JPH06152681A - Cmip−snmpゲートウェイ - Google Patents

Cmip−snmpゲートウェイ

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Publication number
JPH06152681A
JPH06152681A JP4303491A JP30349192A JPH06152681A JP H06152681 A JPH06152681 A JP H06152681A JP 4303491 A JP4303491 A JP 4303491A JP 30349192 A JP30349192 A JP 30349192A JP H06152681 A JPH06152681 A JP H06152681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snmp
cmip
pdu
gateway
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4303491A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kagei
隆 影井
Michio Suzuki
三知男 鈴木
Masato Saito
眞人 齋藤
Shuji Fujino
修司 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】OSI管理のマネージャ・システムとインター
ネット管理のエージェント・システム間にOSI管理の
通信プロトコルであるCMIPとインターネット管理の
通信プロトコルであるSNMPのプロトコル変換をおこ
なうCMIP−SNMPゲートウェイを設ける。ゲート
ウェイは、CMIPのPDU(プロトコル・データ単
位)送受信部と、SNMPのPDUの送受信部と、両者
のPDUをそれぞれ他方のPDUに変換する変換部から
なり、この変換部では、PDUのフォーマット変換だけ
でなく、両方のPDUで運ばれる管理情報の変換もおこ
なう。 【効果】インターネットをOSI管理によって管理可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターネットのネッ
トワーク管理プロトコルの規格であるSNMPの、OSIの
ネットワーク管理プロトコルの規格であるCMIPへの
変換に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、OSIの規格に基づいた通信ネ
ットワーク(以下、OSIネットワークと呼ぶ)と、イ
ンターネットの規格に基づいた通信ネットワーク(以
下、単にインターネットと呼ぶ)は独立していると考え
られていた。
【0003】このため、OSIネットワークは、OSI
のネットワーク管理の規格であるOSI管理の規格に基
づいたマネージャ・システム(以下、OSIマネージャ
と呼ぶ)とエージェント・システム(以下、OSIエー
ジェントと呼ぶ)によって、インターネットは、インタ
ーネットのネットワーク管理の規格であるインターネッ
ト管理の規格に基づいたマネージャ・システム(以下、
SNMPマネージャと呼ぶ)とエージェント・システム
(以下、SNMPエージェントと呼ぶ)によって、別々
に管理されていた。
【0004】したがって、OSI管理とインターネット
管理は、独立に規格が定められていた。すなわち、OS
IマネージャとOSIエージェント間の通信プロトコル
は、CMIPとして、アイ・エス・オー/アイ・イー・
シー 9596−1:1991インフォメーション・テクノ
ロジー − オープン・システムズ・インターコネクシ
ョン − コモン・マネージメント・インフォメーショ
ン・プロトコル −パート1:スペシフィケーション(I
SO/IEC 9596−1:1991 Informationtechnology -
Open Systems Interconnection - Common manageme
ntinformation protocol - Part 1:Specificatio
n)で規定されている。また、SNMPマネージャとSN
MPエージェント間の通信プロトコルは、SNMPとし
て、アール・エフ・シー1157 ア・シンプル・ネッ
トワーク・マネージメント・プロトコル(エス・エヌ・
エム・ピー)(RFC1157 A Simple NetworkManagement
Protocol (SNMP))で独立に規定されている。
【0005】また、OSI管理で規定される管理情報
は、アイ・エス・オー/アイ・イー・シー10165−
2 インフォメーション・テクノロジー − オープン
・システムズ・インターコネクション − マネージメ
ント・インフォメーション・サービシズ − ストラク
チャ・オブ・マネージメント・インフォメーション −
パート2:デフィニション・オブ・マネージメント・イ
ンフォメーション(ISO/IEC 10165-2 Information t
echnology - Open Systems Interconnection- Man
agement Information Services - Structure of
ManagementInformation - Part 2:Definition of
management information)、および、アイ・エス・オ
ー/アイ・イー・シー・ディー・アイ・エス10165
−5インフォメーション・テクノロジー − オープン
・システムズ・インターコネクション − マネージメ
ント・インフォメーション・サービシズ − ストラク
チャ・オブ・マネージメント・インフォメーション −
パート5:ジェネリック・マネージメント・インフォ
メーション(ISO/IEC DIS 10165-5 Informati
on technology - Open Systems Interconnection
- Management Information Services -
Structure of Management Information -
Part 5:Generic management information)で規
定されている。
【0006】インターネット管理で規定される管理情報
は、アール・エフ・シー1213マネージメント・イン
フォメーション・ベース・フォー・ネットワーク・マネ
ージメント・オブ・ティー・シー・ピー/アイ・ピー・
ベースド・インターネッツ:エム・アイ・ビー・ツー(R
FC1213 Management Information Base forNetwork
Management of TCP/IP-based internets:MIB-I
I)等で定義されている。
【0007】OSI管理における管理情報構造について
は、アイ・エス・オー/アイ・イー・シー10165−
4 インフォメーション・テクノロジー − オープン
・システムズ・インターコネクション − マネージメ
ント・インフォメーション・サービシズ − ストラク
チャ・オブ・マネージメント・インフォメーション−
パート4:ガイドラインズ・フォー・ザ・デフィニショ
ン・オブ・マネッジド・オブジェクツ(ISO/IEC 10165
-4 Information technology - OpenSystems Inter
connection - Management Information Services
- Structure of Management Information - Part
4:Guidlines for theDefinition of Managed
objects)で規定されている。
【0008】インターネット管理における管理情報構造
については、アール・エフ・シー1155 ストラクチ
ャ・アンド・アイデンティフィケーション・オブ・マネ
ージメント・インフォメーション・フォー・ティー・シ
ー・ピー/アイ・ピー・ベースド・インターネッツ(RFC
1155 Structure and Identification ofManagement
Information for TCP/IP-based Internets),ア
ール・エフ・シー1212 コンサイス・エム・アイ・
ビー・デフィニション(RFC1212Concise MIB Definiti
on)、および、アール・エフ・シー1215 ア・コン
ベンション・フォー・デファイニング・トラップス・フ
ォー・ユーズ・ウィズ・ザ・エス・エヌ・エム・ピー(R
FC1215 A Convention for Defining Trapsfor us
e with the SNMP)で規定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、OSIネット
ワークとインターネットが相互に接続されると、それぞ
れのネットワークを別々に管理することは効率的に問題
となる。したがって、OSIネットワークとインターネ
ットをひとつのシステムにより統合して管理することが
求められる。
【0010】そのためのインターネットの規格のひとつ
がアール・エフ・シー1214 オー・エス・アイ・イ
ンターネット・マネージメント:マネージメント・イン
フォメーション・ベース(RFC1214 OSI Internet Man
agement:Management Information Base)であ
る。この規格は、インターネット管理で使用される管理
情報構造を、OSI管理で使用される管理情報構造に変
換することにより、インターネット管理のための管理情
報の規格のひとつであるRFC1213で規定された管
理情報を、OSI管理で使用できる管理情報に変換する
ための規格である。
【0011】本発明で解決しようとする課題のひとつ
は、RFC1214の規格を実現する手段を与えること
である。
【0012】本発明で解決しようとするもう一つの課題
は、インターネット管理で規定された管理情報を、OS
I管理で規定される管理情報、すなわちISO/IEC101
65−2およびISO/IEC DIS10165−5で
規定される管理情報に変換する手段を与えることであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】OSIネットワークとイ
ンターネットを統合して管理する仕組みのひとつとし
て、OSIマネージャにより、SNMPエージェントを
管理する方法が考えられる。すなわち、図1に示すよう
に、OSIマネージャ2とSNMPエージェント3の間
にCMIP−SNMPゲートウェイ1を設けるというも
のである。
【0014】前記OSIマネージャ2と前記CMIP−
SNMPゲートウェイ1間の通信プロトコルは、CMI
Pであり、前記SNMPエージェント3と前記CMIP
−SNMPゲートウェイ1間の通信プロトコルは、SN
MPである。
【0015】前記CMIP−SNMPゲートウェイ1
は、インターネット管理で規定された管理情報を、OS
I管理で規定された管理情報に変換する処理をおこな
う。あるいは、インターネット管理で規定された管理情
報構造を、OSI管理で規定された管理情報構造に変換
することにより、インターネット管理で規定された管理
情報を、OSI管理で使用できる管理情報に変換する処
理をおこなう。
【0016】したがって、前記OSIマネージャ2と前
記CMIP−SNMPゲートウェイ1間では、OSI管
理で規定された管理情報、またはOSI管理で規定され
た管理情報構造に基づいた管理情報が交換される。ま
た、前記SNMPエージェント3と前記CMIP−SN
MPゲートウェイ1間では、インターネット管理で規定
された管理情報が交換される。
【0017】
【作用】当該CMIP−SNMPゲートウェイは、OS
I管理の規格をインターネット管理の規格に変換するた
めに、プロトコルの変換と管理情報の変換のふたつの変
換処理をおこなう。
【0018】当該CMIP−SNMPゲートウェイで
は、プロトコルの変換は、CMIPプロトコル・データ
単位(以下、CMIP PDUと記す)を、SNMPプロ
トコル・データ単位(以下、SNMP PDUと記す)に
対応させることでおこなう。
【0019】SNMP PDUのほとんどの構成要素は
CMIP PDUから導きだすことができるが、コミュ
ニティ名は導きだすことができないので、前記コミュニ
ティ名はコミュニティ名を取得する手段により取得す
る。本発明の実施例では、IPアドレス取得テーブルか
らコミュニティ名を取得することでこれを実現してい
る。
【0020】当該CMIP−SNMPゲートウェイは、
SNMP PDUの送出先であるSNMPエージェント
のIPアドレスを、CMIP PDU中の識別名をIP
アドレスに対応させる手段を用いて導きだす。本発明の
実施例ではこれを、IPアドレス取得テーブルで実現し
ている。
【0021】当該CMIP−SNMPゲートウェイは、
CMIP PDUとSNMP PDUを対応させることに
より、双方のプロトコル・シーケンスを制御する。OS
Iマネージャと前記CMIP−SNMPゲートウェイ間
で、カーネル機能単位のみを使用する場合が実施例1で
記述される。前記OSIマネージャと前記CMIP−S
NMPゲートウェイ間で、前記カーネル機能単位に加え
て、複数オブジェクト選択機能単位,スコープ機能単
位,フィルタ機能単位を使用する場合は、当該CMIP
−SNMPゲートウェイは複数オブジェクト選択機構を
保持し、実施例2で記述される処理をおこなう。すなわ
ち、get-next-requestサービスを使用して、管理オブジ
ェクト(インターネット・オブジェクト)の部分木の検索
をおこなう。
【0022】また、前記CMIP−SNMPゲートウェ
イは、通信に関して以下の処理もおこなう。
【0023】当該CMIP−SNMPゲートウェイは、
前記OSIマネージャと当該CMIP−SNMPゲートウェ
イ間のアソシエーションの管理を、アソシエーション確
立に関する識別情報を保持することによっておこなう。
本発明の実施例ではこれを、アソシエーション・フラグ
を制御することにより実現している。
【0024】CMIPは、リモート・オペレーション・
サービスの仕様により、多重化が可能である。すなわ
ち、前記OSIマネージャと前記CMIP−SNMPゲ
ートウェイ間では一度に複数のCMIP PDUを交換
することができる。また当該CMIP−SNMPゲート
ウェイとSNMPエージェント間はデータグラムで通信
をおこなっているので、SNMP PDUの多重化が可
能である。したがって、当該CMIP−SNMPゲート
ウェイはSNMP PDU発行多重化機構を持つことに
より、SNMP PDU発行の多重化をおこなう。本発
明の実施例では、スケジューリング情報テーブルを用い
たプロトコル処理により、当該SNMPPDU発行多重
化機構を実現している。
【0025】次に管理情報の変換処理について説明す
る。
【0026】OSI管理もインターネット管理も管理情
報に関する規定は、どちらも2段階の定義になってい
る。すなわち、管理情報の構造についての規定と、管理
情報についての規定から構成されている。そのため、管
理情報の変換処理についてはふたつの方式が考えられ
る。ひとつは管理情報の構造を一方からもう一方へ変換
する方式であり、もうひとつは管理情報を一方からもう
一方へ対応させる方式である。
【0027】RFC1214は前者の考えに基づいてい
ることを指摘しておく。実施例1と実施例2では、前者
の考えに基づいた当該CMIP−SNMPゲートウェイ
の管理情報の変換処理を実現しており、実施例3では後
者の考えに基づいた当該CMIP−SNMPゲートウェイの
管理情報の変換処理を実現している。
【0028】特に、RFC1214に基づいた管理情報
の変換処理では、当該CMIP−SNMPゲートウェイ
は名称の構造変換をおこなう。実施例1にその処理につ
いて記述している。
【0029】
【実施例】
〈実施例1〉第1の実施例は、CMIP−SNMPゲー
トウェイ1はCMIPのカーネル機能単位のみを実装
し、OSIオブジェクトとインターネット・オブジェク
トの変換規則はRFC1214にしたがうというもので
ある。
【0030】本実施例によるCMIP−SNMPゲート
ウェイ1の構成を図2を用いて説明する。
【0031】CMIP−SNMPゲートウェイ1は、O
SIマネージャ2と管理情報を交換するために、OSI
通信インタフェース22を持つ。また、SNMPエージ
ェント3と管理情報を交換するために、TCP/IPイ
ンタフェース23を持つ。
【0032】A-ASSOCIATE処理12,A-RELEASE処理1
3,A-ABORT処理14,m-Get処理15,m-Set処理1
6,m-Event-Reporrt処理17は、CMIPプロトコル
・データのCMIP−SNMPゲートウェイ1で使用す
る内部表現への変換、および前記内部表現のCMIPプ
ロトコル・データへの変換をおこなう。
【0033】get-request処理18,get-response処理
19,set-request処理20,trap処理21は、SNM
Pプロトコル・データの内部表現への変換、および前記
内部表現のSNMPプロトコル・データへの変換をおこ
なう。
【0034】CMIPからSNMPへのプロトコル変
換,SNMPからCMIPへのプロトコル変換,OSI
オブジェクトからSNMPオブジェクトへの変換、およ
びSNMPオブジェクトからOSIオブジェクトへの変換
は、スケジューラ/プロトコル変換処理11がおこな
う。
【0035】CMIPのサービスとSNMPのサービス
の対応を表1に記述する。表1に示すように、CMIP
のA-ASSOCIATE,A-RELEASE,A-ABORT のサービスに対応
するSNMPのサービスはない。また、SNMPのget-
next-requestサービスに対応するCMIPのサービスは
ない。
【0036】
【表1】
【0037】さらにSNMPエラーのCMIPエラーへ
の対応の例を表2と表7に示す。
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】表2はm-Getのエラーの場合の対応例,表
3はm-Setの場合の対応例である。本実施例では、SN
MPのnoSuchNameエラーにはCMIPのgetListErrorを
対応させる。SNMPのtooBigエラーとgenErrorエラー
にはprocessingFailure エラーを対応させる。それぞれ
のエラーに対してパラメータ・テンプレートを定義す
る。すなわち、SNMPのtooBigエラーに対しては、sn
mpTooBigパラメータ・テンプレート(図5)で定義される
ものがCMIPのprocessingFailureエラーのSpecific
error informationパラメータにマッピングされる。
また、SNMPのgenErrorに対しては、snmpGenErrorパ
ラメータ・テンプレート(図6)で定義されるものがCM
IPのprocessingFailureエラーのSpecific errorinfo
rmationパラメータにマッピングされる。
【0041】CMIP−SNMPゲートウェイ1の動作
を次に説明する。
【0042】図7に示すように、アソシエーション確立
中のときにのみ、OSIマネージャ2とCMIP−SN
MPゲートウェイ1との間の通信がおこなわれる。すな
わち、図7で示されているように、アソシエーションが
切断されている間に、SNMPエージェントがトラップをC
MIP−SNMPゲートウェイ1に通知したとしても、
当該トラップより生成されるm-Event-Report request
/indication PDUは破棄される。
【0043】表1で示されたCMIPとSNMPの対応
にしたがって、図8に示すようにCMIP−SNMPの
変換をおこなう。
【0044】すなわち、CMIP−SNMPゲートウェ
イ1がm-Get request/indicationPDU を受信すると、
当該CMIP−SNMPゲートウェイ1は、SNMPエ
ージェント3にget-request PDUを発行する。前記get-
request PDUに対する応答として、当該SNMPエージ
ェント3はget-response PDUを発行する。前記get-res
ponse PDUを当該CMIP−SNMPゲートウェイ1を
受信すると、m-Getresponse/confirm PDUを発行す
る。
【0045】また、CMIP−SNMPゲートウェイ1
がm-Set request/indicationPDU を受信すると、当該
CMIP−SNMPゲートウェイ1は、SNMPエージ
ェント3にset-request PDUを発行する。前記set-requ
est PDUに対する応答として、当該SNMPエージェン
ト3はget-response PDUを発行する。前記get-respons
e PDUを当該CMIP−SNMPゲートウェイ1を受信
すると、m-Setresponse/confirm PDUを発行する。
【0046】最後に、SNMPエージェント3がtrap
PDUを発行し、当該trap PDUをCMIP−SNMPゲートウ
ェイ1を受信すると、当該CMIP−SNMPゲートウ
ェイ1はOSIマネージャ2に対してm-Event-Report
request/indication PDUを発行する。
【0047】次に、CMIPからSNMPへのプロトコ
ル変換、およびSNMPからCMIPへのプロトコル変換に
ついて説明する。
【0048】前記CMIP−SNMPゲートウェイ1中
のスケジューラ/プロトコル変換処理11において、C
MIPからSNMPへのプロトコル変換、およびSNM
PからCMIPへのプロトコル変換をおこなう。
【0049】スケジューラ/プロトコル変換処理11の
構成を図3に示す。
【0050】プロトコル変換ドライバ119は、OSI
通信インタフェースとTCP/IP通信インタフェース
を介してそれぞれCMIPプロトコル・データとSNM
Pプロトコル・データの送受信、およびスケジューラ/
プロトコル変換処理11全体の制御をおこなう。
【0051】アソシエーション・フラグ110は、OS
Iマネージャとのアソシエーションの確立状態を表現す
る。すなわち、当該アソシエーション・フラグ110が
オンのときは前記アソシエーションが確立されているこ
とをあらわし、当該アソシエーション・フラグ110が
オフであるときは、前記アソシエーションは確立されて
いないことをあらわす。
【0052】OSIマネージャよりA-ASSOCIATE reque
st/indication PDU を受け取ったときにアソシエーシ
ョン・フラグ110はオンとなり、当該CMIP−SN
MPゲートウェイ1はA-ASSOCIATE response/confirm
PDUを発信する(図10) 。また、OSIマネージャよ
りA-RELEASE request/indication PDU,A-ABORTrequ
est/indication PDU、またはA-P-ABORT request/in
dication PDU を受信したときにアソシエーション・フ
ラグ110はオフとなる (それぞれ、図11,図12,
図13)。特に、OSIマネージャよりA-RELEASE req
uest/indication PDU を受信した場合には、当該CM
IP−SNMPゲートウェイ1はA-RELEASE response
/cofirm PDUを発信する。
【0053】本実施例では、A-ABORTオペレーションとA
-P-ABORTオペレーションのどちらも前記A-ABORT処理1
4で取り扱われる。
【0054】IPアドレス取得テーブル113は、当該
CMIP−SNMPゲートウェイ1が受信したm-Get r
equest/indication PDUやm-Set request/indicatio
n PDU で指定されたオブジェクトを保持しているSN
MPエージェントのIPアドレスを取得するために使用
する。
【0055】当該IPアドレス取得テーブル113の構
成を図14に示す。当該IPアドレス取得テーブル11
3は、先頭オブジェクト名,IPアドレス,コミュニテ
ィ名の各フィールドから成り立つ。これらのフィールド
の使用方法は後述する。
【0056】スケジューリング情報テーブル118の構
成を図15に記述する。本実施例では、当該スケジュー
リング情報テーブルをOSIマネージャの発行した要求
に対する応答を作成するために使用する。そのため、当
該スケジューリング情報は、IPアドレス,インボーク
ID,リクエストID,クラス,インスタンス,アトリ
ビュートIDリストのフィールドを持つ。これらのフィ
ールドの使用方法は後述する。
【0057】また、本実施例では当該スケジューリング
情報テーブルを用いてSNMPエージェントへのSNM
Pプロトコル・データ発行のスケジューリングをおこな
う。すなわち、当該スケジューリング情報テーブルに処
理フラグ・フィールドを持たせ、前記処理フラグ・フィ
ールドの値がオンである場合には、当該処理フラグ・フ
ィールドがオフとなるまでSNMPプロトコル・データ
を発信しない。このようにすることにより、本実施例で
は、SNMPエージェント単位での並列処理を可能とし
ている。前記スケジューリング情報テーブルの構造を、
リクエストID,クラス,インスタンス,アトリビュー
トIDリストのフィールドの組を複数個持つ構造とする
ことにより、オブジェクト単位での並列処理が可能とな
る。
【0058】本実施例におけるm-Get request/indica
tionサービス,m-Get response/confirm サービスの
各パラメータの使用/未使用の区別を表4〜表7に記述
する。
【0059】
【表4】
【0060】
【表5】
【0061】
【表6】
【0062】
【表7】
【0063】表4はm-Get request/indicationサービ
スについて、表5は正常応答するときのm-Get respons
e/confirm サービスについて、表6はProcessing fai
lureエラー発生時のm-Get response/confirmサービス
について、表7はGet listerror エラー発生時のm-Get
response/confirmサービスについて記述している。
【0064】本実施例では、CMIP−SNMPゲート
ウェイ1はカーネル機能単位のみを実装するので、Scop
e パラメータ,Filterパラメータ,Access controlパ
ラメータ,Synchronizationパラメータ,Linked ident
ifier パラメータは使用しない。また、Current time
パラメータは、対応する情報がSNMPプロトコル・デ
ータからは取得できないので使用しない。
【0065】同様にして、本実施例におけるm-Set req
uest/indicationサービス,m-Setresponse/confirm
サービスの各パラメータの使用/未使用の区別を表8〜
表11に記述する。
【0066】
【表8】
【0067】
【表9】
【0068】
【表10】
【0069】
【表11】
【0070】次に、CMIPのm-Get request/indica
tion PDUをSNMPのget-requestPDUに変換する処理に
ついて、図16を用いて説明する。
【0071】前記CMIP−SNMPゲートウェイ1
が、OSIマネージャよりm-Get request/indication
PDUを受信する(ステップ2000)と、ステップ20
01によりIPアドレスを取得する。
【0072】IPアドレスの取得方法は、図17のアル
ゴリズムで示されるように、IPアドレス取得テーブル
113を用いて取得する。このアルゴリズムで示される
ように、受信PDUのBase managed object instanc
e パラメータの先頭の要素であるオブジェクトの名前
(先頭オブジェクト名)から、IPアドレスが取得できる
理由を以下に説明する。
【0073】RFC1214の規定によるとインターネ
ット・オブジェクトの包含関係は図18に示された構造
となる。このため、先頭オブジェクト名は必ずsystemの
名前(アトリビュートsysNameの値) となる。RFC12
14によるとこれはIPアドレスと1対1に対応する。
したがって、先頭オブジェクト名からIPアドレスは取
得できる。
【0074】本実施例では、SNMPエージェントのI
Pアドレスを取得するために前記IPアドレス取得テー
ブルを使用したが、ドメイン・ネーム・システム(DN
S)を利用して、前記SNMPエージェントのIPアド
レスを取得する方法もある。
【0075】また、ステップ2001でIPアドレスを
取得すると同時にコミュニティ名も取得する(ステップ
2002)。
【0076】ステップ2003では、CMIPのm-Get
request/indicationサービスのAttribute identifi
er list パラメータに設定された値を、SNMPのget
-requestサービスのvariable-bindingsパラメータに設
定する値に変換する処理をおこなう。その詳細なアルゴ
リズムを図27から図37に記述する。
【0077】Attribute identifier listパラメータ
からvariable-bindingsパラメータへの変換の概略は、
前記Attribute identifier list パラメータ中のア
トリビュートのオブジェクト識別子を、variable-bindi
ngs パラメータのObjectNameサブパラメータへ設定す
る。
【0078】ただし、RFC1214で定義されたアト
リビュートの中には、SNMPエージェントが保持しな
いアトリビュートもある。このようなアトリビュートと
してはifTableId,atTableId,atEntryId 等がある。こ
れらは、当該アトリビュートのオブジェクト識別子とし
て{1.3.6.1.2.1.9.6}をプレフィクス
として持つものである。前記アトリビュートは、ヌルの
アトリビュート値を持つものと、他のアトリビュートの
値から計算することができるものの2種類に大別するこ
とができる。前者の例としては、ifTableId,atTableId
等があげられる。後者の例としては、atEntryId,ipNet
ToMediaEntryId等があげられる。したがって、Attribut
e identifier listからvariable-bindingsに変換する
処理において、前者のアトリビュートのオブジェクト識
別子をvariable-bindings に追加しない。後者のアトリ
ビュートについては、当該アトリビュートの値を計算す
るために必要な値を持っているアトリビュートのオブジ
ェクト識別子をvariable-bindingsに追加する。例え
ば、atEntryIdの場合はatIfIndexとatNetAddressのオブ
ジェクト識別子をvariable-bindings に追加する(ステ
ップ2101〜ステップ2133)。
【0079】オブジェクト識別子をvariable-bindings
に追加する場合に、当該オブジェクト識別子が既に登録
されていれば追加しないことにより、variable-binding
s へのオブジェクト識別子の2重登録を避けることもで
きる。
【0080】またアトリビュートの中には、オブジェク
ト識別子ではなく、オブジェクト識別子にインデックス
を連結したものをvariable-bindings に設定しなければ
ならないものもある。このようなアトリビュートとして
は、ifIndexやifDescr等がある。インデックスとはエン
トリ(atEntryやipNetToMediaEntry等のオブジェクト)を
区別するために使用するものである。具体的には、atEn
try オブジェクトではatEntryIdアトリビュートの値で
あるし、ipNetToMediaEntryオブジェクトではipNeToMed
iaEntryIdアトリビュートのアトリビュート値となる。
これらのアトリビュートの値はm-Get request/indica
tionサービスのBase object instanceパラメータの構
成要素のひとつの値として得ることができるので、それ
を利用する(ステップ2134〜ステップ2143)。
【0081】また、スケジューリング情報テーブル11
8に、前記Attribute identifierlistパラメータに設
定されたアトリビュートのオブジェクト識別子の一覧を
登録する(ステップ2144)。
【0082】さらに、前記スケジューリング情報テーブ
ル118には、m-Get request/indicationサービスの
Base object class パラメータとBase object inst
anceパラメータに設定された値を登録する (ステップ2
145, ステップ2146)。
【0083】以上のようにして、SNMPのget-reques
t PDUを作成し、適切なIPアドレスを持つSNMPエ
ージェントに対して当該get-request PDU を発信する
(ステップ2004,ステップ2005)。
【0084】次に、CMIPのm-Set request/indica
tion PDUをSNMPのset-requestPDUに変換する処理
について図19に示す。m-Set request/indication
PDUをSNMPのset-request PDUに変換する処理は、
前記したm-Get request/indication PDUをSNMP
のget-request PDU に変換する処理と、本質的に同じ
である。異なる点は、Attribute identifier listパ
ラメータをvariable-bindingsパラメータに変換するか
わりに、m-Set request/indication PDU をset-requ
est PDUに変換する場合は、Modification-listパラメ
ータをvariable-bindingsパラメータに変換することで
ある。しかも、Attribute identifier listパラメー
タをvariable-bindings パラメータに変換する場合に
は、アトリビュートのオブジェクト識別子を変換するだ
けであったが、Modification listパラメータをvariab
le-bindings パラメータに変換する場合、アトリビュー
トのオブジェクト識別子に加えて、アトリビュートの値
もいっしょに変換してvariable-bindings パラメータを
構成することが唯一の違いである。したがって、Modifi
cation list パラメータをvariable-bindingsパラメー
タに変換する処理の詳細は省略する。
【0085】次にSNMPよりget-response PDU を受
信した場合の処理について説明する。SNMPのプロト
コル仕様より、get-request PDuとset-request PDUの
応答には、どちらもget-response PDU が返ってくる。
したがって、図20に示すように、get-response PDU
を受信した場合、get-request PDUに対応する応答か、
set-request PDUに対応する応答かをスケジューリング
情報テーブルの処理フラグ・フィールドの値を見て判断
をおこなう。すなわち、処理フラグ・フィールドの値が
m-Get を指示するものである場合(図15に示す例では
‘G’のとき)、get-request PDUに対応する処理であ
ると判断し、当該処理フラグ・フィールドの値がm-Set
を指示するものである場合(図15に示す例では‘S’
のとき)、set-request PDU に対応する処理であると判
断する。
【0086】m-Getへの応答処理について次に説明す
る。図21に示すように、m-Getresponse/confirm PD
Uを作成する前にアソシエーション・フラグをチェック
する。当該アソシエーション・フラグがオフであれば、
受信したget-responseを無視する。なぜならば、当該ア
ソシエーション・フラグがオフである場合は、OSIマネ
ージャとのアソシエーションが断となっているためであ
る。当該アソシエーション・フラグがオンの場合は、受
信したget-response PDU をもとにして、m-Get respo
nse/confirm PDU を作成し、OSIマネージャに対し
て当該PDUを応答する。
【0087】次に図22を用いてm-Get response/con
firm PDU を作成する処理について説明する。スケジュ
ーラ/プロトコル変換処理は、スケジューリング情報テ
ーブルより、前記m-Get response/confirm PDU に与
えるインボークIDの値を得る(ステップ4200)。ま
た、受信したget-response PDU のerror-statusパラメ
ータの値をチェックする(ステップ4201)。
【0088】前記error-statusパラメータの値は、SN
MPプロトコルの仕様より、noError,tooBig,noSuchN
ame,genErrorのいずれかである。
【0089】前記error-statusパラメータの値がtooBig
である場合には、表6に示したサービス・パラメータに
対して、図23に示されるように、各パラメータの値を
定める。すなわち、Error identifierサブパラメータ
にはオブジェクト識別子{my_snmp_error 1}を設定
する。スケジューリング情報テーブルのクラス・フィー
ルドとインスタンス・フィールドに設定された値を、そ
れぞれManaged object classパラメータとManaged o
bject instanceパラメータに設定する。
【0090】前記error-statusパラメータの値がnoSuch
Nameである場合には、表7に示したサービス・パラメー
タに対して、図24,図25に示されるように、各パラ
メータの値を定める。すなわち、tooBigの場合と同じよ
うに、スケジューリング情報テーブルを用いて、Manage
d object classパラメータとManaged object ins
tanceパラメータに値を設定する。また、スケジューリ
ング情報テーブルのアトリビュートIDリスト・フィー
ルドに設定されたアトリビュートIDの一覧を用いてGe
t info listパラメータの値を設定する。ただし、受
信したget- responseのerror-index で指定されるア
トリビュートには、アトリビュート値の取得に失敗した
理由をあらわすerrorStatusサブパラメータにはnoSuchA
ttributeを、それ以外のアトリビュートの場合には、ac
cessDeniedを設定する。
【0091】前記error-statusパラメータの値がgenErr
orの場合の処理を図26に示す。
【0092】Error identifierサブパラメータにはオ
ブジェクト識別子{my_snmp_error2}を設定することを
除き、tooBigの場合と同じ処理なので説明は省略する。
【0093】前記error-statusパラメータの値がnoErro
r の場合の処理を図38から図43に示す。
【0094】スケジューリング情報テーブルのアトリビ
ュートIDリストに登録されたアトリビュートIDの一
覧にしたがって、variable-bindings パラメータに設定
されたアトリビュート値を取得し、Attribute list パ
ラメータを形成する。ただし、前記アトリビュートがif
TableIdやatTableId等の場合、前記variable-bindings
パラメータには対応するアトリビュートの値が設定され
ていないので、図中に示された処理にしたがって他のア
トリビュートの値を利用して当該アトリビュートの値を
計算する。
【0095】また、tooBigの場合と同じように、スケジ
ューリング情報テーブルを用いて、Managed object c
lassパラメータとManaged object instance パラメー
タに値を設定する。
【0096】次に、m-Setへの応答処理について説明す
る。
【0097】m-Setへの応答処理も、m-Getへの応答処理
と同様に、アソシエーション・フラグをチェックし、当
該アソシエーション・フラグがオフの場合は、get-resp
onseを無視し、当該アソシエーション・フラグがオンの
場合は、m-Set response/confirm PDUを作成し、O
SIマネージャに対して当該PDUを応答する。
【0098】次に、図46を用いてm-Set response/c
onfirm PDU を作成する処理を説明する。m-Get respo
nse/confirm PDU を作成する処理と同じく、スケジュ
ーリング情報テーブルよりインボークIDを取得する。
【0099】次に、error-statusパラメータをチェック
し、当該error-statusパラメータの値にしたがって、適
切なm-Set response/confirm PDUを作成する。
【0100】すなわち、error-statusパラメータの値が
tooBigである場合と、genErrorである場合は、m-Get r
esponse/confirm PDU 作成処理で記述してあるものと
同じ処理をおこなうので省略する。
【0101】error-statusパラメータの値がnoSuchName
である場合と、badValueである場合と、readOnlyである
場合も、m-Get response/confirm PDU 作成処理のno
SuchNameの場合と同様である。ただし、m-Get respons
e/confirm PDU 作成処理ではアトリビュートのオブジ
ェクト識別子とエラー理由が、Get info list パラメ
ータに設定されるが、m-Set response/confirm PDU
作成処理では、Set info list パラメータにアトリビ
ュートのオブジェクト識別子,当該アトリビュートの
値,エラー理由が設定される点が異なる点に注意する必
要がある。また、get-requestのerror-indexパラメータ
で指定されたアトリビュートのエラー理由として、erro
r-statusパラメータの値がnoSuchNameの場合はnoSuchAt
tribute, badValueの場合はinvalidAttributeValue,re
adOnlyの場合はinvalidOperation とする点が異なる事
に注意する必要がある。
【0102】次にSNMPエージェントよりtrap PDU
を受信した場合の処理について説明する。
【0103】m-Event-Report request/indication サ
ービス・パラメータの使用条件を表12に示す。
【0104】
【表12】
【0105】RFC1214に規定されているように、
当該m-Event-Reportオペレーションは非確認型でなけれ
ばならないので、Modeパラメータにはnon-Confirmed モ
ードを指定する。Event time パラメータに設定する内
容のものが、受信したtrapPDUには含まれていないの
で、前記Event timeパラメータは使用しない。
【0106】図47にtrap PDUからm-Event-Report r
equest/indication PDU に変換する処理についての概
略を示す。
【0107】trap PDU をCMIP−SNMPゲートウ
ェイが受信すると、前記CMIP−SNMPゲートウェ
イは、アソシエーション・フラグがオンかどうかをチェ
ックする。当該アソシエーション・フラグがオフである
場合、OSIマネージャとのアソシエーションは切断さ
れているので、当該trap PDUを破棄する。当該trapPDU
を破棄するかわりにログに登録するという実現方法も
ある。
【0108】前記アソシエーション・フラグがオンであ
る場合について次に説明する。
【0109】RFC1214にしたがうと、受信したtr
ap PDUをm-Event-Report request/indication PDU
に変換する場合、表13に示すように、trap PDU の種
類にしたがって前記m-Event-Report request/indicat
ion PDUを発行する管理オブジェクトが特定される。
【0110】
【表13】
【0111】図48から図54にそれぞれのtrap PDU
の種類にしたがった変換処理を示す。これらの変換処理
の概要を以下に説明する。
【0112】m-Event-Report request/indicationサ
ービスのManaged object instanceパラメータに設定
する管理オブジェクトのインスタンス名をIPアドレス
取得テーブルと受信したtrapから得る。すなわち、syst
emオブジェクトのインスタンス名はIPアドレス取得テ
ーブルより得、ifEntryオブジェクトやNeighBorEntryオ
ブジェクトのインスタンス名はvariable-bindingsパラ
メータより得る。RFC1214によると、図18に示される
ようにインターネット・オブジェクトの包含関係は定義
されるので、この包含関係に基づくようにインスタンス
名が形成される。
【0113】Managed object classパラメータ,Invo
ke identifier パラメータ,Modeパラメータ,Event
typeパラメータ,Event information パラメータに
は、図中に示されるように、それぞれ適切な値が設定さ
れる。
【0114】本実施例によると、CMIP−SNMPゲ
ートウェイの動作および構成が単純になるという効果が
ある。
【0115】〈実施例2〉第1の実施例では、CMIP
−SNMPゲートウェイは、CMIPのカーネル機能単
位のみを実装していた。このため、OSIマネージャ
は、一回のCMIPオペレーションで、複数の管理オブ
ジェクトを指定することができなかった。
【0116】第2の実施例では、カーネル機能単位のほ
かに、複数オブジェクト選択機能単位,フィルタ機能単
位,複数応答機能単位を前記CMIP−SNMPゲート
ウェイが実装することにより、前記OSIマネージャ
が、一回のCMIPオペレーションにおいて、複数の管
理オブジェクトを選択することを可能とする。
【0117】CMIPのm-Get オペレーションにおける
前記CMIP−SNMPゲートウェイのプロトコル処理
を、図55を用いて説明する。
【0118】前記CMIP−SNMPゲートウェイがm-
Get request/indication PDU をOSIマネージャよ
り受け取ると、当該CMIP−SNMPゲートウェイ
は、SNMPエージェントに対して、SNMPのget-re
quest PDUを発行する。当該get-request PDUに対する
応答として、前記SNMPエージェントより、get-resp
onse PDUが返る。
【0119】前記CMIP−SNMPゲートウェイがge
t-response PDU を受信すると、当該CMIP−SNM
Pゲートウェイは受信したget-response PDU で指定さ
れる管理オブジェクトが、前記m-Get request/indica
tion PDUのScopeパラメータで指定された範囲の外に位
置付くものであれば、当該CMIP−SNMPゲートウ
ェイはm-Get response/confirm PDU を前記OSIマ
ネージャに返し、当該プロトコル処理を終了する。当該
m-Get response/confirm PDU の内容は空である。
【0120】前記SNMPエージェントから応答された
前記get-response PDU で指定される管理オブジェクト
が、前記Scope パラメータで指定された範囲中に位置付
けられる場合、前記m-Get request/indication PDU
のFilter パラメータで指定されたフィルタリング条
件を満足していなければ、当該CMIP−SNMPゲー
トウェイは当該get-response PDU で指定された管理オ
ブジェクトの次に位置する管理オブジェクトから管理情
報を得るために、前記SNMPエージェントに対してge
t-next-request PDUを発行する。
【0121】前記SNMPエージェントから応答された
前記get-response PDU で指定される管理オブジェクト
が、前記Scope パラメータで指定された範囲中に位置付
けられ、前記Filterパラメータで指定されたフィルタリ
ング条件を満足している場合、当該CMIP−SNMP
ゲートウェイは当該get-response PDU を、CMIPの
m-LinkedReply PDUに変換し、当該m-LinkedReply PDU
を前記OSIマネージャに対して発行する。また、当該
CMIP−SNMPゲートウェイは当該get-response
PDU で指定された管理オブジェクトの次に位置する管理
オブジェクトから管理情報を得るために、前記SNMP
エージェントに対してget-next-request PDUを発行す
る。
【0122】前記get-next-request PDU に対する応答
にも、前記SNMPエージェントはget-response PDU
を返答する。
【0123】次にCMIPのm-Set オペレーションにお
けるCMIP−SNMPゲートウェイのプロトコル処理
を、図56を用いて説明する。
【0124】前記CMIP−SNMPゲートウェイがm-
Set request/indication PDU をOSIマネージャよ
り受け取ると、当該CMIP−SNMPゲートウェイ
は、SNMPエージェントに対して、SNMPのget-re
quest PDUを発行する。当該get-request PDUに対する
応答として、前記SNMPエージェントより、get-resp
onse PDUが返る。
【0125】前記CMIP−SNMPゲートウェイがge
t-response PDU を受信すると、当該CMIP−SNM
Pゲートウェイは当該get-response PDUが、get-reque
stPDUまたはget-next-request PDUに対する応答である
か、set-request PDUに対する応答であるかを判断す
る。
【0126】当該get-response PDUがget-request PD
Uまたはget-next-request PDUに対する応答である場
合、受信したget-response PDU で指定される管理オブ
ジェクトが、前記m-Set request/indication PDUのS
copeパラメータで指定された範囲の外に位置付くもので
あれば、当該CMIP−SNMPゲートウェイはm-Setr
esponse/confirm PDUを前記OSIマネージャに返
し、当該プロトコル処理を終了する。当該m-Set respo
nse/confirm PDU の内容は空である。
【0127】前記get-response PDUがget-request PD
Uまたはget-next-request PDUに対する応答であり、当
該get-response PDU で指定される管理オブジェクト
が、前記Scopeパラメータで指定された範囲中に位置付
けられる場合、前記m-Get request/indication PDU
のFilterパラメータで指定されたフィルタリング条件を
満足していなければ、当該CMIP−SNMPゲートウ
ェイは当該get-response PDU で指定された管理オブジ
ェクトの次に位置する管理オブジェクトを選択するため
に、前記SNMPエージェントに対してget-next-reque
st PDUを発行する。
【0128】前記get-response PDUがget-request PD
Uまたはget-next-request PDUに対する応答であり、当
該get-response PDU で指定される管理オブジェクト
が、前記Scopeパラメータで指定された範囲中に位置付
けられ、前記Filter パラメータで指定されたフィルタ
リング条件を満足している場合、当該CMIP−SNM
Pゲートウェイは当該get-response PDU で指定される
管理オブジェクトに対して、前記m-Set request/indi
cation PDU の内容をset-request PDUに変換し、前記
SNMPエージェントに対して当該set-request PDUを発行
する。当該set-request PDUに対する応答として、前記
SNMPエージェントはget-responsePDUを返す。
【0129】前記get-response PDUがset-request に
対する応答である場合、前記CMIP−SNMPゲートウェ
イは、当該get-response PDUをCMIPのm-LinkedRep
lyPDUに変換し、当該m-LinkedReply PDU を前記OSI
マネージャに対して発行する。また、当該CMIP−S
NMPゲートウェイは当該get-response PDU で指定さ
れた管理オブジェクトの次に位置する管理オブジェクト
から管理情報を得るために、前記SNMPエージェント
に対してget-next-request PDU を発行する。
【0130】前記SNMPエージェントが発行したSN
MPのtrap PDUをCMIPのm- Event-Report reque
st/indication PDUに変換する処理は、第一の実施例
で記述されたものと同じである。
【0131】次にCMIPのPDUをSNMPのPDU
に変換する処理、および、SNMPのPDUをCMIP
のPDUに変換する処理をおこなう前記CMIP−SN
MPゲートウェイの構造について図4を用いて説明す
る。
【0132】前記CMIP−SNMPゲートウェイ1
は、OSIマネージャとCMIPを用いて通信をおこな
うために、OSI通信インタフェース22を持つ。
【0133】また、SNMPエージェントとSNMPを
用いて通信をおこなうために、TCP/IP通信インタフ
ェース23を持つ。
【0134】前記OSI通信インタフェース22および
前記TCP/IP通信インタフェース23を介して受信
したCMIPのPDUとSNMPのPDUそれぞれを、
当該CMIP−SNMPゲートウェイ1が使用する内部
データ構造に変換する処理、および、前記内部データ構
造をCMIPのPDUまたはSNMPのPDUに変換す
る処理を、A-Associate処理12,A-RELEASE処理13,
A-ABORT処理14,m-Get処理15,m-Linked-Reply処理
24,m-Set処理16,m-Event-Report処理17,get-r
equest処理18,get-next-request処理25,get-resp
onse 処理19,set-request処理20,trap処理21で
おこなう。
【0135】前記処理モジュール12〜19,24,2
5の処理および機能は第1の実施例で記述した内容と同
じである。
【0136】スケジューラ/プロトコル変換処理11
は、前記各モジュール12〜19,24,25の動作を
制御し、CMIPのPDUのSNMPのPDUへの変換
処理,SNMPのPDUのCMIPのPDUへの変換処
理,CMIPとSNMPのプロトコル変換による双方の
プロトコルの制御、および、CMIPで交換される管理
情報とSNMPで交換される管理情報の変換処理をおこ
なう。
【0137】次に前記スケジューラ/プロトコル変換処
理11の構成について説明する。
【0138】アソシエーション・フラグ110は、アソ
シエーションの確立状況をあらわす。すなわち、当該ア
ソシエーション・フラグ110がオンである場合は、O
SIマネージャとの間のアソシエーションが確立されて
いることをあらわし、オフである場合はアソシエーショ
ンが確立されていないことをあらわす。
【0139】IPアドレス取得テーブル113は、第一
の実施例と同じように、管理オブジェクトを保持してい
るSNMPエージェントのIPアドレスとコミュニティ
名を取得するために使用する。
【0140】スケジューリング情報テーブル118は、
第一の実施例と同じく、各IPアドレスごとのCMIP
とSNMPの双方のプロトコルについての処理のステー
タス,CMIPのPDUで指定されるインボークID,
SNMPのPDUで指定するリクエストID,前記CM
IPのPDUで指定された基底となる管理オブジェクト
のオブジェクト・クラスとオブジェクト・インスタンス
の識別情報,前記CMIPのPDUで指定されるアトリビュ
ートIDの一覧を持つ。さらに、前記CMIPのPDU
で指定されるスコープ範囲と、フィルタ条件も保持す
る。図67に、第二の実施例における、当該スケジュー
リング情報テーブルの構成を例示する。
【0141】当該スケジューリング情報テーブルの実施
例では、処理フラグ・フィールドは、‘G’によって単
数Get,‘S’によって単数Set,‘g’によって複
数Get,‘s1’によって複数Setのフェーズ1,‘s
2’によって複数Setのフェーズ2という状態をあらわ
している。
【0142】クラス情報テーブル124は、管理オブジ
ェクトの包含関係のプロトタイプおよび各管理オブジェ
クトのクラスで保持するアトリビュートの一覧に関する
情報を保持している。図68に、当該クラス情報テーブ
ルの構成を例示する。
【0143】第一の実施例と同様に、プロトコル変換ド
ライバ119は、スケジューリング情報テーブル11
8,IPアドレス取得テーブル113,クラス情報テー
ブルに記録された情報を利用して、各PDU変換処理モ
ジュール(111,112,115,120,121,
122,123)を起動することにより、CMIPのP
DUのSNMPのPDUへのプロトコル変換、および、
SNMPのPDUのCMIPのPDUへのプロトコル変
換をおこなう。
【0144】次に、CMIP−SNMPゲートウェイが
m-Get request/indication PDUを受信したときの処
理について、図57を用いて説明する。前記CMIP−
SNMPゲートウェイがm-Get request/indication PDU
を受信すると、当該CMIP−SNMPゲートウェイ
は、受信したm-Get request/indication PDUがScope
パラメータを持たないか、あるいは、Scope パラメータ
はベースオブジェクトのみの指定となっているか確かめ
る。この場合、当該CMIP−SNMPゲートウェイ
は、第一の実施例で記述したget-request PDUへの変換
処理をおこなう。このとき、スケジューリング情報テー
ブルの処理フラグ・フィールドには、単数Get を意味す
るものが設定される。
【0145】受信したm-Get request/indication PD
UがScopeパラメータを持ち、かつ、ベースオブジェクト
のみの指定となっていない場合には、以下の手順によっ
て、get-request PDUを作成する。
【0146】まず、IPアドレス取得テーブルより、受
信したm-Get request/indicationPDU によって指定さ
れる管理オブジェクトを所有しているSNMPエージェ
ントのIPアドレスを取得する。
【0147】次に、前記m-Get request/indication
PDU中のScopeパラメータ、および、Filterパラメータに
設定されている内容を、それぞれスケジューリング情報
テーブルのスコープ範囲、および、フィルタ条件フィー
ルドに設定する。
【0148】次に、前記m-Get request/indication
PDUを変換して、get-request PDUを作成する。この変
換処理は、第一の実施例で記述した方法と同じである。
また、m-Get request/indication PDUのFilter パラ
メータに指定されているアトリビュートIDも利用し
て、get-request PDUのvariable-bindings パラメータ
を形成する、すなわち、前記Filterパラメータに指定さ
れたアトリビュートの値もSNMPエージェントから取
得できるように前記variable-bindings パラメータを形
成する。
【0149】最後に、作成されたget-request PDUを前
記SNMPエージェントに送信し、スケジューリング情
報テーブルの処理フラグ・フィールドに複数Get を意味
するものを設定する。
【0150】次に、CMIP−SNMPゲートウェイが
m-Set request/indication PDUを受信したときの処
理について、図58を用いて説明する。
【0151】この処理は、受信したm-Set request/in
dication PDUがScopeパラメータを持たないか、あるい
は、Scope パラメータはベースオブジェクトのみの指定
となっているか確かめ、そうである場合は、第一の実施
例におけるset-request PDUへの変換処理が実施される
こと、そうでない場合には、m-Set request/indicati
on PDUからget-request PDU へ変換されることの2点
を除いて同様である。スケジューリング情報テーブルの
処理フラグ・フィールドには、前者の場合、単数Setを
意味するものが設定され、後者の場合、複数Setフェー
ズ1を意味するものが設定される。
【0152】次に、CMIP−SNMPゲートウェイが
get-response PDU を受信したときの処理について、図
59を用いて説明する。前記CMIP−SNMPゲート
ウェイはget-response PDU を受信すると、スケジュー
リング情報テーブルの処理フラグ・フィールドの値をチ
ェックする。
【0153】前記処理フラグ・フィールドの値が、単数
Get を意味するものである場合、第一の実施例に記述
されたm-Get response/confirm PDU への変換処理が
実施される。
【0154】また、前記処理フラグ・フィールドの値
が、単数Set を意味するものである場合、第一の実施例
に記述されたm-Set response/confirm PDU への変換
処理が実施される。
【0155】また、前記処理フラグ・フィールドの値
が、複数Get を意味するものである場合、複数Get処理
を実施する。当該複数Get処理については後述する。
【0156】また、前記処理フラグ・フィールドの値
が、複数Set フェーズ1を意味するものである場合は、
複数Setフェーズ1処理を実施する。当該複数Setフェー
ズ1処理については後述する。
【0157】また、前記処理フラグ・フィールドの値
が、複数Set フェーズ2を意味するものである場合は、
get-response PDU → m-Linked-Reply(Set)PDU, get
- next-PDU変換処理を実施する。当該get-response PD
U → m-Linked-Reply (Set)PDU, get-next-PDU変換処
理については後述する。
【0158】次に、複数Get 処理について説明する。前
記CMIP−SNMPゲートウェイは受信したget-resp
onse PDU より、その情報から形成される管理オブジェ
クトを導きだす。そして、当該管理オブジェクトが、ス
ケジューリング情報テーブルのスコープ範囲フィールド
で指定される包含部分木の中に位置付けられるのかを判
断する。
【0159】前記管理オブジェクトが前記包含部分木の
中に位置付く場合は、get-responsePDU → m-Linked-
Reply(Get) PDU, get-next-request PDU 変換処理を実
行する。当該get-response PDU → m-Linked-Reply
(Get)PDU, get-next-requestPDU変換処理の詳細につい
ては、後述する。
【0160】また、前記管理オブジェクトが前記包含部
分木の中に位置付かない場合は、get-response PDU
→ m-Get response/confirm PDU変換処理を実施す
る。当該get-response PDU → m-Get response/co
nfirm PDU変換処理の詳細については、後述する。この
場合、CMIPのGet のプロトコル処理は終了する。次
に、get-response PDU → m-Linked-Reply(Get)PDU,
get-next-requestPDU 変換処理について、図61を用
いて説明する。前記CMIP−SNMPゲートウェイは
受信したget-response PDU とスケジューリング情報テ
ーブルのフィルタ条件フィールドの内容とを比較し、前
記フィルタ条件が満足されていなければ、処理をおこな
わない。これは、前記get-response PDU で指定される
管理オブジェクトの保持している情報が、OSIマネー
ジャが指定している条件を満足していないことを意味し
ている。
【0161】前記フィルタ条件が満足されていれば、前
記get-response PDU に基づいて、m-Linked-Reply PD
Uを形成し、OSIマネージャに当該m-Linked-Reply P
DUを送信する。また、当該m-Linked-Reply PDUは、Get
に対するm-Linked-Replyである。
【0162】フィルタ条件が満足されてもされなくて
も、当該CMIP−SNMPゲートウェイは、前記get-
response PDUを利用して、get-next-request PDUを形
成し、SNMPエージェントに対して当該get-next-req
uest PDU を発行する。これは、SNMPエージェント
から、前記get-response PDU で指定されるかんりオブ
ジェクトの次の位置にある管理オブジェクトから管理情
報を取得するためである。
【0163】最後にスケジューリング情報テーブルの処
理フラグ・フィールドに複数Get を意味するものを再設
定する。
【0164】次に、get-response PDU → m-Get re
sponse/confirm PDU変換処理について、図62を用い
て説明する。当該get-response PDU → m-Get resp
onse/confirm PDU 変換処理では、前記CMIP−S
NMPゲートウェイはm-Getresponse/confirm PDUを
作成し、OSIマネージャに対して、当該m-Get resp
onse/confirm PDUを発行する。当該m-Get response
/confirm PDU の中身は空となる。
【0165】次に、複数Set フェーズ1の処理につい
て、図63を用いて説明する。前記CMIP−SNMP
ゲートウェイは受信したget-response PDU より、その
情報から形成される管理オブジェクトを導きだす。そし
て、当該管理オブジェクトが、スケジューリング情報テ
ーブルのスコープ範囲フィールドで指定される包含部分
木の中に位置付けられるのかを判断する。
【0166】前記管理オブジェクトが前記包含部分木の
中に位置付く場合は、get-responsePDU → m-Linked-
Reply(Set) PDU, get-next-request PDU 変換処理を実
行する。当該get-response PDU → m-Linked-Reply
(Set) PDU, get-next-requestPDU 変換処理の詳細につ
いては、後述する。
【0167】また、前記管理オブジェクトが前記包含部
分木の中に位置付かない場合は、get-response PDU
→ m-Set response/confirm PDU変換処理を実施す
る。当該get-response PDU → m-Set response/co
nfirm PDU変換処理の詳細については、後述する。この
場合、CMIPのSet のプロトコル処理は終了する。
【0168】次に、get-response PDU → set-reque
st PDU 変換処理について、図64を用いて説明する。
前記CMIP−SNMPゲートウェイは受信したget-re
sponse PDU とスケジューリング情報テーブルのフィル
タ条件フィールドの内容とを比較し、前記フィルタ条件
が満足されていれば、当該get-response PDUとスケジ
ューリング情報テーブルのアトリビュートIDリストを
利用してset-request PDUを形成し、SNMPエージェ
ントに対して当該set-request PDUを発行する。その
後、スケジューリング情報テーブルの処理フラグ・フィ
ールドに複数Set フェーズ2を意味するものを設定す
る。
【0169】前記フィルタ条件が満足されていなけれ
ば、前記get-response PDU を利用して、get-next-req
uest PDUを形成し、当該get-next-request PDUを前記
SNMPエージェントに対して発行する。また、スケジュー
リング情報テーブルの処理フラグ・フィールドには複数
Set フェーズ1を意味するものを設定する。これは、前
記get-request PDUで指定される管理オブジェクトがO
SIマネージャが設定したフィルタ条件を満足しなかっ
たことを意味する。また、当該CMIP−SNMPゲートウ
ェイは、前記get-response PDU で指定される管理オブ
ジェクトの次に位置する管理オブジェクトの管理情報の
取得を始めた。
【0170】次に、get-response PDU → m-Set re
sponse/confirm PDU変換処理について、図65を用い
て説明する。当該get-response PDU → m-Set resp
onse/confirm PDU変換処理では、前記CMIP−SN
MPゲートウェイはm-Set response/confirm PDUを
作成し、OSIマネージャに対して、当該m-Set res
ponse/confirm PDUを発行する。当該m-Set response
/confirm PDU の中身は空となる。
【0171】最後に、get-response PDU → m-Linke
d-Reply(Set) PDU, get-next-request PDU変換処理に
ついて、図66を用いて説明する。前記CMIP−SNMP
ゲートウェイは、受信したget-response PDU とスケジ
ューリング情報テーブルのアトリビュートIDリストを
利用して、m-Linked-Reply PDU を作成し、OSIマネー
ジャに対して当該m-Linked-Reply PDUを発行する。
【0172】さらに、前記get-response PDU と、スケ
ジューリング情報テーブルのアトリビュートIDリスト
とフィルタ情報を利用して、get-next-request PDU を
作成し、SNMPエージェントに対して、当該get-next
-request PDU を発行する。これは、前記get-response
PDU で指定される管理オブジェクトの次に位置する管
理オブジェクトの管理情報を取得し始めたことを意味す
る。
【0173】最後に、前記スケジューリング情報テーブ
ルの処理フラグ・フィールドに複数Setフェーズ1を設
定する。
【0174】本実施例によれば、OSIマネージャが一
度に複数の管理オブジェクトを選択し、管理オブジェク
トを選択する条件をOSIマネージャが指定することで
き、OSIマネージャとCMIP−SNMPゲートウェ
イ間の通信プロトコルが合理化され、通信の効率が向上
する効果がある。
【0175】〈実施例3〉第3の実施例では、OSI管
理で定義された汎用管理情報をインターネット管理の管
理情報等にマッピングする例を記述する。
【0176】OSIマネージャから見たインターネット
・ノードの構成例を図69に示す。すなわち、OSIマ
ネージャから見ると、概念的には、インターネットを構
成する各ノードが、図69に示される構成となっている
ことをあらわしている。説明を単純にするために、以下
では、インターネット・ノードそれぞれがSNMPエー
ジェントを持つと考える。
【0177】図69に示すように、本実施例は、インタ
ーネット・ノードは、システム(system),サブシステム
(subsystem),通信エンティティ(communicationEntity)
の管理オブジェクトから構成される。とくに、通信エン
ティティは、IP通信エンティティ,UDP通信エンテ
ィティ,TCP通信エンティティの3つの管理オブジェ
クトに分類される。
【0178】本実施例であげた管理オブジェクトの他
に、ポート(port)やコネクション(connection)といった
管理オブジェクトを持つ実施例を考えることができる。
【0179】次に、OSI管理で定義された汎用管理情
報について説明する。
【0180】system管理オブジェクトのsystemIDアトリ
ビュートの値は、SNMPエージェントの持つsysName
の値とする。当該system 管理オブジェクトは、インタ
ーネット・ノード自体を意味している。
【0181】subsystem管理オブジェクトのsubsystemID
アトリビュートの値は、“Internet”とする。この値
は、すべてのインターネット・ノードで共通である。ま
た、この値により、前記system管理オブジェクトがイン
ターネット・プロトコルを処理できることを意味させ
る。
【0182】communicationEntity管理オブジェクト
は、communicationEntityIDアトリビュートの値とし
て、“IP”,“UDP”,“TCP”の3つの値をとる。これ
は、それぞれの管理オブジェクトが、IP通信エンティ
ティ、UDP通信エンティティ,TCP通信エンティテ
ィであることを意味している。
【0183】system管理オブジェクトは、前記systemID
アトリビュートのほかに、operationalStateアトリビュ
ート,usageStateアトリビュート,administrativeState
アトリビュート,managementStateアトリビュートを持
つ。次に、これらのアトリビュートの値の取得方法につ
いて説明する。
【0184】operationalStateアトリビュートの値は、
前記system管理オブジェクトに相当するインターネット
・ノードのICMPエコー要求パケットに対する応答の
有無によって判断する。
【0185】usageStateアトリビュートの値は、アクテ
ィブ・ユーザ・プロトコルによって得られる前記インタ
ーネット・ノードの利用者数により判断する。
【0186】administrativeState アトリビュートの値
は、前記インターネット・ノードのSNMPエージェン
ト・アプリケーションに対するエコー・プロトコル・メ
ッセージへの応答の有無によって判断する。
【0187】また、administrativeState アトリビュー
トの値を前記インターネット・ノードに対してSNMP
のget-request PDUを発行して、その応答の有無によっ
て判断する方法もある。
【0188】次に、第3の実施例を実現するCMIP−
SNMPゲートウェイの構成について図70を用いて説
明する。
【0189】前記CMIP−SNMPゲートウェイ1
は、OSIマネージャとOSI通信インタフェース22
を介して管理情報の交換をおこなう。
【0190】前記OSIマネージャと当該CMIP−S
NMPゲートウェイ1間の通信プロトコルはCMIPで
ある。よって、CMIPプロトコル処理50モジュール
によって、CMIPプロトコルの制御をおこなう。
【0191】また、前記CMIP−SNMPゲートウェ
イ1は、インターネット・ノードでもあるSNMPエー
ジェントとTCP/IP通信インタフェース23を介し
てインターネットの管理情報を交換する。
【0192】前記CMIP−SNMPゲートウェイ1と
SNMPエージェント間での、インターネットの管理情
報の交換のためのプロトコル処理は、SNMPプロトコ
ル処理モジュール51,エコー・プロトコル処理モジュ
ール52,アクティブ・ユーザ処理モジュール53がお
こなう。
【0193】SNMPプロトコル処理モジュール51
は、前記CMIP−SNMPゲートウェイ1とSNMP
エージェントとの間でインターネットの管理情報を交換
するSNMPプロトコルの制御をおこなう。
【0194】エコー・プロトコル処理モジュール52
は、前記CMIP−SNMPゲートウェイ1とインター
ネット・ノード間のエコー・プロトコルの制御をおこな
う。
【0195】アクティブ・ユーザ・プロトコル処理モジ
ュール53は、前記CMIP−SNMPゲートウェイ1とイ
ンターネット・ノード間のアクティブ・ユーザ・プロト
コルの制御をおこなう。
【0196】OSI管理の管理情報とインターネットの
管理情報の変換は、OSI管理/インターネット管理プ
ロトコル変換モジュール54でおこなう。
【0197】ICMPエコー要求パケットを送信し、I
CMPエコー応答パケットを受信するプロトコル処理の
機能は、前記TCP/IP通信インタフェース23の機
能に含まれる。
【0198】本実施例によれば、OSIマネージャはO
SI管理で定義された管理情報のみを使用するので、イ
ンターネットの管理を実現することによるOSIマネー
ジャの変更が不要であるという効果がある。
【0199】
【発明の効果】本発明によると、インターネットとOS
IネットワークをOSIマネージャによって一元管理で
きる効果がある。また、管理者にとって、OSI管理の
枠組みの中で統一的に通信ネットワークの管理情報を扱
うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】CMIP−SNMPゲートウェイとOSIマネ
ージャ,SNMPエージェントとの関係をあらわす図。
【図2】CMIP−SNMPゲートウェイの構成図。
【図3】スケジューラ/プロトコル変換処理の構成図。
【図4】CMIP−SNMPゲートウェイの構成図。
【図5】snmpTooBigパラメータ・テンプレート図。
【図6】snmpGenErrorパラメータ・テンプレート図。
【図7】プロトコル・シーケンス(アソシエーション)
の説明図。
【図8】プロトコル・シーケンス(CMIP−SNMP
変換)図。
【図9】スケジューラ/プロトコル変換処理の構成図。
【図10】A-ASSOCIATE request/indication PDU受
信時の処理の説明図。
【図11】A-RELEASE request/indication PDU受信
時の処理の説明図。
【図12】A-ABORT request/indication PDU受信時
の処理の説明図。
【図13】A-P-ABORT request/indication PDU受信
時の処理の説明図。
【図14】IPアドレス取得テーブルの構成図。
【図15】スケジューリング情報テーブルの構成図。
【図16】m-Get request/indication PDU受信時の
処理の説明図。
【図17】IPアドレス取得処理の説明図。
【図18】インターネット・オブジェクトの包含関係の
説明図。
【図19】m-Set request/indication PDU受信時の
処理の説明図。
【図20】get-response PDU受信時の処理の説明図。
【図21】m-Get応答処理の説明図。
【図22】m-Get response/confirm PDU作成処理の
説明図。
【図23】m-Get response/confirm PDU作成処理(to
oBigの場合)の説明図。
【図24】m-Get response/confirm PDU作成処理(no
SuchNameの場合、その1)の説明図。
【図25】m-Get response/confirm PDU作成処理(no
SuchNameの場合、その2)の説明図。
【図26】m-Get response/confirm PDU作成処理(ge
nErrorの場合)の説明図。
【図27】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その1)の説明図。
【図28】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その2)の説明図。
【図29】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その3)の説明図。
【図30】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その4)の説明図。
【図31】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その5)の説明図。
【図32】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その6)の説明図。
【図33】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その7)の説明図。
【図34】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その8)の説明図。
【図35】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その9)の説明図。
【図36】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その10)の説明図。
【図37】Attribute identifier list → variabl
e-bindings変換処理(その11)の説明図。
【図38】m-Get 正常response/confirm PDU作成処理
(その1)の説明図。
【図39】m-Get 正常response/confirm PDU作成処理
(その2)の説明図。
【図40】m-Get 正常response/confirm PDU作成処理
(その3)の説明図。
【図41】m-Get 正常response/confirm PDU作成処理
(その4)の説明図。
【図42】m-Get 正常response/confirm PDU作成処理
(その5)の説明図。
【図43】m-Get 正常response/confirm PDU作成処理
(その6)の説明図。
【図44】m-Get 正常response/confirm PDU作成処理
(その7)の説明図。
【図45】m-Set応答処理の説明図。
【図46】m-Set response/confirm PDU作成処理の
説明図。
【図47】trap → m-Event-Report変換処理の説明
図。
【図48】trap(coldStart) → m-Event-Report変換処
理の説明図。
【図49】trap(warmStart) → m-Event-Report変換処
理の説明図。
【図50】trap(linkDown) → m-Event-Report変換処
理の説明図。
【図51】trap(linkUp) → m-Event-Report変換処理
の説明図。
【図52】trap(authenticationFailure) → m-Event-
Report変換処理の説明図。
【図53】trap(egpNeiborLoss) → m-Event-Report変
換処理の説明図。
【図54】trap(enterpriseSpecific) → m-Event-Rep
ort変換処理の説明図。
【図55】複数オブジェクト選択時のプロトコル・シー
ケンス(m-Get)の説明図。
【図56】複数オブジェクト選択時のプロトコル・シー
ケンス(m-Set)の説明図。
【図57】m-Get request/indication PDU →get-r
equest PDU 変換処理の説明図。
【図58】m-Set request/indication PDU →get-r
equest PDU 変換処理の説明図。
【図59】get-response PDU受信時の処理の説明図。
【図60】複数Get処理の説明図。
【図61】get-request PDU → m-Linked-Reply(Ge
t) PDU,get-next-request PDU変換処理の説明図。
【図62】get-response PDU → m-Get response/
confirm PDU変換処理の説明図。
【図63】複数Setフェーズ1処理の説明図。
【図64】get-response PDU → set-request PDU
変換処理の説明図。
【図65】get-response PDU → m-Set response/
confirm PDU変換処理の説明図。
【図66】get-response PDU → m-Linked-Reply(Se
t) PDU,get-next-request PDU変換処理の説明図。
【図67】スケジューリング情報テーブルの構成図。
【図68】クラス情報テーブルの構成図。
【図69】インターネット・ノードの包含関係の構成例
を示す図。
【図70】CMIP−SNMPゲートウェイの構成例を
示す図。
【符号の説明】
1…CMIP−SNMPゲートウェイ、2…OSIマネ
ージャ、3,3a〜3b…SNMPエージェント、4,
4a〜4d…管理オブジェクト、11…スケジューラ/
プロトコル変換処理、12…A-ASSOCIATE処理、13…A
-RELEASE処理、14…A-ABORT処理、15…m-Get処理、
16…m-Set処理、17…m-Event- Report処理、18
…get-request処理、19…get-response処理、20…s
et- request処理、21…trap処理、22…OSI通信
インタフェース、23…TCP/IP通信インタフェー
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/28 (72)発明者 藤野 修司 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】OSI管理におけるマネージャ・システム
    (以下、OSIマネージャと呼ぶ)の発行するCMIPプ
    ロトコル データ単位(以下PDU)を、インターネッ
    ト管理におけるエージェント・システム(以下、SNM
    Pエージェントと呼ぶ)に対するSNMP PDUに変
    換するCMIP−SNMPゲートウェイにおいて、OSI
    管理の管理情報構造にしたがった管理情報を、インター
    ネット管理の管理情報構造にしたがった管理情報に変換
    する管理情報変換機構を設けたことを特徴とするCMI
    P−SNMPゲートウェイ。
  2. 【請求項2】前記管理情報変換機構が、OSI管理で規
    定された管理情報を、インターネット管理で規定された
    管理情報に変換するCMIP−SNMPゲートウェイ。
  3. 【請求項3】前記OSIマネージャと前記CMIP−S
    NMPゲートウェイ間のアソシエーションの確立を、前
    記OSIマネージャとのアソシエーション確立に関する
    識別情報を持たせることによって行なわしめるCMIP
    −SNMPゲートウェイ。
  4. 【請求項4】請求項1において、受信したCMIP P
    DU中の識別名を、インターネットにおけるIPアドレ
    スと対応させる手段を設けたCMIP−SNMPゲート
    ウェイ。
  5. 【請求項5】請求項4において、受信したCMIP P
    DU中の識別名を、インターネットにおけるIPアドレ
    スに対応させる手段が、コミュニティ名を取得する手段
    を備えたことを特徴とするCMIP−SNMPゲートウ
    ェイ。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記SNMPエージェ
    ントに対するSNMP PDUの発行を多重化する機構
    を設けたCMIP−SNMPゲートウェイ。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記SNMP PDU
    発行多重化機構が、当該SNMPPDUを発行すること
    による競合の発生を回避する手段を有するCMIP−SN
    MPゲートウェイ。
  8. 【請求項8】請求項6において、前記SNMP PDU
    発行多重化機構が、受信したCMIPPDUの一部または全
    部を保持するCMIP−SNMPゲートウェイ。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記OSIマネージャ
    と前記CMIP−SNMPゲートウェイ間の通信プロト
    コルが、所定のテンプレートで規定されるプロセッシン
    グ・フェイリア・エラーを使用するCMIP−SNMP
    ゲートウェイ。
  10. 【請求項10】請求項1において、前記SNMPエージ
    ェントに対して、get-next-requestPDU発行後、set-req
    uest PDUを発行するという、SNMPのプロトコル・デ
    ータ単位の発行順序を持つ複数オブジェクト選択機構を
    備えたCMIP−SNMPゲートウェイ。
  11. 【請求項11】請求項10において、複数オブジェクト
    選択機構が、インターネット管理で規定された管理情報
    の包含関係に関する情報を、保持するCMIP−SNM
    Pゲートウェイ。
  12. 【請求項12】請求項2における管理情報変換機構を持
    つCMIP−SNMPゲートウェイにおいて、エコー・
    プロトコルを処理する機能とアクティブ・ユーザ・プロ
    トコルを処理する機能を保持したCMIP−SNMPゲ
    ートウェイ。
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