JP3219222B2 - 耐火パネル - Google Patents

耐火パネル

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JP3219222B2
JP3219222B2 JP17258093A JP17258093A JP3219222B2 JP 3219222 B2 JP3219222 B2 JP 3219222B2 JP 17258093 A JP17258093 A JP 17258093A JP 17258093 A JP17258093 A JP 17258093A JP 3219222 B2 JP3219222 B2 JP 3219222B2
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文男 高橋
実 斉藤
弘昭 今田
明広 鈴木
英喜 滝口
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株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐火性能を必要とする建
築、構築物の内壁材、外壁材、屋根材、天井材、床材、
間仕切り材、あるいは防火戸等として使用でき、かつ軽
量で、機械強度のある長尺状の耐火パネルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、耐火構造用の耐火パネルとして
は、特開平4−237756号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の耐火パネルは高熱下では、表面材、裏面材が
熱伝導の相違により加熱側へ引っ張られることにより大
きく異なる方向へ変形し、この変形により連結部に隙間
が生じ、この部分から熱、炎が反対側へ漏れたりしてJ
IS−A−1304の耐火構造1時間の試験に合格でき
ない欠点があった。また、固定具の打設により、打設部
分から雨水等が芯材内部に浸入し、芯材を腐食し、さら
には内部の躯体までも腐食してしまうことが懸念され
た。勿論、連結部間には、防水パッキング材は不可欠で
あった。
【0004】さらに、単にフェノールフォームを表面材
と裏面材とでサンドイッチした耐火パネルは、合成樹脂
発泡体を芯材とするので強度的に弱く、曲げ強度、耐風
圧強度に劣ると共に、施工の際の躯体への取り付けピッ
チも短くなり、施工性に劣る欠点があった。また、レゾ
ール型フェノールの原液と、硬化剤を混合し、吐出さ
せ、反応発泡して芯材を形成した際には、フェノールフ
ォーム中に、反応の際の縮合水が重量の数10パーセン
ト位が保持され、製品の養生期間、あるいはパネルの施
工後に、外気温等の変化により、水分が水蒸気化し、逃
げ道が無いために、耐火パネルの表面材と芯材の間に残
留し、耐火パネル表面が膨れたり、反ったりする等、経
時的に耐火パネルに悪影響を及ぼす欠点があった。さら
には、表面材、裏面材と芯材との接着強度が弱く、ちょ
っとした衝撃で表面材、裏面材と芯材の特に端部が剥離
してしまう欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、雄、雌型連結部に無機ボードを形成
し、機械強度、耐火性、係合力を大幅に向上することに
よりJIS−A−1304の耐火構造1時間の試験に合
格し、さらに、上突起に形成した傾斜面により施工性を
大幅に向上すると共に、雄型連結部の上突起には多数個
の通気孔を形成することにより、係合力、防水性、施工
性、強度を大幅に向上した耐火パネルを提案するもので
ある。
【0006】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明に係る耐火パネ
ルの一実施例について詳細に説明する。図1は上記耐火
パネルの代表的な一例を示す一部切り欠き斜視図であ
り、1は耐火パネルで表面材2と裏面材22間に芯材2
9を一体に介在させたサンドイッチ構造体であり、かつ
その長手方向の両側縁に雄型連結部32、雌型連結部3
6を設けた構成である。
【0007】すなわち、表面材2、裏面材22は金属薄
板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタ
ン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラ
ッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッ
チ鋼板(制振鋼板等)等(勿論、これらを各種色調に塗
装したカラー金属板を含む)の一種をロール成形、プレ
ス成形、押出成形等によって各種形状に成形したもの、
あるいは無機質材、もしくは裏面材22としてアスベス
ト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(A
l、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシー
ト、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不
織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、
あるいは防水処理、難燃処理されたシート等の一種より
なるものである。
【0008】また、表面材2の形状は例えば図2(a)
に示すように横長状の化粧面部3は水平面状の化粧面4
と、化粧面4の長手方向の両側縁を内方に屈曲した側縁
5、6と側縁5の下端を外側方へ延長した目地底面7と
からなり、表面材1の一端には目地底面7の先端をさら
に外方に突出した上面8と上面8の先端を略3角形状に
突出した傾斜面9、側面10と、上面に形成した断面凹
状の固定溝11と、側面10の下端を内方に突出した下
面12とからなる固定凸条13と、下面12の先端を下
方に垂下したガイド片14を形成したものである。
【0009】さらに、表面材1の他端には側縁6の下端
を内側方へ延長した下縁15と、下縁15の先端を下方
に傾斜して屈曲した当て傾斜面16、17と、当て傾斜
面17の先端を外方に突出した下面18とから内方に断
面略コ字状に形成した嵌合溝19と、下面18の先端を
内方にコ字状に屈曲して形成した嵌挿凸条20と、嵌挿
凸条20の下縁となる断面略L字状のガイド片21を形
成したものである。
【0010】裏面材22は例えば図2(b)に示すよう
に化粧面部3と対面する横長状の底面23と、底面23
の一端には内方にコ字状に屈曲した当て片24と当て片
24の先端を内方に屈曲した内片25と内片25の先端
を外方に突出したガイド片26を形成し、他端には内方
に突出したガイド片27とから空間28を形成したもの
である。
【0011】また、ガイド片14、21、26、27は
図2(a)、(b)に示す表面材2と裏面材22を図1
に示すように積層する際に、積層位置がずれないように
し、耐火パネル1の寸法精度の向上を図るためのもので
ある。
【0012】芯材29はプラスチックフォーム30と、
無機ボード31を両端部に介在させた構成であり、プラ
スチックフォーム30は主に断熱材、耐火材、接着剤、
補強材、緩衝材、吸音材、嵩上材、軽量化材等として機
能するものである。
【0013】プラスチックフォーム30としてはレゾー
ル型のフェノールフォームに、発泡剤、水酸化アルミニ
ウム(Al(OH)3 )、ポリリン酸アンモニウム、グ
ラファイト、硬化剤、珪酸カルシウムあるいは炭酸カル
シウム等の無機材等を混入し、発泡、硬化させ、仕上が
り密度で50〜300Kg/m3 位に形成したものであ
る。
【0014】レゾール型のフェノールフォーム(以下、
単にフェノールフォームという)は、主に連続式の発泡
成形方法により製造されるものであり、他の合成樹脂発
泡体(プラスチックフォーム)に比べて不燃性、低発煙
性、低毒性の性能を有するものである。また、このフェ
ノールフォームを金属板にサンドイッチして形成された
金属サイディング材は、単体でJIS−A−1301
(建築物の木造部分の防火試験方法)、JIS−A−1
302(建築物の不燃構造部分の防火試験方法)の防火
構造試験に合格する防火性能を有するものである。
【0015】発泡剤はフェノールフォームの原液を10
0重量部とすると、このフェノールフォームの原液に対
して2〜50重量部混入させるものであり、例えば、メ
チレンクロライド、炭酸塩(粉末)等である。
【0016】水酸化アルミニウムはフェノールフォーム
の原液を100重量部とすると、このフェノールフォー
ムの原液に対して50〜300重量部混入させるもので
あり、難燃材、耐火材、耐熱材として有用なものであ
る。また、水酸化アルミニウムには防錆効果もあり、表
面材2および裏面材22として金属板を用いた際でも、
フェノールフォームに含まれる酸性分によって表面材2
および裏面材22が発錆するのを防止するものである。
例えば、その組成としては水分率が0〜30%、粒度が
10〜100μ、純度90%以上のものである。
【0017】ポリリン酸アンモニウムはフェノールフォ
ームの原液を100重量部とすると、このフェノールフ
ォームの原液に対して1〜25重量部混入させるもので
あり、反応調整材、難燃化材として有用なもので粒度は
30〜100μである。
【0018】グラファイトはフェノールフォームの原液
を100重量部とすると、このフェノールフォームの原
液に対して2〜30重量部混入させるものである。その
効果としては、火災時にフェノールフォームが炭化し空
隙が形成されるが、この空隙を加熱により膨張したグラ
ファイトにより塞ぎ、肉痩せによる耐火性能の低下を防
止するものである。
【0019】硬化剤はフェノールフォームの原液を10
0重量部とすると、このフェノールフォームの原液に対
して10〜50重量部混入させるものであり、有機リン
酸系、あるいはリン酸系とPSA系の混合物である。
【0020】珪酸カルシウムあるいは炭酸カルシウム等
の無機材は、プラスチックフォーム30の保形性、耐火
性を向上するために混入したものである。
【0021】また、無機ボード31は図3に示すような
ものであり、後記する連結部γの防火性の強化のため用
いるもので、例えばケイ酸カルシウム板、炭酸カルシウ
ム板、石膏ボード、パーライトセメント板、ロックウー
ル板、スレート板、ALC板、PC板、その他の無機質
軽量体、無機質軽量発泡体、あるいはこれらの複合板の
1種以上、もしくは超高密度樹脂(高密度のフェノール
フォーム等)を耐火パネル1の雄型連結部32、雌型連
結部36に一体に介在させるものである。
【0022】雄型連結部32は固定凸条13、ガイド片
14、当て片24、内片25により形成され芯材29に
より一体に形成された側端部分であり、化粧面部3の一
側縁を上記化粧面部3より一段と低く、すなわち、雌型
連結部36のカバー部37が化粧面部3から突出せず、
ほぼ面一に収納し得るように形成した段差部33と、ガ
イドおよび係合力の強化となる上突起34と、嵌挿凸条
20と嵌挿する嵌挿凹条35とから構成したものであ
る。また、通気孔34aは図6に示すように一定ピッチ
で形成し、フェノールフォーム形成時の縮合水を外部に
放出するために形成したものであり、通気孔34a形成
により耐火パネル1が水分により劣化するのを防止する
ものである。
【0023】雌型連結部36は嵌合溝19、嵌挿凸条2
0、ガイド片27より形成され芯材29により一体に形
成された側端部分であり、段差部33を覆うカバー部3
7と、断面コ字状の挿入溝38と、嵌挿凹条35と嵌挿
する主凸条39とから構成したものである。
【0024】40は無機パッキング材であり、例えばロ
ックウールフェルト、セラミックウール等よりなり、耐
火構造試験時に連結部γ間に間隙が形成されるのを防止
して火炎の浸入を遮断し、主に耐火材、気密材等の機能
として有用なものである。
【0025】また、41は防水パッキング材であり、例
えばポリ塩化ビニル系、クロロプレン系、クロロスルホ
ン化ポリエチレン系、エチレンプロピレン系、アスファ
ルト含浸ポリウレタン系等の一般的に市販されているも
のであり、主に防水材、気密材等の機能として有用なも
のである。勿論、防水材42の形成のみで防水性が確保
できる部分には必要がない。
【0026】さらに、傾斜面9および当て傾斜面16
は、図4に示すように上段の耐火パネル1を下段の耐火
パネル1に落とし込んで施工する際に、下端となる側縁
6が固定凸条13にぶつかっても、施工が簡単にできる
ように形成したものであり、施工性を大幅に向上するた
めのものである。
【0027】また、固定凸条13に形成された3角形状
の空間aは、無機ボード31が吸収した縮合水等を耐火
パネル1の両端部に形成される縦目地等の部分において
外部に放出するためのものであり、無機ボード31の劣
化を防止すると共に、耐火パネル1内に水分が残留する
のを防止し、耐火パネル1自体の強度低下を防止するも
のである。
【0028】次に施工例について簡単に説明する。いま
図1(a)、(b)に示すような耐火パネル1を用いて
図5に示すように施工すると仮定する。なお、図示する
鉄骨下地よりなる躯体αの最下端には図示しないが水切
り、スタータ等を固定しておく。そこで、図示するよう
に第n段目の耐火パネル1を固定溝11に固定具βを躯
体αに対して打設することにより躯体α上に固定する。
【0029】次に上段となる第n+1段目の耐火パネル
1の雌型連結部36を耐火パネル1の雄型連結部32に
装着する。従って、外壁を形成するには上記のような工
程を順次、土台から軒に向かって行えば良いものであ
る。
【0030】次に本発明に係る耐火パネルの製造法の一
例を示すと図7のようになる。まず、表面材2、例えば
カラー鋼板(厚さ0.5mm)を送給工程A(アンコイ
ラ、リフター等)から成形工程Bに送給し、図1に示す
ような形状に成形し、その後無機ボード形成工程Cによ
り左右端に図3に示すような長尺状のケイ酸カルシウム
板を挿入する。次に、原料吐出工程Dに送給され、未発
泡のレゾール型フェノールフォーム原液に上記構成の各
種難燃材、反応調整材等を混入させ、均一に攪拌した芯
材29の原液29aを、仕上がり密度で200Kg/m
3 位で吐出機Eから表面材2の裏面2a上に吐出し、そ
の上にカラー鋼板(厚さ0.5mm)よりなる裏面材2
2を送給工程F(アンコイラ、リフター等)、成形工程
Gを介して積層して所定型のキュアオーブンHに送給
し、連続発泡法で約7〜15分間、30〜100℃で養
生し発泡、硬化させ一体化し、次にカッタIで所定寸法
に切断した後に梱包工程Jに送給し、製品を得るもので
ある。
【0031】さらに、この耐火パネル1の防火性を確認
するため、JIS−A−1304の耐火構造試験の耐火
構造1時間の試験を実施したところ合格する性能を得
た。なお、この際の仕様は表、裏面材2、22が0.5
mm厚のカラー鋼板、芯材29はフェノールフォーム
(密度160Kg/m3 位)、無機ボード31は10m
m厚のケイ酸カルシウム板で、総厚さが60mm位であ
った。また連結部γにはロックウールフェルトよりなる
無機パッキング材40を連続で形成したものである。
【0032】さらに、芯材29の端部部分(連結部部
分)の密度を中央部分よりも高密度で形成しても良い。
【0033】また、無機パッキング材40を吸水時に膨
張し、連結部間を閉塞してしまう吸水性樹脂で形成し、
防水性、気密性を大幅に向上することもできる。
【0034】さらに、固定具βを断熱ボルトで形成し、
固定具βによる熱橋防止を図ることもできる。
【0035】
【発明の効果】上述したように本発明に係る耐火パネル
によれば、耐火パネルの機械強度が従前より大幅に向
上する。建築構造部分の耐火構造試験(JIS−A−
1304)、建築用防火戸の防火試験(JIS−A−1
311)、耐火庫(JIS−S−1037)等の耐火試
験に合格する性能を有する。表面材、裏面材と芯材間
の接着が強固であり、部材間の剥離が全くない。表面
材、裏面材に膨れ、反り等の変形が表れない。無機ボ
ードを耐火パネルの両端に形成したために、火災時の最
弱点部である連結部の耐火性能を大幅に向上する。上
突起に通気孔を形成したために、フェノールフォーム形
成時の縮合水を外部人放出することができ、耐火パネル
の劣化を防止し、長期に亘って、上記作用、効果を維持
できる。芯材に混入した水酸化アルミニウムの防錆効
果により、芯材の成分に酸性分が含まれていても表面
材、裏面材は発錆することがない。等の特徴、効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耐火パネルの代表的な一例を示す
一部切り欠き斜視図である。
【図2】本発明に係る耐火パネルに用いる表面材、裏面
材の一例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る耐火パネルに用いる無機ボードの
一例を示す一部切り欠き斜視図である。
【図4】本発明に係る耐火パネルを用いて形成した壁の
施工途中の状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る耐火パネルを用いて形成した壁の
連結部を示す横断面図である。
【図6】本発明に係る耐火パネルに形成した通気孔の一
例を示す概略図である。
【図7】本発明に係る耐火パネルの製造方法の一例を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 耐火パネル 2 表面材 2a 裏面 3 化粧面部 4 化粧面 5 側縁 6 側縁 7 目地底面 8 上面 9 傾斜面 10 側面 11 固定溝 12 下面 13 固定凸条 14 ガイド片 15 下縁 16 当て傾斜面 17 当て傾斜面 18 下面 19 嵌合溝 20 嵌挿凸条 21 ガイド片 22 裏面材 23 底面 24 当て片 25 内片 26 ガイド片 27 ガイド片 28 空間 29 芯材 29a 原液 30 プラスチックフォーム 31 無機ボード 32 雄型連結部 33 段差部 34 上突起 34a 通気孔 35 嵌挿凹条 36 雌型連結部 37 カバー部 38 挿入溝 39 主凸条 40 無機パッキング材 41 防水パッキング材 α 躯体 β 固定具 γ 連結部 a 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝口 英喜 山形県東根市大字蟹沢字上縄目1816番地 の12 株式会社アイジー技術研究所内 審査官 七字 ひろみ (56)参考文献 特開 平2−61252(JP,A) 実開 昭60−70127(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 13/08 - 13/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺板材からなる表面材、裏面材間にフ
    ェノールフォーム樹脂に水酸化アルミニウム、ポリリン
    酸アンモニウム、グラファイト、珪酸カルシウムあるい
    は炭酸カルシウム等の無機材が混入されたプラスチック
    フォームを一体に形成し、かつその長手方向の両側面に
    雄型連結部、雌型連結部を設けた長尺状の耐火パネルに
    おいて、前記雄型連結部は化粧面部の一側縁下端を外方
    に突出すると共に先端上面を下方に傾斜して形成し途中
    に断面凹条の固定溝を形成した上突起と内方に窪んだ嵌
    挿凹条の順に形成してなり、また雌型連結部は前記固定
    溝を覆うカバー部と上突起を収納する挿入溝と嵌挿凹条
    に収納する外方に突出した主凸条の順に形成してなり、
    雄型連結部の上突起には無機ボードが空間を有して形成
    され、また雌型連結部の主凸条には無機ボードが形成
    れていると共に、上突起には通気孔が多数個形成されて
    いることを特徴とする耐火パネル。
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