JP3216195U - 接続バンド - Google Patents

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青山 泰三
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Abstract

【課題】環状の形態にして用いられる細長片の両端部の相互接続をより簡易にする接続バンドを提供する。【解決手段】布又は合成樹脂製のテープからなる細長片の両端部を互いに接続するための接続バンド10は、帯状の編みゴム16と、編みゴムに組み込まれた熱接着糸18とを含む。熱接着糸は、その一部20が編みゴムの表裏両面の一方を規定し、かつ、編みゴムの表裏両面の一方上において、編みゴムの長手方向への変形を許す平面形状を呈する。【選択図】図2

Description

本考案は、環状の形態にして用いられる布又は合成樹脂製のテープからなる細長片に適用される接続バンドに関する。
環状の形態にして用いられる細長片の一つに、商品又はその包装(商品等)を装飾するためのリボンがある。従来、リボンを環状にするための手段としてリボンの両端部を相互に接続する帯状の編みゴムからなる接続バンドが提案されている。環状のリボンは、これを商品等に掛けたとき、接続バンドの伸縮により、商品等の形状により適合しあるいはよりフィットする。
ところで、前記従来の接続バンドによるリボンの両端部の相互接続は、リボンの両端部と接続バンドの両端部とをそれぞれ糸で縫い合わせることにより行われる。しかし、これには比較的時間と労力とを要するという問題がある。
特開2003−342861号公報
本考案の目的は、前記従来の事情に鑑み環状の形態にして用いられる布又は合成樹脂製のテープからなる細長片の両端部の相互接続をより簡易にする接続バンドを提供することにある。
本考案は、布又は合成樹脂製のテープからなる、細長片の両端部を互いに接続するための接続バンドに係る。前記接続バンドは帯状の編みゴムと、該編みゴムに組み込まれた熱接着糸とを含み、前記熱接着糸は、その一部が前記編みゴムの表裏両面の一方を規定し、かつ、前記編みゴムの表裏両面の一方上において、前記編みゴムの長手方向への変形を許す平面形状を呈する。
本考案にあっては、前記接続バンドの編みゴムに熱接着糸が組み込まれ、前記熱接着糸が前記編みゴムの表裏両面の一方を規定する。このことから、前記布又は合成樹脂製のテープからなる細長片の両端部を相互接続するに当たり、前記熱接着糸を前記細長片の両端部に重ね合わせ、例えばアイロンを当てて前記熱接着糸を熱溶融させることができる。これにより、環状の形態の細長片を得ることができる。これによれば、前記細長片の両端部の相互接続を、糸による縫合と比べてより容易にまたより短時間で行うことができる。
また、本考案にあっては、前記熱接着糸が、前記接続バンドの編みゴムの表裏両面の一方上において、前記編みゴムの長手方向への変形を許す平面形状を呈する。前記熱接着糸の平面形状が変形することにより、前記編みゴムの長手方向への伸縮性能を保持することができる。このことから、環状の形態にされた前記細長片の周方向への伸縮が保証される。
前記熱接着糸の平面形状は、例えば前記編みゴムの長手方向へ伸びる波形、前記編みゴムの長手方向へ伸びるジグザグ形、あるいは、前記編みゴムの長手方向に連続する複数の六角形からなるものとすることができる。
接続バンドを介して環状の形態にされたリボンからなる細長片を含む装飾用リボンを示す斜視図である。 編みゴムに組み込まれた熱接着糸の平面形状の一の例を概略的に示す接続バンドの平面図である。 熱接着糸の平面形状の他の例を概略的に示す接続バンドの平面図である。 熱接着糸の平面形状のさらに他の例を概略的に示す接続バンドの平面図である。 熱接着糸の平面形状のさらに他の例を概略的に示す接続バンドの平面図である。 熱接着糸の平面形状のさらに他の例を概略的に示す接続バンドの平面図である。
図1を参照すると、商品またはその包装の装飾に用いられるリボンからなる細長片12に適用され該細長片を環状の形態にする接続バンドが全体に符号10で示されている。図示の例にあっては、環状を呈する前記リボンの装飾性を高めるために他のリボンを用いて形成された蝶結び14が細長片12を構成する前記リボンに結びつけられている。
細長片12は、ナイロン繊維、ポリエステル繊維のような合成繊維製の織物、アセテートのような化学繊維製の織物、天然繊維製の織物等からなる帯状もしくは紐状の布(不織布を含む)、又は、合成樹脂製のテープ、例えばポリプロピレン製やビニル製のテープからなる。
図2〜図6に示すように、接続バンド10は帯状の編みゴム(編地)16と、該編みゴムに組み込まれた熱接着糸(メルター)18とを含む。接続バンド10は、好ましくは、その適用対象である細長片12の幅寸法以下の幅寸法を有する。
編みゴム16は、コメット機、ラッセル機等の経編機を用いて編まれた従来周知の平ゴムであり、互いに異なる表組織及び裏組織を有する。前記表組織及び裏組織は、それぞれ、振り糸で編まれた多数の編み組織からなり、編みゴム16の表裏両面を規定する。また、編みゴム16を構成する複数のゴム糸は、縦方向(図上において左右方向)へ伸びる天然ゴム糸、ポリウレタン弾性糸等からなる裸ゴム糸と、該裸ゴム糸を巻くように編まれた絡み糸とからなり、前記絡み糸の編みの中を前記表組織及び裏組織のそれぞれを構成する前記振り糸が通っている。
編みゴム16に組み込まれた熱接着糸18は、好ましくは、比較的細い複数のフィラメントからなる。図示の例において、熱接着糸18は、編みゴム16の前記表組織又は裏組織の一方(図示の例にあっては表組織)の多数の編み組織のうちの好ましくは1つを通って横切り、さらに前記縦方向に関して前記1つの編み組織に隣接する他の複数の編み組織に乗り上げることを繰り返すように編まれている。これにより、熱接着糸18の一部20が編みゴム16の表裏面の一方(図示の例にあっては表面22)上に現れ、編みゴム16の前記表裏面の一方(同表面22)を規定する。図示の例にあっては、熱接着糸18は、前記編み組織の1つを横切り表面22に現れない熱接着糸18他の一部24よりも、表面22に現れる一部20の長さ又は表面積が大きい。編みゴム16への熱接着糸18の編み込みは、編みゴム16の形成後に手作業により、あるいは、編みゴム16を形成しながら前記経編機を用いて行うことができる。
再び図1を参照すると、細長片12は、その両端部12a、12bにおいて、接続バンド10を介して互いに接続され、環状にされている。接続バンド10を介しての細長片12の両端部12a、12bの接続は、接続バンド10の両端部10a、10bを、それぞれ、編みゴム16の表面22を細長片12の両端部12a、12bに向けて重ね合わせ、これらの両端部10a、10b、12a、12bに例えばアイロンを当て、熱接着糸18の一部20を熱溶融させることにより行うことができる。ここにおいて、編みゴム16の表面22に現れない熱接着糸18の他の一部24は、熱接着糸18の一部20の熱溶融後の固化物を、表面22上に留めるアンカーとしての役割をなす。このアンカーの効果により、接続バンド10と細長片12との間に比較的高い付着強度を付与することができる。
また、熱接着糸18の一部20を他の一部24より大きい表面積を有するものとすることにより、熱溶融領域をより大きいものとし、前記付着強度についてより高いものとすることができる。さらに、熱接着糸18を前記複数のフィラメントからなるものとすることにより、これを比較的太い1本の糸からなるものとする場合と比べて、熱接着糸18の熱溶融に要する時間をより短く、また、加熱温度をより低いものに設定することができる。
熱接着糸18は、また、編みゴム16の表裏両面の一方(図示の例にあっては表面22)上において、編みゴム16の長手方向(前記縦方向)への変形を許す平面形状を呈する。
例えば、図2〜図5に示す例において、熱接着糸18の平面形状は、編みゴム16の長手方向へ伸びる波形からなる。より詳細には、図2に示す例では、横方向(図上において上下方向)に互いに間隔をおいて配置された比較的小さい振幅を有する複数(図示の例いおいて4つ)の波形(4段配列の波形)からなる。また、図3に示す例では、比較的大きい振幅を有する1つの波形からなる。図4に示す例では、振幅が図2に示す波形より大きくかつ図3に示す波形より小さい2段配列の波形からなる。図4に示す例では、図2に示す波形とほぼ同じ振幅を有する複数段(4段)配列のジグザグ形からなる。さらに、図6に示す例にあっては、熱接着糸18の平面形状は、編みゴム16の長手方向に連続する複数の六角形からなる。前記波形及び前記ジグザグ形の波長(ピッチ)、その配列段数等は任意に定めることができる。また、前記六角形の大きさをより小さいものとし、前記縦方向に連なる複数の六角形を複数段に配列することができる。
熱接着糸18の平面形状の変形により、編みゴム18が有するその長手方向への伸縮性能が保持される。また、これにより、環状の形態にされた細長片12の周方向への伸縮が保証される。
加えて、熱接着糸18の前記平面形状を前記波形、ジグザグ形、連続した複数の六角形等とすることにより、編みゴム16の表面22に露出する熱接着糸18の一部20の表面積を比較的大きいものとすることができる。
接続バンド10は、また、例えば眼帯を眼に装着するための紐(細長片)に適用することができる。これによれば、眼帯の使用者の頭部により適合しあるいはフィットする環状の紐とすることができる。また、接続バンド10は、特に前記紐が丸形の横断面形状を有する場合、その各端部10a、10bを丸めてその表面22において前記紐の各端部を取り囲み、次いで接続バンド10の各端部10a、10bをその周囲から加熱することにより、前記紐の各端部に接着することができる。
10 接続バンド
12 細長片
16 編みゴム
18 熱接着糸
20、24 熱接着糸の一部及び他の一部
22 編みゴムの表面

Claims (4)

  1. 布又は合成樹脂製のテープからなる細長片の両端部を互いに接続するための接続バンドであって、
    帯状の編みゴムと、該編みゴムに組み込まれた熱接着糸とを含み、
    前記熱接着糸は、その一部が前記編みゴムの表裏両面の一方を規定し、かつ、前記編みゴムの表裏両面の一方上において前記編みゴムの長手方向への変形を許す平面形状を呈する、接続バンド。
  2. 前記熱接着糸の平面形状は、前記編みゴムの長手方向へ伸びる波形からなる、請求項1に記載の接続バンド。
  3. 前記熱接着糸の平面形状は、前記編みゴムの長手方向へ伸びるジグザグ形からなる、請求項1に記載の接続バンド。
  4. 前記熱接着糸の平面形状は、前記編みゴムの長手方向に連続する複数の六角形からなる、請求項1に記載の接続バンド。
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