JP3219525B2 - 水噴射ディーゼル機関 - Google Patents
水噴射ディーゼル機関Info
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- JP3219525B2 JP3219525B2 JP06095693A JP6095693A JP3219525B2 JP 3219525 B2 JP3219525 B2 JP 3219525B2 JP 06095693 A JP06095693 A JP 06095693A JP 6095693 A JP6095693 A JP 6095693A JP 3219525 B2 JP3219525 B2 JP 3219525B2
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- Japan
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- water
- passage
- valve
- injection
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
射弁よりシリンダ内に噴射するように構成して、窒素酸
化物(NOx )の低減を図る水噴射ディーゼルエンジン
に関する。
窒素酸化物(以下NOx という)を低減するための効果
的な手段として、燃料と水とを同一の噴射弁から所定の
タイミングで噴射する水噴射方式が知られている。
前の一例を示す。図において、1は燃料タンク、3は燃
料噴射ポンプ、4は該噴射ポンプのプランジャ、5はバ
レル、6は吐出弁、7は等圧弁である。
は針弁、12は燃料と水とが合流する溜り部、13は逆
止弁、14は針弁ばね、15a,15bは燃料通路、1
6は水通路、27は燃料通路15a,15bと水通路1
6とを接続する合流通路である。
ンク、21は水供給ポンプ、19は水供給管、17は水
注入管、18は制御弁、20は制御弁18を開閉制御す
るコントローラである。
は燃料タンク1から燃料供給ポンプ2により燃料噴射ポ
ンプ3に供給され、バレル5内でプランジャ4により高
圧に圧縮され、吐出弁6から噴射管8を介して燃料弁9
へ圧送される。この高圧燃料は燃料油路15a,15b
を経て溜り部12に導かれ、これの油圧が針弁ばね14
のばね力に打ち勝つと、針弁11が押上げられ、噴孔1
0から燃料が噴射される。
び合流通路27内、噴射管8内及び水注入管17内は等
圧弁7によって規定される残留圧力PR となっている。
の混合について説明する。水タンク22内の水は水ポン
プ21によって前記残留圧力PR よりも高圧の水圧力P
w に昇圧され、水供給管19に吐出されている。コント
ローラ20の制御により、燃料噴射の行われていない時
に制御弁18が開弁すると、前記水圧力PW の水は、水
注入管19から水通路16、逆止弁13を経て、合流通
路27へ流入する。
a内の燃料を上側へ押し戻すように逆流させ、これは燃
料通路15a内へ流入する。その後燃料噴射ポンプ3か
ら燃料が吐出されると、燃料→水→燃料の順に噴射が行
われる。この結果、燃焼初期の着火が確実に行われ、燃
焼域への水の導入により排ガス中のNOx を低減するこ
とができる。
特性を図5に示す。図において、横軸が機関のクランク
角、縦軸に燃料油圧(15a部の圧力)と水圧(16部
の圧力)を示している。A部で燃料の噴射が行なわれ、
B部で水の注入が行なわれる。
圧の変動が生起し、最終的に図のCに示すように、等圧
弁の開弁圧力により決まる残圧Pr になるのであるが、
圧力の変動中図のDのように低い圧力になると、水の逆
止弁13が開弁し水通路16内の水が合流通路27から
燃料通路15aに流入する。
入は行われていないにも拘らず水が注入されることとな
る。即ちかかる状態においては水の注入量が制御されて
いないことであり、これにより燃料の注入量も変化する
こととなる。このような状態の許では、機関に負荷変動
が発生し、安定した運転を維持することが不可能とな
る。
料圧力の低下を阻止して燃料弁内の圧力変動の発生を防
止し、水噴射ディーゼル機関の安定的な運転を保持する
ことにある。
ら圧送される燃料の燃料弁側への流動を許容する吐出弁
及び該燃料弁からの燃料の戻りを許容する等圧弁を有す
る燃料ポンプと、該燃料ポンプからの噴射管路に接続さ
れる燃料通路と水タンクからの水注入路に接続される水
通路との合流通路が設けられるとともに、前記水通路に
は水タンク側からの水の注入を許容する逆止弁が設けら
れた燃料弁とを備え、燃料ポンプからの燃料と水とを同
一の噴孔からシリンダ内に噴射するように構成された水
噴射ディーゼル機関において、前記燃料タンクと燃料弁
内の燃料通路の前記合流通路よりも下流部位とを接続す
る補充燃料通路を設け、該補充燃料通路に前記等圧弁の
開弁圧力よりも僅かに低い圧力で燃料を補給する手段を
設けたことを特徴とする。
合流部より下流に補充燃料を供給しておくことにより、
燃料油路内に低い圧力が生じても前記補充燃料供給路か
ら燃料が補充されるため、規定外の水の流入が防止され
る。これにより、コントローラにより規定される水の注
入量が確保され燃料量の不均一の発生が防止され、燃料
弁内の燃料圧力変動が抑制され、機関の安定した運転が
保持される。
詳細に説明する。図において、1は燃料が収容される燃
料タンク、3は燃料ポンプ、4は該燃料ポンプのプラン
ジャ、5はバレル、6は吐出弁、7は等圧弁である。
は針弁、12は燃料と水とが合流する溜り部、13は水
用の逆止弁、14は針弁ばね、15a,15bは燃料通
路、16は水通路、27は燃料通路15a,15bと水
通路16とを接続する合流通路である。
ンク、21は水供給ポンプ、19は水供給管、17は水
注入管、18は制御弁、20は制御弁18を開閉制御す
るコントローラである。
燃料弁の補充油入口30とを接続しており、該油入管路
25には燃料加圧ポンプ23が介装されている。
路で、前記合流通路27よりも下流部位にある燃料弁の
溜り部12と前記補充油入口30とを接続している。2
4は該補充燃料通路26中に設けられた逆止弁である。
尚前記燃料加圧ポンプ23は、その吐出圧力を燃料ポン
プ3の等圧弁7の開弁圧力よりもわずかに低く設定して
いる。
説明すると、燃料ポンプ3から圧送された燃料は図3の
A部においてシリンダ内へ噴射される。次いで、同図の
B部において制御弁18が開き水のシリンダ内への注入
がなされる。
内の燃料圧力が低下すると、補充燃料通路26中の逆止
弁24が直ちに開いて燃料タンク1aから燃料が補充さ
れる。これにより、燃料通路15a,15b及び溜り部
12での圧力変動は阻止され、水注入路16からの意図
しない水の注入が阻止される。
た残圧が保持されるため、B部におけるコントローラ2
0からの指令による水の注入量が規定され、これが注入
管17、通路16、合流通路27を経て燃料通路15a
に注入される。これにより、次に噴射される燃料及び水
の量が安定量確保される。
で、燃料弁内において燃料油圧が異常に低下しようとす
るとき、補充燃料が補充燃料通路を経て補充されるの
で、燃料弁内の燃料及び水の通路の圧力低下が防止さ
れ、正常な燃料及び水の噴射がなされる安定した機関の
運転が可能となる。
圧弁、8…燃料噴射管、9…燃料弁、10…噴孔、11
…針弁、12…溜り部、13…逆止弁、15a,15b
…燃料通路、16…水通路、17…水注入路、18…制
御弁、20…コントローラ、22…水タンク、23…燃
料加圧ポンプ、24…逆止弁、25…補充燃料注入管、
26…補充燃料通路。
Claims (1)
- 【請求項1】 プランジャから圧送される燃料の燃料弁
側への流動を許容する吐出弁及び該燃料弁からの燃料の
戻りを許容する等圧弁を有する燃料ポンプと、該燃料ポ
ンプからの噴射管路に接続される燃料通路と水タンクか
らの水注入路に接続される水通路との合流通路が設けら
れるとともに、前記水通路には水タンク側からの水の注
入を許容する逆止弁が設けられた燃料弁とを備え、燃料
ポンプからの燃料と水とを同一の噴孔からシリンダ内に
噴射するように構成された水噴射ディーゼル機関におい
て、 前記燃料タンクと燃料弁内の燃料通路の前記合流通路よ
りも下流部位とを接続する補充燃料通路を設け、該補充
燃料通路に前記等圧弁の開弁圧力よりも僅かに低い圧力
で燃料を補給する手段を設けたことを特徴とする水噴射
ディーゼル機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06095693A JP3219525B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 水噴射ディーゼル機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06095693A JP3219525B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 水噴射ディーゼル機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06249097A JPH06249097A (ja) | 1994-09-06 |
JP3219525B2 true JP3219525B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=13157363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06095693A Expired - Lifetime JP3219525B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 水噴射ディーゼル機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219525B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6615943B2 (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-04 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション | 燃料噴射弁 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP06095693A patent/JP3219525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06249097A (ja) | 1994-09-06 |
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