JPH0333828B2 - - Google Patents

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JPH0333828B2
JPH0333828B2 JP22109788A JP22109788A JPH0333828B2 JP H0333828 B2 JPH0333828 B2 JP H0333828B2 JP 22109788 A JP22109788 A JP 22109788A JP 22109788 A JP22109788 A JP 22109788A JP H0333828 B2 JPH0333828 B2 JP H0333828B2
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warp
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weft
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JP22109788A
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Masayoshi Abe
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、蛙又結節の生地網と、その生地網の
製網方法に関するものである。なお、本発明にお
ける生地網とは、所要の網糸によつて所要の網目
と幅の帯状に製網され、所定の長さに裁断して
「たも網」「投網」等の所定形状の網体物品を成形
するのに使用する帯状の網地をいう。
「従来の技術」 一般に、合成樹脂繊維糸を用いた蛙又結節の生
地網は、たも網や投網等の用途に合わせて例えば
200〜300粍幅の網地に長く連続製網し、ロール状
に巻き取つて製網加工される。そして、その製網
加工の後、結節部分の結節形状を固定して網目を
安定固定させるために、帯状の生地網の長手方向
に引張荷重を与えながら加熱し、続いて幅方向に
引張荷重を与えらがら蒸気加熱する蒸気加熱処理
が施される。
しかし、以上の蒸気加熱処理を能率化するため
に、第4図のように、所定幅L1の単位生地網2
A2B2C…が10〜20列等に多列並列され、相互
の隣接間を一本の連結糸3によつて連絡製網し、
蒸気加熱処理装置の幅に合わせた大幅Lの生地網
1に製網され、蒸気加熱処理後に連結糸3を抜糸
して単位生地網2を個別に分離し、所定幅L1
単位生地網2を成形する手段が採られている。
そして、連結糸3は隣接する単位生地網2A2
B,2B2C……の縁部と「掛け目節」4(2本
の網糸を結節しないで、単に引つ掛け交差した
節)にして連結製網する構造になつている。な
お、図中の5は蛙又結節である。
「発明が解決しようとする課題」 以上の従来技術の生地網1は、単位生地網2A
2B……の側縁相互が「掛け目部」4で連結され
た1本の連結糸3によつて連結されており、連結
糸3は結節されない掛け目節4の連続構造になつ
ているので、生地網1に加わる引つ張り外力によ
つて掛け目節4部位の糸が極めて容易に相互スリ
ツプして網目形状を崩し易く、特に長手方向に連
続する掛け目節4の一つがスリツプすると、将棋
倒しのように連鎖反応して網目崩れを起す定性が
ある。従つて、幅Lの方向に引つ張り力を与えて
蒸気加熱処理をするとき、連結糸3近傍の網目が
崩れたま結節が固定化されて不良生地網を生じた
り、生地網品質を低下する難点がある。
本発明は、以上の従来技術の難点を解消する新
規の生地網と、その生地網の製網方法を提供する
のが目的である。
「課題を解するための手段」 以上の技術課題を解決する本発明の生地網とそ
の製網方法は、以下のとおり構成されている。
まづ、本発明の生地網の概念図を示す第1図を
参照して、 「所定幅L1の単位生地網2A2B……を並列
配列すると共に、単位生地網2A2B,2B2
C、……の隣接側縁間を連結糸によつて相互連結
した生地網1において、単位生地網2A2B……
の隣接側縁間に、三本一組の連結糸3A3B3C
を並べて配列し、一側端部の連結糸3Aを一側の
単位生地網2A等に「掛け目節」4で連結すると
共に、他側端部の連結糸3Cを他側の単位生地網
2B等に「掛け目節」4で連結し、さらに、中間
の連結糸3Bを両隣配列の連結糸3A3Cと蛙又
結節5で連結した構造を特徴とする生地網1」か
らなつている。
一方、以上の生地網1の製網方法は、その概念
図の第2,3図を参照して、 「所要ピツチで並列に張設配列した経糸8を、
第2図,第3図(A)参照、吊設したL字形の上鉤1
0で引つ掛けて、蛙又結節用の経糸輪13を形成
し、続いて、前後作動の下鉤11で経糸8の中間
を、引つ掛けて経糸輪13を通して引き出すと共
に、引き出した経糸8を緯糸9に交差させて緊締
し、蛙又結節する製網方法において、経糸8群の
任意位置の連続二本を経糸連結糸3A3Cになす
と共に、その経糸連結糸3A3Cの中間になる緯
糸9を緯糸連結糸3Bになして、三本一組の連結
糸3A3B3Cを組合せ配列し、さらに、経糸連
結糸3A3Cのいずれかに対応する上鉤10′の
背面に、第2図Cのように、上鉤10′への連結
糸3A3Cの引つ掛け防止曲面15を後方へ膨出
させた「引つ掛け防止片」14を設け、結節作動
ごとに、引つ掛け防止片14を有する上鉤10′
を、経糸連結糸3A3C間に順次交互に移動さ
せ、中間の緯糸連結糸3Bを、両隣の経糸連結糸
3A3Cと蛙又結節5にすると共に、経糸連結糸
3A3Cと隣接の緯糸9A9Bとを掛け目節4に
なして、第1図示の生地網1を製網する方法」が
特徴である。
なお、以上の本発明の構成において、連結糸3
A〜3Cは個々の単位生地網2に分離するとき、
切断廃却部分となるので、低廉にして視覚識別容
易な撚糸を使用するのが好ましいが、経糸8緯糸
9と同一糸を用いても良い。
なお、図中の12は上鉤10の前方に設けた経
糸8の糸振り鉤、16は緯糸9のリール、17は
経糸8または生地網1に張力を与えるバランスウ
エイト、18は連結糸3Bの張力用スプリング、
19はリールケースである。
「作用」 前記の本発明の生地網1は、並列製網した単位
生地網2の隣接間に、三本一組の連結糸3A〜3
Cが配列され、その三本一組の中間の連結糸3B
が、両端の連結糸3A3Cと蛙又結節されると共
に、両端の連結糸3A3Cはそれぞれが接する単
位地網2の網糸と掛け目節4をなして連結されて
いるので、中間の連結糸3Bは生地網1の長手方
向に対して蛙又結節5が連続し、両端の連結糸3
A3Cは同じく長手方向に対して、蛙又結節5と
掛け目節4とが交互に存在する節構造となる。従
つて、連結糸3A〜3Cとも、外力に対する糸の
「すべり自由度」が極めて少なく、機械的に拘束
状態となるので、蒸気加熱処理に際して幅方向に
強い引つ張り力を受けても、連結糸3A〜3C近
傍の網目の崩れがなく、高品質の生地網1を生成
することができる。
一方、前記の本発明の製網方法は、連続二本の
緯糸8に代えて配列した経糸連結糸3A3Cのい
ずれかに対応する上鉤10′に、連結糸3A3C
の引つ掛け防止片14が設けられ、その上鉤1
0′が結節作動ごとに、経糸連結糸3A3C間を
交互に移動するので、第3図(A)に示す上鉤10に
よる経糸8の通常の蛙又結節5において、経糸8
に代る経糸連結糸3A3Cが第3図Bのように、
最初の工程で上鉤10′の背面斜めに引つ掛けら
れたとき、上鉤10′の背面には、引つ掛け防止
片14の引つ掛け防止曲面15が存在するので、
張力を有する経糸連結糸3A3Cが防止曲面15
から滑り落ち、第3図Aに示す経糸輪13の形成
が防止される。(なお、通常の蛙又結節では、引
つ掛け防止片14のない上鉤10の背面に斜めに
引つ掛けられた経糸8は、上鉤10の斜め下端に
設けた図示の経糸案内爪20を介して引つ張られ
るので、上鉤10に斜め掛けした経糸8がすべり
落ちることがなく、そのまま経糸輪13が形成さ
れる。)そして、その経糸輪13が不存在のまま、
下鉤11が前進して経糸連結糸3A3Cを引き出
して緯糸9のリール16を通して交差させるの
で、引つ掛け防止片14つき上鉤10′が作動し
た節のみ、経糸連結糸3A3Cと隣接緯糸9A9
Bとが単純に交わる掛け目節4に形成され、その
掛け目節4が、生地網1の長手方向に連続する。
そして、その経糸連結糸3A3Cの中間になる緯
糸連結糸3Bは、上鉤10′の隣の通常の上鉤1
0で両隣の経糸連結糸3A3Cとの間に通常の蛙
又結節5が連続して結節され、第1図示の生地網
1を製網することができる。
「発明の効果」 以上の説明のように、本発明の生地網と、その
生地網の製網方法は、蒸気加熱処理における網目
の変形や崩れが極めて少なく、不要網の発生を防
止し、高品質の生地網を製網提供して、各種網体
物品の品質を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の生地網の平面図、第2:本発
明の製網方法の概念図を示し、Aはその正面図、
Bはその平面図、Cはその上鉤の正面図、第3図
A,B:本発明の製網方法の作用を示す斜視図、
第4図:従来構造の生地網の平面図。 主な符号、1:生地網、2A2B2C:単位生
地網、3A3B3C:連結糸、4:掛け目節、
5:蛙又結節、8:経糸、9:緯糸、10:上
鉤、11:下鉤、12:糸振り鉤、14:引つ掛
け防止片、15:引つ掛け防止曲面、16:緯糸
リール、17:バランスウエイト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定幅の単位生地網群を並列配列すると共
    に、該単位生地網群の隣接側縁間を、連結糸によ
    つて相互連結する生地網において、該隣接側縁間
    に、三本一組の連結糸を並べて配列し、該三本一
    組の連結糸の両端の連結系を、それぞれ接する単
    位地網と「掛け目節」で連結すると共に、中間の
    連結糸と該両端の連結糸を蛙又結節した構造を特
    徴とする生地網。 2 所要ピツチで並列に張設配列した経糸を、上
    鉤で引つ掛けて、蛙又結節用の経糸輪を形成し、
    続いて、下鉤で該経糸の中間を、該経糸輪を通し
    て引き出して緯糸と交差させ、蛙又結節する製網
    方法において、経糸群の任意位置の連続二本を経
    糸連結糸になすと共に、該経糸連結糸の中間にな
    る緯糸を緯糸連結糸となして、三本一組の連結糸
    を組合せ配列し、さらに、前記二本の経糸連結糸
    のいずれかに対応する上鉤の背面に、上鉤の連結
    糸の引つ掛け防止曲面を後方へ膨出させた「引つ
    掛け防止片」を設け、該引つ掛け防止片を有する
    上鉤を、前記二本の経糸連結糸間に順次交互に移
    動させ、前記緯糸連結糸と前記二本の経糸連結糸
    のそれぞれを、蛙又結節すると共に、前記二本の
    経糸連結糸と緯糸とを掛け目節になして連結製網
    する方法を特徴とする生地網の製網方法。
JP22109788A 1988-09-02 1988-09-02 生地網と、その生地網の製網方法 Granted JPH0268344A (ja)

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JPH0268344A (ja) 1990-03-07

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