JP3218629U - 木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】加工・接合が簡単であるとともに、容器の外周面に天然素材の木質薄板の木目の傾斜模様のデザイン性をもたらした表面木目斜傾模様の円形薄板積層容器を提供する。【解決手段】0.5〜1mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板を、少なくとも2〜5枚の接合薄板である木材スライス複合平板を木目方向で30〜80°角度になるように切断して、前記切断した木材スライス複合板を使用して特殊形状の木製薄板積層容器を木目方向で30〜80°角度傾斜した外面にして、前記木材スライス複合板を、底板を敷いて2〜5重巻いて張り合わせて、2〜10mmの厚さに成型加工している木製薄板積層板を使用した変形状様型容器体と、その開口を開閉する蓋様体を備えた円形部を持つ特殊形状容器であり、その外側面部と蓋板体が木目方向で30〜80°角度に傾斜にした木目模様になっている木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器である。【選択図】図1
Description
この考案は、木製の薄平板を使用してデザイン性傾斜木目平板の外部表面にした食品用、および贈答品用収納容器にした、木目斜傾模様表面を持つ特殊円形状積層容器に関するものである。
従来、この種の円形状の蓋付き容器としては、合成樹脂や厚紙よりなる有底円筒状の主筒の開口端部に、同じく合成樹脂や厚紙よりなる蓋筒を開閉可能に嵌着するように構成したものが知られている。この従来構成においては、主円筒及び蓋筒が合成樹脂や厚紙により形成されているため、主筒及び蓋筒の外周面に木目模様等の天然素材の模様を表出させるのが困難であった。
容器の外周面に天然素材の木質薄板の木目の傾斜模様のデザイン性をもたらした表面木目斜傾模様の円形薄板積層容器を提供するに対して、少なくとも2〜4枚の木材スライス単板を少なくとも一枚の木目5を30〜60°角度に傾斜した外面にして、接着剤にて張り合わせて、0.5〜5mmの厚さに加圧成型し、その木製積層板を使用して、有底円形状の主円筒様体と、その主円筒様体の開口を開閉する蓋円筒様体とを備えた円形状の容器を構成するものが提案されている(特許文献1参照)。
また、福祉用具や学校用学習机椅子等の木製部材に使用されるウッドパイプとして、複数枚の木質の薄単板を巻回積層して接着固定することにより、円筒状のウッドパイプが形成されている。この場合、表面木目斜傾模様になるが、各層の薄板で巻き始め端縁と巻き終わり端縁とが、互いに重ならないように突合せ状態で接合されるとともに、ウッドパイプの軸線と平行に延びるように配置されている。また、各層における薄単板の突合せ接合部は、同一位置に重合しないように、ウッドパイプの円周方向へ位置をずらして配置されている容器も提案されている(特許文献2参照)。
有底円筒状の主筒と、その主筒の開口を開閉する蓋筒とを備えた円筒容器において、前記主円筒及び蓋筒を木製の薄板を軸線に対して傾斜するように巻回して構成するとともに、その薄板の端縁により前記主円筒及び蓋筒の外周面に段差状の装飾部を形成した木製の円筒容器が提案されている(特許文献3参照)。
側板を円形曲げで製作された楕円形、又は円形の蓋付き容器において、幅、又は直径50〜100mm、容積300〜1500mlの楕円形、又は円形の筒状形体で、0.8〜1.2mmの厚さの薄板を使用して張り合わせた側板の厚さを1.6〜3.6mmにし、及び底板、及び蓋板の厚さを5〜10mmの楕円形、又は円形の平板にして、筒状容器寸法として縦長さ50〜100mm、横長さ100〜200mm、高さ40〜70mmにした円形曲げ部分を半径25〜75mmである蓋付き小型円形状容器にしている円曲状張り合わせ弁当箱容器が提案されている(特許文献4参照)。
上記のように薄板を使用した積層体容器は、接着性、及びデザイン性で十分ではなく、加工方法に工夫をもたらすか、特にデザイン性外部表面では材料として樹脂製、紙製などの装飾物、あるいは焼印が使用されていた。しかし特殊な模様の木製薄板での可能性が期待されている。またこのような表面木目斜傾模様の平板の円形を有する食品、贈答品などを収納できる蓋、及底ありの蓋付き特殊木製円筒容器については、今まで存在していない。
木製薄板の円形状の容器を製作する場合においては、一般に薄板の破損、亀裂などが起こり、十分な容器の収率をもたらすことができない。同じ径の木製容器を複数作製しようとすれば、その木製容器の外径の2倍以上の木材を必要とするため、原材料の浪費に直結する。従って、木目傾斜表面の薄板を二枚以上の貼り合わせた積層体で、強度、または破損を防ぐことが行われている。しかし貼り合わせでも直交的に行われている。しかし強度には解決しているが、デザイン的には十分ではない。
また円筒状で、積層体の木製容器の外径の2倍未満の木材からは径の異なる木製容器しか作製できない。しかも、従来技術においては、木製容器の外周面には何らの装飾も施されず、きわめて興趣に乏しい。また薄単板を使用した薄板の円形容器は、強度的に十分ではなく、加工方法に工夫をもたらすか、材料として樹脂製などが使用されていた。しかし特殊な木製薄板での外部表面の装飾の可能性が期待されている。
また、従来構成では、表面木目斜傾模様のものは存在していない。特殊円形積層体で複数枚の木質の薄単板が用いられているため、複数枚の木質の薄単板が巻き積層された各層において、薄単板で巻き始め端縁と、巻き終わり端縁とが突合せ状態で接着剤によって接合されているため、各層の薄単板の幅を外側層ほど次第に大きくなるように変更調整する必要があり、隙間の多いものであった。よって、同一形状の木製薄単板を使用することができず、薄単板の加工が面倒になるという問題があった。さらに木製薄板で強度的に可能な材料が必要であった。
また、木製薄板円筒容器の外周面に最外層の表面木目斜傾模様の薄単板の突合せ接合部が、容器の外周面と同一周面上で、容器の軸線に沿って直線状に延びるように現れるように構成されている。このため、外周面に立体的なデザイン変化を醸しだすことができないという問題もあった。木質の薄単板により円筒容器の主筒及び蓋筒を形成したとしても、加工が簡単でデザイン的に優れた円筒容器を得ることができなかった。
この考案は、このような従来の薄板容器の技術課題に存在する問題点に着目して、デザイン性、強度などで対応なされたものである。その目的は、表面木目斜傾模様の薄板で強靭性を持って、殺菌性、防菌性を有している材料を使用して、円筒などの複雑な容器加工が簡単に処理できるとともに、円筒状容器で外周面に天然素材の立体的な表面木目斜傾模様のデザイン性変化を醸しだすことができる円形状を有する容器を提供することにある。
0.5〜1mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板を、少なくとも2〜5枚の接合薄板である木材スライス複合平板を木目方向で30〜80°角度になるように切断して、前記切断した木材スライス複合板を使用して特殊形状の木製薄板積層容器を木目方向で30〜80°角度傾斜した外面にして、前記木材スライス複合板を、底板を敷いて2〜5重巻いて張り合わせて、2〜10mmの厚さに成型加工している木製薄板積層板を使用した変形状様円筒型容器体と、その開口を開閉する蓋様体を備えた円形部を持つ特殊形状容器であり、その外側面部と蓋板体が木目方向で30〜80°角度に傾斜にした木目模様になっている木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器である。
木材スライス単薄板は、1〜10mmの幅で鮮明な木目を呈するに針葉樹林であるモミ材、ヒノキ材、スギ材の厚さ0.5〜1mmの木製の薄平板の二枚を木目の直角方向に接着剤によって接合した、幅200〜2000mm、長さ500〜3000mmの材料の木材スライス複合平板材を、木目方向10〜30°角度で、容器の幅50〜200mmに傾斜的切断した側板用平板にして、前記側板用平板を前記変形状様円筒型容器体における5〜10mm厚さの底板体に沿って接着剤を塗布しながら2〜5回巻いている。
円形部を持つ特殊形状容器は、円形様を持った くり型、ハート型、舟形、花弁型、花模様型、瓢箪型、ビンズ型、果実型の擬似円形を持つ円筒状形容器であって、前記円筒状形容器の側外面に木目を鮮明にした30〜80°の傾斜を持ち、厚さ2〜10mm、高さ50〜200mm、容積100〜1000mLである。
木材スライス単薄板の2枚を並べて0.5〜1mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板で、木目方向10〜60°角度で、前記円筒状容器の側板における幅50〜200mmに傾斜的切断した側板用平板は、各平板の接合面に、食品安全性の多糖質系、又はウレタン系エマルジョンの接着剤を使用した前記各接合薄板の接合面に塗布して、塗布接合した積層板を、加圧成形で処理したものを使用している。
木目方向30〜80°角度の傾斜を持った外面にした積層板を使用した、前記側板用平板を有する薄板積層容器は、外面で木目傾斜面を有して円形部を持っている入り底あり、前記薄板積層円筒様体、又はであって、底板体の深さは2〜10mmであって、蓋体の平板の端部から2〜10mmの位置に0.5〜2mm深さ、0.5〜2mm幅の掘り込み部をもった平板を使用した蓋付薄板積層円筒様形体、または蓋なし薄板積層筒様形体であり、前記蓋付薄板積層円筒様形体の蓋板体の場合には、底板体と同様で5〜10mmの厚さにしている。
又は蓋表面板と側板には彫刻模様または刻印を焼き付けてあって、その前記表面木目斜傾模様の円形薄板積層容器上の装飾部と高さ30〜100mmの蓋体の装飾部とを別々になり、又は外筒様体と蓋様体との装飾部とが連続して、30〜500mm範囲の全円筒様体に装飾模様になっている。
この考案によれば、特殊な木材を使用した薄板を使用して木目斜傾模様の円形状を有する入り蓋、及び入り底ありの蓋付き円筒様形状容器を簡単に加工・製造を行うことができるとともに、薄板間の木目斜傾模様の円形状での接合性もよくなって、くり型、ハート型、舟形、花弁型、瓢箪型、ビンズ型、果実型の擬似円形を持つ円筒状形容器に強度にも十分な食品、贈答品の容器として、外周面に天然木製素材で立体的な木目斜傾模様の円形状のデザイン性変化を醸しだすことができるという効果を発揮した。
種々の木目斜傾模様のくり型、ハート型、舟形、花弁型、瓢箪型、ビンズ型、果実型の擬似円形を持つ円筒状形容器においても、薄板の強度は十分で、亀裂とかヒズミなどが存在しない強靭な容器で、特殊な形状での円形筒状容器で食品、あるいは贈答品の包装に対して、装飾的な、今までにない形状容器で殺菌性、抗菌性などをもたらした。
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態の表面木目斜傾模様の円筒容器は、有底円筒状の主筒様体と、その主筒の開口端部に脱着開閉可能に取り付けられた蓋筒様体とから構成されている。表面木目斜傾模様の主筒様体は、円筒状の内筒と、その内筒の外側に嵌合固定された円筒状の外筒と、内筒及び外筒の底部に嵌合固定されたほぼ円板状の端板とより構成されている。内筒には、外筒の開口端部から突出する突出筒部が形成されている。
図1及び図2に示すように、この実施形態の表面木目斜傾模様の円筒容器は、有底円筒状の主筒様体と、その主筒の開口端部に脱着開閉可能に取り付けられた蓋筒様体とから構成されている。表面木目斜傾模様の主筒様体は、円筒状の内筒と、その内筒の外側に嵌合固定された円筒状の外筒と、内筒及び外筒の底部に嵌合固定されたほぼ円板状の端板とより構成されている。内筒には、外筒の開口端部から突出する突出筒部が形成されている。
図1、2に示すように0.7mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板を、2枚の接合薄板である木材スライス複合平板を木目方向で60〜80°角度になるように切断して、前記切断した木材スライス複合板を使用して特殊形状の木製薄板積層容器を木目方向で60〜80°角度傾斜した外面にして、前記木材スライス複合板を、底板を敷いて2重巻いて張り合わせて、2.8mmの厚さに成型加工している木製薄板積層板を使用した変形状様円筒型容器体と、その開口を開閉する蓋様体を備えた円形部を持つ特殊形状容器であり、その外側面部と蓋板体が木目方向で60〜80°角度に傾斜にした木目模様になっている木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器にした。
図3,4に示すように木材スライス単薄板は、1〜10mmの幅で鮮明な木目を呈するに針葉樹林であるスギ材の厚さ0.7mmの木製の薄平板の二枚を木目の直角方向に接着剤によって接合した、幅500mm、長さ1000mmの材料の木材スライス複合平板材を、木目方向30°角度で、容器の幅70mmに傾斜的切断した側板用平板にして、前記側板用平板を前記変形状様円筒型容器体における8mm厚さの底板体に沿って接着剤を塗布しながら2回巻いた。
円形部を持つ特殊形状容器は、円形様を持った ビンズ型の擬似円形を持つ特殊円筒状形容器であって、前記円筒状形容器の側外面に木目を鮮明にした60〜80°の傾斜を持ち、厚さ2.8mm、高さ70mm、約容積500mLであった。
杉木材スライス単薄板の2枚を並べて0.7mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板で、木目方向30°角度で、前記円筒状容器の側板における幅70mmに傾斜的切断した側板用平板は、各平板の接合面に、食品安全性のウレタン系エマルジョンの接着剤を使用した前記各接合薄板の接合面に塗布して、塗布接合した積層板を、加圧成形で処理したものを使用した。
木目方向60〜80°角度の傾斜を持った外面にした積層板を使用した、前記側板用平板を有する薄板積層容器は、外面で木目傾斜面を有して円形部を持っている入り底あり、前記薄板積層円筒様体、又はであって、入り底板体の深さは7mmであって、被せ蓋体の平板の端部から2mmの位置に1mm深さ、1mm幅の掘り込み部をもった厚板を使用した蓋付薄板積層円筒様形体、または蓋なし薄板積層筒様形体であり、前記蓋付薄板積層円筒様形体の蓋板体の場合には、底板体と同様で7mmの厚さにした。この容器を弁当箱に使用した。
図5に示すように0.7mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板を、2枚の接合薄板である木材スライス複合平板を木目方向で60〜80°角度になるように切断して、前記切断した木材スライス複合板を使用して特殊形状の木製薄板積層容器を木目方向で60〜80°角度傾斜した外面にして、前記木材スライス複合板を、底板を敷いて4重巻いて張り合わせて、約5.5mmの厚さに成型加工している木製薄板積層板を使用した変形状様円筒型容器体と、その開口を開閉する蓋様体を備えた円形部を持つ特殊形状容器であり、その外側面部と蓋板体が木目方向で60〜80°角度に傾斜にした木目模様になっている木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器であった。
図3,4に示すように、木材スライス単薄板は、0.7mmの幅で鮮明な木目を呈するに針葉樹林であるヒノキ材の厚さ0.7mmの木製の薄平板の二枚を木目の直角方向に接着剤によって接合した、幅500mm、長さ2000mmの材料の木材スライス複合平板材を、木目方向30°角度で、容器の幅70mmに傾斜的切断した側板用平板にして、前記側板用平板を前記変形状様円筒型容器体における10mm厚さの底板体に沿って接着剤を塗布しながら4回巻いていた。
円形部を持つ特殊形状容器は、円形様を持った花弁型の擬似円形を持つ円筒状形容器であって、前記円筒状形容器の側外面に木目を鮮明にした30〜80°の傾斜を持ち、厚さ5.5mm、高さ70mm、容積500mLであった。
木材スライス単薄板の2枚を並べて0.7mm厚さのヒノキ木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板で、木目方向30°角度で、前記円筒状容器の側板における幅70mmに傾斜的切断した側板用平板は、各平板の接合面に、食品安全性のウレタン系エマルジョンの接着剤を使用した前記各接合薄板の接合面に塗布して、塗布接合した積層板を、加圧成形で処理したものを使用した。
木目方向60〜80°角度の傾斜を持った外面にした積層板を使用した、前記側板用平板を有する薄板積層容器は、外面で木目傾斜面を有して円形部を持っている入り底あり、前記薄板積層円筒様体、又はであって、底板体の深さは8mmであって、蓋体の平板の端部から8mmの位置に1mm深さ、1mm幅の掘り込み部をもった厚板を使用した蓋付薄板積層円筒様形体、または蓋なし薄板積層筒様形体であり、前記蓋付薄板積層円筒様形体の蓋板体の場合には、底板体と同様で8mmの厚さにした。弁当箱にした。
図6に示すように1mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板を4枚の接合薄板である木材スライス複合平板を木目方向で50〜70°角度になるように切断して、前記切断した木材スライス複合板を使用して特殊形状の木製薄板積層容器を木目方向で50〜70°角度傾斜した外面にして、前記木材スライス複合板を、底板を敷いて4重巻いて張り合わせて、10mmの厚さに成型加工している木製薄板積層板を使用した変形状様リンゴ状円筒型容器体と、その開口を開閉する蓋様体を備えた円形部を持つ特殊形状容器であり、その外側面部と蓋板体が木目方向で50〜70°角度に傾斜にした木目模様になっている木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器であった。
モミ木材スライス単薄板は、1〜10mmの幅で鮮明な木目を呈するに針葉樹林であるスギ材の厚さ1mmの木製の薄平板の二枚を木目の直角方向に接着剤によって接合した、幅700mm、長さ1500mmの材料のモミ木材スライス複合平板材を、木目方向25°角度で、容器の幅60mmに傾斜的切断した側板用平板にして、前記側板用平板を前記変形状様円筒型容器体における10mm厚さの底板体に沿って接着剤を塗布しながら4回巻いた。
円形部を持つ特殊形状容器は、リンゴ状果実型の擬似円形を持つ円筒状形容器であって、前記円筒状形容器の側外面に木目を鮮明にした60〜70°の傾斜を持ち、厚さ8mm、高さ60mm、容積600mLである。
モミ木材スライス単薄板の2枚を並べて1mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板で、木目方向25°角度で、前記円筒状容器の側板における幅60mmに傾斜的切断した側板用平板は、各平板の接合面に、食品安全性の多糖質系の接着剤を使用した前記各接合薄板の接合面に塗布して、塗布接合した積層板を、加圧成形で処理したものを使用した。
木目方向50〜70°角度の傾斜を持った外面にした積層板を使用した、前記側板用平板を有する薄板積層容器は、外面で木目傾斜面を有して円形部を持っている入り底あり、前記薄板積層円筒様体、又はであって、底板体の深さは10mmであって、前記の薄平板の端部から2mmの位置に1mm深さ、1mm幅の掘り込み部をもった厚板を使用した蓋付薄板積層円筒様形体、または蓋なし薄板積層筒様形体であり、前記蓋付薄板積層円筒様形体の蓋板体の場合には、底板体と同様で10mmの厚さにした。菓子入れ箱に使用した。
図7に示すように1mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板を、2枚の接合薄板である木材スライス複合平板を木目方向で60〜80°角度になるように切断して、前記切断した木材スライス複合板を使用して特殊形状の木製薄板積層容器を木目方向で60〜80°角度傾斜した外面にして、前記木材スライス複合板を、底板を敷いて2重巻いて張り合わせて、4mmの厚さに成型加工している木製薄板積層板を使用した変形状様円筒型容器体と、その開口を開閉する蓋様体を備えた円形部を持つ特殊形状容器であり、その外側面部と蓋板体が木目方向で60〜80°角度に傾斜にした木目模様になっている木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器にした。
図7に示すように木材スライス単薄板は、1〜10mmの幅で鮮明な木目を呈するに針葉樹林であるスギ材の厚さ1mmの木製の薄平板の二枚を木目の直角方向に接着剤によって接合した、幅600mm、長さ1500mmの材料の木材スライス複合平板材を、木目方向30°角度で、容器の幅70mmに傾斜的切断した側板用平板にして、前記側板用平板を前記変形状様円筒型容器体における8mm厚さの底板体に沿って接着剤を塗布しながら4回巻いた。
円形部を持つ特殊形状容器は、円形様を持った 花模様型の擬似円形を持つ特殊円筒状形容器であって、前記円筒状形容器の側外面に木目を鮮明にした60〜80°の傾斜を持ち、厚さ4mm、高さ70mm、容積約600mLであった。
杉木材スライス単薄板の2枚を並べて1mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板で、木目方向30°角度で、前記花模様円筒状容器の側板における幅70mmに傾斜的切断した側板用平板は、各平板の接合面に、食品安全性のウレタン系エマルジョンの接着剤を使用した前記各接合薄板の接合面に塗布して、塗布接合した積層板を、加圧成形で処理したものを使用した。
木目方向60〜80°角度の傾斜を持った外面にした積層板を使用した、前記側板用平板を有する薄板積層容器は、外面で木目傾斜面を有して円形部を持っている入り底あり、前記薄板積層円筒様体、又はであって、底板体の深さは10mmであって、被せ蓋体の平板の端部から2mmの位置に1mm深さ、1mm幅の掘り込み部をもった厚板を使用した蓋付薄板積層円筒様形体、または蓋なし薄板積層筒様形体であり、前記蓋付薄板積層円筒様形体の蓋板体の場合には、底板体と同様で10mmの厚さにした。この容器を菓子容器に使用した。
1 木目斜傾模様表面を持つ積層容器、
2 側板体、
3 底板体、
4 蓋体、
5 木目、
6 薄板の二枚の積層体
7 置き蓋
8 木製のスライス薄平板、
9 掘り込み部、
10 木目斜傾模様
11 円形部
12 巻き終了部、
13 側板用平板
14 木材複合平板材
15 外側段差部、
16 接着剤
17 切断線
2 側板体、
3 底板体、
4 蓋体、
5 木目、
6 薄板の二枚の積層体
7 置き蓋
8 木製のスライス薄平板、
9 掘り込み部、
10 木目斜傾模様
11 円形部
12 巻き終了部、
13 側板用平板
14 木材複合平板材
15 外側段差部、
16 接着剤
17 切断線
木材スライス単薄板は、1〜10mmの幅で鮮明な木目を呈するに針葉樹林であるモミ材、ヒノキ材、スギ材の厚さ0.5〜1mmの木製の薄平板の二枚を木目の直角方向に接着剤によって接合した、幅200〜2000mm、長さ500〜3000mmの材料の木材スライス複合平板材を、木目方向10〜60°角度で、容器の幅50〜200mmに傾斜的切断した側板用平板の裏面(表面の木目傾斜度は10〜60°、裏面の木目傾斜度30〜80°である)にして、前記側板用平板を前記変形状様円筒型容器体における5〜10mm厚さの底板体に沿って接着剤を塗布しながら2〜5回巻いている。
Claims (5)
- 0.5〜1mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板を、少なくとも2〜5枚の接合薄板である木材スライス複合平板を木目方向で30〜80°角度になるように切断して、前記切断した木材スライス複合板を使用して特殊形状の木製薄板積層容器を木目方向で30〜80°角度傾斜した外面にして、前記木材スライス複合板を、底板を敷いて2〜5重巻いて張り合わせて、2〜10mmの厚さに成型加工している木製薄板積層板を使用した変形状様円筒型容器体と、その開口を開閉する蓋様体を備えた円形部を持つ特殊形状容器であり、その外側面部と蓋板体が木目方向で30〜80°角度に傾斜にした木目模様になっていることを特徴とする木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器。
- 木材スライス単薄板は、1〜10mmの幅で鮮明な木目を呈するに針葉樹林であるモミ材、ヒノキ材、スギ材の厚さ0.5〜1mmの木製の薄平板の二枚を木目の直角方向に接着剤によって接合した、幅200〜2000mm、長さ500〜3000mmの材料の木材スライス複合平板材を、木目方向10〜30°角度で、容器の幅50〜200mmに傾斜的切断した側板用平板にして、前記側板用平板を前記変形状様円筒型容器体における5〜10mm厚さの底板体に沿って接着剤を塗布しながら2〜5回巻いていることを特徴とする請求項1に記載の木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器。
- 円形部を持つ特殊形状容器は、円形様を持った くり型、ハート型、舟形、花弁型、花模様型、瓢箪型、ビンズ型、果実型の擬似円形を持つ特殊円筒状形容器であって、前記円筒状形容器の側外面に木目を鮮明にした30〜80°の傾斜を持ち、厚さ2〜10mm、高さ50〜200mm、容積100〜1000mLであることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器。
- 木材スライス単薄板の2枚を並べて0.5〜1mm厚さの木材スライス単薄板の木目方向に対して縦と横二枚直角に張り合わせた接合薄板で、木目方向10〜60°角度で、前記円筒状容器の側板における幅50〜200mmに傾斜的切断した側板用平板は、各平板の接合面に、食品安全性の多糖質系、又はウレタン系エマルジョンの接着剤を使用した前記各接合薄板の接合面に塗布して、塗布接合した積層板を、加圧成形で処理したものを使用していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の木目斜傾模様表面を持つ円形状積層容器。
- 木目方向30〜80°角度の傾斜を持った外面にした積層板を使用した、前記側板用平板を有する薄板積層容器は、外面で木目傾斜面を有して円形部を持っている入り底あり、前記薄板積層円筒様体であって、底板体の深さは2〜10mmであって、蓋体の平板の端部から2〜10mmの位置に0.5〜2mm深さ、0.5〜2mm幅の掘り込み部をもった平板を使用した蓋付薄板積層円筒様形体、または蓋なし薄板積層筒様形体であり、前記蓋付薄板積層円筒様形体の蓋板体の場合には、底板体と同様で5〜10mmの厚さにしていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の表面木目斜傾模様の円形薄板積層容器。
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JP2020116360A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 株式会社イマムラ・スマイル・コーポレーション | 加温容器収納付きuv印刷装飾性香り高い木製弁当容器。 |
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2018
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