JP3219240B2 - 通信処理方法及び装置 - Google Patents

通信処理方法及び装置

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JP3219240B2
JP3219240B2 JP14400296A JP14400296A JP3219240B2 JP 3219240 B2 JP3219240 B2 JP 3219240B2 JP 14400296 A JP14400296 A JP 14400296A JP 14400296 A JP14400296 A JP 14400296A JP 3219240 B2 JP3219240 B2 JP 3219240B2
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真一郎 後藤
正幸 清原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクションオリ
エンテッドな通信処理において、電文の送受信,プロト
コルを処理し、その電文処理を行う通信処理技術に関す
るものである。
【0002】コネクションオリエンテッドな通信処理と
は、通信相手と情報を交換する(送受信)前に、通信コ
ネクション(通信経路)を予め設定しておくことによ
り、情報を交換する際にはその通信コネクションを使用
して(コネクションIDを指定する)相手と送受するこ
とである。反対にコネクションレス型通信では、情報の
変換の都度、通信経路を探すため、処理のオーバヘッド
が生じ易い。
【0003】
【従来の技術】従来のコネクションオリエンテッドな通
信処理では、通信コネクションごとに通信処理装置を設
置し、管理する方法と、1つの通信処理装置で複数の通
信コネクションの管理を行う方法の2つがある。
【0004】リアルタイム通信処理を必要とする大規模
通信システムでは、後者の方法で通信コネクションの管
理を行う方が望ましい。
【0005】図6は、従来の通信処理装置と通信コネク
ションとの関係を示す図である。図6において、1は通
信処理装置、21,22,23,……は通信コネクショ
ン、で、2はこれらの総称である。31,32,33,
……は通信端末装置で、3はこれらの総称である。通信
処理装置1は、通信端末装置31,32,33,……か
らのコネクション設定/解放のそれぞれの要求を受け付
け、通信コネクション21,22,23,……の設定/
解放を行い、複数の通信コネクション21,22,2
3,……内で発生する電文に関して演算処理を行う。
【0006】従来は、ある通信コネクション21に関す
る電文を処理している最中に、演算処理に予期せぬ値が
算出されてしまった場合や処理矛盾が発生した場合、通
信処理装置1は装置の異常が発生したとして全通信コネ
クションを異常終了させてしまっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、全く障害の発生していない他の通信コネクショ
ン22,23,……をも同時に異常終了させてしまい、
通信処理装置1を再スタート後、改めて通信コネクショ
ン22,23,……を設定し直すことになるため、非効
率的であった。
【0008】本発明の目的は、複数の通信コネクション
が設定されているとき、異常が発生した場合、異常が発
生した通信コネクションのみ解放して異常が発生しない
通信コネクションは解放しないようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信処理方
法は、 (a)複数の通信コネクションからの、プロトコルデー
タユニットコード部と、ビット列の基本符号化形式(T
LV)の組み合わせで構成されるメッセージ部とからな
電文を受信し、 (b)受信順に前記電文をメモリに記憶し、 (c)前記メモリから記憶された前記電文を受信順に読
み込み、 (d)前記電文の構文解釈をして解釈内容に添って演算
処理を行い、 (e)処理結果が正常な値であれば処理結果を該当通信
コネクションに送信し、次の電文の読み込みに移り、 (f)処理結果が異常な値であれば、該当通信コネクシ
ョンの情報を削除し、該当通信コネクションのみを解放
するとともに、該当通信コネクションが解放されたこと
を利用者に通知し、次の前記電文の読み込みに移り、前
記メモリに記憶された前記電文がなくなるまで前記
(a)〜(f)の処理を繰り返すようにしたことを特徴
としている。
【0010】本発明にかかる通信処理装置は、通信コネ
クションが設定されるごとに、通信コネクションの情報
を管理するコネクション情報管理部と、通信コネクショ
ンごとの、プロトコルデータユニットコード部と、ビッ
ト列の基本符号化形式(TLV)の組み合わせで構成さ
れるメッセージ部とからなる電文とその状態を管理する
電文管理部と、通信コネクションごとの前記電文に関す
る演算処理を行う演算部と、通信コネクションごとの
電文に関する演算処理中に異常が発生した場合、当該
通信コネクションの情報を全てクリアし、通信コネクシ
ョンを解放するコネクション制御部と、通信コネクショ
ンが解放されたことを利用者に通知する通知部と、を備
えたことを特徴としている。
【0011】本発明は、通信コネクションごとに情報管
理を行っており、通信処理を通信コネクションごとに区
別することができるため、ある通信コネクションに関す
る通信処理中の異常が発生した場合、その通信コネクシ
ョンに関する情報のみを削除することにより、装置をダ
ウンさせず、他の通信コネクションに影響を与えずにそ
の異常に対処することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
すブロック図、図2は、コネクション設定手順の一例を
示すシーケンス図、図3は、通信処理装置10の電文処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【0013】図1において、10は本発明による通信処
理装置、2は通信コネクション、21,22,23は個
別の通信コネクション、3は通信端末装置、31,3
2,33は個別の通信端末装置で、これらは図6と同じ
である。11はコネクション情報管理部、12は電文管
理部、13は演算部、14はコネクション制御部、15
は通知部を示す。次に動作について説明する。
【0014】コネクション制御部14は、通信端末装置
31,32,……からのコネクション設定/解放要求を
受け付け、それぞれ通信コネクション21,22,……
を設定/解放する。設定された通信コネクションの情報
はコネクション情報管理部11で管理される。電文管理
部12では、通信コネクション21,22,……から受
信した電文を受け付け、メモリバッファ(図示せず)に
記憶しておく。演算部13では、電文管理部12で受信
した電文を順に読み出し、演算処理を行う。通知部15
は、通信コネクション21の設定/解放を通信処理装置
10の利用者(オペレータ)に通知する。
【0015】図2は、コネクション設定手順の一例を示
すシーケンス図であり、P1〜P3は各手順を示す。ス
テップ(P1)では、まず通信端末装置3から通信処理
装置10へ通信コネクションの設定要求が送信される。
通信コネクションの設定要求を受信した通信処理装置1
0では、ステップ(P2)により、通信コネクションの
情報をコネクション情報管理部11に記録する。これに
より、通信コネクションが設定され、ステップ(P3)
により、通信端末装置3にその旨を報告する。
【0016】図3は、通信処理装置10の電文処理手順
の一例を示すフローチャートである。なお、(S1)〜
(S8)は各ステップを示す。電文管理部12は、ステ
ップ(S1)で、各通信コネクション2からの電文を受
け付け、ステップ(S2)で、受信順に電文をメモリに
記憶する。そして演算部13は、ステップ(S3)で、
メモリから記憶された電文を受信順に読み込み、ステッ
プ(S4)で演算処理を行う。
【0017】いま、ステップ(S5)において、ある通
信コネクション21から受信した電文に関する演算処理
を行った結果、異常な値が算出されたとする。このと
き、演算部13では、当該通信コネクション21に異常
が起ったものと判断する。すると、ステップ(S6)に
おいて、コネクション制御部14では、コネクション情
報管理部11に管理されている通信コネクション21の
情報を削除する。これにより、通信処理上、通信コネク
ション21は解放されたものと見なされる。そして、ス
テップ(S7)において、通知部15は、通信コネクシ
ョン21が解放されたことを通信処理装置10の利用者
に通知する。また、ステップ(S5)において、異常な
値が検出されないときは、処理結果を該当通信コネクシ
ョンに送信し(S8)、ステップ(S3)に戻る。この
操作を1つのプロセス毎に行う。
【0018】次に、電文処理の具体例について図4,図
5を参照して説明する。
【0019】図4は、処理対象である電文40の一例を
示すもので、プロトコルデータユニットコード部41
と、メッセージ部42とからなる。
【0020】〈構文解釈〉例えば、図4のメッセージ部
42は、図5(a)のようなビット列の基本符号化形式
(TLV形式)の組合せで構成されている。これを図5
(b)のようにソフトウェアが演算しやすい形式(構造
体等)に解釈変換する。
【0021】〈演算処理および処理結果の判断例〉 (1) 例えば、プロトコルデータユニットコード部4
1にあるコマンドがプロトコルとして許されているコマ
ンドの種類か否か、(2)メッセージ部42にあるパラ
メータが許可されている種類,値の範囲内か、上記の結
果、異常があればその通信コネクションのみ解放し、
「異常であることの通知」を利用者に行う。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる通
信処理方法および装置は、通信コネクションごとに情報
管理を行っており、通信処理を通信コネクションごとに
区別して通信コネクションごとの電文処理を可能とし、
また、処理中の異常を、当該コネクションの情報を削除
することで、他のコネクションに影響を与えることなく
対処することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態におけるコネクション設定手順
の一例を示すシーケンス図である。
【図3】図1の実施形態における通信処理装置の電文処
理手順の一例を示すフローチャート図である。
【図4】図1の実施形態における通信処理装置の電文処
理を説明するための電文の一例を示す図である。
【図5】図4の電文処理を説明するための図である。
【図6】従来の通信処理装置と通信コネクションとの関
係を示す図である。
【符号の説明】
2 通信コネクション 3 通信端末装置 10 通信処理装置 11 コネクション情報管理部 12 電文管理部 13 演算部 14 コネクション制御部 15 通知部 40 電文 41 プロトコルデータユニットコード部 42 メッセージ部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/04 H04L 29/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのプロセスで複数の通信コネクショ
    ンを管理し、これらの通信コネクションごとに発生す
    る、プロトコルデータユニットコード部と、ビット列の
    基本符号化形式(TLV)の組み合わせで構成されるメ
    ッセージ部とからなる電文を処理する通信処理方法にお
    いて、 (a)複数の通信コネクションからの前記電文を受信
    し、 (b)受信順に前記電文をメモリに記憶し、 (c)前記メモリから記憶された前記電文を受信順に読
    み込み、 (d)前記電文の構文解釈をして解釈内容に添って演算
    処理を行い、 (e)処理結果が正常な値であれば処理結果を該当通信
    コネクションに送信し、次の電文の読み込みに移り、 (f)処理結果が異常な値であれば、該当通信コネクシ
    ョンの情報を削除し、該当通信コネクションのみを解放
    するとともに、該当通信コネクションが解放されたこと
    を利用者に通知し、次の前記電文の読み込みに移り、 前記メモリに記憶された前記電文がなくなるまで前記
    (a)〜(f)の処理を繰り返すことを特徴とする通信
    処理方法。
  2. 【請求項2】 複数の通信コネクションを管理し、これ
    らの通信コネクションごとに発生する、プロトコルデー
    タユニットコード部と、ビット列の基本符号化形式(T
    LV)の組み合わせで構成されるメッセージ部とからな
    る電文を処理する通信処理装置において、 通信コネクションが設定されるごとに、その通信コネク
    ションの情報を管理するコネクション情報管理部と、 通信コネクションごとの前記電文とその状態を管理する
    電文管理部と、 通信コネクションごとの前記電文に関する演算処理を行
    う演算部と、 通信コネクションごとの前記電文に関する演算処理中に
    異常が発生した場合、当該通信コネクションの情報を全
    てクリアし、その通信コネクションのみを解放するコネ
    クション制御部と、 前記通信コネクションが解放されたことを利用者に通知
    する通知部と、 を備えたことを特徴とする通信処理装置。
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