、その先端部には凹球面
ライナ5がそれぞれ締着され、上下スクリュウジャッキ
65,66によってハウジング60内を摺動する。3は
球面ライナであり、凹球面ライナ5の凹球面部と摺動す
る面はその凹球面と略同一半径の凸球面に、上下ワーク
ロールチョック55,56の両側に形成された平面部と
摺動する面は平面にそれぞれ成形され、ロール軸方向ス
トッパ6及び上下方向ストッパ7によって上下ワークロ
ールチョック55,56の両側面から脱落しないように
それぞれ遊着されている。尚、球面ライナ3は、後述の
第2実施例と同様にスプリングの引張り力を利用して上
下クロスヘッド1,2側に遊着されてもよい。
【0019】このように構成されるため、上クロスヘッ
ド1と下クロスヘッド2とを互いに反対方向に移動し、
その凹球面ライナ5で球面ライナ3を介して上ワークロ
ールチョック55と下ワークロールチョック56とを互
いに反対方向に回動し、上下ワークロール51,52を
所要のクロス角θでクロスさせてその両端部のロールギ
ャップを中央部よりも大きくし、ロールベンディングシ
リンダ59による上下ワークロール51,52のベンデ
ィングと併用して板材50を圧延し、その板形状を向上
させる。
【0020】上下ワークロール51,52のクロス角θ
変動中は、各々の球面ライナ3の平面部は上下ワークロ
ールチョック55,56の両側平面部とロール軸方向に
それぞれ摺動し、凸球面部は各々の凹球面ライナ5の凹
球面部とロール軸方向に円弧状に摺動する。また、上下
ワークロール51,52の圧下及びベンディング中は、
各々の球面ライナ3の平面部は上下ワークロールチョッ
ク55,56の両側平面部と上下方向にそれぞれ摺動
し、各々の摺動部の摩耗を少なくし、かじりを防止す
る。
【0021】[第2実施例]図3は本発明の第2実施例
を示すワークロールクロス圧延機の一部を破断した側面
図、図4は図3のIV−IV断面図である。
【0022】図3及び図4において、15は凹球面ライ
ナであり、凹球面が形成され、上下ワークロールチョッ
ク55,56の両側面にそれぞれ締着されている。11
は上クロスヘッド、12は下クロスヘッドであり、その
先端部には凹平面部11b,12bがそれぞれ形成さ
れ、この凹平面部11b,12bにはスプリング収容穴
11a,12aが穿設されている。この上下のスプリン
グ収容穴11a,12aにはスプリング17がそれぞれ
内装され、その一端は底面に締着されている。13は球
面ライナであり、凹球面ライナ15と摺動する面はその
凹球面と略同一半径の凸球面に、上下クロスヘッド1
1,12の先端平面部11b,12bと摺動する面は平
面にそれぞれ成形され、アジャストボルトナット18に
よってスプリング17の引張り力を調整して上下クロス
ヘッド11,12から脱落しないようにそれぞれ遊着さ
れている。その他の構成は第1実施例と同一である。
尚、球面ライナ13の上下クロスヘッド11,12から
の脱落防止として、第1実施例と同様にロール軸方向ス
トッパ6及び上下方向ストッパ7を用いても良い。
【0023】このように構成されるため、上下ワークロ
ール51,52のクロス角θ変動中は、各々の球面ライ
ナ13の平面部は上下クロスヘッド11,12の凹平面
部11b,12bとロール軸方向にそれぞれ摺動し、凸
球面部は各々の凹球面ライナ15の凹球面部とロール軸
方向に円弧状に摺動する。また、上下ワークロール5
1,52の圧下及びベンディング中は、各々の球面ライ
ナ13の平面部は凹平面部11b,12bと上下方向に
それぞれ摺動し、各々の摺動部の摩耗を少なくし、かじ
りを防止する。
【0024】[第3実施例]図5は本発明の第3実施例
を示すワークロールクロス圧延機のロールクロス装置の
一部を破断した側面図、図6は図5のVI−VI断面図であ
る。
【0025】図5及び図6において、上下ワークロール
チョック28,29の両側面には上下方向にそれぞれ2
箇所の上凹平面図28a及び下凹平面部29aが形成さ
れ、この上凹平面部28a及び下凹平面部29aには第
1実施例と同形の球面ライナ23がホールドプレート2
6によって上下ワークロールチョック28,29の両側
面から脱落しないようにそれぞれ摺動自在に遊着されて
いる。上下クロスヘッド21,22の先端部には球面ラ
イナ23の凸球面と略同一半径で摺動する凹球面部が上
下方向に2箇所形成された凹球面ライナ25が締着され
ている。その他の構成は第1実施例と同一である。尚、
球面ライナ23は、第4実施例と同様にスプリングの引
張り力を利用して上下クロスヘッド21,22側に遊着
されてもよい。
【0026】このように構成されるため、板材50の圧
延中は、回転する上下ワークロール51,52との軸受
の摩擦抵抗によって回転しようとする上下ワークロール
チョック28,29の両側面を上下2個の球面ライナ2
3を介して上下クロスヘッド21,22によって支持
し、入側と出側のロールベンディングシリンダ59への
不均等な負荷を防止する。その他の作用,効果は第1実
施例と同一である。
【0027】[第4実施例]図7は本発明の第4実施例
を示すワークロールクロス圧延機のロールクロス装置の
一部を破断した側面図、図8は図7のVIII−VIII断面図
である。
【0028】図7及び図8において、上下ワークロール
チョック55,56の両側面には上下方向に2箇所の凹
球面部が形成された凹球面ライナ35がそれぞれ締着さ
れている。上下クロスヘッド31,32の先端部には上
下方向に2箇所の凹平面部31b,32bがそれぞれ形
成され、この凹平面部31b,32bにはスプリング収
容穴31a,32aがそれぞれ穿設されている。そし
て、スプリング37がそれぞれ内装され、その一端は底
面に締着されている。33は球面ライナであり、凹球面
ライナ35の凹球面部と摺動する面はその凹球面と略同
一半径の凸球面に、凹平面部31b,32bと摺動する
面は平面にそれぞれ成形され、アジャストボルトナット
38によってスプリング37の引張り力を調整して上下
クロスヘッド31,32から脱落しないようにそれぞれ
遊着されている。その他の構成は第2実施例と同一であ
る。尚、球面ライナ33の上下クロスヘッド31,32
からの脱落防止として、第3実施例と同様にホールドプ
レート36を用いてもよい。
【0029】このように構成されるため、板材50の圧
延中は、回転する上下ワークロール51,52との軸受
の摩擦抵抗によって回転しようとする上下ワークロール
チョック55,56の両側面を上下2個の球面ライナ3
3を介して上下クロスヘッド31,32によって支持
し、入側と出側のロールベンディングシリンダ59への
不均等な負荷を防止する。その他の作用,効果は第2実
施例と同一である。
【0030】尚、上述の各実施例では、クロス駆動をス
クリュウジャッキによって行うもので説明しているが、
本発明は駆動方式に関係なく、どのような駆動方式にも
適用できる。例えば、油圧によるクロス駆動のものに対
しても本発明は有効である。
【0031】また、本発明はバックアップロールとワー
クロールとを同時に一体的にクロスするペアクロス式圧
延機にも適用できると共に、一方のロール端部を支点と
して他方のロール端部を板の出側或いは入側に動かすこ
とにより、上下のワークロールをクロスする形式の圧延
機にも適用できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ールチョックと駆動手段との押圧接触部を互いが合致す
る凹凸の球面部材により形成すると共に、いずれか一方
の球面部材をその座面に対して摺動自在に設けたので、
ロールクロスにおける各々の摺動面積が大きくなり、そ
の摺動性能を向上することが可能になり、摺動部の摩擦
係数が小さくなるので、圧下方向のヒステリシスを小さ
くすることができる。従って、ロールクロス及びロール
の圧下の際に各々の摺動部が円滑に摺動するので、この
ロールクロスに要する動力を小さくして摺動部の摩耗を
少なくすると共にかじりを防止することが可能になり、
保全ピッチを長くして設備の稼働率を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すワークロールクロス
圧延機の一部を破断した側面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すワークロールクロス
圧延機の一部を破断した側面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すワークロールクロス
圧延機のロールクロス装置の一部を破断した側面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】本発明の第4実施例を示すワークロールクロス
圧延機のロールクロス装置の一部を破断した側面図であ
る。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【図9】従来のワークロールクロス圧延機の一例を示す
一部破断側面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【符号の説明】 1,11,21,31 上クロスヘッド 2,12,22,32 下クロスヘッド 3,13,23,33 球面ライナ 5,15,25,35 凹球面ライナ 6 ロール軸方向ストッパ 7 上下方向ストッパ 11b,12b,28a,29a,31b,32b 凹
平面部 17,37 スプリング 18,38 アジャストボルトナット 26 ホールドプレート 28,55 上ワークロールチョック 29,56 下ワークロールチョック 50 板材 51 上ワークロール 52 下ワークロール
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−269812(JP,A) 特開 昭56−111512(JP,A) 特開 昭54−54949(JP,A) 特開 平9−1208(JP,A) 特開 昭57−190704(JP,A) 実開 平5−65407(JP,U) 実開 昭59−96423(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 13/14 B21B 31/02 B21B 31/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールチョックを水平方向に押圧する駆
    動手段によって、上下のロールを互いにクロスするクロ
    スロール圧延機であって、ロールチョックと駆動手段と
    の押圧接触部を互いが合致する凹凸の球面部材により形
    成すると共に、いずれか一方の球面部材をその座面に対
    して摺動自在に設けることを特徴とするクロスロール圧
    延機。
  2. 【請求項2】 上クロスヘッドと下クロスヘッドとをロ
    ール軸方向と直交する互いに反対方向に移動させ、上下
    ロールチョックを互いに反対方向に回動して上下ロール
    をクロスさせるクロスロール圧延機であって、前記各々
    のクロスヘッドの先端部を凹球面に形成すると共に前記
    各々のロールチョックの両側面を平面に形成し、前記ク
    ロスヘッド先端部との摺動面を前記凹球面と略同一半径
    の凸球面に形成すると共に前記ロールチョック両側面と
    の摺動面を平面に形成した球面ライナを前記各々のロー
    ルチョック両側平面部とクロスヘッド先端凹球面部とに
    少なくとも1個づつ摺動自在に介装してなることを特徴
    とするクロスロール圧延機。
  3. 【請求項3】 上クロスヘッドと下クロスヘッドとをロ
    ール軸方向と直交する互いに反対方向に移動させ、上下
    ロールチョックを互いに反対方向に回動して上下ロール
    をクロスさせるクロスロール圧延機であって、前記各々
    のロールチョックの両側面に凹球面を形成すると共に前
    記各々のクロスヘッドの先端部を平面に形成し、前記ロ
    ールチョック両側面との摺動面を前記凹球面と略同一半
    径の凸球面に形成すると共に前記クロスヘッド先端部と
    の摺動面を平面に形成した球面ライナを前記各々のロー
    ルチョック両側凹球面部とクロスヘッド先端平面部とに
    少なくとも1個づつ摺動自在に介装してなることを特徴
    とするクロスロール圧延機。
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