JP2001521325A - 高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイ - Google Patents

高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイ

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JP2001521325A
JP2001521325A JP2000517509A JP2000517509A JP2001521325A JP 2001521325 A JP2001521325 A JP 2001521325A JP 2000517509 A JP2000517509 A JP 2000517509A JP 2000517509 A JP2000517509 A JP 2000517509A JP 2001521325 A JP2001521325 A JP 2001521325A
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JP2000517509A
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ティモシー・ダーランド
ロバート・エフ・ディカーマン
クリストファー・ピー・トファネリ
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エムシーアイ・ワールドコム・インコーポレーテッド
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Publication date
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    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/0016Arrangements providing connection between exchanges
    • H04Q3/0025Provisions for signalling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/0016Arrangements providing connection between exchanges
    • H04Q3/0029Provisions for intelligent networking
    • H04Q3/0045Provisions for intelligent networking involving hybrid, i.e. a mixture of public and private, or multi-vendor systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/08Protocols for interworking; Protocol conversion

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
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  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイは、手動オペレータ・コンソール(122A〜122N)間で通信するために使用される。手動オペレータ・コンソールは、顧客の電話呼び出し処理と、顧客の電話呼び出し処理に必要な情報を含んだデータベースである、サービス・データ・ポイント(128)の処理を行っている。しかしながら、高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイは、その他の遠距離通信コンポーネント間におけるメッセージの受信および送信にも使用できる。さらに、トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート(TCAP)メッセージを、ユーザ・データグラム・プロトコル/インターネット・プロトコル(UDP/IP)から伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)実装へ、またはその逆に、プロトコル変換する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般にコンピュータシステムに関し、より詳細には1つ以上のコンピ
ュータシステム環境間におけるメッセージ・インターフェースの提供に関する。
【0002】
【従来の技術】
遠距離通信ネットワーク製品は、遠距離通信ネットワークが伝えられる電話会
社によって提供されているサービスである。広く知られる例として、ダイアル1
遠距離音声サービスがあり、顧客は自宅の電話機から1に10桁の数字を足して
ダイアルし、ダイアルされた10桁の番号のライン上にある電話機を取った相手
と話すことが出来、月末の請求時に通話に対する金額を支払う。ダイアル1は多
くの人に使用されているが、その他の呼び出しおよび支払いの選択肢を使用した
方がより好ましい場合がある。たとえば、テレホンカードを使用すれば個人で自
宅の電話機以外の電話機から電話をかける事が出来、またテレホンカードを使っ
て自宅の電話の口座に通話料を課金できる。
【0003】 このような、通話および支払いの選択肢の1つがデビット・コール、またはプ
リペイド・コールと呼ばれるものである。デビット・コールでは、顧客は資金を
口座にしておき、電話をかける度にその資金から料金が引き落されるようにする
ことができる。標準的なデビット・コールの工程には、接続の前に口座残高の確
認が行われるようになっており、通話中も残高確認は続行される。デビット・コ
ールを行う典型的な顧客の例は、遠距離にいる子供のためにデビット・コール・
カードを購入する親などである。
【0004】 その他の通話および支払いの選択肢と同様、デビット・コールは遠距離通信ネ
ットワーク上を伝えられる。遠距離通信ネットワークは2つの基本要素を備えて
いる。すなわち、ネットワークコンポーネントとも呼ばれる遠距離通信装置と、
装置あるいはコンポーネントを接続するリンクである。デビット・コールの呼び
出し操作と情報処理はその他の音声サービスと異なるため、デビット・コールは
遠距離通信ネットワーク内の特別なコンポーネントによって取り扱われる。すな
わち、デビット・コールは特別なコンピュータシステムによって操作される。
【0005】 デビット・コールに使用されるようなコンピュータシステムは、その他のコン
ピュータシステムと通信して、それぞれのコンピュータシステム上で実行されて
いる1つ以上のコンピュータ・プログラム間の情報を交換する必要がある。同じ
コンピュータシステム上で実行されるプログラム、あるいはネットワーク全体の
、その他のシステム上で実行されるプログラムと通信するために、特別のコンピ
ュータ・プログラムが必要である。
【0006】 コンピュータ・プログラム同士が互いに通信できるようにするために、開発者
は標準やプロトコルと互換性を持つようにプログラムを書く。標準やプロトコル
は、遠距離通信業界全体で使用しているものか、あるいは私的な法人などが販売
もしくは運営するコンピュータシステムで使用するために、それらの法人などに
所有されているものがある。プロトコルはどの情報を送信し、どんなタイミング
値を情報転送と関連付けるべきかを決定し、情報送信のために使用するべきフォ
ーマットを決定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
デビット・コールは複数のコンピュータシステムによって処理されており、こ
れら複数のコンピュータシステムはスイッチングおよびルーティングの機能性を
備え、個々の呼び出しを操作し、顧客の口座情報を保存している。しかしながら
コンピュータシステムでは、通常異なるプロトコルを使用するプログラムを走ら
せている。1つのプロトコルを使用しているコンピュータ・プログラムは、残念
ながら一般には、別のプロトコルを使用しているコンピュータ・プログラムと通
信することはできない。
【0008】 このことは、コンピュータ・プログラム内に、他のコンピュータ・プログラム
から受け取ったプロトコルや、他のコンピュータ・プログラムへ送ったプロトコ
ルを翻訳するコードを用意しておけば克服する事が出来る。しかしながら、コン
ピュータ・プログラムが複数のコンピュータ・プログラムと通信する必要がある
場合、コンピュータ・プログラムが通信できるようにするためには著しく大量の
追加コードが必要となってくる。
【0009】 コンピュータ・プログラムの長さが増すにつれて、コンピュータ・システムの
開発、構築、および保守の費用が増加する。また、冗長なコードや複雑な装置は
必要になれば、メンテナンスにおける問題も発生しやすくなる。コンピュータ・
プログラムが長くなればなるほど開発のために多くの人手と時間が必要となるた
め、開発期間とコストが増加する。コンピュータシステムの構築コストが増加す
るのは、リンクやメモリなど追加装置が必要となるためである。保守コストは、
追加コードと追加装置の保守により費用がかかるために増加する。また、追加の
装置やコードによって、追加装置に故障がある可能性があり、追加コードにはプ
ログラムやシステム全体に影響するようなエラーが含まれている可能性があるた
め、動作不具合が発生する危険が増加する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のシステムおよび方法は、遠距離通信ネットワークのコンポーネント間
で、デビット・コールの顧客がカスタマー・サービスのために手動オペレータ・
コンソールへアクセスできるような通信を可能にする。カスタマー・サービスを
求めているデビット・コールの顧客は、手動オペレータ・コンソールへルートさ
れる。しかし、手動オペレータ・コンソールではデビット・コールの顧客の口座
情報を持っていない。呼び出し処理を行うため、手動オペレータ・コンソールは
サービス・データ・ポイント(SDP)へアクセスしてデビット・コールの顧客
の口座情報を取得する。
【0011】 残念ながらSDPで使用するプロトコルは手動オペレータ・コンソールで使用
するものと異なっている。本発明には、手動オペレータ・コンソールとSDP間
での通信を可能にする、メッセージ転送とプロトコル変換を提供するコンピュー
タシステムである、高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイ(A
INGW)が含まれる。本発明のAINGWは異なるプロトコルを使用する複数
のコンピュータ・プログラム間のインターフェースのシングルポイントとして動
作することが出来る。
【0012】 手動オペレータ・コンソールは、MCIが独自に開発した転送プロトコル、ネ
ットワーク・インフォメーション・ディストリビューション・サービス(NID
S)・シーケンス・パケット・プロトコル(NSPP)に組み込まれているコー
ド化されたTCAPメッセージを使って通信する。NSPPはユーザ・データグ
ラム・プロトコル/インターネット・プロトコル(USP/IP)の実装であり
、クライアント−サーバ・プログラムとの通信を提供する。本発明の好ましい実
施形態において、SDPは伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(
TCP/IP)を使用して通信を行う。AINGWは、オペレータ・コンソール
へ送られ、またオペレータ・コンソールから送られて来るNSPPベースのコー
ド化されたTCAPメッセージを、SDPへ送られ、またSDPから送られて来
るTCP/IPベースのコード化されたTCAPに変換するための、システムお
よび方法を提供する。頭字語とその定義については、添付の用語集を参照された
い。
【0013】 本発明のAINGWは、メッセージ転送のためのいくつかのソフトウェア層と
、手動オペレータ・コンソールとSDP間の通信に必要なプロトコル変換を備え
る。AINGWは基本監視サービス(BOSS)、高性能インテリジェント・ネ
ットワーク・アプリケーション(AIN_APP)、プロセス間通信マネージャ
(IPC_MGR)、NSPPインターフェース・モジュール(NIM)、警告
スクリーナ、およびオペレーショナル・メジャーメント(OM)・モジュールを
含んでいる。BOSSはAINGW上の処理の開始、停止、およびモニタリング
について責任を持つ。AIN_APPは、NIMとIPC_MGR間でメッセー
ジを受信、処理、および送信するためのソフトウェア層を含むコンピュータ・プ
ログラムである。NIMはIPC_MGRのNSPPクライアントおよびサーバ
である。IPC_MGRはTCP/IPピアツーピアのネットワーク要素である
【0014】 AIN_APPはNIMからメッセージを受け取り、それをIPC_MGRに
送ることによってプロトコル変換を行う。NIMはNSPPパケットからのメッ
セージをAIN_APPに送る前に、そのメッセージをアンパックする。AIN
_APPはメッセージをIPC_MGRに送り、IPC_MGRはそのメッセー
ジをTCPパケットにパックし、それをSDPへ送る。その応答として、IPC
_MGRはTCPフレームからのメッセージをAIN_APPに渡す前にアンパ
ックして、AIN_APPに送る。AIN_APPはそのメッセージをNIMに
送り、NIMはそれをNSPPパケットにパックして手動オペレータ・コンソー
ルへ送る。
【0015】 NIMとIPC_MGR間で送られるメッセージを処理するために、AIN_
APPはプロトコル変換のための、複数のステップを実行する。NIMからIP
C_MGRに送られるメッセージのためのプロトコル変換には、メッセージの解
読、メッセージから配列への情報の一時的格納、およびメッセージのリフォーメ
イションが含まれている。IPC_MGRからNIMに送られるメッセージのプ
ロトコル変換には、メッセージの解読、エラー応答メッセージが送られていない
事の確認、配列に格納された情報の検索、および応答メッセージ内の情報の再生
成が含まれている。
【0016】 本発明の更なる特徴と利点は、本発明の様々な実施形態の構造と動作とともに
添付図面を参照しながら以下に詳細に説明される。図面中、同種の参照番号は一
般に、同一で機能的に類似、および/または、構造的に類似の要素を指している
。対応する参照番号の一番左の桁で、その要素が最初に現れる図を示している。
【0017】
【発明の実施の形態】 図1は高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイ(AINGW)
インターフェース環境102のブロック図である。AINGW124はサービス
・データ・ポイント(SDP)128と1つ以上の手動オペレータ・コンソール
122間のインターフェースである。AINGW124はデビット・コールの顧
客の口座情報を格納しているSDP128から、情報が手動オペレータ・コンソ
ール122A、122B・・122nへ流れるようにする。手動オペレータ・コ
ンソールは呼び出し処理のために人のオペレータが使用している。伝送制御プロ
トコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)を使用するSDPと、手
動オペレータ・コンソール122の間の通信を可能にするために、AINGW1
24はTCP/IPとNSPP(UDP/IP)間のプロトコル変換を実行する
。手動オペレータ・コンソール122は、ユーザ・データグラム・プロトコル/
インターネット・プロトコル(UDP/IP)の実装であるネットワーク・イン
フォメーション・ディストリビューション・サービス(NIDS)シーケンスト
・パケット・プロトコル(NSPP)を使用して、遠距離通信ネットワークと通
信する。
【0018】 AINGWインターフェース環境102はAINGW124の1つの可能な環
境である。以下に説明するAINGWインターフェース環境102は、デビット
・コールを処理する遠距離通信ネットワーク内に含まれている。遠距離通信ネッ
トワークは、第1および第2の地域交換ネットワーク106および132、中継
ネットワーク110など、いくつかのネットワークを含んでいる。中継ネットワ
ーク110は複数のスイッチを備えており、その中には中継ネットワーク・スイ
ッチの例108やブリッジ・スイッチの例112が含まれている。加えて、中継
ネットワーク110内では、サービス・スイッチング・コントロール・ポイント
(SSCP)130、自動コール・ディストリビュータ(ACD)114、イン
テリジェント・サービス・ネットワーク・アプリケーション・プロセッサ(IS
NAP)116、手動オペレータ・コンソール122、AINGW124、およ
びSDP128が、デビット・コールの顧客サービス・コールを処理するために
使用されている。
【0019】 AINGWインターフェース環境102は、典型的な呼び出しの処理を参照す
ることによって、最もよく説明することができる。デビット・コールの顧客が電
話機104を使用して800番をダイアルすることによって、呼が張られる。第
1の地域交換ネットワーク106が呼び出しを受け取る。第1の地域交換ネット
ワーク106は、特定された区域内にスイッチおよび端末装置を持っている。第
1の地域交換ネットワーク106の例として、Bell Atlanticのよ
うな地域電話交換会社のネットワークがある。第1の地域交換ネットワーク10
6は中継ネットワーク110内の中継スイッチ108に呼び出しを送る。
【0020】 第1の地域交換ネットワーク106と同様、中継ネットワーク120にも複数
のスイッチ(交換機ともよばれる)が備えられ、地理上の区域全体に設置されて
いる。たとえば、国営の中継ネットワーク110は国内全域にスイッチを設置し
ている。中継ネットワーク110は通常、遠距離電話の呼び出しを処理するため
に使用されている。呼は中継ネットワーク110にルートされると、中継ネット
ワーク内の1つ以上のスイッチにルートされる。
【0021】 中継ネットワーク・スイッチ108が呼び出しを受け取ると、中継ネットワー
ク・スイッチ108は呼をブリッジ・スイッチ112にルートする。するとブリ
ッジ・スイッチ112は呼をSSCP130にルートする。あるいは、ブリッジ
・スイッチ112が呼を受け取った場合は、ブリッジ・スイッチ112は、直接
呼をSSCP130にルートする。中継ネットワーク・スイッチ108およびブ
リッジ・スイッチ112を含む中継ネットワーク110内のスイッチは、Nor
telが製造するDMS−250スイッチを使用して実現することができる。
【0022】 顧客がカスタマー・サービスのアシスタンスを求める場合、あるいは顧客がプ
リペイド・カードの再認可を求める場合は、人によるオペレータがその手伝いを
する。SSCP130は、顧客がダイアルした800番によってメッセージを発
生することにより、呼をACD114へ送る。SSCP130は、ブリッジ・ス
イッチ112を通じて、呼をACD114へ送る。
【0023】 ブリッジ・スイッチ112がACD114へ呼を送った後、ACD114はI
SNAP116と通信して、呼を手動オペレータ・コンソール122Aへルート
する。呼は、ACD114による新しい呼び出しとして取り扱われる。手動オペ
レータ・コンソールの例122Aでは、人によるオペレータが、一度に1つの個
別のデビット・コールを取り扱えるようになっている。手動オペレータ・コンソ
ール122は論理的な組に分類されている。ISNAP116は、ある手動オペ
レータ・コンソール112Aを選択し、入ってくる呼び出しが論理的に定義され
た組の中に確実に分配されるようにする。ISNAP116は、呼び出しのダイ
アルに使用される800番のルーティング情報(組番号)を含むデータベースを
持っている。ISNAP116は組番号をACD114へ返し、ACD114は
次にこの組の中からある特定のオペレータ122Aを選択して、このオペレーシ
ョン・コンソール122Aへソフトウェアと音声の接続を確立する。ACD11
4は、ISNAP116が選んだ手動オペレータ・コンソール122Aと中継ネ
ットワーク110間に、スイッチング機能を提供する。ACD114はNort
elが製造する自動呼び出しディストリビュータを使用して実現することができ
る。
【0024】 ISNAP116は、オペレータ・ネットワーク・センター(ONC)広域ネ
ットワーク(WAN)および2つのローカル・エリア・ネットワーク(LANs
)(ONC LANs/WANとも呼ばれる)188上で、手動オペレータ・コ
ンソール122とNSPPによって通信する。ONC LANs/WAN118
は手動オペレータ・コンソール122Aとの接続を提供し、ISNAP116が
手動オペレータ・コンソール122Aへ呼を向ける際の補助をする。ONC L
ANs/WAN118は送信媒体であり、呼び出し処理に使用される情報を格納
したデータベースへアクセスできるようにする。手動オペレータ・コンソール1
22はNSPPを使用してONC LANs/WAN118と通信する。
【0025】 ONC LANs/WAN118はイーサネット技術、トークンリングLAN
、またはその他類似のWAN/LAN技術を用いた、1つ以上のWANsおよび
/またはLANsによって実施することができる。
【0026】 手動オペレータ・コンソール122はACD114からの呼び出しを受け取る
コンピュータ・コンソールであり、人によるオペレータ(図示されない)が配置
されており、デビット・コールの顧客からの呼び出しをアドレス指定するための
情報を持っている。残念ながら、受信した情報にはデビット・コールの顧客の口
座情報は含まれていない。手動オペレータ・コンソール122は、デビット・コ
ールの顧客の口座情報を取得するために、SDP128にアクセスする必要があ
る。
【0027】 SDP128では、トラヒック操作やサービス提供、およびデビット・コール
の料金請求のために使用するデビット・コールの顧客の口座情報を格納している
。本発明によれば、手動オペレータ・コンソール122はAINGW124およ
びSDP LAN126を介してSDP128にアクセスする。AINGW12
4はSDP128が使用するTCP/IPと、手動オペレータ・コンソール12
2が使用するNSPP間に、プロトコル変換を提供する。AINGW124は、
SDP128および手動オペレータ・コンソール122と通じ、プロトコル変換
を行い、およびその他の処理をモニターする層の中に、1つ以上のコンピュータ
・プログラムを備えている。AINGW124のコンピュータ・プログラムにつ
いては、図2および図4〜図10を参照して、さらに詳しく説明する。
【0028】 選択された手動オペレータ・コンソール122Aは、SDP128から受け取
った情報を用いて呼び出し処理を行い、その後、ACD114を通してブリッジ
・スイッチ112へコールバックを流す。ブリッジ・スイッチ112は第2の地
域交換ネットワーク132を通じて、受信機134に呼をつなぐ。第1の地域交
換ネットワーク106と同様、第2の地域交換ネットワーク132も特定された
区域内にスイッチおよび端末装置を持っている。第1の地域交換ネットワーク1
06の説明に使用した例、Bell Atlanticのような地域電話交換会
社のネットワークを、第2の地域交換ネットワーク132にも当てはめることが
出来る。
【0029】 図2は、図1におけるインターフェース環境102の、AINの要素のブロッ
ク図である。AINGW124のコンピュータ・プログラム層には、基本監視サ
ービス(BOSS)202、高性能インテリジェント・ネットワーク・アプリケ
ーション(AIN_APP)204、プロセス間通信マネージャ(IPC_MG
R)206、NSPPインターフェース・モジュール(NIM)210、オペレ
ーショナル・メジャーメント・処理(OM)214、ヒューマン・マシン・イン
ターフェース(HMI)216、および警告スクリーナ218が含まれている。
IPC_MGR206およびNIM210は、AINGW124とSDP128
、および手動オペレータ・コンソール122間それぞれに、ソフトウェア・イン
ターフェースを提供する。AIN_APP204はIPC_MGR206とNI
M210の間でメッセージ転送を行い、プロトコル変換を行う。BOSS202
、OM214、および警告スクリーナ218は測定データを提供し、モニタリン
グおよびエラーのログを行う。HMIは、AINGW124上のコンピュータ・
プログラム内にエンティティの構成を可能にする。
【0030】 AIN−SDPリンク208およびAIN−手動オペレータ・コンソール・リ
ンク212は、SDP128および手動オペレータ・コンソール122にそれぞ
れリンクを提供する。AIN−手動オペレータ・コンソール・リンク212は、
AINGW124から手動オペレータ・コンソール122へのリンクを、ONC
LANs/WAN118を通して提供する。
【0031】 BOSS202はAINGW124上の処理の開始、停止、およびモニタリン
グについて責任を持つ。BOSS202はAINGW124の起動時に開始され
る最初の処理である。AIN上でのモニタリング工程は、ハートビートを使って
行われる。加えてBOSS202は、HMI216からAINGW124の開始
または停止のコマンドを、およびNIM216から、手動オペレータ・コンソー
ル122へ接続性の問題を通知する旨のコマンドを受け取る。BOSSについて
は、以下に図5を参照してさらに詳細に説明する。
【0032】 AIN_APP204はAINGW124上のコンピュータ・プログラムであ
り、手動オペレータ・コンソール122とSDP128間を接続する。AIN_
APP204は、AINGW124上の2つのインターフェース・プログラム、
NIM210およびIPC_MGR206と通信することによって、手動オペレ
ータ・コンソール122とSDP128を接続する。AIN_APP204はN
IM210と通信して手動オペレータ・コンソール122を接続し、IPC_M
GR206と通信してSDP128を接続する。
【0033】 AIN_APP204は、トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーシ
ョン・パート(TCAP)メッセージを送受することによって、NIM210お
よびIPC_MGR206と通信する。TCAPメッセージのフォーマットは、
シグナル・システム・ナンバー7(SS7)プロトコルとともに使用してTCA
Pメッセージ通信するために業界標準フォーマットにより定義された、TCAP
メッセージと同じフォーマットである。しかし、業界標準とは異なり、TCAP
メッセージは様々なプロトコルトともに使用され、SS7との使用のみに限られ
ているわけではない。現在の業界標準は、国際電気通信連合(ITU)シグナル
・システム・ナンバー7(SS7)統合デジタル通信網(ISDN)ユーザ・パ
ート(ISUP)NCT1.113(1995年)の文献と、国際電気通信連合
(ITU)シグナル・システム・ナンバー7(SS7)メッセージ転送パート(
MTP)NCT1.111(1992年)の文献に発表されており、ここではこ
れらをそのまま参照し、具体化している。本発明の好ましい実施形態によれば、
ATN_APP204によって送受されるTCAPメッセージにはデビット・コ
ールの処理と請求書情報が含まれている。
【0034】 AIN_APP204はTCAPメッセージを手動オペレータ・コンソール1
22から受け取り、そのTCAPメッセージをSDP128へ送る。AIN_A
PP204がSDP128から応答を受け取ると、AIN_APP204はその
応答を手動オペレータ・コンソール122へ送る。手動オペレータ・コンソール
122とSDP128間でTCAPメッセージを送るため、AIN_APP20
4はTCP/IPとNSPPの間で変換を行う。
【0035】 AIN_APP204には、受信、送信、およびプロトコル変換を行うソフト
ウェア層が含まれている。AIN_APP処理の中で、トランザクション・ケイ
パビリティ・アプリケーション・パート・レシーブ(TCAP_RECV)層が
、手動オペレータ・コンソール122からNIM210を通して、およびSDP
128からIPC_MGR206を通して、の両方からTCAPメッセージを受
信する。AIN_APP処理の中で、トランザクション・ケイパビリティ・アプ
リケーション・パート・センド(TCAP_SEND)層が、NIM210を通
して手動オペレータ・コンソール122へ、およびIPC_MGR206を通し
てSDP128へ、両方にメッセージを送る。高性能インテリジェント・ネット
ワーク・プロセス・メッセージNIM(AIN_PROCESS_MSG_NI
M)層および高性能インテリジェント・ネットワーク・プロセス・メッセージI
PC(AIN_PROCESS_MSG_IPC)層が、プロトコル変換を行う
。AIN_APPは図5および図7〜図13を参照して、さらに説明される。
【0036】 TCAPメッセージ通信は、アブストラクト・シンタックス・ノーテーション
(ASN.1)にコード化されている。アブストラクト・シンタックス・ノーテ
ーションは一般のコンピュータ・プログラミング言語であり、様々なプラットフ
ォーム上にある製品向けのメッセージ定義を書くために使用することが出来る。
トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート(TCAP)メ
ッセージをコード化するために使用されるアブストラクト・シンタックス・ノー
テーションは、国際電気通信連合(ITU)の標準設置委員会である、国際電信
・電話諮問委員会によって確立された業界標準2.07および2.08に準拠し
ている。
【0037】 AIN_APP204はIPC_MGR206を通してSDP128に通信す
る。IPC_MGR206はTCP/IPインターフェースである。本発明の好
ましい実施形態によれば、IPC_MGR206はSDP128との通信を可能
にする。IPC_MGR206は、メッセージ搬送の使用を処理する機構である
ため、搬送機構アプリケーションと呼ばれる。IPC_MGR206は1996
年6月25日出願の米国特許出願番号08/671,027に、「プロセス間通
信ためのシステムと方法」というタイトルでさらに詳細に説明されている。ここ
では、これをそのまま参照し具体化している。
【0038】 TCP/IPなどのコミュニケーション・プロトコルは、2つのネットワーク
されたノード間における通信のための、相互接続性を提供する。TIP/IPの
実装例としてマルチネット、TGV、Inc.およびUCXによって生産される
コンピュータ・プログラム、Digital Equipment Corpo
rationによるコンピュータ・プログラムがある。 IPC_MGR206はAIN−SDPリンク208を通してSDP128に
通信する。AIN−SDPリンク208は、SDP LAN126を通してAI
NGW124をSDP128に接続する。
【0039】 AIN_APP204はNIM210を通して手動オペレータ・コンソール1
22に通信する。NIM210はAINGW124上を走るNSPPクライアン
トおよびサーバである。NSPPはセッション指向の指定デリバリー通信プロト
コルである。NSPPは手動オペレータ・コンソール122によって使用される
UDP/IPの最上層に実装され、呼び出し処理のために、より速い通信を提供
する。NIMはクライアントとサーバの両方として機能することによりコンピュ
ータ・プログラムと通じるが、本発明の好ましい実施形態ではNIM210はサ
ーバである。NIMもまた、アプリケーション間でメッセージを搬送するため、
搬送機構アプリケーションと呼ばれる。NIMは1996年6月27日出願の米
国特許出願番号08/672,139に、「通信ゲートウェイ」というタイトル
でさらに詳細に説明されている。ここでは、これをそのまま参照し具体化してい
る。
【0040】 NIM210はAIN−手動オペレータ・コンソール・リンク212を通して
手動オペレータ・コンソール122へ通信する。AIN−手動オペレータ・コン
ソール・リンク212は、ONC LANs/WAN118を通してAINGW
124を手動オペレータ・コンソール122へ接続する。 OM214はAINGW124上のAIN_APPからの呼び出しデータを収
集する。OMはこのデータを、更なる分析のために、NIMを通してメインフレ
ームへアップロードする。 HMI216は、AINGW124上のコンピュータ・プログラム内にある構
成可能なエンティティの構成、追加、または削除を可能にする一連のソフトウェ
ア・メニューを介してアクセスする。
【0041】 警告スクリーナ218は、AINGW124上のその他の処理から受け取る。
警告が警告ログ・ファイルに書き込まれ、警告処置を受ける。警告処置は警告の
しきい値処理とスクリーニングからなり、それによって警告は、コンピュータ・
システム・ネットワーク上の他のコンピュータ・プログラムにより処理すること
が可能である。
【0042】 本発明のAINGW124は、好ましくは図3に示すブロック図の形のような
コンピュータ・システムを使用して実現される。コンピュータ・システムには、
バス304に接続されたプロセッサ306のような、1つ以上のプロセッサが含
まれる。本発明の好ましい実施形態では、AINGW124は、266MHzで
動作する1つの中央演算処理装置(CPU)を持つDEC Alphaサーバ1
000である。また、主記憶装置308(好ましくは、ランダム・アクセス・メ
モリ、RAM)と補助記憶装置310がバス304に接続される。本発明の好ま
しい実施形態では、補助記憶装置310には、たとえばハードディスク・ドライ
ブ312および可換型記憶媒体ドライブ314(たとえばディスク・ドライブな
ど)が含まれている。
【0043】 AIN_APP204は、好ましくは実行中、主記憶装置308に常駐するコ
ンピュータ・プログラムである。実行中、このコンピュータ・プログラムによっ
て、AIMGW124はここで議論される本発明の特徴を実行することが出来る
。したがって、AIN_APP204はAINGW124(およびプロセッサ3
06)のコントローラに相当する。 本発明の1つの実施形態は、コンピュータ・プログラム製品であり(コンピュ
ータ記憶ディスク、コンパクト・ディスクなどに代表される可換型記憶媒体31
6など)、制御理論が記録されたコンピュータ可読媒体からなっている。制御理
論は、主記憶装置308にロードされプロセッサ306によって実行されたとき
に、プロセッサ306がここに記載されている操作を実行できるようにする。
【0044】 図4はAINGW124に関するメッセージ・フローを表している。メッセー
ジ・フローでは、手動オペレータ・コンソール122Aによって取り扱われる、
呼び出しの例について説明している。メッセージ・フローは、手動オペレータ・
コンソール122AがAINGW124を通してSDP128にTCAPメッセ
ージを送り、デビット・コール顧客の呼び出し処理と、顧客の料金請求のために
必要な情報を取得することから開始される。SDP128はTCAPメッセージ
に情報を提供し(TCAPメッセージへの応答とも呼ばれる)、またAINGW
124を通って、手動オペレータ・コンソール122Aへ応答する。
【0045】 図2に示すように、AINGW124上にはいくつかのコンピュータ・プログ
ラムが常駐する。手動オペレータ・コンソール122AとSDP128間のメッ
セージ転送を提供するプログラムは、ネットワーク・インターフェース・モジュ
ール・サービス(NIMSYS)であり、NIM210、AIN_APP204
、およびIPC_MGR206と関係するコンピュータ・プログラムである。N
IMSYSは手動オペレータ・コンソール122Aから送られたメッセージを受
け取り、プロトコル変換のために、そのメッセージをAIN_APP204へ送
る。AIN_APP204は、IPC_MGR206を通してSDP128へメ
ッセージを送る。SDP128が応答すると、IPC_MGR206がメッセー
ジを受け取る。IPC_MGR206は、プロトコル変換のためにメッセージを
AIN_APP204へ送る。AIN_APP204はNIMSYSを通して手
動オペレータ・コンソール122Aへメッセージを送る。
【0046】 ステップ406では、手動オペレータ・コンソール122AはTCAP/NS
PP(UDP/IP)メッセージを送る。手動オペレータ・コンソール122と
オペレータ・ネットワーク・センターLANs/WANはUDP/IP上のNS
PPを使用して通信するため、手動オペレータ・コンソール122Aによって送
られたTCAPメッセージは、NSPP(UDP/IP)互換のフォーマットで
書かれたものである。
【0047】 ステップ408では、NIMがNSPPパケットを受信する。NIMはメッセ
ージをAIN_APPサービスへ転送する。NIMは上で参照したように、米国
特許出願番号08/672,139に「通信ゲートウェイ」というタイトルでさ
らに説明されている。 ステップ410では、AIN_APP204がTCAPメッセージを処理する
。AIN_APP204はNIMからのメッセージをIPC_MGRへ転送し、
NSPP(UDP/IP)プロトコルからTCP/IPへのプロトコル変換を行
う。AIN_APP204については図5〜図13を参照してさらに詳細に説明
される。ステップ410は、図5のステップ508〜ステップ512に対応する
【0048】 ステップ412では、IPC_MGRがAIN_APP204からメッセージ
を受け取る。IPC_MGR206はAIN_APP204からのメッセージを
SDP128へ搬送する。IPC_MGR206によって実行される処理につい
ては、上で参照したように米国特許出願番号08/671,027に、「プロセ
ス間通信ためのシステムと方法」というタイトルでさらに詳細に説明されている
。 ステップ414では、SDP128がTCAP/TCP/IPメッセージを受
信する。SDP128が受け取ったTCAPメッセージは、TCP/IPと互換
である。
【0049】 ステップ416では、SDP128がTCAP/TCP/IPメッセージの応
答を送信する。 ステップ418では、IPC_MGR206がSDP128からメッセージを
受け取る。IPC_MGR206はSDP128からのメッセージをAIN_A
PP204へ搬送する。IPC_MGR206によって実行される処理について
は、上で参照したように米国特許出願番号08/671,027に、「プロセス
間通信ためのシステムと方法」というタイトルでさらに詳細に説明されている。 ステップ420では、AIN_APP204がメッセージを受け取り、これを
処理する。AIN_APP204はIPC_MGR206からのメッセージをN
IMへ転送し、TCP/IPからNSPP(UDP/IP)へのプロトコル変換
を行う。AIN_APP204については、図5〜図13を参照してさらに詳細
に説明される。ステップ420は図5のステップ518〜ステップ522に対応
する。
【0050】 ステップ422では、NIMがAIN_APP204からメッセージを受け取
る。NIMの処理については、上で参照したように、米国特許出願番号08/6
72,139に「通信ゲートウェイ」というタイトルでさらに説明されている。 ステップ424では、手動オペレータ・コンソール122Aがメッセージを受
け取る。手動オペレータ・コンソール122Aが受け取った応答メッセージは、
NSPP(UDP/IP)フォーマットである。
【0051】 図5はAIN_APP内のメッセージ・フローを説明したものである。図2の
説明ですでに触れたAIN_APPのいくつかのソフトウェア層では、受信、送
信、およびプロトコル変換を行う。TCAP_RECV層はTCAPメッセージ
を受信するシングル・インターフェースとしての役割を果たす。TCAP_RE
CV層は、手動オペレータ・コンソール122Aからの最初のTCAPメッセー
ジと、SDP128からの応答TCAPメッセージの両方を受信する。TCAP
_SEND層はTCAPメッセージを送信するシングル・インターフェースとし
ての役割を果たす。TCAP_SEND層は、SDP128への最初のTCAP
メッセージと、手動オペレータ・コンソール122Aへの応答メッセージの両方
を送信する。AIN_PROCESS_MSG_NIM層は、手動オペレータ・
コンソール122AからSDP128へ送られた最初のTCAPメッセージのプ
ロトコル変換を行う。AIN_PROCESS_MSG_IPC層は、SDP1
28から手動オペレータ・コンソール122Aへ送られた応答TCAPメッセー
ジのプロトコル変換を行う。
【0052】 ステップ506では、手動オペレータ・コンソール122がAINGW124
へTCAPメッセージを送信する。TCAPメッセージは、上に参照したように
、ITU TCAP標準に準拠している。手動オペレータ・コンソール122A
とSDP128間を、どのようにして情報が渡されるのかについて説明するため
、以下にTCAPメッセージについての説明を行う。本発明の好ましい実施形態
でTCAPメッセージのフィールドは、メッセージのトランザクションでの補助
か、あるいはデビット・コール顧客の口座情報など、その他の情報を、手動オペ
レータ・コンソール122AとSDP128間で受け渡しするためかの、どちら
かに使用される。
【0053】 TCAPメッセージは2つの部分を含んでいる。すなわち、トランザクション
部とコンポーネント部である。トランザクション部は手動オペレータ・コンソー
ル122AとSDP128間でメッセージを送信する際の補助として使用される
。トランザクション部はメッセージタイプを指し示し、メッセージとコンポーネ
ント部を特定する情報を提供する。トランザクション部とコンポーネント部につ
いては、以下の表1に説明されている。トランザクション部については、表1に
続く表2の中でさらに詳細に説明する。
【0054】
【表1】
【表2】
【0055】 トランザクションの始めに、応答が返ることを要求する、開始タイプのTCA
Pメッセージを、手動オペレータ・コンソール122が送信する。メッセージタ
イプは表2に示すように、メッセージの最初のフィールドに指示される。可能な
メッセージタイプのタグが、以下の表3にさらに詳細に説明される。表3には加
えて、それぞれのメッセージタイプのタグに適したトランザクション識別子が与
えられる。
【0056】
【表3】 トランザクション部に加え、トランザクション・ケイパビリティ・メッセージ
もコンポーネント部を含む。コンポーネント部は以下のタイプの1つである。す
なわち、インボウク、最終結果を返す、最終でない結果を返す、エラーを返す、
またはリジェクトのいずれかである。開始、終了、一方向、および続行タイプの
メッセージでは、コンポーネント部がメッセージ送信の補助のための情報を含ん
でいる。加えて、終了タイプおよび続行タイプの応答メッセージのコンポーネン
ト部は、手動オペレータ・コンソール122Aが必要とする情報を含んでいる。
コンポーネント部の詳細ついては、以下の表4にさらに説明する。
【0057】
【表4】
【0058】 開始タイプのTCAPメッセージは手動オペレータ・コンソール122Aから
送られるため、コンポーネント部にはインボウク・コンポーネントが含まれてい
る。インボウク・コンポーネントは実行されるべき操作と各メッセージごとに定
義されたパラメータを含んでいる。クエリーまたはインボウク・コンポーネント
についてのさらなる情報を、以下の表5に示す。
【0059】
【表5】 表5に示す、クエリーまたはTCAPメッセージのインボウク・コンポーネン
トにおけるパラメータ内容フィールドは、各メッセージごとに定義されるパラメ
ータを含んでいる。要求メッセージでは、パラメータ内容フィールドは顧客のデ
ビット口座にアクセスするためにSDP128が必要とするデータを含んでいる
。応答メッセージでは、パラメータ内容フィールドは顧客口座の状態を含んでい
る。
【0060】 ステップ508では、AIN_APP内のTCAP_RECV層が実行される
。TCAP_RECV層は、どの搬送機構アプリケーションがTCAPメッセー
ジを送ったかを決定する。言いかえると、TCAP_RECV層はTCAPメッ
セージが手動オペレータ・コンソール122からNIM210を通って受け取ら
れるのか、あるいはSDP128からIPC_MGR206を通って受け取られ
るのかを決定する。手動オペレータ・コンソール122Aからメッセージが送ら
れると、TCAP_RECV層はメッセージがNIM210から受け取られるこ
とを確定する。TCAP_RECV層がメッセージ源を決定すると、TCAP_
RECV層は、対応する解読および構成層の処理を行う。解読層および構成層は
、AIN_PROCESS_MSG_NIM層とAIN_PROCESS_MS
G_IPC層である。TCAP_RECV層は、図11を参照してさらに詳細に
説明される。AIN_PROCESS_MSG_NIM層については、図8を参
照してさらに説明する。AIN_PROCESS_MSG_IPC層については
、図10を参照してさらに説明する。
【0061】 ステップ510では、AIN_PROCESS_MSG_NIM層が実行され
る。TCAP_RECVと同様、AIN_PROCESS_MSG_NIM層は
AIN_APPコンピュータ・プログラム内にある。AIN_PROCESS_
MSG_NIM層の中には、情報が格納された配列内の要素を特定する、ダイア
ログ識別子がある。AIN_PROCESS_MSG_NIM層は、図8を参照
してさらに詳細に説明される。
【0062】 ステップ512では、TCAP_SEND層が実行される。TCAP_SEN
D層も、AIN_APP内にある。TCAP_SEND層はどの搬送機構アプリ
ケーションがTCAPメッセージを受け取るかを決定する。言いかえると、TC
AP_SEND層はTCAPメッセージを、NIM210を通って手動オペレー
タ・コンソール122に送るか、あるいはIPC_MGR206を通ってSDP
128に送るのかを決定する。
【0063】 したがって、メッセージを手動オペレータ・コンソール122から受け取ると
、TCAP_SEND層はそのメッセージを、IPC_MGR206を通してS
DP128へ転送する。TCAP_SENDがメッセージの受け取り先を決定し
た後、TCAP_SENDは、対応する解読および構成層の処理を行う。TCA
P_SEND層については、図12を参照してさらに詳細に説明する。 ステップ514では、SDP128がTCAPメッセージを受け取る。SDP
128は、デビット・コール顧客の口座情報を格納したデータベースを含んだコ
ンピュータシステムである。通常のデビット・コールに対して、SDP128は
SSCP130からアクセスを受ける。 SSCP130には、デビット・コールの顧客がオプションを選択出来るよう
にしたり、呼び出し処理のための情報を提供する自動化メニューが備えられてい
る。
【0064】 しかし、デビット・コールの顧客がカスタマー・サービスを求める場合、呼び
出しはNSPP(UDP/IP)プロトコルを使用する、手動オペレータ・コン
ソール122の1つにルートされなければならない。手動オペレータ・コンソー
ル122は、SSCP130による呼び出し処理と共に生じる、SDP128か
らの呼び出し処理のために必要な、デビット・コールの顧客情報を要求する。S
SCP130による呼び出し処理とは異なり、プロトコル変換が必要なため呼び
出しはAINを介してルートされる。SSCP130による呼び出し処理と同様
、SDP128は格納されたデビット・コールの顧客口座情報を用いてTCAP
メッセージを処理する。
【0065】 ステップ516では、SDP128が応答TCAPメッセージを送る。応答は
続行タイプのTCAPメッセージである。開始タイプのTCAPメッセージのよ
うに、続行タイプのTCAPメッセージはトランザクション部とコンポーネント
部を含む。これらは上の表1にさらに詳しく説明されている。開始タイプのTC
APメッセージとは異なり、続行タイプのTCAPメッセージは続行タイプのメ
ッセージ・タイプ・タグを持っている。メッセージ・タイプのタグについては、
上の表3にさらに詳細に説明されている。 SDP128は上の表4に示すように、応答TCAPメッセージのコンポーネ
ント部に顧客の口座情報を格納している。成功した続行タイプのTCAPメッセ
ージのコンポーネント部は、返し結果コンポーネントを含んでいる。
【0066】
【表6】 表6に示した続行タイプTCAPメッセージの返し結果コンポーネントのパラ
メータ・フィールドは、顧客口座情報を送信するために使用される。表6に示さ
れたパラメータ・フィールドは、開始タイプTCAPメッセージのインボウク・
コンポーネントに関して議論したパラメータ・フィールドの、さらに詳細な記述
と同じ形式である。SDP128は、パラメータ内容フィールドの中に情報を持
っている。
【0067】 ステップ518では、TCAP_RECV層が実行される。TCAP_REC
V層は、開始タイプTCAPメッセージが手動オペレータ・コンソール122か
ら送られたときにステップ508で処理する層と、同じ層である。開始タイプの
TCAPメッセージ処理と同様、、TCAP_RECV層はどの搬送機構アプリ
ケーションがTCAPメッセージを送ったかを決定する。言いかえると、TCA
P_RECV層はTCAPメッセージが手動オペレータ・コンソール122から
NIM210を通って受け取られるのか、あるいはSDP128からIPC_M
GR206を通って受け取られるのかを決定する。ステップ518ではメッセー
ジはSDP128から受け取るため、TCAP_RECV層はTCAPメッセー
ジがIPC_MGR206から受け取られたことを確定する。TCAP_REC
V層がメッセージ源を決定すると、TCAP_RECV層は対応する解読および
構成層を処理する。TCAP_RECV層については、図11を参照してさらに
詳細に説明する。
【0068】 ステップ520では、AIN_PROCESS_MSG_IPC層が実行され
る。上述した他の層と同様、AIN_PROCESS_MSG_IPC層もまた
AIN_APPコンピュータ・プログラムの中にある。AIN_PROCESS
_MSG_IPC層はTCAPメッセージを解読し、ステップ510で配列に格
納されていた情報を検索する。AIN_PROCESS_MSG_IPC層は、
ダイアログ配列内に格納された情報を検索するためにダイアログ識別子を使用す
る。AIN_PROCESS_MSG_IPC層は、TCAPメッセージ内に情
報を格納して持っている。AIN_PROCESS_MSG_IPC層について
は、図10を参照してさらに詳細に説明される。
【0069】 ステップ522では、TCAP_SEND層が実行される。TCAP_SEN
D層は、開始タイプTCAPメッセージが手動オペレータ・コンソール122か
らSDP128へ送られたときに、ステップ512で処理する層と同じ層である
。開始タイプTCAPメッセージの処理と同様、TCAP_SENDは、どの搬
送機構アプリケーションがTCAPメッセージを受け取るかを決定する。言いか
えると、TCAP_SENDはTCAPメッセージを、NIM210を通って手
動オペレータ・コンソール122に送るか、あるいはIPC_MGR206を通
ってSDP128に送るのかを決定する。
【0070】 したがって、要求した情報と共にSDP128からメッセージが受け取られる
と、TCAP_SEND層は、情報を手動オペレータ・コンソール122へ提供
するためにメッセージをNIM210に送ることを決定する。TCAP_SEN
Dがメッセージの受け取り先を決定すると、TCAP_SENDは対応する解読
および構成層を処理する。TCAP_SEND層については、図12を参照して
さらに詳細に説明する。
【0071】 ステップ524では、手動オペレータ・コンソール122Aが続行タイプのT
CAPメッセージを受け取る。手動オペレータ・コンソール122AはTCAP
メッセージのパラメータ内容フィールドから情報を検索し、オペレータの人にデ
ビット・コール処理に必要な情報を提供する。 図6はBOSS202の動作を説明するフローチャート602である。BOS
S202はAINGW124上の処理の開始、停止、およびモニタリングについ
て責任を持つ。BOSS202の処理が、AINGW124の起動時に呼び出さ
れる最初の処理である。
【0072】 ステップ606では、BOSS202がバッチ処理によって開始される。バッ
チ処理は、BOSS202を開始しBOSS202に処理を開始させるコマンド
・プロシージャを含んだ、バッチジョブを依頼する。 ステップ608では、BOSS202がBOSS構成ファイルを読む。BOS
S構成ファイルには、BOSS202によって開始される各処理のための識別子
が、処理に関する他の情報と共に含まれている。
【0073】 ステップ610では、BOSS202がBOSS構成ファイル内の処理を開始
する。この実施形態では、BOSS構成ファイルはIPC_MGR206、警告
スクリーナ218、NIM210、およびAIN_APP204を呼び出す。セ
ットアップ中、各処理はBOSS202との通信を初期化し、内部初期化を行い
、初期化完了メッセージをBOSS202に返す。BOSS202は構成ファイ
ルに指定された順序で処理を開始する。
【0074】 IPC_MGR206はBOSS202のモニタリングに責任を持つ。したが
って、IPC_MGR206はBOSS202が開始する最初の処理である。B
OSS202の動作に異常がある場合、IPC_MGR206がBOSS202
を制御し再始動させる。 ステップ612では、BOSS202は開始された各処理にロックを確立する
。ロックによって、処理が終了するとBOSS202に通知されるようになる。
【0075】 ステップ624では、BOSSがアプリケーションの状態をモニターする。B
OSS202はハートビート処理と呼ばれる特定の処理をモニターする。BOS
S構成ファイルはハートビート・フラグを持ち、これがYに設定されると、BO
SS202はフラグの立てられた処理、あるいはハートビート処理をモニターす
るようになる。処理のモニターのため、BOSS202はハートビートを送り、
タイマーを開始し、応答を待つ。タイムアウト時間内に処理からの応答を受け取
らない場合は、BOSS202は処理を停止・再開させる。他の処理が不具合中
の処理に相互依存している場合、BOSS202は他の処理を停止し、不具合中
の処理を再開してから、他の処理を再開する。この実施形態では、ハートビート
処理にはIPC_MGR206、警告スクリーナ218、NIM210、AIN
_APP204、およびOM214が含まれる。HMI216はハートビートに
よってモニターされない。
【0076】 ステップ616では、BOSS202がアプリケーションを停止させる。BO
SS202はAINGW124システムがシャットダウンしHMI216からの
コマンドのみになる前に、アプリケーションを停止させる。 図7はAIN_MAIN、高性能インテリジェント・ネットワーク・メイン層
の動作を説明したフローチャート702である。AIN_MAINは、AIN_
APP204がBOSS202によって開始すると、最初に処理される層である
。AIN_MAINはIPC_MGR206とNIM210の間に相互接続を確
立し、それによってAIN_APP204は、手動オペレータ・コンソール12
2とSDP128間のインターフェースとしての機能を果たせるようになる。
【0077】 ステップ706では、AIN_MAINが高性能インテリジェント・ネットワ
ーク(AIN)構成ファイルを読み、それを有効にする。AIN構成ファイルは
、SDP128との接続を確立するのに必要な情報を含んでいる。本発明の他の
実施形態では、ネットワークに1つ以上のSDP128が含まれている。その実
施形態では、AIN構成ファイルはすべてのSDP128と接続を確立するため
に必要な情報を含んでいる。より具体的には、AIN構成ファイルはSDP12
8の数と、各SDP128に対する1つの固有のSDP識別子(サーバ_キーと
呼ばれる)と、SDP128との通信で使用するTCP/IPなどのプロトコル
と、各SDP128に対するインターネット・プロトコル・アドレスを含んでい
る。インターネット・プロトコル・アドレスはSDP128に付けられたアドレ
スであり、相互接続するポイントとアクセス情報を特定する。通常、1つのSD
P128は3つのインターネット・プロトコル・アドレスを持っている。
【0078】 ステップ708では、AIN_MAINがIPC_MGR206と結びつく。
AIN_MAINは、AIN_APP204とIPC_MGR206との間の相
互接続を確立する。するとAIN_APPはIPC_MGRに、構成ファイルか
ら読み込まれたIPアドレスにTCP接続を確立するよう伝える。これによって
、AINGWはSDP128と通信できるようになる。 ステップ710では、AIN_MAINはNIM210と結びつく。AIN_
MAINがNIM210と結びつくと、NIMは手動オペレータ・コンソール1
22へデビット・コール顧客のカスタマー・サービスが有効であることを知らせ
る。
【0079】 ステップ712では、AIN_MAINがダイアログ配列を初期化する。ダイ
アログ配列は、ある特定の処理において1024個のメッセージを扱う事が出来
る配列である。ダイアログ配列へは、トランザクションが開始中にトランザクシ
ョンに関する情報が格納される。AIN_MAINはトランザクション中に、ト
ランザクション・ケイパビリティ・メッセージ内にダイアログ識別子を格納する
。ダイアログ識別子は、後でトランザクション中にダイアログ配列に格納された
情報を検索するために使用され、配列内の対応する要素を示す。
【0080】 ステップ714では、AIN_MAINルーチンが通信を確立する。AIN_
MAINルーチンは、通信確立のためにIPC_MGR206を呼び出す。AI
N_MAINルーチンは、IPC_MGR206を通したSDP128とのTC
P接続を確立した後、NIM210との通信を確立する。 ステップ716では、AIN_MAINはハイバーネイトし、NIM210か
らの要求を受け取るまで待機する。
【0081】 図8は処理顧客メッセージの操作を解説したフローチャートである (AIN_PR
OCESS_MSG_NIM)層。AIN_PROCESS_MSG_NIM層は、NIM210 とAIN_APP204のTCAP_RE
CV層を介して手動操作コンソール122Aからメッセージを受信する。 ステップ806において、AIN_PROCESS_MSG_NIM層は送られた操作コードを判 定する。操作コードはNSPPで規定された操作コードのひとつで、NIM210により送
られる。NIM210により送られる操作コードには「UNKNOWN」「MSG_INGW_REQ 」「
MSG_PICK」の3種類あり、各操作コードはAIN_PROCESS_MSG_NIM層にそれぞれ違 う機能を実行させる。「UNKNOWN」操作コードはエラーメッセージで、警告を発 する。「MSG_PICK」操作コードは手動操作コンソール122Aのスタートアップの際
に使われ、AIN_APP204が利用可能なサービスであると確定する。MSG_INGW_RE
Q操作コードは、手動操作コンソール122Aにより使われ、 SDP128 からの情報を 要求するTCAPメッセージを送信中であると合図する。
【0082】 操作コードが「UNKNOWN」の場合はステップ808が処理され、AIN_PROCESS_M
SG_NIM層が警告無効メッセージをログする。ステップ808の実行後AIN_PROCES
S_MSG_NIM層はステップ832に進む。 操作コードが「MSG_PICK」の場合はステップ810に処理され、AIN_PROCESS_
MSG_NIM層がPICK_RSPメッセージをTCAP_SEND層とNIM210を介し、手動操作コンソ
ール122Aに送る。ステップ810の実行後AIN_PROCESS_MSG_NIM層はステップ8 32に進む。
【0083】 操作コードが「MSG_INGW_REQ」の場合はステップ812が実行される。ステッ
プ812は、SDP128からの情報を要求する手動操作コンソール122Aが送るTCAPメ
ッセージを処理する時の最初のステップである。ステップ812において、AIN_
PROCESS_MSG_NIM層はダイアログ・アレイで最初に利用可能なアレイ要素を見つ け出す。ダイアログ・アレイは、トランザクション情報を記憶するのに使われる
内部アレイである。
【0084】 ステップ814において、AIN_PROCESS_MSG_NIM層は送り手を記録する。AIN_A
PP204は多くの転送機構applicationsからのアクセスがある。送り手を記録する ことで、AIN_PROCESS_MSG_NIM層は複数の送り手からのメッセージを処理するこ とができる。 例えば、SS7手動操作コンソールがネットワークに加えられ、AIN_
PROCESS_MSG_NIMにより処理される。手動操作コンソールSS7は手動操作コンソー
ル122Aと類似しているが、NSPP ではなくSS7信号を使う点で相違している。AIN_
PROCESS_MSG_NIM を使ってSS7手動操作コンソール122から送られたNSPPメッセー
ジを処理することができる。
【0085】 ステップ816においてAIN_PROCESS_MSG_NIM層はメッセージ・ヘッダーを記 憶する。メッセージ・ヘッダーはNPSSと互換性があり、内部アレイに記憶される
。 応答TCAPメッセージがSDP128から手動操作コンソール122Aに送られると、AIN
_PROCESS_MSG_IPCがメッセージ・ヘッダーを検索し、メッセージをNSPPフォーマ
ットに組替えて手動操作コンソール122Aに返答する。 ステップ818において、AIN_PROCESS_MSG_NIM層はメッセージをデコードす る。
【0086】 ステップ820において、AIN_PROCESS_MSG_NIM層は選択変数で値を決定する 。選択変数の値は、「BEGIN_CHOSEN」ルーチンを処理するか、あるいは警告をロ
グし送られたメッセージを中断するかを決定する。選択変数には、「開始_既選 択BEGIN_CHOSEN」「終了END」「中断ABORT」「続行CONTINUE」「不明UNKNOWN」 「単向UNIDIRECTIONAL」がある。選択分岐が「BEGIN_CHOSEN」の場合BEGIN_CHOS
ENルーチンが処理される。選択変数が「END」「ABORT」「CONTINUE」「UNKNOWN 」または「UNIDIRECTIONAL」の場合は、AIN_PROCESS_MSG_NIMはログ及び警告し 、中断メッセージを送る。
【0087】 ステップ822において、AIN_PROCESS_MSG_NIM層は「BEGIN_CHOSEN」ルーチ ンを呼び出す。「BEGIN_CHOSEN」ルーチンは、データを認証および変換しNSPP に基づいたTCAPメッセージを分解deconstructし、TCP/IPに基づいたTCAPメッセ ージを再生する。「BEGIN_CHOSEN」ルーチンの処理については図9に詳細に説明
してある。「BEGIN_CHOSEN」ルーチンの処理後AIN_PROCESS_MSG_NIMはステップ 832に進む。
【0088】 ステップ824において、AIN_PROCESS_MSG_NIM層は警告無効メッセージをロ グする。警告無効メッセージは警告選別子を介してログされる。 ステップ826において、AIN_PROCESS_MSG_NIM層は中断メッセージを作成し、 手動操作コンソール122Aに対しAINGW124に送られた要求は無効であることを知ら
せる。
【0089】 ステップ828において、AIN_PROCESS_MSG_NIM層は中断メッセージを、TCAP_
SENDを介して手動操作コンソール122Aに送る。 ステップ830において、AIN_PROCESS_MSG_NIM層はアレイ要素をクリアする 。手動操作コンソール122AからSDP128に送られた要求は中断されたので、SDP128
から手動操作コンソール122Aへの応答メッセージに対する内部アレイに情報を記
憶する必要はない。
【0090】 ステップ832において、AIN_PROCESS_MSG_NIMの操作は完了し、AIN_PROCESS
_MSG_NIMは別のメッセージを受信するまで休止する。 図9は、開始_既選択BEGIN_CHOSENの操作を解説したフローチャートである。 ステップ906において、図8のステップ812でAIN_PROCESS_MSG_NIM層が見 つけたフリー・ダイアログ・アレイ要素にある開始 トランザクション識別子を 保存する。
【0091】 開始トランザクション識別子フィールドは、上記表2と3とに示す通りTCAPメ
ッセージの一部分にあるフィールドである。開始タイプTCAPメッセージに対して
は、トランザクション部は表2に示すようにトランザクション部情報要素を含ん
でいる。表3が示すように、開始タイプTCAPメッセージは、TCAPメッセージのト
ランザクション部情報のトランザクション識別子フィールドにある開始トランザ
クション識別子を含んでいる。デビットdebit顧客サービス通話の処理中はサー バー・キーは開始トランザクション識別子フィールドの最初の3バイトに存する
【0092】 ステップ908において、「BEGIN_CHOSEN」ルーチンは、ダイアログ・アレイ 要素の「既使用・未使用used/unused」フラグを「既使用used」にセットする。 ステップ910において、「BEGIN_CHOSEN」ルーチンは開始 トランザクショ ン識別子を認証する。開始 トランザクション識別子の長さの3バイトを有効に する。 ステップ912において、「BEGIN_CHOSEN」ルーチンは、開始トランザクション
識別子からサーバー・キーを抽出する。
【0093】 サーバー・キーは、メッセージを受け取るSDP128を識別し、そのサーバー ・キーはTCAPメッセージにある開始トランザクション識別子フィールドから、「
BEGIN_CHOSEN」ルーチンによって検索される。 ステップ914において、「BEGIN_CHOSEN」ルーチンは、2進化10進サーバー ・キーを整数に変換する。サーバー・キーは3バイトの2進化10進フォーマット で記憶される。しかし、2進化10進法は2桁を1バイトに収める。変換後は、サー
バー・キーは6バイトとなる。
【0094】 ステップ916において、「BEGIN_CHOSEN」はサーバー・キーを有効にする。 サーバー・キーを有効にすることは、そのサーバー・キーに関連した特定のSD
P128を識別し、AIN構成ファイルからのSDPと関連したインターネット・プロト
コル・アドレスを検索することになる。「BEGIN_CHOSEN」ルーチンはサーバー・ キーがAIN構成ファイルに含まれていることを認証する。サーバー・キーがAIN構
成ファイルに含まれていれば、有効なSDP128と対応する。「BEGIN_CHOSEN」 ルーチンは、AIN構成ファイルからのサーバー・キーによって選別されたSDP12
8に対応するインターネット・プロトコル・アドレスを検索する。各SDP128は 、複数のインターネット・プロトコル・アドレスを持っており、それらのSDP12 8上のアドレスは、情報をアクセスするために可能な相互接続ポイントを選別す
る。
【0095】 ステップ918において、「BEGIN_CHOSEN」ルーチンは、ダイアログ識別子に0×
1000000を加え、TCAPメッセージをダイアログ識別子で存する。それから、「BEG
IN_CHOSEN」ルーチンはTCAPメッセージの開始トランザクション識別子にあるダ イアログ識別子を存する。図2に示す通り、開始 トランザクション識別子フィー
ルドはTCAPメッセージのトランザクション構成部内にある。ステップ912にお
いてサーバー・キーは開始トランザクション識別子フィールドから外されたので
、開始識別子フィールドは、サーバー・キーを含んでいない。ダイアログ識別子
は、サーバー・キーのin place ofで TCAPメッセージの開始 トランザクシ ョン識別子で存する。
【0096】 ステップ920において、「BEGIN_CHOSEN」ルーチンはTCAPメッセージをコード 化する。「BEGIN_CHOSEN」ルーチンは、工業基準汎用コンピュータ・プログラム 言語抽象構文規則においてTCAPメッセージをコード化する。 ステップ922において、「BEGIN_CHOSEN」ルーチンはタイマーをセットする。 本発明のより好ましい実施形態では、タイマーを3秒で時間切れとする。タイマ ーは、SDP128から来る応答メッセージが所定の時間、例えば本発明の好まし い実施形態である3秒、を超えないことを保証するよう構成される。
【0097】 ステップ924において、「BEGIN_CHOSEN」ルーチンは、メッセージをAIN_AP
P204のTCAP_SEND層に送ることにより、IPC_MGR206を介してTCAPメッセー ジをSDP128に送る。 図10は、AIN_PROCESS_MSG_IPC層の操作を解説したフローチャートである。AIN
_PROCESS_MSG_IPC層はIPC_MGR206からメッセージを受け取る。
【0098】 ステップ1006において、AIN_PROCESS_MSG_IPC層はインターネット・プロトコル
・アドレスを有効にし、ポインタをサービス・ディスクリプタに返す。AIN_PROCE
SS_MSG_IPC層は、インターネット・プロトコル・アドレスが、TCAPメッセージを送
ったSDP128に関連するインターネット・プロトコル・アドレスのひとつに対応 することを有効にする。AIN_PROCESS_MSG_IPC層は、ポインタをサービスに対応 するサービス・ディスクリプタに返す。図8のステップ814において、AIN_PRO
CESS_MSG_NIM層により実行された送り手の記録と同様に、サービス・ディスクリ
プタを使うことによりAIN_PROCESS_MSG_IPCは、複数のサービスからのTCAP応答 メッセージを処理することができる。例えば、SDP128が既使用SS7信号を設置
して、AIN_PROCESS_MSG_IPCはSS7ネットワークを介して受け取った応答メッセー
ジを処理できる。サービス・ディスクリプタは、応答メッセージを送ったサービ
ス、例えばSDP128、を示す。
【0099】 ステップ1008において、AIN_PROCESS_MSG_IPC層は、復号されたメッセージを 構造バッファに戻すASN.1(抽象構文規則)を使って、メッセージを復号する。し たがって、アプリケーションはメッセージの個別のパラメータにアクセスできる
。図9のステップ920で実行される抽象構文規則(ASN.1)コード化は、復号さ
れる。
【0100】 ステップ1010において、AIN_PROCESS_MSG_IPC層は、TCAPメッセージからダイ アログ識別子を抽出する。図9のステップ918において、AIN_PROCESS_MSG_IP
C層はダイアログ識別子を、TCAPメッセージ中のトランザクション部の開始 トラ
ンザクション識別子フィールドで記憶した。応答メッセージは続行配置するので
、TCAPメッセージは、上記表3に示すように開始 と宛先トランザクション識別子
の両方を含む。ダイアログ識別子は、SDP128から送られた応答TCAPメッセー ジの中の宛先トランザクション識別子に記憶される。 続行TCAPメッセージのト ランザクション部は、上記表2により詳細に説明してある。さらに、AIN_PROCES
S_MSG_IPC層はダイアログ識別子が有界内あることを有効にする。つまり、もし 内部アレイが2000要素を持つ場合、AIN_PROCESS_MSG_IPCはダイアログ識別子が0
から1999までの要素に対応することを有効にする。
【0101】 また、AIN_PROCESS_MSG_IPC層はダイアログ識別子に対応する配列の要素の「u
sed/unused」フラグを「used」にセットされることを確認した上でダイアログ識
別子を有効にする。ダイアログ識別子に対応する要素の「used/unused」フラグ を「used」にセットすることを有効にすると、TCAP応答が制限時間を超えた応答
に対して作られないことを確証する。本発明の好ましい実施形態においては、制
限時間は3秒で適合性がある。制限時間は「BEGIN_CHOSEN」ルーチンのステップ 922処理でセットされるタイマーで測定される。タイマーが時間切れになると
、中断応答メッセージが手動操作コンソール122に送られ、アレイの要素に対応 する「used/unused」フラグを「unused」にセットされる。時間切れのタイマー の取り扱いについては、図13に詳細に記載されている。
【0102】 SDP128が制限時間を超えたというメッセージを送る場合、「used/unused」
フラグを「unused」にセットすることでダイアログ識別子は無効になったと判断
される。AIN_PROCESS_MSG_NIM層は、手動操作コンソール122Aがすでに中断メッ セージを受け取り、応答を受けないことで、応答メッセージを破棄する。 ステップ1012において、AIN_PROCESS_MSG_IPC層は目的地トランザクション識 別子を保存してある発呼トランザクション識別子に置き換える。AIN_PROCESS_MS
G_IPC層は、手動操作コンソール122Aを識別するNSPPヘッダーを含んだダイアロ グ・アレイの要素を識別する。手動操作コンソール122A は、TCAPメッセージの トランザクション部の目的地トランザクション識別子により検索されたダイアロ
グ識別子を使ってメッセージを送った。AIN_PROCESS_MSG_IPC層は、ダイアログ ・アレイの識別された要素から発呼トランザクション識別子を検索して、TCAPメ
ッセージのトランザクション部の目的地トランザクション識別子フィールドにあ
る発呼トランザクション識別子をpopulateまたは記憶する。
【0103】 ステップ1014において、AIN_PROCESS_MSG_IPC層は応答TCAPメッセージをコー ド化する。 ステップ1016において、AIN_PROCESS_MSG_IPC層はタイマーをキャンセルし、タ イマーが開始しないことを確証する。 ステップ1018において、AIN_PROCESS_MSG_IPC層は継続タイプTCAPメッセージをT
CAP_SEND を介し手動操作コンソール122Aに送る。継続タイプTCAPメッセージは 、上記表6に示す通り返送結果構成内の手動操作コンソール122Aにより要求され
た情報を格納している。
【0104】 ステップ1020 において、AIN_PROCESS_MSG_IPC層はアレイ要素をクリアしアレ
イ要素の「used/unused」フラグを「unused」にセットする。これにより、使わ れるアレイ要素が手動操作コンソール122からの別のTCAPメッセージ要求を処理 することになる。 図11は、TCAP_RECV層の動作を示すフローチャート1102である
。本発明は、AIN_APP204に単一の接触点を有し、異なる移送機構アプ
リケーションからメッセージを受け取る。移送機構アプリケーションとは、すな
わち、手動操作コンソール122とインターフェースを行うNIM210と、S
DP128とインターフェースを行うIPC_MGR206である。この単一の
接触点は、TCAP_RECV層により設けられる。
【0105】 ステップ1106において、TCAP_RECV層は、NIM210またはI
PC_MGR206のいずれかの移送機構アプリケーションからTCAPメッセ
ージを受け取る。図4のステップ408に記載のように手動操作コンソール12
2AからビギンタイプのTCAPが送られると、TCAP_RECV層は、NI
Mからのメッセージを受け取る。ステップ418に記載のように、連続タイプの
メッセージが、SDP128から送られると、TCAP_RECV層は、IPC
_MGR206からメッセージを受け取る。
【0106】 ステップ1108において、TCAP_RECV層は、TCAPメッセージの
送り手を判断する。すなわち、TCAP_RECV層は、TCAPメッセージが
、IPC_MGR206またはNIM210から受け取られたかどうかを判断す
る。TCAPメッセージがIPC_MGR206から受け取られると、ステップ
1110が行われる。ステップ1110において、TCAP_RECV層は、イ
ンターネット・プロトコル・アドレスをスタックから引き出す。インターネット
・プロトコル・アドレスは、SDP128と関連づけられた3つのアドレスの内
の1つである。
【0107】 ステップ1112において、TCAP_RECV層は、TCP/IPメッセー
ジ内にTCAPメッセージがあるかどうかを判断する。TCP/IPメッセージ
は、多重TCAPメッセージを含んでもよい。TCP/IPメッセージがTCA
Pメッセージを含んでいなければ、ステップ1124が行われる。 ステップ1114において、TCAP_RECV層は、TCP/IPフレーム
から、TCAPメッセージを抽出する。
【0108】 ステップ1116において、TCAP_RECV層は、現在または以前のTC
APメッセージが分割されたかどうかを判断する。メッセージが分割または未完
であれば、TCAP_RECV層は、アレイにメッセージを格納し、タイマーを
セットする。タイムアウトの終了前に別のTCP/IPフレームにTCAPメッ
セージの残りが受け取られると、TCAP_RECV層は、完了したTCAP応
答メッセージを処理する。タイムアウトの時間内にTCAPメッセージの残りが
受け取られないと、アレイ要素が消去される。応答TCAPメッセージが受け取
られなければ、図9のステップ922におけるBEGIN_CHOSENルーチ
ンの処理時間のタイマーセットが終了し、AIN_TIMER_EXPIRED
ルーチンが処理される。AIN_TIMER_EXPIREDルーチンについて
は、図13を参照してより詳細に記載される。
【0109】 ステップ1118において、TCAP_RECV層は、AIN_PROCES
S_MSG_IPC層を呼び出す。AIN_PROCESS_MSG_IPC層
が処理された後に、ステップ1112が行われる。 TCAPメッセージがNIM210から受け取られると、ステップ1120が
行われる。ステップ1120において、TCAP_RECV層は、メッセージ識
別子とサービス番号をスタックから引き出す。メッセージ識別子とサービス番号
は、メッセージを識別するNSPPパラメータである。メッセージ識別子は、応
答TCAPメッセージの中に存する。
【0110】 ステップ1122において、TCAP_RECV層は、AIN_PROCES
S_MSG_NIM層を呼び出す。AIN_PROCESS_MSG_NIM層
については、図11を参照してより詳細に記載される。AIN_PROCESS
_MSG_NIM層が処理された後に、ステップ1124が行われる。 ステップ1124において、TCAP_RECV層は休止し、別のTCAPメ
ッセージを待つ。
【0111】 図12は、TCAP_SEND層の動作を示すフローチャート1202である
。TCAAP_SEND層は、メッセーを運搬機構アプリケーションに送出する
。受信ルーチンのように、TCAP_SENDは、異なる運搬機構アプリケーシ
ョン、即ち、NIM210及びIPC_MGR206、にメッセージを送出する
単一の接触点である。 ステップ1206において、TCAP_SEND層は、IPC_MGRとNI
M210のどちらの運搬機構アプリケーションがTCAPメッセージを受信する
かを決定する。
【0112】 ステップ1206において、IPC MGR206が、TCAPメッセージを
受信中であることを決定し、その後、ステップ1208が行われる。もしIPC
MGR206が、TCAPメッセージを受信中でない場合、TCAP_SEN
D層は、ステップ1214に進む。ステップ1208で、TCAP_SEND層
は、スタックからサーバ記述子及びダイアログ識別子を取り出す。サーバー記述
子は、サーバキーとサーバキーに対応するインターネットプロトコルアドレスを
含む。
【0113】 ステップ1210において、TCAP SEND層は、インターネットプロト
コルアドレスのリストを検索し、最初に利用可能な接続を見つけ出す。TCAP
SEND層は、IPC_MGR上のアドレスへ接続されたものがあるかどうか
、通信が設定されているかどうかを決定する。どのアドレスにも接続されている
ものが存在しない場合、TCAP_SEND層は、IPC_MGR206上の他
のアドレスとの通信起動を試みる。もし何れかのアドレスに接続されているもの
が存在している場合、TCAP_SNEDは、ステップ1212に進む。
【0114】 ステップ1212において、TCAP_SEND層は、メッセージをIPC_
MGR206に送出する。フローチャート1202に描かれたTCAP_SEN
Dの動作は、ステップ1212の後、ステップ1230が実行されることによっ
て終了する。 ステップ1206において、NIM210が、TCAPメッセージを受信中で
あると決定されると、ステップ1214が行われる。ステップ1214において
、TCAP_SEND層はメッセージタイプを判断する。メッセージタイプは、
NSPPにより判断されるメッセージタイプの内の一つである。送られる可能性
のある2つのメッセージは、MSG_INGW_RSPとMSG_PICKRS
Pを含む。
【0115】 各メッセージタイプにより、TCAP_SEND層は異なる機能を行う。MS
G_PICKRSPメッセージタイプは、スタートアップの際に手動操作コンソ
ール122Aに送られ、AIN_APP204を利用可能なサービスに確立する
。MSG_INGW_RSPメッセージタイプは手動操作コンソール122Aに
送られ、TCAPメッセージへの応答がSDP128から要求された情報を提供
しながら送られていることを合図する。
【0116】 ステップ1214において、メッセージタイプがMSG_INGW_RSPで
あると判断された場合、ステップ1216が行われる。ステップ1216におい
て、TCAP_SEND層は復帰コードとダイアログ識別子をスタックから引き
出す。復帰コードは、メッセージが成功したか失敗したかを示す。 ステップ1218において、TCAP_SEND層はアレイ要素からヘッダを
複写する。図8のステップ816において、NSPP互換ヘッダは、AIN_P
ROCESS_MSG_NIMにより、内部ダイアログアレイに格納される。
【0117】 ステップ1220において、TCAP_SEND層はINGWRSPメッセー
ジヘッダを作成する。INGWRSPヘッダは、NSPP互換ヘッダである。T
CAPメッセージがNIM210により理解されるように、TCAP_SEND
層はNSPPヘッダを作成する。ステップ1220が行われた後に、TCAP_
SEND層ははステップ1224に進む。 ステップ1214において、メッセージタイプがMSG_PICKRSPであ
ると判断された場合、ステップ1222が行われる。ステップ1222において
、TCAP_SEND層はPICKRSPメッセージヘッダを作成する。PIC
KRSPメッセージヘッダは、NSPPと互換性がある。
【0118】 ステップ1224において、TCAP_SEND層はNIM210にメッセー
ジを送る。フローチャート1202に示されるTCAP_SENDの動作は、ス
テップ1230により示されるようにステップ1224が行われた後に完了する
。 図13は、先進知能ネットワークタイマー終了(AIN_TIMER_EXP
IRED)ルーチン1302を示す。
【0119】 ステップ1304において、AIN_TIMER_EXPIREDルーチンは
、終了したタイマーに対応するタイマー識別子のためにアレイを検索する。 ステップ1306において、AIN_TIMER_EXPIREDルーチンは
、TCAP中断メッセージヘッダを作成する。 ステップ1308において、AIN_TIMER_EXPIREDルーチンは
、TCAP中断メッセージを送り手に戻す。TCAP中断メッセージは、要求メ
ッセージが不成功であったことを、手動操作コンソール122Aに通知する。情
報が、手動操作コンソール122AによりSDP128から要求された場合、T
CAP中断メッセージは、手動操作コンソール122Aがタイムアウト時間内に
要求された情報を受け取らないことを示す。
【0120】 ステップ1310において、AIN_TIMER_EXPIREDルーチンは
アレイ要素を消去する。アレイ要素に含まれるデータが消去され、アレイ要素の
使用・未使用フラグが未使用に設定される。このように未使用に設定することに
より、アレイ要素を用いて別のTCAPメッセージを処理する。ステップ131
2に示すようにステップ1310が行われた後に、AIN_TIMER_EXP
IREDルーチンの動作が完了する。
【0121】 本発明の他の実施形態も可能である。図1を参照すると、AINGW124は
他の環境要求プロトコル変換に用いてもよい。例えば、信号システム番号7(S
S7)を用いる1ないしそれ以上のコンピュータシステムとインターフェースを
行うために用いられる信号システム番号7マネジャー(SS7_MGR)を本発
明は含んでもよい。SS7プロトコルは、先に参照された書類に記載のITU基
準に準拠する。SS7プロトコルは、SDP128に連結されたコンピュータシ
ステムと通信するために用いてよい。
【0122】 SS7_MGRを含む実施形態において、本発明はNSPPからSS7へ変換
する。TCAP_RECV層とTCAP_SEND層はさらにステップを含む。
TCAP_RECVにおいて、そのような追加ステップの1つが、メッセージが
SS7_MGRから受け取られたかどうかを判断するために含まれる。メッセー
ジがSS7_MGRから受け取られる場合、AIN_PROCESS_MSG_
IPC層が処理される。TCAP_SEND層において、追加ステップは、メッ
セージがSS7_MGRに送られているかどうかを判断するために含まれる。メ
ッセージが送られている場合、メッセージがIPC_MGR206に送られてい
るならば処理は同様に行われる。更に、AIN_PROCESS_MSG_IP
C層とAIN_PROCESS_MSG_NIM層は、メッセージがIPC_M
GR206またはSS7_MGRのいずれかを用いて通信されているかどうかを
判断するステップを含む。複号および構成機構は、メッセージがSS7と互換性
を有するために必要な若干の修正部分を含む。
【0123】 記載のような開始工程および監視工程を含まない、さらなる実施形態も可能で
ある。他の開始工程や監視工程を用いてもよく、監視工程を省略してもよい。開
始工程および監視工程は、基本差配サービス、警告選別子、手動測定工程、ヒュ
ーマンマシンインターフェースを含む。 本発明の様々な実施の形態について以上述べてきたが、上述の実施の形態は例
示によってのみなされ、いかなる限定も企図していない。従って、本発明の外延
と範囲は、上記に例示の実施形態のいずれにも限定されるべきでなく、以下の請
求項および請求項の相当物に係わってのみ定義されるべきである。
【0124】 <注解> ACD:自動コール分配器。ACDは、選択された手動操作コンソールと相互
交換ネットワーク間を切り換える機能を提供する。 AIN:先進知能ネットワークゲートウェイ。先進知能ネットワークゲートウ
ェイは、手動操作コンソールとSDP間に通信を行わせるメッセージ転送とプロ
トコル変換を提供するコンピュータシステムである。 AIN_ARP:先進知能ネットワークアプリケーション。AIN_ARPは
、NIMとIPC_MGRの間でメッセージを受け取り、処理し、送るためのソ
フトウェア層を含むコンピュータプログラムである。 AIN_MAIN:先進知能ネットワークメイン層。 AIN_MAINは、AIN_APPで処理される第1の層である。AIN_
MAINは、IPC_MGR206とNIM210の間の接続を確立する。 AIN_PROCESS_MSG_IPC:先進知能ネットワーク処理メッセ
ージIPC。 AIN_PROCESS_MSG_IPCは、手動操作コンソールに送られる
SDPから受け取られるメッセージを処理する。 AIN_PROCESS_MSG_NIM:先進知能ネットワークメッセージ
NIM。AIN_PROCESS_MSG_NIMは、SDPへ送られる手動操
作コンソールから受け取られるメッセージを処理する。
【0125】 BOSS:基本差配サービス。BOSSは、先進知能ネットワークゲートウェ
イ上の工程の開始、停止、監視を担う。 HMI:ヒューマンマシンインターフェース。HMIは、AIN上のコンピュ
ータプログラム内に、適合性のあるエンティティの構成、追加、または削除を可
能にするソフトウェアの一連のメニューを介してアクセスを提供する。 IPC_MGR:相互処理通信マネジャー。IPC_MGRは、相互処理通信
プロトコルプログラムに、相互処理通信プロトコルを用いないプログラムと通信
を行わせるインターフェース層である。 ISNAP:知能サービスネットワークアプリケーションプロセッサ。ISN
APは、手動操作コンソールを選択し、入ってくるコールを手動操作コンソール
の論理的に定義された群に確実に分配する。 NIDS:ネットワーク情報分配サービス。NIDSは、クライアントサーバ
ネットワークのような情報を分配するネットワークである。 NIM:NSPPインターフェースモジュール。NIMは、NSPPのような
クライアント・サーバプロトコルを用いるプルグラムに、クライアント・サーバ
プロトコルを用いないプログラムと通信させるインターフェース層である。
【0126】 NSPP:ネットワーク情報分配サービス(NIDS)順序付けパケットプロ
トコル。NSPPは、セションが整えられ、引き渡しが保証されたパケット交換
プロトコルである。NSPPは、UDP/IPを用いるクライアントサーバとの
通信を提供する。 OM:作動測定。OMは、AIN上の工程から作動データを収集し、工程を監
視するために作動データを用いる。 ONC LANs/WAN:オペレータネットワークセンターローカルエリア
ネットワークス・ワイドエリアネットワーク。ONC LANs/WANは、手
動操作コンソールの中からのコールの分配において補助をおこない、コールの処
理において用いられる手動操作コンソールに情報を提供する。 SDP:サービスデータポイント。SDPは、トラヒックの取り扱い、サービ
スの提供、負債請求の発行に用いられる顧客口座情報を記憶する。 SSCP:サービス切り換え制御ポイント。SSCPは、負債顧客に選択肢か
ら選択させ、請求を処理するための情報を提供する。 TCAP:取引可能性アプリケーションパート。TCAPは、ANSHI S
S7 ISUP工業規格に準拠し、手動操作コンソールとSDPの間の情報の転
送のために用いられるTCAPメッセージを指す。
【0127】 TCAP_RECV: 取引可能性アプリケーションパート受信。 TCAP_RECVは、異なる移送機構アプリケーション、すなわち、手動操
作コンソールとインターフェースを行うNIMと、SDPとインターフェースを
行うIPC_MGRからメッセージを受け取るための単一の接触点である。 TCAP_SEND:取引可能性アプリケーションパート送信。TCAP_S
ENDは、異なる移送機構アプリケーション、すなわち、手動操作コンソールへ
メッセージを送るNIMと、SDPへメッセージを送るIPC_MGRへメッセ
ージを送るための単一の接触点である。 TCP/IP:送信制御プロトコル・インターネットプロトコル。TCP/I
Pは、SDPにより用いられるプロトコルである。 UDP/IP:ユーザデータグラムプロトコル・インターネットプロトコル。
手動操作コンソールにより用いられるクライアント・サーバプロトコル
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施形態による高性能インテリジェント・ネッ
トワーク・ゲートウェイ(AINGW)のブロック図である。
【図2】 本発明の好ましい実施形態によるAINGWの要素のブロック図
である。
【図3】 本発明の好ましい実施形態によるAINGWの構造のブロック図
である。
【図4】 本発明の好ましい実施形態によるAINGWメッセージ・フロー
の図解である。
【図5】 本発明の好ましい実施形態による高性能インテリジェント・ネッ
トワーク・アプリケーション(AIN_APP)メッセージ・フローの図解であ
る。
【図6】 本発明の好ましい実施形態による、図2および図3のAINGW
の、基本監視サービス(BOSS)の動作を表す図である。
【図7】 本発明の好ましい実施形態による、図2および図3のAINGW
の、主記憶装置にあるAIN_APPプログラムのメインルーチンの動作を表す
図である。
【図8】 本発明の好ましい実施形態による、図2および図3のAINGW
にある、AIN_APPの高性能インテリジェント・ネットワーク・プロセス・
メッセージ・NIM(AIN_PROCESS_MSG_NIM)モジュール(
AIN_PROCESS_MSG_NIM)の動作を表す図である。
【図9】 本発明の好ましい実施形態による、図2および図3のAINGW
にある、AIN_APPの開始選択(BEGINE_CHOSEN)ルーチンの
動作を示す図である。
【図10】 本発明の好ましい実施形態による、図2および図3のAING
Wにある、AIN_APPの高性能インテリジェント・ネットワーク・プロセス
・メッセージ・IPC(AIN_PROCESS_MSG_IPC)層の動作を
示す図である。
【図11】 本発明の好ましい実施形態による、図2および図3のAING
Wにある、AIN_APPのトランザクション・ケイパビリティ・アプリケーシ
ョン・パート・メッセージ・レシーブ(TCAP_RECV)層の動作を表す図
である。
【図12】 本発明の好ましい実施形態による、図2および図3のAING
Wにある、AIN_APPのトランザクション・ケイパビリティ・アプリケーシ
ョン・パート・メッセージ・センド(TCAP_SEND)層の動作を表す図で
ある。
【図13】 本発明の好ましい実施形態による、図2および図3のAING
Wにある、AIN_APPの高性能インテリジェント・ネットワーク・タイマー
・エクスパイアード(AIN_TIMER_EXPIRED)の動作を表す図で
ある。
【符号の説明】
102…高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイ 104…電話機 106…第1の地域交換通信ネットワーク 108…中継ネットワーク・スイッチ 110…中継ネットワーク 112…ブリッジ・スイッチ 114…自動コール・ディストリビュータ 116…インテリジェント・サービス・ネットワーク・アプリケーション・プ
ロセッサ 118…ONC LAN/WAN 122A,122B,・・・,122n…手動オペレータ・コンソール 124…AINGW 126…SDP LAN 128…サービス・データ・ポイント 130…サービス・スイッチング・コントロール・ポイント 132…第2の地域交換通信ネットワーク 134…受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・エフ・ディカーマン アメリカ合衆国・アイオワ・52411・セダ ー・ラピッズ・ダブリュ・マスタング・ロ ード・5601 (72)発明者 クリストファー・ピー・トファネリ アメリカ合衆国・アイオワ・52401・セダ ー・ラピッズ・フィフス・アヴェニュ・エ スイー・#7・727 Fターム(参考) 5K024 AA00 AA11 BB00 BB07 CC01 DD06 EE01 EE08 FF03 GG00 GG01 5K026 AA03 BB00 CC02 CC07 EE07 EE10 FF01 GG12 HH01 HH06 HH08 LL07 5K033 BA14 CB01 CB14 DA01 DA06 DB18 5K034 EE11 EE12 FF04 FF11 HH04 HH06 HH61 LL01 NN04

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)送信側からのトランザクション・ケイパビリティ・ア
    プリケーション・パート・メッセージを受信するステップと、 (b)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ
    セージのプロトコルをユーザ・データグラム・プロトコル/インターネット・プ
    ロトコル実装と伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル実装との間で
    変換するステップと、 (c)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ
    セージを送信するステップと、 を備える、トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メ
    ッセージの、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル実装とユーザ・
    データグラム・プロトコル/インターネット・プロトコル実装間のプロトコル変
    換の方法。
  2. 【請求項2】 ステップ(a)が、 (i)前記送信側からのトランザクション・ケイパビリティ・アプリケーショ ン・パート・メッセージを受信するステップと、 (ii)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ
    セージのプロトコルを決定するステップと、 (iii)ステップ(ii)でトランザクション・ケイパビリティ・アプリケーシ ョン・パート・メッセージのプロトコルがユーザ・データグラム・プロトコル/
    インターネット・プロトコル実装であることが決定された場合に、スタックから
    メッセージ識別子とサービス番号を引き出すステップと、 (iv)ユーザ・データグラム・プロトコル/インターネット・プロトコルから
    伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコルへの変換のためにソフトウェ
    ア層を呼び出すステップと、 を備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ステップ(a)が、 (i)前記送信側からのトランザクション・ケイパビリティ・アプリケーショ ン・パート・メッセージを受信するステップと、 (ii)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ
    セージのプロトコルを決定するステップと、 (iii)ステップ(ii)でトランザクション・ケイパビリティ・アプリケーシ ョン・パート・メッセージのプロトコルが伝送制御プロトコル/インターネット
    ・プロトコル実装であることが決定された場合に、スタックからインターネット
    ・プロトコル・アドレスを引き出すステップと、 (iv)追加トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・
    メッセージが伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル・フレーム内に
    あるかどうかを確定するステップと、 を備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 さらに、 (v)ステップ(iv)で、前記追加トランザクション・ケイパビリティ・アプ リケーション・パート・メッセージが、前記伝送制御プロトコル/インターネッ
    ト・プロトコル・フレーム内にあることが確定された場合に、前記伝送制御プロ
    トコル/インターネット・プロトコル・フレームからトランザクション・ケイパ
    ビリティ・アプリケーション・パート・メッセージを抽出するステップと、 (vi)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ
    セージが断片化されているかどうかを決定するステップと、 (vii)ステップ(vi)でトランザクション・ケイパビリティ・アプリケーシ ョン・パート・メッセージが断片化されていないことが確定された場合に、伝送
    制御プロトコル/インターネット・プロトコルからユーザ・データグラム・プロ
    トコル/インターネット・プロトコルへの変換のためにソフトウェア層を呼び出
    すステップと、 を備える、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ステップ(b)が、 (i)操作コードの値を決定するステップと、 (ii)ステップ(i)で、前記操作コードがUNKNOWNであることが確定 された場合に、警告無効メッセージをログするステップと、 を備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ステップ(b)が (i)操作コードの値を決定するステップと、 (ii)ステップ(i)で、前記操作コードがMSG_PICKであることが確 定された場合に、PICK_RSPメッセージを前記送信側に送信するステップ
    と、 を備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ステップ(b)が、 (i)操作コードの値を決定するステップと、 (ii)ステップ(i)で、前記操作コードがMSG_INGW_REQである ことが確定された場合に、第1の配列要素を見つけるステップと、 (iii)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メ ッセージのヘッダーを格納するステップと、 (iv)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ
    セージを解読するステップと、 (v)選択変数の変数値を決定するステップと、 を備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、 (vi)ステップ(vi)で、前記選択変数の変数値が、END、ABORT、C
    ONTINUE,UNKNOWN、およびUNIDIRECTIONALで構成
    されるグループの中から選択されることが決定された場合に、警告無効メッセー
    ジをログするステップと、 (vii)中断メッセージを作成するステップと、 (viii)前記中断メッセージを前記送信側に送信するステップと、 を備える請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 さらに、 (vi)ステップ(vi)で、前記選択変数の変数値がBEGINE_CHOSE
    Nであることが決定された場合に、送信元トランザクション識別子を配列要素の
    中に格納するステップと、 (vii)前記配列要素に対応する使用済み/未使用のフラグを、使用済みに設 定するステップと、 (viii)前記送信元トランザクション識別子を有効にするステップと、 (ix)前記送信元トランザクション識別子からサーバ_キーを抽出するステッ
    プと、 (x)前記サーバ_キーを、2進化10進形式から整数形式へ変換するステッ プと、 (xi)前記サーバ_キーを有効にするステップと、 (xii)0xI000000を前記配列要素に対応するダイアログ識別子に追 加し、前記ダイアログ識別子を16進法形式に変換するステップと、 (xiii)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メ
    ッセージに前記ダイアログ識別子を置くステップと、 (xiv)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メ ッセージをコード化するステップと、 (xv)タイマーを、トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・
    パート・メッセージへの応答の記録時間に設定するステップとを備える、請求項
    7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ステップ(b)が、 インターネット・プロトコル・アドレスを有効にするステップと、 サービス記述子にポインタを返すステップと、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    を解読するステップと、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    から配列要素に関連するダイアログ識別子を抽出するステップと、 前記ダイアログ識別子を有効にするステップと、 送信元トランザクション識別子を前記配列要素から検索するステップと、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    内の送り先トランザクション識別子を、前記送信元トランザクション識別子と交
    換し、トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセ
    ージをコード化するステップと、 を備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーショ
    ン・パート・メッセージへの応答の記録時間に設定されたタイマーを取り消すス
    テップをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 さらに、 前記配列要素を消去するステップと、 前記配列要素に対応する使用済み/未使用フラグを、使用済みに設定するステ
    ップと、 を備えた、請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 ステップ(b)が、 タイマー識別子に対応する配列要素のために、1つ以上の配列要素を検索する
    ステップと、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    の中断ヘッダーを構成するステップと、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    を返すステップと、 前記タイマー識別子に対応する前記1つ以上の配列要素のうちの、1つの配列
    要素の情報によって特定される、トランザクション・ケイパビリティ・アプリケ
    ーション・パート・メッセージに対応するダイアログ配列要素を消去するステッ
    プと、 を備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 ステップ(c)が、 (i)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ セージの受信者を決定するステップと、 (ii)ステップ(i)で、前記受信者が前記トランザクション・ケイパビリテ ィ・アプリケーション・パート・メッセージを伝送制御プロトコル/インターネ
    ット・プロトコル実装で要求することが確定された場合に、スタックからサーバ
    記述子とダイアログ識別子を引き出すステップと、 (iii)1つ以上のインターネット・プロトコル・アドレスのリストを全体に 渡ってロールするステップと、 (iv)可能な接続を見つけるステップと、 (v)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ セージをプロセス間通信マネージャに送信するステップと、 を備える請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 ステップ(c)が、 (i)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ セージの受信者を決定するステップと、 (ii)ステップ(i)で、前記受信者が前記トランザクション・ケイパビリテ ィ・アプリケーション・パート・メッセージをユーザ・データグラム・プロトコ
    ル/インターネット・プロトコル実装で要求することが確定された場合に、トラ
    ンザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージのメッ
    セージタイプを決定するステップと、 を備えることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 さらに、 (iii)ステップ(ii)で、前記メッセージタイプがMSG_PICKRSP であることが確定された場合、PICKRSPメッセージ・ヘッダーを形成する
    ステップと、 (iv)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ
    セージをNSPPインターフェース・モジュールへ送信するステップと、 を備える請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 さらに、 (iii)ステップ(ii)で、前記メッセージタイプがMSG_INGW_RS Pであることが確定された場合、戻りコードとダイアログ識別子をスタックから
    引き出すステップと、 (iv)配列要素からヘッダーをコピーするステップと、 (v)INGWRSPメッセージ・ヘッダーを形成するステップと、 (vi)トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッ
    セージをNSPPインターフェース・モジュールへ送信するステップと、 を備える請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・
    パート・メッセージを受信し、 1つ以上の配列要素を有する配列を維持し、 前記1つ以上の配列要素のうち可能な1つを見つけ出し、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    からデータを検索し、 前記データを、前記1つ以上の配列要素の、前記した可能な1つの中に保存し
    、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    を送信し、 応答トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセ
    ージを受信し、 前記配列要素から、前記データを検索し、 前記応答トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メ
    ッセージの中に、前記データを再度置き、 前記応答トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メ
    ッセージを送信する、 以上のステップを備えた、トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーシ
    ョン・パート・メッセージのプロトコル変換を行う方法。
  19. 【請求項19】 プロトコル変換中に処理を監視する手段と、 受信コンピュータ・プログラムにつなげる手段と、 送信コンピュータ・プログラムにつなげる手段と、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    を、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル実装とユーザ・データグ
    ラム・プロトコル/インターネット・プロトコル実装の間でプロトコル変換する
    手段と、 を備えた、トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・
    メッセージのプロトコル変換を行うコンピュータ・システム。
  20. 【請求項20】 前記プロトコル変換中に処理を監視する手段が、 基本監視サービスの構成ファイルを読む手段と、 前記基本監視サービスの構成ファイル中の、1つ以上のコンピュータ・プログ
    ラム層を開始する手段と、 前記基本監視サービス構成ファイル中の、前記した1つ以上のコンピュータ・
    プログラム層をモニターする手段と、 を備えることを特徴とする、請求項19に記載のコンピュータ・システム。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載のコンピュータ・システムであり、前記
    したトランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセー
    ジを、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル実装とユーザ・データ
    グラム・プロトコル/インターネット・プロトコル実装の間でプロトコル変換す
    る手段が、 前記受信コンピュータ・プログラムをつなげる前期手段と、前記送信コンピュ
    ータ・プログラムをつなげる手段とに、通信を開始させる手段と、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    を受信する手段と、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    のプロトコル変換を行う手段と、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    を送信する手段と、 を備えることを特徴とする、請求項19に記載のコンピュータ・システム。
  22. 【請求項22】 前記受信コンピュータ・プログラムをつなげる前期手段と
    、前記送信コンピュータ・プログラムをつなげる手段とに通信を開始させる前記
    手段が、 高性能インテリジェント・ネットワーク・アプリケーション構成ファイルを読
    み、有効にする手段と、 前記受信コンピュータ・プログラムをつなげる前期手段に、結びつける手段と
    、 前記送信コンピュータ・プログラムをつなげる前期手段に、結びつける手段と
    、 配列を初期化する手段と、 通信を確立する手段と、 ハイバーネイトする手段と、 を備えることを特徴とする、請求項19に記載のコンピュータ・システム。
  23. 【請求項23】 コンピュータ・プログラム理論を格納したコンピュータ使
    用可能媒体を含むコンピュータ・プログラム製品であり、前記コンピュータ・プ
    ログラム理論が、 トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセージ
    を受信する受信手段と、 前記トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセ
    ージを、伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル実装とユーザ・デー
    タグラム・プロトコル/インターネット・プロトコル実装の間でプロトコル変換
    する変換手段と、 前記トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーション・パート・メッセ
    ージを送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする、コンピュータ・プログラム理論を格納したコンピ
    ュータ使用可能媒体を含むコンピュータ・プログラム製品。
  24. 【請求項24】 プロセッサがトランザクション・ケイパビリティ・アプリ
    ケーション・パート・メッセージを受信できるようにするための受信手段と、 前記プロセッサが、前記トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーショ
    ン・パート・メッセージを伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル実
    装とユーザ・データグラム・プロトコル/インターネット・プロトコル実装の間
    でプロトコル変換できるようにするための、変換手段と、 前記プロセッサが、前記トランザクション・ケイパビリティ・アプリケーショ
    ン・パート・メッセージを送信できるようにするための送信手段と、 を備える、コンピュータ。
  25. 【請求項25】 デビット・コールの顧客口座情報を格納するサービス・デ
    ータ・ポイントと、 プロトコル変換を行うよう構成された前記サービス・データ・ポイントに連結
    された、高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイと、 高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイに連結された、1つ以
    上のオペレータ・ネットワーク・センターLANs/WANと、 1つ以上の前記オペレータ・ネットワーク・コンピュータ・システムに連結さ
    れた、1つ以上のオペレータ・コンソールと、 を備える、コンピュータ・システム・ネットワーク。
  26. 【請求項26】 さらに、 前記した1つ以上のオペレータ・コンソールに連結された自動呼び出しディス
    トリビュータと、 前記自動呼び出しディストリビュータに連結されたブリッジ・スイッチと、 前記ブリッジ・スイッチに連結されたサービス・スイッチ・制御ポイントと、 を備えた、請求項25に記載のコンピュータ・システム・ネットワーク。
  27. 【請求項27】 さらに、 前記オペレータ・ネットワーク・センターLANs/WANに連結された自動
    呼び出しディストリビュータと、 前記自動呼び出しディストリビュータに連結されたブリッジ・スイッチと、 前記ブリッジ・スイッチに連結されたサービス・スイッチ・制御ポイントと、 を備えた、請求項25に記載のコンピュータ・システム・ネットワーク。
  28. 【請求項28】 さらに、 前記自動呼び出しディストリビュータおよび前記オペレータ・ネットワーク・
    センターLANs/WANに連結された、インテリジェント・サービス・ネット
    ワーク・アプリケーション・プロセッサを備える、請求項26に記載のコンピュ
    ータ・システム・ネットワーク。
JP2000517509A 1997-10-21 1998-10-21 高性能インテリジェント・ネットワーク・ゲートウェイ Withdrawn JP2001521325A (ja)

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