JP3204187B2 - 通信システムにおける管理情報通信方法、交換機および管理情報通信のための変換プログラムを記憶した記録媒体 - Google Patents
通信システムにおける管理情報通信方法、交換機および管理情報通信のための変換プログラムを記憶した記録媒体Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、交換機相互間お
よび交換機とネットワークの間のＴＭＮ（Telecommunic
ation Management Network；通信管理網）に係り、特に
ＣＭＩＰに従ってマネージャおよびエージェント間の管
理情報通信を行う通信システムにおける管理情報通信方
法、該通信システムの交換機および該管理情報通信のた
めの変換プログラムを記憶した記録媒体に関する。
よび交換機とネットワークの間のＴＭＮ（Telecommunic
ation Management Network；通信管理網）に係り、特に
ＣＭＩＰに従ってマネージャおよびエージェント間の管
理情報通信を行う通信システムにおける管理情報通信方
法、該通信システムの交換機および該管理情報通信のた
めの変換プログラムを記憶した記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＣＭＩＰ（Common Management Informat
ion Protocol;共通管理情報プロトコル）は、開放型シ
ステムに関する資源を統合的に管理するためのＯＳＩ
（Open System Interface；開放型システム接続）ネッ
トワーク管理プロトコルであり、ＯＳＩ基本参照モデル
の応用層に位置づけられる。
ion Protocol;共通管理情報プロトコル）は、開放型シ
ステムに関する資源を統合的に管理するためのＯＳＩ
（Open System Interface；開放型システム接続）ネッ
トワーク管理プロトコルであり、ＯＳＩ基本参照モデル
の応用層に位置づけられる。
【０００３】このＣＭＩＰによるＯＳＩネットワーク管
理は、以下説明するように管理する開放型システム（マ
ネージャ）と管理される開放型システム（エージェン
ト）との管理情報通信により行われる。すなわち、マネ
ージャは、エージェントを通して被管理開放型システム
内の管理オブジェクトを管理する。従って、例えば網に
関する管理オブジェクトを定義することによって、マネ
ージャは網管理をすることができる。また、マネージャ
は管理操作を使用して管理オブジェクトを操作し、管理
オブジェクトで起こった事象は「通知」として受け取る
ことができる。
理は、以下説明するように管理する開放型システム（マ
ネージャ）と管理される開放型システム（エージェン
ト）との管理情報通信により行われる。すなわち、マネ
ージャは、エージェントを通して被管理開放型システム
内の管理オブジェクトを管理する。従って、例えば網に
関する管理オブジェクトを定義することによって、マネ
ージャは網管理をすることができる。また、マネージャ
は管理操作を使用して管理オブジェクトを操作し、管理
オブジェクトで起こった事象は「通知」として受け取る
ことができる。
【０００４】図１０は、このＣＭＩＰに従って管理情報
通信を行うことによりネットワーク管理を行うマネージ
ャとエージェントとの接続構成例を示すものである。
通信を行うことによりネットワーク管理を行うマネージ
ャとエージェントとの接続構成例を示すものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図１０に示
すような従来の構成では、ネットワーク管理のための管
理オブジェクトを決定し、管理クラスの階層化構造を作
成し、さらにＣＭＩＳ（Common Management Informatio
n Service；共通管理情報サービス）のパラメータに対
応可能なアプリケーションプログラムの作成を行う必要
があった。
すような従来の構成では、ネットワーク管理のための管
理オブジェクトを決定し、管理クラスの階層化構造を作
成し、さらにＣＭＩＳ（Common Management Informatio
n Service；共通管理情報サービス）のパラメータに対
応可能なアプリケーションプログラムの作成を行う必要
があった。
【０００６】従って、交換機間または図１０に示すよう
な交換機およびネットワーク管理システム間のインタフ
ェースの標準化を進めてＴＭＮ準拠としようとする場
合、各アプリケーションソフトウェアをオブジェクト指
向対応にクラス登録し、かつ、開発済みの従来のアプリ
ケーションソフトウェアに代るソフトウェアを開発しな
ければならないので、膨大なアプリケーションソフトウ
ェア開発が必要になるという問題があった。
な交換機およびネットワーク管理システム間のインタフ
ェースの標準化を進めてＴＭＮ準拠としようとする場
合、各アプリケーションソフトウェアをオブジェクト指
向対応にクラス登録し、かつ、開発済みの従来のアプリ
ケーションソフトウェアに代るソフトウェアを開発しな
ければならないので、膨大なアプリケーションソフトウ
ェア開発が必要になるという問題があった。
【０００７】なお、管理情報通信に関しては、例えば特
開平７−２３９８１６号公報に開示されたエージェント
システムがあるが、この技術では管理操作の処理効率向
上を目的として制御対象を定義したＧＤＭＯクラス定義
や管理対象識別子（ＯＩＤ）を定義し、分類した専用の
ソフトウェアを構築する必要がある。従って、この従来
技術では、交換機の機能のような大規模なソフトウェア
システムを構築する場合に大規模な開発工数が必要とな
り、上記問題の解決策として妥当でない。また、他の従
来技術として、特開平６−１５２６８１号公報に開示さ
れたＣＭＩＰ−ＳＮＭＰ（Simple Network Management
Protocol）ゲートウェイがあるが、ＣＭＩＰとＳＮＭＰ
のプロトコル変換に対しての機能追加や変更が発生した
場合、このプロトコル変換テーブルや、場合によっては
ソフトウェアプログラムそのものに手直しが発生すると
いう問題がある。
開平７−２３９８１６号公報に開示されたエージェント
システムがあるが、この技術では管理操作の処理効率向
上を目的として制御対象を定義したＧＤＭＯクラス定義
や管理対象識別子（ＯＩＤ）を定義し、分類した専用の
ソフトウェアを構築する必要がある。従って、この従来
技術では、交換機の機能のような大規模なソフトウェア
システムを構築する場合に大規模な開発工数が必要とな
り、上記問題の解決策として妥当でない。また、他の従
来技術として、特開平６−１５２６８１号公報に開示さ
れたＣＭＩＰ−ＳＮＭＰ（Simple Network Management
Protocol）ゲートウェイがあるが、ＣＭＩＰとＳＮＭＰ
のプロトコル変換に対しての機能追加や変更が発生した
場合、このプロトコル変換テーブルや、場合によっては
ソフトウェアプログラムそのものに手直しが発生すると
いう問題がある。
【０００８】この発明は以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、交換機の保守機能であるＧＵＩインタ
フェースとして開発済みのものをそのまま承継し、か
つ、開発済みのアプリケーションをそのまま使用しなが
らＴＭＮインタフェースを実現することができ、さらに
サービスや機能についての追加変更が生じてもＴＭＮイ
ンタフェース自体に影響を与えずにそのサービスや機能
自体の変更や追加を可能にする通信システムにおける管
理情報通信方法、該通信システムの交換機および該管理
情報通信のための変換プログラムを記憶した記録媒体を
提供することを目的としている。
れたものであり、交換機の保守機能であるＧＵＩインタ
フェースとして開発済みのものをそのまま承継し、か
つ、開発済みのアプリケーションをそのまま使用しなが
らＴＭＮインタフェースを実現することができ、さらに
サービスや機能についての追加変更が生じてもＴＭＮイ
ンタフェース自体に影響を与えずにそのサービスや機能
自体の変更や追加を可能にする通信システムにおける管
理情報通信方法、該通信システムの交換機および該管理
情報通信のための変換プログラムを記憶した記録媒体を
提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
ネットワーク管理システムから送られてくる転送構文に
よる指令を交換機内において、ＣＭＩＳのパラメータか
らなる抽象構文に変換し、この抽象構文を既存アプリケ
ーションソフトウェアに対応したＧＵＩに変換し、当該
アプリケーションソフトウェアに引き渡し、当該アプリ
ケーションソフトウェアの実行結果または交換機内部で
発生するイベントや状態変化を表すＧＵＩを抽象構文に
変換し、この抽象構文を転送構文に変換して前記ネット
ワーク管理システムに送信することを特徴とする通信シ
ステムにおける管理情報通信方法を要旨とする。
ネットワーク管理システムから送られてくる転送構文に
よる指令を交換機内において、ＣＭＩＳのパラメータか
らなる抽象構文に変換し、この抽象構文を既存アプリケ
ーションソフトウェアに対応したＧＵＩに変換し、当該
アプリケーションソフトウェアに引き渡し、当該アプリ
ケーションソフトウェアの実行結果または交換機内部で
発生するイベントや状態変化を表すＧＵＩを抽象構文に
変換し、この抽象構文を転送構文に変換して前記ネット
ワーク管理システムに送信することを特徴とする通信シ
ステムにおける管理情報通信方法を要旨とする。
【００１０】請求項２に係る発明は、ネットワーク管理
システムから送られてくる転送構文による指令をＣＭＩ
Ｓのパラメータからなる抽象構文に変換する転送構文／
抽象構文変換手段と、前記抽象構文を既存アプリケーシ
ョンソフトウェアに対応したＧＵＩに変換する抽象構文
／ＧＵＩ変換手段と、前記アプリケーションソフトウェ
アの実行結果または交換機内部で発生するイベントや状
態変化を表すＧＵＩを抽象構文に変換するＧＵＩ／抽象
構文変換手段と、前記抽象構文を転送構文に変換する抽
象構文／転送構文変換手段とを具備することを特徴とす
る交換機を要旨とする。
システムから送られてくる転送構文による指令をＣＭＩ
Ｓのパラメータからなる抽象構文に変換する転送構文／
抽象構文変換手段と、前記抽象構文を既存アプリケーシ
ョンソフトウェアに対応したＧＵＩに変換する抽象構文
／ＧＵＩ変換手段と、前記アプリケーションソフトウェ
アの実行結果または交換機内部で発生するイベントや状
態変化を表すＧＵＩを抽象構文に変換するＧＵＩ／抽象
構文変換手段と、前記抽象構文を転送構文に変換する抽
象構文／転送構文変換手段とを具備することを特徴とす
る交換機を要旨とする。
【００１１】請求項３に係る発明は、ＣＭＩＳのパラメ
ータからなる抽象構文を交換機の保守のためのアプリケ
ーションソフトウェアに対応したＧＵＩに変換する抽象
構文／ＧＵＩ変換処理ルーチンおよび前記アプリケーシ
ョンソフトウェアの実行結果または交換機内部で発生す
るイベントや状態変化を表すＧＵＩを抽象構文に変換す
るＧＵＩ／抽象構文変換処理ルーチンを、管理情報通信
のための変換プログラムの少なくとも一部として記憶し
てなる記録媒体を要旨とする。
ータからなる抽象構文を交換機の保守のためのアプリケ
ーションソフトウェアに対応したＧＵＩに変換する抽象
構文／ＧＵＩ変換処理ルーチンおよび前記アプリケーシ
ョンソフトウェアの実行結果または交換機内部で発生す
るイベントや状態変化を表すＧＵＩを抽象構文に変換す
るＧＵＩ／抽象構文変換処理ルーチンを、管理情報通信
のための変換プログラムの少なくとも一部として記憶し
てなる記録媒体を要旨とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。図１はこの発明の一実施形
態の構成を示すブロック図である。本実施形態では、マ
ネージャ機能を営むネットワーク管理システムと、エー
ジェント機能を営む交換機との間の通信をＯＳＩ管理シ
ステムのＣＭＩＳとＣＭＩＰとにより行うようにしてい
る。
施の形態について説明する。図１はこの発明の一実施形
態の構成を示すブロック図である。本実施形態では、マ
ネージャ機能を営むネットワーク管理システムと、エー
ジェント機能を営む交換機との間の通信をＯＳＩ管理シ
ステムのＣＭＩＳとＣＭＩＰとにより行うようにしてい
る。
【００１３】このような形態でネットワーク管理システ
ムと交換機を接続する場合、両者間の通信は国際テレコ
ミュニケーションユニオンの規格（ＩＴＵ−Ｔ）に従っ
て行う必要があり、ネットワーク管理システムと交換機
との間で授受されるデータは、モデリングされた抽象構
文と転送構文である必要がある。
ムと交換機を接続する場合、両者間の通信は国際テレコ
ミュニケーションユニオンの規格（ＩＴＵ−Ｔ）に従っ
て行う必要があり、ネットワーク管理システムと交換機
との間で授受されるデータは、モデリングされた抽象構
文と転送構文である必要がある。
【００１４】ネットワーク管理システムから送られてく
る指令は、交換機内のＯＳＩ制御機能１６により受信さ
れ、ＣＭＩＳ／ＣＭＩＰ実行処理１５の対象となる。こ
こで、ネットワーク管理システムからの指令は転送構文
であるため、転送構文／抽象構文変換処理部１３により
ＣＭＩＳのパラメータからなる抽象構文に変換される。
そして、転送構文／抽象構文変換処理部１３により得ら
れる抽象構文は、抽象構文／ＧＵＩ変換処理部１１によ
り、既存アプリケーションソフトウェアが理解できるＧ
ＵＩに変換される。既存アプリケーションソフトウェア
は、このようにして最終的にＧＵＩに変換されたネット
ワーク管理システムからの指令を実行する。
る指令は、交換機内のＯＳＩ制御機能１６により受信さ
れ、ＣＭＩＳ／ＣＭＩＰ実行処理１５の対象となる。こ
こで、ネットワーク管理システムからの指令は転送構文
であるため、転送構文／抽象構文変換処理部１３により
ＣＭＩＳのパラメータからなる抽象構文に変換される。
そして、転送構文／抽象構文変換処理部１３により得ら
れる抽象構文は、抽象構文／ＧＵＩ変換処理部１１によ
り、既存アプリケーションソフトウェアが理解できるＧ
ＵＩに変換される。既存アプリケーションソフトウェア
は、このようにして最終的にＧＵＩに変換されたネット
ワーク管理システムからの指令を実行する。
【００１５】上記指令に基づく既存アプリケーションソ
フトウェアの実行結果は、ネットワーク管理システムに
報告しなければならない。また、交換機内部で発生する
イベントや状態変化についてもネットワーク管理システ
ムに報告しなければならない。本実施形態では、実行結
果、イベント、状態変化等のＧＵＩがＧＵＩ／抽象構文
変換処理部１２により抽象構文に変換され、この抽象構
文が抽象構文／転送構文変換処理部１４により転送構文
に変換され、ネットワーク管理システムへ送られる。従
って、既存アプリケーションソフトウェアから見れば、
既存の報告方法によりアプリケンション処理の内容を変
えずに、実行結果等の報告を行うことができる。
フトウェアの実行結果は、ネットワーク管理システムに
報告しなければならない。また、交換機内部で発生する
イベントや状態変化についてもネットワーク管理システ
ムに報告しなければならない。本実施形態では、実行結
果、イベント、状態変化等のＧＵＩがＧＵＩ／抽象構文
変換処理部１２により抽象構文に変換され、この抽象構
文が抽象構文／転送構文変換処理部１４により転送構文
に変換され、ネットワーク管理システムへ送られる。従
って、既存アプリケーションソフトウェアから見れば、
既存の報告方法によりアプリケンション処理の内容を変
えずに、実行結果等の報告を行うことができる。
【００１６】なお、以上説明した各種の変換手段（図１
における符号１１〜１５）は各々ディスク等の記録媒体
に記憶されたソフトウェアにより構成されている。
における符号１１〜１５）は各々ディスク等の記録媒体
に記憶されたソフトウェアにより構成されている。
【００１７】次に本実施形態の各部の動作について説明
する。まず、図２は転送構文／抽象構文変換処理部１３
の処理内容を示すフローチャートである。また、図３は
転送構文／抽象構文変換処理部１３の処理対象である転
送構文と出力情報である抽象構文を示すものである。こ
の転送構文／抽象構文変換処理部１３では、転送構文の
内容を取り出すと、まず、その種別を判定し、その種別
によりデータの形式を判断する（ステップＳ２１）。次
に転送構文の長さを求めて、転送構文にデータの値を取
り出す（ステップＳ２２）。ここで、データは、ＩＴＵ
−Ｔに従ったアルゴリズムにより符号化されているた
め、所定の法則により解凍することができる（ステップ
Ｓ２３）。そして、解凍が終わると、解凍後の情報につ
いて、予めネットワーク管理システムと交換機との間で
取り決めた抽象構文への変換処理を行う。
する。まず、図２は転送構文／抽象構文変換処理部１３
の処理内容を示すフローチャートである。また、図３は
転送構文／抽象構文変換処理部１３の処理対象である転
送構文と出力情報である抽象構文を示すものである。こ
の転送構文／抽象構文変換処理部１３では、転送構文の
内容を取り出すと、まず、その種別を判定し、その種別
によりデータの形式を判断する（ステップＳ２１）。次
に転送構文の長さを求めて、転送構文にデータの値を取
り出す（ステップＳ２２）。ここで、データは、ＩＴＵ
−Ｔに従ったアルゴリズムにより符号化されているた
め、所定の法則により解凍することができる（ステップ
Ｓ２３）。そして、解凍が終わると、解凍後の情報につ
いて、予めネットワーク管理システムと交換機との間で
取り決めた抽象構文への変換処理を行う。
【００１８】次に図４は抽象構文／ＧＵＩ変換処理部１
１の処理内容を示すフローチャートであり、図５は抽象
構文／ＧＵＩ変換処理部１１の処理対象である抽象構文
と処理結果であるＧＵＩとを例示した図である。この抽
象構文／ＧＵＩ変換処理部１１では、転送構文／抽象構
文変換処理部１３により変換された抽象構文を図５に例
示するようにＧＵＩに変換し（ステップＳ３１）、アプ
リケンションソフトウェアによる当該ＧＵＩに対応した
実行処理を起動する(ステップＳ３２）。
１の処理内容を示すフローチャートであり、図５は抽象
構文／ＧＵＩ変換処理部１１の処理対象である抽象構文
と処理結果であるＧＵＩとを例示した図である。この抽
象構文／ＧＵＩ変換処理部１１では、転送構文／抽象構
文変換処理部１３により変換された抽象構文を図５に例
示するようにＧＵＩに変換し（ステップＳ３１）、アプ
リケンションソフトウェアによる当該ＧＵＩに対応した
実行処理を起動する(ステップＳ３２）。
【００１９】次に図６はＧＵＩ／抽象構文変換処理部１
２の処理内容を示すフローチャートであり、図７はＧＵ
Ｉ／抽象構文変換処理部１２の処理対象であるＧＵＩと
処理結果である抽象構文とを例示した図である。このＧ
ＵＩ／抽象構文変換処理部１２では、交換機のアプリケ
ーションソフトウェアの実行結果や交換機内部で発生す
るイベントや状態変化を報告するためのＧＵＩを抽象構
文に変換する。
２の処理内容を示すフローチャートであり、図７はＧＵ
Ｉ／抽象構文変換処理部１２の処理対象であるＧＵＩと
処理結果である抽象構文とを例示した図である。このＧ
ＵＩ／抽象構文変換処理部１２では、交換機のアプリケ
ーションソフトウェアの実行結果や交換機内部で発生す
るイベントや状態変化を報告するためのＧＵＩを抽象構
文に変換する。
【００２０】次に図８は抽象構文／転送構文変換処理部
１４の処理内容を示すフローチャートであり、図９は抽
象構文／転送構文変換処理部１４の処理対象である抽象
構文と処理結果である転送構文とを例示した図である。
この抽象構文／転送構文変換処理部１４では、抽象構文
に基づいて、転送構文の種別の決定（ステップＳ５
１）、長さの決定（ステップＳ５２）、転送構文の値を
作成するための符号化処理（ステップＳ５３）を経て、
最終的な転送構文の作成（ステップＳ５４）を行う。
１４の処理内容を示すフローチャートであり、図９は抽
象構文／転送構文変換処理部１４の処理対象である抽象
構文と処理結果である転送構文とを例示した図である。
この抽象構文／転送構文変換処理部１４では、抽象構文
に基づいて、転送構文の種別の決定（ステップＳ５
１）、長さの決定（ステップＳ５２）、転送構文の値を
作成するための符号化処理（ステップＳ５３）を経て、
最終的な転送構文の作成（ステップＳ５４）を行う。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ＣＭＩＳ／ＣＭＩＰ実行処理、転送構文／抽象構文
変換処理を介してマネージャ側から取得したＣＭＩＳ対
応の抽象構文をＧＵＩに変換してアプリケーションソフ
ト群に引き渡し、アプリケーションソフト側からのＧＵ
ＩをＣＭＩＳ対応の抽象構文に変換し、抽象構文／転送
構文変換処理、ＣＭＩＳ／ＣＭＩＰ実行処理を介してマ
ネージャ側へ送るようにしたので、交換機の保守機能で
あるＧＵＩインタフェースとして開発済みのものをその
まま承継し、かつ、開発済みのアプリケーションをその
まま使用しながらＴＭＮインタフェースを実現すること
ができ、さらにサービスや機能についての追加変更が生
じてもＴＭＮインタフェース自体に影響を与えずにその
サービスや機能自体の変更や追加が可能になるという効
果がある。
ば、ＣＭＩＳ／ＣＭＩＰ実行処理、転送構文／抽象構文
変換処理を介してマネージャ側から取得したＣＭＩＳ対
応の抽象構文をＧＵＩに変換してアプリケーションソフ
ト群に引き渡し、アプリケーションソフト側からのＧＵ
ＩをＣＭＩＳ対応の抽象構文に変換し、抽象構文／転送
構文変換処理、ＣＭＩＳ／ＣＭＩＰ実行処理を介してマ
ネージャ側へ送るようにしたので、交換機の保守機能で
あるＧＵＩインタフェースとして開発済みのものをその
まま承継し、かつ、開発済みのアプリケーションをその
まま使用しながらＴＭＮインタフェースを実現すること
ができ、さらにサービスや機能についての追加変更が生
じてもＴＭＮインタフェース自体に影響を与えずにその
サービスや機能自体の変更や追加が可能になるという効
果がある。
【図１】 この発明の一実施形態である管理情報通信方
法を適用した通信システムの構成を示す図である。
法を適用した通信システムの構成を示す図である。
【図２】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】 同実施形態における転送構文／抽象構文変換
処理を説明する図である。
処理を説明する図である。
【図４】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図５】 同実施形態における抽象構文／ＧＵＩ変換処
理を説明する図である。
理を説明する図である。
【図６】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図７】 同実施形態におけるＧＵＩ／抽象構文変換処
理を説明する図である。
理を説明する図である。
【図８】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図９】 同実施形態における抽象構文／転送構文変換
処理を説明する図である。
処理を説明する図である。
【図１０】 従来の管理情報通信方法を適用した通信シ
ステムの構成を示す図である。
ステムの構成を示す図である。
１１ 抽象構文／ＧＵＩ変換処理部 １２ ＧＵＩ／抽象構文変換処理部 １３ 転送構文／抽象構文変換処理部 １４ 抽象構文／転送構文変換処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 G06F 3/00 G06F 13/00 H04L 13/00
Claims (3)
- 【請求項１】 ネットワーク管理システムから送られて
くる転送構文による指令を交換機内において、ＣＭＩＳ
のパラメータからなる抽象構文に変換し、この抽象構文
を既存アプリケーションソフトウェアに対応したＧＵＩ
に変換し、当該アプリケーションソフトウェアに引き渡
し、当該アプリケーションソフトウェアの実行結果また
は交換機内部で発生するイベントや状態変化を表すＧＵ
Ｉを抽象構文に変換し、この抽象構文を転送構文に変換
して前記ネットワーク管理システムに送信することを特
徴とする通信システムにおける管理情報通信方法。 - 【請求項２】 ネットワーク管理システムから送られて
くる転送構文による指令をＣＭＩＳのパラメータからな
る抽象構文に変換する転送構文／抽象構文変換手段と、 前記抽象構文を既存アプリケーションソフトウェアに対
応したＧＵＩに変換する抽象構文／ＧＵＩ変換手段と、 前記アプリケーションソフトウェアの実行結果または交
換機内部で発生するイベントや状態変化を表すＧＵＩを
抽象構文に変換するＧＵＩ／抽象構文変換手段と、 前記抽象構文を転送構文に変換する抽象構文／転送構文
変換手段とを具備することを特徴とする交換機。 - 【請求項３】 ＣＭＩＳのパラメータからなる抽象構文
を交換機の保守のためのアプリケーションソフトウェア
に対応したＧＵＩに変換する抽象構文／ＧＵＩ変換処理
ルーチンおよび前記アプリケーションソフトウェアの実
行結果または交換機内部で発生するイベントや状態変化
を表すＧＵＩを抽象構文に変換するＧＵＩ／抽象構文変
換処理ルーチンを、管理情報通信のための変換プログラ
ムの少なくとも一部として記憶してなる記録媒体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33064097A JP3204187B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 通信システムにおける管理情報通信方法、交換機および管理情報通信のための変換プログラムを記憶した記録媒体 |
| US09/201,804 US6138154A (en) | 1997-12-01 | 1998-12-01 | Method of management information communication in communication network and memory device for storing a conversion program of management information between network center and switching nodes |
| CN98124999.XA CN1099796C (zh) | 1997-12-01 | 1998-12-01 | 管理信息通信的方法及存储转换程序的存储装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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