JP3194076U - 装飾性補強薄板シート - Google Patents

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Abstract

【課題】薄板シートを、その表面の物性を低下させることなく、軟質木材の樹齢が低く安価で軟質の木材から、シートのデザイン性、強度や防水性において優れ、環境汚染の問題を起こすことなく、装飾性補強薄板シートを提供する。【解決手段】木材スライス単板の厚さ0.1〜0.5mm薄板1の片面、又は両面に、0.1〜1mmの装飾性和紙2を接着剤3で張り合わせ、加圧成型した0・5〜2.5mmの厚さの長方形、又は正方形のシート状体である装飾性補強薄板シートである。【選択図】図1

Description

本考案は、木製薄板と和紙を使用した装飾性補強薄板シートに関する分野に属し、特に、天然木の薄板と装飾和紙を利用した好適な日用品使用できる木製装飾材料に関する。
松、杉、檜、ポプラ等の軟質木材などの天然木を適正に維持管理するためには間引きを行うことが必要であり、それに伴い間伐材が産出されるが、その用途は限られている。また、日本国内におけるスギ材を中心とした針葉樹林の備蓄量は年々増加しているにもかかわらず、需要は低迷しているのが現状である。
一方、環境問題が叫ばれている昨今、産業廃棄物など不燃物の処理に対する将来への不安が募りつつあり、スチロール製食品用トレー等の石油化学製品を原料とした容器の使い捨てによる不燃ゴミの増加が問題になっている。
そこで、松、杉、檜、ポプラ等の軟質木材などの木材を樹脂に変わって使用できるような新規に製品開発することができれば、焼却可能なゴミとして各家庭でも処理でき、有害ガスの発生も起こさず、併せて上記の天然木の有効利用の問題も解決するものとして期待される。
松、杉、檜、ポプラ等の軟質木材から成るトレー状等の食品、贈答品などの容器は従来からも幾つか見受けられるが、厚物か、一体的に加圧成型されたものである。薄板状の本体に側壁部を別途止着したり、あるいは、薄板本体の一部に設けた切り込み部を折り曲げて側壁部を形成する等の手段により、容器の形状にしたものが多い。最近、木質単板を成型し容器として加工する方法も提案されている(特許文献3,4参照)が、成型工程が複雑である。
また、これらの従来の木製薄板、およびそれを利用した木製材料、容器は、いずれも、木材の繊維に平行な方向に裂けやすく、横方向においても折り曲げにより容易に割れる欠点を有し、さらに、時間の経過とともに割れがひどくなることがあり、その用途は限られている。
一体成型するタイプの容器においては、特に湾曲部に当初から割れやささくれが見られることが多く外観上も好ましくない。さらに、これらの従来技術による木製材料、容器は、防水性の点でも充分でなく、贈答用容器、食品用トレー等の用途には適していない。
木質素材の性状改良のためには成型前または成型後に合成樹脂を含浸させたりおよび/または合成樹脂層を接合させることが行われており、このような手段を採れば、強度や防水性が向上した木製薄板を使用した容器を得ることも可能であろうが、製造工程が複雑となり、また、コストがかかるものが多く経済的とは言えず、さらに合成樹脂の使用により環境上の問題も引き起こすおそれがある。
さらに、最近、天然素材として竹を用いたトレーなどの容器、或はシートも見受けられるようになったが、竹に比べて強度や加工性の低い木材を用いて実用に供し得るような薄板シート等を一体的に製造できる技術は知られていない。
従来の日用に用いられるシート材やパネル材は、比較的単調なものが多く、風格や格調の高いものはなく、そのようなものが要望されていた。また樹脂で補強されているが、装飾性、素朴性は劣り、また木質の特性は見られなくなっている。
そこで、今までに薄板の特徴は見られて、薄板の強度、亀裂を無くした材料を見出して、食品、贈答品、日用品、医療用に使用する木製シート材になって、従来にない木質の風格・香や格調を有して強靭で優雅な模様を持つ装飾シート、又はそれを使用したシート材料、及び容器は提供されていない。
特開平11−114906号公報 特開2002−326204号公報 特開平09−99412号公報 特開平08−25301号公報
本考案の目的は、薄板の特性を持って、強靭で優雅な模様を持つ装飾性を呈するシート材料として、強度や柔軟性において従来のものより優れ、しかも環境汚染の問題を起こすことはない木製薄板シートで、そのシートからの装飾性用品、装飾用木製シート、及び容器、あるいは用具を確立することにある。
また木製の薄板は、水分を持つ食品を充填すると、薄板自身が波打ちして、食品を収納する場合に困難をきたし、強靭で平滑な装飾薄板を製造することは重要である。
さらに上記のように従来の木製薄板は、単に高価であるだけでなく、その製造に樹齢の高い希少な広葉大木が必要となるため、地球的資源保護や環境保護の観点からも問題されていた。杉、松、桧、ポプラ、等間伐材などの安価な木材を使用して、波打ちしなく、破損し難い木製装飾性シートを試みた。薄板の特徴が見られて、薄板の強度、亀裂を無くした木製装飾材料で、日用品、贈答品に使用するシート材に仕上げて、従来にない木質の風格や格調を有する装飾シートを提供することを目的にした。薄板の強度、亀裂を無くした材料である薄板の特徴を示して、食品、贈答品、医療用、日用品に使用するシート材に使用できる、従来にない木質の風格や格調を有して強靭で優雅な模様を持つ和紙貼り付け装飾シートからなる容器を提供することを目的とするものである。
木材スライス単板の厚さ0.1〜0.5mm薄板の片面、又は両面に、0.1〜1mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0.3〜1.5mmの厚さの長方形、又は正方形、又は円形、又は多角形のシート状体になっている装飾性補強薄板シートである。
前記木材スライス単板の厚さ0.1〜0.5mm薄板は、松、杉、檜、ポプラの軟質木材からなり、前記の木材の杢目、板目、柾目、輪切目で、厚さ100ミクロン〜500ミクロンのスライス状に裁断されたものである。
0.1〜1mmの装飾性和紙は、楮、又は三椏からの穀紙であって、表面を平滑にして、プリントによって装飾できるようにし、その面を薄板の接着面にして、裏面では、粗さを0.05〜0.2mmの凹凸をもたせた粗面にして、和紙の漉き面の形状を呈している。
接着剤として、食品安全性のポリウレタン系樹脂接着剤、又は多糖質系食品添加物プルラン(公序良俗違反につき、不掲載)の水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、2〜100kg/cmで処理している。
装飾性補強薄板シートは、縦100mm〜1000mm、横100mm〜1000mmであって、これらを裁断して、箱型、又は多角型、又は円筒型、又は楕円形型、又はハート型、又は台形型、又はシートの重ね合せ型から選ばれた形状に組み立てた贈答品用容器、又は食品用容器、又は医療用品、又は学用品、又は室内装飾品にしている。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の1/2面から全面に季節感に合わせた植物の葉、花、および風景をプリントし易いような状態になって、木材の杢目、板目、柾目、輪切目を通してプリントを浮き立たせている。
又は薄板面に焼印を施す。
装飾性補強薄板シートは、耐水性のために、透明又は半透明のシート状の樹脂から形成された被膜シートで表面の和紙を被覆していることもある。
原材料的には、松、杉、檜、ポプラ等の軟質木材を使用することが望ましい。
木材スライス単板の接着積層工程および成型工程から成る簡単な工程により木製食品容器を製造することができ、使用するスライス単板を構成する木材は、広葉樹および針葉樹のいずれでもよいが、好ましい例としては、松、杉、檜の軟質木材が挙げられる。
採伐した材をそのまま、あるいは、乾燥された材を厚さ0.1mm〜1.5mmに加工したものを用いる。木目は柾目、杢目、板目、輪切り目を問わず、単板である。スライス単板の幅および長さは、製造する製品の大きさに応じて任意に選択し得る。
本考案における接着剤としては、食品などを載せる容器に適するように接着養生後有害物質を発生せず、また、使用済みの容器を廃棄して燃焼させたときに不燃物や有害ガスを発生しないように、本質的に炭素(C)、水素(H)および酸素(O)のみから構成され、且つ、後の加工成型が容易となるように接着後に弾性を有する接着剤が特に好ましい。しかし接着強度をもたらすために、食品に安全なウレタン系も使用される。
この条件を満たす好ましい接着剤の例としては、多糖類プルラン、グルコマンナン等が挙げられる。これらの接着剤は、積層した各スライス単板が軽く接着する程度に少量使用すればよい。
本考案の方法においては、以上のようにして得られた薄板を常温下に加圧する。
この冷圧処理は、スライス単板と和紙が互いに仮接着程度の強度を有するようになるまで2kg/cm〜100kg/cmの圧力下に行う。
本考案の効果は、強度や柔軟性において従来のものより優れ、しかも環境汚染の問題を起こすことはなく、装飾性木製シートを安価に製造することができた。
また木製の日用品、装飾品、医療用品、特に食器は、物品、あるいは贈答品、あるいは食品を充填しても、さらに人体が触れても安全で、装飾性の薄板の板面自身が木材の伸縮などによる波打ちをおこさず、食用贈答品、食品などを収納した場合に形状で変形を全く起こさなかった。
さらに上記のように従来の薄板は、単に高価であるだけでなく、安価な材料を使用することができて、地球的資源保護や環境保護の観点からも優れていた。
前記薄板へ和紙で貼り合わせ圧縮接合体を構成する各薄板状木材は、圧縮と和紙貼り合わせによって、圧縮や加熱による変化等がなかった。
当該装飾性薄板の切断面、即ち、突板の表面には、軸方向に沿った細い縞模様が不規則に現出して、表面に柾目状、杢目などの高級な木目模様を備えた薄板として日用品、贈答品、医療用品、食品用容器に利用することが出来た。
本考案の装飾性被覆シート状部材の製造方法の場合には、薄板に和紙を接着した状態で、平滑面を薄板部に接着させるので、接着に当たって熱加圧を行っても、和紙層がしわになったりすることがない。
また、本考案の装飾部材によれば、装飾部材を任意の被接着面に貼り付けることにより、被接着面を装飾することができる。特に、薄板部は木目調の趣を有し、また和紙にプリントしたものによって、木目と和紙プリントでの装飾効果に優れている。また、本考案の装飾部材には、和紙を設けられているので、薄板部を保護して、薄板部の割れ等を防止することが可能となる。
装飾性補強薄板シート A:斜視図 B:表面板図 C:裏面板図 装飾性補強薄板シート断面図 装飾性補強薄板シートに使用する和紙の状態図 装飾性補強薄板シートを使用した箱型贈答品収納容器の形状図 装飾性補強薄板シートを使用した床頭台引出の敷物の形状図 A:床頭台用敷物シート B:床頭台引出での使用例 装飾性補強薄板シートを使用した円筒容器の斜視図
本考案に従い使用される装飾性木製、日用品、食品などの容器を製造するには、木材を薄くスライスした単板と和紙を用い、先ず、複数の木材スライス単板と和紙を接着剤で張り合わせた積層体を作製する。
図1は、木材スライス単板と和紙を張り合わせて積層体を作成する場合を例示するものである。積層体は特に限定されるものではないが、積層後の板厚は0.9mm〜2.0mmが成型に適している。
木材スライス単板の厚さ0.15薄板の両面に、0.2mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0・35mmの厚さの長方形のシート状体にした。
前記木材スライス単板の厚さ0.15mm薄板は、杉材であって、前記の木材の杢目で、厚さ150ミクロンのスライス状に裁断されたものを使用した。また三椏からの穀紙である、0.2mmの装飾性和紙は、表面を平滑にして、花模様をプリントによって装飾できるようにした。その面を薄板の接着面にして、裏面では、和紙の漉き面の形状を呈して、粗さを0.1mmの凹凸をもたせた粗面にした。
接着剤として、多糖質系食品添加物プルラン(公序良俗違反につき、不掲載)の水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して前記の和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、10kg/cmで処理した。
上記の装飾性補強薄板シートは、縦100mm、横500mmであって、これらを裁断して、筒と円からなる円筒形状に組み立てた蓋なし贈答品用容器にした。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の全面に季節感に合わせたバラの花をプリントし易いような状態になって、木材の杢目を通してプリントを浮き立たせて、薄板面には商品名の焼印を施した。この円筒形容器はお菓子を収納した贈答品用容器に使用した。
木材スライス単板の厚さ0.15薄板の片面に、0.5mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0・75mmの厚さの長方形のシート状体にした。
前記木材スライス単板の厚さ0.25mm薄板は、杉材であって、前記の木材の杢目で、厚さ250ミクロンのスライス状に裁断されたものを使用した。また三椏からの穀紙である、0.5mmの装飾性和紙は、表面を平滑にして、花模様をプリントによって装飾できるようにした。その面を薄板の接着面にして、裏面では、和紙の漉き面の形状を呈して、粗さを0.1mmの凹凸をもたせた粗面にした。
接着剤として、多糖質系食品添加物プルラン(公序良俗違反につき、不掲載)の水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して前記の和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、10kg/cm2で処理した。
上記の装飾性補強薄板シートは、図5に示すように縦500mm、横400mmであって、これ病院の床頭台の引出の敷物にした。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の全面に季節感に合わせた花をプリントし易いような状態になって、木材の杢目を通してプリントを浮き立たせ、引出の敷物に使用した。引出使用時した後に、簡単に処分でき、また木材の香と、敷物のプリントの模様によって癒しがもたらされた。
木材スライス単板の厚さ0.25薄板の片面に、0.4mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0・7mmの厚さの長方形のシート状体にした。
前記木材スライス単板の厚さ0.30mm薄板は、杉材であって、前記の木材の杢目で、厚さ250ミクロンのスライス状に裁断されたものを使用した。また三椏からの穀紙である、0.4mmの装飾性和紙は、表面を平滑にして、プバラ花模様をプリントによって装飾できるようにした。その面を薄板の接着面にして、裏面では、和紙の漉き面の形状を呈して、粗さを0.05mmの凹凸をもたせた粗面にした。
接着剤として、多糖質系食品添加物プルラン(公序良俗違反につき、不掲載)の水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して前記の和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、20kg/cmで処理した。
上記の装飾性補強薄板シートは、図4に示すように縦500mm、横1000mmであって、これらを裁断して、蓋付長方形形状にした木製厚板容器にした。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の全面に季節感に合わせた花をプリントし易いような状態になって、木材の杢目を通してプリントを浮き立たせている蓋を使用して、蓋付木製厚板容器に使用した。
木材スライス単板の厚さ0.15薄板の片面に、0.5mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0・75mmの厚さの長方形のシート状体にした。
前記木材スライス単板の厚さ0.25mm薄板は、杉材であって、前記の木材の杢目で、厚さ250ミクロンのスライス状に裁断されたものを使用した。また三椏からの穀紙である、0.5mmの装飾性和紙は、表面を平滑にして、バラの花模様をプリントによって装飾できるようにした。その面を薄板の接着面にして、裏面では、和紙の漉き面の形状を呈して、粗さを0.1mmの凹凸をもたせた粗面にした。
接着剤として、多糖質系食品添加物プルラン(公序良俗違反につき、不掲載)の水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して前記の和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、10kg/cm2で処理した。
上記の装飾性補強薄板シートは、縦260mm、横400mmであって、これを料理置きの敷物にした。また二枚重ねて箸入れにした。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の全面に季節感に合わせた花をプリントし易いような状態になって、木材の杢目を通してプリントを浮き立たせ、料理置きの敷物に使用した。
1.薄板
2.和紙
3.接着剤
4.積層体シート
5.柾目
6.杢目
7 文字プリント
8 樹脂層
9 年輪目
10 絵柄
11 引出
12 取手
本考案は、木製薄板と和紙を使用した装飾性補強薄板シートに関する分野に属し、特に、天然木の薄板と装飾和紙を利用した好適な日用品使用できる木製装飾材料に関する。
松、杉、檜、ポプラ等の軟質木材などの天然木を適正に維持管理するためには間引きを行うことが必要であり、それに伴い間伐材が産出されるが、その用途は限られている。また、日本国内におけるスギ材を中心とした針葉樹林の備蓄量は年々増加しているにもかかわらず、需要は低迷しているのが現状である。
一方、環境問題が叫ばれている昨今、産業廃棄物など不燃物の処理に対する将来への不安が募りつつあり、スチロール製食品用トレー等の石油化学製品を原料とした容器の使い捨てによる不燃ゴミの増加が問題になっている。
そこで、松、杉、檜、ポプラ等の軟質木材などの木材を樹脂に変わって使用できるような新規に製品開発することができれば、焼却可能なゴミとして各家庭でも処理でき、有害ガスの発生も起こさず、併せて上記の天然木の有効利用の問題も解決するものとして期待される。
松、杉、檜、ポプラ等の軟質木材から成るトレー状等の食品、贈答品などの容器は従来からも幾つか見受けられるが、厚物か、一体的に加圧成型されたものである。薄板状の本体に側壁部を別途止着したり、あるいは、薄板本体の一部に設けた切り込み部を折り曲げて側壁部を形成する等の手段により、容器の形状にしたものが多い。最近、木質単板を成型し容器として加工する方法も提案されている(特許文献3,4参照)が、成型工程が複雑である。
また、これらの従来の木製薄板、およびそれを利用した木製材料、容器は、いずれも、木材の繊維に平行な方向に裂けやすく、横方向においても折り曲げにより容易に割れる欠点を有し、さらに、時間の経過とともに割れがひどくなることがあり、その用途は限られている。
一体成型するタイプの容器においては、特に湾曲部に当初から割れやささくれが見られることが多く外観上も好ましくない。さらに、これらの従来技術による木製材料、容器は、防水性の点でも充分でなく、贈答用容器、食品用トレー等の用途には適していない。
木質素材の性状改良のためには成型前または成型後に合成樹脂を含浸させたりおよび/または合成樹脂層を接合させることが行われており、このような手段を採れば、強度や防水性が向上した木製薄板を使用した容器を得ることも可能であろうが、製造工程が複雑となり、また、コストがかかるものが多く経済的とは言えず、さらに合成樹脂の使用により環境上の問題も引き起こすおそれがある。
さらに、最近、天然素材として竹を用いたトレーなどの容器、或はシートも見受けられるようになったが、竹に比べて強度や加工性の低い木材を用いて実用に供し得るような薄板シート等を一体的に製造できる技術は知られていない。
従来の日用に用いられるシート材やパネル材は、比較的単調なものが多く、風格や格調の高いものはなく、そのようなものが要望されていた。また樹脂で補強されているが、装飾性、素朴性は劣り、また木質の特性は見られなくなっている。
そこで、今までに薄板の特徴は見られて、薄板の強度、亀裂を無くした材料を見出して、食品、贈答品、日用品、医療用に使用する木製シート材になって、従来にない木質の風格・香や格調を有して強靭で優雅な模様を持つ装飾シート、又はそれを使用したシート材料、及び容器は提供されていない。
特開平11−114906号公報 特開2002−326204号公報 特開平09−99412号公報 特開平08−25301号公報
本考案の目的は、薄板の特性を持って、強靭で優雅な模様を持つ装飾性を呈するシート材料として、強度や柔軟性において従来のものより優れ、しかも環境汚染の問題を起こすことはない木製薄板シートで、そのシートからの装飾性用品、装飾用木製シート、及び容器、あるいは用具を確立することにある。
また木製の薄板は、水分を持つ食品を充填すると、薄板自身が波打ちして、食品を収納する場合に困難をきたし、強靭で平滑な装飾薄板を製造することは重要である。
さらに上記のように従来の木製薄板は、単に高価であるだけでなく、その製造に樹齢の高い希少な広葉大木が必要となるため、地球的資源保護や環境保護の観点からも問題されていた。杉、松、桧、ポプラ、等間伐材などの安価な木材を使用して、波打ちしなく、破損し難い木製装飾性シートを試みた。薄板の特徴が見られて、薄板の強度、亀裂を無くした木製装飾材料で、日用品、贈答品に使用するシート材に仕上げて、従来にない木質の風格や格調を有する装飾シートを提供することを目的にした。薄板の強度、亀裂を無くした材料である薄板の特徴を示して、食品、贈答品、医療用、日用品に使用するシート材に使用できる、従来にない木質の風格や格調を有して強靭で優雅な模様を持つ和紙貼り付け装飾シートからなる容器を提供することを目的とするものである。
木材スライス単板の厚さ0.1〜0.5mm薄板の片面、又は両面に、0.1〜1mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0.3〜1.5mmの厚さの長方形、又は正方形、又は円形、又は多角形のシート状体になっている装飾性補強薄板シートである。
前記木材スライス単板の厚さ0.1〜0.5mm薄板は、松、杉、檜、ポプラの軟質木材からなり、前記の木材の杢目、板目、柾目、輪切目で、厚さ100ミクロン〜500ミクロンのスライス状に裁断されたものである。
0.1〜1mmの装飾性和紙は、楮、又は三椏からの穀紙であって、表面を平滑にして、プリントによって装飾できるようにし、その面を薄板の接着面にして、裏面では、粗さを0.05〜0.2mmの凹凸をもたせた粗面にして、和紙の漉き面の形状を呈している。
接着剤として、食品安全性のポリウレタン系樹脂接着剤、又は食品添加物である多糖質系プルランの水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、2〜100kg/cmで処理している。
装飾性補強薄板シートは、縦100mm〜1000mm、横100mm〜1000mmであって、これらを裁断して、箱型、又は多角型、又は円筒型、又は楕円形型、又はハート型、又は台形型、又はシートの重ね合せ型から選ばれた形状に組み立てた贈答品用容器、又は食品用容器、又は医療用品、又は学用品、又は室内装飾品にしている。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の1/2面から全面に季節感に合わせた植物の葉、花、および風景をプリントし易いような状態になって、木材の杢目、板目、柾目、輪切目を通してプリントを浮き立たせている。
又は薄板面に焼印を施す。
装飾性補強薄板シートは、耐水性のために、透明又は半透明のシート状の樹脂から形成された被膜シートで表面の和紙を被覆していることもある。
原材料的には、松、杉、檜、ポプラ等の軟質木材を使用することが望ましい。
木材スライス単板の接着積層工程および成型工程から成る簡単な工程により木製食品容器を製造することができ、使用するスライス単板を構成する木材は、広葉樹および針葉樹のいずれでもよいが、好ましい例としては、松、杉、檜の軟質木材が挙げられる。
採伐した材をそのまま、あるいは、乾燥された材を厚さ0.1mm〜1.5mmに加工したものを用いる。木目は柾目、杢目、板目、輪切り目を問わず、単板である。スライス単板の幅および長さは、製造する製品の大きさに応じて任意に選択し得る。
本考案における接着剤としては、食品などを載せる容器に適するように接着養生後有害物質を発生せず、また、使用済みの容器を廃棄して燃焼させたときに不燃物や有害ガスを発生しないように、本質的に炭素(C)、水素(H)および酸素(O)のみから構成され、且つ、後の加工成型が容易となるように接着後に弾性を有する接着剤が特に好ましい。しかし接着強度をもたらすために、食品に安全なウレタン系も使用される。
この条件を満たす好ましい接着剤の例としては、多糖類プルラン、グルコマンナン等が挙げられる。これらの接着剤は、積層した各スライス単板が軽く接着する程度に少量使用すればよい。
本考案の方法においては、以上のようにして得られた薄板を常温下に加圧する。
この冷圧処理は、スライス単板と和紙が互いに仮接着程度の強度を有するようになるまで2kg/cm〜100kg/cmの圧力下に行う。
本考案の効果は、強度や柔軟性において従来のものより優れ、しかも環境汚染の問題を起こすことはなく、装飾性木製シートを安価に製造することができた。
また木製の日用品、装飾品、医療用品、特に食器は、物品、あるいは贈答品、あるいは食品を充填しても、さらに人体が触れても安全で、装飾性の薄板の板面自身が木材の伸縮などによる波打ちをおこさず、食用贈答品、食品などを収納した場合に形状で変形を全く起こさなかった。
さらに上記のように従来の薄板は、単に高価であるだけでなく、安価な材料を使用することができて、地球的資源保護や環境保護の観点からも優れていた。
前記薄板へ和紙で貼り合わせ圧縮接合体を構成する各薄板状木材は、圧縮と和紙貼り合わせによって、圧縮や加熱による変化等がなかった。
当該装飾性薄板の切断面、即ち、突板の表面には、軸方向に沿った細い縞模様が不規則に現出して、表面に柾目状、杢目などの高級な木目模様を備えた薄板として日用品、贈答品、医療用品、食品用容器に利用することが出来た。
本考案の装飾性被覆シート状部材の製造方法の場合には、薄板に和紙を接着した状態で、平滑面を薄板部に接着させるので、接着に当たって熱加圧を行っても、和紙層がしわになったりすることがない。
また、本考案の装飾部材によれば、装飾部材を任意の被接着面に貼り付けることにより、被接着面を装飾することができる。特に、薄板部は木目調の趣を有し、また和紙にプリントしたものによって、木目と和紙プリントでの装飾効果に優れている。また、本考案の装飾部材には、和紙を設けられているので、薄板部を保護して、薄板部の割れ等を防止することが可能となる。
装飾性補強薄板シート A:斜視図 B:表面板図 C:裏面板図 装飾性補強薄板シート断面図 装飾性補強薄板シートに使用する和紙の状態図 装飾性補強薄板シートを使用した箱型贈答品収納容器の形状図 装飾性補強薄板シートを使用した床頭台引出の敷物の形状図 A:床頭台用敷物シート B:床頭台引出での使用例 装飾性補強薄板シートを使用した円筒容器の斜視図
本考案に従い使用される装飾性木製、日用品、食品などの容器を製造するには、木材を薄くスライスした単板と和紙を用い、先ず、複数の木材スライス単板と和紙を接着剤で張り合わせた積層体を作製する。
図1は、木材スライス単板と和紙を張り合わせて積層体を作成する場合を例示するものである。積層体は特に限定されるものではないが、積層後の板厚は0.9mm〜2.0mmが成型に適している。
木材スライス単板の厚さ0.15薄板の両面に、0.2mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0・35mmの厚さの長方形のシート状体にした。
前記木材スライス単板の厚さ0.15mm薄板は、杉材であって、前記の木材の杢目で、厚さ150ミクロンのスライス状に裁断されたものを使用した。また三椏からの穀紙である、0.2mmの装飾性和紙は、表面を平滑にして、花模様をプリントによって装飾できるようにした。その面を薄板の接着面にして、裏面では、和紙の漉き面の形状を呈して、粗さを0.1mmの凹凸をもたせた粗面にした。
接着剤として、多糖質系食品添加物プルランの水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して前記の和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、10kg/cmで処理した。
上記の装飾性補強薄板シートは、縦100mm、横500mmであって、これらを裁断して、筒と円からなる円筒形状に組み立てた蓋なし贈答品用容器にした。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の全面に季節感に合わせたバラの花をプリントし易いような状態になって、木材の杢目を通してプリントを浮き立たせて、薄板面には商品名の焼印を施した。この円筒形容器はお菓子を収納した贈答品用容器に使用した。
木材スライス単板の厚さ0.15薄板の片面に、0.5mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0・75mmの厚さの長方形のシート状体にした。
前記木材スライス単板の厚さ0.25mm薄板は、杉材であって、前記の木材の杢目で、厚さ250ミクロンのスライス状に裁断されたものを使用した。また三椏からの穀紙である、0.5mmの装飾性和紙は、表面を平滑にして、花模様をプリントによって装飾できるようにした。その面を薄板の接着面にして、裏面では、和紙の漉き面の形状を呈して、粗さを0.1mmの凹凸をもたせた粗面にした。
接着剤として、多糖質系食品添加物プルランの水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して前記の和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、10kg/cmで処理した。
上記の装飾性補強薄板シートは、図5に示すように縦500mm、横400mmであって、これ病院の床頭台の引出の敷物にした。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の全面に季節感に合わせた花をプリントし易いような状態になって、木材の杢目を通してプリントを浮き立たせ、引出の敷物に使用した。引出使用時した後に、簡単に処分でき、また木材の香と、敷物のプリントの模様によって癒しがもたらされた。
木材スライス単板の厚さ0.25薄板の片面に、0.4mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0・7mmの厚さの長方形のシート状体にした。
前記木材スライス単板の厚さ0.30mm薄板は、杉材であって、前記の木材の杢目で、厚さ250ミクロンのスライス状に裁断されたものを使用した。また三椏からの穀紙である、0.4mmの装飾性和紙は、表面を平滑にして、プバラ花模様をプリントによって装飾できるようにした。その面を薄板の接着面にして、裏面では、和紙の漉き面の形状を呈して、粗さを0.05mmの凹凸をもたせた粗面にした。
接着剤として、多糖質系食品添加物プルランの水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して前記の和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、20kg/cmで処理した。
上記の装飾性補強薄板シートは、図4に示すように縦500mm、横1000mmであって、これらを裁断して、蓋付長方形形状にした木製厚板容器にした。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の全面に季節感に合わせた花をプリントし易いような状態になって、木材の杢目を通してプリントを浮き立たせている蓋を使用して、蓋付木製厚板容器に使用した。
木材スライス単板の厚さ0.15薄板の片面に、0.5mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0・75mmの厚さの長方形のシート状体にした。
前記木材スライス単板の厚さ0.25mm薄板は、杉材であって、前記の木材の杢目で、厚さ250ミクロンのスライス状に裁断されたものを使用した。また三椏からの穀紙である、0.5mmの装飾性和紙は、表面を平滑にして、バラの花模様をプリントによって装飾できるようにした。その面を薄板の接着面にして、裏面では、和紙の漉き面の形状を呈して、粗さを0.1mmの凹凸をもたせた粗面にした。
接着剤として、多糖質系食品添加物プルランの水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して前記の和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、10kg/cmで処理した。
上記の装飾性補強薄板シートは、縦260mm、横400mmであって、これを料理置きの敷物にした。また二枚重ねて箸入れにした。
装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の全面に季節感に合わせた花をプリントし易いような状態になって、木材の杢目を通してプリントを浮き立たせ、料理置きの敷物に使用した。
1.薄板
2.和紙
3.接着剤
4.積層体シート
5.柾目
6.杢目
7 文字プリント
8 樹脂層
9 年輪目
10 絵柄
11 引出
12 取手

Claims (6)

  1. 装飾性を施した補強薄板において、木材スライス単板の厚さ0.1〜0.5mm薄板の片面、又は両面に、0.1〜1mmの装飾性和紙を接着剤で張り合わせ、加圧成型した0.3〜1.5mmの厚さの長方形、又は正方形、又は円形、又は多角形のシート状体であることを特徴とする装飾性補強薄板シート。
  2. 前記木材スライス単板の厚さ0.1〜0.5mm薄板は、松、杉、檜、ポプラの軟質木材からなり、前記の木材の杢目、板目、柾目、輪切目で、厚さ100ミクロン〜500ミクロンのスライス状に裁断されたものであることを特徴とする、請求項1に記載の装飾性補強薄板シート。
  3. 0.1〜1mmの装飾性和紙は、楮、又は三椏からの穀紙であって、表面を平滑にして、プリントによって装飾できるようにし、その面を薄板の接着面にして、裏面における粗さを0.05〜0.2mmの凹凸をもたせた粗面にして、和紙の漉き面の形状を呈していることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の装飾性補強薄板シート。
  4. 接着剤として、食品安全性のポリウレタン系樹脂接着剤、又は多糖質系食品添加物プルラン(公序良俗違反につき、不掲載)の水溶液で、前記スライス単板薄板の接合面に塗布して和紙と薄板との加圧成形は、木材スライス単板と和紙とで各々接する表面に接着剤による塗布処理を施して、2〜100kg/cmで加圧処理していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の装飾性補強薄板シート。
  5. 装飾性補強薄板シートは、縦100mm〜1000mm、横100mm〜1000mmであって、これらを裁断して、箱型、又は多角型、又は円筒型、又は楕円形型、又はハート型、又は台形型、又はシートの重ね合せ型から選ばれて、組み立てた贈答品用容器、又は食品用容器、又は医療用品、又は学用品、又は室内装飾品にしていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の装飾性補強薄板シート。
  6. 装飾性補強薄板シート貼る和紙の平滑表面は、当該表面の1/2面から全面に季節感に合わせた植物の葉、花、および風景をプリントし易いような状態になって、木材の杢目、板目、柾目、輪切目を通してプリントを浮き立たせ、又は薄板面に焼印を施すことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の装飾性補強薄板シート。
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