JP3219240U - 日除け付き帽子 - Google Patents

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山田 善昭
善昭 山田
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株式会社ヤマショウ
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Abstract

【課題】棘状となるものが日除け布から突き出すことが少なくなって、従来感じていた痛みを低減させることができる日除け付き帽子を提供する。
【解決手段】日除け付き帽子は、着用時に頭部前方を覆うとともに合成繊維を含んで構成されるクラウン部2と、クラウン部2の後縁部に一体的に設けられ着用時に少なくとも頭部後方を覆う日除け布4とを備え、クラウン部2の後縁部は、加熱処理が施されて合成繊維の少なくとも一部が溶融している。
【選択図】図1

Description

本考案は、着用時に頭部前方を覆うクラウン部と、クラウン部の後縁部に一体的に設けられる日除け布とを備える日除け付き帽子に関するものである。
従来、例えば野外での園芸や農作業を行う際に被る帽子として、着用時に頭部や首の後方を覆う日除け布とを備える日除け付き帽子が使用されている。このような日除け付き帽子として特許文献1には、前方半分は、伏せ椀状のクラウンとクラウンの周囲に設けられた鍔とで構成される所謂麦わら帽の半部の如き形態をなし、後方半分は、頭部の後方から首の後方を覆うように形成された日除け布で構成される日除け付き帽子が示されている。
特許文献1の如き日除け付き帽子は、麦わら帽の如き形態の帽子を半分に切断して前方半分とし、更に、この半部の後縁部に日除け布を縫い付けて形成することが一般的である。またこのような麦わら帽の如き帽子は、例えば特許文献2に示されているように、帯状紐材(ブレード)を螺旋状に巻回しながら、隣り合うブレード間を縫合糸で縫製する手法や、ブレード同士を編み込んで形成する手法で形作られている。
登録実用新案第3202931号公報 登録実用新案第3187786号公報
ところで、このような帽子を半分に切断すると、切断面では、ブレードや縫合糸がささくれて(外側にはじけるように広がって)、棘のように飛び出すことがある。そして、ブレードや縫合糸がポリエステルやナイロンなどの合成繊維で形成されている場合、その材質や太さによっては棘状になる部分の硬度が比較的高いために縫い付けた日除け布から突き出して、頭に被ったときに傷みを感じることがあった。また帽子を切断する際、合成繊維が斜めにカットされるとその端部は尖った形になるため、棘状になった部分が日除け布から突き出しやすくなっていた。
本考案はこのような問題点を解決することを課題とするものであり、クラウン部の後縁部に一体的に設けられる日除け布を備える日除け付き帽子において、棘状となるものが日除け布から突き出すことが少なくなり、これによって従来感じていた傷みを低減させることを目的とする。
本考案は、着用時に頭部前方を覆うとともに合成繊維を含んで構成されるクラウン部と、該クラウン部の後縁部に一体的に設けられ着用時に少なくとも頭部後方を覆う日除け布とを備える日除け付き帽子であって、前記クラウン部の後縁部は、加熱処理が施されて前記合成繊維の少なくとも一部が溶融している日除け付き帽子である。
このような日除け付き帽子において、前記クラウン部の後縁部は、帯状部材で覆われていて、該帯状部材は、前記日除け布で覆われていることが好ましい。
また本考案は、着用時に頭部前方を覆うとともに合成繊維を含んで構成されるクラウン部と、該クラウン部の後縁部に一体的に設けられ着用時に少なくとも頭部後方を覆う日除け布とを備える日除け付き帽子であって、前記クラウン部の後縁部は、帯状部材で覆われていて、該帯状部材は、前記日除け布で覆われている日除け付き帽子でもある。
本考案における日除け付き帽子において、クラウン部の後縁部は、加熱処理が施されて合成繊維の少なくとも一部が溶融している。すなわち、溶融した合成繊維はほどけにくくなるため、クラウン部の後縁部に設けた日除け布から棘のように突き出すことが少なくなる。また、上述したように合成繊維が斜めにカットされても、その端部は加熱処理によって丸みを帯びるため、日除け布から突き出す不具合を抑制することができる。
また、クラウン部の後縁部を帯状部材で覆った上から日除け布で覆うことによっても、合成繊維が日除け布から棘のように突き出す不具合を抑制することができる。なお、上述した加熱処理を行ったうえでクラウン部の後縁部を帯状部材で覆えば、日除け布からの突き出しを更に抑制することができる。
(a)は本考案に従う日除け付き帽子の一実施形態を示した斜視図であり、(b)は(a)の帽子を被った状態を示す図である。 (a)は図1に示したA−Aに沿う断面での模式図であって、(b)はその変形例を示した模式図であって、(c)は(a)に対応する従来例を示した模式図である。
以下、図面を参照して、本考案に従う日除け付き帽子の一実施形態について説明する。なお、本明細書等における「前」、「後」、「上」、「下」の関係は、着用者がこの日除け付き帽子を頭に被った状態における着用者にとっての位置関係をいう。
図1は、本考案に従う日除け付き帽子の一実施形態を示している。本実施形態の日除け付き帽子1は、クラウン部2と、鍔3と、日除け布4を備えている。
クラウン部2は、着用時に頭部前方を覆うものである。本実施形態においては、概略伏せ椀状となるものを半分にした形態で形作られている。
鍔3は、クラウン部2の下縁部から前方及び側方に突き出すように設けられるものである。本実施形態の鍔3は、概略半円環状をなしていて、クラウン部2と一体に形成されている。
日除け布4は、クラウン部2と鍔3の後縁部に一体的に設けられ、着用時に頭部と首部の後方を覆うものである。本実施形態の日除け布4には、着用した際に頭部と首部の境界に相当する付近に弾性体が設けられていて、これにより伸縮性を有するギャザー部5を形成している。このようなギャザー部5を設けることにより、着用時におけるフィット感が高まるとともに、風が吹いたときのばたつきを防ぐことができる。また日除け布4の両側方には、側方延長部6が設けられている。この側方延長部6は、顎の下で結んで顎紐のように使用できるものであるが、図1(b)に示すように、着用時に自然に首元に垂れ下がるようにして使用してもよい。
このような構成になる日除け付き帽子1は、まず麦わら帽の如き形態の帽子を形成し、それを半分に切断してクラウン部2と鍔3を形作り、更にクラウン部2と鍔3の後縁部(切断された端部)に日除け布4を縫い付けて形成されている。ここで、麦わら帽の如き形態の帽子は、帯状となるブレード7を螺旋状に巻回しつつ、隣り合うブレード7の間を縫合糸8で縫製しながら(図1の拡大図を参照)形作られていて、それを加熱したカッターで半分に切断することによって、クラウン部2と鍔3を形成している。このようなブレード7と縫合糸8には、合成繊維(例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン等)が使用されている。そして、加熱したカッターで切断した際、切断された合成繊維の端部は加熱によって溶融されてほどけにくくなるため、切断面から棘のように飛び出す不具合が抑制される。また、溶融された合成繊維の端部は丸みを帯びるため、肌に触れても痛みを感じにくくなる。
その後は日除け布4を、クラウン部2と鍔3の後縁部(切断された端部)に縫い付ける。本実施形態においては、図2(a)に示すように日除け布4の端部を折り返すとともに、この折り返した端部でブレード7の端部を表側から裏側に向かって覆うようにし、更に糸9によって、折り返された日除け布4の端部をブレード7に縫い付けている。
ところで、図2(c)に示すように従来の日除け付き帽子101では、麦わら帽の如き形態の帽子を半分に切断すると、クラウン部102の後縁部(切断された端部)では、ブレード107や縫合糸108がささくれて(外側にはじけるように広がって)、図示したように棘の如く飛び出すことがある。このため、図示したように棘状の縫合糸108が日除け布104から突き出して、日除け付き帽子101を頭に被った際に痛みを感じることがあった。
一方、本実施形態の日除け付き帽子1では、麦わら帽の如き形態の帽子を加熱したカッターによって半分に切断することにより、ブレード7と縫合糸8に含まれる合成繊維の端部は溶融している。このため、ブレード7と縫合糸8はほどけにくくなり、日除け布4から棘のように飛び出すことが少なくなる。また溶融した端部は丸みを帯びているため、ブレード7と縫合糸8がほどけた場合でも、日除け布4から突き出す不具合を抑制することができる。
このような日除け付き帽子1においては、図2(b)に示すように、クラウン部2の後縁部(鍔3の後縁部も含む)を帯状部材10で覆った後に、この帯状部材10を日除け布4で覆うようにしてもよい。このように、クラウン部2の後縁部に対して加熱処理を行うとともに、帯状部材10で覆うことによって、ブレード7や縫合糸8がほどけた場合でも、日除け布4からの突き出しを更に抑制することができる。
なお、本考案は、これまでに説明した実施形態に限られるものではなく、実用新案登録請求の範囲に従う範疇で種々の変更を加えたものも含まれる。例えば日除け布4は、首の後方までは覆わず、頭部後方のみを覆うものでもよい。またブレード7と縫合糸8は、合成繊維のみで構成してもよいし、動物性或いは植物性の天然繊維(例えば綿、麻等)を混紡してもよい。ここで合成繊維は、ブレード7と縫合糸8の両方に含まれていてもよいし、何れか一方に含まれていてもよい。またクラウン部2の後縁部に対する加熱処理は、麦わら帽の如き形態の帽子を切断した後、ヒータ等で加熱することによって行ってもよい。なお、帯状部材10を使用する場合は、クラウン部2の後縁部に対して加熱処理を行っていなくてもよい。
1:日除け付き帽子
2:クラウン部
3:鍔
4:日除け布
5:ギャザー部
6:側方延長部
7:ブレード
8:縫合糸
9:糸
10:帯状部材

Claims (3)

  1. 着用時に頭部前方を覆うとともに合成繊維を含んで構成されるクラウン部と、該クラウン部の後縁部に一体的に設けられ着用時に少なくとも頭部後方を覆う日除け布とを備える日除け付き帽子であって、
    前記クラウン部の後縁部は、加熱処理が施されて前記合成繊維の少なくとも一部が溶融している日除け付き帽子。
  2. 前記クラウン部の後縁部は、帯状部材で覆われていて、該帯状部材は、前記日除け布で覆われている請求項1に記載の日除け付き帽子。
  3. 着用時に頭部前方を覆うとともに合成繊維を含んで構成されるクラウン部と、該クラウン部の後縁部に一体的に設けられ着用時に少なくとも頭部後方を覆う日除け布とを備える日除け付き帽子であって、
    前記クラウン部の後縁部は、帯状部材で覆われていて、該帯状部材は、前記日除け布で覆われている日除け付き帽子。
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