JP3235346U - 帽子用日除け - Google Patents

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福会 尚
善昭 山田
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河北尚宏工芸品有限公司
株式会社ヤマショウ
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Abstract

【課題】帽子への取り付け作業が行い易い帽子用日除けを提案する。【解決手段】帽子用日除け1は、帽子50に対して着脱可能に取り付けられるものであり、帽子50を着用した際に頭部後方を覆う布状本体部2と、布状本体部2の上部に設けられ、帽子50に取り付けた際に帽子50のクラウン51の外側を周回するバンド部3と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、帽子に対して着脱可能に取り付けられる帽子用日除けに関する。
屋外でのスポーツや園芸作業など野外で活動する際は、頭部に直射日光があたるのを防ぐために帽子を着用する。帽子に設けた鍔は、直射日光が顔や首にあたるのを防ぐ効果があるが、鍔の大きさが小さい場合や鍔が前方にしか設けられていない場合は、首や後頭部に直射日光があたることになる。
首などにあたる直射日光を遮るものとして、例えば特許文献1には、帽子に対して着脱可能に取り付けられる帽子用日除けが示されている。このような帽子用日除けによれば、日差しが強い夏の昼間などではこの日除けを帽子に取り付けることにより、直射日光が首などにあたるのを防ぐことができる。また、日差しが弱い一方で蒸し暑い日などでは、この日除けを帽子から取り外すことにより、帽子を快適に着用することができる。
特開2005−256195号公報
ところで特許文献1の帽子用日除けは、線ファスナーによって日除けを帽子に取り付けるように構成されている。具体的には、帽子の後側縁部に線ファスナーの一方側が設けられ、日除けの上部に線ファスナーの他方側が設けられている。すなわち、帽子に日除けを取り付けるにあたっては、線ファスナー同士を目で見ながら位置合わせする必要があるため、帽子を脱いだ状態で行わなければならない。また、線ファスナー同士を結合させるには、一方の手に帽子を持ち他方の手に日除けを持った状態で行わなければならない。このように従来の帽子用日除けは、帽子への取り付け作業が行い易いとは言い難く、改善の余地があった。
このような点に鑑み、本考案は、帽子への取り付け作業が行い易い帽子用日除けを提案することを課題とする。
本考案は、帽子に対して着脱可能に取り付けられる帽子用日除けであって、前記帽子を着用した際に頭部後方を覆う布状本体部と、前記布状本体部の上部に設けられ、前記帽子に取り付けた際に当該帽子のクラウンの外側を周回するバンド部と、を備える帽子用日除けである。
このような帽子用日除けにおいて、前記バンド部は、輪状であって伸縮性を有することが好ましい。
そして前記バンド部は、前方を露出させた状態で前記布状本体部に覆われることが好ましい。
またこのような帽子用日除けにおいて、前記バンド部は、全周に亘って前記布状本体部に覆われるものでもよい。
また前記布状本体部は、消臭機能、抗菌機能、抗ウイルス機能、防虫機能、及び冷感機能の何れか一つの機能を有することが好ましい。
本考案の帽子用日除けは、帽子のクラウンの外側を周回するバンド部を有しているため、帽子を着用した状態でもこれを取り付けることができる。すなわち、本考案の帽子用日除けによれば、従来のように目視による位置合わせを行わずとも、また帽子と日除けの両方を手で持たずとも、帽子に簡単に取り付けることができる。
本考案に係る帽子用日除けの第一実施形態とこれを取り付ける帽子を示した図である。 本考案に係る帽子用日除けの第二実施形態とこれを取り付ける帽子を示した図である。
以下、図面を参照して、本考案に係る帽子用日除けの一実施形態について説明する。なお、本明細書等における「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」は、帽子用日除けを取り付けた帽子を頭に被った状態における着用者にとっての位置関係をいう。
図1は、本考案に係る帽子用日除けの第一実施形態を示す。本実施形態の帽子用日除け(以下、「日除け1」と称する)は、図1に示した帽子50に取り付けられる。
まず帽子50について説明する。本実施形態の帽子50は、キャップ型の帽子であって、頭に被った際に頭部全体を覆うクラウン51と、クラウン51の前方に設けられた鍔52を備えている。
そして本実施形態の日除け1は、布状本体部2と、バンド部3と、長さ調整部4を備えている。
布状本体部2は、動物性或いは植物性の天然繊維(例えば綿、麻等)や合成繊維(例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン等)、或いはこれらを混紡した繊維を使用して織布や不織布として構成した生地により形成される。布状本体部2は、後述する手順で日除け1を帽子50に取り付けた際、着用者の顔の右側、首の後側、及び顔の左側を覆う程度の大きさで形成されている。また布状本体部2の上部には、布状本体部2を折り返して端部を縫製することによって形成した通し穴2aと、布状本体部2の上部後側に設けられ、通し穴2aに通じる抜き穴2bが設けられている。
また布状本体部2には、使用した生地の繊維自体の構成や浸透させた薬剤等により、消臭機能、抗菌機能、抗ウイルス機能、防虫機能、冷感機能等の各種の機能を付加することが可能である。
例えば冷感機能を布状本体部2に付加するには、肌が触れた際に肌の熱を生地に素早く移動させることができる熱伝導率や熱拡散率が高い生地(接触冷感に優れる生地)や、肌の汗を吸い取ったり、水に浸したりして生地に水分を含ませ、その水分を素早く蒸発させて気化熱を急速に奪うことができる生地を使用する。具体的には、キュプラとポリエステルで構成される複合繊維(例えば、旭化成株式会社製のペアクール(登録商標)等)を使用したもの、ポリエステルとエバールとの複合繊維(例えば株式会社クラレ製のソフィスタ(登録商標)等)を使用したもの、ポリエチレン繊維(例えば東洋紡績株式会社のアイスマックス(登録商標)等)、マイカ鉱石を蒸着したナイロンとレーヨンを組み合わせたもの、中空糸のように繊維自体に空隙を持たせたり、隣接する繊維間に空隙を持たせたりして毛細管現象を発現させるもの(例えば帝人株式会社製のウェーブロン(登録商標)等)を使用すればよい。
また布状本体部2に防虫機能を付加するには、虫忌避剤を含む溶剤に布地を漬けて浸透させ、その後乾燥処理を行って布地に定着させる方法が挙げられる。なお虫忌避剤は、徐放性を有するマイクロカプセルに封入したものを使用すると、長期に亘って忌避効果を発揮させることができる。
また消臭機能、抗菌機能、抗ウイルス機能等を布状本体部2に付加するには、例えば酸化チタン系微粒子を含む液剤に生地を浸透させ、その後乾燥処理を行って布地に定着させる方法が挙げられる。
バンド部3は、本実施形態では伸縮性を有する長尺状の素材(例えばゴム紐)により形成される。バンド部3は、一端部を通し穴2aの右側端部2cに通した後、それを抜き穴2bから外側に抜き出させ、また他端部を通し穴2aの左側端部2dに通した後、それを抜き穴2bから外側に抜き出させることにより、布状本体部2に取り付けられる。
長さ調整部4は、本実施形態においては、調整本体部4aと押しボタン部4bを備えている。調整本体部4aは、不図示の貫通穴を備えている。また押しボタン部4bは、調整本体部4aから離反する向きに付勢されている。そして押しボタン部4bを調整本体部4aに向けて押圧すると、押しボタン部4bは上述した貫通穴を貫通状態にする一方、押しボタン部4bへの押圧を解除すると、上述した貫通穴は押しボタン部4bによって閉じられる。このような長さ調整部4によれば、押しボタン部4bを調整本体部4aに向けて押圧した状態でバンド部3の一端部と他端部を上述した貫通穴に通し、適度な位置で押しボタン部4bへの押圧を解除すると、調整本体部4aはその位置でバンド部3に固定される。このようにバンド部3は、調整本体部4aが取り付けられた状態において、所定の長さで輪状になる。
このような構成になる日除け1を帽子50に取り付けるには、図1に示すように、布状本体部2から露出するバンド部3を前方に位置させる。そして、輪状になったバンド部3をクラウン51に対して上方から被せ、露出するバンド部3が鍔52の上方に位置するまで日除け1を移動させる。これにより、バンド部3がクラウン51の下部外周面を周回する状態で日除け1を帽子50に取り付けることができる。また日除け1を帽子50から取り外すには、帽子50に対して日除け1を引き上げればよい。
本実施形態のバンド部3は伸縮性を有していて、調整本体部4aによって長さの調整が可能であるため、輪状になったバンド部3の周方向長さがクラウン51の周方向長さよりも若干短くなる状態で日除け1を帽子50に取り付けると、伸縮するバンド部3によって日除け1を帽子50に対して安定的に保持させることができる。また日除け1を帽子50に取り付ける作業は、上述したように輪状になったバンド部3をクラウン51に対して上方から被せるだけなので、帽子50を頭に被った状態でも簡単に行うことができる。また本実施形態の布状本体部2は、着用者の顔の右側、首の後側、及び顔の左側を覆う程度の必要最小限の大きさで形成されているため、コストを抑えることができる。
次に、図2を参照しながら本考案に係る帽子用日除けの第二実施形態について説明する。本実施形態の帽子用日除け(以下、「日除け11」と称する)も、日除け1と同様に帽子50に取り付けられる。また日除け11は、布状本体部12とバンド部13を備えている。
布状本体部12は、布状本体部2と同様の生地により形成されるものであり、また消臭機能、抗菌機能、抗ウイルス機能、防虫機能、冷感機能等の各種の機能を付加することも可能である。
本実施形態の布状本体部12は、全体的に筒状であって、右側、後側、左側の部分は、上下方向の長さが着用者の顔の右側、首の後側、及び顔の左側を覆う程度で形作られている一方、前側の部分の上下方向の長さは、それよりも短くなっている。
バンド部13は、伸縮性を有する生地であって、布状本体部12の上端部に対して輪状になるようにして縫製されている。
このような構成になる日除け11を帽子50に取り付けるには、図2に示すように、布状本体部12における上下方向の長さが短い部分を前方に位置させた状態にする。そして、バンド部13をクラウン51に対して上方から被せ、布状本体部12の前方部分が鍔52の上方に位置するまで日除け11を移動させることにより、バンド部13がクラウン51の下部外周面を周回する状態で日除け11を帽子50に取り付けることができる。
本実施形態のバンド部13も伸縮性を有しているため、輪状になったバンド部13の周方向長さをクラウン51の周方向長さよりも短くしておくことにより、日除け11を帽子50に対して安定的に保持させることができる。また日除け11では、バンド部13が全周に亘って布状本体部12に取り付けられているため、一体感のある印象を与えることができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、上記の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本考案の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、上記の実施形態における効果は、本考案から生じる効果を例示したに過ぎず、本考案による効果が上記の効果に限定されることを意味するものではない。
例えば図1に示した日除け1において、バンド部3は伸縮性を有していたが、伸縮性を殆ど持たない紐状のものでもよい。また長さ調整部4を省略し、バンド部3の一端部と他端部を結ぶことによってバンド部3の長さを調整するようにしてもよい。
1:帽子用日除け(日除け)
2:布状本体部
2a:通し穴
2b:抜き穴
2c:右側端部
2d:左側端部
3:バンド部
4:長さ調整部
4a:調整本体部
4b:押しボタン部
11:帽子用日除け(日除け)
12:布状本体部
13:バンド部
50:帽子
51:クラウン
52:鍔

Claims (5)

  1. 帽子に対して着脱可能に取り付けられる帽子用日除けであって、
    前記帽子を着用した際に頭部後方を覆う布状本体部と、
    前記布状本体部の上部に設けられ、前記帽子に取り付けた際に当該帽子のクラウンの外側を周回するバンド部と、を備える帽子用日除け。
  2. 前記バンド部は、輪状であって伸縮性を有する請求項1に記載の帽子用日除け。
  3. 前記バンド部は、前方を露出させた状態で前記布状本体部に取り付けられる請求項2に記載の帽子用日除け。
  4. 前記バンド部は、全周に亘って前記布状本体部に取り付けられる請求項2に記載の帽子用日除け。
  5. 前記布状本体部は、消臭機能、抗菌機能、抗ウイルス機能、防虫機能、及び冷感機能の何れか一つの機能を有する、請求項1〜4の何れか一項に記載の帽子用日除け。
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