JP2021123822A - 帽子 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比して通気性がよく、快適に使用することが可能な帽子を提供する。
【解決手段】本発明の帽子1は、帯状部材7をまき回して長手縁部でこれらを結合して、着用者の頭部上方を覆うトップクラウン2と、トップクラウン2に結合するとともに着用者の頭部を周回するサイドクラウン3と、サイドクラウン3に結合するプリム4とを形成するものであって、帯状部材7は、少なくともサイドクラウン3の一部を構成する目の詰まった第一帯状部材8と、長手方向に複数の開口11を有するとともにサイドクラウン3の残部を構成する第二帯状部材9と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は頭部に被る帽子に関する。
頭部に被る帽子に関し、例えば特許文献1には、帯状になる部材(ブレード)を螺旋状に巻回しながら隣り合うブレード間を縫合糸で縫製し、トップクラウンやサイドクラウン、プリム等を形成して麦わら帽子の如き形状に仕上げる技術が示されている。
また、特許文献2には、ブレードを巻回しながら帽子を形成する技術に加え、帽子を所望の形状に維持するべく、ブレードを構成する紐状の素材として形状保持モノフィラメントを使用する技術も示されている。
実開平06−012433号公報 特開2005−015960号公報
ところで特許文献1、2に記載の帽子は、螺旋状に巻き回されたブレードが隙間なく重なるように縫製されている。またブレードを形成する紐状の素材も目が詰まった状態で編まれている。このため、編まれた紐状の素材同士の間に僅かな隙間(紐状となる素材の外形に対して小さい隙間)ができるとはいっても、通気性はそれ程よいわけではない。このため、帽子の内側に熱がこもりやすくなるうえ、こもった熱で頭部に汗をかきやすくなり、不快に感じることがあった。
本発明はこのような問題点を解決することを課題とするものであり、帯状部材をまき回してこれらを結合して形成する帽子において、従来に比して通気性がよく、快適に使用することが可能な帽子を提供することを目的とする。
本発明は、帯状部材をまき回して長手縁部でこれらを結合して、着用者の頭部上方を覆うトップクラウンと、該トップクラウンに結合するとともに着用者の頭部を周回するサイドクラウンと、該サイドクラウンに結合するプリムとを形成してなる帽子であって、前記帯状部材は、少なくとも前記サイドクラウンの一部を構成する目の詰まった第一帯状部材と、長手方向に複数の開口を有するとともに該サイドクラウンの残部を構成する第二帯状部材と、を含む帽子である。
このような帽子にあっては、前記第二帯状部材は、横断面形状が扁平状になる紐材を編んで前記開口を形成することが好ましい。
またこのような帽子において、前記第二帯状部材は、該第二帯状部材における両側の長手縁部となる右側縁部及び左側縁部と、前記開口が長手方向に並ぶ中間部とを有し、編まれた前記紐材は、前記右側縁部に向かって斜めに延在し該右側縁部で折り返された後に前記左側縁部に向かって斜めに延在する第一部分と、前記第一部分に連結するとともに前記左側縁部に向かって斜めに延在し該左側縁部で折り返された後に前記中間部に向かって斜めに延在する第二部分と、前記第二部分に連結するとともに前記中間部に向かって斜めに延在し該中間部の左側端部で折り返された後に前記左側縁部に向かって斜めに延在する第三部分と、前記第三部分に連結するとともに前記左側縁部に向かって斜めに延在し該左側縁部で折り返された後に前記右側縁部に向かって斜めに延在する第四部分と、前記第四部分に連結するとともに前記右側縁部に向かって斜めに延在し該右側縁部で折り返された後に前記中間部に向かって斜めに延在する第五部分と、前記第五部分に連結するとともに前記中間部に向かって延在し該中間部の右側端部で折り返された後に前記右側縁部に向かって斜めに延在する第六部分と、を備えることが好ましい。
そして前記サイドクラウンは、横断面形状が楕円状であることが好ましい。
更に、着用者の頭部に当接して前記トップクラウンと該頭部との間に隙間を区画する内側部材を備え、該内側部材は、前記サイドクラウン又は前記プリムに対して着脱可能に保持されることが好ましい。
本発明の帽子は、長手方向に複数の開口を有する第二帯状部材でサイドクラウンの残部を構成していて、この開口を通して空気を出入りさせることができる。このため、目の詰まった帯状部材のみを使用した従来の帽子に比して通気性がよく、快適に使用することができる。
本発明に従う帽子の一実施形態を示す表側の斜視図、及び部分拡大図である。 第二帯状部材について説明するための図であって、(a)は編まれた複数の紐材を表側から示した図であり、(b)は(a)における1本の紐材(ハッチングを付して示した紐材)のみを示した図である。 (a)は図1に示す帽子の裏側を示した底面図であり、(b)は(a)に示すB−Bに沿う断面図である。 内側部材を着脱するための部材の変形例を示した図である。 内側部材の変形例を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明に従う帽子の一実施形態について説明する。なお、本明細書等における「前」、「後」、「上」、「下」の関係は、着用者が頭に被った状態における着用者にとっての位置関係をいう。
図1の符号1は、本発明に従う帽子の一実施形態を示す。本実施形態の帽子1は、トップクラウン2と、サイドクラウン3、プリム4を備えている。帽子1の裏側には、図3に示すように、裏地5と内側部材6が設けられている。
トップクラウン2は、着用者の頭部上方を覆うものであり、サイドクラウン3は、着用者の頭部側方を取り囲むように頭部を周回するものである。サイドクラウン3は、トップクラウン2の外縁に結合していて、全体として概略伏せ椀状になるように形作られている。本実施形態のサイドクラウン3は、図3(a)に示すように、横断面形状が楕円状になるように(前後方向の長さが左右方向よりも長い楕円状になるように)形作られている。またサイドクラウン3の前方には、図1に示すように両側部を内側に凹ませるようにしてフロントピンチを設けている。なお、フロントピンチの有無は任意であって、着用者の好み等に応じて適宜設ければよい。
プリム4は、サイドクラウン3の下端部から外側に突き出すようにして全周に亘って設けられている。またプリム4は全周に亘って設けられていなくても(周方向の一部に設けられていても)よく、例えば前方のみに設けてもよい。
トップクラウン2、サイドクラウン3、及びプリム4は、帯状部材7により形成されている(図1(b)参照)。本実施形態の帯状部材7は、第一帯状部材8と第二帯状部材9の2種類で構成されている。第一帯状部材8と第二帯状部材9は、ともに同一の素材である紐材10(本実施形態では横断面形状が扁平状になる麦わら)を使用する一方、編み方を変えることによって異なる種類としている。
第一帯状部材8は、扁平状になる紐材10を、その幅の広い側が第一帯状部材8の表裏となるように(紐材10の幅の狭い側が第一帯状部材8の厚みとなるように)使用して、複数本の紐材10が互いに交差して目が詰まるように編まれている。なお、本明細書等で「目が詰まる」とは、第一帯状部材8を構成する編まれた紐材10同士の間に隙間がない(若干の隙間があっても、紐材10の幅に対して隙間は小さい)ことをいう。なお、このように目の詰まる編み方は従前のブレードと同様であるため、詳細な説明は省略する。
第二帯状部材9は、長手方向に複数の開口11を有している。本実施形態の第二帯状部材9は、第一帯状部材8と同様に、扁平状になる紐材10を、その幅の広い側が第二帯状部材9の表裏となるように(紐材10の幅の狭い側が第二帯状部材9の厚みとなるように)使用して編まれている。
図2(a)は、紐材10を編んで形成した第二帯状部材9を表側から示した図である。本実施形態の第二帯状部材9は、11本の紐材10(紐材10<1>〜紐材10<11>)を使って編まれている。なお、編んでいる途中で紐材10の長さが足りなくなると、短くなった元の紐材10を補うように新たな紐材10を編み込んでいるため、この部位において紐材10の数は変動する。ここで図2(a)において塗りつぶして示した三角形状の部位は、開口11を示している。またハッチングを付して示した部位は、或る1本の紐材10(紐材10<1>)を示している。そして図2(b)は、そのハッチングを付して示した紐材10<1>のみを示した図である。
ここで、編まれた紐材10<1>について詳細に説明する。なお図2に示すように、第二帯状部材9の両側の長手縁部を右側縁部12と左側縁部13と称し、開口11が向かい合わせになるようにして長手方向に並ぶ部位を中間部14と称することとする。
紐材10<1>は、図2(b)に示すように、右側縁部12に向かって斜めに延在し右側縁部12で折り返された後に左側縁部13に向かって斜めに延在する第一部分15と、第一部分15に連結するとともに左側縁部13に向かって斜めに延在し左側縁部13で折り返された後に中間部14に向かって斜めに延在する第二部分16と、第二部分16に連結するとともに中間部14に向かって斜めに延在し中間部14の左側端部で折り返された後に左側縁部13に向かって斜めに延在する第三部分17と、第三部分17に連結するとともに左側縁部13に向かって斜めに延在し左側縁部13で折り返された後に右側縁部12に向かって斜めに延在する第四部分18と、第四部分18に連結するとともに右側縁部12に向かって斜めに延在し右側縁部12で折り返された後に中間部14に向かって斜めに延在する第五部分19と、第五部分19に連結するとともに中間部14に向かって延在し中間部14の右側端部で折り返された後に右側縁部12に向かって斜めに延在する第六部分20と、を備える。
本実施形態の第二帯状部材9を構成する11本の紐材10は、編まれた状態が全て図2(b)に示す紐材10<1>と同様であって、編んでいく進行方向に向かって紐材10<1>〜紐材10<11>の順で1本ずつずれていき、紐材10<11>の次には再び紐材10<1>が出現するように編まれている。このようにして編むことにより、図2(a)に示すように中間部14を除く部位においては、第一帯状部材8と同様に目の詰まった状態になる一方、中間部14においては、1辺の長さが紐材10の幅と略同等になる三角形状の開口11を、図示したように向かい合わせの状態で長手方向に並ぶようにして設けることができる。
なお紐材10は、本実施形態で採用した麦わらに限られず、その他の植物をはじめとする天然由来の素材や、ナイロンなどの合成樹脂由来の素材などでもよい。また第二帯状部材9に開口11を設ける手段も適宜変更可能であって、上記とは別の編み方で第二帯状部材9に開口11を設けてもよいし、メッシュ生地を使用して第二帯状部材9としてもよい。
そして図1に示すように、トップクラウン2とサイドクラウン3の上部3aは、第一帯状部材8を螺旋状にまき回しつつ隣り合う第一帯状部材8が隙間なく重なるようにした状態で、第一帯状部材8の長手縁部を縫製することによって形成されている。またサイドクラウン3の下部3bとプリム4も、第一帯状部材8を螺旋状にまき回しつつ隣り合う第一帯状部材8が隙間なく重なるようにした状態で、第一帯状部材8の長手縁部を縫製することによって形成されている。そしてサイドクラウン3の上部3aと第二帯状部材9の右側縁部12を縫製し、サイドクラウン3の下部3bと第二帯状部材9の左側縁部13を縫製してこれらを結合させることにより、サイドクラウン3に開口11が複数設けられた帽子1の基本部分を形成することができる。
このような帽子1の基本部分に対し、図3に示すようにプリム4の裏側には裏地5が縫製されている。裏地5は、濃色系(例えば黒、焦げ茶、紺等)の色彩となる生地によって形成されている。裏地5に使用する生地に特に限定はなく、例えば動物性或いは植物性の天然繊維(例えば綿、麻等)や合成繊維(例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン等)、或いはこれらを混紡した繊維を使用して織布や不織布として構成したものを採用することができる。
内側部材6は、図3(b)に示すように、本実施形態ではメッシュ生地で伏せ椀状になるように形成された本体部21を備えている。本体部21は、図3(b)に示すように最もトップクラウン2に近づいた状態でも、トップクラウン2には接触しない大きさで形成されている。すなわち帽子1を着用した際、頭部とトップクラウン2との間には隙間ができるようにしている。
また内側部材6における本体部21の下部内周面には、帯状のスベリ22が設けられている。スベリ22は、一般的に使用される生地を使用して形成してもよいし、冷感を呈する生地で形成してもよい。ここで冷感を呈する生地とは、肌が触れた際に肌の熱を生地に素早く移動させることができる熱伝導率や熱拡散率が高い生地(接触冷感に優れる生地)や、肌の汗を吸い取ったり、水に浸したりして生地に水分を含ませ、その水分を素早く蒸発させて気化熱を急速に奪うことができる生地を意味する。具体的には、キュプラとポリエステルで構成される複合繊維(例えば、旭化成株式会社製のペアクール(登録商標)等)を使用したもの、ポリエステルとエバールとの複合繊維(例えば株式会社クラレ製のソフィスタ(登録商標)等)を使用したもの、ポリエチレン繊維(例えば東洋紡績株式会社のアイスマックス(登録商標)等)、マイカ鉱石を蒸着したナイロンとレーヨンを組み合わせたもの、中空糸のように繊維自体に空隙を持たせたり、隣接する繊維間に空隙を持たせたりして毛細管現象を発現させるもの(例えば帝人株式会社製のウェーブロン(登録商標)等)を挙げることができる。
帽子1の縫製は、各種の糸を使用することが可能であるが、スベリ22を縫製する際は消臭効果を有する消臭糸を使用することが好ましい。また消臭糸に替えて、又は併用して、消臭効果を有する帯状の消臭テープ(デオドラントテープ)をスベリ22の裏側に設けてもよい。このようにスベリ22の裏側に消臭テープを設けることにより、スベリ22による水分を吸収する効果を維持しつつ、消臭効果を発揮させることができる。
内側部材6は、裏地5に対して着脱することが可能である。本実施形態では図3(b)に示すように、裏地5の内縁部と内側部材6の外縁部に複数の点ファスナー23(一方が雄型で他方が雌型のスナップボタン)を設けていて、これにより帽子1に対して内側部材6を、取り付けたり取り外したりすることができる。
なお、内側部材6を着脱できるものとしては、例えば図4(a)に示すような線ファスナー24(内側部材6を取り付ける相手側と内側部材6のそれぞれにエレメント(務歯)を線状に並べて配設し、これらの間に設けたスライダーを動かすことで、内側部材6と相手側とのエレメントが結合又は離反する)を設けてもよいし、図4(b)に示すような面ファスナー25(一方が輪状部材を並べたシートで他方が爪状部材を並べたシート)を設けてもよい。なお内側部材6は、図4(a)、(b)に示すように、裏地5を介さずにプリム4に対して直接着脱できるようにしてもよいし、サイドクラウン3に対して着脱できるようにしてもよい。
このように構成される帽子1を被ると、上述したように内側部材6が頭部に当接するため、トップクラウン2と頭部との間には、図3に示すように隙間が生じることになる。またサイドクラウン3には、第二帯状部材9に含まれる開口11があいている。このため、帽子1を被った際に頭部の熱は、上述した隙間に放出された後、開口11を通過する空気によって帽子1の外側に排出される。すなわち本実施形態の帽子1によれば、頭部の熱が帽子1の内側にこもりにくくなる効果が得られる。
また本実施形態の帽子1によれば、スベリ22によって頭部の汗を吸収して湿気を取り除くことができるため、不快感を抑えることができる。特に、冷感を呈する生地でスベリ22を形成する場合は、頭部の熱をスベリ22に素早く移動させて冷たく感じさせたり、スベリ22で吸収した汗が蒸発する際の気化熱によって冷感を与えたりすることができるため、不快感を取り除くことができる。更に、本実施形態の裏地5は濃色系であって、裏地5で紫外線を吸収することができるため、地面から照り返す太陽光を吸収して顔への紫外線の影響を抑える効果も得られる。また上述したように本実施形態のサイドクラウン3は、横断面形状が楕円状になるように(前後方向の長さが左右方向よりも長くなるように)形作られている。一般にヒトの頭部は前後方向が左右方向よりも長いため、サイドクラウン3を楕円状とすることによって、頭部に被った際のフィット性がよくなる。そして、暑い屋外で帽子1を被ったときなどは、内側部材6を取り外して洗濯することができるため、清潔さを保つことができる。
内側部材6は、図3に示した実施形態ではメッシュ生地で形成していたが、これに限られるものではなく、例えば図5に示すような十字状になる内側部材26でもよい。このような十字状の内側部材26を使用する場合には、頭部との接触面積が減るため、髪型が崩れにくくなる効果が得られるうえ、頭部に対して部分的に接触するため、内側部材26と頭部との間での熱のこもりを極力抑えることができる。また図示は省略するが、内側部材を頭部の後方(首の後方)や顔の側方を覆う程度に広げれば、日除けの効果を持たせることもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上記の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、上記の実施形態における効果は、本発明から生じる効果を例示したに過ぎず、本発明による効果が上記の効果に限定されることを意味するものではない。
例えば本実施形態において、トップクラウン2とサイドクラウン3の上部3a、及びサイドクラウン3の下部3bとプリム4は、1本の第一帯状部材8を螺旋状にまき回しつつ隣り合う第一帯状部材8が隙間なく重なるようにした状態で、第一帯状部材8の長手縁部を縫製することによって形成されているが、円環状にまき回した第一帯状部材8を複数準備し、それらを幅方向にずらしつつ長手縁部で縫製するようにしてもよい。またサイドクラウン3において第二帯状部材9を設ける位置も任意であり、トップクラウン2との連結部に配置してもよいしプリム4との連結部に配置してもよい。また本実施形態の第二帯状部材9は、サイドクラウン3を一周するものであったが、周方向に部分的に設けてもよいし二周以上(複数の第二帯状部材9が幅方向(サイドクラウン3の上下方向)に隣接していてもよいし、間隔をあけていてもよい)設けてもよい。
1:帽子
2:トップクラウン
3:サイドクラウン
3a:上部
3b:下部
4:プリム
5:裏地
6:内側部材
7:帯状部材
8:第一帯状部材
9:第二帯状部材
10:紐材
11:開口
12:右側縁部
13:左側縁部
14:中間部
15:第一部分
16:第二部分
17:第三部分
18:第四部分
19:第五部分
20:第六部分
21:本体部
22:スベリ
23:点ファスナー
24:線ファスナー
25:面ファスナー
26:内側部材
本発明は、帯状部材をまき回して長手縁部でこれらを結合して、着用者の頭部上方を覆うトップクラウンと、該トップクラウンに結合するとともに着用者の頭部を周回するサイドクラウンと、該サイドクラウンに結合するプリムとを形成してなる帽子であって、前記帯状部材は、少なくとも前記サイドクラウンの一部を構成する目の詰まった第一帯状部材と、長手方向に複数の開口を有するとともに該サイドクラウンの残部を構成する第二帯状部材と、を含み、前記第二帯状部材は、横断面形状が扁平状になる紐材を編んで前記開口を形成してなり、前記第二帯状部材は、該第二帯状部材における両側の長手縁部となる右側縁部及び左側縁部と、前記開口が長手方向に並ぶ中間部とを有し、編まれた前記紐材は、前記右側縁部に向かって斜めに延在し該右側縁部で折り返された後に前記左側縁部に向かって斜めに延在する第一部分と、前記第一部分に連結するとともに前記左側縁部に向かって斜めに延在し該左側縁部で折り返された後に前記中間部に向かって斜めに延在する第二部分と、前記第二部分に連結するとともに前記中間部に向かって斜めに延在し該中間部の左側端部で折り返された後に前記左側縁部に向かって斜めに延在する第三部分と、前記第三部分に連結するとともに前記左側縁部に向かって斜めに延在し該左側縁部で折り返された後に前記右側縁部に向かって斜めに延在する第四部分と、前記第四部分に連結するとともに前記右側縁部に向かって斜めに延在し該右側縁部で折り返された後に前記中間部に向かって斜めに延在する第五部分と、前記第五部分に連結するとともに前記中間部に向かって延在し該中間部の右側端部で折り返された後に前記右側縁部に向かって斜めに延在する第六部分と、を備える帽子である。

Claims (5)

  1. 帯状部材をまき回して長手縁部でこれらを結合して、着用者の頭部上方を覆うトップクラウンと、該トップクラウンに結合するとともに着用者の頭部を周回するサイドクラウンと、該サイドクラウンに結合するプリムとを形成してなる帽子であって、
    前記帯状部材は、少なくとも前記サイドクラウンの一部を構成する目の詰まった第一帯状部材と、長手方向に複数の開口を有するとともに該サイドクラウンの残部を構成する第二帯状部材と、を含む帽子。
  2. 前記第二帯状部材は、横断面形状が扁平状になる紐材を編んで前記開口を形成してなる請求項1に記載の帽子。
  3. 前記第二帯状部材は、該第二帯状部材における両側の長手縁部となる右側縁部及び左側縁部と、前記開口が長手方向に並ぶ中間部とを有し、
    編まれた前記紐材は、
    前記右側縁部に向かって斜めに延在し該右側縁部で折り返された後に前記左側縁部に向かって斜めに延在する第一部分と、
    前記第一部分に連結するとともに前記左側縁部に向かって斜めに延在し該左側縁部で折り返された後に前記中間部に向かって斜めに延在する第二部分と、
    前記第二部分に連結するとともに前記中間部に向かって斜めに延在し該中間部の左側端部で折り返された後に前記左側縁部に向かって斜めに延在する第三部分と、
    前記第三部分に連結するとともに前記左側縁部に向かって斜めに延在し該左側縁部で折り返された後に前記右側縁部に向かって斜めに延在する第四部分と、
    前記第四部分に連結するとともに前記右側縁部に向かって斜めに延在し該右側縁部で折り返された後に前記中間部に向かって斜めに延在する第五部分と、
    前記第五部分に連結するとともに前記中間部に向かって延在し該中間部の右側端部で折り返された後に前記右側縁部に向かって斜めに延在する第六部分と、を備える請求項2に記載の帽子。
  4. 前記サイドクラウンは、横断面形状が楕円状である請求項1〜3の何れか一項に記載の帽子。
  5. 着用者の頭部に当接して前記トップクラウンと該頭部との間に隙間を区画する内側部材を備え、該内側部材は、前記サイドクラウン又は前記プリムに対して着脱可能に保持される請求項1〜4の何れか一項に記載の帽子。
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