JP3218838U - 接続バンド - Google Patents

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Abstract

【課題】環状の形態にして用いられる細長片の両端部の相互接続をより簡易にする接続バンドを提供する。
【解決手段】布又は合成樹脂製のテープからなる細長片の両端部を互いに接続するための接続バンド10であって、互いに相対する2面を有する帯状の編みゴム16と、編みゴム16に組み込まれた熱接着糸18とを備える。熱接着糸18は、編みゴム16の内部と編みゴム16の外部であるその2面のうちのいずれか一方の面上とを交互に経て編みゴム16の長手方向へ伸びる複数の互いに平行な線条部19からなる。
【選択図】図2

Description

本考案は、環状の形態にして用いられる布又は合成樹脂製のテープからなる細長片に適用される接続バンドに関する。
環状の形態にして用いられる細長片の一つに、商品又はその包装(商品等)の装飾に用いられるリボンがある。従来、リボンを環状にするための手段としてリボンの両端部を相互に接続する帯状の編みゴムからなる接続バンドが提案されている。環状にされたリボンは、これを商品等に掛けたとき、接続バンドの伸縮により、商品等の形状により適合しあるいはよりフィットする。
ところで、前記従来の接続バンドによるリボンの両端部の相互接続は、リボンの両端部と接続バンドの両端部とをそれぞれ糸で縫い合わせることにより行われる。しかし、これには時間と労力とを要するという問題がある。
特開2003−342861号公報
本考案の目的は、前記従来の事情に鑑み、環状の形態にして用いられる布又は合成樹脂製のテープからなる細長片の両端部の相互接続をより簡易にする接続バンドを提供することにある。
本考案は、布又は合成樹脂製のテープからなる細長片の両端部を互いに接続するための接続バンドに係る。前記細長片は、例えば商品又はその包装のような物品の装飾に用いられるリボンからなる。前記接続バンドは、互いに相対する2面を有する帯状の編みゴムと、該編みゴムに組み込まれた熱接着糸とを備える。前記熱接着糸は、前記編みゴムの内部と該編みゴムの外部である前記2面のうちのいずれか一方の面上とを交互に経て前記編みゴムの長手方向へ伸びる複数の互いに平行な線条部からなる。
本考案に係る接続バンドにあっては、これを構成する編みゴムに熱接着糸が組み込まれ、前記熱接着糸を構成する複数の線条部の一部分が前記編みゴムの内部と前記編みゴムの外部である一面(片面)上とを交互に伸びている。これによれば、前記接続バンドの両端部を例えばアイロンを用いて前記細長片の両端部に押し当てて、前記編みゴムの片面上の複数の線条部の一部分を熱溶融させることにより、前記細長片の両端部に前記接続バンドの両端部にそれぞれ接着することができる。これにより、前記細長片が前記接続バンドを介して接続され、環状の形態にされる。これによれば、前記細長片の両端部の相互接続を糸で縫合する場合と比べてより容易にまたより短時間で行うことができる。
また、本考案にあっては、前記熱接着糸を構成する複数の線条部が前記編みゴムの内部を経て前記編みゴムの外部である前記片面上に伸びている。このため、前記編みゴムの内部を通る前記線条部の一部分(内部分)は、前記編みゴムの外部である前記片面上を伸び互いに隣接する2つの部分(外部分)間において、これらの外部分とは非平行に非直線的に伸びている。このことから、前記編みゴムをその長手方向へ引張るとき、前記線条部の内部分を引き伸ばし、真直ぐにすることができる。これにより、前記編みゴムの長手方向への伸縮性を保持し、また、環状の形態にされた前記細長片の周方向への伸縮を可能とすることができる。
複数の線条部は、それぞれ、前記編みゴムの前記一方の面上で見て点線状、破線状又は鎖線状を呈する。また、複数の線条部は、前記編みゴムの一方の面上で見て、これらの両端が揃うようにあるいは不揃いであるように配置されたものとすることができる。
接続バンドを介して環状の形態にされたリボンからなる細長片を含む装飾用リボンを示す斜視図である。 編みゴムに組み込まれた熱接着糸の平面形状の一の例を概略的に示す接続バンドの平面図である。 熱接着糸の平面形状の他の例を概略的に示す接続バンドの平面図である。
図1を参照すると、商品またはその包装のような物品(図示せず)の装飾に用いられる装飾用のリボンからなる細長片12に適用され該細長片を環状の形態にする接続バンドが全体に符号10で示されている。図示の例にあっては、環状を呈する前記リボンの装飾性を高めるために、他のリボンを用いて形成された蝶結び14が細長片12を構成する前記リボンに結びつけられている。
細長片12は、ナイロン繊維、ポリエステル繊維のような合成繊維製の織物、アセテートのような化学繊維製の織物、天然繊維製の織物等からなる帯状もしくは紐状の布(不織布を含む)、又は、合成樹脂製のテープ、例えばポリプロピレン製やビニル製のテープからなる。
図2に示すように、接続バンド10は帯状の編みゴム(編地)16と、該編みゴムに組み込まれた熱接着糸(メルター)18とを備える。接続バンド10は、好ましくは、その適用対象である細長片12の幅寸法以下の幅寸法を有する。
編みゴム16は、コメット機、ラッセル機等の経編機を用いて編まれた従来周知の平ゴムであり、互いに異なる表組織及び裏組織を有する。前記表組織及び裏組織は、それぞれ、振り糸で編まれた多数の編み組織からなり、編みゴム16の互いに相対する2面(表裏両面)を規定する。また、編みゴム16を構成する複数のゴム糸は、縦方向(図2において左右方向)へ伸びる天然ゴム糸、ポリウレタン弾性糸等からなる裸ゴム糸と、該裸ゴム糸を巻くように編まれた絡み糸とからなり、前記絡み糸の編みの中を前記表組織及び裏組織のそれぞれを構成する前記振り糸が通っている。
編みゴム16に組み込まれた熱接着糸18は、好ましくは、比較的細い複数のフィラメントからなる。熱接着糸18は、編みゴム16の長手方向(前記縦方向)へ互いに平行に伸びる複数の線条部19からなる。互いに隣接する2つの線条部19は、図示の例におけるように互いに繋がりのない独立したものとし、あるいは、互いに繋がる連続したもの(図示せず)とすることができる。熱接着糸18を構成する複数の線条部19の数及び線条部19同士の相互間隔は任意に定めることができる。
熱接着糸18を構成する各線条部19は、前記縦方向に関して、編みゴム16の前記表組織又は裏組織のいずれか一方(図示の例にあっては表組織)を構成する多数の編み組織のうちの1又は複数の編み組織内を経て伸び、前記縦方向に関して前記1又は複数の編み組織に隣接する他の1又は複数の編み組織上に乗り上げることを繰り返すように、編みゴム16に組み込まれている。
これにより、各線条部19は、編みゴム16の内部と編みゴム16の外部である表裏面の一方(図示の例にあっては表面20)上とを交互に経て、編みゴム16の長手方向(図上左右方向)へ伸びている。このため、各線条部19は、編みゴム16の表面20上で見て、点線状、破線状又は鎖線状を呈する。より詳細には、編みゴム16の外部の表面20上に現われる複数の一部分(外部分)22が互いに点線状、破線状又は鎖線状をなして直線的に伸びている。また、編みゴム16の内部を経る各線条部19の複数の一部分(内部分)24は、各線条部19において互いに隣接する2つの外部分22間において、これらの外部分22とは非平行の状態で非直線的に伸びる。
複数の線条部19は、図2に示すように、編みゴム16の表面20上で見て、これらの両端が揃うように配置されているもの、あるいは、図3に示すように、これらの両端が不揃いであるように千鳥状に配置されているものとすることができる。
各線条部19を構成する内部分22及び外部分24の長さはそれぞれ任意に定めることができる。また、編みゴム16への熱接着糸18の組み込みは、編みゴム16の形成後に手作業により、あるいは、編みゴム16を形成しながら前記経編機を用いて行うことができる。
再び図1を参照すると、細長片12は、その両端部12a、12bにおいて、接続バンド10を介して互いに接続され、環状にされている。接続バンド10を介しての細長片12の両端部12a、12bの相互接続は、接続バンド10の両端部10a、10bを、それぞれ、細長片12の両端部12a、12b上に、編みゴム16の表面20が対向するように重ね合わせ、これらの両端部10a、10b、12a、12b上に例えばアイロンを押し当て、熱接着糸18の一部すなわち複数の線条部19の両端部分を熱溶融させることにより行うことができる。
このとき、編みゴム16の内部にあってその表面20上に現れない各線条部19の内部分24は、表面20上に現われた外部分22の熱溶融後の固化物を編みゴム16の表面20上に留めるアンカーとしての役割をなす。このアンカーの効果により、接続バンド10と細長片12との間に比較的高い付着強度が付与される。また、接続バンド10と細長片12との間の付着強度は、編みゴム16の表面20上において線条部19の複数の外部分22が占める割合すなわち密度を高めることにより、より高いものとすることができる。
また、熱接着糸18を前記複数のフィラメントからなるものとすることにより、これを比較的太い1本の糸からなるものとする場合と比べて、熱接着糸18の熱溶融に要する時間をより短く、また、加熱温度をより低いものに設定することができる。
各線条部19は、編みゴム16に対してその長手方向へ引張力を加えるとき、その複数の内部分24が引き伸ばされ直線的に伸びるように変形する。また、これらの内部分24は、前記引張力の付与を解除すると、編みゴム16の収縮と共に直線状から非直線状の形態に戻る。このことから、接続バンド10はその両端部10a、10b間においてその長手方向(前記縦方向)への伸縮が可能とされ、これにより、接続バンド10を介して環状にされた細長片12の周方向への伸縮が保証される。
接続バンド10は、また、例えば眼帯を眼に装着するための紐(細長片)に適用することができる。これによれば、眼帯の使用者の頭部により適合しあるいはフィットする環状の紐とすることができる。また、接続バンド10は、特に前記紐が丸形の横断面形状を有する場合、その各端部10a、10bを丸めてその表面20において前記紐の各端部を取り囲み、次いで接続バンド10の各端部10a、10bをその周囲から加熱することにより、前記紐の各端部に接着することができる。
10 接続バンド
12 細長片
16 編みゴム
18 熱接着糸
19 線条部
20 編みゴムの表面
22 線条部の一部分(外部分)
24 線条部の一部分(内部分)

Claims (5)

  1. 布又は合成樹脂製のテープからなる細長片の両端部を互いに接続するための接続バンドであって、
    互いに相対する2面を有する帯状の編みゴムと、
    前記編みゴムに組み込まれた熱接着糸とを備え、
    前記熱接着糸は、前記編みゴムの内部と前記編みゴムの外部である前記2面のうちのいずれか一方の面上とを交互に経て前記編みゴムの長手方向へ伸びる複数の互いに平行な線条部からなる、接続バンド。
  2. 複数の線条部は、それぞれ、前記編みゴムの前記一方の面上で見て点線状、破線状又は鎖線状を呈する、請求項1に記載の接続バンド。
  3. 複数の線条部は、前記編みゴムの前記一方の面上で見て、これらの両端が揃うように配置されている、請求項1又は2に記載の接続バンド。
  4. 複数の線条部は、前記編みゴムの前記一方の面上で見て、これらの両端が不揃いであるように配置されている、請求項1又は2に記載の接続バンド。
  5. 前記細長片は装飾用のリボンからなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の接続バンド。
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