JP3235684U - 日除け付き帽子 - Google Patents

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福会 尚
善昭 山田
Original Assignee
河北尚宏工芸品有限公司
株式会社ヤマショウ
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Abstract

Figure 0003235684000001
【課題】帽子への日除けの取り付け作業が行い易い日除け付き帽子を提供する。
【解決手段】日除け付き帽子1は、帽子2に対して着脱可能に取り付けられる日除け3を備え、帽子2は、クラウン2aとブリム2bとが連結する部位の内側において、少なくとも1つの輪状部2cを有し、日除け3は、紐部3bを介して日除け3の上部に取り付けられ、輪状部2cに挿通可能な細長状のボタン3cを有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、帽子に対して着脱可能に取り付けられる日除けを備える日除け付き帽子に関する。
屋外でのスポーツや園芸作業など野外で活動する際は、頭部に直射日光があたるのを防ぐために帽子を着用する。帽子に設けた鍔(ブリム)は、直射日光が顔や首にあたるのを防ぐ効果があるが、鍔の大きさが小さい場合や鍔が前方にしか設けられていない場合は、首や後頭部に直射日光があたることになる。
首などにあたる直射日光を遮るものとして、例えば特許文献1には、帽子に対して着脱可能に取り付けられる日除けを備える日除け付き帽子が示されている。このような日除け付き帽子によれば、日差しが強い夏の昼間などではこの日除けを帽子に取り付けることにより、直射日光が首などにあたるのを防ぐことができる。また、日差しが弱い一方で蒸し暑い日などでは、この日除けを帽子から取り外すことにより、帽子を快適に着用することができる。
特開2005-256195号公報 実用新案登録第3109597号公報
ところで特許文献1の日除け付き帽子は、線ファスナーによって日除けを帽子に取り付けるように構成されている。具体的には、帽子の後側縁部に線ファスナーの一方側が設けられ、日除けの上部に線ファスナーの他方側が設けられている。帽子に日除けを取り付けるにあたっては、線ファスナーの蝶棒をスライダーに挿入し、蝶棒が箱に収まるまでこれを押し込んでからスライダーを動かす作業を行う。しかし、蝶棒を挿入するスライダーの開口は比較的小さいため、挿入作業は行いにくい。また、蝶棒をスライダーの開口に挿入した後は、線ファスナーにおける複数の歯の部分を指で摘まんで蝶棒を箱に向けて押し込む作業を行うが、歯を設けた部分が撓むように変形するために真っ直ぐに押しにくく、この点でも作業性に難がある。
一方、このような線ファスナーに替えて、特許文献2に示された円板状のボタンとボタンホールとの組み合わせに基づいて、帽子に円板状のボタンを取り付け、日除けにボタンホールを設けることも考えられる。しかし、ボタンホールにボタンを通すには、日除けを捩るようにしてボタンホールを広げなければならず、この場合も帽子への取り付け作業が行い易いとは言い難い。
このような点に鑑み、本考案は、帽子への日除けの取り付け作業が行い易い日除け付き帽子を提案することを課題とする。
本考案は、帽子に対して着脱可能に取り付けられる日除けを備える日除け付き帽子であって、前記帽子は、クラウンとブリムとが連結する部位の内側において、少なくとも1つの輪状部を有し、前記日除けは、紐部を介して該日除けの上部に取り付けられ、前記輪状部に挿通可能な細長状のボタンを有する、日除け付き帽子である。
本考案の日除け付き帽子によれば、細長状のボタンは紐部を介して日除けに設けられているため、このボタンだけを指で摘まんでその端部を帽子の輪状部に通すことができる。すなわち、線ファスナーの蝶棒を箱に向けて押し込む作業が行い難かった従来の日除け付き帽子に比して、ボタンの端部を輪状部に通す作業は行いやすく、作業性に優れる。また本考案の日除けを帽子に取り付ける作業において、ボタンホールを設けた従来の日除けのようにこれを捩る必要はないため、ボタンを輪状部に容易に通すことができる。
本考案に係る日除け付き帽子の一実施形態を示した図であって、(a)は帽子に日除けを取り付ける前の斜視図であり、(b)は矢印Aに沿って見た際の矢視図である。
以下、図面を参照して、本考案に係る日除け付き帽子の一実施形態について説明する。なお、本明細書等における「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」は、日除け付き帽子を頭に被った状態における着用者にとっての位置関係をいう。
図1は、本考案に係る日除け付き帽子の一実施形態を示す。本実施形態の日除け付き帽子1は、帽子2と日除け3を備えている。
本実施形態の帽子2は、ハット型の帽子であって、頭に被った際に頭部全体を覆うクラウン2aと、クラウン2aの下端部に連結し、クラウン2aの全周に設けられたブリム2bを備えている。
クラウン2aとブリム2bは、例えば麦わらを編んで形成した帯状部材(ブレード)を螺旋状に巻き回しつつ、クラウン2aとブリム2bが形作られるように隣り合うブレード間を縫合糸で縫製する方法により形成することができる。またクラウン2aとブリム2bの形状に合せて裁断した生地を準備し、これらの生地を縫い合わせることにより形成することができる。
また帽子2は、クラウン2aとブリム2bが連結する部位の内側において、輪状部2cを備えている。輪状部2cは、例えば紐を輪状にして、紐の両端部をクラウン2aやブリム2bに縫い付けたものである。クラウン2aとブリム2bが連結する部位の内側に輪状部2cを設けることにより、帽子2のみ被った状態でも輪状部2cが目立ちにくくなる。
輪状部2cは、少なくとも1つ設けられるものである。本実施形態においては、合計3つの輪状部2cが、帽子2の左側、後側、右側にそれぞれ1つ設けられている。輪状部2cの大きさ(直径)は、一例として1cm程度である。
日除け3は、布状本体部3aと、紐部3bと、細長状ボタン3cを備えている。
布状本体部3aは、動物性或いは植物性の天然繊維(例えば綿、麻等)や合成繊維(例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン等)、或いはこれらを混紡した繊維を使用して織布や不織布として構成した生地により形成される。布状本体部3aは、後述する手順で日除け3を帽子2に取り付けた際、着用者の顔の右側、首の後側、及び顔の左側を覆う程度の大きさで形成されている。
布状本体部3aには、使用した生地の繊維自体の構成や浸透させた薬剤等により、消臭機能、抗菌機能、抗ウイルス機能、防虫機能、冷感機能等の各種の機能を付加することが可能である。
例えば冷感機能を布状本体部3aに付加するには、肌が触れた際に肌の熱を生地に素早く移動させることができる熱伝導率や熱拡散率が高い生地(接触冷感に優れる生地)や、肌の汗を吸い取ったり、水に浸したりして生地に水分を含ませ、その水分を素早く蒸発させて気化熱を急速に奪うことができる生地を使用する。具体的には、キュプラとポリエステルで構成される複合繊維(例えば、旭化成株式会社製のペアクール(登録商標)等)を使用したもの、ポリエステルとエバールとの複合繊維(例えば株式会社クラレ製のソフィスタ(登録商標)等)を使用したもの、ポリエチレン繊維(例えば東洋紡績株式会社のアイスマックス(登録商標)等)、マイカ鉱石を蒸着したナイロンとレーヨンを組み合わせたもの、中空糸のように繊維自体に空隙を持たせたり、隣接する繊維間に空隙を持たせたりして毛細管現象を発現させるもの(例えば帝人株式会社製のウェーブロン(登録商標)等)を使用すればよい。
また布状本体部3aに防虫機能を付加するには、虫忌避剤を含む溶剤に布地を漬けて浸透させ、その後乾燥処理を行って布地に定着させる方法が挙げられる。なお虫忌避剤は、徐放性を有するマイクロカプセルに封入したものを使用すると、長期に亘って忌避効果を発揮させることができる。
また消臭機能、抗菌機能、抗ウイルス機能等を布状本体部3aに付加するには、例えば酸化チタン系微粒子を含む液剤に生地を浸透させ、その後乾燥処理を行って布地に定着させる方法が挙げられる。
布状本体部3aの上部には、紐部3bを介して細長状ボタン3cが取り付けられている。紐部3bの長さは、一例として1cm程度である。また細長状ボタン3cは、一例として短辺方向長さが0.5cm程度であり、長辺方向長さが2cm程度である。本実施形態の紐部3bと細長状ボタン3cは、布状本体部3aの上部中央部と上部両端部に一つずつ設けられている。
このような構成になる日除け3を帽子2に取り付けるにあたっては、細長状ボタン3cの何れかの端部が露出する状態でこれを指で持ち、そのまま細長状ボタン3cの端部を輪状部2cに挿入する。その後は、反対側の端部が輪状部2cを通過するように細長状ボタン3cを動かすことにより、細長状ボタン3cを輪状部2cに引っ掛けることができる。そして残り2つの輪状部2cにも細長状ボタン3cを引っ掛けることにより、日除け3を帽子2に取り付けることができる。なお、線ファスナーを用いた日除け付き帽子においては蝶棒を箱に向けて押し込む作業が行い難く、また円板状のボタンをボタンホールに通す日除け付き帽子においては、日除けを捩るようにしてボタンホールを広げなければボタンを通すことが難しかったが、本実施形態の日除け付き帽子1によれば、これら従来の日除け付き帽子よりも日除け3を帽子2に簡単に取り付けることができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、上記の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本考案の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、上記の実施形態における効果は、本考案から生じる効果を例示したに過ぎず、本考案による効果が上記の効果に限定されることを意味するものではない。
例えば輪状部2c及びこれに対応する紐部3bと細長状ボタン3cの数は、任意に変更可能である。また上述した帽子2は、ブリム2bが全周に設けられたハット型であったが、ブリム2bが前側に設けられたキャップ型の帽子2を採用してもよい。
1:日除け付き帽子
2:帽子
2a:クラウン
2b:ブリム
2c:輪状部
3:日除け
3a:布状本体部
3b:紐部
3c:細長状ボタン

Claims (1)

  1. 帽子に対して着脱可能に取り付けられる日除けを備える日除け付き帽子であって、
    前記帽子は、クラウンとブリムとが連結する部位の内側において、少なくとも1つの輪状部を有し、
    前記日除けは、紐部を介して該日除けの上部に取り付けられ、前記輪状部に挿通可能な細長状のボタンを有する、日除け付き帽子。
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