JP3218967B2 - 容 器 - Google Patents
容 器Info
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Description
開口部に小蓋を有するキャップを挿着したプラスチック
製の容器に関するものである。
菓子や錠剤状の医薬品などには、例えば図3(a)、
(b)及び(c)に示すようなプラスチック製の角筒状
や楕円筒状の容器本体(100)の開口部に、小蓋(2
20)がスナップヒンジ(202)を介してキャップ本
体(210)に接続するプラスチック製のキャップ(2
00)を挿着した容器(10)が広く使用されていた。
従来の容器は、使用時に手と接触する小蓋やキャップ本
体の外側面、例えば図3(a)及び(c)に示すh、
i、j及びk部分のエッジが角状であり、使用中に、手
を傷つける恐れがあった。また、キャップ(200)の
容器本体(100)への装着は、キャップ本体の挿着部
(217)を容器本体の開口部へ挿着しただけであるた
め、内容物の充填時に、キャップの挿入不完全による事
故を発生したり、内容物充填後に、キャップが抜け落ち
ることなどの恐れがあった。さらには、図3(a)中に
2点鎖線で示すように、小蓋(220)の開口部が内側
へ変形して、小蓋の印籠嵌合凹部(224)がキャップ
本体の印籠嵌合凸部(214)に嵌合せず、キャップ本
体(210)への冠着が不良となる恐れもあった。
たため、製品の安全性の配慮や改善が、ユーザ−サイド
から強く求められるようになった。
決したものであり、使用時の安全性が高く、小蓋とキャ
ップ本体との嵌合が良好であり、また、キャップと容器
本体との挿着力が強く、充填機適性が良好な容器を提供
するものである。
図1(a)、(b)及び(c)に示すように、筒状の容
器本体(100)の開口部に、小蓋(220)がヒンジ
(201)を介してキャップ本体(210)に接続する
キャップ(200)を挿着したプラスチック製の容器に
おいて、小蓋の側壁には前後半ばに段差を設けて小蓋の
前半部を印籠嵌合凹部とし、キャップ本体の前半部には
前記印籠嵌合凹部に嵌合する印籠嵌合凸部を形成して、
前記の小蓋とキャップ本体との印籠嵌合部分をキャップ
の前半部分のみに形成し、且つ、使用時に手に接触する
小蓋及びキャップ本体の外側面のエッジ部分に丸みを設
け、さらに、前記のキャップ本体と容器本体との挿着固
定位置に、咬合凸部(218)と咬合凹部(101)と
からなる咬合部を設けたことを特徴とする容器(10)
である。
(a)、(b)及び(c)に示すように、筒状の容器本
体(100)の開口部に、小蓋(220)がスナップヒ
ンジ(202)を介してキャップ本体(210)に接続
するキャップ(200)を挿着したプラスチック製の容
器において、小蓋の側壁には前後半ばに段差を設けて小
蓋の前半部を印籠嵌合凹部とし、キャップ本体の前半部
には前記印籠嵌合凹部に嵌合する印籠嵌合凸部を形成し
て、前記の小蓋とキャップ本体との印籠嵌合部分をキャ
ップの前半部分のみに形成し、且つ、使用時に手に接触
する小蓋及びキャップ本体の外側面のエッジ部分に丸み
を設け、さらに、前記のキャップ本体と容器本体との挿
着固定位置に、咬合凸部(218)と咬合凹部(10
1)とからなる咬合部を設けたことを特徴とする容器
(10)である。
(b)及び(c)又は図2(a)、(b)及び(c)に
示すように、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレートやニトリル樹脂など
の熱可塑性樹脂を射出成形法で作製した角筒状や楕円筒
状の容器本体(100)の開口部に、小蓋(220)が
通常のヒンジ(201)(開閉が手動のもの)やスナッ
プヒンジ(202)(小蓋の位置により自動的に開閉す
るもの)を介してキャップ本体(210)の天板(21
1)後方上端部に接続するポリプロピレンやポリエチレ
ンなどの熱可塑性樹脂を射出成形法で作製したキャップ
(200)を挿着したものであり、キャップ本体(21
0)の天板(211)の前半部に段差(213)を設け
て印籠嵌合凸部(214)を形成し、小蓋(220)の
側壁(221)の前半部に段差(223)を設けて印籠
嵌合凹部(224)を形成し、且つ、使用時に手に接触
する例えば小蓋のH及びI(1点鎖線で示す)部分やキ
ャップ本体のJ(1点鎖線で示す)及びK部分などの外
側面のエッジ部分に丸みを設け、さらに、キャップ本体
と容器本体との挿着固定位置に対応して、キャップ本体
の挿着部(217)に咬合凸部(218)を設け、容器
本体の開口部付近の内壁面に咬合凹部(101)を設け
たものである。
プ本体の使用時に手が接触する外側面のエッジ部分に丸
みが設けられているため、容器の使用中に手を傷めるこ
とがなく、キャップは容器本体に咬合凸部と咬合凹部と
でしっかりと挿着固定位置で咬合しているため、内容物
の充填時に、キャップの挿入不完全による事故を発生し
たり、内容物充填後に、キャップが抜け落ちることなど
の危惧がない。さらに、小蓋の側壁には前後半ばに段差
が両側に設けられており、小蓋の開口部が内側へ変形し
にくく、また、印籠嵌合部分が前半部分のみであるの
で、キャップ本体への嵌合が不良となる危惧が少ない。
て射出成形法で、図1(a)に示すように、天板(21
1)の前半部分に、段差(213)により形成され上面
外側に取出口(212)をもつ印籠嵌合凸部(214)
を設け、左右側面に咬合凸部(218)をもつ挿着部
(217)を下方に設けたキャップ本体(210)の後
方上端部に、側壁(221)の後半部分に、段差(22
3)により形成された上面内側に封止リング(222)
をもつ印籠嵌合凹部(224)を設けた小蓋(220)
を、線状薄肉のヒンジ(201)を介して接続するキャ
ップ(200)を作製した。なお、キャップ本体の段差
(213)の前方側端部に係止凸部(215)を設け、
小蓋の後方下端部の外側に開封凸部(225)を、内側
に係止凸部(226)を設けた。次に、ナチュラルのポ
リプロピレンを用いて射出成形法で、図1(b)に示す
ように、開口部付近の内壁面に、キャップの挿入部の咬
合凸部(218)に対応する咬合凹部(101)を設け
た楕円筒状の半透明な容器本体(100)を作製した。
体とキャップとを装填し、容器本体にガムを充填したの
ち、容器本体の開口部にキャップを挿着して本実施例の
容器を作製した。この充填連続運転において、充填機上
でのキャップの挿入不完全による事故は皆無であった。
また、通常の流通過程を経てのち使用テストを実施した
が、キャップは容器本体にしっかり挿着しており、キャ
ップが抜ける事故はなく、小蓋の開閉時の状態も良好で
あり、使用時にキャップの外側面のエッジにより手を傷
めることも全くなかった。
(a)、(b)及び(c)に示すように、キャップ本体
(210)の後方上端部に、小蓋(220)を、ヒンジ
(201)、ヒンジ(203)及び弾性片(204)と
からなるスナップヒンジ(202)を介して接続した以
外は、実施例1と同様である。
填機上でのキャップの挿入不完全による事故は皆無であ
り、流通過程や使用時にキャップが抜ける事故もなく、
小蓋の開閉時の状態も良好であり、使用時にキャップの
外側面のエッジにより手を傷めることも全くなかった。
が接触するキャップの外側面のエッジ部分に丸みが設け
られているため、容器の使用中に手を傷める危惧がな
い。また、キャップは、容器本体に咬合凸部と咬合凹部
とでしっかりと挿着固定位置で咬合しており、内容物充
填時のキャップの挿入不完全による事故や内容物充填後
にキャップが抜け落ちることが極めて少ない。さらに、
キャップの小蓋のキャップ本体への冠着性が良好であ
る。
視図であり、(b)は、このキャップを装着した本発明
の容器の一実施例の斜視図であり、(c)は、この容器
のキャップの後方の状態を示す斜視図である。
の斜視図であり、(b)は、このキャップを装着した本
発明の容器の他の一実施例の斜視図であり、(c)は、
この容器のキャップの後方の状態を示す斜視図である。
図であり、(b)は、このキャップを装着した従来の容
器の一実施例の斜視図であり、(c)は、この容器のキ
ャップの後方の状態を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】筒状の容器本体の開口部に、小蓋がヒンジ
を介してキャップ本体に接続するキャップを挿着したプ
ラスチック製の容器において、小蓋の側壁には前後半ば
に段差を設けて小蓋の前半部を印籠嵌合凹部とし、キャ
ップ本体の前半部には前記印籠嵌合凹部に嵌合する印籠
嵌合凸部を形成して、前記の小蓋とキャップ本体との印
籠嵌合部分をキャップの前半部分のみに形成し、且つ、
使用時に手に接触する小蓋及びキャップ本体の外側面の
エッジ部分に丸みを設け、さらに、前記のキャップ本体
と容器本体との挿着固定位置に、咬合凸部と咬合凹部と
からなる咬合部を設けたことを特徴とする容器。 - 【請求項2】筒状の容器本体の開口部に、小蓋がスナッ
プヒンジを介してキャップ本体に接続するキャップを挿
着したプラスチック製の容器において、小蓋の側壁には
前後半ばに段差を設けて小蓋の前半部を印籠嵌合凹部と
し、キャップ本体の前半部には前記印籠嵌合凹部に嵌合
する印籠嵌合凸部を形成して、前記の小蓋とキャップ本
体との印籠嵌合部分をキャップの前半部分のみに形成
し、且つ、使用時に手に接触する小蓋及びキャップ本体
の外側面のエッジ部分に丸みを設け、さらに、前記のキ
ャップ本体と容器本体との挿着固定位置に、咬合凸部と
咬合凹部とからなる咬合部を設けたことを特徴とする容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06115296A JP3218967B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06115296A JP3218967B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 容 器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09249245A JPH09249245A (ja) | 1997-09-22 |
JP3218967B2 true JP3218967B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=13162875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06115296A Expired - Fee Related JP3218967B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 容 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218967B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP06115296A patent/JP3218967B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH09249245A (ja) | 1997-09-22 |
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