JPH07147592A - 輻輳制御方法、この方法を用いたターミナルアダプタ及びこのターミナルアダプタを有する通信システム - Google Patents

輻輳制御方法、この方法を用いたターミナルアダプタ及びこのターミナルアダプタを有する通信システム

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JPH07147592A
JPH07147592A JP29360293A JP29360293A JPH07147592A JP H07147592 A JPH07147592 A JP H07147592A JP 29360293 A JP29360293 A JP 29360293A JP 29360293 A JP29360293 A JP 29360293A JP H07147592 A JPH07147592 A JP H07147592A
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congestion
signal
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frame
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JP29360293A
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Hiroyuki Hatta
裕之 八田
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control

Abstract

(57)【要約】 【目的】ターミナルアダプタを介して異なるフレームフ
ォーマットの信号を処理するネットワークに収容されて
いる端末が、このネットワークの輻輳の発生と回復を知
ることができるようにすることを目的とする。 【構成】ターミナルアダプダにおいて、第1のフレーム
フォーマットで伝送された信号をネットワークから受信
して、この受信した信号中に通信システムで輻輳が発生
したことを示す輻輳通知情報(FECN、BECN)が
含まれているかどうかを検出する第1のステップと、前
記輻輳通知情報を検出したときに、所定の情報を含む第
2のフレームフォーマット(RNR)の信号ターミナル
アダプタから端末に送出する第2のステップと、この信
号を受信した場合には、端末で輻輳回復のための所定の
制御処理を行う第3のステップとを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信ネットワークにお
ける輻輳制御に関し、より詳細には、フレームリレー方
式を用いたネットワークにおける輻輳制御に関する。
【0002】現在、CCITT勧告のX.25に準拠す
るパケット通信ネットワークが実用化されている。パケ
ット通信ネットワークに設けられるノードでは、端末か
らのデータをパケットに組み立てて伝送路に送出し、ま
た伝送路から受信したパケットを分解して端末に送出す
る。各ノードでは、パケットを正しく受信したかどうか
の確認を行い、これが確認されると次のノードに受信し
たパケットを送出する。
【0003】
【従来の技術】近年、光ファイバなどの伝送路の高品質
化に伴い、フレームリレー方式が提案されている(IT
U−T勧告のQ.922及びQ.933)。このフレー
ムリレー方式を用いたネットワークでは、各ノードは受
信したパケットをそのまま次のノードに送出する。すな
わち、各ノードは、パケットを正しく受信したかどうか
のチェックをFCS以外は行うことなく、単に次のノー
ドに受信したパケットを送出する。そして、このチェッ
ク動作を、パケットを受信した端末が行う。これによ
り、パケットの伝送時間を短縮することができる。
【0004】一方、実際にネットワークを構築する場合
には、ネットワークが輻輳した場合、ネットワークの障
害や端末のリソース限界の対応を予め規定しておく必要
がある。CCITT勧告のX.25に従うパケット通信
ネットワークでは、各ノードがチェック動作を行うの
で、輻輳が発生した場合等の対応はノードで容易に対応
できる。この場合、ノードは受信不可を示す所定の表示
を端末に送出する。CCITT勧告のX.25では、こ
の表示はRNRフレーム(Receive Not R
eady)信号として規定されている。このRNRフレ
ーム信号を受けた端末は、例えばパケットの送出を中断
したり、送出する情報量を制限する。輻輳や障害が回復
すると、これを表示する信号(CCITT勧告X.25
ではRR(Receive Ready)信号)を端末
に送出する。
【0005】これに対し、フレームリレー方式のネット
ワークでは、受信したパケットをそのまま送出するの
で、輻輳や障害等に対してはパケット通信ネットワーク
とは異なる対応が必要である。このうち、輻輳に関し、
ITU−T勧告のQ.922及びQ.933では、次の
ような対応を規定している。ネットワークが輻輳する
と、ネットワークから輻輳の発生を知らせる輻輳通知ビ
ットがオン(例えば’1’)になる。このオンとなった
輻輳通知ビットを受け取った端末は、ネットワークが輻
輳したことを知り、所定の輻輳制御処理を行う。例え
ば、情報の送出を中断したり、送出する情報量を制限す
る。なお、ITU−T勧告によれば、上記ビットとし
て、FECN(Forward Explicit C
ongestion Notification:順方
向への輻輳通知)とBECN(Backward Ex
plicit Congestion Notific
ation:後方向への輻輳通知)が規定されている。
輻輳が回復すると、輻輳回復通知情報をオフにして、端
末に通知する。
【0006】ところで、フレームリレー方式によるネッ
トワーク(フレームリレー・ネットワーク)に、パケッ
ト端末(CCITTX.25に準拠する端末)を接続す
る場合がある。例えば、新たに構築したフレームリレー
・ネットワークに従来から使用していたパケット端末を
接続するような場合である。この際、X.25に準拠す
るフレームフォーマット(LAPD:Link Acc
ess Procedure on the D−ch
annel)とフレームリレー方式のフレームフォーマ
ット(LAPF:Link Access Proce
dure for Frame mode beare
r service)との違いを吸収する(相互に変
換)するために、ターミナルアダプタをパケット端末と
フレームリレー・ネットワークとを間に設ける。
【0007】この場合、フレームリレー・ネットワーク
が輻輳すると、ターミナルアダプタは上記FECN又は
BECNをオンとしたフレームをターミナルアダプタや
フレームリレー端末に送出する。これを受けたターミナ
ルアダプタはLAPFフォーマットで伝送されてきた情
報をLAPDフォーマットに乗せ換える処理、又はLA
PFフォーマットにカプセリングされてきたLAPDフ
ォーマットを取り出す処理をする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
場合、ターミナルアダプタを介してフレームリレー・ネ
ットワークに収容されているパケット端末は、フレーム
リレー・ネットワークの輻輳を知ることができない。な
ぜならば、LAPDフォーマットにLAPFの輻輳通知
ビットは含まれていないためである。同様に、パケット
端末は輻輳の回復も知ることができない。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決し、タ
ーミナルアダプタを介して異なるフレームフォーマット
の信号を処理するネットワークに収容されている端末
が、このネットワークの輻輳の発生と回復を知ることが
できる輻輳制御方法、この方法を用いたターミナルアダ
プタ及びこのターミナルアダプタを有する通信システム
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を達成するための手段】請求項1記載の発明は、
ネットワークと、端末と、該ネットワークと端末との間
に設けられ、ネットワークが扱う第1のフレームフォー
マットと端末が扱う第2のフレームフォーマットとの相
互変換機能を有するターミナルアダプタとを有する通信
システムにおける輻輳制御方法であって、前記ターミナ
ルアダプダにおいて、第1のフレームフォーマットで伝
送された信号をネットワークから受信して、この受信し
た信号中に通信システムで輻輳が発生したことを示す輻
輳通知情報が含まれているかどうかを検出する第1のス
テップと、前記輻輳通知情報を検出したときに、第1の
通知情報を含む第2のフレームフォーマットの信号をタ
ーミナルアダプタから端末に送出する第2のステップ
と、該信号を受信した場合には、端末で輻輳回復のため
の所定の制御処理を行う第3のステップと具備する構成
である。
【0011】請求項7記載の発明は、ネットワークと、
端末と、該ネットワークと端末との間に設けられ、ネッ
トワークが扱う第1のフレームフォーマットと端末が扱
う第2のフレームフォーマットとの相互変換機能を有す
るターミナルアダプタとを有する通信システムにおい
て、前記ターミナルアダプタは、第1のフレームフォー
マットで伝送された信号をネットワークから受信して、
この受信した信号中に通信システムで輻輳が発生したこ
とを示す輻輳通知情報が含まれているかどうかを検出す
る第1の手段と、前記輻輳通知情報を検出したときに、
第1の通知情報を含む第2のフレームフォーマットの信
号を端末に送出する第2の手段とを有し、該信号を受信
した場合には、端末で輻輳回復のための所定の制御処理
を行う構成である。
【0012】請求項13記載の発明は、ネットワーク
と、端末と、該ネットワークと端末との間に設けられ、
ネットワークが扱う第1のフレームフォーマットと端末
が扱う第2のフレームフォーマットとの相互変換機能を
有するターミナルアダプタとを有する通信システムであ
って、前記ターミナルアダプタは、第1のフレームフォ
ーマットで伝送された信号をネットワークから受信し
て、この受信した信号中に通信システムで輻輳が発生し
たことを示す輻輳通知情報が含まれているかどうかを検
出する第1の手段と、前記輻輳通知情報を検出したとき
に、第1の通知情報を含む第2のフレームフォーマット
の信号を端末に送出する第2の手段とを有し、該信号を
受信した場合には、端末で輻輳回復のための所定の制御
処理を行う構成である。
【0013】
【作用】請求項1、7及び13記載の各発明において、
ターミナルアダプタは端末が認識できるフレームフォー
マットでネットワークの輻輳を端末に伝える。従って、
前述の従来の問題点を解決できる。
【0014】なお、請求項3及び9に規定するように、
輻輳の回復も端末が認識できるフレームフォーマットで
端末に伝えられる。従って、従来の問題点を解決でき
る。
【0015】なお、輻輳の発生を示す輻輳通知情報は所
定のビットが示す第1の値(例えば’1’)とし、輻輳
の回復を示す輻輳回復情報はこの所定のビットが示す第
2の値(’0’)とすることができる。
【0016】
【実施例】まず、本発明の第1の実施例を説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施例における通
信システムの全体構成を示すブロック図である。図示の
通信システムは、パケット網10とこれに接続されるフ
レームリレー網12とを有する。パケットパケット網1
0はアクセスユニットAUを有し、フレームリレー網1
2はフレームハンドラFHを有する。便宜上、パケット
網10は1つのアクセスユニットAUを有し、フレーム
リレー網12は2つのフレームハンドラFHを有するよ
うに示してあるが、実際にはこれらを多く具備してい
る。パケット端末(X.25DTE)14は、パケット
網10のアクセスユニットAUに接続されている。ま
た、フレームリレー網12のフレームハンドラFHに
は、ターミナルアダプタTAを介して、パケット端末
(X.25DTE)16が接続されている。なお、便宜
上図示を省略するが、フレームリレー網12のフレーム
ハンドラFHには、複数のフレーム端末が接続されてい
る。
【0018】図2は、図1に示す通信システムのプロト
コルスタックの一例を示す図である。図2の(A)はタ
ーミナルアダプタTAのプロトコルスタックを示し、
(B)はフレームハンドラFHのプロトコルスタックを
示し、(C)はアクセスユニットAUのプロトコルスタ
ックを示す。ターミナルアダプタTAは2つのプロトコ
ルスタックを有し、一方においてレイヤL1、L2、L
3はそれぞれ物理層、Q.921(LAPD)の手順を
規定する層及びX.25の手順を規定する層であり、他
方のプロトコルスタックにおいてレイヤL1、L2、L
3はそれぞれ物理層、Q.922(LAPF)の手順を
規定する層及びX.25の手順を規定する層である。フ
レームハンドラFHのプロトコルスタックにおいて、レ
イヤL1、L2及びL3はそれぞれ物理層及びQ.92
2のANNEX−Aの手順を規定する層である。また、
アクセスユニットは2つのプロトコロスタックを有し、
一方においてレイヤL1、L2、L3はそれぞれ物理
層、Q.922(LAPF)の手順を規定する層及び
X.25の手順を規定する層であり、他方のプロトコル
スタックにおいてレイヤL1、L2、L3はそれぞれ物
理層、Q.921(LAPD)の手順を規定する層及び
X.25の手順を規定する層である。なお、プロトコル
スタックは接続形態やサービス形態によっていろいろな
組み合わせが考えられ、図2はその一例である。
【0019】図3(A)は、ITU−T勧告Q.922
で規定されているLAPFフレームフォーマットを示
し、図3(B)はITU−T勧告Q.921で規定され
ているLAPDフレームフォーマットを示す。図3
(A)及び(B)に示すように、各フレームフォーマッ
トは、フラグフィールドF、アドレスフィールドA、制
御フィールドC、情報フィールドI、フレームチェック
フィールドFCS及びフラグフィールドFを有する。L
APFフレームフォーマットとLAPDフレームフォー
マットとは、アドレスフィールドAの構成を除いて同一
である。
【0020】図3(A)に示すLAPFフレームフォー
マットのアドレスフィールドAは、アドレス部拡張ビッ
トEA、コマンド/レスポンス表示ビットC/R、デー
タリンクコネクション識別子DLCI、順方向への輻輳
通知ビットFECN、後方向への輻輳通知ビットBEC
N及び廃棄可能表示ビットDEとからなる。
【0021】図3(B)に示すLAPDフレームフォー
マットのアドレスフィールドAは、アドレス部拡張ビッ
トEA、コマンド/レスポンス表示ビットC/R、サー
ビスアクセスポイント識別子SAPI及び端末終端点識
別子TEIとからなる。これらのビットについては、I
TU−T勧告に詳細に説明されており、また輻輳通知ビ
ットFECN及びBECN以外については、本発明に直
接関係しないので、FECN及びBECN以外について
の詳細な説明は省略する。
【0022】例えば、フレームリレー網12(図1)で
輻輳が検出されると、フレームリレー網12のフレーム
ハンドラFHは、アドレスフィールドA中の輻輳通知ビ
ットFECN/BECN(この”/”は「及び又は」を
意味する)を1にセットし(オンし)、検出された輻輳
に関係する端末に輻輳の発生を通知する。なお、この手
順についてはITU−T勧告に規定されている。フレ−
ムリレー端末はこの輻輳通知ビット’1’を検出する
と、対応する輻輳制御処理を行う。
【0023】また、図1に示すターミナルアダプタTA
はフレームリレー網12から輻輳通知ビット’1’を検
出すると、この輻輳通知ビットを含むLAPFフレーム
フォーマットからLAPDフレームフォーマット、すな
わち前述したRNRフレーム信号を、図4に示すように
して生成する。
【0024】図4において、フレームリレー網12から
LAPFフレームフォーマットで伝送された情報の制御
フィールドCは、送信シーケンス番号N(S)と受信シ
ーケンス番号(R)とを有する。これらの送信シーケン
ス番号N(S)と受信シーケンス番号N(R)とを参照
することで、情報の受信が正しく行われているかどうか
を各フレーム端末で判断することができる。
【0025】ターミナルアダプタTAは、輻輳通知ビッ
トFECN/BECNのオフ(’0’)からオン(’
1’)への変化を検出すると、FECN/BECNが’
1’のLAPFフレームを抽出し、このフレームの制御
フィールドCを書き換え、情報フィールドを削除し、正
しいフレームチェックシーケンスを付加して、パケット
端末16が認識できるRNRフレーム信号を生成する。
このRNRフレーム信号は、図4に示すように、送信シ
ーケンス番号N(S)のところが、下位ビットから’1
0100000’のRNRコードに書き換えられ、また
情報フィールドIは持たない。さらに、制御フィールド
C中のPビットは0に設定してある。また、フレームチ
ェックシーケンスも、制御フィールドCの書き換えと情
報フィールドIの削除に対応するようなものに置き換え
られている。パケット端末16は、このようにして生成
されたRNRフレーム信号を識別できる。このRNRフ
レーム信号を受けると、パケット端末16は所定の制御
処理、パケットの送出の中断又は送出する情報量を制限
(フロー制御)する。パケット端末16は、RNRフレ
ーム信号を受信しても輻輳の発生を認識するものではな
いが、上記所定の制御処理を行うことで、結果的に輻輳
回復の制御を行うことになる。
【0026】更に、ターミナルアダプタTAは、輻輳通
知ビットFECN/BECNのオン(’1’)からオフ
(’0’)への変化を検出すると、このLAPFフレー
ムを抽出し、このフレームの制御フィールドCを書き換
え、情報フィールドを削除し、正しいフレームチェック
シーケンスを付加して、パケット端末16が認識できる
RRフレーム信号を生成する。このRRフレーム信号を
受けると、パケット端末16は上記所定の制御処理の実
行を止め、通常動作に戻る。なお、RRフレーム信号
は、制御フィールドC内の始めの8ビットが、下位ビッ
トから’10000000’のRRコードとなってい
る。
【0027】なお、以下の説明では、RNRフレーム信
号とRRフレーム信号とをまとめて、監視フレームと言
う。
【0028】図5は、ターミナルアダプタTAの構成を
示すブロック図である。図示するターミナルアダプタT
Aは、フレーム組み立て部20、フレーム分解部22、
輻輳通知ビット検出部24、及び監視フレーム生成回路
26とを具備する。フレームフレーム組み立て部20
は、パケット端末16からフレームリレー網12へ情報
を伝送する伝送路28内に設けられ、フレーム分解部2
2と輻輳通知ビット24は、フレームリレー網12から
パケット端末16へ情報を伝送する伝送路30内に設け
られている。また、監視フレーム生成回路26は、伝送
路30から分岐する形で設けられている。なお、網点表
示のブロックは、従来のターミナルアダプタの構成に、
第1の実施例で新たに設けられたものである。また、G
はクロック発生器を示す。
【0029】フレーム組立部20は、パケット端末16
から送出されたLAPDフレームフォーマットに従うデ
ータ(LAPDデータ)をLAPFフレームフォーマッ
トのデータ(LAPFデータ)に組み立てる。輻輳通知
ビット検出部24は、輻輳通知ビットFECN/BEC
Nの変化(’0’から’1’及び’1’から’0’)を
検出し、フレーム分解部22と監視フレーム生成回路2
6との間の信号線の開閉を制御する。フレーム分解部2
2は、フレームリレー網12からのLAPFデータを分
解して、LAPDデータを生成する。監視フレーム生成
回路26は、情報(I)フィールド削除部261、制御
(C)フィールド加工部262及びフレームチェックシ
ーケンス(FCS)付加部263を有する。情報フィー
ルド削除部261は、輻輳通知ビットFECN/BCE
Nが検出されたLAPFデータの情報フィールドを削除
する。制御フィールド加工部262は、図4に示すよう
に制御フィールドCを加工する。FCS付加部は、新た
なフレームチェックシーケンスFCSを付加する。この
構成で、監視フレーム生成回路26は、前述の監視フレ
ーム(RNRフレーム信号とRRフレーム信号)とを生
成する。監視フレームは、ターミナルアダプタTA内部
の信号線30及び伝送路を介してパケット端末16に伝
送される。
【0030】図6は、図5に示す輻輳通知ビット検出部
24の構成を示すブロック図である。輻輳通知ビット検
出部24は、カウンタ241とレジスタ242とを有す
る。カウンタ241は、例えば1ビット毎に受信したL
APFデータのビットをカウントして輻輳通知ビットB
ECN/FECNを特定し、その値を検出する。レジス
タ242はカウンタ241から出力された輻輳通知ビッ
トBECN/FECNの値(’0’又は’1’)を保持
する。いずれかの輻輳通知ビットが’1’の場合には、
フレーム分解部22(図6では図示を省略している)と
監視フレーム生成回路26との間に設けられたスイッチ
32をイネーブル状態(接続状態)にする制御信号がレ
ジスタ242から出力される。カウンタ241は更にL
APFデータをカウントし、LAPFデータの最後を検
出したとき(1つのフレームが通過した時)に、レジス
タ242を介してスイッチ32に制御信号を送り、ディ
スエーブル状態に設定する。なお、輻輳通知ビットBE
CN/FECNの’1’の値は、スイッチ32がディス
エーブル状態にされた後もレジスタ242に保持してお
く。
【0031】図7は、図5に示す制御フィールド加工部
262の構成を示すブロック図である。図7(A)に示
す制御フィールド加工部262は、カウンタ271とバ
ッファ272とを有する。カウンタ271は図6のスイ
ッチ32を通過してきたLAPFデータのビットをカウ
ントして、アドレスフィールドA及び制御フィールドC
を検出し、これらのフィールドを検出している間にバッ
ファ272にライトイネーブル信号を出力する。なお、
ここでのアドレスフィールドAは、図5に示すフレーム
分解部22でLAPFフレームフォーマットに変換され
たものである。
【0032】図7(B)は、バッファ272の入出力信
号を示す。図6のスイッチ32を介して監視フレーム生
成回路26に入力したLAPDデータは、図7(A)に
示すカウンタ271からのライトイネーブル信号と、図
5に示すクロック発生器Gからの書き込みクロック信号
とに従ってバッファ272に書き込まれる。ライトイネ
ーブル信号は、カウンタ271がアドレスフィールドA
及び制御フィールドCを検出している期間のみONとな
るので、バッファ272にはこれらのフィールド内のデ
ータが書き込まれる。従って、上記データ以外のデータ
は、バッファ272でブロックされる。また、バッファ
272からのデータの読み出しは、クロック発生器Gか
らの読み出しクロック信号とリードイネーブル信号とに
従って行われる。
【0033】図8は、図5に示す制御フィールド加工部
262の構成を示すブロック図である。制御フィールド
加工部262は、カウンタ281、レジスタ282及び
セレクタ283を有する。カウンタ281は、図7
(A)に示すバッファ272から読み出されたデータの
ビットをカウントし、制御フィールドCの始めの8ビッ
トを検出し、検出信号をセレクタ283に出力する。レ
ジスタ282は、前述のRNRフレーム信号の制御フィ
ールドCに挿入される8ビットのRNRコーと、RRフ
レーム信号の制御フィールドCに挿入される8ビットの
RRコードをと保持している。レジスタ282は、図6
に示すカウンタ241から制御信号(輻輳通知ビット
の’0’から’1’又は’1’から’0’の変化を示
す)を受け取り、RNRコードとRRコードのいずれか
をセレクタ283に出力する。セレクタ283はカウン
タ281からの検出信号を受け取り、制御フィールドC
の始めの8ビットが指示されている間、レジスタ282
から受け取ったRNR又はRRコードを選択する。これ
により、制御フィールドCの先頭から8ビットがRNR
又はRRコードに書き換わる。
【0034】セレクタ283の出力信号は、図5のFC
S付加部263に与えられる。このFCS付加部263
は、公知のFCSに従い、図8に示すセレクタ283の
出力信号に対し、FCSに従い誤り訂正符号を計算して
付加する。
【0035】次に、第1の実施例の動作について、図9
を更に参照して説明する。
【0036】まず、輻輳が起きていない通常動作時にお
いて、図1のパケット端末14と16が通信を行う場合
を説明する。端末からのLAPDデータは、パケット網
10のフレームハンドラAUでパケットに組み立てら
れ、フレームリレー網12のフレームハンドラFHでフ
レーム(LAPFデータ)に組み立てられる。ターミナ
ルアダプタTAはフレームリレー網12(図9では、便
宜上FR網12として示してある)からLAPFデータ
を受け取る。このLAPFデータは、図5の輻輳通知ビ
ット検出部24を通り、フレーム分解部22でLAPD
データに変換されて、図1に示すパケット端末16に出
力される。また、パケット端末16からのLAPDデー
タは図6に示すフレーム組み立て部20でLAPFデー
タに変換され、上記とは逆方向に転送され、図1に示す
パケット端末14に送出される。
【0037】今、フレームリレー網12に輻輳が起きる
と、これを検出したフレームハンドラFHは、送出する
LAPFデータの輻輳通知ビットFECN/BECN
を’0’から’1’に変化させる。この変化したFEC
N/BECNを含むLAPFデータを受信したターミナ
ルアダプタTAの輻輳通知ビット検出部24は、前述し
たようにしてこの変化を検出し、レジスタ242(図
6)を介して、所定のタイミングでスイッチ32(図
6)をオンにする。図5及び図7に示す監視フレーム生
成回路26の情報フィールド削除部261で受信したL
APDデータの情報フィールドIを削除し、制御フール
ド加工部262で制御フィールドCの先頭から8ビット
がRNRコードに書き換えられる。そして、図6に示す
FCS付加部263でFCSコードを付加することで、
図4し示すRNRフレームがパケット端末16に出力さ
れる。以上の動作は、図9の(a)に対応する。
【0038】RNRフレームを受けたパケット端末16
は、これを認識し、所定の制御処理を開始する。例え
ば、パケット端末16はLAPDデータの送出を停止す
る(図9(b))。
【0039】フレームリレー網12で起きた輻輳が回復
すると、これを検出してフレームハンドラFHは、送出
するLAPFデータの輻輳通知ビットFECN/BEC
Nを’1’から’0’に変化させる(図9(c))。こ
れを検出したターミナルアダプタTAの輻輳通知ビット
検出部24は、その内部レジスタ242(図6)の設定
を’1’から’0’に戻し、1フレーム通過後、スイッ
チ32をオンからオフに戻す。図5に示す監視フレーム
生成回路26は、前述のようにしてRRフレームを生成
し、パケット端末16に出力する(図9(d))。
【0040】パケット端末16は、受信したRRフレー
ムを認識し、所定の制御処理の実行を停止する。これに
より、パケット端末16はLAPDフレームの送信を再
開する(図9(e))。
【0041】以上のように、第1の実施例によれば、フ
レームリレー網12で輻輳が起きると、パケット端末1
6はこれを認識し、輻輳回復のための所定の制御処理を
行うことができる。
【0042】図10は、本発明の第2の実施例を示すブ
ロック図である。図中、前述した図に示す構成要素と同
一のものには同一の参照番号を付してある。より詳細に
は、図10は、図1の通信システムにおける、第2の実
施例によるターミナルアダプタTAの構成を示し、図5
に示す構成に対し、RRフレーム生成部291とタイマ
292とを付加したものである。なお、図10を簡略化
するために、図5に示すフレーム分解部22及び図6に
示すスイッチ32の図示は省略してある。
【0043】前述の第1の実施例では、パケット端末1
6はRRフレームを受信したときに、所定の制御処理の
実行を中止し、LAPDフレームの送出を再開する。こ
の構成で、パケット端末16に相手からの通信データが
ない場合、輻輳回復を検出できないことにより、RRフ
レームを認識できなかった場合には、実際には輻輳は回
復しているにもかかわらず、依然としてLAPDデータ
の送出が停止されたままとなる。また、なんらかの障害
が発生した場合にも、上記と同様のことが起こる。この
ような事態に対応するため、第2に実施例では、輻輳通
知ビットFECN/BECNがオンとなったことを検出
した時点で起動されるタイマ292を設け、このタイマ
が所定時間を計測した時点で制御信号をRRフレーム生
成部291に出力する。この制御信号を受けたRRフレ
ーム生成部291は、RRコードを含むRRフレームを
生成してパケット端末に出力する。なお、制御フィール
ド加工部262は、RNRフレームを生成した際の受信
フレーム番号N(R)(輻輳通知ビットFECN/BE
CNの’0’から’1’に変化を示すLAPFフレーム
の受信フレーム番号N(R)をRRフレーム生成部29
1記憶しておく。RRフレーム生成部291はタイマ2
91から制御信号を受けると、生成するRRフレーム内
に記憶しておいた受信フレーム番号F(R)を挿入す
る。
【0044】なお、タイマ292が計測する所定時間は
システムの構成や、その他の種々の条件を考慮して任意
に設定可能である。
【0045】図11は、第2の実施例の動作を示す図で
ある。図11の(a)から(b)に至る処理は、図9の
(a)と(b)を参照して説明した通りである。図11
(a)でRNRフレームを生成する際に、図10のタイ
マ292は輻輳通知ビット検出部24により起動され
る。図9の(c)に対応する図11の(c)では、輻輳
が回復しているにもかかわらず、上記のような理由でフ
レームリレー網12から輻輳回復の通知がない。従っ
て、この時点ではターミナルアダプタTAはRRフレー
ムをパケット端末16に送出しない。
【0046】図11(d)では、輻輳通知ビットの’
0’から’1’の変化を検出した時点で起動されたタイ
マ292(図10)が所定時間を計測したときに、タイ
マ292がRRフレーム生成部291に制御信号を出力
する。これにより、図11(c)のような場合であって
も、パケット端末16を通常動作状態に復旧させること
ができる。
【0047】以上、本発明の2つの実施例を説明した。
更に別の実施例として、LAPDデータをそのままLA
PFの情報フィールドIに入れる(カプセル化)しても
よい。この場合、パケット端末は従来通り情報フィール
ドIからデータを取り出した後、輻輳通知ビットを検出
する処理を行えばよい。
【0048】また、本発明は、LAPFデータとLAP
Dデータとを扱う通信システムに限定されず、その他の
信号形式のものにも同様に適用できる。すなわち、ター
ミナルアダプタTAで、端末が認識できる信号を作り出
せばよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ターミナルアダプタを介して異なるフレームフォーマッ
トの信号を処理するネットワークに収容されている端末
が、このネットワークの輻輳の発生と回復を知ることが
できる輻輳制御方法、この方法を用いたターミナルアダ
プタ及びこのターミナルアダプタを有する通信システム
を提供することができる。
【0050】この際、端末が認識できる既存のフレーム
フォーマットを用いるので、ネットワークを輻輳やその
回復の通知を受ける特別の回路や処理を端末に付加する
必要はなく、実際的である。
【0051】また、とくに、請求項2及び8では、ネッ
トワークから受信したフレームを流用してその一部を書
き換えることで、端末が認識できるフレームないにネッ
トワークの輻輳やその回復を知ることができるので、効
率的な処理が行える。
【0052】さらに、請求項4、5、10及び11で
は、パケット端末に相手からの通信データがない場合
等、ネットワークからターミナルアダプタに輻輳の回復
が通知されなくとも、所定時間経過後、端末は輻輳回復
のための制御処理から通常の処理にもどることができ、
輻輳回復に迅速に対応できろ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における通信システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す通信システムのプロトコルスタッ
クの一例を示す図である。
【図3】 図1に示す通信システムで扱われる2つのフ
レームフォーマットを示す図である。
【図4】 図1に示す通信システムで用いられる本発明
の第1の実施例によるターミナルアダプタの動作(RN
Rの生成)を示す図である。
【図5】 図1に示すターミナルアダプタの構成を示す
ブロック図である。
【図6】 図5に示す輻輳通知ビット検出部の構成を示
すブロック図である。
【図7】 図5に示す監視フレーム生成回路内の情報フ
ィールド削除部の構成を示すブロック図である。
【図8】 図5に示す制御フィールド加工部262の構
成を示すブロック図である。
【図9】 第1の実施例の動作を示す図である。
【図10】 本発明の第2の実施例によるターミナルア
ダプタの構成を示すブロック図である。
【図11】 図10に示す第2の実施例の動作を示す図
である。
【符号の説明】
10 パケット網 12 フレームリレー網 20 フレーム組み立て部 22 フレーム分解部 24 輻輳通知ビット検出部 26 監視フレーム生成回路 28、30 伝送路 32 スイッチ 241 カウンタ 242 レジスタ 271 カウンタ 272 バッファ 281 カウンタ 282 レジスタ 283 セレクタ 291 RRフレーム生成部 292 タイマ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークと、端末と、該ネットワー
    クと端末との間に設けられ、ネットワークが扱う第1の
    フレームフォーマットと端末が扱う第2のフレームフォ
    ーマットとの相互変換機能を有するターミナルアダプタ
    とを有する通信システムにおける輻輳制御方法であっ
    て、 前記ターミナルアダプダにおいて、第1のフレームフォ
    ーマットで伝送された信号をネットワークから受信し
    て、この受信した信号中に通信システムで輻輳が発生し
    たことを示す輻輳通知情報が含まれているかどうかを検
    出する第1のステップと、 前記輻輳通知情報を検出したときに、第1の通知情報を
    含む第2のフレームフォーマットの信号をターミナルア
    ダプタから端末に送出する第2のステップと、 該信号を受信した場合には、端末で輻輳回復のための所
    定の制御処理を行う第3のステップとを有することを特
    徴とする輻輳制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第2のステップは、受信した信号の
    第1のフレームフォーマットの一部を書き換えて、前記
    第1の通知情報を含む第2のフレームフォーマットの信
    号を生成するステップを有することを特徴とする請求項
    1記載の輻輳制御方法。
  3. 【請求項3】 前記輻輳制御方法は更に、 前記ターミナルアダプダにおいて、第1のフレームフォ
    ーマットで伝送された信号をネットワークから受信し
    て、この受信した信号中に通信システムで輻輳が回復し
    たことを示す輻輳回復通知情報が含まれているかどうか
    を検出する第4のステップと、 前記輻輳回復通知情報を検出したときに、第2の通知情
    報を含む第2のフレームフォーマットの信号をターミナ
    ルアダプタから端末に送出する第5のステップと、 該信号を受信した場合には、端末で前記所定の制御処理
    を中止する第6のステップとを有することを特徴とする
    請求項1記載の輻輳制御方法。
  4. 【請求項4】 前記輻輳制御方法は更に、 前記ターミナルアダプタにおいて、前記第2のステップ
    後、所定時間が経過したときに、第2の通知情報を含む
    第2のフレームフォーマットの信号をターミナルアダプ
    タから端末に送出する第4のステップと、 該信号を受信した場合には、端末で前記所定の制御処理
    を中止する第5のステップとを有することを特徴とする
    請求項1記載の輻輳制御方法。
  5. 【請求項5】 前記輻輳制御方法は更に、 前記ターミナルアダプタにおいて、前記第2のステップ
    後、所定時間内に前記輻輳回復通知情報が受信されたか
    どうかを検出する第7のステップと、 該第7のステップで所定時間内に前記輻輳回復通知情報
    が受信されなかったことが検出された場合に、前記第2
    の通知情報を含む第2のフレームフォーマットの信号を
    ターミナルアダプタから端末に送出する第8のステップ
    とを有することを特徴とする請求項3記載の輻輳制御方
    法。
  6. 【請求項6】前記ネットワークはフレームリレーを用い
    たネットワークであり、前記端末はパケット端末である
    ことを特徴とする請求項1記載の輻輳制御方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークと、端末と、該ネットワー
    クと端末との間に設けられ、ネットワークが扱う第1の
    フレームフォーマットと端末が扱う第2のフレームフォ
    ーマットとの相互変換機能を有するターミナルアダプタ
    とを有する通信システムにおいて、前記ターミナルアダ
    プタは、 第1のフレームフォーマットで伝送された信号をネット
    ワークから受信して、この受信した信号中に通信システ
    ムで輻輳が発生したことを示す輻輳通知情報が含まれて
    いるかどうかを検出する第1の手段と、 前記輻輳通知情報を検出したときに、第1の通知情報を
    含む第2のフレームフォーマットの信号を端末に送出す
    る第2の手段とを有し、 該信号を受信した場合には、端末で輻輳回復のための所
    定の制御処理を行うことを特徴とするターミナルアダプ
    タ。
  8. 【請求項8】 前記第2の手段は、受信した信号の第1
    のフレームフォーマットの一部を書き換えて、前記第1
    の情報を含む第2のフレームフォーマットの信号を生成
    する手段を有することを特徴とする請求項7記載のター
    ミナルアダプタ。
  9. 【請求項9】 前記ターミナルアダプタは更に、 第1のフレームフォーマットで伝送された信号をネット
    ワークから受信して、この受信した信号中に通信システ
    ムで輻輳が回復したことを示す輻輳回復通知情報が含ま
    れているかどうかを検出する第3の手段と、 前記輻輳回復通知情報を検出したときに、第2の通知情
    報を含む第2のフレームフォーマットの信号を端末に送
    出する第4の手段とを有し、 該信号を受信した場合には、端末で前記所定の制御処理
    を中止することを特徴とする請求項7記載のターミナル
    アダプタ。
  10. 【請求項10】 前記ターミナルアダプタは、前記第2
    の手段が前記第1の通知情報を端末に送出した後、所定
    時間が経過したときに、第2の通知情報を含む第2のフ
    レームフォーマットの信号を端末に送出する第3の手段
    を有し、 該信号を受信した端末は、前記所定の制御処理を中止す
    ることを特徴とする請求項7記載のターミナルアダプ
    タ。
  11. 【請求項11】 前記ターミナルアダプタは更に、 前記第2の手段が前記第1の通知情報を端末に送出した
    後、所定時間内に前記輻輳回復通知情報が受信されたか
    どうかを検出する第5の手段と、 該第5の手段で所定時間内に前記輻輳回復通知情報が受
    信されなかったことが検出された場合に、第2の通知情
    報を含む第2のフレームフォーマットの信号を端末に送
    出する第6の手段とを有することを特徴とする請求項9
    記載のターミナルアダプタ。
  12. 【請求項12】 前記ネットワークはフレームリレーを
    用いたネットワークであり、前記端末はパケット端末で
    あることを特徴とする請求項7記載のターミナルアダプ
    タ。
  13. 【請求項13】 ネットワークと、端末と、該ネットワ
    ークと端末との間に設けられ、ネットワークが扱う第1
    のフレームフォーマットと端末が扱う第2のフレームフ
    ォーマットとの相互変換機能を有するターミナルアダプ
    タとを有する通信システムであって、前記ターミナルア
    ダプタは、 第1のフレームフォーマットで伝送された信号をネット
    ワークから受信して、この受信した信号中に通信システ
    ムで輻輳が発生したことを示す輻輳通知情報が含まれて
    いるかどうかを検出する第1の手段と、 前記輻輳通知情報を検出したときに、第1の通知情報を
    含む第2のフレームフォーマットの信号を端末に送出す
    る第2の手段とを有し、 該信号を受信した場合には、端末で輻輳回復のための所
    定の制御処理を行うことを特徴とする通信システム。
  14. 【請求項14】 前記通信システムは更に、 前記ネットワークに接続され、前記第2のフレームフォ
    ーマットを扱う別のネットワークと、 該別のネットワークに収容され、前記第2のフレームフ
    ォーマットを扱う別の端末とを有することを特徴とする
    請求項13記載の通信システム。
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